| 【発明の名称】 |
コンバイン等の穀粒伸縮排出装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】河野 健治 【住所又は居所】愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機株式会社技術部内
【氏名】岡崎 秀範 【住所又は居所】愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機株式会社技術部内
【氏名】里路 久幸 【住所又は居所】愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機株式会社技術部内
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 穀粒貯留タンク4c等から貯留穀粒の供給を受けて、移送する穀粒移送排出筒装置6の固定用移送筒8の外周部へ挿入して、長手方向へ手動操作により、伸縮移動自在な移動用移送筒13と、移送終端部に穀粒を機外へ排出する排出筒14と、移動用移送筒13には、移動用ローラ装置35等とを設けたコンバインにおいて、前記移動用移送筒13が最伸張状態になる手前で移動用ローラ装置35が当接して、移動用移送筒13を停止させるストッパ装置36を固定用移送筒8へ設けたことを特徴とするコンバイン等の穀粒伸縮排出装置。 【請求項2】 前記ストッパ装置36のストッパ36aの位置は、移動用移送筒13の移動長手方向へ調節可能に設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン等の穀粒伸縮排出装置。 【請求項3】 前記ストッパ装置36のストッパ36aは、左右二箇所へ設けると共に、移動用ローラ装置35のローラ38bの当接部(ロ)も左右二箇所へ設けたことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載のコンバイン等の穀粒伸縮排出装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 穀粒の供給を受けて、移送する穀粒移送排出筒装置の固定用移送筒の外周部へ挿入して長手方向へ伸縮移動自在に設けた。移動用移送筒には、移動用ローラ装置を設け、移動用移送筒が最伸張状態になる手前で、固定用移送筒へ設けたストッパ装置へ移動用ローラ装置が当接して、移動用移送筒を停止させる技術であり、コンバイン等の穀粒伸縮排出装置として利用できる。 【背景技術】 【0002】 例えば、コンバインで立毛穀稈の収穫作業は、刈取りされて脱穀された脱穀済み穀粒は、走行車台の上側へ載置したグレンタンク内へ供給され、一時貯留される。 【0003】 前記グレンタンク内へ貯留した穀粒を機外へ排出作業は、下述の如く行われる構成である。 【0004】 特に、実開平6−15438号公報で示す如く、例えば、コンバインのグレンタンク内の穀粒は、このグレンタンク内から、縦排出オーガへ供給されて、この縦排出オーガで揚送されて、横排出オーガの固定排出オーガ内へ供給され、この固定排出オーガから可動排出オーガ内を移送されて、可動排出オーガの移送終端部の排穀口から機外へ排出される。 【0005】 上述の穀粒排出作業のときは、穀粒を排出する位置により、オーガクラッチレバーの操作により、スイッチが「入」操作され、横排出オーガの固定排出オーガ上に設けたモータが始動され、可動排出オーガに設けたスライド金具へモータに設けたスライドネジが螺挿入されていることにより、モータの回転でスライドネジにより、可動排出オーガは、設定された最伸張位置、又は最短縮位置、又は任意位置へコントローラで調節制御されて、所定位置で停止制御され、穀粒は可動排出オーガの先端の排穀口より、機外へ排出される。 【0006】 前記可動排出オーガは、本発明では、自動により、伸縮移動制御されるが、手動により、可動排出オーガを伸縮操作する構成もある。又、本発明には、図示されていないが、通常は可動排出オーガをスムーズに伸縮移動させるために、この可動排出オーガには、複数個の移動用ローラ装置を設け、この移動用ローラ装置のローラを、固定排出オーガの外周上を移動させて、可動排出オーガの移動をスムーズにする構成である。又、可動排出オーガが最伸張の手前でストップさせるストッパ装置等は、設けられていない構成である。 【特許文献1】実開平6−15438号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0007】 穀物貯留タンク等内へ貯留した穀粒を、機外へ排出する横排出オーガの可動排出オーガへ移動用ローラ装置等を設けた構成においては、可動排出オーガを最伸張状態で路上走行したり、又は、次に収穫する圃場へ移動走行したりすると、横排出オーガ振れて、移動用ローラ装置のローラで固定排出オーガの外周部を叩くこととなり、このために、この固定排出オーガの外周部が凹状態となり、これにより、可動排出オーガの収縮移動が困難となり、スムーズに移動しなくなったり、又、横排出オーガが破損すること等が発生していたが、この発明により、これらの問題点を解決しようとするものである。 【課題を解決するための手段】 【0008】 このために、この発明は、請求項1に記載の発明においては、穀粒貯留タンク4c等から貯留穀粒の供給を受けて、移送する穀粒移送排出筒装置6の固定用移送筒8の外周部へ挿入して、長手方向へ手動操作により、伸縮移動自在な移動用移送筒13と、移送終端部に穀粒を機外へ排出する排出筒14と、移動用移送筒13には、移動用ローラ装置35等とを設けたコンバインにおいて、前記移動用移送筒13が最伸張状態になる手前で移動用ローラ装置35が当接して、移動用移送筒13を停止させるストッパ装置36を固定用移送筒8へ設けたことを特徴とするコンバイン等の穀粒伸縮排出装置としたものである。 【0009】 例えば、コンバインで立毛穀稈の収穫作業は、刈取りされて脱穀された脱穀済み穀粒は、走行車台の上側へ載置した穀粒貯留タンク4c内へ供給され、一時貯留される。 