| 【発明の名称】 |
芝生保護構造と暗部付き芝生保護盤 |
| 【発明者】 |
【氏名】林 慎一郎
【氏名】林 和志郎
【氏名】林 宏三郎
【氏名】林 加奈子
|
| 【要約】 |
【課題】本発明は、従来の芝生保護盤を用いた植物育成方法とミミズの発生を促進する新規な芝生保護盤を提供するものである。
【解決手段】(1)枠体内に踏み圧部11と透水部12を有する芝生保護盤を複数上下に組み合わせて植物育成部の厚みを調整する植物保護構造であり、(2)枠体内に踏み圧部と透水部を有する芝生保護盤の踏み圧部下面に溝部3を設け暗部とした暗部付き芝生保護盤であり、(3)上記(2)の植物保護踏み盤を複数上下に組み合わせて植物育成部の厚みを調整する芝生保護構造である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 枠体内に踏み圧部と透水部を有する芝生保護盤を複数上下に組み合わせて植物育成部の厚みを調整することを特徴とする植物保護構造。 【請求項2】 枠体内に踏み圧部と透水部を有する芝生保護盤の踏み圧部下面に溝部を設け暗部としたことを特徴とする暗部付き芝生保護盤。 【請求項3】 請求項2記載の植物保護盤を複数上下に組み合わせて植物育成部の厚みを調整することを特徴とする芝生保護構造。
|
【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、植物、特に芝生類を人と車の踏み圧から保護する技術に属する。 【背景技術】 【0002】 芝生やその他の植物を育成させた広場として、ゴルフ場、運動場、公園、庭園、工場の路側、各種の敷地空間等があり、古くは芝生保護のために芝生内は立ち入り禁止とする場合が普通であった。最近では芝生内に立ち入る人、あるいは車の踏み圧から植物を保護するための図8に示すような芝生保護盤(特開平2-145137、4-75541など)あるいは歩道、駐車場などの透水性あるいは緑化を目的としたブロック舗装用枠体(特開2001-51、特開2001-3305)が各種提案され使用されている。 これら芝生保護盤を用い、透水部に砂利を敷き均し、その砂利の隙間から芝生を育成させた使い方など特開平7-227154に開示されている。 【0003】 芝生の保護育成は芝生に対する踏み圧からの保護、土壌の改良、施肥、刈り込みなどの保守作業からなる多様な条件を考慮してなされる必要がある。人工的に上記条件を整えることと同時に例えばミミズの発生を促し自然の力をより活用できるようにすることも大事である。 【特許文献1】特開平2-145137 【特許文献2】特開平4-75541 【特許文献3】特開平7-227154 【特許文献4】特開2001-51 【特許文献5】特開2001-3305 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 本願発明は、従来の芝生保護盤を用いた植物育成方法とミミズの発生を促進する新規な芝生保護盤を提供するものである。 【課題を解決するための手段】 【0005】 本第1の発明は、枠体内に踏み圧部と透水部を有する芝生保護盤を複数上下に組み合わせて植物育成部の厚みを調整する植物保護構造であり、 本第2の発明は、枠体内に踏み圧部と透水部を有する芝生保護盤の踏み圧部下面に溝部を設け暗部とした暗部付き芝生保護盤であり、 本第3の発明は、本第2の発明に記載の植物保護盤を複数上下に組み合わせて植物育成部の厚みを調整する芝生保護構造である。 【発明の効果】 【0006】 複数の植物保護盤を上下に組み合わせて使用するため、植物に最適な土壌の厚みを提供することが可能となる。 踏み圧部の底部に溝を設け光の入らない暗部を設けたためミミズが集まり土壌が改良される。 【発明を実施するための最良の形態】 【0007】 以下本発明を図によって、より詳細に説明する。 図1に示す本第1の発明である芝生保護構造は、図8に示すような従来の芝生保護盤あるいはブロック舗装用枠体を組み合わせて、芝生の育成基盤となる土壌の厚さを調整することで最適な芝生保護を図るものである。 芝生保護材は図8a、bに示すとおり、網目状の枠体でその交点部を踏み圧部とし、格子の目を透水部とするもので、図8aはその交点部が突出し大きな踏み圧に耐える高踏み圧用型であり、図8bはその交点部が広がった低踏み圧用型のものである。踏み圧部、透水部の形状とそれらの比率は適宜変更が可能である。いずれも、断面図で突出している部分が踏み圧部を構成する。 