| 【発明の名称】 |
歩行型管理機 |
| 【発明者】 |
【氏名】新古 忠之 【住所又は居所】大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機株式会社内
【氏名】早田 裕光 【住所又は居所】大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機株式会社内
【氏名】新井 弘之 【住所又は居所】大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機株式会社内
【氏名】中野 将憲 【住所又は居所】大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機株式会社内
【氏名】竹山 智洋 【住所又は居所】大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機株式会社内
【氏名】丹治 光彦 【住所又は居所】大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機株式会社内
【氏名】飯田 圭亮 【住所又は居所】大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】歩行型管理機を小型運搬車等の荷台に積載する際には、回動軸部に取り付けた耕耘爪に泥土が付着している場合でも、泥土が荷台の上に落ちないようにすること。
【解決手段】支持部と、同支持部に回動自在に支持される回動軸部と、同回動軸部を回動駆動する回動駆動部とを具備する歩行型管理機において、回動軸部を被覆する収納カバー体を装備すると共に、同収納カバー体は、前後一対の収納カバー体形成片の下端縁部同士を、左右方向に軸線を向けた枢支・連結部を介して枢支・連結し、同枢支・連結部を中心に両収納カバー体形成片を開閉自在となして、開放状態の収納カバー形成片内に回動軸部を収容すると共に、両収納カバー体形成片を閉塞状態となすことにより、回動軸部を被覆可能となした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 支持部と、同支持部に回動自在に支持される回動軸部と、同回動軸部を回動駆動する回動駆動部とを具備する歩行型管理機において、 回動軸部を被覆する収納カバー体を装備すると共に、同収納カバー体は、前後一対の収納カバー体形成片の下端縁部同士を、左右方向に軸線を向けた枢支・連結部を介して枢支・連結し、同枢支・連結部を中心に両収納カバー体形成片を開閉自在となして、開放状態の収納カバー形成片内に回動軸部を収容すると共に、両収納カバー体形成片を閉塞状態となすことにより、回動軸部を被覆可能となしたことを特徴とする歩行型管理機。 【請求項2】 支持部と、同支持部に回動自在に支持される回動軸部と、同回動軸部を回動駆動する回動駆動部とを具備し、同支持部に回動軸部の直上方を被覆するカバー体を設けた歩行型管理機において、 上面に開口部を有する箱型の収納ケース体を装備すると共に、同収納ケース体は、上面の開口部を通して回動軸部を内部に収容可能となすと共に、開口部をカバー体により閉蓋可能となし、同閉蓋状態では、機体を自立状態に保持可能となしたことを特徴とする歩行型管理機。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、回動軸部を被覆することができる歩行型管理機に関する。 【背景技術】 【0002】 従来、歩行型管理機の一形態として、支持部と、同支持部に回動自在に支持される回動軸部と、同回動軸部を電気的に回動駆動する回動駆動部とを具備し、上記支持部にハンドルを設け、同ハンドルに回動駆動部のメインスイッチを設けたものがある(例えば、特許文献1参照)。 【0003】 そして、かかる歩行型管理機は、小型運搬車等の荷台に載せて格納庫と圃場との間を移動させている。 