| 【発明の名称】 |
遊技装置IDの付与方法、付与システム、その付設処理装置及びその中央管理装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】木原 一成 【住所又は居所】東京都渋谷区代々木1丁目32番12号 大王電子株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】各遊技装置毎のIDを付与する場合に遊技場の従業員等の作業量を減少させることができ、設備コストが少ない遊技装置IDの付与方法を提供する。
【解決手段】中央管理装置でリング型通信回線網に接続された全付設処理装置にID付与開始通知を一斉送信し(S1〜2)、全付設処理装置でID付与開始通知を受信し、バイパス経路を個別送受信経路に切り替え(S3〜5)、中央管理装置で最初の遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを生成して送信し(S6〜8)、最初の付設処理装置でIDを決定するためのデータを受信して決定されたIDを格納すると共に次の付設処理装置に接続された遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを生成して送信して経路を戻し(S9〜13)、次以降の各付設処理装置でも同様な処理を順次する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 複数の遊技装置と、その遊技装置の各々に隣接して接続される複数の付設処理装置と、その各付設処理装置とリング型通信回線網により接続されて各付設処理装置を制御することにより各遊技装置を管理する中央管理装置とから構成され、前記付設処理装置には、リング型通信回線網における初期状態のバイパス経路と後段への接続には送信処理が必要な個別送受信経路とを切り替える経路切替部と、前記各遊技装置に対応する識別符号(ID)を格納する遊技装置ID記憶部を備えるシステムにおいて、 前記中央管理装置において、リング型通信回線網に接続された全ての付設処理装置に対してIDの付与を開始する通知(ID付与開始通知)を送信する第1のステップと、 全付設処理装置において、前記ID付与開始通知を受信し、リング型通信回線網における初期状態のバイパス経路を個別送受信経路に切り替える第2のステップと、 前記中央管理装置において、リング型通信回線網に接続された最初の付設処理装置に接続された遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを送信する第3のステップと、 前記最初の付設処理装置において、前記IDを決定するためのデータを受信して決定されたIDを格納すると共に、次の付設処理装置に接続された遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを送信する第4のステップと、 前記最初の付設処理装置において、前記個別送受信経路を前記バイパス経路に戻す第5のステップと、 次以降の各付設処理装置において、その付設処理装置に接続された遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを受信して決定されたIDを格納すると共に、次の付設処理装置に接続された遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを送信し、前記個別送受信経路を前記バイパス経路に切り替える処理を、順次実施する第6のステップ を有することを特徴とする遊技装置IDの付与方法。 【請求項2】 前記中央管理装置において、リング型通信回線網に接続された最後の付設処理装置から次の付設処理装置に接続された遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを受信した場合に、前記IDの付与処理を終了する第7のステップ を有することを特徴とする請求項1に記載の遊技装置IDの付与方法。 【請求項3】 前記システムの前記中央管理装置には、ID付与開始通知を送信して各付設処理装置におけるバイパス経路を個別送受信経路に切り替える通知プログラムと、リング型通信回線網で最初の付設処理装置に接続された遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを送信する付与プログラムを記憶し、前記付設処理装置には、前記ID付与開始通知により経路を切り替え、接続された遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを受信して決定されたIDを遊技装置ID記憶部に格納すると共に、次の付設処理装置に接続された遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを送信する生成プログラムを記憶する場合、 前記第1のステップでは、前記中央管理装置において、前記通知プログラムにより処理を実施し、 前記第2のステップでは、前記ID付与開始通知を受信し、前記生成プログラムにより処理を実施し、 前記第3のステップでは、前記付与プログラムにより処理を実施する ことを特徴とする請求項2に記載の遊技装置IDの付与方法。 【請求項4】 前記システムの各付設処理装置に各々2台以上の遊技装置が接続される場合、 前記第4のステップでは、最初の付設処理装置において、最初の遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを受信した場合、接続されている残りの遊技装置に対応するIDも受信内容から得て、共に格納し、次の付設処理装置に接続された最初の遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを送信し、 前記第6のステップでは、次以降の各付設処理装置において、最初の遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを受信した場合、接続されている残りの遊技装置に対応するIDも受信内容から得て、共に格納し、さらに次の付設処理装置に接続された最初の遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを送信し、前記個別送受信経路を前記バイパス経路に切り替える処理を順次実施する ことを特徴とする請求項2または3に記載の遊技装置IDの付与方法。 【請求項5】 前記システムの前記中央管理装置内に、遊技装置の種類を判別するための全ての種類IDを格納し、前記各付設処理装置には、接続された全ての遊技装置に対応する前記種類IDを格納している場合、 前記第3のステップでは、前記中央管理装置において、最初の遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを生成する際に、遊技装置の種類IDを含めて生成し、 前記第4のステップおよび第6のステップでは、前記IDを決定するためのデータを受信した場合、受信したデータ中の遊技装置の種類IDが、付設処理装置に格納している遊技装置の種類IDと一致するか否かを判断し、 一致する場合にはその一致したデータにより決定されたIDを格納して次の付設処理装置に接続された遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを送出するが、一致しない場合には受信したデータをそのまま次の付設処理装置に転送する ことを特徴とする請求項2〜4の何れかに記載の遊技装置IDの付与方法。 