| 【発明の名称】 |
コンバインの走行車台制御装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】吉邨 文夫 【住所又は居所】愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機株式会社技術部内
【氏名】平山 秀孝 【住所又は居所】愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機株式会社技術部内
【氏名】松澤 宏樹 【住所又は居所】愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機株式会社技術部内
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 走行装置5の上側には、前後傾動自在及び左右傾動自在な走行車台2と、該走行車台2の前後方向を略水平状態に制御するピッチングシリンダ3と、左右方向を略水平状態に制御するローリングシリンダ4を設け、走行車台2の前方部には、穀稈を刈取る刈取機6を設け、走行車台2の上側部には、刈取り穀稈を脱穀する脱穀機8等とを載置して設けたコンバインにおいて、前記走行車台2を水平制御するにあたり、刈取機6が所定高さ以上へ上昇制御されているときには、走行車台2を水平状態へ修正する修正速度を速くする制御装置25を設けたことを特徴とするコンバインの走行車台制御装置。 【請求項2】 前記走行車台2を水平状態へ制御するにあたり、刈取機6が所定高さ以上から所定高さ以下へ変更制御されて、走行装置5が所定距離走行する間は、走行車台2を水平状態へ修正する修正速度を速くする制御装置25を設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバインの走行車台制御装置。 【請求項3】 前記走行車台2を水平状態へ制御するにあたり、刈取機6で刈取りした刈取り穀稈の移送を検出する穀稈センサ7が「切り」状態の間は、走行車台2を水平状態へ修正する修正速度を速くする制御装置25を設けたことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載のコンバインの走行車台制御装置。 【請求項4】 前記走行車台2を水平状態へ制御するにあたり、刈取機6で刈取りした刈取り穀稈の移送を検出する穀稈センサ7が「切り」状態の間と、この「切り」状態から「入り」状態となり、走行装置5が所定距離走行する間は、走行車台2を水平状態へ制御する制御速度を速くする制御装置25を設けたことを特徴とする請求項1、又は請求項2、又は請求項3に記載のコンバインの走行車台制御装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 走行装置の上側へ設けた走行車台を前後方向、及び左右方向へ略水平状態へ水平制御する構成において、穀稈を刈取りする刈取機が所定高さ以上へ上昇制御されているときには、走行車台を水平状態へ修正する修正速度を、制御装置で速くして修正する技術であり、コンバインの走行車台制御装置として利用できる。 【背景技術】 【0002】 コンバインの走行装置を立毛穀稈の植付圃場を走行させて、このコンバインで穀稈を刈取り、及び脱穀し、脱穀済み穀粒をグレンタンク内へ供給し、一時貯留する。 【0003】 前記コンバインで立毛穀稈を収穫する収穫作業のときには、特開平9−224456号公報で示す如く走行装置上に傾動自在に載設した車体の傾斜を検出する傾斜センサと、車体を傾動させる車体傾動手段とを設けて、車体を水平に保持すべく形成した構成である。 【0004】 前記グレンタンク内へ供給された穀粒は、籾センサで検出され、この検出した籾の検出量に基づいて、車体傾動手段の作動速度を制御部で制御して、車体を水平状態に制御している。 【特許文献1】特開平9−224456号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 穀粒を貯留するグレンタンク内へ供給された籾量により、車体が傾斜する傾斜は、車体傾斜手段により、水平状態に変更制御されるが、例えば、穀稈を刈取りする刈取機が上部へ上昇制御された状態で、車体が左右方向の一方側へ傾斜した状態で、未刈部へ進入させたり、又、水平制御の修正速度が遅いと、傾斜状態で刈取りが行われることがあり、このために、穀稈を正常に刈取りできないことがあったが、この発明により、これらの問題点を解決しようとするものである。 【課題を解決するための手段】 【0006】 このために、この発明は、請求項1に記載の発明においては、走行装置5の上側には、前後傾動自在及び左右傾動自在な走行車台2と、該走行車台2の前後方向を略水平状態に制御するピッチングシリンダ3と、左右方向を略水平状態に制御するローリングシリンダ4を設け、走行車台2の前方部には、穀稈を刈取る刈取機6を設け、走行車台2の上側部には、刈取り穀稈を脱穀する脱穀機8等とを載置して設けたコンバインにおいて、前記走行車台2を水平制御するにあたり、刈取機6が所定高さ以上へ上昇制御されているときには、走行車台2を水平状態へ修正する修正速度を速くする制御装置25を設けたことを特徴とするコンバインの走行車台制御装置としたものである。 【0007】 コンバインの走行装置5を立毛穀稈の植付圃場を走行させて、この走行装置5の上側へ設けた走行車台2は、前後傾動自在、及び左右傾動自在に、この走行車台2を略水平状態に制御するピッチングシリンダ3と、ローリングシリンダ4とを設けた構成である。走行車台2の前方部へ設けた刈取機6で穀稈は刈取りされ、走行車台2の上側部へ設けた脱穀機8へ供給されて、この脱穀機8内を挟持移送中に脱穀され、脱穀済み穀粒は穀粒貯留タンク内へ供給されて、一時貯留される。 