【0010】 前記コンバインの穀粒貯留タンク4c内へ貯留された穀粒は、この穀粒貯留タンク4c内から、縦排出筒内へ供給され、この縦排出筒で揚送されて、穀粒移送排出筒装置6の固定用移送筒8内へ供給され、この固定用移送筒8から移動用移送筒13内を移送され、この移動用移送筒13の移送終端部に設けた排出筒14の排穀口から機外へ排出される。 【0011】 上述の穀粒排出作業のときは、穀粒を排出する位置により、例えば、最伸張位置の近傍で穀粒を排出させるときは、移動用移送筒13を手動により、伸張状態に引き出し操作すると、この移動用移送筒13は最伸張状態の手前まで伸張されると、この移動用移送筒13へ設けた移動用ローラ装置35が、固定用移送筒8へ設けたストッパ装置36へ当接して、移動用移送筒13は最伸張状態の手前で停止される。この手前位置の移動用移送筒13の排出筒14の排穀口から、穀粒を機外へ排出させる。 【0012】 請求項2に記載の発明においては、 前記ストッパ装置36のストッパ36aの位置は、移動用移送筒13の移動長手方向へ調節可能に設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン等の穀粒伸縮排出装置としたものである。 【0013】 前記ストッパ装置36のストッパ36aの位置は、移動用移送筒13の移動長手方向へ調節可能に設けていることにより、この移動用移送筒13の停止位置は、順次最伸張状態位置より、逐次短くになる位置へストッパ36aを調節することにより、順次最伸張状態位置より、逐次短くになる位置で停止させて、移動用移送筒13の排出筒14の排穀口から、穀粒を機外へ排出することができる。 【0014】 請求項3に記載の発明においては、前記ストッパ装置36のストッパ36aは、左右二箇所へ設けると共に、移動用ローラ装置35のローラ38bの当接部(ロ)も左右二箇所へ設けたことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載のコンバイン等の穀粒伸縮排出装置としたものである。 【0015】 前記移動用移送筒13の最伸張位置を変更するストッパ装置36のストッパ36aは、左右二箇所に設けると共に、この各ストッパ36aへ当接して、移動用移送筒13を所定位置へ停止させる移動用ローラ装置35のローラ38bの当接部(イ)も左右二箇所へ設け、このローラ38bの各当接部(ロ)が各ストッパ36aへ当接して、移動用移送筒13が所定位置で停止され、この所定位置のこの移動用移送筒13の排出筒14の排穀口から、穀粒は機外へ排出される。 【発明の効果】 【0016】 請求項1に記載の発明においては、穀粒を移送する穀粒移送排出筒装置6の固定用移送筒8の外周部へ挿入して、長手方向へ伸縮移動自在に設けた。移動用移送筒13には、移動用ローラ装置35を設け、前記移動用移送筒13が最伸張状態になる手前で、固定用移送筒8へ設けたストッパ装置36へ移動用ローラ装置35が当接して、移動用移送筒13を停止制御すべく設けたことにより、穀粒移送排出筒装置6の各部の破損を防止することができる。 【0017】 請求項2に記載の発明においては、前記ストッパ装置36のストッパ36aの位置は、移動用移送筒13の移動長手方向へ調節可能に設けたことにより、移動用ローラ装置35により、固定用移送筒8の外周部が叩かれ、凹状態になったときは、ストッパ36a位置を調節することにより、移動用移送筒13をスムーズに伸縮移動させることができる。 【0018】 請求項3に記載の発明においては、前記ストッパ装置36のストッパ36aは、左右二箇所へ設け、又、移動用ローラ装置35のローラ38bの当接部(ロ)も左右二箇所へ設けたことにより、移動用移送筒13を所定位置で確実に停止させることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0019】 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。 【0020】 コンバイン1の走行車台2の上側には、脱穀機4,及び穀粒貯留タンク4c等を載置すると共に、この穀粒貯留タンク4c内へ貯留した穀粒を機外へ排出する縦移送筒5の上部には、穀粒移送排出筒装置6を設け、この穀粒移送排出筒装置6は、固定移送螺旋7を軸支内装した固定用移送筒8と、この固定用移送筒8の外周部へ挿入して、長手方向へ伸縮自在な移動用移送筒13と、先端部へ穀粒を機外へ排出する排穀口14aを有する排出筒14を設けた構成である。移動用移送筒13と、排出筒14とに、軸支内装した伸縮移動自在な移動螺旋軸9の前後端部へ前・後移動移送螺旋11,10と、これ前・後移動移送螺旋11,10との間で、移動螺旋軸9へ伸縮自在に軸支した複数個の中移動移送螺旋12とを設けた構成である。移動用移送筒13の移送終端部には、移動用ローラ装置35を設けると共に、移動用移送筒13が最伸張状態になる手前で、移動用ローラ装置35が当接して、移動用移送筒13を停止させるストッパ装置36を固定用移送筒8の移送終端部へ設けた構成である。これら穀粒移送排出筒装置6の固定用移送筒8と、移動用移送筒13と、移動用ローラ装置35と、ストッパ装置36等を主に図示して説明する。 【0021】 前記コンバイン1の走行車台2の下側には、図26で示す如く土壌面を走行する左右一対の走行クローラ22aを張設した走行装置22を配設し、走行車台2の上側には、脱穀機4を載置した構成である。走行車台2の前方部の刈取機3で立毛穀稈を刈取りし、この刈取り穀稈は、この刈取機3で後方上部へ移送され、脱穀機4のフィードチェン4aと、挟持杆4bとで引継ぎされて、挟持移送されながら脱穀される。脱穀済みで選別済み穀粒は、脱穀機4の右横側に配設し、底部にタンク移送螺旋4dを前後方向へ軸支した、穀粒貯留タンク4c内へ一時貯留される。 【0022】 前記走行車台2の前方部には、図26で示す如く前端位置から立毛穀稈を分離するナローガイド19a、及び各分草体19bと、立毛穀稈を引起す各引起装置19cと、引起された穀稈を掻込みする穀稈掻込移送装置20の各掻込装置20aと、掻込された穀稈を刈取る刈刃装置19dと、刈取りされた穀稈を挟持移送して、脱穀機4のフィードチェン4aと、挟持杆4bとへ受渡しする穀稈掻込移送装置20の根元・穂先移送装置20b・20c等からなる刈取機3を設けている。該刈取機3は、油圧駆動による伸縮シリンダ19eにより、土壌面に対して、昇降自在に移動する構成である。 