| 【発明の名称】 |
ドア枠部材及びドア枠 |
| 【発明者】 |
【氏名】直木 武之介
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| 【要約】 |
【課題】捩れ強度及び引張強度が高く、耐久年数を長くすることができると共に変形を防止することができるドア枠部材及びドア枠を提供する。
【解決手段】枠部材2は、帯板の長手方向の全領域に亘って溝状凹部21を設けてなり、該溝状凹部21から前記帯板の一側縁側へ延出した部分は、溝状凹部21の底部から所定長だけ突出するように屈曲させて第1側面部22になすと共に、その先縁部をフック部25にしてある。枠部材2の溝状凹部21から前記帯板の他側縁側へ延出した部分は、溝状凹部21の深さ方向と直交し、溝状凹部21から離隔する方向へ屈曲させてフランジ部23になし、溝状凹部21の深さ方向へ、溝状凹部21の底部から所定長だけ突出するように屈曲させて第2側面部24になすと共に、その先縁部をフック部25にしてある。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 条材に、シートを固定するための溝状凹部が長手方向へ延設してある本体を備え、複数の本体を連結させてドア枠を形成するドア枠部材において、 前記本体は、前記溝状凹部の一側縁側に延設してあり、当該溝状凹部の深さ方向へ、溝状凹部の底部から所定寸法だけ突出させた第1側面部と、前記溝状凹部の他側縁側に延設してあり、前記第1側面部と交わる方向へ延設したフランジ部と、該フランジ部から前記溝状凹部の深さ方向へ延設してあり、溝状凹部の底部から前記第1側面部の突出部分と同じ寸法だけ突出させた第2側面部とを具備することを特徴とするドア枠部材。 【請求項2】 前記本体には、第1側面部の縁部及び第2側面部の縁部を内向きに屈曲させたフック部がそれぞれ設けてあり、 前記第1側面部のフック部及び第2側面部のフック部にそれぞれ係合する一対の係合部が基材に設けてある補強部材を備え、 この補強部材の両係合部を対応するフック部に係合させた状態で基材を本体に着脱可能に固定することによって本体を補強してある請求項1記載のドア枠部材。 【請求項3】 条材に、シートを固定するための溝状凹部が長手方向へ延設してある本体を備える複数のドア枠部材を連結させたドア枠において、 請求項1又は2記載のドア枠部材を用いてなることを特徴とするドア枠。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、植物の栽培及び動物の育成等に使用するハウスのドアの骨材たるドア枠部材、及び該ドア枠部材を用いて構成したドア枠に関する。 【背景技術】 【0002】 複数の骨材で構築した骨組みの周囲をビニールシートで覆ったビニールハウスがある。かかるビニールハウスでは、その妻面に矩形の出入口が設けてあり、この出入口には、複数の枠部材を例えば「目」字状に接続してなるドア枠をビニールシートで覆ったドアが、開閉自在に配設してある。このようなドア枠として、後述する特許文献1には次のようなものが開示されている。 【0003】 図10は、特許文献1に開示されたドア枠の使用様態を示す部分斜視図であり、図中、61は、出入口の上端部に横架された上レール、51は、該上レール61に吊下されたドア枠である。また、図11は、図10に示した上レール61及びドア枠51の部分縦断面図である。上レール61は、帯板を端面視が矩形C字状に曲加工することによって一面に開口62を設けてなり、この開口62が下に向くように配設されている。上レール61の内部には鼓形状の2つの戸車63,63が前記開口62を跨ぐように挿入してあり、両戸車63,63の括れ部分の周囲には、ドア枠51を支持する倒立J字状の支持具64,64が遊嵌してある。 【0004】 ドア枠51は、距離を隔てて互いに平行に配した縦枠部材52a,52aの間に、縦枠部材52aと同じ端部形状・端部寸法の複数の横枠部材52b,52b,…を、例えば目字状に横架させ、縦枠部材52a,52aと複数の横枠部材52b,52b,…とを螺子止めして形成してある。