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【発明の名称】 ポット苗用移植機の無端状搬送ベルト及びロータリー式植付装置
【発明者】 【氏名】藪内 正俊
【住所又は居所】岡山県赤磐郡山陽町下市447番地 みのる産業株式会社内

【氏名】奥田 達雄
【住所又は居所】岡山県赤磐郡山陽町下市447番地 みのる産業株式会社内

【要約】 【課題】無端状搬送ベルト1とロータリー式植付装置3を備えたポット苗用移植機において、ポット苗4を適正な植付姿勢で圃場に植え付ける。

【解決手段】無端状搬送ベルトの表面に回転方向に一定間隔を置いてポット苗の根鉢部4aを仕切る突起列10を配設するとともに、ポット苗の葉部4bが載置される位置に回転方向に沿って一定高さのリブ28を形成する。また、植付爪2の左右に前方側に突出し、全体として凹状をなす葉支え部27を設ける。このポット苗用移植機によれば、ポット苗を無端状搬送ベルトの端縁からほぼ平行に送り出し、そのポット苗の葉部を葉支え部27により植付爪の中心から左右にずれないように保持した状態で植え付けることができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ポット苗を機体の進行方向に対し横方向に張架された無端状搬送ベルトにより搬送し、その端縁から送り出されたポット苗を植え付けるようにしたポット苗用移植機の無端状搬送ベルトにおいて、ベルトの表面に回転方向に一定間隔を置いてポット苗の根鉢部を仕切る突起列を配設し、かつポット苗の葉部が載置される位置に回転方向に沿って一定高さのリブを形成したことを特徴とする無端状搬送ベルト。
【請求項2】
駆動軸の回転に伴って回転するドラムの周縁に取付軸を介して取り付けられ、前記取付軸を中心として往復回動可能とされた植付爪を備えるポット苗用移植機のロータリー式植付装置において、前記植付爪は、その左右において前方側に突出し、全体として凹状をなす葉支え部を備えることを特徴とするロータリー式植付装置。
【請求項3】
駆動軸の回転に伴って回転するドラムの周縁に取付軸を介して取り付けられ、前記取付軸を中心として往復回動可能とされた植付爪を備えるポット苗用移植機のロータリー式植付装置において、前記植付爪は、その先端部の前面側が長さ方向に垂直な断面において凹部を構成していることを特徴とするロータリー式植付装置。
【請求項4】
前記植付爪は所定の隙間を開けて対向配置された一対の爪片からなり、各爪片の先端部近傍の前面側が前記隙間の方向へ傾斜して前記凹部を形成していることを特徴とする請求項3に記載されたポット苗用移植機。
【請求項5】
前記ロータリー式植付装置は、前記ドラム内に前記植付爪を往復回動させるカム機構が配置され、前記植付爪が前記ドラムの回転に伴い略最下端位置から回転上昇するとき、前記カム機構によりその回転方向とは逆向きに回動し、これにより略垂直姿勢を保って上昇するようになっていることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載されたロータリー式植付装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、ポット苗箱で育成したポット苗を圃場に移植するポット苗用移植機に使用される無端状搬送ベルト及びロータリー式植付装置に関する。
【背景技術】
【0002】
田植え又は畑地での野菜苗等の移植において、無端状搬送ベルト及びロータリー式植付装置を備えたポット苗用移植機(例えば下記特許文献1〜6参照)が用いられている。
この移植機は、図8に示すように、機体の進行方向に対し左右方向に水平張架された無端状搬送ベルト1と、その端縁から送り出されるポット苗を回転する植付爪2で受け取り、次いで圃場に植え付けるロータリー式植付装置3を備える。無端状搬送ベルト1は、その表面に回転方向に一定間隔を置いてポット苗4の根鉢部4aを仕切る突起列10を配設してあり、左右に隣り合わせに一対設置され、互いに反対方向に回転し、図示しない苗受けアーム(ポット苗箱から一列分のポット苗を受け取る装置であり、機体に設置されている。例えば下記特許文献5参照)から供給されたポット苗を端縁に向かって水平に移送する。各無端状搬送ベルト1の端縁近傍には前記ロータリー式植付装置3が配置され(一方側のみ図示)、回転する植付爪2が、端縁から送り出されたポット苗4を順次受け取って下方に送り、圃場に植え付ける。