【0008】 前記コンバインで収穫作業のときに、走行車台2を水平状態への修正制御は、刈取機6が所定高さ以上位置へ上昇制御されているときには、走行車台2を水平状態へ修正するときは、制御装置25により、ピッチングシリンダ3、又はローリングシリンダ4が始動制御されると共に、修正する修正速度は、速い速度に制御されて、走行車台2は、早く水平状態に修正制御される。 【0009】 請求項2に記載の発明においては、前記走行車台2を水平状態へ制御するにあたり、刈取機6が所定高さ以上から所定高さ以下へ変更制御されて、走行装置5が所定距離走行する間は、走行車台2を水平状態へ修正する修正速度を速くする制御装置25を設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバインの走行車台制御装置としたものである。 【0010】 前記コンバインで穀粒を収穫作業のときに、走行車台2の水平状態への修正制御は、刈取機6が所定高さ以上から所定高さ以下へ変更制御されて、走行装置5が所定距離走行する間は、走行車台2を水平状態へ修正するときは、制御装置25により、ピッチングシリンダ3、又はローリングシリンダ4の作動が開始制御されると共に、修正する修正速度は、速い速度に制御されて、走行車台2は、早く水平状態に修正制御される。 【0011】 請求項3に記載の発明においては、前記走行車台2を水平状態へ制御するにあたり、刈取機6で刈取りした刈取り穀稈の移送を検出する穀稈センサ7が「切り」状態の間は、走行車台2を水平状態へ修正する修正速度を速くする制御装置25を設けたことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載のコンバインの走行車台制御装置としたものである。 【0012】 前記コンバインで穀稈を収穫作業のときに、走行車台2の水平状態への修正制御は、刈取機6で刈取りした刈取り穀稈の移送を検出する穀稈センサ7が、穀稈を検出しない状態で、「OFF」状態の間は、走行車台2を水平状態へ修正するときは、制御装置25により、ピッチングシリンダ3、又はローリングシリンダ4の作動が開始制御されると共に、修正する修正速度は、速い速度に制御されて、走行車台2は、早く水平状態に修正制御される。 【0013】 請求項4に記載の発明においては、前記走行車台2を水平状態へ制御するにあたり、刈取機6で刈取りした刈取り穀稈の移送を検出する穀稈センサ7が「切り」状態の間と、この「切り」状態から「入り」状態となり、走行装置5が所定距離走行する間は、走行車台2を水平状態へ制御する制御速度を速くする制御装置25を設けたことを特徴とする請求項1、又は請求項2、又は請求項3に記載のコンバインの走行車台制御装置としたものである。 【0014】 前記コンバインで穀粒を収穫作業のときに、走行車台2の水平状態への修正制御は、刈取機6で刈取りした刈取り穀稈の移送を検出する穀稈センサ7が、穀稈を検出しない状態の「OFF」の間と、該「OFF」状態から、穀稈を検出した状態で「ON」となり、走行装置5が所定距離走行する間は、走行車台2を水平状態へ修正するときは、制御装置25により、ピッチングシリンダ3、又はローリングシリンダ4の作動が開始制御されると共に、走行車台2を水平状態へ修正する修正速度は、速い速度に制御されて、この走行車台2は、早く水平状態に修正制御される。 【発明の効果】 【0015】 請求項1に記載の発明においては、走行装置5の上側へ前後方向、及び左右方向へピッチングシリンダ3と、ローリングシリンダ4とにより、傾動自在に設けた走行車台2の水平制御において、穀稈を刈取る刈取機6が、所定高さ以上へ上昇制御されているときには、走行車台2を水平状態へ修正する修正速度は、制御装置25により、速い速度に制御されていることにより、従来水平制御の安定性を高めるために、姿勢修正が速すぎないように行っていたが、穀稈の未刈部へ進入時に、姿勢修正が遅れて、傾斜した状態のままで進入すると、穀稈の刈取り不良が発生することがあったり、又、刈り跡不良が発生することがあったが、これらの問題点を解消することができる。 【0016】 請求項2に記載の発明においては、前記走行車台2の水平制御は、刈取機6が所定高さ以上位置から所定高さ以下位置へ変更されると共に、走行装置5が所定距離走行する間は、走行車台2を水平状態へ修正する修正速度は、制御装置25により、速い速度で制御されることにより、従来水平制御の安定性を高めるために、姿勢修正が速すぎないように行っていたが、穀稈の未刈取り部へ進入時に、姿勢修正が遅れて、傾斜した状態のままで進入すると、穀稈の刈取り不良が発生することがあったり、又、刈り跡不良が発生することがあったが、これらの問題点を解消することができる。 【0017】 請求項3に記載の発明においては、前記走行車台2の水平制御は、刈取機6で刈取りした刈取り穀稈の移送を検出する穀稈センサ7が「OFF」状態の間は、走行車台2を水平状態へ修正する修正速度は、制御装置25により、速い速度で制御されることにより、従来水平制御の安定性を高めるために、姿勢修正が速すぎないように行っていたが、穀稈の未刈取り部へ進入時に、姿勢修正が遅れて、傾斜した状態のままで進入すると、穀稈の刈取り不良が発生することがあったり、又、刈り跡不良が発生することがあったが、これらの問題点を解消することができる。 【0018】 請求項4に記載の発明においては、前記走行車台2を水平制御は、刈取機6で刈取りした刈取り穀稈の移送を検出する穀稈センサ7が「OFF」の間と、該「OFF」から「ON」となり、走行装置5が所定距離走行する間は、走行車台2を水平状態へ修正する修正速度は、制御装置25により、速い速度で制御されることにより、従来水平制御の安定性を高めるために、姿勢修正が速すぎないように行っていたが、穀稈の未刈り部へ進入時に、姿勢修正が遅れて、傾斜した状態のままで進入すると、穀稈の刈取り不良が発生することがあったり、又、刈り跡不良が発生することがあったが、これらの問題点を解消することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0019】 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。 