【特許文献1】特許第3374410号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 ところが、上記した歩行型管理機では、例えば、圃場において耕耘作業を行った際には、回動軸部に取り付けた耕耘爪に土が付着しているにもかかわらず、そのまま小型運搬車等の荷台に載せて運搬しているため、同小型運搬車等の荷台に上記耕耘爪に付着していた泥土が落ちて、同荷台を汚してしまうという不具合がある。そのため、運搬後には荷台の清掃もしなければならず、作業負担が増えるという不具合がある。 【課題を解決するための手段】 【0005】 そこで、本発明では、支持部と、同支持部に回動自在に支持される回動軸部と、同回動軸部を回動駆動する回動駆動部とを具備する歩行型管理機において、 回動軸部を被覆する収納カバー体を装備すると共に、同収納カバー体は、前後一対の収納カバー体形成片の下端縁部同士を、左右方向に軸線を向けた枢支・連結部を介して枢支・連結し、同枢支・連結部を中心に両収納カバー体形成片を開閉自在となして、開放状態の収納カバー形成片内に回動軸部を収容すると共に、両収納カバー体形成片を閉塞状態となすことにより、回動軸部を被覆可能となしたことを特徴とする歩行型管理機を提供するものである。 【0006】 また、本発明は、支持部と、同支持部に回動自在に支持される回動軸部と、同回動軸部を回動駆動する回動駆動部とを具備し、同支持部に回動軸部の直上方を被覆するカバー体を設けた歩行型管理機において、上面に開口部を有する箱型の収納ケース体を装備すると共に、同収納ケース体は、上面の開口部を通して回動軸部を内部に収容可能となすと共に、開口部をカバー体により閉蓋可能となし、同閉蓋状態では、機体を自立状態に保持可能となしたことにも特徴を有する。 【発明の効果】 【0007】 (1)請求項1記載の本発明では、支持部と、同支持部に回動自在に支持される回動軸部と、同回動軸部を回動駆動する回動駆動部とを具備する歩行型管理機において、回動軸部を被覆する収納カバー体を装備すると共に、同収納カバー体は、前後一対の収納カバー体形成片の下端縁部同士を、左右方向に軸線を向けた枢支・連結部を介して枢支・連結し、同枢支・連結部を中心に両収納カバー体形成片を開閉自在となして、開放状態の収納カバー形成片内に回動軸部を収容すると共に、両収納カバー体形成片を閉塞状態となすことにより、回動軸部を被覆可能となしている。 【0008】 このようにして、作業終了後には、開放状態となした前後一対の収納カバー体形成片内に回動軸部を収容すると共に、両収納カバー体形成片を閉塞状態となすことにより、回動軸部を被覆可能となしているため、歩行型管理機を小型運搬車等の荷台に積載する際には、上記のように収納カバー体に回動軸部を収納した状態にて積載作業を行うことができる。 【0009】 この際、回動軸部を収納カバー体内に収容しているため、同回動軸部に取り付けた耕耘爪に泥土が付着している場合でも、泥土は、収納カバー体内に落ちることはあっても、同荷台の上に落ちることはない。そのため、運搬後に荷台の清掃もしなければならないという従来の作業負担を削減することができる。 【0010】 (2)請求項2記載の本発明では、支持部と、同支持部に回動自在に支持される回動軸部と、同回動軸部を回動駆動する回動駆動部とを具備し、同支持部に回動軸部の直上方を被覆するカバー体を設けた歩行型管理機において、上面に開口部を有する箱型の収納ケース体を装備すると共に、同収納ケース体は、上面の開口部を通して回動軸部を内部に収容可能となすと共に、開口部をカバー体により閉蓋可能となし、同閉蓋状態では、機体を自立状態に保持可能となしている。 【0011】 このようにして、作業終了後には、回動軸部を収納ケース体の上面の開口部を通して内部に収容すると共に、収納ケース体の開口部をカバー体により閉蓋することにより、機体を自立状態に保持させることができるようにしているため、歩行型管理機を小型運搬車等の荷台に積載する際には、上記のように収納ケース体に回動軸部を収納した状態にて積載作業を行うことができる。 【0012】 この際、回動軸部は収納ケース体内に収容しているため、同回動軸部に取り付けた耕耘爪に泥土が付着している場合でも、泥土は、収納ケース体内に落ちることはあっても、同荷台の上に落ちることはない。そのため、運搬後に荷台の清掃もしなければならないという従来の作業負担を削減することができる。 