【0003】
【特許文献1】特開昭62−181711号公報
【特許文献2】実公平2−36332号公報
【特許文献3】特公平4−75725号公報
【特許文献4】特開平7−312925号公報
【特許文献5】特公昭57−18763号公報
【特許文献6】特開2002−17118号公報
【特許文献7】特許第2787536号公報
【特許文献8】特許第2826695号公報
【0004】
ロータリー式植付装置3は、図示しないチェーンにより回転するスプロケット5が固定された駆動軸6、駆動軸6の回転に伴い回転するドラム7(ドラム蓋7a,ドラム底7b)、一端が駆動軸6に固定され他端がドラム7に固定され、駆動軸6の回転をドラム7に伝達する駆動板8、ドラム蓋7aの周縁に取付軸9を介して取り付けられ、該取付軸9を中心として往復回動自在とされた前記植付爪2、及びドラム7の内部に収容され、植付爪2に前記往復回動を与えるカム機構等を備える。このカム機構は、ドラム7の内部に固定された溝カム11,取付軸9の端部に固定された回動レバー12,回動レバー12の一端に固定されたローラ軸13,及びローラ軸13に回転自在に取り付けられたカムローラ14からなり、カムローラ14は前記溝カム11のカム溝11a内を走行自在である。なお、溝カム11は偏心位置において支持筒15に固定され、この支持筒15は駆動軸6の周囲を囲むように固定された筒状の支持部材16の先端部外周(軸方向に沿った多数のキー溝が形成されている)にはまり込み、回転しないように固定されている。なお、17はチェーンケース、18はドラム7を前記支持部材16に対し回転自在に支持するための軸受である。
【0005】
図7に示すように、ドラム7の周縁に4つ設置された植付爪2の取付軸9は、ドラム7の中心である駆動軸6から等距離にあり、かつ回動レバー12の形状及びカムローラ14の取付位置は各植付爪2について同じであるが、カムローラ14が走行するカム溝11aが駆動軸6に対して偏心しかつ異形であるため、駆動軸6(及びドラム7)が回転して植付爪2が該回転軸の周囲を回転するのに伴い、植付爪2は取付軸9を中心として回動(自転)し、植付爪2の長さ方向の向きと駆動軸6の位置関係が変化する。すなわち、植付爪2が略最下端位置から回転上昇するとき、該植付爪2はその回転方向とは逆向きに回動し、これにより略垂直姿勢を保って上昇する。その後、植付爪2が上端位置に向かい、続いて回転下降するとき、その回転方向と同方向に回動する。逆にいえば、植付爪2がそのタイミングで往復回動をするように溝カム11の偏心位置及び平面形状が設定されている。
植付爪2は回転下降中、略水平位置にきたときポット苗4を受け取り、さらに回転下降してその先端部でポット苗の根鉢部を圃場の地中に埋め込み、続いて植付爪2が回転上昇して植え付けが完了する。そして、植付爪2が略最下端位置から回転上昇するとき、略垂直姿勢を保って上昇することから、植付爪2は最下端位置において圃場に植え付けたポット苗を後方に掻き上げることなく、上方に抜け出ることができる。
【0006】
一方、主として野菜苗の移植用に、機体の進行方向に対し左右方向に水平張架された無端状搬送ベルトと、同一方向に回転する一対の無端状下降ベルトと、同一方向に回転する一対の円盤からなる円盤式植付装置を備えたポット苗用移植機(例えば前記特許文献7,8参照)も用いられている。このポット苗用移植機では、無端状搬送ベルトの端縁から送り出されるポット苗を一対の無端状下降ベルトの間に挟持して下方に運び、これを植付装置の一対の円盤で挟んでさらに下方に送り、圃場に植え付ける。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、従来のポット苗用移植機を使用して圃場にポット苗を植え付けたとき、ポット苗が適正な植付姿勢にならず、例えば左右又は前後に大きく傾斜した状態で植え付けられる場合がある。