【0020】 コンバイン1の走行装置5の上側には、前後方向、及び左右方向へ傾動自在な走行車台2を設け、この走行車台2の前後方向を略水平状態に制御するピッチングシリンダ3と、左右方向を略水平状態に制御するローリングシリンダ4とは、走行車台2へ設けた構成である。又、この走行車台2の前方部には、立毛穀稈を刈取りする刈取機6を設けると共に、走行車台2の上側面には、刈取り穀稈を刈取機6から供給を受けて、脱穀する脱穀機8を載置した構成である。コンバイン1の刈取機6の状態、及び穀稈の移送の有無等により、走行車台2を水平姿勢状態へ水平制御するときの、修正速度制御等を主に図示して説明する。 【0021】 前記コンバイン1の走行車台2は、前後方向、及び左右方向へ傾動自在に設け、この走行車台2の下側には、図1、及び図12で示す如く土壌面を走行する左右一対の走行クローラ5aを張設した走行装置5を配設し、走行車台2の上側面には、脱穀機8を載置した構成である。走行車台2の前方部の刈取機6で立毛穀稈を刈取りし、この刈取り穀稈は、この刈取機6で後方上部へ移送され、脱穀機8のフィードチェン9aと、挟持杆9bとで引継ぎされて、挟持移送されながら脱穀される。脱穀済みで選別済み穀粒は、脱穀機8の右横側に配設した穀粒貯留タンク10内へ一時貯留される。 【0022】 前記走行車台2は、図1、図2、及び図12で示す如く箱形状に形成すると共に、前後方向に縦フレーム2aを所定間隔に設け、又、左右方向に所定間隔に横フレーム2bを設けた構成である。これら各縦フレーム2aの前後両側には、ローリングメタル11と、ピッチングメタル12とを設け、ローリングメタル11には、前ローリングアーム11aを回動自在に軸支し、ピッチングメタル12には、ピッチングアーム12aを回動自在に軸支した構成である。各縦フレーム2a間には、連結アーム13を設け、この連結アーム13には、後ローリングアーム11bを回動自在に設けた構成である。 【0023】 前記走行車台2の縦フレーム2aには、油圧駆動によるピッチングシリンダ3の一方側を装着して設け、他方側は、ピッチングアーム12aの上端部へ装着した構成である。各縦フレーム2aには、油圧駆動によるローリングシリンダ4の一方側を装着して設け、他方側は、後ローリングアーム11bの上端部へ装着した構成である。前ローリングアーム11aと、後ローリングアーム11bの回動中心より、所定距離上部とは、連結杆14で接続した構成である。この前・後ローリングアーム11a,11bの下端部は、車輪フレーム28dへ軸支した構成である。 【0024】 前記走行車台2には、図1、図2、及び図12で示す如く前後ローリングセンサ15を設け、このローリングセンサ15と、ピッチングアーム12aとは、ロット15aで接続した構成であると共に、ローリングシリンダ4の上側には、左右ローリングセンサ16を設け、このローリングセンサ16と、後ローリングアーム11bとは、ロット16aで接続した構成である。又、走行車台2の後方部には、この走行車台2の前後方向の傾斜を検出する前後傾斜センサ17を設けると共に、左右方向の傾斜を検出する左右傾斜センサ18を設けた構成である。 【0025】 前記前後傾斜センサ17が走行車台2が前傾斜、又は後傾斜の検出により、ピッチングシリンダ3の作動により、走行車台2を前後方向略水平状態に、修正制御する構成である。又、左右傾斜センサ18が走行車台2が左傾斜、又は右傾斜センサ18で検出により、低い側のローリングシリンダ4の作動により、走行車台2を左右方向略水平状態に、修正制御する構成である。 【0026】 前記走行車台2の前方部には、図12で示す如く前端位置から立毛穀稈を分離するナローガイド19a、及び各分草体19bと、立毛穀稈を引起す各引起装置19cと、引起された穀稈を掻込みする穀稈掻込移送装置20の各掻込装置20aと、掻込された穀稈を刈取る刈刃装置19dと、刈取りされた穀稈を挟持移送して、脱穀機8のフィードチェン9aと、挟持杆9bとへ受渡しする穀稈掻込移送装置20の根元・穂先移送装置21a・21b等からなる刈取機6を設けている。該刈取機6は、油圧駆動による伸縮シリンダ22により、土壌面に対して、昇降自在に移動する構成である。 【0027】 前記刈取機6の前方下部から後方上部へ傾斜する支持杆23aの上端部には、左右方向に支持パイプ杆23bを設け、この支持パイプ杆23bを走行車台2の上側面に設けた支持装置23cで回動自在に支持させて、伸縮シリンダ22の作動により、刈取機6は支持パイプ杆23bを回動中心として、上下に回動する構成である。この刈取機6の上下方向の高さ位置を検出するポテンションメータ方式の刈取ポジションセンサ22aを、刈取機6の支持杆23aの外周下側部へ装着した構成である。 【0028】 前記刈取機6の穀稈掻込移送装置20によって形成される穀稈移送経路中には、刈取られて移送される穀稈に接触作用することにより、脱穀機8へ穀稈の供給の有無を検出する穀稈センサ7を設けた構成である。 【0029】 前記穀粒貯留タンク10側の前部には、操作室ケース1bで形成した操作室1c内には、図12で示す如くコンバイン1を始動、停止、及び各部を調節等の操作を行う制御装置25を内装した操作装置24と、これら操作を行う作業者が搭乗する操縦席26とを設け、この操縦席26の下側で、走行車台2の上側面には、エンジン27を載置すると共に、後方部には、穀粒貯留タンク10を配設する。これら走行装置5と、刈取機6と、脱穀機8と、エンジン27等により、コンバイン1の本体1aを形成した構成である。 【0030】 前記走行車台2の前端部に装架した走行用のミッションケース28内の伝動機構28aの伝動経路中には、その出力に基づいて、走行車速を検出するポテンションメータ方式の車速センサ28bを設けた構成である。 