| 【発明の名称】 |
卓上用炭火コンロ |
| 【発明者】 |
【氏名】馬場 勝彦 【住所又は居所】新潟県三条市田島1丁目7番4号 株式会社相田合同工場内
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| 【要約】 |
【課題】卓上用炭火コンロとしての使い易い器具を提供する。特に使用開始時の炭火の起こしと、本体の大型化を抑えて本体の加熱を抑える。
【解決手段】箱形の本体1と、耐熱鋼板製で、火皿部21の周囲に通気口23を設けて本体内部中間に配置した目皿体2と、上方が拡がった傾斜側面を備えた耐熱鋼板製で、前記目皿体上に載置した周壁体3とで構成され、特に本体側面における目皿体下方位置と上方位置にそれぞれ通気口13,14を形成し、本体内の火皿部下方に、外部手動ポンプと連結可能とした空気放出管15を配設してなる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 箱形本体の内部中間に、耐熱鋼板製で、火皿部の周囲に通気口を設けた目皿体を設け、上方が拡がった傾斜側面を備えた耐熱鋼板製の周壁体を前記目皿体の火皿部上に載置し、箱形本体側面における目皿体下方位置と上方位置にそれぞれ通気口を形成し、本体内の火皿部下方に、外部手動ポンプと連結可能とした空気放出管を配設してなることを特徴とする卓上用炭火コンロ。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】 本発明は卓上用炭火コンロに関するものである。 【0002】 【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】 卓上用の炭火コンロは、基本的に七輪と同様に金属板で形成した本体内部の中間に目皿体を配置し、目皿体下方に空気導入口を設け、目皿体上で炭を燃焼させて、所定の網焼き調理や鉄板調理を行っている。 【0003】 コンロ本体を金属板で形成すると、外周部分が熱くなって危険であるので、本体を二重構造や三重構造として、外側表面が熱せられないような構成を採用している(特開2001−108238、実登3070798号)。 【0004】 しかし二重構造や三重構造とすると、コンロ全体が嵩張ってしまい、狭い卓上での使用には必ずしも適しているとは言えない。 【0005】 また炭を燃料として採用した場合には、炭全体が赤くなって燃えた状態での調理は最適であるが、コンロ内に置いた炭に点火して赤熱状態にするには時間を要することになり、屋内外でのバーべキューへの使用には不便である。 【0006】 また実開昭64−1634号公報には、送風機による燃焼空気供給手段が開示されているが、前記公知のコンロは、目皿体を備えておらず、燃焼用空気の炭への供給調整は、送風機の動作制御となり、家庭用として必ずしも適しているとはいえない。 【0007】 そこで本発明は、屋内外で家庭用として使用するのに適した簡易構造の卓上用炭火コンロを提案したものである。 【0008】 【課題を解決する手段】 本発明に係る卓上用炭火コンロは、箱形本体の内部中間に、耐熱鋼板製で、火皿部の周囲に通気口を設けた目皿体を設け、上方が拡がった傾斜側面を備えた耐熱鋼板製の周壁体を前記目皿体の火皿部上に載置し、箱形本体側面における目皿体下方位置と上方位置にそれぞれ通気口を形成し、本体内の火皿部下方に、外部手動ポンプと連結可能とした空気放出管を配設してなることを特徴とするものである。 【0009】 而して空気放出管に公知の手動ポンプを連結し、火皿部上に炭を置き、点火後に手動ポンプを動作させると、フイゴ作用によって炭が短時間で赤熱状態となり、ポンプ停止後には、本体側面の通気口から燃焼用空気が流れ込み火皿部を通過して赤熱した炭に供給され、ゆっくりとした燃焼が継続して所望の調理を実施することができる。また本体内導入空気は、目皿体の周囲通気口を通過し、本体上方通気口から流れ出るので、周壁体の熱は、本体側面に伝わり難く、本体が熱くならない。 【0010】 【実施の形態】 次に本発明の実施の形態について説明する。実施形態に示したコンロは、本体1、目皿体2、周壁体3、焼き網4、ポンプ5で構成される。 【0011】 本体1は、所定の金属板で箱形形状(直方体形状や円盤形状)に形成したもので、底面には、引き出し構造に形成した水盤部11を設け、内部中間に目皿受け12を設けてなる。更に側面には、前記目皿受け12の下方位置に下方通気口13を、上方位置には上方通気口14を設け、底面近くに空気放出管15を配設してなる。 