| 【発明の名称】 |
パチンコ盤の傾斜角度測定器及びその付属具 |
| 【発明者】 |
【氏名】宮 本 成 容
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| 【要約】 |
【課題】パチンコ盤の傾斜角度が、正確で、容易に測定できる傾斜角度測定器と、パチンコ台の枠を垂直にする付属具とを提供する。
【解決手段】パチンコ盤の傾斜角度を調節する傾斜角度測定器が、長尺なベース板、及び、ベース板の左右に立設させた側壁板と、水平状態を検知する気泡管が埋設された検知装置と、検知装置を側壁板に軸支して設け、検知装置の回転を手動で操作する操作部材と、操作部材の操作が、ベース板の長尺方向へ移動するように設けられたガイド手段と、操作部材の移動範囲内で側壁板に設けた目盛板と、操作部材、及び、検知装置を連結する連結部材と、当接部材とを備え、パチンコ盤の傾斜が、操作部材の移動距離で読み取れるように構成した。付属具は、傾斜角度測定器が取付けられるように構成され、パチンコ台の枠及び島の相対位置を調節する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 パチンコ盤の傾斜角度を調節する際に利用される傾斜角度測定器であって、 前記傾斜角度測定器は、長尺なベース板、及び、前記ベース板の左右に立設させた側壁板と、 水平状態を検知する気泡管が埋設された検知装置と、 前記検知装置を前記側壁板に軸支して設け、前記検知装置の回転を手動で操作する操作部材と、 該操作部材の操作が、前記ベース板の長尺方向へ移動するように設けられたガイド手段と、 前記操作部材の移動範囲内で、前記側壁板に設けた目盛板と、 前記操作部材、及び、前記検知装置を連結する連結部材と、を備えた測定器本体と、 前記パチンコ盤の表面に当接させることにより、前記ベース板が前記パチンコ盤と平行になるように形成された当接部材と、を備え、 前記パチンコ盤の傾斜が、前記操作部材の移動距離で読み取れるように構成されていることを特徴とするパチンコ盤の傾斜角度測定器。 【請求項2】 前記当接部材は、前記測定器本体を保持する保持部材と、 該保持部材がパチンコ盤上の釘や装飾物より高くなるように、少なくとも3本を一方に突出させて設けた脚柱と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ盤の傾斜角度測定器。 【請求項3】 前記測定器本体には、前記操作部材の移動を微調整する微調整手段が設けられており、 前記微調整手段は、前記操作部材に嵌挿される支持部材と、前記ベース板上に取付けられ、前記支持部材をその両端で担持する担持部材と、該担持部材の端部に設けられた弾性部材と、を備え、前記操作部材を固定手段で前記支持部材に固定させた状態で、前記操作部材の操作が弾性付勢されることを特徴とする請求項1または2に記載のパチンコ盤の傾斜角度測定器。 【請求項4】 パチンコ盤が備えられているパチンコ台の枠を島に嵌め込む際に、前記パチンコ台の枠の表面に当接させる付属具において、 該付属具は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の前記傾斜角度測定器が取付けられる取付手段と、 その表面に前記取付手段を設けた支持柱と、 前記測定器本体のベース板と平行になるように、前記支持柱の裏面の上下端に設けた当接板と、 前記パチンコ台の枠及び島の相対位置を調節する位置調節手段と、を備えていることを特徴とするパチンコ盤の傾斜角度測定器の付属具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】 本発明は、パチンコ盤の傾斜角度を調節する際に利用される傾斜角度測定器、及び、その付属具に関する。 【0002】 【従来の技術】 パチンコにおける出球の数は、パチンコ盤の傾斜角度によって、その出方が微妙に変化する。従って、日常の保守管理として好適な出球となるように、パチンコ盤、もしくは、パチンコ盤が備えられているパチンコ台の傾斜角度を測定し、その傾きを調節している。しかし、パチンコ盤の表面には、様々な修飾物や釘などが施されており、それらの隙間に傾斜計を押し当てて、パチンコ盤、もしくは、パチンコ台の傾斜を調節することは煩わしく、手間のかかる作業となっている。