【0031】 前記ミッションケース28の伝動機構28aへ左右両側へ突出させて設けた走行車軸28cへ軸支した駆動輪28eと、車輪フレーム28dへ軸支した複数個の設置輪28fと、走行クローラ5aを伸縮調節する伸縮調節具5bへ軸支した後輪5cとには、走行クローラ5aを掛け渡した構成である。 【0032】 前記ミッションケース28の伝動機構28aの回転駆動により、走行装置5の走行クローラ5aは回転駆動されて、走行する構成である。 【0033】 前記穀粒貯留タンク10内に貯留した穀粒を機外へ排出するこの穀粒貯留タンク10の後側には、縦移送螺旋29aを内装した排出支持筒29を略垂直姿勢で旋回自在に設け、この排出支持筒29の上端部には、その全長がコンバイン1の前後長に亘る機外へ穀粒を排出する排出螺旋30aを伸縮自在、上下回動自在、及び左右旋回自在に前後方向に配設した構成である。 【0034】 前記走行車台2の水平制御について説明する。 【0035】 前記刈取機6の上下方向の高さ位置が、図3、及び図4で示す如く刈取ポジションセンサ22aで検出され、操作装置24の制御装置25へ入力され、この検出入力値が制御装置24へ設定して記憶させた所定高さ位置以上へ上昇制御されていると判定されたときで、走行車台2が左右傾斜センサ18により、例えば、傾斜状態が検出され、制御装置25へ入力されると、この制御装置25で、例えば、左傾斜状態であると判定されると、この判定により、走行車台2を水平状態へ修正する構成である。この修正の修正速度が速くなるように、制御装置25により、図4で示す如く左右両側のローリングシリンダ4を作動させる左側の左上昇ソレノイド31aと、右下降ソレノイド32bへの出力は、左右同時に出力され、左右両側のローリングシリンダ4の作動を速くして、修正速度を速くし、走行車台2の傾斜修正を早く終了させる構成である。又、所定高さ位置以下になると、これら各ソレノイド31a,31bへの出力は、左右交互に出力されて、左右両側のローリングシリンダ4の作動を遅くして、修正速度を遅くし、走行車台2の傾斜修正を遅く終了させる構成である。 【0036】 前記制御装置25への入力、及び出力は、図4で示す如く左右傾斜センサ18と、前後傾斜センサ17と、操作装置24の表面板へ設けた、走行車台2の左右傾斜を修正するときに、各ローリングシリンダ4を自動始動させるときに操作する「ON」−「OFF」スイッチ方式の左右水平自動スイッチ24aと、前後傾斜を修正するときに、ピッチングシリンダ3を自動始動させるときに操作する「ON」−「OFF」スイッチ方式の前後水平自動スイッチ24bと、脱穀機8を始動させるときに操作する脱穀クラッチスイッチ24cと、刈取ポジションセンサ22aの検出と、走行用のミッションケース28内の車速センサ28bの検出と、刈取り穀稈の移送有無を穀稈センサ7の検出等とが、制御装置25の入力インタフエース25aから、マイクロコンピュータ25bへ入力される構成である。 【0037】 上述の入力により、前記マイクロコンピュータ25bから、出力インタフエース25cを経て、左上昇ソレノイド31aと、左下降ソレノイド31bとが作動され、左側のローリングシリンダ4が始動制御される。又、右上昇ソレノイド32aと、右下降ソレノイド32bとが作動され、右側のローリングシリンダ4が始動制御される構成である。更に、後上昇ソレノイド33aと、後下降ソレノイド33bとが作動され、左右のローリングシリンダ4が始動制御される構成である。 【0038】 前記走行装置5の上側へ前後方向、及び左右方向へピッチングシリンダ3と、ローリングシリンダ4とにより、傾動自在に設けた走行車台2の水平制御において、穀稈を刈取る刈取機6が、所定高さ以上へ上昇制御されているときには、走行車台2を水平状態へ修正する修正速度は、制御装置25により、速い速度に制御されていることにより、従来の水平制御の安定性を高めるために、姿勢修正が速すぎないように行っていたが、穀稈の未刈取り部へ進入時に、姿勢修正が遅れて、傾斜した状態のままで刈取り進入すると、穀稈の刈取り不良が発生することがあったり、又、刈り跡不良が発生することがあったが、これらの問題点を解消することができる。 【0039】 前記走行車台2の水平状態へ水平制御において、刈取機6の上下高さ位置が、図4、及び図5で示す如く刈取ポテンションセンサ22aで検出され、操作装置24の制御装置25へ入力され、この検出入力値が、図4で示す如く制御装置25へ設定して記憶させた所定高さ位置から、設定して記憶させた所定高さ位置以下へ変更制御されたと判定されると共に、走行装置5の走行クローラ5aの走行距離が、ミッションケース28内の車速センサ28bで検出されて、制御装置25へ入力され、この入力値により、走行クローラ5aは設定して記憶させた所定距離走行する間で、この間を走行中であると判定されたときで、走行車台2が左右傾斜センサ18により、例えば、傾斜状態が検出され、制御装置25へ入力されると、この制御装置25で、例えば、左傾斜状態であると判定されると、これらの判定により、走行車台2を水平状態へ修正する構成である。 【0040】 この修正の修正速度が速くなるように、前記制御装置25により、図3で示す如く左右両側のローリングシリンダ4を作動させる左側の左上昇ソレノイド31aと、右下降ソレノイド32bとへの出力は、左右交互の出力から、左右同時に出力され、左右両側のローリングシリンダ4の作動を速くして、修正速度を速くし、走行車台2の傾斜修正を早く終了させる構成である。 【0041】 又、前記走行クローラ5aの走行距離が、設定の所定距離の走行が終了したと判定され、走行車台2が左傾斜で傾斜修正するときには、左上昇ソレノイド31aと、右下降ソレノイド32bとへの出力は、左右交互に出力され、左右両側のローリングシリンダ4の作動を遅くして、修正速度を遅くし、走行車台2の傾斜修正を遅らせて終了させる構成である。 