| 【発明の名称】 |
畝立装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】渡辺 英明
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| 【要約】 |
【課題】複数組の畝立機構の全部又は一部だけを簡単な切換操作により使用でき、且つ畝立の法面底部を的確に押し固めて崩れない法面を形成する畝立装置を提供する。
【解決手段】乗用トラクタ等の走行機に取り付けられ走行装置の回転駆動系で回転駆動されて土を両側へ飛ばして溝を形成するとともに両側に土を盛り上げる耕耘爪と上記耕耘爪の後方に配置されて上記回転駆動系で左右に開閉揺動運動されて盛り上げた土の法面を鎮圧して畝を形成する左右一対の土押体とからなる2組の畝立機構を、走行装置の後部の昇降可能なリンク機構30に適宜な左右間隔の支持体Fに配置させるとともに、この支持体に取付けた両畝立機構を同時に畝立位置に下降させ又は一方を畝立位置に下降させ他方を畝立位置から回避位置に保持する昇降手段に取付けられ、上記リンク機構と支持体との間に調節機構により連結させた。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 乗用トラクタ等の走行機後部に取り付けられ回動可能なリンク機構と、前部をリンク機構後部の駆動軸に回動可能に支持するとともに後部とリンク機構との間を伸縮量を調整可能な調節機構により連結され走行機から取り出された回転駆動系により回転駆動されて土を両側へ飛ばして溝を形成するとともに両側に土を盛り上げる耕耘爪及び耕耘爪の後方に配置され上記回転駆動系で左右に開閉揺動運動されて盛り上げた土の法面を鎮圧して畝を形成する左右一対の土押体からなる畝立機構と、を具備したことを特徴とする畝立装置。 【請求項2】 上記土押体は固定されたものであることを特徴とする請求項1記載の畝立装置。 【請求項3】 乗用トラクタ等の走行機後部に取り付けられ回動可能なリンク機構と、適宜な左右間隔のもとに複数配置され前部をリンク機構後部の駆動軸に回動可能に支持するとともに後部とリンク機構との間を伸縮量を調整可能な調節機構により連結され走行機から取り出された回転駆動系により回転駆動されて土を両側へ飛ばして溝を形成するとともに両側に土を盛り上げる耕耘爪及び耕耘爪の後方に配置され上記回転駆動系で左右に開閉揺動運動されて盛り上げた土の法面を鎮圧して畝を形成する左右一対の土押体からなる畝立機構と、全部の畝立機構を同時に畝立位置に下降させ又はいずれか一乃至複数の畝立機構を畝立位置に下降させ他の畝立機構を畝立位置から回避位置に保持する昇降手段と、を具備したことを特徴とする畝立装置。 【請求項4】 上記昇降手段は、いずれかの畝立機構が駆動軸と連結されて駆動力を伝達されるとともにリンク機構に調節機構を介して固定され、他の畝立機構がリンク機構に取り付けた駆動軸に回動可能に取り付けられ駆動軸とクラッチを介して係脱自在に連結されて駆動力を伝達され、各畝立機構は連結手段で係脱自在に固定され、上記連結手段及びクラッチの解除時に走行機と畝立機構とを連結する係止手段により他の畝立機構だけを回避位置に保持するようにしたことを特徴とする請求項3記載の畝立装置。 【請求項5】 上記他の畝立機構は耕耘爪と土押体の外半分を備えないものであることを特徴とする請求項3又は4記載の畝立装置。 【請求項6】 上記各土押体は固定されたものであることを特徴とする請求項3〜5のうちいずれか1項記載の畝立装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、乗用トラクタ等の走行機に取り付けて使用され、耕耘爪を回転させ耕土を両側へ飛ばして土を盛り上げ、さらに左右一対の土押体を開閉揺動運動し又は固定しておいて土を畝に押し付けて法面を形成する畝立装置に係り、特に、畝の深さに対応して耕耘爪および土押体の姿勢を調節し土押体による土の法面への押し付けが確実且つ強固にできるようにしたものに関する。 【背景技術】 【0002】 従来の畝立装置は、例えば、歩行式であって、回転駆動される耕うん輪と、その後方において、開閉揺動運動をさせて耕土を盛り上げ畝に押しつけて法面を形成する左右の土押板を有する装置である。上記土押板は畝上部を主体として押圧する第1の土押板と、畝下部を主体として押圧する第2の土押板とで構成した畝付機である。これにより、耕土の少ない畝の下部も強固に押し固めることができ、全体として土くずれのない畝を作ることができるものである(例えば、特許文献1参照。)。 【0003】 上記畝立装置は、図32,図33に示すように、畝付機1の1回の走行で、先ず、回転する左右の耕耘刃3,3により耕土5を両側へ飛ばして溝10を形成するとともに両側に土を盛り上げ、続いて、畝10Eの片側法面10Aと他の法面10A´となる1本のV溝10を左右一対の揺動する土押体4,4により形成する。そして、2回目の走行で2本目のV溝10を形成する。このとき、1つの畝10Eにおける先に形成した反対側法面10Bを形成するとともに、耕土5側の法面10Cも形成される。上記2回目の走行で2本目のV溝10を形成するとき、図11に示すように、畝10Eの反対側法面10Bは強く叩かれて丈夫となるのに対して、耕土5側の法面10Cは軟らかい耕土5のために、弱い叩きとなり、10C´のように低い法面に形成されて崩れ易いものとなる。このことは、左右の法面10A,10Bが同時に均等な押圧力で叩かれないので、均等な畝10Eができないばかりか、畝の締まりが左右不均等なものとなる。そして、畝付機1は叩きの弱い法面10C側に傾いて走行することになり、畝付機1のハンドル2,2で車輪9,9を正しい方向に向けて直進性を保持しなければならず、必然的に畝10Eは蛇行して真直性のない畝となる。 【0004】 更に、上記従来の畝立装置では、畝の溝を1本ずつ形成するものであるから、作業効率が悪い上に、畝の真直性や畝幅の均等性に劣り、後工程となる苗植付け(苗の移植)作業における正確な機械移植を困難にしている。 【0005】 そこで、本願出願人は、上記畝立装置が持つ問題点を解消するための畝立装置を開発した。これは、走行機の後部に左右方向に延設する支持体と上記回転駆動系を設置し、上記支持体に、耕耘爪と左右一対の土押体とからなる2組の畝立機構を適宜な左右間隔のもとに配置しているから、1回の走行で1つの畝と左右に隣接する畝の法面を同時に形成でき、畝の成形効率を向上し、畝立て作業の省力化を図ることができる。これで、畝幅が均等となるとともに、畝の両側法面が均等に固められて容易に崩れない頑丈な畝が形成され、真直性の良い畝を形成できるようにした。また、上記のような畝とすることにより、後工程となる苗植付け作業における苗の正確な機械移植を容易ならしめ、効率の良い苗植付け作業を可能としたものである(例えば、特許文献2参照。)。 【特許文献1】特開平1−296902号公報 【特許文献2】特開2000−236701号公報 【0006】 しかし、上記2組の畝立機構を備えた畝立装置は、一体的に構成され、一体的に昇降移動する動作に限定されている。