| 【発明の名称】 |
二酸化チタン光触媒式遮光剤 |
| 【発明者】 |
【氏名】志岐 和博
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| 【要約】 |
【課題】遮光剤に、遮光期間の任意設定並びに消臭・脱臭・抗菌・抗ウイルス効果を持たせること。
【解決手段】紫外線の光にて、効率よく光触媒反応をする,0.1ミクロン〜550ミクロンのアナターゼ型二酸化チタンが5%〜60%で構成され、成分中にバインダーとして酢酸ビニール樹脂系エマルジョン・合成樹脂系のアルキド・アクリル・ウレタン・ポリビニールアルコールをいずれか含み、使用する現場において地下水・水道水・水路等の水で容易に、約2倍〜100倍に希釈・分散でき、通常農家等で使用されている動力噴霧機等により容易に散布できること。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 二酸化チタンを使用する場合は、紫外線の光にて効率よく光触媒反応をする0.1ミクロン〜50ミクロンのアナターゼ型二酸化チタンを、5%〜60%で構成するフロアブル状の光触媒式遮光剤。 【請求項2】 成分中に、バインダーとして酢酸ビニール樹脂系エマルジョン・合成樹脂系のアルキド・アクリル・ウレタン・ポリビニールアルコールのいずれか1〜2種類が、5%〜50%の割合で配合していることを特徴とする請求項1記載の光触媒式遮光剤。 【請求項3】 使用する現場において、地下水・水道水・水路等に水で容易に、約2倍〜100倍に希釈・分散でき、超低コストで散布できる請求項2記載の光触媒式遮光剤。 【請求項4】 通常、農家等で使用されている動力噴霧機等により容易に散布できる請求項3記載の光触媒式遮光剤。 【請求項5】 施設栽培・ビニールハウス・ガラス温室等において屋根・外壁等に二酸化チタンをコーティングすることによって紫外線をカットし室内温度を下げることを特徴とする請求項4記載の光触媒式遮光剤。 【請求項6】 畜産農家等の、畜舎では畜産動物自体の体温と夏場の温度により畜産動物が耐え難い室内温度となっている。屋根・外壁等に二酸化チタンをコーティングすることによって畜舎内温度を下げるだけでなく,畜舎内から出る様々な臭気成分の分解もでき又、雑菌・ウイルス等の分解もできることを特徴とする請求項4記載の光触媒式遮光剤。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、二酸化チタンを使用することで施設ハウス・畜舎等の内部温度を下げ、臭気成分を分解し雑菌・ウイルス等も分解する事のできる光触媒式遮光剤に関するものである。 【背景技術】 【0002】 今まで施設園芸農家等では、作物によっては夏場の高温時に、高温障害・日焼け等から作物を守り施設内温度を下げる為に色々な工夫がなされ、カーテン資材からダイオネット資材また、高価なガラス温室では発泡スチロール等が使用され、簡易的にはカルシウム粉末・セラミックス粉体・二酸化チタン粉体・白色ペイント等が施設の天井・屋根・外壁等に使用されている。 【0003】 遮光資材の中で簡易的に使用されているものの中には、現場において粉体を水等に希釈するタイプでは、水等に良く分散できず攪拌しながら散布しないと沈殿してしまうと言う問題と、接着剤が上手く馴染まず雨等にてはがれやすいと言う問題があった。又逆に接着剤によっては、長い期間遮光剤がはげずに困ると言う問題もあった。 【0004】 又畜産農家等では、夏場の高温時には、畜産動物の体温からだけでなく糞尿から出るアンモニアガス等により、ある種の夏ばて状態になっていた。このような状態がつづく限り畜産動物からの生産性は低下を免れず畜産農家の経営を圧迫していた。 【0005】 従来、施設等の天井など内側に散布する方法もあったが、散布するときに施設内の作物等に遮光剤等がかかってしまい、又、天井等では施設内湿度の影響で遮光剤が長く持たないと言う問題もあった。 【特許文献1】特開平11−124546 【特許文献2】特開2001−286226 【非特許文献1】学会出版センター「光が関わる触媒化学」 季刊化学総説No.23,1994 【非特許文献2】藤嶋 昭・橋本和仁・渡部俊也共著「光クリーン革命」太陽印刷1997年 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 解決しようとする問題点は、遮光量・遮光期間の任意設定並びに消臭・脱臭・抗菌・抗ウイルス効果を持たせることである。 【課題を解決するための手段】 【0007】 本発明は、遮光剤に二酸化チタンを使うことで温度を下げるだけでなく、光触媒反応を利用することで消臭・脱臭・抗菌・抗ウイルス効果が得られ、又、バインダーとして酢酸ビニール樹脂系エマルジョン・合成樹脂系のアルキド・アクリル・ウレタン・ポリビニールアルコールの種類を使い分けることにより遮光期間の調整もできるようになった。 【発明の効果】 【0008】 本発明の二酸化チタン光触媒式遮光剤を使用することにより、畜舎内・ハウス内温度を約3〜5度下げることができ、消臭・脱臭・抗菌・抗ウイルス効果が得られる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0009】 使用する現場において、地下水・水道水・水路等の水で容易に、約2倍〜100倍に希釈・分散でき、通常農家等で使用されている動力噴霧機等により容易に散布できるフロアブル状にすること。 【実施例】 【0010】 実施例1 精制水を500ccの容器に5本準備しそれぞれに酢酸ビニール樹脂系Aエマルジョン・合成樹脂系のBアルキド・Cアクリル・Dウレタン・Eポリビニールアルコールを各1種類2gづつ入れ攪拌し分散させたものに、アナターゼ型二酸化チタンを10gづつ分散させ、1m×1mの5枚のビニールにA〜Eの5種類をそれぞれ、30cc散布し遮光期間と遮光量の試験をした。 【0011】 遮光期間については、短い順にA・E・C・B・Dであった。遮光量紫外線カット率については、5種類ともに約55%〜60%であまり差がなかった。又、ハウスでの使用方法は、10a当たり水60Lに二酸化チタン4%〜5%2Kg〜3kg・バインダーは1.6%1kg攪拌・分散して、施設等の屋根・外壁等に散布する。 【産業上の利用可能性】 【0012】 二酸化チタン光触媒とバインダーとして酢酸ビニール樹脂系エマルジョン・合成樹脂系のアルキド・アクリル・ウレタン・ポリビニールアルコールの組み合わせによって、遮光し温度を下げるだけでなく同時に抗菌・抗ウイルス・消臭・脱臭作用が得られることから施設栽培だけでなく畜産農家等では様々な臭気成分の発生などの光触媒作用が不可欠な用途にも使用できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】303054560 【氏名又は名称】猿田志岐農産有限会社
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| 【出願日】 |
平成16年3月31日(2004.3.31) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2005−287304(P2005−287304A) |
| 【公開日】 |
平成17年10月20日(2005.10.20) |
| 【出願番号】 |
特願2004−102438(P2004−102438) |
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