【0023】 前記刈取機3の前方下部から後方上部へ傾斜する支持杆23aの上端部には、左右方向に支持パイプ杆23bを設け、この支持パイプ杆23bを走行車台2の上側面に設けた支持装置23cで回動自在に支持させて、伸縮シリンダ19eの作動により、刈取機3は支持パイプ杆23bを回動中心として、上下に回動する構成である。 【0024】 前記穀粒貯留タンク4c側の前部には、図26で示す如くコンバイン1を始動、停止、及び各部を調節等の操作を行う操作装置21aと、これら操作を行う作業者が搭乗する背もたれ21cを有する操縦席21bとを設け、この操縦席21bの下側で、走行車台2の上側面には、エンジン21eを載置すると共に、後方部には、穀粒貯留タンク4cを配設する。これら走行装置22と、刈取機3と、脱穀機4と、エンジン21e等により、コンバイン1の本体1aを形成した構成である。 【0025】 前記刈取機3の穀稈掻込移送装置20によって形成される穀稈移送経路中には、刈取られて移送される穀稈に接触作用することにより、脱穀機4へ穀稈の供給の有無を検出する穀稈センサ3aを設けた構成である。 【0026】 前記走行車台2の前端部に装架した走行用のミッションケース24内の伝動機構24aの伝動経路中には、その出力に基づいて、走行車速を検出するポテンションメータ方式の車速センサ24bを設けた構成である。 【0027】 前記穀粒貯留タンク4cの底部には、貯留穀粒を後方へ移送するタンク移送螺旋4dを前後方向に軸支して設けると共に、後方へ移送される穀粒を引継ぎして、方向を変換する継手ケース5bは、穀粒貯留タンク4cの後側板の外側面へ装着して設けた構成である。この継手ケース5bの上側には、縦移送螺旋5aを内装軸支した縦移送筒5を略垂直姿勢で回動操作可能に設け、穀粒貯留タンク4c内の穀粒を引継ぎ揚送する構成である。 【0028】 前記縦移送筒5の上端部には、図3〜図5で示す如く上端部を支点として、手動操作によって、伸縮自在で自動で上下回動自在、旋回自在で穀粒を機外へ排出する穀粒伸縮排出装置6を設けた構成である。 【0029】 前記穀粒移送排出筒装置6は、図4、及び図5で示す如く固定移送螺旋7を内装軸支した固定用移送筒8と、この固定用移送筒8の外周部へ挿入して、手動によって伸縮移動自在な移動用移送筒13と、先端部の排出筒14と、これら移動用移送筒13と、排出筒14とへ内装軸支して、伸縮移動自在な移動螺旋軸9へ軸支した、前・後・中移動移送螺旋11,10,12と、移動用移送筒13を手動で伸縮移動させるときに操作する第一位置変更装置15と、第二位置変更装置16等とよりなる構成である。 【0030】 前記操作装置21aの表面板21dの外側面には、図4、図5、及び図25で示す如く穀粒移送排出筒装置6を主として操作する各種スイッチ、及び各種操作レバー等を図示して説明する。穀粒移送排出筒装置6を上下回動、及び左右旋回操作するオーガレバー26dを設け、又、エンジン21eの動力を、穀粒移送排出筒装置6へ伝達するときに操作する穀粒排出手段25の籾排出レバー25aを排出筒14部と、操作装置21aとの両者へ設け、この籾排出レバー25aを排出位置へ操作すると、穀粒貯留タンク4c内の穀粒を機外へ排出できる構成である。 【0031】 又、前記穀粒移送排出筒装置6等を停止させるときに、操作するON−OFFスイッチ方式の停止スイッチ26aと、旋回させるときに操作する旋回スイッチ26bと、ランプスイッチ26c等を設けた構成である。 【0032】 前記穀粒移送排出筒装置6の固定用移送筒8は、図4、及び図5で示す如く後支持メタル27と、縦移送筒5の上端部に設けた引継メタル5cとで装着して設け、この固定用移送筒8には、固定移送螺旋7を内装軸支して設け、この固定移送螺旋7は、固定螺旋軸7aの外周部に、固定螺旋プレート7bを固着して設けた構成である。固定螺旋軸7aの内径部は丸孔に形成すると共に、移送終端部の内径部には、丸孔より小径で後述する移動螺旋軸9が挿入されて摺動移動する内径部に六角孔を形成した補助軸7cを軸支して設けた構成である。固定用移送筒8の外周の下側部には、レール8aを設けた構成である。 【0033】 前記固定用移送筒8の移送終端部には、図6、及び図7で示す如く後支持メタル27の外周の外ボス27a部を、固定用移送筒8の外周部より、突出させて固着して設けた構成であると共に、後支持メタル27の内径部には、補助軸7cを軸支して設けた構成である。固定移送螺旋7の固定螺旋軸7aの移送終端部の内径部は、補助軸7cの移送始端の外径部で軸支すると共に、移送始端部の外径部は、引継メタル5cの内側部に設けた受メタル5dで軸支した構成である。7dは受ブッシュであり、移動螺旋軸9を軸支した構成である。 【0034】 前記移動用移送筒13は、図4、図6、及び図7で示す如く固定用移送筒8の外周部より突出した後支持メタル27の外周の外ボス27a部と、固定用移送筒8の外周部に設けた外メタル27bとの外周部へ移動自在で収縮自在に、固定用移送筒8の外周部へ挿した構成である。移動用移送筒13の前端部の開口部には、穀粒を機外へ排出する排穀口14aを下部側へ設けた排出筒14を固着した構成である。 【0035】 前記移動用移送筒13と、排出筒14とには、図4、図5、及び図6で示す如く移動螺旋軸9を後支持メタル27と、排出筒14に設けた前支持メタル14bとにより、移動自在で収縮自在に内装軸支した構成である。 【0036】 前記移動用移送筒13へ内装軸支した移動螺旋軸9の移送始端部と、移送終端部とには、図4、図5で示す如く後移動移送螺旋10と、前移動移送螺旋11とを軸支して、ボルト等により、固定して設けた構成である。 【0037】 前記後移動移送螺旋10は、図6、及び図8で示す如く後固定ボス10aへ支持板10bを固着して設け、この支持板10bと、後固定ボス10aとには、移動螺旋プレート10cを固着して設けた構成である。又、支持板10bには、結合部10dを設け、この結合部10dと、隣接した中移動移送螺旋12の移動螺旋プレート12cに設けた一方側の結合部12dとを係合させた構成である。後固定ボス10aの内径部は、補助軸7cの移送終端部の外径部へ挿入して、ボルト等により、装着して設けた構成である。 