【0042】 前記走行装置5の上側へ前後方向、及び左右方向へピッチングシリンダ3と、ローリングシリンダ4とにより、傾動自在に設けた走行車台2の水平制御において、穀稈を刈取る刈取機6が設定した、所定高さ以上へ上昇制御から、設定した所定高さ以下位置へ下降制御されると共に、走行装置5の走行クローラ5aが設定した所定距離走行する間は、走行車台2を水平状態へ傾斜修正する修正速度は、制御装置25により、速い速度に制御されていることにより、従来の水平制御の安定性を高めるために、姿勢修正が速すぎないように行っていたが、穀稈の未刈取り部へ進入時に、姿勢修正が遅れて、傾斜した状態のままで刈取り進入すると、穀稈の刈取り不良が発生することがあったり、又、刈り跡不良が発生することがあったが、これらの問題点を解消することができる。 【0043】 前記走行車台2の水平状態の水平制御において、刈取機6の穀稈掻込移送装置20の根元移送装置21aと、穂先移送装置21bとにより、刈取りした刈取り穀稈の移送を検出する穀稈センサ7が、図4、及び図6で示す如く刈取作業状態ではあるが、移送される穀稈を検出しなくなり、「OFF」状態となり、この「OFF」が操作装置24の制御装置25へ入力されると、刈取り穀稈は移送されていないと判定され、この移送されていないと判定されている状態の入力の間で、走行車台2が左右傾斜センサ18により、例えば、左傾斜状態であると判定されると、これらの判定により、走行車台2を水平状態へ修正する構成である。 【0044】 この修正の修正速度が速くなるように、前記制御装置25により、図6で示す如く左右両側のローリングシリンダ4を作動させる左側の左上昇ソレノイド31aと、右下降ソレノイド32bとの出力は、左右交互の出力から、左右同時に出力され、左右両側のローリングシリンダ4の作動を速くして、修正速度を速くし、走行車台2の傾斜修正を早く終了させる構成である。 【0045】 又、前記穀稈センサ7が「ON」となり、走行車台2が左傾斜で傾斜修正するときには、左上昇ソレノイド31aと、右下降ソレノイド32bとへの出力は、左右交互に出力され、左右両側のローリングシリンダ4の作動を遅くして、修正速度を遅くし、走行車台2の傾斜修正を遅らせて終了させる。 【0046】 前記走行装置5の上側へ前後方向、及び左右方向へピッチングシリンダ3と、ローリングシリンダ4とにより、傾動自在に設けた走行車台2の水平制御において、穀稈を刈取る刈取機6の穀稈センサ7が刈取り穀稈が移送されなくなり、「OFF」状態になると、この「OFF」状態の間に、走行車台2を水平状態へ傾斜修正する修正速度は、制御装置25により、速い速度に制御されていることにより、従来の水平制御の安定性を高めるために、姿勢修正が速すぎないように行っていたが、穀稈の未刈取り部へ進入時に、姿勢修正が遅れて、傾斜した状態のままで刈取り進入すると、穀稈の刈取り不良が発生することがあったり、又、刈り跡不良が発生することがあったが、これらの問題点を解消することができる。 【0047】 前記走行車台2の水平状態の水平制御において、刈取機6の穀稈掻込移送装置20の根元・穂先移送装置21a,21bにより、刈取りした刈取り穀稈の移送を検出する穀稈センサ7が、図4、及び図7で示す如く刈取り作業状態であるが、移送される穀稈を検出しなくなる「OFF」状態の間と、該「OFF」から穀稈を検出する「ON」状態となり、この「ON」が操作装置24の制御装置25へ入力されると、刈取り穀稈は移送されていると判定され、この判定と、走行装置5の走行クローラ5aの走行は、車速センサ28bで検出され、制御装置25へ入力されて、この入力により、走行クローラ5aが制御装置25へ設定して記憶させた所定距離を走行したと、車速センサ28bで検出するまでの間とは、走行車台2が左右傾斜センサ18により、例えば、左傾斜状態であると判定されると、これらの判定により、走行車台2を水平状態へ修正する構成である。 【0048】 この修正の修正速度が速くなるように、前記制御装置25により、図7で示す如く左右両側のローリングシリンダ4を作動させる左側の左上昇ソレノイド31aと、右下降ソレノイド32bとの出力は、左右同時に出力され、左右両側のローリングシリンダ4の作動を速くして、修正速度を速くし、走行車台2の傾斜修正を早く終了させる構成である。 【0049】 又、前記穀稈センサ7が「ON」となり、走行クローラ5aが設定した記憶させた所定距離を走行したと、車速センサ28bで検出され、走行車台2が左傾斜で傾斜修正するときには、左上昇ソレノイド31aと、右下降ソレノイド32bとへの出力は、左右交互に出力され、左右両側のローリングシリンダ4の作動を遅くして、修正速度を遅くし、走行車台2の傾斜修正を遅らせて終了させる。 【0050】 前記走行装置5の上側へ前後方向、及び左右方向へピッチングシリンダ3と、ローリングシリンダ4とにより、傾動自在に設けた走行車台2の水平制御において、穀稈を刈取り移送する刈取機6に設けた穀稈を検出する穀稈センサ7が「OFF」の間と、該「OFF」から「ON」となり、走行装置5の走行クローラ5aが設定した所定距離走行する間は、走行車台2を水平状態へ傾斜修正する修正速度は、制御装置25により、速い速度に制御されていることにより、従来の水平制御の安定性を高めるために、姿勢修正が速すぎないように行っていたが、穀稈の未刈取り部へ進入時に、姿勢修正が遅れて、傾斜した状態のままで刈取り進入すると、穀稈の刈取り不良が発生することがあったり、又、刈り跡不良が発生することがあったが、これらの問題点を解消することができる。 【0051】 前記コンバイン1の走行車台2の水平制御において、コンバイン1を旋回時に、走行装置5の走行クローラ5aの走行車速を車速センサ28bが検出する検出値の入力と、走行方向を変更するときに操作する方向制御レバー31の操作方向の入力による。