| 【発明の名称】 |
播種装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】菅原 金一 【住所又は居所】山形県酒田市大字局字惣田15番地の内2号 株式会社石井製作所内
【氏名】高橋 勝美 【住所又は居所】山形県酒田市大字局字惣田15番地の内2号 株式会社石井製作所内
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 種子が集積されるホッパと、ホッパに集積された種子の一部が収納される種子収納凹部が設けられホッパの下方部に回転可能に配置されたロールとを備えた播種装置において、ロールは1つの播種ポイントについて軸方向へ複数個の種子収納凹部が並列して設けられ、ホッパ,ロールの間には種子収納凹部の一部を選択的に閉鎖するシャッタが設けられていることを特徴とする。 【請求項2】 種子が集積されるホッパと、ホッパに集積された種子の一部が収納される種子収納凹部が設けられホッパの下方部に回転可能に配置されたロールとを備えた播種装置において、ロールの回転軸は端部が段違いの接合構造で分割され抜差し可能な芯ボルトで連結されていることを特徴とする。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、播種される種子の個数,大きさへの対応性を備えた播種装置に係る技術分野に属する。 【背景技術】 【0002】 播主装置としては、種子が集積されるホッパと、ホッパに集積された種子の一部が収容される種子収容溝が設けられホッパの下部に回転可能に配置されたロールとを備えたロール式と称されるものが広範に使用されている。 【0003】 このロール式からなる播種装置は、ロールの回転でホッパに集積された種子を掻出すように繰出して播種するものであるが、ロールの種子収容溝の大きさが固定されてしまっている。このため、気候,土壌環境地域,作物等によって1つの播種ポイントでの種子の個数を調整したり、作年によって種子の大きさが微妙に異なったりすることに有効に対応することができないという不具合がある。そこで、播種される種子の個数,大きさへの対応性を備えた播種装置の開発が切望されている。 【0004】 従来、播種される種子の個数,大きさへの対応性を備えた播種装置としては、例えば、以下に記載のものが知られている。 【特許文献1】特開平6−253617号公報 特許文献1には、種子が集積されるホッパと、ホッパに集積された種子の一部が収容される種子収容溝が設けられホッパの下部に回転可能に配置されたロールとを備え、ロールとして種子収納凹部の個数,大きさを異ならせた複数種類用意して交換するという播種装置が記載されている。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 特許文献1に係る播種装置では、ロールを交換するための駆動伝達系との断続構造を含めた具体的手段が提案されていないため、実現性が低いという問題点がある。 【0006】 本発明は、このような問題点を考慮してなされたもので、播種される種子の個数,大きさに簡単に対応することのできる播種装置を提供することを課題とする。 【課題を解決するための手段】 【0007】 前述の課題を解決するため、本発明に係る播種装置は、特許請求の範囲の各請求項に記載の手段を採用する。 【0008】 即ち、請求項1では、種子が集積されるホッパと、ホッパに集積された種子の一部が収容される種子収容溝が設けられホッパの下部に回転可能に配置されたロールとを備えた播種装置において、ロールは1つの播種ポイントについて軸方向へ複数個の種子収容溝が並列して設けられ、ホッパ,ロールの間には種子収容溝の一部を選択的に閉鎖するシャッタが設けられていることを特徴とする播種装置。 【0009】 この手段では、シャッタの操作で1つの播種ポイントについて種子が収容される種子収容溝の個数が調整される。 【0010】 また、請求項2では、種子が集積されるホッパと、ホッパに集積された種子の一部が収容される種子収容溝が設けられホッパの下部に回転可能に配置されたロールとを備えた播種装置において、ロールの回転軸は中空構造で段違いの接合構造で分割され抜差し可能な芯ボルトで連結されていることを特徴とする播種装置。 【0011】 この手段では、ロールが回転軸の分離で交換される。 【発明の効果】 【0012】 本発明に係る播種装置は、請求項1として、シャッタの操作で1つの播種ポイントについて種子が収容される種子収容溝の個数が調整され、ロールの交換を必要としないため、播種される種子の個数,大きさに簡単に対応することができる効果がある。 【0013】 本発明に係る播種装置は、請求項2として、ロールが回転軸の分離で交換され、ロールの駆動伝達系との断続を避けてロールを簡単に交換することができるため、播種される種子の個数,大きさに簡単に対応することができる効果がある。 【発明を実施するための最良の形態】 【0014】 以下、本発明に係る播種装置を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。 【0015】 この形態では、図1,図2に示すように、枝豆からなる種子Sを外箱Bに収容され順送されるセルトレイTのポット穴に連続的に播種するものを示してある。 【0016】 この形態は、図3に示すように、水平方向へセルトレイTを順送する順送装置Vの中途部の上方に設置されている。なお、順送装置Vの順送上手側の上方には、セルトレイTのポット穴に投入された培土を鎮圧する鎮圧装置Pが設置されている。また、順送装置Vの順送下手側の上方には、セルトレイTのポット穴の中に播種された種子Sに覆土する覆土装置Cが設置されている。 【0017】 この形態は、ホッパ1,ロール2,シャッタ3を基本に構成されている。 【0018】 ホッパ1は、内部に種子Sが集積される方形のボックスからなる本体部11と、本体部11の上部に開口され種子Sが投入される投入口12と、本体部11の下部にロール2に対面して円弧形に開口され種子Sが排出される排出口13とからなる。本体部11は、順送下手側に傾斜面111が設けられ、傾斜面111にシャッタ3をボルト4でスライド可能に取付けるための軸方向(順送方向と直交する方向)へ延びる長孔112が設けられている。 