本発明は、従来のポット苗用移植機に関するこの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
発明者らの知見によれば、ポット苗が適正な植付姿勢で植え付けられない原因の1つは、図8に示すように、無端状搬送ベルトの端縁から送り出されるポット苗4が傾斜した状態(葉部4bが根鉢部4aより無端状搬送ベルト側に寄った状態)で送り出されるためである。このようなポット苗を植え付けると、ロータリー式植付装置の場合は左右に傾斜し、円盤式植付装置の場合は前後に傾斜した植付姿勢となりがちである。
また、ロータリー式植付装置の場合、無端状搬送ベルトの端縁から送り出されたポット苗4を植付爪2が受け取るとき、葉部4bが傾斜して植付爪2から横に外れたり、ポット苗4を受け取った植付爪2の中心から根鉢部4aが左右に位置ずれした場合も、適正な植付姿勢が得られない。無端状搬送ベルトの端縁から送り出されるポット苗が傾斜した状態となっていると、このような位置ずれが起きやすい。
本発明は、この知見に基づいてなされたものである。
【0009】
本発明は、ポット苗を機体の進行方向に対し横方向に張架された無端状搬送ベルトにより搬送し、その端縁から送り出されたポット苗を植え付けるようにしたポット苗用移植機の無端状搬送ベルトにおいて、ベルトの表面に回転方向に一定間隔を置いてポット苗の根鉢部を仕切る突起列を配設し、かつポット苗の葉部が載置される位置に回転方向に沿って一定高さのリブを形成したことを特徴とする。無端状搬送ベルトがこのようなリブを備えることにより、ポット苗は無端状搬送ベルトの端縁に対してほぼ平行に送り出されるようになり、ポット苗の植付姿勢が乱れるのが防止される。この無端状搬送ベルトは、ロータリー式植付装置のほか、円盤式植付装置とも組み合わせることができる。
【0010】
また、本発明は、駆動軸の回転に伴って回転するドラムの周縁に取付軸を介して取り付けられ、前記取付軸を中心として往復回動可能とされた植付爪を備えるポット苗用移植機のロータリー式植付装置において、前記植付爪が、その左右において前方側に突出し、全体として凹状をなす葉支え部を備えることを特徴とする。この葉支え部でポット苗の葉部を保持することにより、ポット苗の葉部が植付爪に対して大きく傾斜して外れたり位置ずれを起こすことがなく、ポット苗の植付姿勢が乱れるのが防止される。このロータリー式植付装置と上記無端状搬送ベルトを組み合わせることが望ましい。すなわち、無端状搬送ベルトの端縁からほぼ平行に送り出された(植付爪に平行でもある)ポット苗の葉部を、植付爪の中心から左右にずれないように保持した状態で植え付ける、という好ましい連携が可能となる。
【0011】
さらに、本発明は、駆動軸の回転に伴って回転するドラムの周縁に取付軸を介して取り付けられ、前記取付軸を中心として往復回動可能とされた植付爪を備えるポット苗用移植機のロータリー式植付装置において、前記植付爪が、その先端部の前面側が長さ方向に垂直な断面において凹部を構成していることを特徴とする。この場合、植付爪が回転して略水平位置でポット苗を受け取り、さらに回転下降してポット苗の根鉢部を圃場の地中に埋め込むあいだ、該根鉢部が植付爪の凹部内から左右に位置ずれしにくく、ここに安定して保持される。従って、根鉢部が植付爪から外れたり位置ずれを起こすことなく、ポット苗の植付姿勢が乱れるのが防止される。これも、上記無端状搬送ベルトを組み合わせることが望ましい。
なお、望ましいロータリー式植付装置は、前記ドラム内に前記植付爪を往復回動させるカム機構が配置され、前記植付爪が前記ドラムの回転に伴い略最下端位置から回転上昇するとき、前記カム機構によりその回転方向とは逆向きに回動し、これにより略垂直姿勢を保って上昇するようになっている。
【発明の効果】
【0012】
本発明に係る無端状搬送ベルト及び/又はロータリ式植付装置を備えたポット苗用移植機によれば、圃場にポット苗を適正な植付姿勢で植え付けることができ、それをきわめて簡単な構造上の改良で実現できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、図1〜図6を参照して、本発明に係るポット苗用移植機について説明する。なお、図1〜図6において、図7,8に示すポット苗用移植機と同じ部位には同じ番号を付与している。