例えば、左方向への旋回操作による、遠心力により、左右傾斜センサ18が検出した検出値に与える影響が、図8で示す如く変動するが、この変動分を補正する構成である。 【0052】 図9で示す如く前記左右傾斜センサ18と、左右水平自動スイッチ24aと、脱穀クラッチスイッチ24cと、方向制御レバー31の操作による左パワステスイッチ31aと、右パワステスイッチ31bと、車速センサ28bと、パワステポジションセンサ31c等との検出値、及び「ON」―「OFF」作動等が入力インタフエース25aを経て、マイクロコンピュータ25bへ入力され、これらの入力により、このマイクロコンピュータ25bから出力インタフエース25cを経て、左上昇・左下降ソレノイド31a,31bと、右上昇・右下降ソレノイド32a,32bの作動により、左右両側のローリングシリンダ4を始動、及び停止制御する構成である。 【0053】 これにより、前記コンバイン1が高速度化されたり、又、旋回時の旋回性が向上すると共に、左右水平制御に与える旋回時の遠心力の影響が無視できなくなり、遠心力を考慮して、左右水平値を算出することにより、正確な左右水平制御が可能になる。 【0054】 前記コンバイン1の走行車台2の水平制御において、コンバイン1を旋回時に、走行装置5の走行クローラ5aの走行車速を車速センサ28bが検出する検出値の入力と、方向制御レバー31の操作角度を検出するパワステポジションセンサ31cが検出する検出角度値の入力による。例えば、左方向への旋回操作による、遠心力により、左右傾斜センサ18が検出した検出値に与える影響が、図10で示す如く変動するが、この変動分を補正する構成である。又、ブロック図は、図9で示す如く制御する構成である。 【0055】 これにより、前記コンバイン1が高速度化されたり、又、旋回時の旋回性が向上すると共に、左右水平制御に与える旋回時の遠心力の影響が無視できなくなり、遠心力を考慮して、左右水平値を算出することにより、正確な左右水平制御が可能になる。 【0056】 前記コンバイン1の走行車台2の水平制御において、図11で示す如く機体1aが前後進した時の加速度で、走行装置5の走行クローラ5aの走行車速は、車速センサ28bで検出されて入力されるが、加速度で車速センサ28bが検出する検出値が変化するが、この加速度の影響を除いた値で、走行車台2の水平制御を行う構成である。又、ブロック図は、図9で示す如く制御する構成である。 【0057】 これにより、前記コンバイン1が高速化されると共に、前後水平制御に与える走行時の加速度の影響が無視できなくなっている。加速度を考慮して前後水平値を算出するので、正確な前後水平制御が可能である。 【0058】 前記方向制御レバー31の上面部には、図13で示す如く「ON」−「OFF」方式の車体傾斜モード(スイッチ)32を設けた構成である。この方向制御レバー31の前後操作により、刈取機6を上下回動させると共に、左右操作により、コンバイン1の機体1aを左右へ旋回させる構成である。又、車体傾斜モード(スイッチ)32を「ON」操作しながら、方向制御レバー31を、例えば、左側へ回動操作させると、機体1aは左傾斜になり、右側へ回動操作させると、機体1aは右傾斜する構成である。 【0059】 前記操作装置24内には、図14で示す如く車体傾斜制御装置35を設けた構成である。 【0060】 前記車体傾斜制御装置35の入力される入力側へ設けた、車体傾斜モード(スイッチ)32の操作は、デジタル信号入力処理36aへ入力される構成である。パワステ左右(ポジションセンサ)33aと、パワステ前後/刈取上下レバー(ポジションセンサ)33bと、左右車体傾斜センサ18と、前後車体傾斜センサ17と、車体左ストローク(車高ポジションセンサ)33cと、車体右ストローク(車高ポジションセンサ)33d、車体後ストローク(車高ポジションセンサ)33eとは、アナログ信号入力処理36bへ入力される構成である。車速(回転パルスセンサ)34は、外部割込信号入力処理へ入力される構成である。 【0061】 前記デジタル信号入力処理36aと、アナログ信号入力処理36bと、外部割込信号入力処理36cと、タイマカウント手段36dとは、車体傾斜実行処理37へ入力されて、車体傾斜出力手段38aへ入力され、この傾斜出力手段38aにより、車高左上・車高左下出力39a,39bと、車高右上・車高右下出力39c,39dと、車高後上・車高後下出力39e,39fとへ出力される構成である。 【0062】 前記アナログ信号入力処理36bと、車体傾斜実行処理37とより、パワステ左右旋回実行手段38bへ入力され、このパワステ右旋回実行手段38bにより、左・右旋回出力40a,40bされる。 【0063】 前記アナログ信号入力処理36bと、車体傾斜実行処理37とより、刈取部上昇/下降実行手段38cへ入力され、この刈取部上昇/下降実行手段38cにより、刈取部上昇・下降出力41a,41bされる構成である。 【0064】 前記コンバイン1の走行車台2の水平制御は、方向制御レバー31に設けた車体傾斜モード(スイッチ)32と、この方向制御レバー31との操作により、コンバイン1の走行車台2の水平制御は、穀稈の刈取り作業が、図15で示す如くスタートされ、(ステップ−101)、車体傾斜モード(スイッチ)32の操作により、順次(ステップ−102)〜(ステップ−119)の如く制御されながら、刈取り作業が終了するまで行われる(ステップ−120)。 【0065】 これにより、従来は、方向制御レバー31の上面部には、左傾斜用と、右傾斜用と、前傾斜用と、後傾斜用との4個の各スイッチを設けていたが、これを統合して一個の車体傾斜モード(スイッチ)32としたことにより、コスト低減を図ることができると共に、方向制御レバー31の電気的構造を簡単にすることができる。 