このような煩わしさを解決するものとして、特開平09−155055号公報には、パチンコ台に傾斜計を取付けたものが開示されている。しかし、特に打ち出されたパチンコ玉は、その玉が落下するパチンコ盤の傾斜角度に影響されるものであり、パチンコ盤を保持するパチンコ台の傾斜とは、微妙に傾斜が異なっていることもあるので、より精密には、パチンコ盤の傾斜角度を測定するのがよい。このような理由から、パチンコ玉の出玉の数を調整するために、パチンコ盤の傾斜角度が手軽に測定できる傾斜角度測定器が必要であった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】 パチンコ盤の傾斜角度を正確に測定することができ、また、手軽にパチンコ盤の傾斜角度が調節できる傾斜角度測定器と、パチンコ盤が備えられているパチンコ台の枠を島に嵌め込む際に、パチンコ台の枠が垂直に嵌め込まれるようにする付属具とを提供すること。 【0004】 【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するために、請求項1の本発明は、パチンコ盤の傾斜角度を調節する際に利用される傾斜角度測定器であって、前記傾斜角度測定器は、長尺なベース板、及び、前記ベース板の左右に立設させた側壁板と、水平状態を検知する気泡管が埋設された検知装置と、前記検知装置を前記側壁板に軸支して設け、前記検知装置の回転を手動で操作する操作部材と、該操作部材の操作が、前記ベース板の長尺方向へ移動するように設けられたガイド手段と、前記操作部材の移動範囲内で、前記側壁板に設けた目盛板と、前記操作部材、及び、前記検知装置を連結する連結部材と、を備えた測定器本体と、前記パチンコ盤の表面に当接させることにより、前記ベース板が前記パチンコ盤と平行になるように形成された当接部材と、を備え、前記パチンコ盤の傾斜が、前記操作部材の移動距離で読み取れるように構成されていることを特徴とする。 請求項2の本発明は、前記当接部材が、前記測定器本体を保持する保持部材と、該保持部材がパチンコ盤上の釘や装飾物より高くなるように、少なくとも3本を一方に突出させて設けた脚柱と、を備えたことを特徴とする。 請求項3の本発明は、前記測定器本体に、前記操作部材の移動を微調整する微調整手段が設けられており、前記微調整手段は、前記操作部材に嵌挿される支持部材と、前記ベース板上に取付けられ、前記支持部材をその両端で担持する担持部材と、該担持部材の端部に設けられた弾性部材と、を備え、前記操作部材を固定手段で前記支持部材に固定させた状態で、前記操作部材の操作が弾性付勢されることを特徴とする。 【0005】 請求項4の本発明は、パチンコ盤が備えられているパチンコ台の枠を島に嵌め込む際に、前記パチンコ台の枠の表面に当接させる付属具において、該付属具は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の前記傾斜角度測定器が取付けられる取付手段と、その表面に前記取付手段を設けた支持柱と、前記測定器本体のベース板と平行になるように、前記支持柱の裏面の上下端に設けた当接板と、前記パチンコ台の枠及び島の相対位置を調節する位置調節手段と、を備えていることを特徴とする。 【0006】 請求項1ないし3の発明により、当接部材を介してパチンコ盤の傾斜角度が精密に計測できるものとなり、測定される傾斜角度は、直線的な距離として読み取れるものとなる。また、パチンコ盤の傾斜角度の微妙な調整が容易にできるように構成されているので、一人の人間が、傾斜角度測定器を操作しながらパチンコ台の傾斜角度を調整できる。 【0007】 請求項4の発明により、パチンコ盤が備えられているパチンコ台の枠を島に嵌め込む際に、パチンコ台の枠を島に垂直にする調整作業が手軽にできるものとなる。 【0008】 【発明の実施の形態】 本発明の実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。本発明のパチンコ盤の傾斜角度測定器は、測定器本体と、パチンコ盤の表面に当接させる当接部材とが着脱自在に取付けられたものである。これにより、図1ないし図5で測定器本体2を示し、図6で当接部材を説明する。図1は測定器本体2を示した正面図であり、図2はその平面図である。