| 【発明の名称】 |
トマトの苗の接茎方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】重岡 美友 【住所又は居所】山口県豊浦郡豊浦町大字吉永526番地の1ピーエスピー株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】観賞用としても栽培することのできるトマトの苗の茎(台茎)に、複数の異なる種類のトマトの苗の穂(接穂)を接ぐ方法を提供する。
【解決手段】トマトの苗の茎の外周部に、斜めの切込み2を上下に複数形成して台茎1とし、前記トマトとは異なる複数種のトマトの苗の茎8を、その先端部を両側から楔状に尖らせて接穂3とし、前記台茎1の各切込み2に、前記各接穂3を挟み込み、その周囲にテープや糸などの固定材4を巻付け、一定時間経過後、取り外す。これにより、色や大きさの異なる複数種のトマトを一本の茎に実らせることができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 トマトの幼苗の茎の外周部に、斜めの切込み(2)を上下に複数形成して台茎(1)とし、 前記トマトとは異なる複数種のトマトの苗の茎(8)を、その先端部を両側から楔状に尖らせて接穂(3)とし、 前記台茎の各切込みに、前記各接穂を挟み込み、 その周囲にテープや糸などの固定材(4)を巻付け、一定時間経過後、取り外してなるトマトの苗の接茎方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、トマトの苗の茎(台茎)に、複数の異なる種類のトマトの苗の穂(接穂)を接ぐ方法に関するものである。 【背景技術】 【0002】 図1を参照して説明する。従来から、種々の植物(例えば、バラやサボテン等)において、台木5に穂木7を接ぐいわゆる接木が行われている。この従来の接木は、生長した植物を台木5および穂木7として行われており、苗を使用しては行われていない。 【0003】 また、従来の接木は、一般に、台木5の上端面に縦方向に切込み6を入れると共に、穂木7の下端部を約45度にカットして尖らせ、その尖らせた部分を切込み6に差し込んで行っている。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 しかし、こうした従来の接木は、生長した植物を台木5および穂木7として行っているため、特に鑑賞用の植物の場合には面白みに欠ける。また、台木5の上端面に穂木7を接ぐので、一種類の穂木7しか接ぐことができない。 【0005】 本発明はこうした問題に鑑み創案されたもので、他種の植物のうち、観賞用としても栽培することのできるトマトの苗の茎(台茎)に、複数の異なる種類のトマトの苗の穂(接穂)を接ぐ方法を提供することを課題とする。 【課題を解決するための手段】 【0006】 図2を参照して説明する。本発明に係るトマトの苗の接茎方法は、トマトの幼苗の茎の外周部に、斜めの切込み2を上下に複数形成して台茎1とし、前記トマトとは異なる複数種のトマトの苗の茎8を、その先端部を両側から楔状に尖らせて接穂3とし、前記台茎1の各切込み2に、前記各接穂3を挟み込み、その周囲にテープや糸などの固定材4を巻付け、一定時間経過後、取り外してなるものである。 【発明の効果】 【0007】 本発明に係るトマトの苗の接茎方法は、トマトの幼苗を台茎1および接穂3として行うので、従来のように生長した植物を台木5および穂木7として行うのと異なり、台茎1および接穂3の日ごとの生長をより実感することができ、特に観賞用としてきわめて面白みに富む。 【0008】 また、台茎1の外周部に複数の切込み2を入れ、各切込み2に種類の異なる接穂3を接ぐので、大きさや色の異なるトマトを一本の台茎1で栽培することができる。従って、観賞用としては面白みがあり、また、栽培用としては小さい栽培面積で他種類のトマトを栽培することができるので実益性に優れる。 【0009】 さらに、苗を台茎1および接穂3として使用するので小型であり、例えば、出荷する際の取扱いや搬送が容易である。 【発明を実施するための最良の形態】 【0010】 本発明に係るトマトの苗の接茎方法の実施形態を、図2に示す。この方法は、まず、トマトの幼苗の茎の外周部に、斜めの切込み2を上下に複数形成して台茎1とすると共に、台茎1としたトマトとは異なる複数種のトマトの苗の茎8を、その先端部を両側から先ずA−A,次いでB−Bと切断し楔状に尖らせて接穂3とする[図2(a)参照]。次に、台茎1の各切込み2に、各接穂3を挟み込む[(b)]。続いて、切込み2の周囲にテープや糸などの固定材4を巻付け、接穂3が台茎1につながれるまでの間、そのままの状態を保つ[(c)]。そして、所定期間経過後、その固定材4を取り外す[(d)]。こうすることによって、複数種の接穂3を、一本の台茎1に接ぐことができる。 【0011】 これにより、例えば、色や大きさの異なる複数種のトマトを一本の茎に実らせることができ、観賞用としては面白みのあるものに、また、栽培用としては小さい栽培面積で他種類のトマトを栽培することができる。さらに、苗を台茎1および接穂3として使用するので小型であり、例えば、出荷する際の取扱いや搬送を容易に行うことができる。 【実施例】 【0012】 トマトの茎の長さ7cm程度の幼苗の茎の外周部に、斜めの切込み2を上下に複数形成して台茎1とすると共に、台茎1としたトマトとは異なる複数種のトマトの苗の茎8を、その先端部を両側から先ずA−A,次いでB−Bと切断し楔状に尖らせて接穂3とした[図2(a)参照]。次に、台茎1の各切込み2に、各接穂3を挟み込んだ[(b)]。続いて、切込み2の周囲にテープや糸などの固定材4を巻付け、接穂3が台茎1につながれるまでの間、そのままの状態を保った[(c)]。そして、一週間経過後、その固定材4を取り外した[(d)]。すると接穂3が、台茎1に接がっていた。 【図面の簡単な説明】 【0013】 【図1】従来例を示す正面断面図である。 【図2】本発明に係るトマトの苗の接茎方法の実施形態を示す正面図である。 【符号の説明】 【0014】 1 台茎 2 切込み 3 接穂 4 固定材 5 台木 6 切込み 7 穂木 8 茎
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| 【出願人】 |
【識別番号】593049981 【氏名又は名称】ピーエスピー株式会社 【住所又は居所】山口県豊浦郡豊浦町大字吉永526−1
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| 【出願日】 |
平成16年3月24日(2004.3.24) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100062328 【弁理士】 【氏名又は名称】古田 剛啓
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| 【公開番号】 |
特開2005−269946(P2005−269946A) |
| 【公開日】 |
平成17年10月6日(2005.10.6) |
| 【出願番号】 |
特願2004−85929(P2004−85929) |
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