【請求項6】 前記中央管理装置において、リング型通信回線網に接続された全ての付設処理装置に接続された全遊技装置に対応するIDを格納する場合、前記中央管理装置において、前記第7のステップの後に、全ての付設処理装置に対して、接続された全遊技装置に対応するIDを送信させる要求を送信する第8のステップと、 全付設処理装置において、前記IDの送信要求を受信し、接続された全遊技装置に対応するIDを読み出して送信する第9のステップと、 前記中央管理装置において、全付設処理装置から、全各遊技装置に対応するIDを受信して格納する第10のステップ を有することを特徴とする請求項2〜5の何れかに記載の遊技装置IDの付与方法。 【請求項7】 前記中央管理装置において、前記リング型通信回線網に接続された最初の遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを格納する場合、前記第7のステップでは、格納されているIDを決定するためのデータと、前記最後の付設処理装置から受信したIDを決定するためのデータを比較し、少なくとも両IDが同じ場合にはエラーを出力する ことを特徴とする請求項2〜6の何れかに記載の遊技装置IDの付与方法。 【請求項8】 前記第3のステップでは、前記中央管理装置は、リング型通信回線網に接続された最初の付設処理装置における最初の遊技装置に対応するIDを先頭にし、次以降の全遊技装置に対応するIDを順に羅列したリストを送信し、 前記第4のステップでは、最初の付設処理装置において、受信した前記リストに対して、その先頭から順に接続された台数分のIDを格納すると共に、リスト中のそのIDについて使用済みが認識可能となる処理を実施してから次の付設処理装置に送信し、 前記第6のステップでは、次以降の各付設処理装置においても、受信した前記リストに対して、その先頭から順に接続された台数分のIDを格納すると共に、リスト中のそのIDについて使用済みが認識可能となる処理を実施してから次の付設処理装置に送信し、前記個別送受信経路を前記バイパス経路に切り替える処理を、順次実施する ことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載遊技装置IDの付与方法。 【請求項9】 前記第7のステップでは、前記中央管理装置において、リング型通信回線網に接続された最後の付設処理装置から全IDについて使用済みが認識可能となる処理が実施されたリストを受信した場合に、前記IDの付与処理を終了する ことを特徴とする請求項8に記載の遊技装置IDの付与方法。 【請求項10】 前記第7のステップでは、前記中央管理装置において、リング型通信回線網に接続された最後の付設処理装置から、前記次の付設処理装置に接続された遊技装置に対応するIDを決定するためのデータに代えて、終了要求信号を受信した場合に、前記IDの付与処理を終了する ことを特徴とする請求項2〜9の何れかに記載の遊技装置IDの付与方法。 【請求項11】 複数の遊技装置と、その遊技装置の各々に隣接して接続される複数の付設処理装置と、その各付設処理装置とリング型通信回線網により接続されて各付設処理装置を制御することにより各遊技装置を管理する中央管理装置とから構成されるシステムであって、 前記中央管理装置には、 リング型通信回線網に接続された全ての付設処理装置に対してID付与開始通知を送信する処理内容を含むID付与開始通知送信プログラムを格納する記憶部と、 リング型通信回線網に接続された最初の付設処理装置に接続された遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを送信する処理内容を含む遊技装置ID付与プログラムを格納する記憶部と を有し、 各付設処理装置には、 リング型通信回線網におけるバイパス経路と個別送受信経路とを切り替える経路切替部と、 前記IDを格納する遊技装置ID記憶部と、 受信した前記IDを決定するためのデータにより決定されたIDを格納し、次の付設処理装置に接続された遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを送出する処理内容を含む遊技装置ID格納/生成プログラムを格納する記憶部と、 前記ID付与開始通知の受信により、前記経路切替部を初期状態のバイパス経路から個別送受信経路に切り替え、前記次の付設処理装置に接続された遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを送出後に前記個別送受信経路を前記バイパス経路に戻す処理内容を含む経路切替制御プログラムを格納する記憶部と を有することを特徴とする遊技装置IDの付与システム。 【請求項12】 前記中央管理装置の遊技装置ID付与プログラムは、リング型通信回線網に接続された最後の付設処理装置からIDを決定するためのデータを受信した場合に、IDの付与処理を終了する処理内容を含む ことを特徴とする請求項11に記載の遊技装置IDの付与システム。 【請求項13】 前記各付設処理装置に各々2台以上の遊技装置が接続される場合、 前記遊技装置ID記憶部は、最初の遊技装置に対応するIDと共に、接続されている残りの遊技装置に対応するIDも格納し、 遊技装置ID格納/生成プログラムは、受信した前記IDを決定するためのデータにより決定されたIDを格納し、受信内容から接続されている残りの遊技装置に対応するIDも得て格納する処理を実施した後に、次の付設処理装置に接続された遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを送出する処理内容を含む ことを特徴とする請求項11または12に記載の遊技装置IDの付与システム。 【請求項14】 前記中央管理装置は、遊技装置の種類を判別するための全ての種類IDを格納する記憶部を有し、 前記各付設処理装置は、接続された全ての遊技装置に対応する前記種類IDを格納する記憶部を有し、 前記中央管理装置の遊技装置ID付与プログラムは、前記最初の付設処理装置に向けてIDを決定するためのデータを生成する際に、遊技装置の種類IDを含めて生成する処理内容を含み、 前記各付設処理装置の遊技装置ID格納/生成プログラムは、受信したIDを決定するためのデータを受信したらそれにより決定したIDを格納する前に、受信したデータ中の遊技装置の種類IDが、遊技装置種類ID記憶部に格納している遊技装置の種類IDと一致するか否かを判断し、 一致する場合には受信したデータにより決定したIDを格納して次の付設処理装置に接続された遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを送出するが、一致しない場合には受信したデータをそのまま次の付設処理装置に転送する処理内容を含む ことを特徴とする請求項11〜13の何れかに記載の遊技装置IDの付与システム。 