このため、4畝の場合は2連での畝作り作業ができる。しかし、畝数が奇数となる場合は、1畝余ってしまい、別途1畝用の畝立機構が必要となり、効率的な畝作り作業ができないという問題がある。更に、上記畝立装置では、リンクの昇降動作で畝の深さにより、畝立機構の高さが調節される。このとき、土押体の先端下部が先端上部よりも前方へ配置されたり、逆に土押体の先端下部が先端上部よりも後方へ配置されることがある。このため、土押体が垂直姿勢とならず、たとえば土押体の先端下部が先端上部よりも後方へ配置された場合には、土押体の先端下部だけが地面に接触し、土押体の後部では畝の法面底部を確実に押し固められず、畝の法面底部が締まりの無い状態となり、崩れ易い法面が形成されるという問題がある。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0007】 本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、畝の深さに関係なく耕耘爪及び土押体の垂直姿勢が保持されて法面底部を的確に押し固め、法面が崩れない畝を形成することが可能な畝立装置を提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0008】 上記目的を達成するべく本願発明の請求項1による畝立装置は、乗用トラクタ等の走行機後部に取り付けられ回動可能なリンク機構と、前部をリンク機構後部の駆動軸に回動可能に支持するとともに後部とリンク機構との間を伸縮量を調整可能な調節機構により連結され走行機から取り出された回転駆動系により回転駆動されて土を両側へ飛ばして溝を形成するとともに両側に土を盛り上げる耕耘爪及び耕耘爪の後方に配置され上記回転駆動系で左右に開閉揺動運動されて盛り上げた土の法面を鎮圧して畝を形成する左右一対の土押体からなる畝立機構と、を具備したことを特徴とするものである。 【0009】 また、請求項2による畝立装置は、請求項1記載の畝立装置において、上記土押体は固定されたものであることを特徴とするものである。 【0010】 また、請求項3による畝立装置は、乗用トラクタ等の走行機後部に取り付けられ回動可能なリンク機構と、適宜な左右間隔のもとに複数配置され前部をリンク機構後部の駆動軸に回動可能に支持するとともに後部とリンク機構との間を伸縮量を調整可能な調節機構により連結され走行機から取り出された回転駆動系により回転駆動されて土を両側へ飛ばして溝を形成するとともに両側に土を盛り上げる耕耘爪及び耕耘爪の後方に配置され上記回転駆動系で左右に開閉揺動運動されて盛り上げた土の法面を鎮圧して畝を形成する左右一対の土押体からなる畝立機構と、全部の畝立機構を同時に畝立位置に下降させ又はいずれか一乃至複数の畝立機構を畝立位置に下降させ他の畝立機構を畝立位置から回避位置に保持する昇降手段と、を具備したことを特徴とするものである。 【0011】 また、請求項4による畝立装置は、請求項3記載の畝立装置において、上記昇降手段は、いずれかの畝立機構が駆動軸と連結されて駆動力を伝達されるとともにリンク機構に調節機構を介して固定され、他の畝立機構がリンク機構に取り付けた駆動軸に回動可能に取り付けられ駆動軸とクラッチを介して係脱自在に連結されて駆動力を伝達され、各畝立機構は連結手段で係脱自在に固定され、上記連結手段及びクラッチの解除時に走行機と畝立機構とを連結する係止手段により他の畝立機構だけを回避位置に保持するようにしたことを特徴とするものである。 【0012】 また、請求項5による畝立装置は、請求項3又は4記載の畝立装置において、上記他の畝立機構は耕耘爪と土押体の外半分を備えないものであることを特徴とするものである。 【0013】 また、請求項6による畝立装置は、請求項3〜5のうちいずれか1項記載の畝立装置において、上記各土押体は固定されたものであることを特徴とするものである。 【0014】 すなわち、本発明の請求項1による畝立装置の場合には、畝立機構を畝立位置に下降させて動作させ又は畝立位置から回避位置に保持するリンク機構を備えている。これにより、畝立作業は、リンク機構により畝立機構を畝立位置に下降させて動作させて畝立が進行される。そして、上記畝の法面の形成時に際して、リンク機構により畝の深さに対応した畝立位置に下降させた畝立機構が略垂直姿勢となるように、リンク機構と畝立機構後部の間に設置した調節機構を操作する。これにより、土押体による土の法面への押し付けが確実となり、畝の法面底部が確実に押し固められ、崩れない法面が形成される。また、上記請求項1の構成において、土押体は固定されたものとすることもできる。この場合でも、土押体の姿勢を略垂直姿勢となるようにすることにより土押体による土の法面への押し付けが確実となり、畝の法面底部が確実に押し固められ、崩れない法面が形成される。 【0015】 また、本発明の請求項3による畝立装置の場合には、複数組の畝立機構を同時に畝立位置に下降させて動作させ又はいずれかを畝立位置に下降させ他方を畝立位置から回避位置に保持する昇降手段を備えている。これにより、畝立作業は、例えば、2畝や4畝等のように偶数畝においては、2組の畝立機構を同時に作用させて畝立が進行される。しかし、奇数畝においては、最初の畝を成形する時は、昇降手段により、一方の畝立機構だけを畝立位置に下降させ、他方を畝立位置から回避位置に保持させる切換操作を行う。この状態で1畝を成形することができる。 【0016】 次いで、複数組の畝立機構を畝立位置に下降させる切換操作を行う。この状態では、例えば2組の場合、1回の走行で1つの畝と左右に隣接する畝の片側の法面を同時に成形する。これにより、本畝立装置だけで偶数畝の場合と奇数畝の場合も成形でき、畝の成形効率が向上し、作業の省力化が図れる。そして、上記畝の法面の形成時に際して、昇降手段により畝の深さに対応した畝立位置に下降させた畝立機構は、その前部の耕耘爪と後部の土押体が略垂直姿勢となるように、リンクと支持体との間に設置した調節機構が操作される。これにより、土押体による土の法面への押し付けが確実となり、畝の法面底部が確実に押し固められ、崩れない法面が形成される。 【0017】 請求項4記載の畝立装置の場合には、上記昇降手段は、一方の畝立機構が駆動軸と連結されて駆動力を伝達されるとともに支持体に固定され、他方の畝立機構が駆動軸と同心軸に回動可能に取り付けられ駆動軸とクラッチを介して係脱自在に連結されて駆動力を伝達され、各畝立機構は連結手段で係脱自在に固定され、上記連結手段及びクラッチの解除時に支持体と畝立機構とを連結する係止手段により他方の畝立機構だけを回避位置に保持するようにしている。したがって、畝立作業は、例えば2組の畝立機構の場合、2畝や4畝等のように偶数畝においては、2組の畝立機構を同時に作用させて畝立が進行される。しかし、奇数畝の場合、最初の畝を成形する時は、連結手段及びクラッチを解除し、係止手段で走行機と畝立機構とを連結させる。