【0066】 前後、及び左右へ操作可能な方向制御レバー31を設け、この方向制御レバー31の前後操作で、刈取機6を上下回動移動させ、左右操作で、コンバイン1の機体1aを旋回操作を行うこのコンバイン1において、方向制御レバー31の上面部には、図13で示す如く車体傾斜モード(スイッチ)32を設け、この車体傾斜モード(スイッチ)32を「ON」操作しながら、方向制御レバー31を前傾斜操作すると、車体1aを前傾斜する構成である。又、後傾斜操作すると、車体1aを後傾斜する構成である。方向制御レバー31を利用した、手動車体1aの傾斜操作である。 【0067】 前記操作装置25内へ設けた車体傾斜制御装置35は、図14で示す構成である。又、コンバイン1の走行車台2の水平制御は、方向制御レバー31へ設けた車体傾斜モード(スイッチ)32と、この方向制御レバー31との操作により、コンバイン1の水平制御は、穀稈の刈取り作業が、図16で示す如くスタートされ、(ステップ−201)、車体傾斜モード(スイッチ)32の操作により、順次(ステップ−202)から(ステップ−219)の如く手動操作により、制御されながら、刈取り作業が終了するまで行われる。(ステップ−220) これにより、従来は方向制御レバー31の上面部へ4個のスイッチを設けて行っていたが、これを統合して一個の車体傾斜モード(スイッチ)32としたことにより、コスト低減を図ることができると共に、方向制御レバー31の電気的構造を簡単にすることができる。 【0068】 前記コンバイン1の走行車台2の車体水平制御において、旋回時に走行車速、及び方向制御レバー31の操作角度により、遠心力を推定し、この遠心力が左右傾斜センサ18の検出値に与える影響を除いた値で制御を行う構成において、方向制御レバー31の前後方向の操作量を検出可能に構成し、図13で示す如くこの方向制御レバー31へ設けた車体傾斜モード(スイッチ)32を、「ON」操作しながら、方向制御レバー31の操作が最大操作角度になれば、走行車台2を傾斜させて、水平状態で停止させる構成である。 【0069】 前記操作装置25内へ設けた車体傾斜制御装置35は、図14で示す構成である。又、コンバイン1の走行車台2の水平制御は、方向制御レバー31へ設けた車体傾斜モード(スイッチ)32の「ON」操作と、この方向制御レバー31の前後の最大操作角度への操作とにより、コンバイン1の走行車台2の水平制御は、穀稈の刈取り作業が、図16で示す如くスタートされ、(ステップ−201)、車体傾斜モード(スイッチ)32の操作により、順次(ステップ−202)から(ステップ−219)の如く制御されながら、刈取り作業が終了するまで行われる(ステップ−210)。 【0070】 これにより、運転作業者の意思を確認した後に、出力を行うことにより、誤作動を防止することができる。 【0071】 前記コンバイン1の走行車台2の水平制御する構成において、方向制御レバー31を左右方向への操作量を検出可能に構成して設け、この方向制御レバー31へ設けた車体傾斜モード(スイッチ)32を、「ON」操作しながら、方向制御レバー31の操作が、最大傾斜操作角度になると、走行車台2を傾斜制御する構成である。 【0072】 前記操作装置25内へ設けた車体傾斜制御装置35は、図14で示す構成である。又、コンバイン1の走行車台2の水平制御は、方向制御レバー31へ設けた車体傾斜モード(スイッチ)32の「ON」操作と、この方向制御レバー31の左右の最大操作角度への操作とにより、コンバイン1の走行車台2の水平制御は、穀稈の刈取り作業が、図17で示す如くスタートされ、(ステップ−301)、車体傾斜モード(スイッチ)32の操作により、順次(ステップ−302)〜(ステップ−319)の如く制御されながら、刈取り作業が終了するまで行われる(ステップ−320)。 【0073】 これにより、運転作業者の意思を確認した後に、出力を行うことにより、誤作動を防止することができる。 【0074】 前記コンバイン1の走行車台2の水平制御可能な構成で、方向制御レバー31の前後への操作の操作量が検出可能な構成であると共に、左右への操作の操作量が検出可能な構成において、前記車体傾斜モード(スイッチ)32を、「ON」操作しながら、方向制御レバー31を左右方向、又は前後方向への回動操作により、この方向制御レバー31の操作量に応じて、傾斜角度を決定し、その位置で傾斜出力を停止させる構成である。 【0075】 前記操作装置25内へ設けた車体傾斜制御装置35は、図14で示す構成である。又、コンバイン1の走行車台2の水平制御と、前後の水平制御とは、方向制御レバー31へ設けた車体傾斜モード(スイッチ)32の「ON」操作と、方向制御レバー31の左右方向への回動操作とにより、コンバイン1の走行車台2の水平制御は、穀稈の刈取り作業が、図18で示す如くスタートされ、(ステップ−401)、車体傾斜モード(スイッチ)32の操作により、順次(ステップ−402)〜(ステップ−423)の如く制御されながら、刈取り作業が終了するまで行われる(ステップ−424)。 【0076】 又、前記車体傾斜モード(スイッチ)32の「ON」操作と、方向制御レバー31の前後方向への回動操作とにより、コンバイン1の水平制御は、穀稈の刈取り作業が、図19で示す如くスタートされ、(ステップ−501)、車体傾斜モード(スイッチ)32の操作により、順次(ステップ−502)〜(ステップ−523)の如く制御されながら、刈取り作業が終了するまで行われる(ステップ−524)。 【0077】 これにより、前記方向制御レバー31の操作の操作量検出機能を利用して、走行車台2の手動傾斜を調整可能とすることにより、操作を簡単にすることができた。 【0078】 前記コンバイン1の走行車台2を水平制御可能な構成で、方向制御レバー31の上部面へ設けた車体傾斜モード(スイッチ)32を「ON」操作しながら、方向制御レバー31を左右方向、又は前後方向への回動操作して、走行車台2を水平制御する構成において、方向制御レバー31を左右方向、又は前後方向へ操作後に、車体傾斜モード(スイッチ)32を「ON」操作しても、ピッチングシリンダ3、及びローリングシリンダ4へは走行車台2の傾斜出力は行われない構成である。 