| 【発明の名称】 |
移植機 |
| 【発明者】 |
【氏名】宗好 紀彦 【住所又は居所】岡山県岡山市江並428番地セイレイ工業株式会社内
【氏名】安本 逸人 【住所又は居所】岡山県岡山市江並428番地セイレイ工業株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】機体の左右傾斜角度を任意な大きさに保持させ得るものとなす。
【解決手段】特定前後向き軸g回りの回動自在に垂下されたウエイト130を備え、該ウエイト130の左右動に連動して機体の左右傾斜が制御されるようになされた移植機であって、前記ウエイト130の左右動に連動して略前後向き線e回りへ回動変位される操作部材151を設けると共に、該操作部材151の前記回動変位を特定位置に係止させることを可能とした位置係止手段152を設けたことを特徴とする移植機。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 特定前後向き軸回りの回動自在に垂下されたウエイトを備え、該ウエイトの左右動に連動して機体の左右傾斜が制御されるようになされた移植機であって、前記ウエイトの左右動に連動して略前後向き線回りへ回動変位される操作部材を設けると共に、該操作部材の前記回動変位を特定位置に係止させることを可能とした位置係止手段を設けたことを特徴とする移植機。 【請求項2】 特定前後向き軸回りの回動自在に垂下されたウエイトを備え、該ウエイトの左右動に連動して機体の左右傾斜が制御されるようになされた移植機であって、前記ウエイトの左右動に連動して略前後向き線回りへ回動変位される操作部材を設け、該操作部材の入力部を機体の運転操作部近傍に位置させたことを特徴とする移植機。 【請求項3】 特定前後向き軸回りの回動自在に垂下されたウエイトを備え、該ウエイトの左右動に連動して機体の左右傾斜が制御されるようになされた移植機であって、前記ウエイトの左右動に連動して略前後向き線回りへ回動変位される操作部材と、該操作部材の特定部位に係合されることにより操作部材を略前後向き線回りの特定角度位置に保持する係合部材とを設けたことを特徴とする移植機。 【請求項4】 前記係合部材を前記被係合部から離反させ該離反状態を維持させる状態切替機構を形成すると共に、該状態切替機構の入力部を機体の運転操作部近傍に位置させたことを特徴とする請求項3記載の移植機。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、野菜等を圃場に移植する移植機の技術に関する。より詳細には、作業中の移植機の左右傾斜姿勢を制御する技術に関する。 【背景技術】 【0002】 従来、野菜などを圃場に移植する移植機において、圃場傾斜に合わせて機体を左右方向に傾斜させることにより機体を水平に保持する水平制御(いわゆるローリング制御)を行うものは公知となっている。例えば、特許文献1に記載のとおりである。 【0003】 このような移植機においては、ウエイト(錘)を前後向き線回りに回動可能に枢着し、ウエイトの位置(機体に対する回動角度)を検出手段で検出し、該検出結果に基づいて機体を左右に傾斜させるものが知られており、当該移植機は、水平制御中は機体が水平面(重力の作用方向に垂直な面)と略平行となるように制御される。 【0004】 【特許文献1】実開平6−19411号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 しかし、移植機の使用条件などによっては、圃場がなす面や水平面に対して傾斜した状態に移植機の姿勢を保持して作業をすることが望ましい場合もある。例えば、傾斜した圃場の等高線に略平行な畝を成形し、この畝に苗を移植する場合、圃場の傾斜が大きいと、本機を水平に制御していると、苗が移植される位置が所望の位置(畝の左右中心)から大きく機体の左右方向にずれたり、あるいは移植深さが所望の深さから大きくずれてしまう場合があった。そして、従来の移植機においては、移植作業中に操作部(作業者が移植機を支持するとともに各種操作を行う部位)で移植機の姿勢(圃場に対する左右方向の傾斜角度)を変更したり、変更後の姿勢を保持することが容易でなかった。 【課題を解決するための手段】 【0006】 本発明の解決しようとする課題は以上のとおりであり、次にこの課題を合理的に解決するための手段を説明する。 【0007】 即ち、請求項1においては、特定前後向き軸回りの回動自在に垂下されたウエイトを備え、該ウエイトの左右動に連動して機体の左右傾斜が制御されるようになされた移植機であって、前記ウエイトの左右動に連動して略前後向き線回りへ回動変位される操作部材を設けると共に、該操作部材の前記回動変位を特定位置に係止させることを可能とした位置係止手段を設けたものである。 【0008】 この発明は次のように具体化するのがよい。 即ち、請求項2に記載したように、前記操作部材の入力部を機体の運転操作部近傍に位置させる。 【0009】 また請求項3に記載したように、該操作部材の特定部位に係合されることにより該操作部材を略前後向き線回りの特定角度位置に保持する係合部材を設けた構成となす。 【0010】 さらには請求項4に記載したように、前記係合部材を前記被係合部から離反させ該離反状態を維持させる状態切替機構を形成すると共に、該機構の入力部を機体の運転操作部近傍に位置させる。 【発明の効果】 【0011】 本発明によれば、次のような効果が得られる。 即ち、操作部材を略前後向き線回りの任意側へ回動操作し特定位置で係止させることにより、機体の左右傾斜角度が任意な特定大きさに変更されて保持された状態となり、また操作部材の前記係止を解除することにより機体が水平制御される状態となるのであり、したがって、走行作業中において水平制御の状態と、機体の左右傾斜角度を任意な大きさに保持した状態とを略前後向き線回りのコンパクトな操作により容易に切り替えることができ、作業者は必要時に直ちに移植機の機体を所望の角度だけ左右いずれかへ傾斜した状態に保持させて使用することが可能となり、作業性に優れるのである。 【0012】 請求項2に記載のものによれば、運転操作部で操縦している作業者は運転操作部から離れることなく操作部材の入力部を操作して、機体の左右傾斜角度を任意な大きさに変化させ維持させることができる。 【0013】 請求項3に記載のものによれば、操作部材の略前後向き線回りの回動変位を係合部材により特定角度位置に係止させることにより、機体の左右傾斜角度を任意な大きさに変化させ維持させることができる。 【0014】 請求項4に記載のものによれば、運転操作部で操縦している作業者は、運転操作部から離れることなく状態切替機構の入力部を操作することができ、したがって操縦性を害されることなく、機体の左右傾斜角度を任意な大きさに変化させ維持させることのできる状態と、機体が水平制御される状態との何れかを選択することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0015】 以下では、図1及び図2を参照して本発明における移植機の実施の一形態である歩行型の移植機1の全体構成について説明する。なお、以後の説明では、図1中の矢印Aで示す方向を移植機1の機体の前方とする。 【0016】 移植機1は、箱形フレーム101の前部上にエンジン3を載置し、箱形フレーム101の後部上にミッションケース4を配置し、ミッションケース4後部上から後方にハンドル部材となるハンドルフレーム6を水平方向に連設している。