このドア枠51の少なくとも一面側を図示しないビニールで覆うことによってドアが形成される。 【0005】 前述した縦枠部材52a及び横枠部材52bは、帯板の長手方向の全領域に亘って、その幅方向の中央より少し一側縁側の部分を、端面視が縦断フラスコ底形状に曲加工して、ビニール止用のスプリング(図示せず)を嵌入させる溝状凹部53を設けてなり、該溝状凹部53の一側から延出した部分は、溝状凹部53の深さ方向へ、溝状凹部53の底部から所定長だけ突出するように屈曲させて側面部54になすと共に、その先縁部を内巻き円筒状に巻回させてある。また、縦枠部材52a及び横枠部材52bの前記溝状凹部53の他側から延出した部分は、溝状凹部53の深さ方向へ、溝状凹部53の底部位置まで屈曲させた後、その位置で、溝状凹部53の深さ方向と直交し、溝状凹部53から離隔する方向へ屈曲させてある。 【0006】 このように、縦枠部材52a及び横枠部材52bは、端面視が全体としてL字状をなしており、これによって、縦枠部材52aと横枠部材52bとの連結領域、及び支持具64の横枠部材52bへの取付け領域を得ると共に、材料に要するコストを可及的に低くしている。 【0007】 横枠部材52bの両端部にはそれぞれ、前述した側面部54を所定長だけ切削した切り欠きを設けて連結部(側面部54以外の部分)が形成してある。そして、縦枠部材52a,52aを、各側面部54,54を外側にして、所定距離を隔てて互いに平行に配置し、その間に横枠部材52bを、横枠部材52bの両連結部が対応する縦枠部材52aに外嵌するように横架させ、横枠部材52bの両連結部と縦枠部材52a,52aとを螺子止めしてドア枠51が形成してある。かかるドア枠に長方形のビニールシートを被覆させ、このビニールシートの外側からその各縁部又は中間部分を複数の蛇行形状の前記スプリングでそれぞれ押さえ、各スプリングを、対応する縦枠部材52a,52a及び横枠部材52b,52b,…の溝状凹部53,53,…内に嵌入させてドアを形成する。 【0008】 このドア枠51の最上段の横枠部材52bの前記支持具64,64に対向する部分にはそれぞれ2つずつ貫通孔が開設してある。また、前述した支持具64,64は、短寸脚部及び長寸脚部を具備しており、長寸脚部の外周面には螺子山が切削してある。この支持具64,64は、両脚部を対応する貫通孔に挿通させ、長寸脚部にナットを螺着させることによって、横枠部材52bに固定してあり、ドア枠51は、両支持具64,64及び戸車63,63によって上レール61に、その長手方向へスライド自在に吊下されている。 【0009】 【特許文献1】特開平8−266166号公報(図1、図4) 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0010】 しかしながら、このような従来のドア枠51にあっては、縦枠部材52a及び横枠部材52bが、その端面視が全体としてL字状をなしているため、捩れ強度が低く、ドア枠51の耐久年数が短いという問題があった。また、吊戸にした場合、ドア枠51の最上段の横枠部材52bの側面部54と支持具64,64の連結部分でドアの全質量を支持することとなるが、横枠部材52bの側面部54の引張強度が低いため、ドアに鉛直方向の過大な力が加えられた場合、当該側面部54が変形する虞があった。 【0011】 本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、捩れ強度及び引張強度が高く、これによって耐久年数を長くすることができると共に、鉛直方向の過大な力が加えられた場合であっても変形を防止することができるドア枠部材、及びこのドア枠部材を用いてなるドア枠を提供する。 