【0013】 しかも、回動軸部の直上方を被覆するカバー体が、耕耘作業時には上方へ飛散する耕耘泥土を遮蔽する機能を果たすと共に、収納ケース体への収納時には開口部を閉蓋すると共に機体を自立状態に保持する機能を果たしている。 【0014】 さらには、閉蓋状態では、機体を自立状態に保持可能となしているため、小型運搬車等の荷台への積載・固定作業や格納庫への格納作業を楽に行うことができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0015】 図1及び図2に示すAは、本発明に係る歩行型管理機の第1実施形態としての歩行型耕耘機であり、以下に、かかる歩行型耕耘機Aについて説明する。 【0016】 〔第1実施形態としての歩行型耕耘機の説明〕 第1実施形態としての歩行型耕耘機Aは、図1及び図2に示すように、耕耘機本体A1と収納カバー体A2とを装備している。 【0017】 耕耘機本体A1は、支持部1と、同支持部1に回動自在に片持ち支持された回動軸部としての耕耘軸部2と、同耕耘軸部2に内蔵されて耕耘軸部2を回動駆動する回動駆動部3(図7参照)とを具備している。 【0018】 そして、支持部1に片持ち支持された耕耘軸部2の外周面には耕耘爪46を取り付けており、同状態にて、耕耘軸部2を収納カバー体A2により被覆することができるようにしている。 【0019】 以下に、収納カバー体A2について、図1〜図4を参照しながら説明し、その後に、耕耘機本体A1について、図5〜図7を参照しながら詳説する。 【0020】 すなわち、収納カバー体A2は、図1〜図4に示すように、前後一対の収納カバー体形成片20,21の下端縁部同士を、左右方向に軸線を向けた枢支・連結部22を介して枢支・連結し、同枢支・連結部22を中心に両収納カバー体形成片20,21を開閉自在となしている。 【0021】 そして、各収納カバー体形成片20,21は、それぞれ半円弧状の半周壁形成片20a,21aと、各半周壁形成片20a,21aの左・右側端部に形成した左・右側端壁形成片20b,20c,21b,21cと、半周壁形成片20a,21aの内周面に沿わせて突設した左右一対の補強兼回動軸部支持片20d,20d,21d,21dとを具備している。 【0022】 また、一方の半周壁形成片20aの先端縁部に被係止片20e,20eを設けると共に、他方の半周壁形成片21aの先端縁部に係止片21e,21eを設けている。20f,21fは、後述する支持部1の上下伸延片7との干渉を回避するために形成した干渉回避用凹部である。 【0023】 枢支・連結部22は、半周壁形成片20a,21aの基端縁部同士を一体的に連結すると共に、左右方向の軸線周りに屈曲自在となしており、同枢支・連結部22を中心に両方の半周壁形成片20a,21aを回動させて、相互に対向する閉塞状態となすことも、また、相互に離隔する開放状態(展開状態)となすこともできるようにしている。 【0024】 このようにして、収納カバー体A2に耕耘軸部2を収納して、同耕耘軸部2を被覆状態となす際には、開放状態となした前後一対の収納カバー体形成片20,21の内、一方の収納カバー体形成片20内の補強兼回動軸部支持片20d,20d上に耕耘軸部2を載置し、同状態にて、他方の収納カバー体形成片21を枢支・連結部22を中心に回動させて閉塞状態となすと共に、一方の半周壁形成片20aの先端縁部に設けた被係止片20e,20eに、他方の半周壁形成片21aの先端縁部に設けた係止片21e,21eを係止して、閉塞状態を保持する。 【0025】 この際、耕耘軸部2は、前後一対の収納カバー体形成片20,21内において、補強兼回動軸部支持片20d,20d,21d,21dに横架状に支持されて、同耕耘軸部2に設けた耕耘爪46が半周壁形成片20a,21aと干渉しないようにしている。 【0026】 そして、閉塞状態となした収納カバー体形成片20,21の半周壁形成片20a,21aは、干渉回避用凹部20f,21fにより上下伸延片7との干渉が回避されて、確実に閉塞状態となすことができると共に、被係止片20e,20eに係止片21e,21eを確実に係止することができるようにしている。 