これらの図1、2に示すように、測定器本体2は、ベース板4上の左右に側壁板12を立設し、前方にはストッパ13、後方には担持部材11を、それぞれ固定して設け、支持部材17が、その両端を担持部材11に担持されて設けられている。さらに、水平状態を検知する検知装置5と、この検知装置5を操作する操作部材6とが連結部材9a、9bで連結されて設けられている。 【0009】 側壁板12の外壁には、操作部材6の移動範囲内で、目盛板8が設けられている。その目盛板8が設けられた側の側壁板12の外側には、操作部材6の一部を突出させ、その突出部分の上面に、基準位置表示板8aを接着している。また、固定部材21でその一方を固定して補助棒16が設けられいる。この補助棒16には、操作部材6の突出部分が挿通している。さらに、ベース板4の前方、及び、後方には、後述する当接部材が取付けられるように、係止孔24が設けられている。 【0010】 検知装置5は、左右の側壁板12に取付けた取付部材7に、軸10で軸支して取付けられている。この検知装置5は、水平状態を検知するものであり、長尺な円筒管形状に形成された気泡管5aが、ベース板4に対して傾くような縦の方向に回動する。即ち、気泡5bと液体が密封されて形成された気泡管5aは、透明樹脂製の検知装置5に埋設されており、水平状態で、気泡5bが中央に貯留するように形成されている。 【0011】 検知装置5は、第1の連結部材9a、及び、第2の連結部材9bを介して操作部材6に連結されている。第1の連結部材9aは、略U字形状に形成され、一方の端部を検知装置5の円周面で軸10により軸支し、他方の端部を同様に軸10により、第2の連結部材9bで軸支している。第2の連結部材9bは、操作部材6に接合されている。 【0012】 図3は、操作部材6の側面図である。操作部材6は、支持部材17に挿通する挿通孔6aが略中央に形成されると共に、下端には係合凸部6cが形成され、上端には、手でその操作が出来るように把持部材(図省略)が適宜備えられるように形成されている。また、側壁板12の外側に、操作部材6の一部を突出させており、その突出部分に、補助棒16を挿通する挿通孔6bが形成されている。 【0013】 操作部材6、第1の連結部材9a、第2の連結部材9bは、それぞれ、ガイド手段により、ベース板4の長尺方向へ移動するように形成されている。即ち、第1の連結部材9aの中央に設けられた凹部と、ベース板4上に設けられた凸部とが係合し、第1の連結部材9aは、ベース板4上を摺動する。また、第2の連結部材9bは、担持部材11に設けられたガイド凹部11に係合して摺動する。このガイド凹部11には、さらに、操作部材6の係合凸部6cが係合し、操作部材6の移動を規制している。また、操作部材6の挿通孔6aには、支持部材17が挿通され、操作部材6の突出部分に設けられた挿通孔6bには、補助棒16が挿通されて摺動する。 【0014】 図4は、測定器本体2の作動を説明するものであり、操作部材6の操作で、検知装置5を回動させたことを示している。即ち、パチンコ盤の傾斜に合わせて、手で操作部材6が操作できるように構成されたものであり、その操作部材6の移動距離で、パチンコ盤の傾斜が読み取れるものとなっている。また、逆に、操作部材6の移動距離を所定の移動距離に設定することにより、パチンコ盤の傾斜が調整できるものとなる。 【0015】 図5は、操作部材6の移動を微調整する微調整手段を説明するものである。この微調整手段は、操作部材6に挿通されている支持部材17を固定ネジ18で固定し、操作部材6の操作が、バネ19(弾性部材)により弾性付勢されることにより実施される。即ち、操作部材6が、支持部材17に固定された状態で操作できるようになるので、検知装置5を僅かに回動させて、気泡5bの状態が確認できる。尚、突起部材25が担持部材11の後端に設けられているので、固定ネジ18と共に、片手で把持し、操作部材6を操作することもできるようになっている。 【0016】 図6は、パチンコ盤の表面に当接させる当接部材20を示したものであり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。この当接部材20は、測定器本体2を保持する保持部材21が、角柱形状に形成されたものであり、その上面はベース板4と平行に取付けられるような平面を備え、取付ネジ23でベース板4を取付けできるものである。