| 【発明の名称】 |
刈払い機 |
| 【発明者】 |
【氏名】宮口 文夫
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| 【要約】 |
【課題】動力刈払い機は、エンジンの高馬力化に伴って、操作竿、動力伝達軸などが大径化、肉厚化、補強用スリーブの挿入など、その重量が重くなりがちで、エンジンから刈刃へ鉄製の伝達軸で直結されていたので、エンジンや刈刃の衝撃が吸収されず、山の下刈り作業中に刈刃が木の切株などに食付くと致命的な操作竿の折れ曲がり破損が頻繁に起こっていた。また、操作竿の大径化は、グリップの大径化となり、手の小さい人はしっかり握れない欠点があった。
【解決手段】操作竿12は薄肉小径化し、ブッシュ13も薄肉として、そこに挿入される動力伝達軸11は可能な限り大径化することで、従来の刈払い機に採用された操作竿補強用のスリーブの役目を兼ねる構造とする。さらに、その両端にクッション16を採用することで、エンジンや刈刃からの回転衝撃を吸収させるので、操作竿12の外径が小さくでき、グリップも小径化できる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 全体または、その一部分の外径を可能な限り操作竿の内径に近づけた円筒状の動力伝達軸またはクッションを採用することを特徴とする動力刈払い機。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、刈払い機の動力伝達軸に関する。 【背景技術】 【0002】 従来の動力刈払い機の操作竿22の外部からの曲げなどに対する強度は、操作竿22だけで確保していたので厚肉化や、直径の大寸法化、ジュラルミンやカーボンファイバーなど特殊材料の採用、操作竿内にスリーブ26の挿入などの方法が採用されていた。 【0003】 また、その動力伝達軸21の多くは質量の大きい鉄製であり、その耐久性技術は、直径の大寸法化、厚肉化、中実化などが採用されている。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 以上に述べた従来の刈払い機の操作竿22の耐久性技術の方法では、その外径の大寸法化や厚肉化又はスリーブ26の挿入に伴って、刈払い機の総重量が重くなると共に操作竿に挿入固定された作業者の握りの部の直径が大径化する、原材料価格が高くなる、刈刃の回転振動がギアケース24に直接挿入挟持された操作竿22を伝播し易くなり、作業者の疲労が増す欠点があった。 【0005】 また、鉄製の動力伝達軸21の両端はスプラインなどにより、エンジンのクラッチドラムとギアケース24内のピニオン27に直結されており、エンジンの動力や作業時の被削物から刈刃への衝撃がチップソーなどに致命的なダメージを与え、さらに動力伝達軸21、ブッシュ23を経由して操作竿に伝播され、作業者の疲労が増すばかりでなく、不快な騒音を発生し作業環境は悪くなっていた。 【0006】 また、山林などでの刈払い作業中などに刈刃が木の切株に食付くと、エンジントルクに操作竿の強度が絶えられず、致命的となる折れ曲がり破損が頻繁に起こっていた。 【0007】 本発明は、このような従来の刈払い機の有していた問題を解決しようとするものであり、操作竿の強度や、動力伝達軸の強度を犠牲にしない方法で軽量化して、操作竿の振動を軽減することを目的とするものである。. 【課題を解決するための手段】 【0008】 そして、本発明は上記目的を達成するために動力伝達軸11の外径を可能な限り操作竿12の内径に近付け、その両端にクッション16を介してスプラインジョイント15を配置することで、エンジンの動力を弾力的にピニオン17に伝達して刈刃を駆動する構造とする。 【0009】 上記理由により、刈払い作業中のエンジンのフライホイールに密着されたクラッチドラムからの回転振動や、刈刃からギアケース14、さらにピニオン17を介して伝わって来る被削物からの回転衝撃振動は、共にクッション16により遮断され操作竿12には伝播されない。 【0010】 また、動力伝達軸11は、操作竿12内の所定の適正な位置に挿入固定された数個の薄肉ブッシュ13により、回転可能な状態で保持される 【0011】 そのブッシュ13の内径と動力伝達軸11の外径の隙間は、可能な限り小さい寸法とすることで、作業中にかかる外部からの曲げ応力や刈刃の食い付きにによるエンジントルクの反力に対して、操作竿12と動力伝達軸11の両方で分散して受け止めることが可能となる。 【発明の効果】 【0012】 上述したように本発明の刈払い機は、動力伝達軸11の外径と操作竿12の内径を近い寸法とすることで、動力伝達軸11が従来の刈払い機に採用されたスリーブの役目も兼ねる構造なので、内部にスリーブなどを挿入する必要も無く、アルミなどの軽質素材でも、操作竿の薄肉、小径化が可能となり、作業者の握り部も小径化出来、刈払い機の軽量化が可能となる。 【0013】 また、従来の刈払い機に比較して薄肉軽量素材で小径の操作竿の採用は、刈刃などの振動を操作竿に取りつけられた作業者の握り部に伝播しにくいので、作業者の疲労を軽減する効果がある。 【0014】 さらに、動力伝達軸11は、従来の刈払い機の動力伝達軸よりかなり大径化され、両端のそれぞれに作業時の回転衝撃を和らげるクッション16を採用したので、、アルミなどの軽質素材で薄肉設計でも十分な強度が確保できるし、チップソーなどの刈刃にもやさしく振動も低減する。 【発明を実施するための最良の形態】 【0015】 以下、本発明の実施の形態を図1に基づいて説明する。 【0016】 図においては、11は動力伝達軸で、その両端それぞれに回転衝撃を和らげるクッション16を介して15スプラインジョイントが半固定され、13ブッシュが内部に配置された12操作竿内に自由回転できる状態で挿入され保持されている。 【0017】 そのスプラインジョイント15の一方は、エンジンのクラッチドラム、他方はギアケース14内のピニオン17へ接続されエンジンの動力を弾力的に刈刃に伝達するよう構成される。 【図面の簡単な説明】 【0018】 【図1】本発明の実施形態を示す刈払い機の動力伝達軸の部分図、断面図、A−A矢視図 【図2】従来の刈払い機の動力伝達軸の部分図 【符号の説明】 【0019】 11、21は動力伝達軸. 12、22は操作竿 13、23はブッシュ 14、24はギアケース 15 はスプラインジョイント 16 はクッション 17、27はピニオン 26 はスリーブ
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| 【出願人】 |
【識別番号】503404914 【氏名又は名称】宮口 文夫
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| 【出願日】 |
平成16年2月24日(2004.2.24) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2005−237359(P2005−237359A) |
| 【公開日】 |
平成17年9月8日(2005.9.8) |
| 【出願番号】 |
特願2004−85718(P2004−85718) |
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