これにより、支持体を下降させて畝立機構を畝立位置に下降させる操作を行うと、一方の畝立機構だけが畝立位置に下降され、他方の畝立機構は畝立位置から回避位置に保持される。この状態で一方の畝立機構を上記1畝の位置に配置して畝立装置を走行・駆動させれば、1畝だけがその畝立機構の前部の耕耘爪と後部に配置した略垂直姿勢の土押体となるように調節機構によって操作されているから、畝の法面底部が確実に押し固められ、崩れない法面が形成される。 【0018】 次いで、連結手段及びクラッチを連結し、係止手段による走行機と畝立機構との連結を解除させる、この後に、支持体を下降させて畝立機構を畝立位置に下降させる操作を行うと、2組の畝立機構が畝立位置に下降される。この状態で2組の畝立機構を所定の畝の位置に配置して畝立装置を走行・駆動させれば、2組の畝立機構が同時に連結して作用するので、1回の走行で1つの畝と左右に隣接する畝の片側の法面を同時に成形する。これにより、本畝立装置だけで奇数畝の場合も成形でき、畝の成形効率が向上し、作業の省力化が図れる。しかも、調節機構により土押体が略垂直姿勢に調節されるから、畝の法面底部が確実に押し固められ、崩れない法面が形成される。 【0019】 また、上記請求項4の畝立装置において、他方の畝立装置を耕耘爪と土押体の外半分を備えないようにすることが考えられる。これにより、ハウス内等で端部に半畝のない畝の形成において、本畝立装置だけでハウス内での異なる畝数に対応して任意の数の畝を成形でき、畝の成形効率が向上し、作業の省力化が図れる。しかも、畝の法面底部が確実に押し固められ、崩れない法面が形成される。 【0020】 また、上記畝立装置の構成において、土押体は固定されたものとすることもできる。この場合でも、土押体の姿勢を略垂直姿勢となるようにすることにより土押体による土の法面への押し付けが確実となり、畝の法面底部が確実に押し固められ、崩れない法面が形成される。 【発明の効果】 【0021】 本発明の畝立装置によると、複数組の畝立機構を俯仰調節する調節機構を設けたから、畝の深さに関係無く、畝立の法面底部を的確に押し固めて崩れない法面を形成することができる。 【0022】 更に、複数組の畝立機構はこれらを同時に畝立位置に下降させて動作させ又は一部を畝立位置から回避位置に保持する昇降手段を備えたので、本畝立装置だけで偶数畝の場合のみならず奇数畝の場合も成形でき、畝の成形効率が向上し、作業の省力化が図れる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0023】 以下、図1乃至図11を参照して本発明の第1の実施の形態を説明する。図1は本発明の畝立装置100の側面図であり、図2は同上平面図である。更に、図3は畝立装置100を背後から見た斜視図である。更に、図6から図9は畝立装置100の調節機構の側面及び断面図である。 【0024】 図1,図2により、畝立装置100の概要から説明する。走行機としての乗用トラクタ1は、走行駆動用の4つの車輪25,27及び他部材(耕耘刃、土押体等)を駆動する回転駆動系Dを備えている。上記乗用トラクタ1の後部29には、左右の耕耘爪K,Kと、その後方に配置された左右一対の土押体20,20とからなる2組の畝立機構U1,U2が昇降手段SUを介して設けられている。上記回転駆動系Dで左右の耕耘爪K,Kを駆動し、更に、左右一対の土押体20,20を左右外側に開閉揺動運動させる。上記2組の畝立機構U1,U2は、上記昇降手段SUにより、2組の畝立機構U1,U2を連結させ同時に下降させて動作させ又は一方を畝立位置(A)に下降させ他方を畝立位置(A)から上方の回避位置(B)に保持するようになっている。しかして、2組の畝立機構U1,U2は、適宜な左右間隔L(畝幅L1)のもとに水平方向に間隔的に設置されている。上記耕耘爪K,Kは耕土5を両側へ飛ばして2つの溝10,10を形成するとともに、各々両側に土を盛り上げる。この両側に盛り上げた土5Aは、左右一対の土押体20,20により同時に両側に叩き付けられて、1つの畝10Eの両法面10A,10Bを同時に均等に押し固めるとともに、この畝の外側の畝の片側法面10C,10Dを同時に押し固める。 【0025】 続いて、図3〜図9を参照して上記畝立装置100の詳細構成を説明する。乗用トラクタ1の後部29には、一対のリンク機構30が後方に延設され、この内部に回転駆動系Dに連結するギヤボックスD1が設置されている。一対のリンク機構30は乗用トラクタ1に取り付けられた油圧タンク1Aにピン30Aにより回動可能に支持され、その中間部に設けた連結アーム1Bの上端部を昇降アーム1Cと連結して、油圧により昇降動させるようになっている。尚、上記連結アーム1Bと昇降アーム1Cとの構成は、油圧式シリンダに変更させても良い。上記一対のリンク機構30には、2組の畝立機構U1,U2を同時に畝立位置(A)に下降させて動作させ又は一方を畝立位置に下降させ他方を畝立位置から回避位置(B)に保持させる昇降手段SUを備えている。 【0026】 すなわち、上記一対のリンク機構30の後端側には、左右方向に延設する支持軸筒31が配置され、この支持軸筒31の両端には前後に長い支持板32,33が連結されている。更に、上記支持板32,33の後端部には、駆動軸34,35の左右端が回転自在に支持され、両駆動軸34,35の内端が一対のリンク機構30の後端に回転自在に支持され、クラッチ手段CRによって係脱可能に接続されている。しかして、ギヤボックスD1からの回転力は、支持軸筒31内の右側に挿通させたドライブシャフト37のスプロケット38からチェーン39を介して駆動軸34のスプロケット40に伝達されて、駆動軸34,35を回転駆動する。 【0027】 上記駆動軸34から駆動軸35への回転力の断続は、クラッチ手段CRによって行われる。上記クラッチ手段CRは、図5に示すように、一対のリンク機構30の後端内に駆動軸34,35の内端を支持し、これに噛合筒41,42を備えている。尚、駆動軸34の内端には噛合筒41が嵌着し、角棒断面の駆動軸35の内端には、噛合筒42が軸方向へ移動可能に係合している。上記噛合筒42にはシフター44が嵌合し、この自由端に設けた案内筒45がガイドバー46に嵌合支持されていて、フレキシブルワイヤWの先端がコイルバネ47を介して案内筒45に連結されている。また、噛合筒42における反噛合筒41側には、伸長するコイルバネ48が圧縮状態で介装されている。これで、常時はこのコイルバネ48の拡張力により、2点鎖線で示すように、噛合筒42を噛合筒41側にスライドして、駆動軸34の回転力を駆動軸35に伝達する。また、操作レバーLを操作して、フレキシブルワイヤWを実線矢方向に引っ張ると、シフター44がコイルバネ48を圧縮させて左進し、噛合筒41から噛合筒42が離れて駆動軸34の回転力を駆動軸35に伝達しないようにする。 【0028】 畝立機構U1,U2は、駆動系を内蔵した駆動箱50,51と、左右の耕耘爪K,Kと、その後方に配置された左右一対の土押体20,20とからなる。