ハンドルフレーム6は平面視略「コ」字状に構成され、その前部をミッションケース4上部と連結し、前後中途部上に苗供給部7と左右の苗載台21、21を支持している。また、前後中途部間には連結プレート24を架設し、後部に昇降レバー22、主クラッチレバー23、高さ調節レバー125、作業レバー、アクセルレバーなどの操作レバー群を配置して運転操作部9を形成しており、また後部左右個所には略90度曲がり状となされた一対の付加ハンドルフレーム6a、6aを固設し、該フレーム6a、6aの後端部にゴム部材6b、6bを被着し、これを把手部としている。そして左右の把手部6b、6bの近傍をなす付加ハンドルフレーム6a、6a部分にはサイドクラッチレバーを装着している。作業者は機体の操縦中に必要に応じ両手で左右の把手部6b、6bを把持するのであり、このようにすれば、機体前部を上昇させて機体の向きを変えるときなどに作業者は身体を大きく前に屈めなくて済む。 【0017】 前記箱形フレーム101の前部には前輪支持軸10を横架し、前輪支持軸10の両側に前輪支持フレーム11、11の一端を取り付け、前輪支持フレーム11、11の他端に前輪12、12を回転可能に支持している。 【0018】 また、箱形フレーム101の中途部より支持フレーム13を横架し、ミッションケース4より後輪駆動軸15を水平方向側方に突出し、該後輪駆動軸15の両側に駆動ケース16、16の一端を連設して、該駆動ケース16、16の他端に後輪17、17を回転可能に支持している。 さらに、機体後部には、箱形フレーム101中途部から後方に延設された鎮圧輪フレーム20に一対の鎮圧輪19、19が支持されている。 【0019】 移植部102は、ミッションケース4の後部かつ苗供給部7の下方であって、機体左右に位置された後フレーム103の間となる位置に配置される。移植部102は開孔器50および開孔器50の昇降機構からなり、開孔器50は前後一対の移植爪51を備え、略くちばし状(中空の前後二つ割り円錐状)に形成される。開孔器50は昇降ガイド53に沿って一定の軌跡を描いて昇降し、上死点となる上昇端(最上昇位置)で苗供給部7より苗26を受け取り、下死点となる最下降位置で移植爪51を開いて圃場の畝25に植付穴を開口し、該植付穴に苗26を開放して、その後方に配置した鎮圧輪19により苗26の根部に土を寄せて覆土して移植する構成としている。 【0020】 このように、移植機1は、機体の走行中に苗供給部7より苗26を開孔器50(移植爪51)内に投入し、該開孔器50の先端部を畝25中へ差し込み、開孔器50を開くことにより、畝25に所定間隔毎に苗26の移植を行うものである。また、本実施例における移植機1は一畝一条植え付けのタイプとなっており、タバコやキャベツ、ネギ、ニラ、ブロッコリー、豆類などの苗を移植可能としているが、複数条同時に植え付けたり、プラグ苗を移植する移植機などにも適用可能である。 【0021】 以下では図1および図2を参照して苗供給部7の詳細構成について説明する。苗供給部7には、ミッションケース4から動力が伝達されることにより回転軸33の周りに間欠的に回転駆動される円板状の回転台30が水平に配置されている。回転台30の下部は、その上部より若干小径に形成されており、該回転台30の下部外周が回転台30の上部と略同径の回転台枠30aに対して回転可能に嵌入されている。回転台枠30aは前記連結プレート24上に固定されている。回転台30の上面には、円筒状のポット取付基部31、31・・・が円周に沿って複数個(本実施例では八個)取り付けられている。そして、ポット取付基部31、31・・・には、苗搬送ポット32、32・・・が挿入されている。作業者は左右の苗載台21、21より苗26を苗搬送ポット32に一株ずつ投入(挿入)する。 【0022】 回転台30が回転し、開孔器50が最上昇位置に達したとき、該開孔器50の直上に位置するポット取付基部31の底板が開かれて、苗搬送ポット32に収容されていた苗26を開孔器50へ向けて下方に落下させる。このようにして、苗供給部7から開孔器50へ苗26の供給を行っている。 【0023】 また、回転台枠30aの後端部には、移植した苗26を計数するためのカウンター34が取り付けられており、本実施例では、該カウンター34は接触子35を備えている。苗供給を行う際、回転台30が回転することにより、接触子35が回転するポット取付基部31に接触して、カウンター34を作動させる。その接触回数を計数することで、移植する苗26の数を知ることができ、栽培本数を容易に管理することが可能である。 【0024】 続いて、図3及び図4を参照して移植部102の詳細構成について説明する。 移植部102は前記ミッションケース4の後方かつ苗供給部7の下方に配設される。該移植部102は、野菜などの苗を苗供給部7から畝25へ搬送する開孔器50と、開孔器50の左右一側に配置され、駆動部となるロータリケース52と、開孔器50の左右他側に配置してガイド部となる昇降ガイド53と、これらを連結するアームやリンクなどから構成されている。昇降ガイド53は機体右側の後フレーム103及びハンドルフレーム6に固設され、ロータリケース52から突出した支点軸54は機体左側の後フレーム103に固設される。開孔器50は後フレーム103、103の間に配設され、苗供給部7の下方で側面視楕円状の軌跡で昇降するように構成されている。 【0025】 ロータリケース52は一端が支点軸54に回転自在に支持され、ロータリケース52の外側側面の支点軸54外周部には、伝動体となるスプロケット55が固設される。一方、ミッションケース4からは、左右方向に植付出力軸4aが延出されており、該植付出力軸4aには、支点軸54のスプロケット55と左右位置が対応する位置に、スプロケット27が設けられている。そして、スプロケット27、55間をチェーンなどの伝動手段を介してミッションケース4と連動連結され、該移植部102と苗供給部7が同期して駆動するように構成されている。なお、スプロケット55の代わりに歯車などにより伝動する構成とすることもでき限定するものではない。 【0026】 ロータリケース52内には支点軸54に外嵌された第一の歯車と、ロータリケース52内にて回転可能に軸支された第二の歯車と、ロータリケース52他側よりスプロケット55と反対側に突出している出力軸56に外嵌されている第三の歯車の計三つの歯車が直列的に配置され、順に噛合している。そして、出力軸56にはアーム57の一端が固設されている。このとき、前記第一の歯車の歯数は第三の歯車の歯数の二倍であることから、ロータリケース52が一回転すると、アーム57はロータリケース52の回転方向とは逆方向に一回転する(すなわち、アーム57は支点軸54に対して、ロータリケース52の回転方向とは逆方向に二回転する)。 したがって、開孔器50は機体に対して側面視で略楕円の軌跡を描きつつ、機体の上下方向に昇降(揺動)する。 【0027】 アーム57の他端には連結軸59の一端が固設され、該連結軸59に移植爪支持体60の一側(前側)が軸受を介して回転自在に支持されている。移植爪支持体60は左右のプレートより構成して、左右のプレート間の連結軸59上に開閉カム61を固設している。 【0028】 移植爪支持体60の他側(後側)には漏斗状のカップ60aが形成され、苗供給部7より開孔器50内に苗が入り易くし、カップ60aの下方に開閉可能となるように移植爪51、51を前後に配置している。 【0029】 開孔器50の開閉機構は、カップ60aの前部と後部に同距離だけ離れた位置に爪支点軸63を左右水平方向に設け、爪支点軸63に開孔器50の上部の前後一端を枢支している。