【課題を解決するための手段】 【0012】 請求項1記載の本発明は、条材に、シートを固定するための溝状凹部が長手方向へ延設してある本体を備え、複数の本体を連結させてドア枠を形成するドア枠部材において、前記本体は、前記溝状凹部の一側縁側に延設してあり、当該溝状凹部の深さ方向へ、溝状凹部の底部から所定寸法だけ突出させた第1側面部と、前記溝状凹部の他側縁側に延設してあり、前記第1側面部と交わる方向へ延設したフランジ部と、該フランジ部から前記溝状凹部の深さ方向へ延設してあり、溝状凹部の底部から前記第1側面部の突出部分と同じ寸法だけ突出させた第2側面部とを具備することを特徴とする。 【0013】 請求項2記載の本発明は、前記本体には、第1側面部の縁部及び第2側面部の縁部を内向きに屈曲させたフック部がそれぞれ設けてあり、前記第1側面部のフック部及び第2側面部のフック部にそれぞれ係合する一対の係合部が基材に設けてある補強部材を備え、この補強部材の両係合部を対応するフック部に係合させた状態で基材を本体に着脱可能に固定することによって本体を補強してあることを特徴とする。 【0014】 請求項3記載の本発明は、条材に、シートを固定するための溝状凹部が長手方向へ延設してある本体を備える複数のドア枠部材を連結させたドア枠において、請求項1又は2記載のドア枠部材を用いてなることを特徴とする。 【発明の効果】 【0015】 請求項1記載の本発明では、条材に、シートを固定するための溝状凹部が長手方向へ延設してある本体は、溝状凹部の一側縁側に延設してあり、当該溝状凹部の深さ方向へ、溝状凹部の底部から所定寸法だけ突出させた第1側面部と、前記溝状凹部の他側縁側に延設してあり、前記第1側面部と交わる方向へ延設したフランジ部と、該フランジ部から前記溝状凹部の深さ方向へ延設してあり、溝状凹部の底部から前記第1側面部の突出部分と同じ寸法だけ突出させた第2側面部とを具備する。すなわち、本体は、端面視が全体としてコ字状をなしており、従って、捩れ強度及び引張強度が高く、かかるドア枠部材で構成したドアの耐久年数を長くすることができると共に、ドアに鉛直方向の過大な力が加えられた場合であっても変形を防止することができる。 【0016】 請求項2記載の本発明では、本体には、第1側面部の縁部及び第2側面部の縁部を内向きに屈曲させたフック部がそれぞれ設けてあり、第1側面部のフック部及び第2側面部のフック部にそれぞれ係合する一対の係合部が基材に設けてある補強部材を備え、この補強部材の両係合部を対応するフック部に係合させた状態で基材を本体に着脱可能に固定することによって本体を補強してあるため、更に、捩れ強度及び引張強度を向上させることができる。また、補強部材は、本体の適宜の位置に取付けることができ、これによって、ドア枠部材同士の連結部、戸車の取付け部等、所要の部分の強度を高くすることができる。従って、どのような設計変更にも対応することができる一方、本体の製造に要する材料コストの上昇を可及的に抑制することができる。 【0017】 請求項3記載の本発明では、条材に、シートを固定するための溝状凹部が長手方向へ延設してある本体を備える複数のドア枠部材を連結させたドア枠において、請求項1又は2記載のドア枠部材を用いてなるため、前同様、捩れ強度及び引張強度が高く、かかるドア枠で構成したドアの耐久年数を長くすることができると共に、ドアに鉛直方向の過大な力が加えられた場合であっても変形を防止することができる。また、本体に補強部材を取付けた場合、更に、捩れ強度及び引張強度を向上させることができるのに加え、所要の部分の強度を高くすることができるため、どのような設計変更にも対応することができる一方、本体の製造に要する材料コストの上昇を可及的に抑制することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0018】 本発明に係るドア枠部材は、条材に、シートを固定するための溝状凹部が長手方向へ延設してある本体を備え、該本体は全体としてコ字状になしてある。即ち、本体には、溝状凹部の深さ方向へ、溝状凹部の底部から所定寸法だけ突出させた第1側面部が、溝状凹部の一側縁側に延設してある。