【請求項15】 前記中央管理装置は、リング型通信回線網に接続された全ての付設処理装置に接続された全遊技装置に対応するIDを格納する記憶部と、前記全遊技装置に対するIDの送信要求を送信すると共に、全各遊技装置に対応するIDを受信して全遊技装置ID記憶部に格納する全遊技装置ID取得プログラムを格納する記憶部を有し、 全付設処理装置の遊技装置ID格納/生成プログラムは、前記ID送信要求を受信した場合、格納された各遊技装置に対応するIDを読み出して前記中央管理装置に送信する処理内容を含む ことを特徴とする請求項11〜14の何れかに記載の遊技装置IDの付与システム。 【請求項16】 前記中央管理装置は、前記リング型通信回線網に接続された最初の付設処理装置に向けたIDを決定するためのデータを格納する記憶部を有し、 前記中央管理装置の遊技装置ID付与プログラムは、格納されている最初の遊技装置に対応するIDを決定するためのデータと、前記最後の付設処理装置から受信したIDを決定するためのデータを比較し、少なくとも両データが同じ場合にはエラーを出力する処理内容を含む ことを特徴とする請求項11〜15の何れかに記載の遊技装置IDの付与システム。 【請求項17】 前記中央管理装置の遊技装置ID付与プログラムは、リング型通信回線網に接続された最初の付設処理装置における最初の遊技装置に対応するIDを先頭にし、次以降の全遊技装置に対応するIDを順に羅列したリストを送信する処理内容を含み、 各付設処理装置の遊技装置ID格納/生成プログラムは、受信した前記リストに対して、その先頭から順に接続された台数分のIDを格納すると共に、リスト中のそのIDについて使用済みが認識可能となる処理を実施してから次の付設処理装置に送信する処理内容を含む ことを特徴とする請求項11〜16の何れかに記載遊技装置IDの付与システム。 【請求項18】 前記中央管理装置の遊技装置ID付与プログラムは、リング型通信回線網に接続された最後の付設処理装置から全IDについて使用済みが認識可能となる処理が実施されたリストを受信した場合に、前記遊技装置ID付与プログラムを終了する処理内容を含む ことを特徴とする請求項17に記載の遊技装置IDの付与システム。 【請求項19】 前記最後の付設処理装置の遊技装置ID格納/生成プログラムは、次の付設処理装置に接続された遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを送出する代わりに、遊技装置ID付与プログラムの終了要求信号を送出する処理内容を含み、 前記中央管理装置の遊技装置ID付与プログラムは、その終了要求信号を受信した場合に、前記IDの付与処理を終了する処理内容を含む ことを特徴とする請求項12〜18の何れかに記載の遊技装置IDの付与システム。 【請求項20】 前記請求項11〜19の何れかのシステムで用いられる付設処理装置。 【請求項21】 前記請求項11〜19の何れかのシステムで用いられる中央管理装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】 本発明は、パチンコ玉やコイン等の遊技媒体を利用する複数の遊技装置を管理するシステムにおける各遊技装置にIDを付与する方法に関し、特に、システム中で、遊技装置に隣接して接続される複数の付設処理装置と、その各付設処理装置を制御する中央管理装置における各遊技装置へのIDの付与方法に関する。 【0002】 【従来の技術】 遊技装置が付設処理装置に接続され、さらに、各付設処理装置が通信回線網を介して中央管理装置と接続される構成の遊技場管理システムでは、各遊技装置を管理するために、各遊技装置に対してシステム上の固有の識別符号(ID)が必要である。また、一般的に遊技場では、各遊技装置の使用者が従業員をランプ等で呼び出す場合等のために、各遊技装置の遊技場における配置(位置)を識別する必要があり、そのための配置識別用のIDが必要である。システム上のIDと配置識別用のIDは、同一である場合もあるし、異なる場合もある。 【0003】 システム上のIDと配置識別用のIDを同一にする場合には、例えば、遊技装置の内部のROM(リード・オンリー・メモリー)等の記憶素子に格納されたIDをそのまま用いるか、EEPROM(エレクトリック・イレーサブル・プログラマブル・ROM)等の書き込み可能な記憶素子に新規に設定したIDを書き込めばよい。 【0004】 システム上のIDと配置識別用のIDを異ならせる場合には、例えば、遊技装置に対応するIDを、システム上のIDとして用いる一方で、各遊技装置毎に個別に設置される呼び出しランプに対して配置識別用のIDを付与し、システム上のIDと配置識別用のIDを対応させてEEPROM等に記憶させておけば良い。 【0005】 上記した何れの場合でも、配置識別用のIDを付与する際には、遊技場の従業員が各遊技装置毎に1台ずつ手作業で、必要に応じて専用の用具を用いて設定していた。 【0006】 例えば、システム上のIDと配置識別用のIDを異なる場合には、各遊技装置毎の呼び出しランプにディップスイッチあるいは桁毎にロータリースイッチを設け、遊技場の従業員がそのディップスイッチあるいはロータリースイッチを1台ずつ設定していた。 【0007】 また、遊技場の従業員による設定の誤りを減らすために、システム上のIDと配置識別用のIDを対応させてEEPROM等に記憶させる処理を、管理装置側からの指示で実施するものが知られている。具体的には、例えば、管理装置側からの指示により、各遊技装置に対応する呼び出しランプのEEPROM等に、ディップスイッチ等の設定内容と共に遊技装置に対応するIDを格納するものである。この場合、ディップスイッチ等の設定が同一である場合等の不具合を発見することが容易になるので、例えば、呼び出しランプを交換する場合のIDの再付与が容易であり、遊技装置を交換した場合でも、IDの再付与が不要であるか、再付与が容易であり、システム上の各遊技装置および呼び出しランプの管理を容易にすることができた。 【0008】 しかし、上記した方法でも、各遊技装置の呼び出しランプ毎に遊技場の従業員等によるディップスイッチ等の設定が必要であり、例えば、新規の遊技場で通常は数百台以上である全遊技装置の呼び出しランプに対してディップスイッチ等を設定する場合は、作業量が非常に多くなっていた。 【0009】 この問題を解決するために、ディップスイッチ等の設定に代えて、管理装置側から最初の遊技装置の呼び出しランプに対して、例えば、初期ランプ番号「0」を送信して、その初期ランプ番号「0」に「1」を加算して、ランプ番号「00001」を自己のランプ番号としてメモリに記憶させると共に、そのランプ番号を次の遊技装置の呼び出しランプに送信する。