そして、開孔器50は移植爪51、51を合わせた状態で苗を収納支持し、開いた状態で苗を落下させるようにしており、合わせる側の移植爪51上部のカップ60aの左右両側に枢支軸64、64を設けて前後の移植爪51、51を連結している。そして、該枢支軸64、64とカップ60a上部との間にバネ69、69を介装して枢支軸64、64を持ち上げるように付勢し、開孔器50を閉じるようにしている。 【0030】 また、開閉カム61側に位置する移植爪51の爪支点軸63上には当接アーム65の一端が枢支され、当接アーム65の他端にローラ66を設けて開閉カム61の外周に当接するように構成している。当接アーム65と移植爪51上部との間には爪開閉量調節機構67が設けられており、該爪開閉量調節機構67は当接アーム65と移植爪51の両者間にボルト68を螺装して、該ボルト68を回動することにより両者の間隔を調節して、移植爪51の回動量(開孔器50の開孔量)を調節できるようにしている。 【0031】 前記バネ69、69により移植爪51は閉じるように付勢され、支点軸63に対して反対側に位置する当接アーム65の先端は開閉カム61に当接されて回動が規制されている。したがって、開閉カム61の外周形状によって移植爪51が回動して開孔器50が開閉される。このように構成することによって、常に開孔器50は閉じ方向に付勢され、開閉カム61により強制的に開くように制御される。 【0032】 そして、移植爪支持体60の前部が上方に延出されて延出部60bが形成され、延出部60bより支持軸70が昇降ガイド53側の側方に突出され、該支持軸70の端部にローラ71を設けて上下方向に配置した昇降ガイド53に嵌入して、開孔器50の昇降をガイドするようにしている。 【0033】 このような構成において、開孔器50が上昇端に位置して移植爪51、51は閉じて、苗供給部7より苗が投入されると、ミッションケース4からの動力によりロータリケース52が回動され、開孔器50は昇降ガイド53に沿って下降し、移植爪51は略楕円軌跡を描いて下降して畝25に差し込まれる。 【0034】 そして、下端位置まで下降すると、開閉カム61の回動により、該開閉カム61に当接した当接アーム65が回動し(開閉カム61の小径部に当接する)、当接アーム65の回動により爪支点軸63を中心に移植爪51、51が回動して開孔器50が開き、畝25中の下端位置で苗が落下放出される。さらに回動すると、開孔器50が上昇されて、上昇位置で開閉カム61の回転により開孔器50が閉じられる。 【0035】 なお開孔器50で移植される苗の活着を良好となすために苗に対し灌水を行わせることがあるが、この場合は、図1に示すように、箱形フレーム101と同体状に形成された図示しない支持台を介して水タンク200を載置するほか、該水タンク200内の水を開孔器50内にこれの1回の上下作動ごとに特定量づつ供給するような機構を装設する。 【0036】 以下では、図1、図2、図5〜図7を参照して移植機1の構造体(シャーシ)の詳細構成について説明する。 図1及び図2に示すように、移植機1の骨格を構成する構造体であるシャーシは、メンテナンス時の作業性などを考慮して、シャーシの前半部と後半部とを容易に分割可能としている。該前半部は主に箱形フレーム101、前輪支持軸10、支持フレーム13、機体フレーム2、後輪駆動軸15などで構成され、該後半部は主にハンドルフレーム6、後フレーム103、103などで構成される。 【0037】 以下では移植機1の構造体であるシャーシの前半部について説明する。 箱形フレーム101は上方が開口した略箱形の構造部材であり、箱形フレーム101の前部にはエンジン3がボルトなどにより固定され、箱形フレーム101の後部にはミッションケース4がボルトなどにより固定される。また、エンジン3とミッションケース4との間には油圧ポンプ104が固設され、箱形フレーム101の下部に設けられた油圧式のアクチュエータ(油圧シリンダ)である車高調整シリンダ105及びローリングシリンダ118に圧油を供給可能としている。 【0038】 図5及び図6に示すように、前輪支持軸10は、パイプ10a、パイプ10b、パイプ10cなどで構成される。 パイプ10aは略円筒形状のパイプであり、前記箱形フレーム101の前端部に固設された円筒形状の部材である支持筒106に嵌装され、回動可能かつ摺動不能に枢支される。このとき、パイプ10aの長手方向は機体左右方向と略一致する。また、パイプ10aの中途部には支持筒106を挟んで左右に一対のアーム10d、10dが突設されている。 【0039】 パイプ10b、10cは略円筒形状のパイプである。パイプ10bはパイプ10aの右端部より嵌装され、パイプ10bの右端部には機体右側の前輪支持フレーム11の一端が固設される。該前輪支持フレーム11の他端には右側の前輪12が回転可能に軸支される。パイプ10cはパイプ10aの左端部より嵌装され、パイプ10cの左端部には機体左側の前輪支持フレーム11の一端が固設される。該前輪支持フレーム11の他端には左側の前輪12が回転可能に軸支される。 【0040】 以上のように、前輪12、12が先端に設けられた前輪支持フレーム11は前輪支持軸10を中心として回動し、前輪12、12の下端(接地点)と機体下面との距離を変更することが可能である。 【0041】 パイプ10bの機体中央寄りの端部側面には貫通孔が穿設され、パイプ10aの右半部側面には複数の貫通孔が穿設されている。ピン107aをパイプ10aの右半部の貫通孔とパイプ10bの貫通孔とを貫通させて固定することにより、パイプ10aとパイプ10bとが相対回転不能かつ摺動不能に係止される。また、ピン107aが貫通するパイプ10aの右半部の貫通孔を変更することにより、パイプ10aからのパイプ10bの突出量を変更することが可能である。 【0042】 同様に、パイプ10cの機体中央寄りの端部側面には貫通孔が穿設され、パイプ10aの左半部側面には複数の貫通孔が穿設されている。ピン107bをパイプ10aの左半部の貫通孔とパイプ10cの貫通孔とを貫通させて固定することにより、パイプ10aとパイプ10cとが相対回転不能かつ摺動不能に係止される。また、ピン107bが貫通するパイプ10aの左半部の貫通孔を変更することにより、パイプ10aからのパイプ10cの突出量を変更することが可能である。 以上のように構成することにより、畝25の左右幅に応じて左右の前輪12、12の間隔を変更することが可能である。 【0043】 支持フレーム13、13は箱形フレーム101の左右側面に突設された左右一対の略円筒形状の部材であり、補強パイプ110が箱形フレーム101を左右に貫通する形で支持フレーム13、13に嵌装されている。支持フレーム13、13の機体外側端部にはそれぞれブラケット13a、13aが固設されている。ブラケット13a、13aには左右一対の機体フレーム2、2の後端部が固設される。 【0044】 また、ブラケット13a、13aは、後輪駆動軸15の左右端部に回転可能に遊嵌された回動部材108、108から突設されたブラケット108a、108aにボルト締結により固定されている。さらに、機体フレーム2、2の前端部は、パイプ10aの左右端部に回転可能に遊嵌された回動部材109、109から突設されたブラケット109a、109aにボルト締結により固定されている。 以上のように、支持フレーム13、13及び機体フレーム2、2により前輪支持軸10と後輪駆動軸15との左右のねじれが防止され、機体の剛性が向上している。 