また、本体の溝状凹部の他側縁側には、前記第1側面部と交わる方向へ延設したフランジ部が延設してあり、このフランジ部から、溝状凹部の底部から前記第1側面部の突出部分と同じ寸法だけ突出させた第2側面部が溝状凹部の深さ方向へ延設してある。 【0019】 更に、ドア枠部材の本体には、第1側面部の縁部及び第2側面部の縁部を内向きに屈曲させたフック部がそれぞれ設けてあり、ドア枠部材は、第1側面部のフック部及び第2側面部のフック部にそれぞれ係合する一対の係合部が基材に設けてある補強部材を備え、この補強部材の両係合部を対応するフック部に係合させた状態で基材を本体に固定することによって本体を補強してある。 【0020】 そして、かかる複数のドア枠部材を連結させてドア枠を構成してある。即ち、横に配するドア枠部材の両端に、第1側面部及び第2側面部を切り欠くことによって連結部をそれぞれ形成しておき、両連結部を、縦に配したドア枠部材の各フランジ部にそれぞれ外嵌させ、ボルト及びナット等によって両者を連結固定する。これによって、横に配したドア枠部材は、第1側面部、フランジ部及び第2側面部のコ字状をなす3面が、縦に配したドア枠部材に当接するため、その姿勢が拘束され、横軸周りの回転力に対抗することができる。 【0021】 以下、本発明の実施例を図面に基いて詳述する。 【実施例1】 【0022】 図1は、本発明に係るドア枠の一例を示す正面図であり、図中、2aは縦枠部材(本体)、2bは横枠部材(本体)である。図1に示した如く、ドア枠1は、距離を隔てて互いに平行に配した縦枠部材2a,2aの間に、端面視の形状及び寸法が縦枠部材2aと同じになした複数の横枠部材2b,2b,…を、縦枠部材2aの長手方向へ適宜距離を隔てて横架させ、縦枠部材2a,2aと各横枠部材2b,2b,…とを螺子止めして形成してある。なお、本実施例では、縦枠部材2a及び横枠部材2bは、その端面視の形状及び寸法が同じにしてあるが、本発明はこれに限らず、端面視の形状を後述する如き形状にすればよく、端面視の寸法は適宜に定めてもよい。但し、端面視の形状及び寸法を同じにした場合、縦枠部材2a及び横枠部材2bを同一のラインで製造することができるため、製造コストを可及的に低くすることができる。 【0023】 図2は、図1に示した縦枠部材2a及び横枠部材2b(以後、両者を枠部材2ともいう)の端面図である。枠部材2は、帯板の長手方向の全領域に亘って、その幅方向の中央より少し一側縁側の部分を、端面視が縦断フラスコ底形状に曲加工して、シート止用のスプリングを嵌入させる溝状凹部21を設けてなり、該溝状凹部21から前記帯板の一側縁側へ延出した部分は、溝状凹部21の深さ方向へ、溝状凹部21の底部から所定長だけ突出するように屈曲させて第1側面部22になすと共に、その先縁部を内巻き曲加工して横倒U字状のフック部25にしてある。 【0024】 また、枠部材2の前記溝状凹部21から前記帯板の他側縁側へ延出した部分は、溝状凹部21の深さ方向へ、溝状凹部21の底部位置まで屈曲させた後、その位置で、溝状凹部21の深さ方向と直交し、溝状凹部21から離隔する方向へ屈曲させてフランジ部23になし、更に、溝状凹部21の深さ方向へ、溝状凹部21の底部から前記第1側面部22の突出部分と同じ長さだけ突出するように屈曲させて第2側面部24になすと共に、その先縁部を内巻き曲加工して前記第1側面部22のフック部25と鏡像関係をなすフック部25にしてある。 【0025】 このように、枠部材2は、端面視が全体としてコ字状をなしているため、捩れ強度が高い上に、第1側面部22及び第2側面部24の引張強度も向上する。更に、第1側面部22のフック部25と第2側面部24のフック部25との間に、後述する如く補強部材を横架し、該補強部材を螺子によって両フック部25,25に圧接させることによって、枠部材1の捩れ強度及び引張強度をより向上させることができる。 【0026】 図3及び図4は、図1に示した横枠部材2bの平面図及び正面図である。