保持部材21の上方、及び、下方には、左右に延びる羽根部材が設けられており、その左右端には4本の脚柱22が設けられている。この脚柱22は、保持部材21が、パチンコ盤上の釘や装飾物より高くなるように、所定高さで、一方に突出させて設けられている。このように構成された当接部材20は、図7に示すように、当接部材20に測定器本体2が取付けられて傾斜角度測定器1となり、その傾斜角度測定器1が、パチンコ台のパチンコ盤Aに当接されて、パチンコ盤Aの傾斜角度が測定されるものになる。 【0017】 図8は、パチンコ台の枠Bに当接する枠当接部材30(付属具)を示すと共に、その実施の形態を示したものである。この枠当接部材30は、パチンコ盤Aが備えられているパチンコ台の枠Bを枠状の島Cに嵌め込む際に、パチンコ台の枠Bの表面に当接させて、パチンコ台の枠Bを垂直にするものであり、傾斜角度測定器1(測定器本体2及び当接部材20)が取付けられる取付部材33を備えた支持柱35と、その支持柱35の上下端に当接板34を設けている。また、支持柱35の上端には、パチンコ台の枠B及び島Cの相対位置を調節する蝶ネジ31(位置調節手段)が備えられ、傾斜角度が微調整できるものとなっている。 【0018】 【発明の効果】 本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載するような効果を奏する。 検知装置の回動する角度が、操作部材の移動距離で読み取れるように構成されているので、当接部材を介してパチンコ盤の傾斜角度が、直線的な距離として精密に読み取れる。 操作部材の操作が弾性付勢されることにより、パチンコ盤の傾斜角度の微妙な調整が容易にできる。 パチンコ盤の傾斜角度測定器の付属具は、パチンコ盤が備えられているパチンコ台の枠を島に嵌め込む際に、パチンコ台の枠を島に垂直にする調整作業が手軽にできるものとする。 【図面の簡単な説明】 【図1】測定器本体を示した正面図である。 【図2】測定器本体を示した平面図である。 【図3】操作部材の側面図である。 【図4】操作部材の作動を説明する説明図である。 【図5】操作部材の移動を微調整する微調整手段を説明する説明図で、(a)は正面図であり、(b)は平面図である。 【図6】当接部材を示す(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 【図7】傾斜角度測定器が、パチンコ盤に当接して使用されることを説明する説明図である。 【図8】枠当接部材(付属具)の構成と、その使用を説明する説明図である。 【符号の説明】 1 傾斜角度測定器 2 測定器本体 4 ベース板 5 検知装置 5a 気泡管 5b 気泡 6 操作部材 6a、6b 挿通孔 6c 係合凸部 7 取付部材 8 目盛板 8a 基準位置表示板 9a 第1の連結部材 9b 第2の連結部材 10 軸 11 担持部材 12 側壁板 13 ストッパ 14 ガイド凸部 15 ガイド凹部 16 補助棒 17 支持部材 18 固定ネジ 19 バネ 20 当接部材 21 保持部材 22 脚柱 23 取付ネジ 24 係止孔 25 突起部材 30 枠当接部材 31 蝶ネジ 33 取付部材 34 当接板 35 支持柱 A パチンコ盤 B パチンコ台の枠 C 島
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| 【出願人】 |
【識別番号】302038154 【氏名又は名称】宮本 成容
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| 【出願日】 |
平成14年10月29日(2002.10.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】110000051 【氏名又は名称】特許業務法人共生国際特許事務所
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| 【公開番号】 |
特開2004−147752(P2004−147752A) |
| 【公開日】 |
平成16年5月27日(2004.5.27) |
| 【出願番号】 |
特願2002−314184(P2002−314184) |
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