【0045】 図6及び図7に示すように、後輪駆動軸15、15は左右の後輪17、17にエンジン3からの駆動力を伝達するためのものであり、主に左右一対のパイプ15a、15a、左右一対のパイプ15b、左右一対の駆動伝達軸15c、左右一対の駆動伝達軸15dなどで構成される。なお、以下の説明では機体左側の後輪駆動軸15について説明し、機体右側の後輪駆動軸15については説明を省略する。 【0046】 後輪駆動軸15のパイプ15aは断面が六角形状のパイプであり、その右端部(機体中央寄りの端部)はミッションケース4の左側方に配置される。パイプ15aの長手方向は機体左右方向と略一致し、パイプ15aの中途部にはアーム15e及びアーム15fが突設されている。パイプ15aの左端部は回動支持部材108に回動可能に軸支される。 回動支持部材108から突設されたブラケット108aはブラケット13aにボルト締結により固定される。 【0047】 パイプ15bは断面が六角形状のパイプであり、パイプ15aの左端部より嵌装される。パイプ10bの左端部には機体左側の駆動ケース16の一端が固設される。該駆動ケース16の他端には左側の後輪17が回転可能に軸支される。 【0048】 駆動伝達軸15cは略円柱状の部材であり、パイプ15bに相対回転自在に貫装される。このとき、ミッションケース4の側方から突出し、エンジン3からの駆動力を後輪17に伝達するための走行出力軸4bと、駆動伝達軸15cの一端とがピン111を介して相対回転不能に接続される。また、駆動伝達軸15cの他端面には断面形状が略六角形の孔が長手方向に穿設される。 【0049】 駆動伝達軸15dは断面視略六角形の柱状部材であり、駆動伝達軸15cに穿設された断面形状が略六角形の孔に相対回転不能かつ摺動可能に嵌装される。 駆動伝達軸15cから突出している駆動伝達軸15dの端部は、パイプ15bに固設された駆動ケース16に軸支される。該駆動伝達軸15dの端部には駆動ケース16内にてスプロケット16aが外嵌され、スプロケット16aに巻回されたチェーンなどを介して後輪17に駆動力が伝達される。 【0050】 以上のように、後輪17、17が先端に設けられた駆動ケース16は後輪駆動軸15を中心として回動し、後輪17、17の下端(接地点)と機体下面との距離(機体地上高さ)を変更することが可能である。 【0051】 駆動ケース16、16が機体地上高さを減少させる側へ無制限に回動させると、機体下面が接地するようになるので、これを阻止するために図8などに示すようなストッパー機構210が設けられている。該ストッパー機構210は左右の支持フレーム13、13のそれぞれの中途部にブラケット211を固設してこれに棒部材212を後方への張り出し状に固着し、仮想線kで示すように、左右の駆動ケース16、16が回動限界位置に達したときに棒部材212の先端でアーム15e、15eが受け止められるようになされている。 【0052】 またパイプ15bを摺動させてパイプ15aからの突出量を変更することにより、畝25の左右幅に応じて左右の後輪17、17の間隔を変更することが可能である。このとき、パイプ15aの左右端部近傍の側面には固定ネジ112が螺装され、パイプ15bを所望の突出量とした後にパイプ15aに固定可能としている。また、パイプ15bをパイプ15aに対して摺動させたときには、駆動伝達軸15dが駆動伝達軸15cに対して摺動するが、嵌合している孔の断面形状が六角形であるため相対回転不能である。 したがって、ミッションケース4からの駆動力を後輪17、17に伝達しつつ左右の後輪17、17の間隔を変更することが可能である。 【0053】 以下では移植機1の構造体であるシャーシの後半部について説明する。 図1及び図2に示すように、ハンドルフレーム6は平面視略「コ」字型に屈曲されたパイプ部材であり、ハンドルフレーム6の左右端部はそれぞれミッションケース4の左右側面後部上方にボルト締結により固定される。 【0054】 後フレーム103、103はハンドルフレーム6を下方から支持するための部材であり、後フレーム103、103の後端はハンドルフレーム6の左右中途部に固設され、後フレーム103、103の前端は箱形フレーム101の後端部に固設される。 【0055】 以下では、図1、図2、図5、図6及び図7を参照して移植機1の車高調整機構及びローリング機構の詳細構成について説明する。 まず、車高調整機構について説明する。ここで、本実施例における車高調整機構とは、移植機1のシャーシの地面(厳密には前輪12、12及び後輪17、17の下端)からの高さ(地上高)を調整する機構を言う。 【0056】 車高調整シリンダ105は移植機1の車高を調整するための油圧式のアクチュエータ(油圧シリンダ)であり、エンジン3及び油圧ポンプ104の下方となる位置において、箱形フレーム101に車高調整シリンダ105が装設され、該シリンダ105はシリンダロッドが機体の前方に伸長するように配置される。 【0057】 車高調整シリンダ105のシリンダロッドの先端(前端)には棒状の部材であるバー113が固設される。バー113の長手方向は機体の左右方向と略一致し、バー113の左右両端は箱形フレーム101の左右側面に穿設された長孔101aからそれぞれ機体側方に向けて突出している。長孔101aの長手方向は機体の前後方向(即ち、車高調整シリンダ105の伸縮方向)と略一致しており、バー113は車高調整シリンダ105の伸縮に連動し、長孔101aに沿って機体の前後方向に摺動する。 【0058】 バー113の右端部には固定ブラケット114が固設され、該固定ブラケット114及び機体右側の後輪駆動軸15に設けられたアーム15fはロッド116aの前端及び後端に回動可能に枢着される。 【0059】 バー113の左端部にはシリンダステー117が固設され、さらに回動ブラケット115が回動可能に枢着される。シリンダステー117の後端部にはローリングシリンダ118のシリンダ基部が回動可能に枢着され、ローリングシリンダ118のシリンダロッド端部は回動ブラケット115に回動可能に枢着される。また、該回動ブラケット115及び機体左側の後輪駆動軸15に設けられたアーム15fはロッド116bの前端及び後端に回動可能に枢着される。 【0060】 ローリングシリンダ118は移植機1を機体の左右方向に傾斜させるための油圧式のアクチュエータ(油圧シリンダ)であり、ローリングシリンダ118及びシリンダステー117はバー113と一体的に機体の前後方向に摺動する。なお、ローリングシリンダ118は通常時(機体を左右に傾斜させないとき)には該シリンダ内の作動油の流動が阻止され、伸縮変位をロックされた状態となる。 【0061】 前輪駆動軸10のパイプ10aに設けられたアーム10d、10d、及び後輪駆動軸15、15に設けられたアーム15e、15eは、それぞれロッド119a、119bの前端及び後端に回動可能に枢着される。 【0062】 本実施例の車高調整シリンダ105は単動式の油圧シリンダであり、油圧ポンプ104から車高調整シリンダ105に作動油が圧送されると、車高調整シリンダ105は伸長してバー113が前方に摺動し、ロッド116a、116bが機体前方に引き寄せられ、後輪駆動軸15のパイプ15aが左側面視(図1、図5)で時計回りに回動する。また、これに連動してロッド119a、119bが機体後方に引き寄せられて、前輪支持軸10も左側面視(図1、図5)で時計回りに回動する。 