【0079】 前記操作装置25内へ設けた車体傾斜制御装置35は、図14で示す構成である。左右水平作動の制御は、図15のフローチャート図で示す如く行われる構成である。又、前後水平作動の制御は、図16のフローチャート図で示す如く作動制御が行われる構成である。 【0080】 これにより、運転作業者の誤操作を防止することができる。 【0081】 前記コンバイン1の走行車台2を水平制御可能な構成で、方向制御レバー31の上部面へ設けた車体傾斜モード(スイッチ)32を「ON」操作しながら、方向制御レバー31を回動操作して、走行車台2を水平制御する構成において、走行装置5の走行クローラ5aの走行車速が、所定値以上のときには、車体傾斜モード(スイッチ)32を「ON」操作していても、旋回出力を行い。左右傾斜出力は行われない構成である。 【0082】 前記操作装置25内へ設けた車体傾斜制御装置35は、図14で示す如く構成である。左右水平作動の制御は、図15のフローチャート図で示す如く作動制御が行われる構成である。 【0083】 これにより、前記車体傾斜モード(スイッチ)32部の破損防止、及び回路断線による誤動作防止を行うことができる。 【0084】 前記コンバイン1の走行車台2を水平制御可能な構成で、方向制御レバー31の上部面へ設けた車体傾斜モード(スイッチ)32を「ON」操作しながら、方向制御レバー31を回動操作して、走行車台2を水平制御する構成において、車体傾斜モード(スイッチ)32の「ON」操作が、所定時間以上継続した場合は、走行車台2の傾斜の出力は行わない構成である。 【0085】 前記操作装置25内へ設けた車体傾斜制御装置35は、図14で示す如く構成である。左右水平制御の作動は、図15で示す如く制御が行われる構成である。又、前後水平作動の制御は、図16のフローチャート図で示す如く作動制御が行われる構成である。 【0086】 これにより、前記車体傾斜モード(スイッチ)32部の破損防止、及び回路断線による誤動作防止を行う構成である。 【0087】 前記コンバイン1の走行車台2を水平制御可能な構成で、方向制御レバー31の上部面へ設けた車体傾斜モード(スイッチ)32を「ON」操作しながら、方向制御レバー31を回動操作して、走行車台2を水平制御する構成において、車体傾斜モード(スイッチ)32の「ON」操作しながら、方向制御レバー31を前後操作しても、刈取機6の上下回動の出力は行わない構成である。 【0088】 前記操作装置25内へ設けた車体傾斜制御装置35は、図14で示す如く構成である。又、前後水平作動の制御は、図16のフローチャート図で示す如く作動制御が行われる構成である。 【0089】 これにより、前記刈取機6が特に下限にあって、地面等へ接触しているような状態で、前傾斜させたときには、この刈取機6を破損させる恐れがあるが、これを防止することができる。 【0090】 前記コンバイン1の走行車台2を水平制御可能な構成で、方向制御レバー31の上部面へ設けた車体傾斜モード(スイッチ)32を「ON」操作しながら、方向制御レバー31を回動操作して、走行車台2を水平制御する構成において、車体傾斜モード(スイッチ)32を「ON」操作しながら、方向制御レバー31を左右操作しても、刈取機6の旋回の出力は行わない構成である。 【0091】 これにより、傾斜中の前記走行装置5の急旋回は危険であるが、これを防止することができる。 【図面の簡単な説明】 【0092】 【図1】走行車台部と、走行装着部との拡大側面図 【図2】走行車台部と、走行装着部との拡大平面図 【図3】走行車台が左傾斜時のタイムチャート図 【図4】ブロック図 【図5】走行車台が左傾斜時のタイムチャート図 【図6】走行車台の穀稈センサと、上昇・下降出力とのタイムチャート図 【図7】走行車台の穀稈センサと、上昇・下降出力とのタイムチャート図 【図8】走行車台の左右傾斜センサと、車速センサと、左パワステスイッチとのタ イムチャート図 【図9】ブロック図 【図10】走行車台の左右傾斜センサと、車速センサと、パワステポジションセンサ とのタイムチャート図 【図11】走行車台の前後傾斜センサと、車速センサとのタイムチャート図 【図12】コンバインの左側全体側面図 【図13】他の実施例を示す図で、方向制御レバーと、車体傾斜モード(スイッチ) との側面拡大斜視図 【図14】他の実施例を示す図で、ブロック図 【図15】他の実施例を示す図で、フローチャート図 【図16】他の実施例を示す図で、フローチャート図 【図17】他の実施例を示す図で、フローチャート図 【図18】他の実施例を示す図で、フローチャート図 【図19】他の実施例を示す図で、フローチャート図 【符号の説明】 【0093】 2 走行車台 3 ピッチングシリンダ 4 ローリングシリンダ 5 走行装置 6 刈取機 7 穀稈センサ 8 脱穀機 25 制御装置
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000125 【氏名又は名称】井関農機株式会社 【住所又は居所】愛媛県松山市馬木町700番地
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| 【出願日】 |
平成16年4月22日(2004.4.22) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2005−304399(P2005−304399A) |
| 【公開日】 |
平成17年11月4日(2005.11.4) |
| 【出願番号】 |
特願2004−126695(P2004−126695) |
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