また、各呼び出しランプでは、自己のランプ番号に、さらに、各遊技装置毎のIDを連続させて別のメモリに記憶させる。この処理を順次各呼び出しランプに繰り返すことで、遊技場の従業員等の作業量を減少させる方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。 【0010】 また、複数のデータ送受信装置の番号付けを自動的にできるようにしたものとしては、遊技場の管理コンピュータからループ状の経路で接続された各データ送受信装置に対して、ループ状経路の各データ送受信装置の数量分の同様な信号群(4ビット等)が連続する列を送出し、各データ送受信装置では、受信した信号列の前から順に信号群の内容を確認してループ中の自装置の順番を確認し、その順番に対応する昇順あるいは降順のIDを設定し、次いで信号列中の自装置に対応する信号群の内容を変更して次のデータ送受信装置では使用されないようにして送出するものが知られている(例えば、特許文献2参照)。 【0011】 【特許文献1】 特開2002−917号公報(4〜5頁、図3等) 【特許文献2】 特開平10−99515号公報(要約、図1等) 【0012】 【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、上記特許文献1の従来の遊技装置の管理システムでは、特に通信回線網の仕様説明が無く、呼び出しランプ内部にもメモリとID番号付与手段以外の説明も無いことから、任意の通信回線網に対応していると考えられ、バス形式の通信回線網にも対応できるようにソフトウエア的に対応していると考えられる。その場合には、例えば、バス形式の通信回線網内でソフトウエア等で各呼び出しランプを指定する場合には、そのIDやプロトコルが複雑になるという問題がある。さらに、IDやプロトコルが複雑になった場合には、管理システム内で高度な判断が必要になることから、通信回線網を管理するための通信制御装置あるいは演算装置等の設備コストが増加するという問題がある。 【0013】 また、上記特許文献2の従来の遊技装置の管理システムでは、ループ状経路の各データ送受信装置に順次IDを設定することはできるが、設定後に管理コンピュータから各データ送受信装置に対して任意の内容を一斉送信する場合にも順次送信することになり、ループ状経路の各データ送受信装置の数量が多くなった場合には、送信に多くの時間がかかることになる。また、ループ状経路の各データ送受信装置中の何れかが故障した場合等には故障個所が発見しづらくなる。このような事態を避けるためには、別のループ状経路を設ける必要があるので、設備コストおよび維持管理コストが増大し、プロトコルが複雑になるという問題がある。 【0014】 本発明は、上述した如き従来の問題を解決するためになされたものであって、IDおよびプロトコルが簡単であることから設備コストが少なくて済み、各遊技装置毎のIDを付与する場合に、遊技場の従業員等の作業量を減少させることができ、その後の一斉送信もすばやくできる遊技装置IDの付与方法及び付与システムを提供することを目的とする。 【0015】 【課題を解決するための手段】 上述の目的を達成するため、本発明の遊技装置IDの付与方法では、複数の遊技装置と、その遊技装置の各々に隣接して接続される複数の付設処理装置と、その各付設処理装置とリング型通信回線網により接続されて各付設処理装置を制御することにより各遊技装置を管理する中央管理装置とから構成され、付設処理装置には、リング型通信回線網における初期状態のバイパス経路と後段への接続には送信処理が必要な個別送受信経路とを切り替える経路切替部と、各遊技装置に対応する識別符号(ID)を格納する遊技装置ID記憶部を備えるシステムにおいて、 中央管理装置において、リング型通信回線網に接続された全ての付設処理装置に対してID付与開始通知を送信する第1のステップと、 全付設処理装置において、ID付与開始通知を受信し、リング型通信回線網における初期状態のバイパス経路を個別送受信経路に切り替える第2のステップと、 中央管理装置において、リング型通信回線網に接続された最初の付設処理装置に接続された遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを送信する第3のステップと、 最初の付設処理装置において、IDを決定するためのデータを受信して決定されたIDを格納すると共に、次の付設処理装置に接続された遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを送信する第4のステップと、 最初の付設処理装置において、個別送受信経路を前記バイパス経路に戻す第5のステップと、 次以降の各付設処理装置において、その付設処理装置に接続された遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを受信して決定されたIDを格納すると共に、次の付設処理装置に接続された遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを送信し、個別送受信経路をバイパス経路に切り替える処理を、順次実施する第6のステップを有することを特徴とする。 【0016】 また、本発明の遊技装置IDの付与方法では、中央管理装置において、リング型通信回線網に接続された最後の付設処理装置から次の付設処理装置に接続された遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを受信した場合に、IDの付与処理を終了する第7のステップを有するようにしても良い。 【0017】 また、本発明の遊技装置IDの付与方法では、システムの前記中央管理装置には、ID付与開始通知を送信して各付設処理装置におけるバイパス経路を個別送受信経路に切り替える通知プログラムと、リング型通信回線網で最初の付設処理装置に接続された遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを送信する付与プログラムを記憶し、付設処理装置には、前記ID付与開始通知により経路を切り替え、接続された遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを受信して決定されたIDを遊技装置ID記憶部に格納すると共に、次の付設処理装置に接続された遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを送信する生成プログラムを記憶する場合、 第1のステップでは、中央管理装置において、通知プログラムにより処理を実施し、 第2のステップでは、ID付与開始通知を受信し、生成プログラムにより処理を実施し、 第3のステップでは、付与プログラムにより処理を実施するようにしても良い。 