したがって、前輪12、12を支持する前輪支持フレーム11、11、及び後輪17、17を支持する駆動ケース16、16は機体下方に回動し、車高が高くなる。 【0063】 一方、車高調整シリンダ105内の作動油を解放(リリーフ)すると、機体の自重により前輪12、12を支持する前輪支持フレーム11、11、及び後輪17、17を支持する駆動ケース16、16は機体上方に回動し、車高調整シリンダ105は収縮する。 【0064】 油圧ポンプ104は車高調整シリンダ105と流体的に接続され、エンジン3により駆動されて車高調整シリンダ105に作動油を圧送する。油圧ポンプ104には、車高調整シリンダ105に作動油を圧送して車高を上げる位置(上昇位置)と、車高調整シリンダ105と油圧ポンプ104との間の油路を閉塞して車高調整シリンダ105が伸縮不能となる位置(中立位置)と、車高調整シリンダ105内の作動油を解放して車高を下げる位置(下降位置)の計三つの位置を取ることが可能な車高調整用切替弁(図示せず)が設けられている。運転操作部9に設けられた昇降レバー22を操作することにより、手動で該車高調整用切替弁を操作することが可能である。圃場以外の場所で移植機1を走行させたり、移植機1を別の畝に回行させたりする時には車高を上げ、移植作業を行う時には車高を下げる。 【0065】 また、移植作業時には移植機1の地上高(言い換えれば、開孔器50の畝25への差し込み深さであり、苗26の移植深さでもある)を精度良く保持するために、圃場の凹凸に合わせて移植機1の高さ調整を適宜行う必要がある。 【0066】 本実施例の移植機1においては、箱形フレーム101の下面中途部に支持アーム120の一端が回動可能に枢着され、支持アーム120の他端にはセンサローラ121が回転可能に軸支されている。また、支持アーム120はロッド122、L字アーム123、ロッド124を介して前記車高調整用切替弁(図示せず)と接続されており、センサローラ121の上下方向の回動により車高調整用切替弁を切り替えることが可能に構成されている。 【0067】 なお、センサローラ121による車高調整用切替弁の切り替えは、前記昇降レバー22が下降位置にあるときにのみ行われ、昇降レバー22が上昇位置または中立位置にあるときは行われない。 【0068】 センサローラ121は畝25と当接しないときには自重で下方に回動し、ロッド124は機体前方に押されて車高調整用切替弁(図示せず)を下降位置に切り替える。センサローラ121が畝25と当接して上方に回動すると、ロッド124は機体後方に引き寄せられ、車高調整用切替弁(図示せず)を上昇位置に切り替える。なお、センサローラ121が設定高さのときは車高調整用切替弁が中立位置となる。 【0069】 開孔器50の畝25への差し込み深さ(苗26の移植深さ)を所望の深さとするためには、センサローラ121が回動することにより車高調整用切替弁(図示せず)が上昇位置から下降位置に切り替わるとき(すなわち、車高調整用切替弁が中立位置となるとき)のセンサローラ121の上下位置を調整する必要がある。本実施例においては運転操作部9に設けられた高さ調節レバー125と前記L字アーム123とがロッド126を介して接続されており、該高さ調整レバー125を操作することにより、上昇位置から下降位置に切り替わるときのセンサローラ121の回動位置を調整することが可能である。 【0070】 したがって、作業者が車高調整シリンダ105を昇降レバー22により頻繁に手動操作して車高調整せずとも、センサローラ121により容易に移植作業中における所望の車高(苗26の移植深さ)を保持することが可能である。 【0071】 次に、ローリング機構について説明する。本実施例におけるローリング機構とは、移植機1の機体を左右方向に傾斜させる機構を言う。より具体的には、前記車高調整機構の中途部に設けられたローリングシリンダ118を伸縮させることにより、機体右側の前輪支持フレーム11及び駆動ケース16に対して機体左側の前輪支持フレーム11及び駆動ケース16を相対的に回動させ、左右の前輪12、12及び左右の後輪17、17の下端(接地点)から機体下面までの高さを変えて機体を左右に傾斜させる。 【0072】 前述のように、シリンダステー117はバー113の左端部に固設されており、ローリングシリンダ118のシリンダ基部側がシリンダステー117に回動可能に枢着され、ローリングシリンダ118のシリンダロッド端部が回動ブラケット115に枢着される。ローリングシリンダ118は復動式の油圧シリンダであり、油圧ポンプ104から圧送される作動油の流路を切替駆動手段となるローリングシリンダ切替弁127により切り替える。より具体的には、ローリングシリンダ切替弁127の弁体127aは、(1)ローリングシリンダ118を伸長させる位置(伸長位置)、(2)ローリングシリンダ118を収縮させる位置(収縮位置)、(3)ローリングシリンダ118内の作動油の流動が規制され、伸長も収縮もできない位置(中立位置)、の三つの位置を取ることが可能である。 【0073】 ローリングシリンダ118を伸長させると、回動ブラケット115が左側面視(図5)で反時計回りに回動し、ロッド116bが機体前方に引き寄せられる。したがって、機体左側の前輪支持フレーム11及び駆動ケース16は機体右側の前輪支持フレーム11及び駆動ケース16に対して相対的に下方に回動(左側面視で時計回りに回動)し、移植機1は水平な地面にあるときに機体左側が上昇した状態に傾斜する。逆に、ローリングシリンダ118を収縮させると、移植機1は水平な地面にあるときに機体左側が下がった状態に傾斜する。 【0074】 本実施例の移植機1は、上記のローリング機構を、傾斜した圃場において機体を水平に保持するための水平制御に用いている。以下、図9及び図10を用いて水平制御の詳細について説明する。 【0075】 ウエイト130は回動アーム131の下端部に固設され、該回動アーム131の中途部は油圧ポンプ104の右側面に突設されたステー140に前後向き支点軸gを介して回動自在に支持され、回動アーム131がウエイト130の重量により前後向き支点軸g回りの左右方向に回動されるようになされている。回動アーム131の上端部にはリンク132の一端(右端)が回動可能に枢着され、リンク132の他端(左端)はL字型アーム133の一端(上端)に回動可能に枢着されている。L字型アーム133は正面視略L字型の部材であり、その屈曲部は油圧ポンプ104の左側面に突設されたステー141に回動可能に枢着されている。また、L字型アーム133の他端(左端)にはアーム134の上端が回動可能に枢着され、アーム134の下端はローリングシリンダ切替弁127の上面より突出して上下方向に摺動する弁体127aの上端に回動可能に枢着されている。 【0076】 以上のように、本実施例の移植機1は、機体の左右方向に回動するウエイト130と、機体を左右方向に傾斜させるアクチュエータであるローリングシリンダ118と、該アクチュエータの切替駆動手段であるローリングシリンダ切替弁127と、アクチュエータと切替駆動手段とを連動させるリンク機構(回動アーム131、リンク132、L字型アーム133、アーム134、ステー140、ステー141などで構成される)とを具備している。 【0077】 そして、ウエイト130、リンク機構及びローリングシリンダ切替弁127の弁体127aの位置関係は、機体が水平面と略平行となっているときにローリングシリンダ切替弁127の弁体127aが中立位置、機体の右側が水平面に対して下がった状態の時には収縮位置、機体の左側が水平面に対して下がった状態の時には伸長位置を取る。 