上記駆動箱50,51の前側は駆動軸34,35に支持され、駆動箱50,51の後側は固定具53,54により四角断面の角棒状の支持体F(F1,F2)に支持されている。固定具53,54を緩めれば、駆動箱50,51は左右方向に移動可能である。上記支持体Fとリンク機構30とは、畝立機構U1,U2を俯仰するための調節機構C0により連結されている。また、支持体F(F1,F2)と駆動軸34,35との間には支持体F(F1,F2)側から各々フレーム56,57,58が延設され、角棒断面の駆動軸34,35に対して図示しないベアリングを取り付け、これを介して回動可能に支持されている。 【0029】 上記畝立機構U1,U2を俯仰する調節機構C0について、その詳細構成を図6〜図9により説明する。まず、図6に示すように、上記調節機構C0は、一対のリンク機構30の中間起立部30Bに筒体C1の頭部側を支軸S1で枢支され、この筒体C1から後方へ突出する筒棒S2の先端部が支持体Fの中央部に付設した連結具70に支軸S3で枢支されている。上記調節機構C0の内部構造は、図7に示すように、筒体C1の頭部内に嵌着した軸受部材Bによりネジ棒B1の頭部が回転自在に支持され、この頭部端に操作ハンドルHが取り付けられている。上記筒体C1の開口側に筒棒S2が挿入されており、その挿入先端部の雌ネジNに上記ネジ棒B1の先端側が螺合し、筒棒S2内に挿入されている。これで、筒体C1の頭部に設けた操作ハンドルHを手回し操作することにより、筒体C1から突出する筒棒S2の突出量が伸縮調節される。上記調節機構C0における筒棒S2の突出量の伸縮により、駆動軸34,35と支持体Fとに支持された駆動箱50,51の下部に取り付けた耕耘爪K,Kと土押体20,20は一体となって駆動軸34,35を中心として上下方向に回動されるようになっている。 【0030】 上記リンク機構30と支持体F間に取り付けた畝立機構U1,U2は、上記昇降手段SUの昇降アーム1Cにより、リンク機構30と駆動箱50,51とを一体的にピン30Aを中心として、図1に示す水平実線及び2点鎖線の上昇位置及び図6に示す上昇位置に移動して位置決めされる。更に、上記上昇位置に止められているリンク機構30に対して、上記調節機構C0の操作ハンドルHを手回し操作することにより、図7〜図9に示すように、駆動軸34,35を中心として駆動箱50,51ひいては畝立機構U1,U2が上下に回動される。 【0031】 しかして、図8に示すように、浅い畝10E´の畝立て時には、畝立機構U1,U2の後部側の土押体20の前面板20Aの鋤先20A´の直角度が垂直線Lよりも後方角度にある。そこで、調節機構C0の操作ハンドルHを手回し操作して筒棒S2を伸ばし、畝立機構U1,U2の後部側を引き下げ、土押体20の鋤先20A´を垂直線Lよりも7゜程度下端側を前方へ突き出す。また、図9に示すように、更に深い畝10E”の畝立て時には、調節機構C0の操作ハンドルHを手回し操作して筒棒S2を縮め、畝立機構U1,U2の後部側を引き上げ、畝立機構U1,U2の後部側の土押体20の鋤先20A´を垂直線Lよりも7゜程度下端側を前方へ突き出す。このように、深い畝や浅い畝に対して、リンク機構30の持ち上げ量を調節するとともに、調節機構C0の操作ハンドルHにより、畝立機構U1,U2における土押体の鋤先20A´を垂直線Lとほぼ一致させるように回動される。 【0032】 上記構成により、畝10Eの両法面10Aの形成時に際して、昇降手段により畝立位置に下降させた畝立機構U1,U2は、土押体20の前部の鋤先20A´が調節機構C0により略垂直姿勢に調節され、畝の法面底部が確実に押し固められ、崩れない法面が形成される。 【0033】 上記支持体F1,F2は、その接合部C1,C2が連結手段としての連結片55により係脱自在に形成されている。連結片55は支持体F1に回動可能に取り付けられその先端が支持体F2側に突出したものであり、支持体F2上に突出させた状態で両者を連結するものである。これで、支持体F(F1,F2)は、連結片55により接合部C1,C2が一体に連結されている場合には、駆動箱50,51が一体的に上下に昇降移動され、連結片55により接合部C1,C2を外した場合には、他方側となる支持体F1だけが駆動軸35と同軸の軸心Oを中心にして回動可能となる。この時、図4に示すように、他方側の支持体F2に取り付けた畝立機構U2が畝立位置(A)から上方の回避位置(B)に保持されるようにするために、支持体F2に取り付けたフックF3と乗用トラクタ1の座席後部のフックF4間に、係止手段RとしてのチェーンC4を張架させている。 【0034】 上記耕耘爪K,Kへの動力は、駆動箱50,51内の駆動軸34,35に固着したスプロケットS1,S1と、チェーンC,Cと、スプロケットS2,S2とスプロケットS3,S3とチェーンC,Cと、スプロケットS4,S4列を介して伝達される。上記一対の土押体20,20への動力は、上記駆動軸34,35に固着したスプロケットS1,S1と、チェーンC,Cと、スプロケットS2,S2とチェーンC,Cと、スプロケットS5,S5とチェーンC,Cと、スプロケットS6,S6とスプロケットS7,S7とチェーンC,Cと軸16とクランク17とロッド18を介して伝達される。尚、駆動箱50,51内の駆動軸34,35に固着したスプロケットS1,S1は、駆動軸34,35に沿って左右に移動可能で位置調節自在に取り付けられている。 【0035】 続いて、上記畝立機構Uにおける土押体20,20の詳細構成を説明する。図10において、一対の土押体20,20は、前面板20Aと、左右の側面に配置した2枚の土押板20B,20Cで構成したものである。この土押板20B,20Cは、前面部と側面部よりなるL型板で、その側面部を上開き状に配置し、その下部をフレームFに取り付けた縦機枠7の下部で左右に延長した下横機枠8の両部に枢支軸9,9により回動自在に装着する。上記下横機枠8は、外筒8aと内筒8bとで形成し、これを入子にして伸縮自在とし、止めネジにより長さを調節自在とすることにより、溝10の底部の幅が調節可能になっている。また、土押板20B,20Cの前方には前面を覆う前面板20Aが縦機枠7に固定されている。 【0036】 そして、上記土押板20B,20Cの内側上方には、各々作動棒12が回動自在に接続する。この作動棒12は、略く字状をなす揺動アーム14と接続している。即ち、揺動アーム14は、そのアームの屈曲部を縦機枠7の上部へ左右に延長した上横枠体15の両側部を回動支点として回動自在に取り付け、この一方のアームの先端に作動棒12を各々回動自在に装着する。更に、揺動アーム14の他端に駆動アーム19を装着する。上記駆動アーム19は、ロッド18を介して動力が伝達され、上下運動が与えられる。この上下運動により、揺動アーム14が揺動し、作動棒12が横方向へ進退し、土押板20B,20Cに対して矢印の実線方向と鎖線方向に拡大・縮小する開閉揺動運動が行われる。