【0008】 ブロック舗装用枠体は図8c、dに示すとおり、ブロック部(踏み圧部)と透水部(緑化部)に区画された枠体で、ブロック部にレンガ、石板を嵌めこみあるいはモルタル、生コンクリートを充填し、透水部は雨水を地下に浸透させると同時に芝生類を生育する場所であり、ブロック部と透水部の比率、配置は適宜変更が可能である。 【0009】 図1aは、図8aに示す高踏み圧用芝生保護盤に図8bに示す低踏み圧用芝生保護盤を重ねて使用したものである。図1bは、図8aに示す高踏み圧用芝生保護盤を互にその裏面で合わせその上部に図8bに示す低踏み圧用芝生保護盤を重ねて使用したものである。 【0010】 図1cは、図8aに示す高踏み圧用芝生保護盤に図8cに示す複数ブロック区画用ブロック舗装用枠体を使用したものであり、図1dは、図8aに示す高踏み圧用芝生保護盤に図8dに示す単一ブロック用ブロック舗装用枠体を使用したものである。 何れの使用例も路床上に客土を入れ必要に応じてその上部に砕石をひき、砕石の隙間を通して芝生を育成させる例を示している。 既存の芝生保護盤、ブロック舗装用枠体を適宜組み合わせることで芝生類の育成に適した土壌の厚みを調整することができる。 【0011】 客土の厚み、砕石の厚みあるいは砕石と客土を混合して使用するなど、また客土単独として、適宜芝生あるいは植生の種類、路床の水捌け等を考慮して変更することができる。また水路の形成を抑えるなどの目的のため路床と客土の間に土木用シートを敷き設するなど適宜実施する。芝生保護盤とブロック舗装用枠体を適宜組み合わせることで芝生保護の選択肢が広がる。なお、図1に示す芝生保護盤は上部に使用する図8bに示す芝生保護盤の踏み圧部の孔部が図8aに示す芝生保護盤の突部に嵌めあわされるよう設定することで砂利、土壌が流出することを防ぐ効果を高めることができる。 【0012】 図2から図5は本第2の発明に関わる芝生保護盤の例を示している。 図2、および図3は図8a、図8bに示す既存の芝生保護盤の踏み圧部を2重とし暗部となる溝を設けたものである。 図4,5に示す芝生保護盤は図8a、図8bに示す芝生保護盤の踏み圧部の頂上部を塞ぎ踏み圧部下部を暗部にしたものである。 暗部を芝生保護盤の下部に設けることでミミズの生息場所を設けたものである。 【0013】 図6は図4、図5に示す芝生保護盤を単独に用いた芝生保護の例である。いずれも芝生保護盤の底部に暗部があり、ミミズは暗部に集まる習性があり、集まったミミズにより芝生保護盤の周囲、あるいは下部に存在する芝生育成用の土壌に通気性もたらすと同時に土壌改良がなされる。 【0014】 図7は本第3の発明を示す例である。 図に示すように、本第2の発明に示す芝生保護盤を組み合わせて使用した例を示している。図7a、図7bは図1に示したものと同じであり、芝生保護盤の底部に設けた溝部が暗部となりミミズの生息部となることは上記説明のとおりである。図8c、dに示すブロック舗装用枠体を用いた例も図1と同様である。 【図面の簡単な説明】 【0015】 【図1】は、 本第1の発明の芝生保護構造の例を示す断面の概念図である。 【図2】は、本第2発明である植物保護盤の1例を示す概念図である。 【図3】は、本第2発明である植物保護盤の2例を示す概念図である。 【図4】は、本第2発明である植物保護盤の3例を示す概念図である。 【図5】は、本第2発明である植物保護盤の4例を示す概念図である。 【図6】は、本第2発明である植物保護盤の使用例を示す断面の概念図である。 【図7】は、本第3発明の芝生保護構造の断面の例を示す概念図である。 【図8】は、従来の芝生保護盤の例を示す。 【符号の説明】 【0016】 1 植物保護盤 11 踏み圧部 12 透水部 101 高踏み圧用芝生保護盤 102 低踏み圧用芝生保護盤 2 ブロック舗装用枠体 21 ブロック部(踏み圧部) 22 透水部(緑化部) 201 複数ブロック区画用ブロック舗装用枠体 202 単一ブロック用ブロック舗装用枠体 3 溝部 4 客土 5 砕石
|
| 【出願人】 |
【識別番号】594060118 【氏名又は名称】林 慎一郎
|
| 【出願日】 |
平成15年10月9日(2003.10.9) |
| 【代理人】 |
|
| 【公開番号】 |
特開2005−110598(P2005−110598A) |
| 【公開日】 |
平成17年4月28日(2005.4.28) |
| 【出願番号】 |
特願2003−350270(P2003−350270) |
|