| 【発明の名称】 |
乗用型茶葉摘採機 |
| 【発明者】 |
【氏名】杉村 佐久次 【住所又は居所】静岡県榛原郡金谷町牛尾869−1 株式会社寺田製作所内
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| 【要約】 |
【課題】茶葉を摘採するとき、朝露が付着している場合がある。露が付いて濡れている茶葉を摘採すると、茶葉が刈刃に付着しやすく、付着した茶葉が刈刃に絡みつき、摘採作業を中断して、絡んだ茶葉を取り除かなければならなくなる。また、摘採後の茶葉が濡れていると、重く、運びにくく、また、茶葉の品質が変化する原因を招くために、茶葉が乾いた状態で摘採することを推奨している。
【解決手段】第1の手段では、乗用型茶葉摘採機の茶袋保持板に、茶葉の表面の露を払い落とす露払い手段を設ける。第2の手段では、第1の手段の露払い手段に、刈刃と略同径の刷毛を設ける。第3の手段では、第1または2の手段の吹出口を茶樹へ向けた送風手段を設ける。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 乗用型茶葉摘採機の茶袋保持板に、茶葉の表面の露を払い落とす露払い手段を設けることを特徴とする乗用型茶葉摘採機。 【請求項2】 露払い手段に、刈刃と略同径の刷毛を設けることを特徴とする請求項1記載の乗用型茶葉摘採機。 【請求項3】 吹出口を茶樹へ向けた送風手段を設けることを特徴とする請求項1または2記載の乗用型茶葉摘採機。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、摘採前に、茶葉に付着した露を除去するための装置に関するものである。 【背景技術】 【0002】 茶葉を摘採するとき、朝露が付着している場合がある。露が付いて濡れている茶葉を摘採すると、茶葉が刈刃に付着しやすく、付着した茶葉が刈刃に絡みつき、摘採作業を中断して、絡んだ茶葉を取り除かなければならなくなる。また、摘採後の茶葉が濡れていると、重く、運びにくく、また、茶葉の品質が変化する原因を招くために、茶葉が乾いた状態で摘採することを推奨している。 【0003】 そこで、従来は、背負い式送風機を作業者が背負い、手元の送風パイプから出る風を茶葉に当て、露を飛ばし、露を除去していた。また、作業者が箒等で茶葉をこすり、露を払い落していた。 【0004】 近年、茶園内での機械化がすすめられており、摘採そのものに関しても、可搬式茶葉摘採機から乗用型茶葉摘採機に変化していった。乗用型茶葉摘採機が普及していくにつれて、手持ちの乗用型茶葉摘採機で露払いをすることが検討された。そこで、乗用型茶葉摘採機に既存で備えられている送風手段を用いて、茶葉に付着した露を送風によって除去することが発明されている(例えば、特許文献1、2参照)。 【特許文献1】特開2001−28号公報 【特許文献2】特開2001−269037号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 従来のように送風によって露を飛ばすと、飛んだ露が下の葉に付いてしまっていた。また、風が当たらない部分の露は払うことができなかった。 【課題を解決するための手段】 【0006】 本発明では、第1の手段では、乗用型茶葉摘採機の茶袋保持板に、茶葉の表面の露を払い落とす露払い手段を設ける。第2の手段では、第1の手段の露払い手段に、刈刃と略同径の刷毛を設ける。第3の手段では、第1または2の手段の吹出口を茶樹へ向けた送風手段を設ける。 【発明の効果】 【0007】 第1、2の手段によると、従来の乗用型茶葉摘採機に取付けるだけで、簡単な構造で、茶葉に平均に当たり、効率よく、茶葉の表面の露を除去することができる。また、第3の手段により、相乗効果で完全に露を除去することができる。また、作業者への負担も少なくてすむ。 【発明を実施するための最良の形態】 【0008】 本実施例について、図1、2を参照して説明する。1、2はクローラによる走行装置であり、茶畝3を挟んでその両側の畝間を走行する。左右の走行装置1、2は門型枠4でつながっている。門型枠4の下方には、バリカン型の刈刃5を取付けた摘採装置が設置してある。門型枠4上には送風ファン6が設けてあり、摘採時は刈刃5の前方に設けた送風管7とフレキシブルホース8でつながれている。摘採装置の後方には茶袋保持板9が設けてあり、摘採時には摘採した茶葉を収容した茶袋を保持するためのものである。 【0009】 11は刈刃5と略同じ径の刷毛、12はそのブラシ部、13は吊り下げ具、14はフックであり、刷毛11に固定された吊り下げ具13をフック14に引っ掛け、ブラシ部12の先端が茶樹3に接触する高さに設置する。フック14は茶袋保持板9に取付ける。刈刃5は通常3000Rであれば、刷毛11も3000Rが望ましい。また、摘採時の刈刃が他の形状のときには、摘採時の刈刃の形状に合わせると良い。吊り下げ具13にチェーンを用いると、高さ調整が容易である。15はフレキシブルホース、16は送風ファン6とフレキシブルホース15のカップリング、17は送風ノズルである。送風ノズル17の送風口が茶樹3に当たるように、固定具18等を用いて、固定する。 【0010】 茶樹3に露が付いて濡れている場合、通常の乗用型茶葉摘採機に露払い手段を取付ける。まず、茶袋保持板9に備えられているフック14に刷毛11が付いている吊り下げ具13を引っ掛ける。送風ファン6を摘採時のフレキシブルホース8から露払い時のフレキシブルホース15に接続切り替えし、送風ノズル17を固定具18により固定する。 【0011】 上記のような装置を露を払う茶樹3を跨いで、走行する。ブラシ部12が茶樹3に接触する程度で走行する。ブラシ部12で茶樹3の露を拭き払い、また、その後の茶樹3に送風ノズル18より送風を行なう。これによって、茶樹3の露は払い落とされ、茶葉を摘採できる状態となる。 【0012】 本実施例では、刷毛11と送風ノズル17の両方を茶樹3に向けて設けると効果的たが、刷毛11のみでも露を払い落とすことは可能である。 【図面の簡単な説明】 【0013】 【図1】本実施例の側面図。 【図2】本実施例の背面図。 【符号の説明】 【0014】 1 走行装置 2 走行装置 3 茶畝 4 門型枠 5 刈刃 6 送風ファン 7 送風枝管 8 フレキシブルホース 9 茶袋保持板 10 エンジン 11 刷毛 12 ブラシ部 13 吊り下げ具 14 フック 15 フレキシブルホース 16 カップリング 17 送風ノズル 18 固定具 21 作業者 22 操縦ハンドル
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| 【出願人】 |
【識別番号】000145116 【氏名又は名称】株式会社寺田製作所 【住所又は居所】静岡県榛原郡金谷町牛尾869−1
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| 【出願日】 |
平成15年10月9日(2003.10.9) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2005−110603(P2005−110603A) |
| 【公開日】 |
平成17年4月28日(2005.4.28) |
| 【出願番号】 |
特願2003−350586(P2003−350586) |
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