【0027】 従って、歩行型耕耘機Aを小型運搬車等の荷台に積載する際には、上記のように収納カバー体A2に耕耘機本体A1の耕耘軸部2を収納した状態にて積載作業を行うことができる。 【0028】 この際、耕耘軸部2を収納カバー体A2内に収容しているため、同耕耘軸部2に取り付けた耕耘爪46に泥土が付着している場合でも、泥土は、収納カバー体A2内に落ちることはあっても、同荷台の上に落ちることはない。そのため、運搬後に荷台の清掃もしなければならないという従来の作業負担を削減することができる。 【0029】 以下に、耕耘機本体A1について、図5〜図7を参照しながら詳説する。 【0030】 (支持部1の説明) 支持部1は、図5及び図6に示すように、回動軸部としての耕耘軸部2を支持する支持部本体4と、同支持部本体4より上方へ伸延する支持部中間体5と、同支持部中間体5の上端部より後方へ伸延する把持体6とを具備しており、同把持体6をハンドルとなしている。 【0031】 そして、支持部本体4は、上下方向に伸延する上下伸延片7と、同上下伸延片7の上端部に右側端部を直交状態に連結して左右方向に伸延する左右伸延片8とから形成しており、これら伸延片7,8は中空パイプ体の中途部を直角に屈曲させて形成している。 【0032】 また、支持部中間体5は、上記支持部本体4の左右伸延片8に固設した支持台9と、同支持台9に下端部を固設して上下方向に伸延する中間本体10と、同中間本体10の下部に取付体11を介して取り付けた抵抗棒12とを具備している。 【0033】 支持台9は、バッテリー(図示せず)を内蔵するバッテリーケース13と中間本体10とを支持している。 【0034】 中間本体10は、上下方向に伸延する中空パイプ状の下半部片14と、同下半部片14中に抜き差し自在でかつ上下方向に伸延する中空パイプ状の上半部片15と、両上・下半部片15,14を伸縮調節する調節体16とを具備している。 【0035】 そして、バッテリーケース13の下端前中央部に係合片30を下方へ突設する一方、支持台9の前端部に係合受片33を設けて、同係合受片33に係合片30を係合させるようにしており、バッテリーケース13の上端部には取っ手片31を設けている。32は、バッテリーケース13に設けたメインスイッチである。 【0036】 把持体6は、上半部片15の上端部に連設しており、同把持体6の下側には手元スイッチ35を沿わせて配置しており、同手元スイッチ35は、把持体6と一緒に把持するとON状態となって、後述する回動駆動部3を始動させることができる一方、把持体6を把持している手を弛めるとOFF状態となって、回動駆動部3を停止させることができるようにしている。 【0037】 なお、かかる手元スイッチ35による回動駆動部3の始動・停止操作は、バッテリーケース13に設けたメインスイッチ32をON状態にすることにより可能となり、同メインスイッチ32をOFF状態にしておくと、手元スイッチ35を操作しても回動駆動部3は始動しないようにしている。 【0038】 (耕耘軸部2の説明) 耕耘軸部2は、図5〜図7に示すように、前記した支持部本体4に設けた上下伸延片7の下端部に、左右方向に軸線を向けた右側回動支軸40を取り付け、同右側回動支軸40の外周に右側ベアリング42を介して右側耕耘軸支持体76を設ける一方、右側回動支軸40に後述する電動モータ60と減速機構61とを同軸的に取り付け、同減速機構61に、左右方向に軸線を向けた左側回動支軸77を取り付けて、同左側回動支軸77の外周に左側ベアリング78を介して駆動軸連結体としての左側耕耘軸支持体79を設け、左・右側耕耘軸支持体79,76間に耕耘軸41を架設すると共に、ビス81,80により着脱自在に取り付けて、同耕耘軸41を左・右側回動支軸40,77の軸線廻りに回動自在となしている。 【0039】 ここで、右側回動支軸40の外側端部には雄ネジ部53を形成して、同雄ネジ部53を上下伸延片7の下端部に形成した挿通孔54中に挿通し、同挿通孔54から外側方へ突出する雄ネジ部53の部分にワッシャ55を介して雌ネジ体56を螺着している。 【0040】 このようにして、雌ネジ体56を着脱することにより、支持部本体4に右側回動支軸40を介して耕耘軸41を着脱自在となしている。 