【0018】 また、本発明の遊技装置IDの付与方法では、システムの各付設処理装置に各々2台以上の遊技装置が接続される場合、 第4のステップでは、最初の付設処理装置において、最初の遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを受信した場合、接続されている残りの遊技装置に対応するIDも受信内容から得て、共に格納し、次の付設処理装置に接続された最初の遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを送信し、 第6のステップでは、次以降の各付設処理装置において、最初の遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを受信した場合、接続されている残りの遊技装置に対応するIDも受信内容から得て、共に格納し、さらに次の付設処理装置に接続された最初の遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを送信し、前記個別送受信経路を前記バイパス経路に切り替える処理を順次実施するようにしても良い。 【0019】 また、本発明の遊技装置IDの付与方法では、システムの前記中央管理装置内に、遊技装置の種類を判別するための全ての種類IDを格納し、各付設処理装置には、接続された全ての遊技装置に対応する前記種類IDを格納している場合、第3のステップでは、中央管理装置において、最初の遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを生成する際に、遊技装置の種類IDを含めて生成し、第4のステップおよび第6のステップでは、IDを決定するためのデータを受信した場合、受信したデータ中の遊技装置の種類IDが、付設処理装置に格納している遊技装置の種類IDと一致するか否かを判断し、一致する場合にはその一致したデータにより決定されたIDを格納して次の付設処理装置に接続された遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを送出するが、一致しない場合には受信したデータをそのまま次の付設処理装置に転送するようにしても良い。 【0020】 また、本発明の遊技装置IDの付与方法では、中央管理装置において、リング型通信回線網に接続された全ての付設処理装置に接続された全遊技装置に対応するIDを格納する場合、 中央管理装置において、第7のステップの後に、全ての付設処理装置に対して、接続された全遊技装置に対応するIDを送信させる要求を送信する第8のステップと、 全付設処理装置において、IDの送信要求を受信し、接続された全遊技装置に対応するIDを読み出して送信する第9のステップと、 中央管理装置において、全付設処理装置から、全各遊技装置に対応するIDを受信して格納する第10のステップを有するようにしても良い。 【0021】 また、本発明の遊技装置IDの付与方法では、中央管理装置において、リング型通信回線網に接続された最初の遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを格納する場合、 第7のステップでは、格納されているIDを決定するためのデータと、最後の付設処理装置から受信したIDを決定するためのデータを比較し、少なくとも両IDが同じ場合にはエラーを出力するようにしても良い。 ことを特徴とする請求項2〜6の何れかに記載の遊技装置IDの付与方法。 【0022】 また、本発明の遊技装置IDの付与方法では、第3のステップでは、中央管理装置は、リング型通信回線網に接続された最初の付設処理装置における最初の遊技装置に対応するIDを先頭にし、次以降の全遊技装置に対応するIDを順に羅列したリストを送信し、 第4のステップでは、最初の付設処理装置において、受信したリストに対して、その先頭から順に接続された台数分のIDを格納すると共に、リスト中のそのIDについて使用済みが認識可能となる処理を実施してから次の付設処理装置に送信し、 第6のステップでは、次以降の各付設処理装置においても、受信したリストに対して、その先頭から順に接続された台数分のIDを格納すると共に、リスト中のそのIDについて使用済みが認識可能となる処理を実施してから次の付設処理装置に送信し、個別送受信経路を前記バイパス経路に切り替える処理を、順次実施するようにしても良い。 【0023】 また、本発明の遊技装置IDの付与方法では、第7のステップでは、中央管理装置において、リング型通信回線網に接続された最後の付設処理装置から全IDについて使用済みが認識可能となる処理が実施されたリストを受信した場合に、IDの付与処理を終了するようにしても良い。 【0024】 また、本発明の遊技装置IDの付与方法では、第7のステップでは、中央管理装置において、リング型通信回線網に接続された最後の付設処理装置から、次の付設処理装置に接続された遊技装置に対応するIDを決定するためのデータに代えて、終了要求信号を受信した場合に、IDの付与処理を終了するようにしても良い。 【0025】 【発明の実施の形態】 以下、本発明を図示した実施の形態に基づいて説明する。なお、以下の実施形態では、IDを決定するためのデータとしては、説明を簡略化するためにIDそのものを用いる場合を前提とするが、加減乗除あるいは昇順/降順等の任意の処理を加えることによりIDを決定できるデータであれば任意のデータを用いることができる。 (実施の形態1.) 図1は、本発明の遊技装置IDの付与システムの実施の形態1の概略構成を示すブロック図である。 【0026】 図1のシステムでは、複数の遊技装置31〜35と、各遊技装置31〜35に対応して個別に設けられた複数の付設処理装置21〜25とが各々接続されている。中央管理装置1と、各付設処理装置21〜25とは、通信回線2により接続されて閉ループ形式のリング型通信回線網(ネットワーク)を形成している。リング型である通信回線2の通信方向は、中央管理装置1から付設処理装置21に向かう一方向であり、各通信データは、付設処理装置21、付設処理装置22、付設処理装置23、付設処理装置24、付設処理装置25の順に転送されて中央管理装置1に戻る。また、各遊技装置31〜35内に記載した各ID(ID)は、本実施の形態で付与されるIDの一例である。 【0027】 遊技装置31〜35は、例えば、パチンコ台やスロット台等のように、使用者によりパチンコ玉あるいはコイン等の遊技媒体を利用して遊技が実行されるものであり、遊技台または遊技装置とも称される。付設処理装置21〜25は、遊技装置31〜35の各々に隣接して設置され、各遊技装置31〜35に個別に接続される。 【0028】 中央管理装置1は、各付設処理装置21〜25と通信回線により接続されて各付設処理装置21〜25を制御することにより各遊技装置31〜35を管理する。その管理内容としては、多種多様な管理が可能であるが、少なくとも遊技媒体の数量を管理する。例えば、中央管理装置1では、少なくとも、各遊技装置31〜35に供給される遊技媒体の数量、各遊技装置31〜35で使用された遊技媒体の数量、各使用者の貯蓄玉(遊技媒体)データ情報等について管理する。 【0029】 中央管理装置1は、遊技場の従業員等により管理され、一般の遊技客等は操作できないように、例えば、遊技場の管理室あるいはフロントカウンター等の内部に設置される。