【0038】 前記前移動移送螺旋11は、図8で示す如く前固定ボス11aへ支持板11bを固着して設け、この支持板11bと、前固定ボス11aとには、移動螺旋プレート11cを固着して設けた構成である。又、支持板11bには、結合部11dを設け、この結合部11dと、隣接した中移動移送螺旋12の移動螺旋プレート12cに設けた一方側の結合部12dとを係合させた構成である。前固定ボス11aの内径部は、移動螺旋軸9の移送終端部へ六角の外径部へ挿入して、ボルト等により、装着して設けた構成である。 【0039】 前記中移動移送螺旋12は、図8〜図10で示す如く中移動ボス12aと、径大ボス12bと、両端部に結合部12dを有する移動螺旋プレート12cとを、一体に樹脂材等で成形した構成である。 【0040】 前記中移動移送螺旋12は、図4、図5、及び図8で示す如く移動用移送筒13の移動螺旋軸9の前後両端部に装着した前・後移動移送螺旋11、10間に、複数個の中移動移送螺旋12を移動螺旋軸9へ伸縮移動自在に軸支して設けると共に、隣接する各中移動移送螺旋12が最伸張状態になると、各移動螺旋プレート12cに設けた各結合部12dが、互に係合状態になる構成であり、所定長さ以上は伸張しない構成である。 【0041】 前記移動用移送筒13を手動操作により、伸縮移動に伴なって、移動螺旋軸9と、各中移動移送螺旋12とは、同時に伸縮移動する構成である。 【0042】 前記移動用移送筒13を長手方向への伸縮移動は、図4、図5、図17、及び図18で示す如くこの移動用移送筒13の移送始端部近傍で、外周の下側部に設けた第一位置変更装置15か、又は排出筒14の先端部に設けた第二位置変更装置16かのいずれか一方の操作により、移動用移送筒13を長手方向の任意の位置へ手動により、伸縮移動操作可能な構成である。又、任意の位置へ固定可能な構成である。 【0043】 前記第一位置変更装置15は、図17、及び図18で示す如く略箱形状の上支持体13aを移動用移送筒13の移送始端部側で、外周の下側へ装着して設け、この上支持体13aの下側には、枠体の下支持体13bと、中支持体13cとを設けると共に、上支持板13a内で移動用移送筒13の外周下側には、支持板13dを装着して設けた構成である。 【0044】 前記上支持体13a内には、この上支持体13aと、中支持体13bとで軸支した前支持ピン15bでL字形状で断面形状は、コ字形状の第一位置レバー15aを回動自在に吊り下げ状態に軸支した構成である。又、支持板13dには、固定具28の支持板28bを後支持ピン15cで回動自在に軸支した構成である。この支持板28bと、第一位置レバー15aとは、接続ピン15dで接続した構成である。 【0045】 前記第二位置変更装置16は、図17、及び図18で示す如く移動用移送筒13の前端部の排出筒14の前側部に、支持枠29を装着して設け、この支持枠29には、第二位置レバー16aを支持ピン16bで軸支して設けた構成である。第二位置変更装置16の第二位置レバー16aと、第一位置変更装置15の第一位置レバー15aとは、ワイヤー15eで接続した構成である。 【0046】 前記第一位置変更装置15の第一位置レバー15aか、又は第二位置変更装置16の第二位置レバー16aかのいずれか一方を、把持して引き操作するか、又は引き、及び把持を解除することにより、移動用移送筒13を手動で伸縮移動操作、及び任意の位置へ固定操作することができる構成である。 【0047】 前記固定具28は、図17、及び図18で示す如く支持ボス28aの外周部へ支持板28bを固着して設けると共に、先端部へ弾性材である。例えば、ゴム材、又は樹脂材等よりなる固定盤28cを装着した取付ボルト28dを、支持ボス28aへ挿入して、ナット28e等により、装着して設けた構成である。 【0048】 前記穀粒移送排出筒装置6の固定用移送筒8の外周部へ当接して、移動用移送筒13を任意の位置へ固定する第一・第二位置変更装置15,16のいずれか一方の操作で、移動用移送筒13をセット、及びセット解除する固定具28の固定盤28cを弾性材で形成したことにより、移動用移送筒13のセット、及びセット解除が簡単で安価である。又、確実にセット可能である。更に任意位置へのセットが容易な構成である。 【0049】 前記第一位置レバー15aと、中支持体13cとの間で、前支持ピン15bには、トルクスプリング28fを設けた構成である。このトルクスプリング28fの作用により、固定具28の固定盤28cは、固定用移送筒8の外周部へ押圧されて、移動用移送筒13を長手方向の任意の位置へ固定する構成である。 【0050】 前記穀粒移送排出筒装置6の移動用移送筒13を、長手方向の任意の位置へ伸縮移動操作するときは、第一位置変更装置15の第一位置レバー15aか、又は第二位置変更装置16の第二位置レバー16aのいずれか一方を把持して引き操作すると、この操作に連動して、第一位置レバー15aのときは直接。又は第二位置レバー16aのときはワイヤー15eを介して、固定具28の固定盤28cが、後支持ピン15cを回動中心として、下方へ回動移動されて、固定盤28cの押圧が解除され、セットが解除される構成である。この押圧解除により、移動用移送筒13は、伸張、又は収縮移動自在となり、任意の位置へ押し操作、又は引き操作して、この移動用移送筒13を任意の位置へ伸縮移動操作後に、第一位置レバー15a、又は第二位置レバー16aの引き操作を中止する(解除する)と、所定の位置へ第一・第二位置変更装置15,16の固定具28の固定盤28cが、固定用移送筒8の外周部へ押圧され、移動用移送筒13は、所定の伸縮位置へセットされる構成である。 【0051】 穀粒を移送排出する前記穀粒移送排出筒装置6の固定用移送筒8の外周部へ挿入して、伸縮移動自在な移動用移送筒13は、第一位置変更装置15、又は第二位置変更装置16のいずれ一方を把持して引き操作することにより、移動用移送筒13と、内装した移動螺旋軸9と、各中移動移送螺旋12とを、移動用移送筒13の長手方向へ手動により、任意の位置へ伸縮移動、及び任意の位置へ固定可能に設けたことにより、操縦席21b側、又は穀粒の排穀口14a側のいずれの側からでも、伸縮操作ができて、操作性を大巾に向上させることができた。