【0012】 この空気放出管15は、多数の放出口16を備え、本体側面から外部に突出させ、突出部分にポンプ連結部17を設けてなる。 【0013】 なお前記通気口13,14の一部又は全部をスライド開閉できる機構を付設しても良い。 【0014】 目皿体2は、耐熱鋼板製で、炭Aの火床となる火皿部21の周囲に、後述する周壁体3の位置決め凹部22を設け、更に前記凹部の外周に通気口23を設けたものである。 【0015】 周壁体3は、前記目皿体2と同様に耐熱鋼板で形成したもので、下縁が前記位置決め凹部22と対応し、上縁が本体1の上部開口部と対応する上方が拡がった傾斜側面を備えた筒状体である。なお上縁は段差部31を設けて網載せ部としてなる。 【0016】 焼き網4は、周知の網であり、ポンプ5は市販されている足踏みポンプが最適である。なお焼き網に代えて調理用鉄板を使用しても良いし、ポンプも手で動作させるポンプでも良い。 【0017】 前記のコンロの使用は、本体1内に目皿体2及び周壁体3をセットし、ポンプ5の空気供給ホース51を連結部17に繋ぎ、燃料である炭Aを火皿部21上に載置し、焼き網4をセットし、水盤部11に水を張って本体1内に差し入れる。 【0018】 そして炭内にマッチで着火できる固形燃料や、火のついた炭を加えること等で点火し、ポンプ5を作動させると、フイゴと同様に燃焼空気の大量供給で、炭Aは短時間で赤熱状態となり、調理可能となる。 【0019】 調理時には、本体1の下方通気口から燃焼用空気が導入され、火皿部21を通過して赤熱した炭Aに供給されることになり、炭Aはゆっくりとした燃焼を継続することになる。勿論通気口13,14にスライド開閉機構を付設している場合には、燃焼用空気の道入量を調整できるので、所望の燃焼状態の維持が可能となる。 【0020】 また周壁体3の外周面と接触する空気は暖められ、上部通気口14から外気に放出されるので、当然この放出に伴って下方通気口13から本体1に導入された空気の一部は、目皿体2の周囲通気口23から周壁体3の外周空間に侵入することになり、結果的に本体1の温度上昇を抑えることになる。 【0021】 従って本体1を完全な二重構造とすることなく、調理面積を大きくできて本体の加熱を抑制して安全な器具としているものである。 【0022】 【発明の効果】 以上のように本発明は、箱形の本体と、耐熱鋼板製で、火皿部の周囲に通気口を設けて本体内部中間に配置した目皿体と、上方が拡がった傾斜側面を備えた耐熱鋼板製で、前記目皿体上に載置した周壁体とで構成され、特に本体側面における目皿体下方位置と上方位置にそれぞれ通気口を形成し、本体内の火皿部下方に、外部手動ポンプと連結可能とした空気放出管を配設してなる卓上用炭火コンロで、外部ポンプの使用で短時間で調理可能な状態とすることができ、また本体と火床部分との間を完全な二重構造とせずに三角空間として、本体の加熱防止と調理可能面積の拡大を同時に解決したものである。 【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施形態の全部位の分解斜視図。 【図2】同使用状態の説明図(側面断面)。 【図3】同使用状態の説明図(一部切断した正面)。 【符号の説明】 1 本体 11 水盤部 12 目皿受け 13 下方通気口 14 上方通気口 15 空気放出管 16 放出口 17 ポンプ連結部 2 目皿体 21 火皿部 22 位置決め凹部 23 通気口 3 周壁体 31 段差部 4 焼き網 5 ポンプ
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| 【出願人】 |
【識別番号】397070646 【氏名又は名称】株式会社相田合同工場 【住所又は居所】新潟県三条市田島1丁目7番4号
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| 【出願日】 |
平成14年7月19日(2002.7.19) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100084102 【弁理士】 【氏名又は名称】近藤 彰
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| 【公開番号】 |
特開2004−53115(P2004−53115A) |
| 【公開日】 |
平成16年2月19日(2004.2.19) |
| 【出願番号】 |
特願2002−210678(P2002−210678) |
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