中央管理装置1内には、様々なプログラムを格納しているので、その内部に設けられた後述する制御部により各遊技装置31〜35を制御するための様々な指示(コマンド)等の生成や送受信が可能であり、また、管理に必要な様々な処理の実施が可能である 【0030】 なお、図1では、中央管理装置1と各遊技装置31〜35は、各付設処理装置21〜25を介して間接的に接続されているが、例えば、中央管理装置1と各遊技装置31〜35を通信回線2により直接に接続し、制御信号を各遊技装置31〜35と各付設処理装置21〜25間で送受信することで、各遊技装置31〜35を管理するように構成しても良い。 【0031】 図2は、図1の中央管理装置1の概略内部構成を示すブロック図である。 中央管理装置1内には、例えば、各遊技装置31〜35の設定内容や各顧客(使用者)毎に保有される記憶媒体に格納された遊技媒体貯蓄データ(貯蓄玉データ、貯蓄コインデータ等)を格納できる不図示の記憶部を有する。 【0032】 受信バッファ41は、リング型通信回線網における最後の付設処理装置25から通信回線2を介して受信するIDを一時的に格納する。表示部42は、例えば、各遊技装置31〜35の状況や入力内容等を従業員に示すものである。 【0033】 操作部43は、例えば、数字やアルファベット、あるいは仮名の入力用キーボード等である。この操作部43により、例えば、従業員によりその日に特有の景品交換率や手数料等の設定や、各遊技装置31〜35への個別の指示内容や全遊技装置への一斉指示内容を入力することができる。入力内容は、全遊技装置に共通の設定でも良いし、所定のタイプの遊技装置に限る設定でも良い。また、その内容は、1日のうちの、特定の時間に限る設定としても良い。 【0034】 送信バッファ44は、リング型通信回線網における最初の付設処理装置21に通信回線2を介して送信するIDを一時的に格納する。制御部45は、中央演算素子(CPU)あるいはマイクロプロセッサ等の演算素子からなり、各種の制御処理、演算処理、判断処理等を実施する。初台用遊技装置ID記憶部46は、中央管理装置1の内部(例えば制御部45等)により生成された初台用のIDを記憶する。なお、初台とは、通信回線2を用いたリング型通信回線網における最初の付設処理装置21に接続される遊技装置31を指す。ID付与開始通知一斉送信プログラム記憶部48は、リング型通信回線網における全ての付設処理装置21〜25に対してID付与開始を開始する旨を、一斉送信により通知する処理内容を含むID付与開始通知一斉送信プログラムを格納する。 【0035】 遊技装置ID付与プログラム記憶部49は、リング型通信回線網に接続された最初の遊技装置21に対するIDを決定するためのデータを生成して送信する処理内容と、リング型通信回線網に接続された最後の付設処理装置からIDを決定するためのデータを受信した場合に、処理を終了する処理内容と、格納されている最初の遊技装置に対応するIDを決定するためのデータと最後の付設処理装置から受信したIDを決定するためのデータを比較し、少なくとも両IDを決定するためのデータが同じ場合にはエラーを出力する処理内容を含む遊技装置ID付与プログラムを格納する。 【0036】 図3は、図1の付設処理装置20(21〜25)の概略内部構成を示すブロック図である。 【0037】 付設処理装置20は、図1の付設処理装置21〜25に対応し、通信回線2により他の付設処理装置または中央管理装置1と接続されている。 【0038】 各付設処理装置21〜25内には、受信した各遊技装置毎のIDを決定するためのデータ等の波形を整形して出力する波形整形部51を有する。これは、受信したIDを決定するためのデータ等の波形は、回線網2を伝送中に減衰するか、波形が乱れている可能性があるため、次段の付設処理装置のために波形を整えて再送出するものである。この波形整形部51を経由する経路は、付設処理装置20内で処理を実施せず、単に受信した信号の波形が整形されて出力されるのみであるのでバイパス経路(A)とする。 【0039】 経路切替部52は、リング型通信回線網におけるバイパス経路(A)と個別送受信経路(B)とを切り替えるものである。経路切替部52の初期状態としては、バイパス経路(A)となる。 【0040】 受信バッファ53は、通信回線2から受信したIDを決定するためのデータ等を後述する制御部55で処理するために一時的に格納するものである。この受信バッファ53を経由する経路は、各付設処理装置20内で個別に処理が実施されるため個別送受信経路(B)とする。 【0041】 送信バッファ54は、制御部55で生成された次段の付設処理装置用のIDを決定するためのデータを、通信回線2を介して送信するために一時的に格納するものである。 【0042】 制御部55は、中央演算素子(CPU)あるいはマイクロプロセッサ等の演算素子からなり、各種の制御処理、演算処理、判断処理等を実施する。また、制御部55は、不図示の接続インターフェース等を介して遊技装置31〜35と接続されている。 【0043】 遊技装置ID記憶部56は、各遊技装置毎のIDを格納する。本実施の形態では、遊技装置毎のIDは、中央管理装置1か前段の付設処理装置により生成されて送信されたものであり、遊技装置ID記憶部56は、そのIDを決定するためのデータを受信して決定されたIDを格納する。 【0044】 経路切替制御プログラム記憶部58は、ID付与開始通知の受信により、経路切替部を初期状態のバイパス経路から個別送受信経路に切り替え、次の付設処理装置に接続された遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを生成して送出した後に個別送受信経路をバイパス経路に戻す処理内容を含む経路切替制御プログラムを格納する。 【0045】 遊技装置ID格納/生成プログラム記憶部59は、受信したIDを決定するためのデータで決定されたIDを遊技装置ID記憶部56に格納し、次の付設処理装置に接続された遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを生成して送出する処理内容を含む遊技装置ID格納/生成プログラムを格納する。 【0046】 上記した構成を有する本実施の形態の遊技装置IDの付与システムの動作について以下に説明する。 【0047】 図4は、本実施の形態の遊技装置IDの付与システムで各遊技装置にIDを付与する場合の動作を示すフローチャートである。 【0048】 中央管理装置1では、例えば、遊技場の従業員等が操作部43を操作することにより、ID付与開始通知一斉送信プログラム記憶部48から読み出されたプログラムが起動されて制御部45で実行される(S1)。これにより、ID付与開始通知が通信回線2を介して各付設処理装置20(21〜25)に送信される(S2)。なお、各付設処理装置20(21〜25)内の経路切替部52は、初期状態である波形整形部51を経由するバイパス経路(A)となっているので、ID付与開始通知は全付設処理装置20(21〜25)に一斉に通知される。 