【0041】 しかも、図5に示すように、側面視にて上下方向に伸延する中間本体10の軸線L1の近傍位置に、上記回動支軸の軸線L2を配置している。 【0042】 耕耘軸41は、左・右側耕耘軸支持体79,76の外側にそれぞれ左・右端壁体82,43を取り付け、両端壁体82,43の外周縁部間に円筒状の回動軸本体としての耕耘軸本体44を介設し、同耕耘軸本体44の外周面に耕耘爪取付片45を介して多数の耕耘爪46を同一円周方向に間隔を開けて取り付けると共に、軸線方向にも間隔を開けて取り付けている。47は耕耘爪取付ボルトである。 【0043】 また、右側回動支軸40には泥土等侵入防止体48を取り付けて、耕耘軸41内に泥土等が侵入するのを防止している。 【0044】 すなわち、泥土等侵入防止体48は、右側回動支軸40の外周面に取り付けて右端壁体43の外側方を被覆するリング状の端壁体被覆片49と、同端壁体被覆片49の周縁部より耕耘軸本体44側に伸延して、同耕耘軸本体44の外周面の外周を重合状態に被覆する筒状の回転軸本体被覆片50と、上記端壁体被覆片49に取り付けて、同端壁体被覆片49と右端壁体43との間の空間51を遮断する遮断片52とから構成している。 【0045】 このようにして、回転軸本体被覆片50の内周面と耕耘軸本体44の外周面との間の間隙から泥土等が侵入したとしても、遮断片52により侵入泥土等が右側回動支軸40の外周面にまで到達するのを防止して、後述する回動駆動部3内に泥土等が侵入することにより、同回動駆動部3が損傷等されるという不具合の発生を防止している。 【0046】 また、左端壁体82は、キャップ状の端壁体被覆片83により被覆している。 【0047】 (回動駆動部3の説明) 回動駆動部3は、図5に示すように、電動モータ60と減速機構61とを具備しており、上下伸延片7の下端部に着脱自在に取り付けた右側回動支軸40に、電動モータ60の右側端部を連設する一方、同電動モータ60の左端部より左側方へ向けて駆動軸62を突出させて、同駆動軸62と耕耘軸本体44とを減速機構61を介して着脱自在に連動連結している。 【0048】 減速機構61は、二段階減速を行う遊星歯車機構となしており、駆動軸62に第1サンギヤ63を同軸的に取り付け、同第1サンギヤ63の外周に第1インナーギヤ64をギヤ支持体65を介して電動モータ60に支持させて配置し、同第1インナーギヤ64と第1サンギヤ63との間に複数個の第1プライマリーギヤ66を噛合させ、これらの第1プライマリーギヤ66をキャリヤ67により一体的に連結している。 【0049】 そして、上記キャリヤ67に第2サンギヤ68を設け、同第2サンギヤ68に複数個の第2プライマリーギヤ69を噛合させると共に、各第2プライマリーギヤ69を、上記ギヤ支持体65と、左側回動支軸77に形成した鍔状のギヤ支持片70との間に回転自在に取り付け、これらの第2プライマリーギヤ69の外周に第2インナーギヤ71を噛合させると共に、同第2インナーギヤ71の外周面を耕耘軸本体44の内周面に当接させ、同第2インナーギヤ71を前記左側耕耘軸支持体79に取り付けて、左・右側耕耘軸支持体79,76に耕耘軸本体44を着脱自在に取り付けている。72は第1プライマリーギヤ支軸、73は第2サンギヤ支軸、74は第2プライマリーギヤ支軸である。 【0050】 ここで、駆動軸62と第1サンギヤ63と第2サンギヤ68と第2サンギヤ支軸73は、同一軸線上に配置している。 【0051】 また、バッテリーに電動モータ60を接続している電気コード75は、図1,図2及び図5に示すように、中空パイプ状の支持部本体4中と、右側回動支軸40の中心部に形成したコード挿通孔57とを通して配線している。 【0052】 次に、第2実施形態としての歩行型耕耘機Aについて、図8及び図9を参照しながら説明する。 【0053】 〔第2実施形態としての歩行型耕耘機の説明〕 第2実施形態としての歩行型耕耘機Aは、図8及び図9に示すように、耕耘機本体A1と収納ケース体A3とを装備している。 