又、手動により、無段で任意の位置へセットが可能であり、穀粒排出の適応性が向上し、更に穀粒をトラックへ排出するときは、トラックの上からでも伸縮操作ができる構成である。 【0052】 前記穀粒貯留タンク4c内へ貯留した穀粒を機外へ排出するときは、図4、及び図5で示す如く穀粒移送排出筒装置6の伸縮移動自在に設けた移動用移送筒13の先端部の排出筒14の排穀口14aの近傍部へ回動自在に設けて、「入」−「切」操作する穀粒排出手段25の籾排出レバー25aを「入」操作する構成である。 【0053】 前記籾排出レバー25aの「入」操作により、後述する穀粒排出駆動装置18が作動されて、穀粒貯留タンク4c内のタンク移送螺旋4dと、縦移送筒5の縦移送螺旋5aと、穀粒移送排出筒装置6の固定用移送筒8の固定移送螺旋7と、移動用移送筒13の前・後・中移動移送螺旋11、10、12とは、エンジン20eの回転動力が脱穀機4を入力され、この脱穀機4の回転動力が穀粒貯留タンク4cのタンク移送螺旋4dへ入力されて、穀粒貯留タンク4cのタンク移送螺旋4dを介して、回転駆動され、穀粒貯留タンク4c内の穀粒は、機外へ排出される構成である。 【0054】 前記脱穀機4から穀粒貯留タンク4cのタンク移送螺旋4dを回転駆動するベルト18bには、動力を「入」−「切」操作する穀粒排出駆動装置18の回動自在なテンションクラッチ装置18aを、図16で示す如く本体1a側へ設けた構成である。 【0055】 前記穀粒排出駆動装置18のテンションクラッチ装置18aと、排出筒14の排穀口14aの近傍部の一方側面に設けた籾排出レバー25aとは、接続具25bのワイヤケーブル25c等により、図4、図5、図11、及び図16で示す如く接続した構成である。この籾排出レバー25aは、排出筒14に設けた支持軸25dで回動自在に軸支して設けた構成である。籾排出レバー25aの「入」操作により、テンションクラッチ装置18aは、「入」作動されて、ベルト18bを介して、各部の移送螺旋4d,5a,7,11,12,10等が回転駆動され、穀粒貯留タンク4c内の穀粒は機外へ排出される構成である。 【0056】 前記ワイヤケーブル25cは、図4、図5、及び図11で示す如く固定用移送筒8の外周部の上側に設けた、図14で示す如く支持枠30a内の伸縮自在なワイヤ調節具30内へ収納した構成である。移動用移送筒13の伸張、又は収縮操作に伴ない籾排出レバー25aと、穀粒排出駆動装置18のテンションクラッチ装置18aとの間に設けて接続した接続具25bのワイヤケーブル25cの長さは、ワイヤ調節具30により、伸張状態、又は収縮状態に自動調節される構成である。このワイヤケーブル25cは、移動用移送筒13に最適な長さとなり、収縮時に垂れ下がりしない構成である。 【0057】 穀粒を排出する排出筒14の排穀口14aの近傍部には、穀粒貯留タンク4c内の穀粒を機外へ排出するときに、操作する穀粒排出手段25の籾排出レバー25aと、ワイヤケーブル25cとを設けて、テンションクラッチ装置18aへ接続したことにより、穀粒の排出操作と、穀粒移送排出筒装置6の移動用移送筒13の伸縮操作との両者を、排出筒14部で行うことができて、操作性が向上する。又、接続具25bのワイヤケーブル25cの長さは、ワイヤ調節具30で伸張状態、又は収縮状態に自動調節制御されることにより、移動用移送筒13の伸張、及び収縮状態に最適長さになる。更にワイヤケーブル25cは垂れ下がることがなくなり、このために、他部品へ引掛ることがなく、移動用移送筒13の伸縮操作が容易である。 【0058】 前記ワイヤ調節具30は、図15で示す如く移動用移送筒13の最短収縮位置より、後方部で固定用移送筒8の外周部の上側へ装着して設けた構成であり、ワイヤ調節具30には、移動用移送筒13を最短収縮位置へ収縮操作しても、当接しない構成である。 【0059】 前記ワイヤ調節具30は、移動用移送筒13を最短収縮位置へ操作したときの移送始端部の後側で、固定用移送筒8の外周上側部へ設けたことにより、この固定用移送筒8を支持する後述するオーガ受装置17へ固定用移送筒8の収納が容易である。 【0060】 前記接続具25bは、図4、図5、及び図11で示す如くワイヤケーブル25c等で構成し、このワイヤケーブル25cは、前述の如くワイヤ調節具30内へ収容した構成であり、このワイヤ調節具30の収容部内では、ワイヤケーブル25cは、ワイヤ調節具30内を伸張、又は収縮方向へ通過して、ワイヤケーブル25cは、移動用移送筒13の伸縮に対応して、伸張状態、又は収縮状態に調節される構成である。 【0061】 前記接続具25bは、ワイヤケーブル25c等で構成し、ワイヤ調節具30内の収容内では、ワイヤケーブル25cは、ワイヤ調節具30内を通過する構成としたことにより、ワイヤケーブル25cの伸張、及び収縮状態への操作が容易である。又、移動用移送筒13の伸縮に対する適応性の向上を図ることができる。更に構成が簡単でコスト低減を図ることができる。 【0062】 前記ワイヤ調節具30は、図4、図5、図11で示す如く固定用移送筒8の移送始端部に設けると共に、この固定用移送筒8の外径(D)と、略同巾(T)の支持枠30a内へ収納して設けた構成である。又、ワイヤ調節具30へ収納した穀粒排出手段25の籾排出レバー25bへ装着したワイヤケーブル25cの中間部は、引継メタル5cへクランプ30bで装着させた構成である。 【0063】 前記ワイヤ調節具30の支持枠30aの巾(T)と、固定用移送筒8の外径(D)とは、略同じとしたことにより、コンバイン1へシート等を掛けるときに、シートが引掛ることを防止することができる。又、巾(T)を広くしたことにより、ワイヤ調節具30の屈曲に無理がなくなり、操作荷重の減少を図ることができる。 【0064】 前記穀粒移送排出筒装置6の移動用移送筒13の移送始端部側に設けた、この移動用移送筒13を伸縮移動させるときに操作する第一位置変更装置15は、図19で示す如く移動用移送筒13を最短縮位置へ収縮移動操作したときには、運転作業者が搭乗して、コンバイン1を運転操作する操縦席21bの背もたれ21cの近傍部、又は前方部へ位置させて設けた構成である。 【0065】 前記第一位置変更装置15は、移動用移送筒13を最短収縮位置へ収縮させたときには、操縦席21bの背もたれ21cの近傍部位置、又は前方部位置へ位置させて設けたことにより、操縦席21bへ搭乗した運転作業者が、第一位置変更装置15の操作を容易に行うことができる。