なお、図中、図2に示した部分に対応する部分には同じ番号を付してある。図2に示した端面形状を有する横枠部材2bの両端部はそれぞれ、第1側面部22及び第2側面部24を各々矩形状に切削して切り欠き部29b,29b(29b,29b)を設けることによって、縦枠部材2aのフランジ部23(共に図1参照)に連結させる連結部28b,28bにしてある。なお、この切り欠き部29b,29bの奥行き寸法は、縦枠部材2aのフランジ部23の幅寸法と略同じにしてある。そして、両連結部28b,28bのフランジ部23及び溝状凹部21の底部にはそれぞれ、対をなす第1貫通孔27b,27b、27b,27bが開設してあり、第1貫通孔27b,27b、27b,27bを挿通させたボルトにナットを螺合させることによって横枠部材2bを図1に示した縦枠部材2aに連結させるようになっている。 【0027】 これによって、横枠部材2bの第1側面部22、フランジ部23及び第2側面部24のコ字状をなす3面が、縦枠部材2aにそれぞれ当接するため、横枠部材2bはその姿勢が拘束され、横枠部材2bの長手方向の軸周りの回転力に対抗することができる。従って、縦枠部材2aに連結させた横枠部材2bにガタが発生することが防止される。 【0028】 図8は、図1に示したドア枠1を吊戸に適用した様態を示す部分側断面図であり、図中、41は、出入口の上端部に横架された上レールである。なお、図中、図2に示した部分に対応する部分には同じ番号を付してその説明を省略する。上レール41は、帯板を端面視が矩形C字状に曲加工することによって一面に開口42を設けてなり、この開口42が下に向くように配設されている。上レール41の内部には鼓形状の戸車43が前記開口42を跨ぐように挿入してあり、両戸車43,43の括れ部分の周囲には、ドア枠1を支持する倒立Ω字状の支持具44が遊嵌してある。そして、支持具44はドア枠1の最上段の横枠部材2bに、それらを貫通させたボルトにナットを螺合させることによって連結固定してある。 【0029】 この横枠部材2bの前記支持具44の連結部分又はその近傍には、横枠部材2bを補強する補強部材3が固定してある。 【0030】 図9は、図8に示した補強部材3を示す分解斜視図である。図9に示した如く、補強部材3は、長方形板状の基材31の両短辺側の縁部を、図2に示したフック部25,25に応じた曲率で立ち上げて、横枠部材2bのフック部25,25に係合させる係合部32,32を設けてなり、基材31の略中央には、基材31を貫通し、ボルト35を螺入・貫通させる螺子孔33が開設してある。 【0031】 かかる補強部材3によって横枠部材2bを補強するには、図8に示した如く、第1側面部22と第2側面部24との間に螺子孔33にボルト35を螺合させた補強部材3を挿入させ、補強部材3の係合部32,32第1側面部22のフック部25及び第2側面部24のフック部25にそれぞれ係合させる。そして、ボルト35を螺入させて先端を横枠部材2bの溝状凹部21の底面に当接させ、更に、ボルト35を螺入させて、補強部材3の基材31を横枠部材2bの内側から外側へ移動させることによって、係合部32,32に係合した第1側面部22のフック部25及び第2側面部24のフック部25を基材31の中央方向へ引張固定する。 【0032】 このように補強部材3によって横枠部材2bの第1側面部22及び第2側面部24が、支持されるのに加えて、補強部材3の中央方向へ引張られるため、横枠部材2bの支持具44の連結部分に、鉛直方向の過大な力が加えられた場合であっても、当該部分が変形することが防止される。 【0033】 図5、図6及び図7は、図1に示した縦枠部材2aの正面図、側面図及び背面図である。図5〜図7に示した如く、縦枠部材2aのフランジ部23には、前述した横枠部材2b,2b,…の連結部28b,28b,…(図3参照)を連結固定させるための複数対の第2貫通孔26a,26a、26a,26a、…が、長手方向へ所定の間隔で開設してある。