【0078】 例えば、移植機1が機体の右側が下がった傾斜面にあるとき、ウエイト130はその自重により機体の右側方に(機体から離れる方向に)回動する。すると、リンク機構が連動して弁体127aはローリングシリンダ切替弁127の下方に摺動し、収縮位置を取る。 【0079】 したがって、ローリングシリンダ118は収縮して機体の左側が下がるように回動していく。そして、移植機1の機体が略水平(重力の作用方向と垂直な面と機体とが略平行)となったときに弁体127aが中立位置に戻って機体の回動が停止する。すなわち、機体が水平面に対して略平行となった姿勢で保持される。 【0080】 逆に、移植機1が機体の左側が下がった傾斜面にあるとき、ウエイト130はその自重により機体の左側方に(機体に近づく方向に)回動する。すると、リンク機構が連動して弁体127aはローリングシリンダ切替弁127の上方に摺動し、伸長位置を取る。 【0081】 したがって、前記ローリングシリンダ118は伸長して機体の右側が下がるように回動していく。そして、移植機1の機体が略水平(重力の作用方向と垂直な面と機体とが略平行)となったときに弁体127aが中立位置に戻って機体の回動が停止する。すなわち、機体が水平面に対して略平行となった姿勢で保持される。 【0082】 上記のように水平制御は、圃場の凹凸による苗の移植深さのばらつきを補正し、移植深さ及び移植位置を精度良く保持するという観点において非常に有効である。しかし、使用状況によっては水平制御を行うことがかえって不都合になる場合がある。 【0083】 例えば、図10に示すように、水平制御を行った状態の移植機で斜面の等高線に略平行な畝25に苗を移植する場合、その斜面の傾斜(勾配)が大きくなると、苗を移植する位置の機体左右方向のずれが大きくなる場合がある。また、一方(本実施例の場合、機体左側)の前記前輪12及び後輪17の地上高を変えて水平制御していることから移植深さも設定値から大きくずれてしまう場合がある。 【0084】 即ち、所望の苗の移植位置や移植深さから大きくずれないように、敢えて移植機1の機体の姿勢を略水平でない姿勢(左右傾斜した姿勢)として使用することが望ましい場合もある。 【0085】 このような事情から機体の左右傾斜角度を任意な特定大きさに変化させてこれを保持させるものとした機体左右傾斜保持機構を形成するのであり、これに応じるため、本実施例の移植機1は、図11〜図13に示すように、ウエイト130の左右動に連動して略前後向き線e回りへ回動変位される操作部材151、及び、該操作部材151の前記回動変位を特定位置に係止させることを可能とした位置係止手段152を設けているのである。この際、操作部材151は係合片153、前側ロッド部材154、長さ調整部155及び後側ロッド部材156からなっており、また位置係止手段152は図14〜図18に示すように、後側ロッド部材156に形成された被係合部157に任意時に係合される係合部材158と、該係合部材158を前記被係合部157から離反させて該離反状態を維持させるための状態切替機構159とを備えたものとなされている。 【0086】 係合片153は回動アーム131の長さ途中個所に僅かな遊隙を介して外嵌される切欠溝を形成されたフック形状の板部材であり、回動アーム131が重力作用により左右へ揺動したときに該揺動変位を前側ロッド部材154の前端に抵抗少なく伝達するためのものである。 【0087】 前側ロッド部材154は長尺の丸棒状部材154aを主体となすものであり、丸棒状部材154aの前端に係合片153が固設され、長さ途中個所を「へ」字状に屈曲され、該屈曲個所の近傍をガイドステイ部材160により回転のみ自在に支持されている。ガイドステイ部材160は二股状の脚部160a、160bと軸受部160cを有するものであり、脚部160a、160bが前記ミッションケース4に同体状に固設されたベルトカバー161の外面に位置調整可能に固定され、また軸受部160cには前側ロッド部材154を回転自在に挿通される丸孔を透設されている。そして軸受部160cの前後各側の近傍となる前側ロッド部材154部分には軸受部160cに対して前側ロッド部材154が前後移動するのを規制するための図示しない係止部材が固定される。 【0088】 長さ調整部155は直状の管部材155aとこれの周壁の前寄り個所に螺合された締結ネジ162とを備えたものであり、管部材155a後部の内孔に後側ロッド部材156の前端が挿入されて固着されており、一方、管部材155a前部の内孔には前側ロッド部材154の後端部が任意長さ挿入されると共に締結ネジ162で管部材155aと一体状に固定される構成となされている。したがって、前側ロッド部材154の後端部が管部材155aに挿入される長さが変更されることにより、操作部材151の全長が変更される。 【0089】 後側ロッド部材156は長尺の丸棒状部材156aとこれの後端部周面に突出状に形成された図14〜図17に示す被係合部157とを備え、丸棒状部材156aの後端部を下方へ90度屈曲されて縦向き状の入力部a1を形成されると共に、被係合部157と入力部a1との間に位置した丸棒状部材156a個所を支持板163により回動自在に支持されている。被係合部157は、丸棒部材156aの周面に板部材157aを起立状に固着すると共に板部材157aの上縁個所に丸棒片157bを略水平状に固着したものとなされており、また支持板163は、ハンドルフレーム6に固定された四角枠状案内板164の下端部後面上に下方への延長状に配置されると共に、下寄り個所に丸棒状部材154aを回転自在に挿通される円孔を透設されている。この際、四角枠状案内板164は図18に示すように内孔164a内に高さ調節レバー125を挿通されてこれを案内し任意な特定高さ位置に係止し得るものである。 【0090】 係合部材158は支持板163との間に四角枠状案内板164下部及び介在板167を挟み付けてボルトで締結固定された台板165の右端部に前向き支軸165aを介して枢着された板部材からなるものであり、係合部材158の下縁には二つの比較的大きな凹み部158a、158bを有し、右側の凹み部158aの奥辺部の左右方向上の3個所に3つの円弧状凹み部b1、b2、b3を形成され、左側の凹み部158bの奥片部の左右方向上の2個所に2つの円弧状凹み部c1、c2を形成されている。この際、3つの円弧状凹み部b1、b2、b3は被係合部157の丸棒片157bと嵌合されるもので、中央の円弧状凹み部b2は操作部材151がローリングシリンダ切替弁127の前記中立位置に対応する機体左右傾斜停止位置に位置したときに被係合部157の丸棒片157bに対向し、右側の円弧状凹み部b1は操作部材151がローリングシリンダ切替弁127の前記伸長位置に対応する機体左上昇位置に位置されたときに被係合部157の丸棒片157bと対向し、左側の円弧状凹み部b3は操作部材151がローリングシリンダ切替弁127の前記収縮位置に対応する機体左下降位置に位置されたときに被係合部157の丸棒片157と対向するものとなされており、また2つの円弧状凹み部c1、c2は状態切換機構159の一部をなしている。係合部材158の左端部にはバネ掛け孔158cが形成してあり、該バネ掛け孔158cと支持板163の左下部に突設された前向きピン部材163aとの間に係合部材158の左端を下方へ引張するためのスプリング166が掛け渡される。 