この開閉揺動運動は、左右2組の畝立機構U1,U2における各土押体20,20が同期して行われるようになっている。 【0037】 本発明の畝立装置100は、上記のように構成されたものであり、以下、これによる畝10Eの形成作業を説明する。先ず、乗用トラクタ1の耕耘装置を使用して畝を形成する土地全体を軟らかく平坦な耕地5としておく。続いて、乗用トラクタ1の後部29に、リンク機構30を介して畝立装置100を取り付け、畝の形成作業に移行する。図1,図2に示すように、左右方向に延設する支持体F(F1,F2)には、耕耘爪Kと一対の土押体20,20からなる2組の畝立機構U1,U2が上記回転駆動系Dと連結した状態で、適宜な左右間隔L(畝幅L1)のもとに設置されている。この左右間隔Lは、乗用トラクタ1の4つの車輪25,27の車輪間隔の幅L´とほぼ同一に合わせられるが、これに限られない。 【0038】 上記畝立装置100を設置した乗用トラクタ1を走行させると、2組の畝立機構U1,U2からなる左右の耕耘爪K,Kが上記回転駆動系Dにより回転駆動され、耕土5を両側へ飛ばして2つの溝10,10を形成するとともに、各溝の両側に土を盛り上げる。続いて、図12に示すように、左右一対の土押体20,20により土を盛り上げた畝の法面を叩かれる。このとき、左右一対の土押板20B,20Cは、その拡大・縮小する開閉揺動運動が同期して行われるとともに、2組の土押体20,20も開閉揺動運動が同期して行われる。これにより、2組の畝立機構U1,U2の間では、両側から同時に叩き付けられて1つの畝10Eの両法面10A,10Bを同時に叩いて鎮圧し、その両法面を均等に固める。また、この畝10Eの左右外側の畝となる法面10C,10A´も同時に叩いて鎮圧し、その法面が固められる。上記畝10Eは、左右間隔Lに調節された左右一対の耕耘爪K,Kと、2組の左右一対の土押体20,20との畝成形作用のもとに、V溝10の間隔Lで、所定の高さHと、上面部が所定の畝幅L1に形成される。しかも、図8又は図9に示すように、畝立機構U1,U2の耕耘爪の後部に配置されている土押体20,20がその鋤先20A´を垂直姿勢に調節機構COによって調節されているから、畝が確実に形成されるとともに、畝の法面底部が確実に押し固められ、崩れない法面が形成される。 【0039】 このように2組の畝立機構U1,U2が同時に作用するので、1回の走行で1つの畝10Eと左右に隣接する畝の片側の法面を同時に形成することになる。これにより、畝の法面底部が確実に押し固められて畝の成形効率が向上し、作業の省力化が図れる。また、2組の畝立機構U1,U2は、支持体Fに対して左右に対向して取り付けられるから、両側の畝立機構U1,U2がバランスし合って傾くことが抑えられる。これにより、畝の成形が安定して行える、しかも、2組の畝立機構の間においては、畝の両側法面が同時に均等に押し固められ、容易に崩れない頑丈な畝となるとともに、真直性の良い畝が形成される。また、2組の畝立機構の間の畝の叩き作用が安定して行われることの結果として、畝立機構の横ぶれがなくなり、隣接する両外側の畝の法面も安定して押し固められるため、頑丈な畝となるとともに、真直性の良い畝が形成される。そして、2組の畝立機構の土押体の鋤先が略垂直姿勢に調節機構COによって調節され、畝が確実に形成されるとともに、畝の法面底部が確実に押し固められ、崩れない法面が形成される。 【0040】 また、上記のように、所定の高さHと上面部が所定の畝幅L1に形成された畝とすれば、図13に見るように、後工程となる苗植付け作業は、機械移植装置(図示なし)を取り付けた乗用トラクタ1の4つの車輪25,27を、畝10Eの下部の基準1,基準2,基準3に合わせて走行すれば、畝10Eの上面における移植位置A´,B´に正確に苗が植えられ、機械移植における正確な移植を容易ならしめ、効率の良い苗植付け作業を可能とする。 【0041】 上記2組の畝立機構U1,U2による畝立作業は、図14に示すように4畝の場合は、2連での畝立機構U1,U2による畝作り作業を1往復の実行で完了する。しかし、図15に示すように、畝数が奇数となる場合、例えば5畝の場合は、1畝余ってしまい、2連での畝立機構U1,U2による畝作り作業ができない。そこで,最初に1畝についての作業を行う。昇降手段SUにより、図4に示すように、一方の畝立機構U1だけを畝立位置(A)に下降させ、他方の畝立機構U2を畝立位置から回避位置(B)に保持させる切換操作を行う。続いて、片側だけの畝立機構U1を昇降手段SUにより駆動させ、片側での畝立作業を行う。 【0042】 本発明の畝立装置100の場合は、連結手段としての連結片55及びクラッチCRを解除し、係止手段Rで走行機1と畝立機構U2とを連結させる。これにより、支持体を下降させて畝立機構U1,U2を畝立位置に下降させる操作を行うと、一方の畝立機構U1は畝立位置(A)に下降されるが、畝立機構U2は係止手段Rで走行機1と連結されているので、駆動軸35の回りを回動して、回避位置(B)に保持される。この状態で一方の畝立機構U1を上記1畝の位置に配置して畝立装置100を走行・駆動させれば1畝が成形される。この時、図8又は図9に示すように、1畝だけがその畝立機構の後部の土押体20の鋤先20A´が垂直姿勢に調節機構COによって調節されるから、畝が確実に形成されるとともに、畝の法面底部が確実に押し固められ、崩れない法面が形成される。 【0043】 以上本実施の形態によれば、奇数畝において、最初の畝を成形する時は、昇降手段SUにより、一方の畝立機構U1だけを畝立位置(A)に下降させ、他方の畝立機構U2を畝立位置から回避位置(B)に保持させることができる。しかも、この切換操作は、上記昇降手段SUにより簡潔且つ迅速に実行でき、1台の畝立装置100で、2畝同時の畝立作業と1畝の畝立作業が効率的にできる。また、2組の畝立機構U1,U2を乗用トラクタ1の左右の車輪25,27の左右間隔で配置した場合、畝立機構U1,U2の中間部に畝を立てることとなるので、車輪25,27で畝の上面が踏みしめられて固くならず、作物の生育が良くできる利点がある。そして、上記何れの畝形成時において、畝深さが異なっても、畝立機構の後部の土押体の鋤先が略垂直姿勢になるように調節機構COによって調節されるから、畝の形成と畝の法面底部が確実に押し固められ、崩れない法面が形成される。 【0044】 本発明は上記の実施の形態に限定されず本発明要旨内での設計変更が可能である。例えば、畝立機構U1,U2の昇降手段SUは、前後方向の回避位置(B)への移動に限定されず、左右方向への回避位置へ移動させる構成としても良い。すなわち、図16,図17に示すように、一対のリンク機構30に対して支持軸筒31,駆動軸34,35及び支持体F1,F2が取り付けられ、支持体F1,F2に畝立機構U1,U2がそれぞれ取り付けられていて、一対のリンク機構30により昇降動される。そして、支持体F1はヒンジ部60により支持体F2に対して左右方向に回動可能に支持されている。