【0019】 ロール2は、種子Sが収容される種子収容溝21が設けられた胴部22と、胴部22の両端部を閉塞する端板23と、胴部22から端板23を貫通して突出しホッパ1,ロール2,シャッタ3を囲むハウジング5の側壁に固定された軸受6に支持されさらに駆動伝達系7に連結された回転軸24とからなる。種子収容溝21は、セルトレイTのポット穴に対応して胴部22の周方向,軸方向へ規則的に配置され、セルトレイTの1つのポット穴である1つの播種ポイントについて軸方向へ2個が並列されている。回転軸24は、端板23に固定された中央軸241と、軸受6に支持され駆動伝達系7が固定された端軸242と、中央軸241,端軸242を連結する芯ボルト243とからなる。中央軸241は、丸棒の両端部に芯ボルト243が螺合するネジ穴241aが刻設されて端板12がから少しの長さ突出し、突出端に1つの軸方向の面と2つの径方向の面とからなる段違い接合面241bが設けられている。端軸242は、外側端が芯ボルト243を挿通可能に開放され内側端に中央軸241の段違い接合面241bに対応した段違い接合面242bが設けられた軸からなる。 【0020】 シャッタ3は、ホッパ1の排出口13を規則的に部分的開放,部分的閉鎖する開放部31,閉鎖部32で梯子形に形成され、ホッパ1の本体部11に長孔112を利用して軸方向へスライド可能に取付けられる。閉鎖部32の軸方向の幅は、ロール2の1つの播種ポイントについて軸方向へ2個が並列されている種子収容溝21の1個を閉鎖することができるが2個を同時に閉鎖することができないように設定されている。 【0021】 さらに、この形態では、整列機構8,ガイド機構9がロール2に近接してハウジング5の内部に設置されている。整列機構8は、ホッパ1の外側で回転してロール2の種子収容溝21から飛出している種子Sを種子収容溝21に押戻す姿勢補正部81と、ホッパ1の外側でロール2の胴部23に接線方向から接触して種子収容溝21に収容されていない種子Sをな跳上げ排除する排除部82とからなる。ガイド機構9は、整列機構8に後続してロール2の胴部23に当接し、ロール2の種子収容溝21に収容されている種子Sの脱落を阻止して所定位置(最下方)で開放する円弧形の面状体からなる。 【0022】 この形態によると、図1,図2に示すように、シャッタ3をスライドさせることで、開放部31にロール2の1つの播種ポイントについての種子収容溝21を1個または2個を選択的に対面させることができる。従って、1つの播種ポイントについて播種される種子Sの個数を1個または2個に調整することができる。この結果、玉葱,レタス,キャベツ,ブロッコリ等の野菜よりも大きく1粒播き,2粒播きが栽培農家の好みによって異なる枝豆の種子Sの播種に好適となる。また、作年によって種子Sの大きさが小さい場合に1つの播種ポイントについて播種される種子Sの個数を2個として2粒播きとしたり、作年によって種子Sの大きさが大きい場合に1つの播種ポイントについて播種される種子Sの個数を1個として1粒播きとしたりすることもできる。 【0023】 そして、1粒播き,2粒播きへの対応がボルト4の螺合操作とシャッタ3のスライド操作のみでたりるため、播種される種子Sの個数,大きさに簡単に対応することができる。 【0024】 また、図6に示すように、ロール2の回転軸24の芯ボルト243を引抜くことにより、中央軸241,端軸242を分離してロール2の種子収容溝21が設けられた胴部23を交換することができる。従って、ロール2の種子収容溝21の大きさを異ならせた胴部23を多数種類用意しておくことで、種々の種子Sの播種に対応することができる。 【0025】 そして、ロール2の胴部23の交換が駆動伝達系7の断続を要することなく行えることも、播種される種子Sの個数,大きさに簡単に対応することに寄与する。 【0026】 以上、図示した各例の外に、枝豆の種子S以外に適用することも可能である。 【0027】 さらに、ロール2の1つの播種ポイントについて軸方向へ並列される種子収容溝21を3個以上とすることも可能である。 【産業上の利用可能性】 【0028】 本発明に係る播種装置は、走行機体に搭載して田圃への直播きに使用することも可能である。 【図面の簡単な説明】 【0029】 【図1】本発明に係る播種装置を実施するための最良の形態の一部切断の平面図である。 【図2】図1の他の動作状態図である。 【図3】図1が設置例を示す側面図である。 【図4】図3の要部拡大図である。 【図5】図4の要部拡大図である。 【図6】図5の要部の斜視図である。 【図7】図5の縦断面図である。 【符号の説明】 【0030】 1 ホッパ 2 ロール 21 種子収容溝 24 回転軸 241 中央軸 241b 段違い接合面(段違いの接合構造) 242 端軸 242b 段違い接合面(段違いの接合構造) 243 芯ボルト 3 シャッタ 7 駆動伝達系 C 覆土装置 P タイミング装置 S 種子 V 順送装置
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| 【出願人】 |
【識別番号】000147693 【氏名又は名称】株式会社石井製作所 【住所又は居所】山形県酒田市大字局字惣田15番地の内2号
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| 【出願日】 |
平成15年12月25日(2003.12.25) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100062269 【弁理士】 【氏名又は名称】佐野 義雄
【識別番号】100122987 【弁理士】 【氏名又は名称】宮下 行雄
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| 【公開番号】 |
特開2005−185168(P2005−185168A) |
| 【公開日】 |
平成17年7月14日(2005.7.14) |
| 【出願番号】 |
特願2003−430469(P2003−430469) |
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