【0049】 各付設処理装置20(21〜25)は、ID付与開始通知を受信する(S3)と、遊技装置ID格納/生成プログラム記憶部59から読み出されたプログラムが起動されて制御部55で実行される(S4)。これにより、各付設処理装置20は、中央管理装置1に遊技装置に対応するIDを格納する準備ができたことを返信した後、各経路切替部52をバイパス経路(A)から個別送受信経路(B)に切り替える(S5)。 【0050】 中央管理装置1では、各付設処理装置20からの準備ができたことの返信を受けて、遊技装置ID付与プログラム記憶部49から読み出されたプログラムが起動されて制御部55で実行される(S6)。この遊技装置ID付与プログラムと、操作部43からの入力内容、および、不図示の記憶内容等により、リング型通信回線網に接続された最初(初台)の遊技装置に対するIDを決定するためのデータが生成され(S7)、初台用遊技装置ID記憶部46に格納される。 【0051】 そして、その初台用遊技装置IDを決定するためのデータは、リング型通信回線網に接続された最初(初台)の遊技装置に向けて、例えば、そのIDと次の遊技装置用のIDを決定するためのデータを生成するためのルールデータと共にID生成用データとして送信される(S8)。この場合のルールデータとは、例えば、送信したIDに使用済みのマークを付与する付与方法であったり、送信したID中の何れかの部分を次の遊技装置用ID用に変更する変更方法等であり、さらに具体的な例としては、下4桁の数値を昇順で順次増加させる等である。 【0052】 リング型通信回線網に接続された最初の付設処理装置21では、中央管理装置1からID生成用データを受信したら(S9)、その中から最初(初台)の遊技装置用のIDを抽出して遊技装置ID記憶部56に格納する(S10)と共に、制御部55では、ID生成用データに基づいて次の付設処理装置に接続された遊技装置に対応するIDを生成して(S11)、その次の付設処理装置に接続された遊技装置に対応するIDに受信したID生成用データ中のルールデータを加えた新たなID生成用データを、次の付設処理装置22に送信する(S12)。その後、経路切替部52を個別送受信経路(B)からバイパス経路(A)に戻すように切り替える(S13)。 【0053】 次の付設処理装置22では、付設処理装置21からのIDを決定するためのデータを受信して決定されたIDを格納すると共に、さらに次の遊技装置23にIDを決定するためのデータを送信し、経路切替部52を個別送受信経路(B)からバイパス経路(A)に切り替える処理を実施する。この次の付設処理装置22以降の各付設処理装置22〜25では、付設処理装置22と同様な処理が順次実施されて、各付設処理装置20(21〜25)のIDが各々の内部の遊技装置ID記憶部56に格納される。 【0054】 中央管理装置1では、リング型通信回線網に接続された最後の付設処理装置25からIDを決定するためのデータを受信するか否かを判断し(S14)、受信しない場合(S14:NO)には再度ステップS14を繰り返して監視を続け、受信した場合(S14:YES)には、遊技装置ID付与プログラムを終了することで、IDの付与処理を終了する。 【0055】 また、中央管理装置1では、最初の遊技装置に対応するIDを初台用遊技装置ID記憶部46に格納するので、その格納されているIDを決定するためのデータと、最後の付設処理装置から受信したIDを決定するためのデータを比較し、少なくとも両IDが同じ場合には、各付設処理装置22〜25の経路切替部52がバイパス経路のままであることになるので、エラーを出力する。 【0056】 このように、本実施の形態では、中央管理装置1の操作のみで自動的に各遊技装置31〜35毎のIDを付与することができるので、遊技場の従業員等の作業量を減少させることができることに加えて、リング型通信回線網に経路切替部52を備えた各付設処理装置21〜25を接続しているため、IDおよびプロトコルがバス型やスター型の通信回線網に比べて簡単になり、設備コストの上昇を抑制することができる。 【0057】 (実施の形態2.) 上記した実施の形態1では、各遊技装置31〜35に対して個別に各付設処理装置21〜25が対応している場合を示したが、付設処理装置20は、例えば、2台の遊技装置の中間に設置されたり、3台以上の複数台の遊技装置の列の中央あるいは端部に設置される場合がある。その場合には、一台の付設処理装置20に2台以上の遊技装置が接続されることになる。以下に、各付設処理装置に2台の遊技装置が接続された場合の実施の形態について説明する。 【0058】 図5は、本発明の遊技装置IDの付与システムの実施の形態2の概略構成を示すブロック図である。 【0059】 図5と実施の形態1の図1との相違点は、各付設処理装置21a〜25aには、各々2台の遊技装置(第1遊技装置31a〜35aと第2遊技装置31b〜35b)が接続されている点である。なお、1台の付設処理装置に接続された2台の遊技装置を区別をするため第1遊技装置31a〜35aと第2遊技装置31b〜35bとしたが、本実施の形態では両者の間には特に相違は無い。付設処理装置21a〜25aは、第1遊技装置31a〜35aと第2遊技装置31b〜35bを全く同様に管理することができる。また、本実施の形態では、中央管理装置1は実施の形態1と同様であるので概略内部構成の説明を省略し、付設処理装置のみの概略内部構成について以下に説明する。 【0060】 図6は、図5の付設処理装置20a(21a〜25a)の概略内部構成を示すブロック図である。 【0061】 付設処理装置20aは、図5の付設処理装置21a〜25aに対応し、通信回線2により他の付設処理装置または中央管理装置1と接続されている。 【0062】 各付設処理装置21〜25内では、波形整形部51、経路切替部52、受信バッファ53、送信バッファ54、および、経路切替制御プログラム記憶部58については、実施の形態1と同様である。 【0063】 制御部55aでは、実施の形態1との相違点が、不図示の接続インターフェース等を介して第1遊技装置31a〜35aと接続されると共に、第2遊技装置31b〜35bとも接続されている点である。 【0064】 第1遊技装置ID記憶部56aは、各第1遊技装置31a〜35a毎のIDを格納する。本実施の形態では、第1遊技装置31a〜35a毎のIDは、中央管理装置1か前段の付設処理装置により生成されて送信されたものであり、第1遊技装置ID記憶部56aは、そのIDを決定するためのデータを受信して決定されたIDを格納する。 【0065】 第2遊技装置ID記憶部57は、各第2遊技装置31b〜35b毎のIDを格納する。本実施の形態では、第2遊技装置31b〜35b毎のIDは、当該付設処理装置21a〜25aの内部で生成されたものであり、第2遊技装置ID記憶部57は、そのIDを格納する。 【0066】 遊技装置ID格納/生成プログラム記憶部59aは、受信したIDを決定するためのデータにより決定されたIDを第1遊技装置ID記憶部56aに格納し、さらに、第2遊技装置31b〜35b用のIDを決定して、第2遊技装置ID記憶部57に格納し、次の付設処理装置に接続された第1遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを生成して送出する処理内容を含む遊技装置ID格納/生成プログラムを格納する。 