支持体F1は一端を走行機1に取り付けた油圧シリンダ61の他端をその中間部に取り付け、畝立機構U2を畝立位置から側方上方の回避位置に保持するものである。また、駆動軸34と駆動軸35は支持体F1をヒンジ部60を中心に回動させた時に係脱するクラッチ機構63により接続される。更に、上記リンク機構30と支持体Fとは、上記調節機構COによって連結されている。この場合にも、上記の実施形態と同様の作用・効果を奏することができる。 【0045】 また、図示はしないが、左右の支持体F1,F2とこれに取り付けた畝立機構U1,U2を各々の油圧シリンダを主体とした2つの昇降手段により走行機1に取り付けるようにしてもよい。この場合にも、上記の実施形態と同様の効果を奏することができる。要は、左右2組の畝立機構U1,U2を同時又は一方のみ下降させ他方を回避位置に保持することができるように構成されていれば良いものである。 【0046】 また、図示はしないが、上記第1の実施の形態の構成において、土押体20,20は固定されたものとすることもできる。この場合でも、土押体20,20の姿勢を略垂直姿勢となるようにすることにより土押体20,20による土の法面への押し付けが確実となり、畝の法面底部が確実に押し固められ、崩れない法面が形成される。 【0047】 次に、図18を参照して本発明の第3の実施の形態を説明する。この第3の実施の形態の場合には、図18に示すように、3組の畝立機構U1,U2,U3を、走行機の後部の昇降可能なリンク機構30に適宜な左右間隔のもとに配置させ、各畝立機構U1,U2,U3を同時に畝立位置に下降させ又は中央側の畝立機構U3を畝立位置に下降させ両側の畝立機構U1,U2,の一方又は双方を畝立位置から回避位置に保持する昇降手段SUにより取り付けたものである。尚、上記リンク機構30と支持体Fとは、上記調節機構COによって連結されている。 【0048】 本実施の形態では、中央側の駆動軸34と両側の駆動軸35,35をクラッチ手段CRによって係脱可能に接続し、また、中央側の支持体F1と両側の支持体F2,F2とは連結手段としての連結片55により係脱自在に形成されている。そして、支持体F1,F2,F2に畝立機構U1,U2,U3がそれぞれ取り付けられていて、リンク機構30により昇降動される。また、係止手段RとしてのチェーンC4,C4を両側の支持体F2,F2と乗用トラクタ1間に張架可能としている。その他の構成は上記第1の実施の形態の場合と同じであるので同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。上記実施形態により、左側の畝立機構U2と右側の畝立機構U1についても、回避位置へ旋回可能とすることができる。更に、図16と図17に示すような左右方向への回避位置への移動させる構成としても良い。 【0049】 本実施の形態の場合は、3組の畝立機構U1,U2,U3を同時に畝立位置に下降させて使用する場合と、中央側の畝立機構U3を畝立位置に下降させ両側の畝立機構U1,U2の一方又は双方を畝立位置(A)から回避位置(B)に保持して使用することができる。これにより、本畝立装置だけでハウス内での割り振りに応じ、4畝又は5畝を一往復で成形でき、畝の成形効率が向上し、作業の省力化が図れる。更に、畝立機構の後部の土押体の鋤先が略垂直姿勢に調節機構COによって調節されるから、畝の確実な形成とともに、畝の法面底部が確実に押し固められ、崩れない法面が形成される。 【0050】 次に、図19を参照して本発明の第4の実施の形態を説明する。この第4の実施の形態の場合には、図19に示すように、4組の畝立機構U1,U2,U3,U4を、走行機の後部の昇降可能なリンク機構30に適宜な左右間隔のもとに配置させ、各畝立機構U1,U2,U3,U4を同時に畝立位置に下降させ又は両側に位置する各2組の畝立機構U3,U1とU4,U2を同時に又は両外側の畝立機構U1,U2のいずれか一方または双方を畝立位置から回避位置に保持する昇降手段SUにより取り付けたものである。また、リンク機構30と支持体F1間は、調節機構COによって連結されている。 【0051】 本実施の形態では、中央側の駆動軸34とその両側の駆動軸35,35及びその外側の駆動軸36,36をクラッチ手段CRによって係脱可能に接続し、また、中央側の支持体F1と両側の支持体F2,F2及びその両外側の支持体F5,F5とは連結手段としての連結片55により係脱自在に形成されている。そして、支持体F2,F2,F5,F5に畝立機構U1,U2,U3,U4がそれぞれ取り付けられていて、リンク機構30により昇降動される。また、係止手段RとしてのチェーンC4,C4を両外側の支持体F5,F5と乗用トラクタ1間に張架可能としている。その他の構成は上記第1の実施の形態の場合と同じであるので同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。 【0052】 勿論、上記畝立機構U1,U2又はU1,U2,U3,U4は、図16と図17に示すような左右方向への回避位置への移動させる構成としても良い。更に、畝立機構U1,U2,U3,U4の昇降手段SUを、畝立機構U1,U3は畝立位置に保持し、畝立機構U4,U2を左右方向への回避位置へ移動可能に構成したものとしても良い。 【0053】 本実施の形態の場合は、4組の畝立機構U1,U2,U3,U4を同時に畝立位置に下降させて使用する場合と、2組の畝立機構U3,U1とU4,U2のいずれか一方を畝立位置から回避位置に保持して使用する場合と、両外側の畝立機構U1,U2のいずれか一方を畝立位置から回避位置に保持して使用することができる。これにより、本畝立装置だけでハウス内での割り振りに応じ、5畝〜7畝を一往復で成形でき、畝の成形効率が向上し、作業の省力化が図れる。また、2組の畝立機構U3,U4を乗用トラクタ1の左右の車輪25,27の左右間隔で配置した場合、畝立機構U3,U4の中間部に畝を立てることとなるので、車輪25,27で畝の上面が踏みしめられて固くならず、作物の生育が良くできる利点がある。そして、畝立機構の後部の土押体20の鋤先20A´が略垂直姿勢に調節機構COによって調節されるから、畝が確実に形成されるとともに、畝の法面底部が確実に押し固められ、崩れない法面が形成される。 【0054】 次に、図20,図21を参照して本発明の第5の実施の形態を説明する。これは、本発明をハウス内等で端部に半畝のない畝の形成に適用したものであり、図20、図21に示すように、2組の畝立機構U1,U2を同時に畝立位置に下降させて動作させ又は一方を畝立位置に下降させ他方を畝立位置から回避位置に保持する昇降手段SUを備えた畝立装置100において、上記他方の畝立装置は耕耘爪と土押体の外半分を備えないようにしたものである。つまり、他方の畝立装置の耕耘爪と土押体の外半分を予め取り外しておくか、又は、取り外し可能に形成して必要時に取り外して使用するものである。具体的には、図21に示すように、他方の畝立機構U2における外側の土押板20Bは、枢支軸9及び作動棒12との取り付け部分がボルトにより着脱可能に取り付けられていて、このボルトの操作で取り外されるものである。