【0054】 耕耘機本体A1は、支持部1と、同支持部1に回動自在に支持される回動軸部としての耕耘軸部2と、同耕耘軸部2を回動駆動する回動駆動部3とを具備し、同支持部1に耕耘軸部2の直上方を被覆するカバー体85を設けている。 【0055】 そして、支持部1は、四角形板状に形成したカバー体85と、同カバー体85から上方へ立ち上げて設けたハンドル支持体86と、同ハンドル支持体86の上端部に取付体87を介して取り付けたハンドル体88と、上記カバー体85の中央前部に連設した伝動ケース体89とを具備している。 【0056】 ハンドル支持体86は、カバー体85の上面に上下方向に伸延する固定側支持片90を後上方へ向けて立設し、同固定側支持片90の上端部に、左右方向に軸線を向けた締め付け自在連結軸91を介して、上下方向に伸延する可動側支持片92の下端部を連結すると共に、締め付け自在連結軸91を中心に、同可動側支持片92を後上方へ向けて起立させた起立使用状態(a)と、前方へ向けて倒伏させた倒伏収納状態(b)とに起倒自在となしている。 【0057】 そして、可動側支持片92の上端部には、左右方向に軸線を向けた締め付け自在連結ピン93を介して、取付体87に設けた取付片94を連結すると共に、締め付け自在連結ピン93を中心に取付体87を回動位置調節自在となしており、同取付体87に設けた筒状の取付本片95中に、上下方向に伸延させて形成したハンドル体88の下部を挿通すると共に、取付本片95に固定ピン96を介して固定・解除自在となしている。 【0058】 また、ハンドル体88は、上端部を後方へ屈曲させて把持体6となし、同把持体6の下側には手元スイッチ35を沿わせて配置している。 【0059】 しかも、ハンドル体88は、可動側支持片92の倒伏収納状態(b)において、固定ピン96による取付本片95との固定を解除して収縮状態となすと共に、同ハンドル体88の下端部に設けた連結孔97を、前記伝動ケース体89に突設した連結片98に連結ピン99を介して連結可能となしている。 【0060】 このようにして、ハンドル支持体86とハンドル体88とを、図8の想像線で示すように、前後幅をカバー体85の前後幅内に配置すると共に、上下方向の高さを使用状態の略半分にして、コンパクト化した収納状態となすことができるようにしている。 【0061】 伝動ケース体89は、上下方向に伸延させて形成し、上部をカバー体85よりも上方に突出させて、同上部に減速機構100を介して電動モータ101を連動連結して回動駆動部3を構成しており、同伝動ケース体89の下部には、左右方向に軸線を向けた耕耘軸部2の中央部を連動連結し、同耕耘軸部2の外周に耕耘爪46を取り付けている。102は出力スプロケット、103は入力スプロケット、104は伝動チェンである。 【0062】 また、カバー体85の中央部にはバッテリーケース13を載置しており、同バッテリーケース13内に収容したバッテリー(図示せず)を前記伝動モータ101に接続している。 【0063】 カバー体85の後部には、取付体11を介して取付ピン109により抵抗棒12を取り付けており、同抵抗棒12は、取付ピン109を中心に前方へ回動自在となして、図8に想像線で示すように、後述する収納ケース体A3内に収納可能となしている。 【0064】 収納ケース体A3は、上面に開口部105を有する箱型のケース本体106の左・右側壁110,110の上部に、閉蓋用係止片107,107を取り付けており、同ケース本体106の上面の開口部105を通して耕耘機本体A1の耕耘軸部2を内部に収容可能となすと共に、開口部105をカバー体85により閉蓋可能となしている。 【0065】 そして、カバー体85の左・右側部には被係止用凹部108,108を設けて、各被係止用凹部108,108に上記閉蓋用係止片107,107を係止することにより、収納ケース体A3の上面開口部105をカバー体85により閉蓋した状態にて耕耘機本体A1と収納ケース体A3とを一体的に連結可能となしている。 【0066】 また、ケース本体106の左・右側壁110,110の内側面中央部には、上面と内側面とが開口した回動軸部横架支持片111,111を左右対向状態に設けて、両回動軸部横架支持片111,111間に耕耘軸部2を横架することができるようにしている。 