このポット苗用移植機は、図7,8に示す従来のものと比べて、次の点が異なり、他は基本的に同一である。
【0014】
(1)無端状搬送ベルト1の構造;
図5,6に示すように、無端状搬送ベルト1の表面に回転方向に沿った連続するリブ28が2本形成されている。無端状搬送ベルト1上においてポット苗4の葉部4bはこのリブ28上に置かれてほぼ水平に支えられ、ポット苗4が無端状搬送ベルト1の端縁から送り出されるとき、葉部4bはリブ28の高さ分だけ遠くに送り出される。従来の無端状搬送ベルトにおいては、ポット苗4は、葉部4bが根鉢部4aより無端状搬送ベルト側に寄った形(つまり、ポット苗4が傾斜した状態・・・・極端な場合は図8のようになっていた)で送り出され、その結果としてポット苗4の植付姿勢が乱れることがあったが、図5の例では、無端状搬送ベルト1が葉部4bに対応する位置にリブ28を備えることにより、ポット苗4は無端状搬送ベルト2の端縁に対してほぼ平行に送り出され、植付爪2はそのポット苗4を受け取るから、植付爪2の長さ方向とポット苗4がほぼ平行となり、ポット苗4の植付姿勢が乱れるのが防止される。
この例では、リブ28は同じ高さで連続していたが、その作用が阻害されない限り、回転方向に適当な間隔を置いて複数個に分割されていてもよい。
【0015】
(2)植付爪2の形状;
植付爪2は、特に図4に示すように、所定の隙間21を開けて対向配置された一対の爪片2a,2aからなり、各爪片2a,2aの先端部近傍の前面側(ポット苗の根鉢部に当接する箇所)が、前記隙間21の方向へ傾斜して、長さ方向に垂直な断面において凹部22を構成している。植付爪2が回転して略水平位置でポット苗4を受け取り、さらに回転下降してポット苗4の根鉢部4aを圃場の地中に埋め込むあいだ、該根鉢部4aは植付爪2の凹部22内から左右に位置ずれしにくく、ここに安定して保持される。従って、根鉢部4aが植付爪2から外れたり位置ずれを起こすことなく、ポット苗4の植付姿勢が乱れるのが防止される。
この例では、植付爪2は一対の爪片2a,2aからなっていたが、図7,8に示す従来タイプ(隙間のないもの)の植付爪2が、先端部近傍の前面側が長さ方向に垂直な断面において凹部を構成している場合も本発明に含まれる。
【0016】
(3)摺動爪23の付加;
図1,4に示すように、植付爪2の隙間21内に摺動爪23がはまり込み、その下端が植付爪2に対し段違い状に前方側(植付爪2の前面側)に突出している。摺動爪23に長さ方向に沿って長孔24が形成され、植付爪2に長孔24に摺動自在にはまり込むピン25が固定されている。摺動爪23の後端側延長部に取付軸26が回動自在にはまり、該取付軸26は植付爪2の取付軸9より回転の後方側においてドラム7(ドラム蓋7a)に固定されている。
ドラム7の回転に伴う植付爪2の回転の軌跡は、従来のものと同じであり、植付爪2が略最下端位置から回転上昇するとき、該植付爪2は取付軸9を中心としてその回転方向とは逆向きに回動し、これにより植付爪2は略垂直姿勢を保って上昇する。その後、植付爪2が上端位置に向かい、続いて回転下降するとき、その回転方向と同方向に回動する。その軌跡を一定時間毎に示すのが図2である。一方で機体の前進により植付爪2は一定速度で前進しているから、結局、植付爪2が略下端位置から回転上昇するとき、該植付爪2は垂直姿勢を保って、あたかもその位置で上方に抜け上がっていくような軌跡をたどる。なお、このような植付爪2の軌跡は図7,8に示す従来例でも同じである。
【0017】
ドラム7の回転に伴い、摺動爪23は植付爪2と共に回転するが、後端側延長部がドラム7に取付軸26を中心として往復回動自在に支持されているから、摺動爪23は植付爪2の長さ方向にほぼ沿うように摺動し、特に植付爪2が略最下端位置から上方に回転上昇するとき、植付爪2の先端方向に相対的に摺動してポット苗の根鉢の上の略一定高さに留まる。逆にいえば、前記取付軸26は、摺動爪23がそのような軌跡をたどるように、ドラム7上に位置設定されている。摺動爪23の軌跡は図2に示されている。