又、操作する力が入れやすい構成である。 【0066】 前記穀粒移送排出筒装置6の移動用移送筒13の移送始端部側に設けた、この移動用移送筒13を伸縮移動させるときに操作する第一位置変更装置15は、図20で示す如く移動用移送筒13を最長伸張位置へ伸張移動操作したときには、刈取機3の前方部に設けて、穀稈を分離する分草体19bの所定距離(L1)内側へ位置させて設けた構成である。 【0067】 前記第一位置変更装置15は、移動用移送筒13を最長伸張位置へ伸張させたときには、刈取機3の前方部へ設けた分草体19bの内側へ位置させて設けたことにより、移動用移送筒13を最長伸張状態に伸張させたときであっても、運転作業者の手が第一位置変更装置15へ届くことにより、操作性が向上する。又、操作が容易な構成である。 【0068】 前記穀粒移送排出筒装置6の移動用移送筒13を最短収縮位置へ収縮させたときは、この移動用移送筒13の移送始端部側(イ)は、図21で示す如く固定用移送筒8を支持するオーガ受装置17の手前側の所定距離(L2)位置で停止すべく設けた構成である。 【0069】 前記オーガ受装置17は、図21で示す如く脱穀機4の右側板の外側面には、受主柱17aを装着して設け、この受主柱17aの上端部には、略U字形状の受ガイド17bを固着して設けた構成である。この受ガイド16bで固定用移送筒8を支持する構成である。 【0070】 前記移動用移送筒13を最短収縮位置へ収縮操作したときには、この移動用移送筒13の移送始端部側は、固定用移送筒8を支持するオーガ受装置17の手前側で停止する構成としたことにより、このオーガ受装置17により、固定用移送筒8を支持すると共に、この固定用移送筒13へ挿入した移動用移送筒13が、最短収縮状態であっても、手動により、この移動用移送筒13の伸張操作が可能である。又、伸張操作が便利な構成である。 【0071】 前記穀粒移送排出筒装置6の固定用移送筒7と、移動用移送筒13との上下回動移動構成は、図22〜図24で示す如く縦移送筒5の上端部に設けた引継ぎメタル5cは、左右にニ分割した構成として、一方側を上下回動自在に接続した構成である。他方側の固定側には、上下モータ31で上下回転駆動する回動具31aと、固定用移送筒8に設けた取付具32の取付板32aとは、接続具31bで接続すると共に、取付具32に設けた各上取付板33aと、縦移送筒5に設けた各下取付板33bとの間には、ガスダンパー33を設けた構成である。 【0072】 前記上下モータ31の正回転、又は逆回転駆動により、回動具31aが回動されて、接続具31b、及び取付具32等を介して、固定用移送筒8と、移動用移送筒13とは、上昇移動、又は下降移動制御される構成である。これら上昇、又は下降移動制御に伴ない、各ガスダンパー33も上昇、又は下降移動制御される構成であり、この各ガスダンパー33はアシスト用として使用する構成である。 【0073】 前記縦移送筒5の旋回構成は、図22で示す如くこの縦移送筒5には、旋回モータ34を設けると共に、この旋回モータ34の下側で、縦移送筒5には、旋回具34aを設け、旋回モータ34の正回転、又は逆回転駆動により、旋回具34aが左回転駆動、又は右回転駆動され、縦移送筒5は、継手ケース5bの上側部より、左旋回、又は右旋回されて、固定用移送筒8と、移動用移送筒13とは、左旋回、又は右旋回する構成である。 【0074】 前記操縦席21から穀粒移送排出筒装置6の移動用移送筒13を、手動操作により、伸縮移動する構成としたことにより、特に小型のコンバイン1に適した穀粒伸縮排出装置6とすることができる。又、低コストの製品とすることができる。更に上下移動、及び左右旋回移動できることにより、穀粒排出性能が低下することがない構成である。 【0075】 前記穀粒移送排出筒装置6の移動用移送筒13の移送始端部の外周部には、図1、及び図2で示す如く円周を略三等配して、上側部には、移動用ローラ装置35の上ローラ装置37,37と、下側部には、移動用ローラ装置35の下ローラ装置38とを設けた構成である。 【0076】 前記移動用ローラ装置35の上ローラ装置37,37は、図1、及び図2で示す如く略箱形状のローラ受具37aの一方側を、移動用移送筒13の移送始端部へボルト、及びナット等で装着すると共に、後方部へ突出させて設けた構成である。このローラ受具37aの他方側には、ゴム材、又は樹脂材で耐久性の高い材料よりなり、つつみ形状の上ローラ37bを、上ローラ軸37cで回転自在に軸支した構成である。又、下ローラ装置38は、図1、及び図2で示す如く略箱形状のローラ受具38aの一方側を、移動用移送筒13の移送始端部へボルト、及びナット等で装着すると共に、後方へ突出させて設けた構成である。このローラ受具38aの他方側には、ゴム材、又は樹脂材で耐久性の高い材料よりなり、つつみ形状の下ローラ38bを、下ローラ軸38cで回転自在に軸支した構成である。 【0077】 前記上・下ローラ装置37,38の各上・下ローラ37b,38bの外周部は、固定用移送筒8の外周部へ当接して、回転しながら移動用移送筒13と同時に、伸縮移動する構成である。又、下ローラ38bは、固定用移送筒8の外周部へ設けたレール8a,8a間を伸縮移動することにより、移動用移送筒13は、略直線状に伸縮移動する構成である。 【0078】 前記移動用移送筒13の最伸張状態になる手前で、移動用ローラ装置35の下ローラ装置38の下ローラ38bの径大の当接部(ロ)が当接して、移動用移送筒13を最伸張時の手前で停止させるストッパ装置36を、固定用移送筒8の外周の下側部へ設けた構成である。又、上側の上ローラ37bの径大部が当接すべく、固定用移送筒8の外周の上側部へ設けた構成とするもよい。 【0079】 穀粒を移送する穀粒移送排出筒装置6の固定用移送筒8の外周部へ挿入して、長手方向へ伸縮移動自在に設けた、移動用移送筒13には、移動用ローラ装置35を複数個設け、移動用移送筒13が最伸張状態になる手前で、固定用移送筒8へ設けたストッパ装置36へ移動用ローラ装置35が当接して、移動用移送筒13を停止制御すべく設けたことにより、穀粒移送排出筒装置6の各部の破損を防止することができる。 