また、左半分の耕耘爪Kも、回転軸に対してピンにより着脱可能に取り付けられていて、このピンの操作で取り外されるものである。 【0055】 次に、その使用例を図22,図23を参照して説明する。図22に示す場合は、2連タイプ3工程作業で4畝を形成するものであり、×印の部分は耕耘爪Kと土押体20の外半分を除く部分である。まず、1工程目は畝立機構・を上げて畝立機構・で(1)の作業を行い、次に2、3工程目で畝立機構・を下ろすとともに耕耘爪Kと土押体20の外半分を除き、(2)、(3)の作業を行う。この場合には、ハウスの端部に半畝を形成せず、端部から4畝が形成されるものである。また、図23に示す場合は、2連タイプ3工程作業で5畝を形成するものであり、まず、1工程目は畝立機構・と畝立機構・とで(1)の作業を行い、次に2、3工程目で畝立機構・の耕耘爪Kと土押体20の外半分を除き、(2)、(3)の作業を行う。これにより、ハウスの端部に半畝を形成しないで端部から5畝が形成されるものである。 【0056】 上記構成によると、ハウス内等で端部に半畝のない畝の形成において、本畝立装置だけでハウス内での異なる畝数に対応して任意の数の畝を成形でき、畝の成形効率が向上し、作業の省力化が図れる。更に、畝立機構の後部の土押体20の鋤先20A´が略垂直姿勢に調節機構COによって調節されるから、畝が確実に形成されるとともに、畝の法面底部が確実に押し固められ、崩れない法面が形成される。 【0057】 次に、図24乃至図26を参照して本発明の第6の実施の形態を説明する。これは、本発明をハウス内等で端部に半畝のない畝の形成に適用したものであり、図24に示すように、3組の畝立機構U1,U2,U3を同時に畝立位置に下降させ又は中央側の畝立機構U3を畝立位置に下降させ両側の畝立機構U1,U2の一方又は双方を畝立位置から回避位置に保持する昇降手段SUにより取り付けた畝立装置において、上記両側の畝立装置は耕耘爪と土押体の外半分を備えないようにしたものである。つまり、両側の畝立装置の耕耘爪と土押体の外半分を予め取り外しておくか、又は、取り外し可能に形成して必要時に取り外して使用するものである。具体的な構成は、上記第5の実施の形態の場合と同様でありその説明は省略する。 【0058】 次に、その使用例を図25,図26を参照して説明する。図25に示す場合は、3連タイプ2工程作業で4畝を形成するものであり、×印の部分は耕耘爪Kと土押体20の外半分を除く部分である。まず、1工程目は畝立機構・と畝立機構・の耕耘爪Kと土押体20の外半分を除き、(1)、(2)の作業を行う。この場合には、ハウスの端部に半畝を形成せず、端部から4畝が形成されるものである。また、図26に示す場合は、3連タイプ3工程作業で5畝を形成するものであり、まず、1工程目は畝立機構・と畝立機構・の耕耘爪Kと土押体20の外半分を除き、畝立機構・を上げて(1)の作業を行う。次に2、3工程目で畝立機構・を下げて(2)、(3)の作業を行う。これにより、ハウスの端部に半畝を形成しないで端部から5畝が形成されるものである。 【0059】 上記構成によると、ハウス内等で端部に半畝のない畝の形成において、本畝立装置だけでハウス内での異なる畝数に対応して任意の数の畝を成形でき、畝の成形効率が向上し、作業の省力化が図れる。更に、畝立機構の後部の土押体20の鋤先20A´が略垂直姿勢に調節機構COによって調節されるから、畝が確実に形成されるとともに、畝の法面底部が確実に押し固められ、崩れない法面が形成される。 【0060】 次に、図27乃至図28を参照して本発明の第7の実施の形態を説明する。これは、本発明をハウス内等で端部に半畝のない畝の形成に適用したものであり、図27に示すように、4組の畝立機構U1,U2,U3,U4を同時に畝立位置に下降させ又は両側に位置する各2組の畝立機構U1,U3とU2,U4乃至は両外側の畝立機構U1,U2,のいずれか一方又は双方を畝立位置から回避位置に保持する昇降手段SUにより取り付けた畝立装置において、上記両外側U1,U2の畝立装置は耕耘爪と土押体の外半分を備えないようにしたものである。つまり、両側の畝立装置の耕耘爪と土押体の外半分を予め取り外しておくか、又は、取り外し可能に形成して必要時に取り外して使用するものである。具体的な構成は、上記第5の実施の形態の場合と同様でありその説明は省略する。 【0061】 次に、その使用例を図28を参照して説明する。図28に示す場合は、4連タイプ2工程作業で5畝を形成するものであり、×印の部分は耕耘爪Kと土押体20の外半分を除く部分である。まず、1工程目は畝立機構・と畝立機構・の耕耘爪Kと土押体20の外半分を除き、畝立機構・を上げた状態で(1)の作業を行う。次に2工程目で畝立機構・を下げて(2)の作業を行う。これにより、ハウスの端部に半畝を形成しないで端部から5畝が形成されるものである。 【0062】 上記構成によると、ハウス内等で端部に半畝のない畝の形成において、本畝立装置だけでハウス内での異なる畝数に対応して任意の数の畝を成形でき、畝の成形効率が向上し、作業の省力化が図れる。更に、畝立機構の後部の土押体20の鋤先20A´が略垂直姿勢に調節機構COによって調節されるから、畝が確実に形成されるとともに、畝の法面底部が確実に押し固められ、崩れない法面が形成される。 【0063】 次に、図29乃至図31を参照して本発明の第8の実施の形態を説明する。この実施の形態の場合は、畝立機構U1を1組としたものである。 【0064】 すなわち、走行機としての乗用トラクタ1の後部29には、左右の耕耘爪Kと、その後方に配置された左右一対の土押体20(20B,20C)とからなる1組の畝立機構U1が昇降手段SUを介して設けられている。上記回転駆動系Dで左右の耕耘爪Kを駆動し、更に、左右一対の土押体20を左右外側に開閉揺動運動させる。上記耕耘爪Kは耕土5を両側へ飛ばして1つの溝10を形成するとともに、両側に土を盛り上げる。この両側に盛り上げた土5Aは、左右一対の土押体20により同時に両側に叩き付けられて、法面を押し固める。 【0065】 乗用トラクタ1の後部29には、一対のリンク機構30が後方に延設され、この内部に回転駆動系Dに連結するギヤボックスD1が設置されている。一対のリンク機構30は乗用トラクタ1に取り付けられた油圧タンク1Aにピン30Aにより回動可能に支持され、その中間部に設けた連結アーム1Bの上端部を昇降アーム1Cと連結して、油圧により昇降動させるようになっている。尚、上記連結アーム1Bと昇降アーム1Cとの構成は、油圧式シリンダに変更させても良い。上記一対のリンク機構30には、畝立機構U1を畝立位置(A)に下降させて動作させ又は畝立位置から回避位置(B)に保持させる昇降手段SUを備えている。 【0066】 すなわち、上記一対のリンク機構30の後端側には、左右方向に延設する支持軸筒31が配置され、この支持軸筒31の端部には前後に長い支持板32が連結されている。