また、縦枠部材2aの背面であって、前記第2貫通孔26a,26a、26a,26a、…に対応する位置にはそれぞれ、縦枠部材2aを補強する補強部材3,3,…が前述した如く取付けてある。 【0034】 そして、図1に示した如く、両縦枠部材2a,2aの第2貫通孔26a,26a、26a,26a、…に位置合わせして、各横枠部材2b,2b,…の連結部28b,28b、28b,28b、…を縦枠部材2a,2aのフランジ部23,23に外嵌させて、横枠部材2b,2b,…を縦枠部材2a,2aの間に横架させる。そして、連結部28b,28b、28b,28b、…に開設した第1貫通孔27b,27b、27b,27b、…及び縦枠部材2a,2aのフランジ部23,23に開設した第2貫通孔26a,26a、26a,26a、…を挿通させたボルトにナットを螺合させることによって横枠部材2bと縦枠部材2aとを連結させてドア枠1を形成してある。 【0035】 かかるドア枠1に長方形のビニールシートを被覆させ、このビニールシートの外側からその各縁部又は中間部分を複数の蛇行形状の前記スプリングでそれぞれ押さえ、各スプリングを、対応する縦枠部材2a,2a及び横枠部材2b,2b,…の溝状凹部21,21,…内に嵌入させてドアを形成する。 【0036】 このようなドアにあっては、図8に示した如く、端面視が矩形C字状の上レール41と組み合わせることによって、上レール41をハウス妻面の内側に取付けた場合であっても、上レール41をハウス妻面の外側に取付けた場合であっても、ドアのビニールシートを展張した面である表側を外に向けた姿勢で配設することができる。 【図面の簡単な説明】 【0037】 【図1】本発明に係るドア枠の一例を示す正面図である。 【図2】図1に示した縦枠部材及び横枠部材の端面図である。 【図3】図1に示した横枠部材の平面図である。 【図4】図1に示した横枠部材の正面図である。 【図5】図1に示した縦枠部材の正面図である。 【図6】図1に示した縦枠部材の側面図である。 【図7】図1に示した縦枠部材の背面図である。 【図8】図1に示したドア枠を吊戸に適用した様態を示す部分側断面図である。 【図9】図8に示した補強部材を示す分解斜視図である。 【図10】特許文献1に開示されたドア枠の使用様態を示す部分斜視図である。 【図11】図10に示した上レール61及びドア枠51の部分縦断面図である。 【符号の説明】 【0038】 1 ドア枠 2 枠部材 3 補強部材 2a 縦枠部材 2b 横枠部材 21 溝状凹部 22 第1側面部 23 フランジ部 24 第2側面部 25 フック部 26a 第2貫通孔 27b 第1貫通孔 28b 連結部 29b 切り欠き部 31 基材 32 係合部 33 螺子孔 35 ボルト 41 上レール 42 開口 43 戸車 44 支持具
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| 【出願人】 |
【識別番号】597088591 【氏名又は名称】佐藤産業株式会社 【識別番号】503423317 【氏名又は名称】直木 武之介
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| 【出願日】 |
平成16年3月15日(2004.3.15) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100080160 【弁理士】 【氏名又は名称】松尾 憲一郎
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| 【公開番号】 |
特開2005−253414(P2005−253414A) |
| 【公開日】 |
平成17年9月22日(2005.9.22) |
| 【出願番号】 |
特願2004−72208(P2004−72208) |
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