【0080】 前記移動用移送筒13が最伸張状態位置になる手前位置で、固定用移送筒8の外周部の下側には、図1で示す如くストッパ装置36を設けた構成である。このストッパ装置36は、固定用移送筒8の外周下部へ設けた各レール8a移送終端の内側の左右両側には、内径部に螺旋ネジを有する各調節用メタル36bを固着して設け、この各調節用メタル36bの内径の螺旋ネジ部には、各ストッパ36aを螺挿入すると共に、この各ストッパ36aの移送始端部である。各後先端部へ移動用移送筒13が最伸張位置の手前位置まで移動すると、下ローラ装置38の下ローラ38aの左右両側径大の当接部(イ)が当接して、移動用移送筒13が最伸張位置の手前位置で停止すべく、各ストッパ36aの前側へナット36cを螺挿入して、各ストッパ36aを固定した構成である。この各ナット36cにより、各ストッパ36aが各調節用メタル36bより、突出する突出量が調節できる構成であり、移動用移送筒13を最伸張状態の手前で停止できる構成である。 【0081】 前記ストッパ装置36のストッパ36a位置を調節可能に構成して、移動用移送筒13の最伸張位置を調節できる構成して、最伸張時の穀粒移送排出筒装置6の全長を変更できる構成である。又、各ストッパ36aは、左右両側へ設けて、下ローラ装置38の下ローラ38bの左右両側の径大の当接部(ロ)が当接する構成として、移動用移送筒13は、所定の最伸張位置で確実に停止する構成である。更に、各上ローラ装置37が当接する位置へも各ストッパ装置36を設けた構成とするもよい。各ストッパ36aを直接固定用移送筒8の外周部で、移動用移送筒13が最伸張位置の手前へ設けた構成とするもよい。 【0082】 前記ストッパ装置36のストッパ36aの位置は、移動用移送筒13の移動の長手方向へ調節可能に設けたことにより、移動用ローラ装置35の上・下ローラ37b,38bにより、固定用移送筒8の外周部が叩かれ、凹状態になったときは、ストッパ36a位置を後方へ調節することにより、移動用移送筒13をスムーズに伸縮移動させることができる。 【0083】 前記ストッパ装置36のストッパ36aは、左右二箇所へ設け、又、移動用ローラ装置35の下ローラ装置38の下ローラ38bの径大の当接部(ロ)も左右二箇所へ設けたことにより、移動用移送筒13を所定位置で確実に停止させることができる。又、前・中・後移動移送螺旋11,12,10が当接する前段で停止することにより、これらの螺旋11,12,10の破損防止ができる。 【0084】 穀粒を移送する穀粒移送排出筒装置6の移動用移送筒13には、図27、及び図28で示す如く円周方向に四箇所で、長手方向には、所定間隔で略90度ずらして、多数本のブラシ39aを植設したブラシ装置39を装着して設け、このブラシ装置39のブラシ39aの先端部で、固定用移送筒8の外周部へ付着した塵埃、及び藁屑等を除去して、機外へ排出する構成である。 【0085】 これにより、前記移動用移送筒13が伸縮移動することにより、この移動用移送筒13に設けたブラシ装置39のブラシ39aにより、固定用移送筒8の外周部へ付着した塵埃、及び藁屑等が除去されることにより、移動用移送筒13の伸縮移動がスムーズになる。 【0086】 前記穀粒移送排出筒装置6の移動用移送筒40の移送終端部の下側の開口部40aを覆う状態に、図29、及び図30で示す如く下部に穀粒を機外へ排出する排穀口41aを設けた排出筒41を回動自在に設けた構成において、この排出筒41の前側には、この排出筒41を回動させる回動装置42を設けた構成である。又、これら排出筒41と、回動装置42とをカバーする外カバー43を設けた構成である。 【0087】 前記排出筒41は、図30で示す如く左右側板41bの前後両側には、前側板41cと、後側板41dとを装着した構成である。この後側板41dには、挿入孔41eを設け、この挿入孔41eには、シール44を挿入し、このシール44の内径部は、移動用移送筒40の外径部へ挿入した構成として、排出筒41の後側板41d部より、塵埃、及び藁屑等の吹き出しを防止した構成である。シール44は、図30で示す如く後側板41dより、前側板の長さ(L4)は、後側板の長さ(L3)より、所定長さ長くして設け、排出筒41内よりの吹き出しを防止した構成である。排出筒41の下端部には、箱状に飛散防止板44aを設けた構成である。 【0088】 これにより、前記排出筒41内へ長くした、シール44を設けたことにより、この排出筒41内より、吹き出しされる塵埃、及び藁屑等の防止が確実にできる。 【0089】 前記穀粒移送排出筒装置6の移動用移送筒40の移送終端部には、回動自在な排出筒41を装着して設けた構成において、図31〜図33で示す如く移動用移送筒40と、排出筒41とへ軸支内装した移動螺旋軸9は、移送終端部側である前側へ設けた前移動移送螺旋11を軸支内装した部分と、中移動移送螺旋12と、後移動移送螺旋10とを軸支内装した部分とに二分割して、前側部は、丸棒材で構成して、メッキ等を施さない構成である。又、後側部は、六角材で構成して、中移動移送螺旋12等が伸縮する構成であるために、メッキを施した構成である。 【0090】 前記移動移送螺旋9の先端部は、移動用移送筒13の移送終端部の外蓋40bに設けた前支持メタル40cで軸支し、図31〜図33で示す如く前側は、丸棒材で前螺旋軸9aとし、後側は、六角材で後螺旋軸9bとした構成である。これら前・後螺旋軸9a,9bの中心部には、挿入孔9c,9dを設け、これら前・後螺旋軸9a,9bを接続時は、補助軸9eを挿入し、両軸9a,9bの端部の切欠部を熔接すると共に、前螺旋軸9a側は、栓熔接する構成である。 【0091】 これにより、前記移動用移送筒40へ軸支内装した移動螺旋軸9を、丸棒材と、六角材とに二分割すると共に、不要部分には、メッキを中止したことにより、大巾なコスト低減を行うことができた。 【0092】 前記移動用移送筒40と、排出筒41とにより、図34で示す如く軸支内装した移動螺旋軸9を、図34で示す如く排出筒41の後側板41dの後側に、前支持メタル40cに設けた支持部40dを移動用移送筒40の内径部へ装着して設け、この前支持メタル40cへ内装したベアリング40eで軸支した構成である。 【0093】 これにより、前記排出筒41内には、移動螺旋軸9を軸支内装しない構成としたことにより、穀粒の排出性能が向上する。