更に、上記支持板32の後端部には、駆動軸34の右端が回転自在に支持され、駆動軸34の内端が一対のリンク機構30の後端に回転自在に支持されている。しかして、ギヤボックスD1からの回転力は、支持軸筒31内の右側に挿通させたドライブシャフト37のスプロケット38からチェーン39を介して駆動軸34のスプロケット40に伝達されて、駆動軸34を回転駆動する。 【0067】 畝立機構U1は、駆動系を内蔵した駆動箱50と、左右の耕耘爪Kと、その後方に配置された左右一対の土押体20とからなる。上記駆動箱50の前側は駆動軸34に支持され、駆動箱50の後側とリンク機構30とは、畝立機構U1を俯仰するための調節機構C0により連結されている。 【0068】 上記畝立機構U1を俯仰する調節機構C0の構成は、上記第1の実施の形態と同様であり、その説明を省略するが、要は筒体の頭部に設けた操作ハンドルHを手回し操作することにより、筒体から突出する筒棒の突出量が伸縮調節され、駆動箱50の下部に取り付けた耕耘爪Kと土押体20は一体となって駆動軸34を中心として上下方向に回動されるようになっている。 【0069】 上記構成により、畝10Eの両法面10Aの形成時に際して、昇降手段SUにより畝立位置に下降させた畝立機構U1は、土押体20の前部の鋤先20A´が調節機構C0により略垂直姿勢に調節され、畝の法面底部が確実に押し固められ、崩れない法面が形成される。 【0070】 以上本実施の形態によれば、畝形成時において、異なる畝深さに対応して、畝立機構の後部の土押体の鋤先が略垂直姿勢になるように調節機構COによって調節されるから、畝の形成と畝の法面底部が確実に押し固められ、崩れない法面が形成できる。尚、図示はしないが、上記第8の実施の形態の構成において、土押体20は固定されたものとすることもできる。この場合でも、土押体20の姿勢を略垂直姿勢となるようにすることにより土押体20による土の法面への押し付けが確実となり、畝の法面底部が確実に押し固められ、崩れない法面が形成される。 【0071】 尚、本発明は上記第1〜第8の実施の形態に限定されるものではない。上記第1〜第7の実施の形態の場合には、各畝立機構に対応した駆動軸同士をクラッチ手段CRによって係脱可能に接続して駆動力を伝達するようにしたが、これに代えて、ギヤボックスDから後方に延長された出力軸に対して傘歯車を介して各畝立機構の駆動軸を直結し(ドライブシャフトは省略する)、駆動軸と耕耘爪Kを結ぶスプロケットとチェーンを内在させたチェーンケース内の軸部にクラッチを内蔵し、このクラッチを外部から操作して各畝立機構に対応した駆動軸同士を係脱可能に接続する構成としても良い。この場合にも、上記実施の形態と同様の作用・効果を奏することができる。 【図面の簡単な説明】 【0072】 【図1】本発明の第1の実施の形態を示し、乗用トラクタによる畝立装置全体の側面図である。 【図2】本発明の第1の実施の形態を示し、乗用トラクタによる畝立装置全体の平面図である。 【図3】本発明の第1の実施の形態を示し、畝立装置全体を背後から見た斜視図である。 【図4】本発明の第1の実施の形態を示し、畝立装置全体を背後から見た斜視図である。 【図5】本発明の第1の実施の形態を示し、クラッチ手段の拡大図である。 【図6】本発明の調節機構を含めた畝立装置の側面図である。 【図7】本発明の調節機構の拡大断面図である。 【図8】本発明の調節機構を含めた畝立装置の作用側面図である。 【図9】本発明の調節機構を含めた畝立装置の作用側面図である。 【図10】本発明の第1の実施の形態を示し、畝立装置の背面図である。 【図11】畝の形成作用の断面図である。 【図12】2組の畝立装置による畝成形の断面図である。 【図13】畝の形成作用の断面図である。 【図14】2組の畝立装置による4畝の形成断面図である。 【図15】2組の畝立装置による5畝の形成断面図である。 【図16】本発明の第2の実施の形態を示し、畝立装置の平面図である。 【図17】本発明の第2の実施の形態を示し、畝立装置の背面図である。 【図18】本発明の第3の実施の形態を示し、畝立装置全体を背後から見た斜視図である。 【図19】本発明の第4の実施の形態を示し、畝立装置全体を背後から見た斜視図である。 【図20】本発明の第5の実施の形態を示し、畝立装置全体を背後から見た斜視図である。 【図21】本発明の第5の実施の形態を示し、畝立装置の背面図である。 【図22】畝の形成作用の断面図である。 【図23】畝の形成作用の断面図である。 【図24】本発明の第6の実施の形態を示し、畝立装置全体を背後から見た斜視図である。 【図25】畝の形成作用の断面図である。 【図26】畝の形成作用の断面図である。 【図27】本発明の第7の実施の形態を示し、畝立装置全体を背後から見た斜視図である。 【図28】畝の形成作用の断面図である。 【図29】本発明の第8の実施の形態を示し、乗用トラクタによる畝立装置全体の側面図である。 【図30】本発明の第8の実施の形態を示し、乗用トラクタによる畝立装置全体の平面図である。 【図31】本発明の第8の実施の形態を示し、畝立装置全体を背後から見た斜視図である。 【図32】従来例の畝付機による畝の断面図である。 【図33】従来例の畝付機による畝の平面図である。 【符号の説明】 【0073】 1 走行機(乗用トラクタ) 5 耕土 10 溝 10A,10B,10C 法面 10E 畝 20 土押体 20A 前面板 20A´ 鋤先 20B 土押板 20C 土押板 25,27 車輪 29 後部 30 リンク機構 30A ピン 30B 中間起立部 70 連結具 B 軸受部材 B1 ネジ棒 Co 調節機 C1 筒体 F,F1,F2 支持体 D 回転駆動系 D1 ギヤボックス H ハンドル K 耕耘爪 L 畝の左右間隔 L1 畝幅 N 雌ネジ U1,U2,U3,U4 畝立機構 SU 昇降手段 S1 支軸 S2 筒棒 S3 支軸 100 畝立装置 (A) 畝立位置 (B) 回避位置
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| 【出願人】 |
【識別番号】590000101 【氏名又は名称】渡辺 英明
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| 【出願日】 |
平成15年9月2日(2003.9.2) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100092923 【弁理士】 【氏名又は名称】石垣 達彦
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| 【公開番号】 |
特開2005−73642(P2005−73642A) |
| 【公開日】 |
平成17年3月24日(2005.3.24) |
| 【出願番号】 |
特願2003−310222(P2003−310222) |
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