【0091】 状態切替機構159は台板165の少し左寄り個所から突設された前向き支軸165bと、該支軸165bで回動自在に支持された回動体169と、該回動体169から下向きへ突出され支持板163の下縁よりも下方へ及ぶものとなされた入力部a2をなす直状棒部材と、回動体169から上向きへ突出された90度曲がり状の丸棒部材170を備えている。丸棒部材170の前後向き部は回動体169の矢印方向f1の回転変位により台板165の上縁dに衝接してその自由な回転が規制されるようになされている。この際、回動体169を矢印方向f1へ付勢する図示しないスプリングを設ければ、丸棒部材170が該スプリングの付勢力で回動されて台板165の上縁dと衝接し、回動体169及び入力部a2の遊動が規制されるようになる。 【0092】 係合部材158の2つの円弧状凹み部c1、c2は丸棒部材170の前後向き部に対応して形成されたものであり、入力部a2が図19に示すように左側特定位置p10に位置されたとき、丸棒部材170の前後向き部が右側の円弧状係止凹み部c1に嵌り込み、係合部材158の左端部が上方へ変位され、このとき被係合部157と係合部材158とは接触せず、入力部a1が抵抗少なく回動し得る状態となり、一方、入力部a2が図20に示すように右側特定位置p11に位置されたとき、丸棒部材170の前後向き部が左側の円弧状凹み部c2と対向し、係合部材158の左端部が下方へ変位することを許容され、被係合部157が3つの円弧状凹み部b1、b2、b3の任意な何れかと圧接状に係合して操作部材151の回動変位を係止し得る状態となる構成となされている。 【0093】 上記した機体左右傾斜保持機構において、作業者は前記運転操作部9近傍にいる状態の下で、入力部a1を握って操作部材151を特定の略前後向き線e回りへ回動させたり、或いは入力部a2を握って前向き支軸165b回りへ回動させるのである。 【0094】 先ず、移植機1を通常の水平制御の状態で使用したいときには、図19に示すように、入力部a1の回動位置の如何に拘わらず、入力部a2を左側特定位置p10に位置させるのである。この操作時、入力部a2が左側特定位置p10にないときはこれを握って矢印方向f1の逆向きの回転操作力を付与するのであり、これにより丸棒部材170は係合部材158との摺接抵抗に打ち勝って円弧状凹み部c2側から円弧状凹み部c1内に嵌り込むものとなる。 この状態の下では、操作部材151は抵抗少なく回動するものとなり、回動アーム131は操作部材151と一緒にウエイト130の重量による回動力で略前後向き線e回りへ円滑に回動でき、既述の水平制御が行われるようになる。 【0095】 一方、移植機1の機体を任意な左右傾斜角度に傾斜させて該傾斜状態を保持させるときには次のように行う。 即ち、入力部a2が右側特定位置p11にないときはこれを把握して矢印方向f1の回転操作力を付与するのであり、これにより丸棒部材170はスプリング力による係合部材158の摺接抵抗に打ち勝って円弧状凹み部c1内から抜け出て円弧状凹み部c2と対向する位置に移動され、該移動後は係合部材158と被係合部157との当接により、円弧状凹み部c2の内方でこれの端縁から僅かに離れた状態となり、しかも円弧状凹み部c2により右側への移動を規制された状態となり、入力部a2は右側特定位置p11に保持される。この状態の下で、操作部材151の入力部a1を機体左右傾斜の変化方向に対応した略前後向き線e回りの特定側へ回動操作するのである。 【0096】 さらに具体的に説明とすると、機体の左側を上昇させるときには、入力部a1が図20における左上昇位置p2Lになければ入力部a1を把握して矢印方向f2の回転操作力を付与するのであり、これにより丸棒片157bはスプリング166力による係合部材158との摺接抵抗に打ち勝って他の円弧状凹み部b2、b3側から円弧状凹み部b1に嵌移動してこれに嵌り込んだ状態となる。この状態では、入力部a1は円弧状凹み部b1と被係合部157との圧接によりウエイト130の重量による回動力に拘わらず機体左上昇位置p2Lに保持された状態となり、作業者が入力部a1から手を離してもこの状態が維持される。したがって操作部材151はアーム部材131を介してウエイト130を左側へ強制的に移動させた状態で位置保持し、弁体127aを前記伸長位置に位置させ、機体は左側が上昇するように回動(ローリング)していく。機体が所望の左右傾斜姿勢まで回動した時点で、入力部a1に矢印方向f2の逆向きの回動操作力を付与し、入力部a1を前記中立位置に対応した機体傾斜停止位置p2Nに位置させるのであり、これにより丸棒片157bはスプリング166力による係合部材158との摺接抵抗に打ち勝って円弧状凹み部b1内から抜け出て円弧状凹み部b2に嵌り込んだ状態となる。この状態では、入力部a1は円弧状凹み部b2と被係合部157との圧接によりウエイト130の重量による回動力に拘わらず停止位置p2Nに保持された状態となり、作業者が入力部a1から手を離してもこの状態が維持される。これにより操作部材151はアーム部材131を介してウエイト130を特定位置へ強制的に揺動させて位置保持し、弁体127aは中立位置に位置される。これにより機体は回動(ローリング)を停止され、該停止時の左右傾斜姿勢を保持する。 【0097】 次に上記とは逆に機体の左側を下降させるときには、入力部a1が左下降位置p2Rになければ作業者は入力部a1を把握して矢印方向f2の逆向きの回転操作力を付与するのであり、これにより丸棒片157bはスプリング166力による係合部材158との摺接抵抗に打ち勝って円弧状凹み部b1、b2側から円弧状凹み部b3に移動してこれに嵌り込んだ状態となる。この状態では、入力部a1は円弧状凹み部b3と被係合部157との圧接によりウエイト130の重量による回動力に拘わらず機体左下降位置p2Rに保持された状態となり、作業者が入力部a1から手を離してもこの状態が維持される。したがって操作部材151はアーム部材131を介してウエイト130を右側へ強制的に揺動させた状態でこれを位置保持し、弁体127aを前記収縮位置に位置させ、機体は左側が下降するように回動していく。機体が所望の左右傾斜姿勢まで回動した時点で、入力部a1に矢印方向f2の回動操作力を付与し、入力部a1を停止位置p2Nに位置させるのであり、これにより丸棒片157bは係合部材158との摺接抵抗に打ち勝って円弧状凹み部b3内から抜け出て円弧状凹み部b2に嵌り込んだ状態となる。この状態では、先と同様に、入力部a1はウエイト130の重量による回動力に拘わらず停止位置p2Nに保持された状態となり、作業者が入力部a1から手を離してもこの状態が維持される。これにより、機体は回動(ローリング)を停止され、該停止時の左右傾斜姿勢を保持する。 以上のように、機体は、水平制御(自動制御)されるだけでなく、簡易且つコンパクトな手動操作により、希望する任意な左右傾斜角度に保持され、該保持状態にて使用することが可能である。 【0098】 この際、操作部材151の入力部a1や状態切替機構159の入力部a2がハンドルフレーム6の後部に位置されていることは、運転操作部9にてこれらを容易に操作することを可能となし、これにより走行作業中において水平制御の状態と、手動操作により機体傾斜角度を任意大きさに保持させ得る状態とを容易に切り替えることができて作業性に優れるほか、操作手段150の構造が簡易且つ安価に形成されると共に作動の信頼性が高いものとなる。 【0099】 以下では図21〜図24を参照して苗供給部7の変形例について説明する。 