又、移動螺旋軸9が短くなることにより、重量が軽減できると共に、コスト低減になる。 【0094】 前記移動用移送筒13の先端部に、図39〜図41で示す如く固定式の排出筒14を設けた構成において、図39で示す如く状態で籾運搬車へ排出作業中に、誤ってコンバイン1を移動操作すると、排出筒14が破損すると共に、移動用移送筒13も破損することがあり、このために、この移動用移送筒13の下部面と、排出筒14の後側面とを接続する補助板45を設けた構成である。 【0095】 これにより、穀粒排出作業中に誤操作が行われても、移動用移送筒13と、排出筒14との両者の破損を防止することができる。 【0096】 前記穀粒移送排出筒装置6を支持するオーガ受装置17の受支柱17aの上端部へ設ける受ガイド17bを、固定受ガイド17cと、回動受ガイド17dとに二分割し、固定受ガイド17cの両端部には、所定長さの固定ボス17eを固着して設け、回動受ガイド17dには、各固定ボス17e間へ挿入可能な回動ボス17fを固着して設け、これら固定・回動ボスの中心部には、四角状の挿入孔を設け、この挿入孔へ四角形状の支持ピン17hを挿入して、回動受ガイド17dを固定支持させた構成である。 【0097】 前記穀粒移送排出筒装置6に電気的不具合が発生して、この穀粒移送排出筒装置6が旋回、及び上昇不能となり、穀粒の排出ができない状態が発生すると、支持ピン17hを抜き、回動受ガイド17dを開状態に操作した後に、手動により、穀粒移送排出筒装置6を所定位置へ旋回操作することにより、穀粒の排出が可能になる構成である。 【0098】 これにより、前記穀粒移送排出筒装置6に不具合が発生しても、手動でこの穀粒移送排出筒装置6を旋回させることができることにより、穀粒の排出作業が可能になる。 【0099】 前記穀粒移送排出筒装置6の移動用移送筒13へ軸支内装した移動螺旋軸9の移送始端部へ軸支した後移動移送螺旋10の移送螺旋プレート10cの移送始端部は、図42〜図43で示す如く所定の半径(R1)と、(R2)とにより、形成した構成である。 【0100】 これにより、穀粒の引継ぎが良好になると共に、穀粒の掻込みが良好になる。又、これらにより、穀粒の停滞がなくなり、脱ぷ率の発生が防止できる。 【図面の簡単な説明】 【0101】 【図1】移動用ローラ装置と、ストッパ装置との拡大平面図 【図2】穀粒移送排出筒装置の移動用ローラ装置部の拡大側面図 【図3】穀粒移送排出筒装置の移動用ローラ装置部の側面図 【図4】穀粒移送排出筒装置の最伸張時の側断面図 【図5】穀粒移送排出筒装置の最収縮時の側断面図 【図6】固定用移送筒と、移動用移送筒との拡大側断面図 【図7】図6のA−A断面図 【図8】前・中・後移動移送螺旋部の拡大側面斜視図 【図9】中移動移送螺旋部の拡大側面図 【図10】中移動移送螺旋部の拡大側面斜視図 【図11】ワイヤ調節具の取付部の側面図 【図12】ワイヤ調節具の支持枠部の拡大平面図 【図13】ワイヤ調節具の収縮時の拡大側面図 【図14】ワイヤ調節具の伸張時の拡大側面図 【図15】ワイヤ調節具の拡大側面図 【図16】穀粒排出部の伝動構成図 【図17】第一・第二位置変更装置のセット時の拡大側面図 【図18】第一・第二位置変更装置の解除時の拡大側面図 【図19】第一位置変更装置の装着位置の側面図 【図20】第一位置変更装置の装着位置の側面図 【図21】オーガ受装置の装着位置の側面図 【図22】穀粒移送排出筒装置の昇降回動部と、旋回回動部との拡大側面図 【図23】穀粒移送排出筒装置の昇降回動部の拡大側面図 【図24】穀粒移送排出筒装置の昇降回動部の拡大平面図 【図25】操作装置部の拡大背面斜視図 【図26】コンバインの左側全体側面図 【図27】他の実施例を示す図で、穀粒移送排出筒装置のブラシ部の拡大側面図 【図28】他の実施例を示す図で、図27のB−B断面図 【図29】他の実施例を示す図で、排出筒部の拡大側面図 【図30】他の実施例を示す図で、排出筒部のシール部の拡大側面図 【図31】他の実施例を示す図で、穀粒移送排出筒装置の移動移送螺旋部の拡大側断面 図 【図32】他の実施例を示す図で、移動移送螺旋軸の拡大側面図 【図33】他の実施例を示す図で、移動移送螺旋軸接合部の拡大側断面図 【図34】他の実施例を示す図で、穀粒移送排出筒装置の前支持メタル部の拡大側面図 【図35】他の実施例を示す図で、コンバインのオーガ受装置部の側面斜視図 【図36】他の実施例を示す図で、オーガ受装置部の側面斜視図 【図37】他の実施例を示す図で、オーガ受装置の受ガイド部の拡大正面図 【図38】他の実施例を示す図で、オーガ受装置の受ガイド部の開時の拡大正面斜視図 【図39】他の実施例を示す図で、籾運搬車と、移動用移送筒との関係図 【図40】他の実施例を示す図で、移動用移送筒の拡大側面図 【図41】他の実施例を示す図で、移動用移送筒の拡大正面図 【図42】他の実施例を示す図で、穀粒移送排出筒装置の拡大側断面図 【図43】他の実施例を示す図で、後移動移送螺旋の拡大側面図 【図44】他の実施例を示す図で、後移動移送螺旋の拡大正面図 【符号の説明】 【0102】 4c 穀粒貯留タンク 6 穀粒移送排出筒装置 8 固定用移送筒 13 移動用移送筒 14 排出筒 35 移動用ローラ装置 36 ストッパ装置 36a ストッパ ロ 当接部
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000125 【氏名又は名称】井関農機株式会社 【住所又は居所】愛媛県松山市馬木町700番地
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| 【出願日】 |
平成16年1月28日(2004.1.28) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2005−210943(P2005−210943A) |
| 【公開日】 |
平成17年8月11日(2005.8.11) |
| 【出願番号】 |
特願2004−20153(P2004−20153) |
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