さらに図3は、植付爪2が略最下端位置から上昇するとき、植付爪2と摺動爪23がたどる軌跡を、機体の前進に伴う前方への移動成分を合成して、一定時間おきに示すものである。ここに示すように、植付爪2が前後方向ほぼ同一位置において上方に抜け上がる一方で、摺動爪23はほぼ一定高さに留まり(植付爪2の先端方向に相対的に摺動する)、摺動爪23の下端部がポット苗4の根鉢の上を抑えるので、植付爪2の上昇に伴うポット苗4が連れ上がり(この連れ上がりは、植付爪の前面側に粘着性の土が付着した場合に起きやすい)が防止される。
なお、摺動爪23は、その下端が植付爪2の前面側に突出した状態で、植付爪2に対して相対的に上下摺動するので、植付爪2の前面側に付着した土を除去することができる。この例のように、摺動爪23が植付爪2の先端方向に相対的に最も大きく摺動したとき(図3(f)参照)、摺動爪23の先端が植付爪2の先端を越えて下に突出する摺動軌跡をたどるように、前記取付軸26等の設定を行うことが望ましい。
【0018】
(4)葉支え部27の付加;
図4〜6に示すように、植付爪2の左右両側に前方側に突出する一対の葉支え部27が固定されている(図1〜図3では図示省略されている)。この葉支え部27はそれぞれ屈曲した棒材の両端が植付爪2の各爪片2a,2aに固定されたもので、特に図4(c)に示されるように、植付爪2及び摺動爪23とともに全体として凹状をなし、そこにポット苗4の葉部4bを保持できるようになっている。この葉支え部27でポット苗4の葉部4bを保持することにより、ポット苗4の葉部4bが植付爪2に対して大きく傾斜して外れたり位置ずれを起こすことがなく、ポット苗4の植付姿勢が乱れるのが防止される。
リブ28を備えた無端状搬送ベルト1と葉支え部27を備えた植付爪2の協働作用により、ポット苗4の植付姿勢の乱れ防止の確実性がさらに増す。図5に示すように、植付爪2がポット苗4を受け取る際に、葉支え部27はリブ28の頂部より内側に進入しており、これにより葉部4bを確実に保持できる。
この例では、植付爪2は一対の爪片2a,2aからなっていたが、図7,8に示す従来タイプ(隙間のないもの)の植付爪2に、この葉支え部27を設けた場合も本発明に含まれる。
【0019】
なお、図6において、29はポット苗4の根鉢部4aを案内するガイド板であり(図5では図示省略)、植付爪2の先端部(根鉢部4aに当接する部分)の両側に、その回転経路に沿って配置されている。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明に係るポット苗用移植機に用いられるロータリー式植付装置の要部の構造を説明する図である。
【図2】その植付爪及び摺動爪の回転軌跡を説明する図である。
【図3】その植付爪及び摺動爪の動きと機能を時系列的に説明する図である。
【図4】その植付爪及び摺動爪の構造を説明する側面図(a)、そのA−A断面図(b)及びB矢視図(c)である。
【図5】本発明に係るポット苗用移植機の要部(無端状搬送ベルト及びロータリー式植付装置)の一部断面平面図である。
【図6】その要部側面図である。
【図7】従来のポット苗用移植機に用いられるロータリー式植付装置の要部の構造を説明する図である。
【図8】従来のポット苗用移植機の要部(無端状搬送ベルト及びロータリー式植付装置)の一部断面平面図である。
【符号の説明】
【0021】
1 無端状搬送ベルト
2 植付爪
2a 爪片
3 ロータリー式植付装置
4 ポット苗
6 駆動軸
7 ドラム
8 駆動板
9 取付軸
11 溝カム
12 回動レバー
14 カムローラ
16 支持部材
22 植付爪の凹部
23 摺動爪
24 長孔
25 ピン
26 取付軸
27 葉支え部
28 リブ
【出願人】 【識別番号】000100469
【氏名又は名称】みのる産業株式会社
【住所又は居所】岡山県赤磐郡山陽町下市447番地
【出願日】 平成16年1月16日(2004.1.16)
【代理人】 【識別番号】100100974
【弁理士】
【氏名又は名称】香本 薫

【公開番号】 特開2005−198599(P2005−198599A)
【公開日】 平成17年7月28日(2005.7.28)
【出願番号】 特願2004−9601(P2004−9601)