既述したところでは、図1及び図2に示すように各ポット取付基部31に直接挿入し載置した苗搬送ポット32にこれの上方から苗を挿入するように使用すると説明したが、苗丈が高くなると、苗搬送ポット32の高さが不足して苗の茎葉部の上部が苗搬送ポット32から張り出すようになり、苗搬送ポット32から移植爪51内への苗供給が円滑に行われなかったり或いは苗が他物と接触して損傷するなどの事態が生じるようになる。これに対処するため、本実施例では必要時にのみ使用されるポット支持具300を付属させたのである。 【0100】 ポット支持具300はポット取付基部31の上端面で支持される板部材301を備えており、該板部材301の板面上で各ポット取付基部31の位置に対応した個所には苗搬送ポット32の胴部を内挿される四角孔301aが形成されており、中央部には比較的大きな四角透孔301bが形成されている。上下何れかの板面上で各四角孔301aの周囲個所にはやや高い苗(例えば根鉢を含めた全長が22cm程度のもの)に対応した長さとなされた複数本(図示例では4本)の比較的短い支持棒302が垂直状に固設されており、各四角孔301aに対応した複数本の支持棒302はポット取付基部31の内孔に挿入されその周壁に密z状に近接するものとなされる。そして図22に示すように、板部材301の他側の板面上で各四角孔301aの周囲個所には高い苗(例えば根鉢を含めた全長が25cm程度のもの)に対応した長さとなされた複数本(図示例では4本)の比較的長い支持棒303が先の支持棒と同じ配置で垂直状に固設されており、各四角孔301aに対応した複数本の支持棒303は前記支持棒302に準じてポット取付基部31の内孔に挿入されてその周壁に密状に近接するものとなされる。 【0101】 苗供給部7にやや長い苗を供給するときは、先ず苗搬送ポット32をポット取付基部31から取り外し、次に図22及び図23に示すように短い支持棒302の存在した板面を上側にしてポット支持具300をポット取付基部31の上方に位置させ、次に下側の板面に存在した長い支持棒303をその対応するポット取付基部31の内孔に挿入して板部材301をポット取付基部31の上端縁に支持させ、次に苗搬送ポット31を各四角孔301a内に上方から挿入させ、各苗搬送ポット32の胴部をその対応する四角孔301a内に挿入すると共に、各苗搬送ポット32の漏斗状部32aをその対応する複数の短い支持棒302に支持させる。これにより、各苗搬送ポット32はこれの胴部に形成された縦凸条部32bと支持棒302との当接や、支持棒303の支持作用を介して対応したポット取付基部31に安定的に支持され、且つ、ポット支持具300を使用しない場合に較べてポット取付基部31対する高さが例えば2cm程度高くなされた状態となる。 【0102】 作業者はこの状態となされた各苗搬送ポット32にやや長い苗26を供給するようになすのであり、こうして苗搬送ポット32内に供給された苗26はその茎葉部26aのほぼ全体が苗搬送ポット32の内方に位置し、茎葉部26aは苗搬送ポット32の外方へ張り出さない状態となり、苗搬送ポット32から開口器50への苗供給が円滑に行われると共に苗搬送ポット32内の苗26が他物と接触して損傷する現象は生じなくなる。 【0103】 一方、長い苗26を供給するときは、先ず苗搬送ポット32をポット取付基部31から取り外し、次に長い支持棒303の存在した板面を上側にしてポット支持具300をポット取付基部31の上方に位置させ、次に図24に示すように下側の板面に存在した短い支持棒302をその対応するポット取付基部31の内孔に挿入して板部材301をポット取付基部31の上端縁に支持させ、次に苗搬送ポット32を各四角孔301a内に上方から挿入させ、各苗搬送ポット32の胴部をその対応する四角孔301a内に位置させると共に、各苗搬送ポット32の漏斗状部32aをその対応する複数の長い支持棒303に支持させる。これにより、各苗搬送ポット32はこれの胴部に形成された縦凸条部32bと支持棒303との当接や、支持棒302の支持作用を介して対応したポット取付基部31に安定的に支持され、ポット支持具300を使用しない場合に較べてポット取付基部31に対する高さが例えば5cm程度高くなされた状態となる。 【0104】 作業者はこの状態となされた各苗搬送ポット32に長い苗26を供給するようになすのであり、こうして苗搬送ポット32内に供給された苗26は先と同様にその茎葉部26aのほぼ全体が苗搬送ポット32の内方に位置して、茎葉部26aは苗搬送ポット32の外方へ張り出さない状態となり、苗搬送ポット32から開口器50への苗供給が円滑に行われると共に苗搬送ポット32内の苗が他物と接触して損傷する現象は生じなくなる。 【0105】 なお、上記ポット支持具300は単一物となしたが、これの板部材301を複数の分割することも差し支えないのであり、例えば4つに分割して、それぞれが2つの四角孔301aを具備したものとなすこともできる。 【図面の簡単な説明】 【0106】 【図1】移植機の左側面図。 【図2】移植機の平面図。 【図3】移植部の左側面図。 【図4】移植部の背面図。 【図5】移植機の要部左側面図。 【図6】移植機の要部平面図。 【図7】後輪駆動軸の平面断面図。 【図8】後輪駆動軸周辺の側面図。 【図9】水平制御に係るウエイト及びリンク機構の模式正面図。 【図10】勾配の大きい傾斜地における水平制御状態の移植機を示す正面模式図。 【図11】一部を省略した移植機の要部を示す左側面図。 【図12】一部を省略した移植機の後部を示す平面図。 【図13】操作部材の周辺を示す左側面図。 【図14】操作部材の後部周辺であり図19中のA矢視図。 【図15】操作部材の後部周辺であり図19中のB矢視図。 【図16】操作部材の後部周辺であり図19中のC−C部を示す図。 【図17】操作部材の後部周辺であり図19中のD−D部を示す図。 【図18】操作部材の後部周辺を後方から見た図。 【図19】位置係止手段及び状態切替機構の作動を示す説明図。 【図20】位置係止手段及び状態切替機構の作動を示す説明図。 【図21】ポット支持具の平面図。 【図22】やや長い苗に対しポット支持具を使用した状態を示す側面視断面図。 【図23】ポット支持具を使用した状態を示す平面図。 【図24】長い苗に対しポット支持具を使用した状態を示す側面視断面図。 【符号の説明】 【0107】 9 運転操作部 130 ウエイト 151 操作部材 152 位置係止手段 157 被係合部 158 係合部材 159 状態切替機構 a1 入力部 a2 入力部 e 略前後向き線 g 特定前後向き軸 p2L 左上昇位置(特定位置) p2R 左下降昇位置(特定位置) p2N 停止位置(特定位置)
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005164 【氏名又は名称】セイレイ工業株式会社 【住所又は居所】岡山県岡山市江並428番地
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| 【出願日】 |
平成16年3月23日(2004.3.23) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2005−269918(P2005−269918A) |
| 【公開日】 |
平成17年10月6日(2005.10.6) |
| 【出願番号】 |
特願2004−84222(P2004−84222) |
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