【0067】 このようにして、作業終了後には、耕耘機本体A1の耕耘軸部2を収納ケース体A3の上面の開口部105を通してケース本体106に収容すると共に、同ケース本体106内に設けた回動軸部横架支持片111,111間に耕耘軸部2を横架することにより、同ケース本体106の開口部105をカバー体85により閉蓋することができ、同状態にて、耕耘機本体A1を自立状態に保持させることができる。 【0068】 そして、カバー体85の左・右側部に設けた被係止用凹部108,108に、閉蓋用係止片107,107を係止することにより、収納ケース体A3の上面開口部105をカバー体85により閉蓋した状態にて耕耘機本体A1と収納ケース体A3とを一体的に連結することができて、かかる状態にて歩行型耕耘機Aを持ち運ぶことができる。 【0069】 従って、歩行型耕耘機Aを小型運搬車等の荷台に積載する際には、図8に想像線で示すように、収納ケース体A3に耕耘機本体A1の耕耘軸部2を収納すると共に、ハンドル支持体86とハンドル体88とをコンパクト化した収納状態となした状態にて積載作業を行うことができる。 【0070】 この際、耕耘軸部2は収納ケース体A3内に収容しているため、同耕耘軸部2に取り付けた耕耘爪46に泥土が付着している場合でも、泥土は、収納ケース体A3内に落ちることはあっても、同荷台の上に落ちることはない。そのため、運搬後に荷台の清掃もしなければならないという従来の作業負担を削減することができる。 【0071】 しかも、耕耘軸部2の直上方を被覆するカバー体85が、耕耕作業時には上方へ飛散する耕耘泥土を遮蔽する機能を果たすと共に、収納ケース体A3へ耕耘機本体A1の耕耘軸部2の収納時には開口部105を閉蓋すると共に耕耘機本体A1を自立状態に保持する機能を果たしている。 【0072】 さらには、閉蓋状態では、耕耘機本体A1を自立状態に保持可能となしているため、小型運搬車等の荷台への積載・固定作業や格納庫への格納作業を楽に行うことができる。 【0073】 図10及び図11は、他の実施の形態としての耕耘爪46を示しており、同耕耘爪46は、四枚の耕耘爪46を一体成形して、耕耘軸部2に溶接している。このようにして、部品点数の削減と構造の簡素化を図ることができる。 【図面の簡単な説明】 【0074】 【図1】本発明に係る歩行型耕耘機の正面図。 【図2】同歩行型耕耘機の側面説明図。 【図3】収納カバー体の展開状態の平面図。 【図4】同収納カバー体の展開状態の側面図。 【図5】耕耘機本体の使用状態説明図。 【図6】同耕耘機本体の正面図。 【図7】回動軸部の断面正面図。 【図8】第2実施形態としての歩行型耕耘機の側面説明図。 【図9】同歩行型耕耘機の断面正面図。 【図10】他の実施形態としての耕耘爪の正面図。 【図11】同耕耘爪の側面図。 【符号の説明】 【0075】 A 歩行型耕耘機 A1 耕耘機本体 A2 収納カバー体 A3 収納ケース体 1 支持部 2 耕耘軸部 3 回動駆動部 4 支持部本体 5 支持部中間体 6 把持体
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006781 【氏名又は名称】ヤンマー株式会社 【住所又は居所】大阪府大阪市北区茶屋町1番32号
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| 【出願日】 |
平成16年6月8日(2004.6.8) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100080160 【弁理士】 【氏名又は名称】松尾 憲一郎
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| 【公開番号】 |
特開2005−348617(P2005−348617A) |
| 【公開日】 |
平成17年12月22日(2005.12.22) |
| 【出願番号】 |
特願2004−170085(P2004−170085) |
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