【0067】 上記した構成を有する本実施の形態の遊技装置IDの付与システムの動作について以下に説明する。 【0068】 図7は、本実施の形態の遊技装置IDの付与システムで各遊技装置にIDを付与する場合の動作の一部を示すフローチャートである。 図7において、ステップS11以前の動作については、図4に示した実施の形態1と同様である。 【0069】 ステップS11に示したように、リング型通信回線網に接続された最初の付設処理装置21aの制御部55で、ID生成用データに基づいて次の付設処理装置に接続された遊技装置に対応するIDを生成した場合には、その次台用遊技装置IDは第2遊技装置ID記憶部57に格納する(S21)。 【0070】 次いで、制御部55は、その次台用遊技装置IDとID生成用データに基づいて第2遊技装置のさらにその次の付設処理装置に接続された遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを生成し、その遊技装置に対応するIDに受信したID生成用データ中のルールデータを加えた新たなID生成用データとして、次のさらに次の付設処理装置22aに送信する(S22)。その後、経路切替部52を個別送受信経路(B)からバイパス経路(A)に戻すように切り替える(S13)処理以降は、実施の形態1と同様である。 【0071】 このように、本実施の形態では、一台の付設処理装置20に2台以上の遊技装置が接続される場合でも、実施の形態1と同様に、中央管理装置1の操作のみで自動的に各遊技装置31a〜35b、31b〜35b毎のIDを付与することができるので、遊技場の従業員等の作業量を減少させることができることに加えて、リング型通信回線網に経路切替部52を備えた各付設処理装置21a〜25aを接続しているため、IDおよびプロトコルがバス型やスター型の通信回線網に比べて簡単になり、設備コストの上昇を抑制することができる。 【0072】 (実施の形態3.) 上記した実施の形態1および2では、各遊技装置31〜35、31a〜35a、31b〜35bは、同一種類であったが、一般的に1つの遊技場内には複数種類の遊技装置が設置されているため、各遊技装置にIDを付与する場合には、管理上から、各種類の遊技装置毎に区別可能なIDが付与されることが望ましい。以下に、各遊技装置の種類毎に区別しつつIDを付与する場合の実施の形態について説明する。 【0073】 本実施の形態の遊技装置IDの付与システムにおける概略構成は、実施の形態2に示した図5の場合と同様である。 【0074】 実施の形態2との相違点は、各付設処理装置21a〜25a内と中央管理装置1の双方に、遊技装置の種類IDを格納する記憶部を備える点である。なお、実施の形態2では、1台の付設処理装置に接続された2台の遊技装置(第1遊技装置31a〜35aと第2遊技装置31b〜35b)の間には相違が無かったが、本実施の形態では、第1遊技装置31a〜35aと第2遊技装置31b〜35bとの種類が異なる場合がある。 【0075】 また、第1遊技装置31a〜35aの各々の種類が異なる場合や、第2遊技装置31b〜35bの各々の種類が異なる場合もある。本実施の形態は、上記したように遊技装置の種類が異なる場合でも、付設処理装置21a〜25aが、各遊技装置(第1遊技装置31a〜35aと第2遊技装置31b〜35b)を全く同様に管理する場合である。 【0076】 図8は、実施の形態3の中央管理装置1の概略内部構成を示すブロック図である。 中央管理装置1は、図5に示したように、通信回線2により付設処理装置21a〜25aに接続されている。 【0077】 中央管理装置1内では、受信バッファ41、表示部42、操作部43、送信バッファ44、初台用遊技装置ID記憶部46、および、ID付与開始通知一斉送信プログラム記憶部48については、図2に示した実施の形態1と同様である。 【0078】 遊技装置種類ID記憶部47は、リング型通信回線網に、各付設処理装置21a〜25aを介して接続される各遊技装置の種類を区別するIDを格納する。 【0079】 遊技装置ID付与プログラム記憶部49aは、例えば、以下の3つの各処理内容を含む遊技装置ID付与プログラムを格納する。 【0080】 1つ目は、遊技場の従業員により操作部43を用いて遊技装置種類ID記憶部47に格納された遊技装置の種類ID中から任意の種類の遊技装置を選択する処理が可能であり、さらに、選択された1種類の遊技装置について、選択された種類の最初の遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを生成して送信する処理内容である。 【0081】 2つ目は、リング型通信回線網に接続された付設処理装置のうち、選択された種類の最後の付設処理装置からIDを決定するためのデータを受信した場合に、処理を終了する処理内容である。3つ目は、格納されている最初の選択された種類の遊技装置に対するIDと最後の選択された種類の付設処理装置から受信したIDを決定するためのデータを比較し、少なくとも両IDが同じ場合にはエラーを出力する処理内容である。 【0082】 制御部45は、遊技装置ID付与プログラム記憶部49aのプログラムを実行する点を除けば、実施の形態1および2と同様である。 【0083】 図9は、本実施の形態の付設処理装置20a(21a〜25a)の概略内部構成を示すブロック図である。 【0084】 各付設処理装置21a〜25a内では、波形整形部51、経路切替部52、受信バッファ53、送信バッファ54、第1遊技装置ID記憶部56a、第2遊技装置ID記憶部57、および、経路切替制御プログラム記憶部58については、実施の形態2と同様である。 【0085】 遊技装置種類ID記憶部60は、中央管理装置1内の遊技装置種類ID記憶部47と同様に、リング型通信回線網に、各付設処理装置21a〜25aを介して接続される各遊技装置の種類を区別するIDを格納すると共に、付設処理装置20aに接続される第1遊技装置および第2遊技装置が何れの種類であるかのデータを格納する。 【0086】 遊技装置ID格納/生成プログラム記憶部59bに格納されるプログラムは、受信したIDを決定するためのデータから各遊技装置の種類を区別するIDを抽出して、付設処理装置20aに接続される第1遊技装置および第2遊技装置の種類と一致するか否かを確認した後、例えば、以下のように場合分けされる処理内容を含む。 【0087】 まず、第1遊技装置および第2遊技装置とも種類が一致しない場合には、そのID決定するためのデータをそのまま送信バッファ54から次の付設処理装置へ送出する。 【0088】 第1遊技装置のみ種類が一致した場合には、受信したID決定するためのデータから決定されたIDを第1遊技装置ID記憶部56aに格納し、次の同種類の遊技装置用のIDを決定するためのデータを生成して次の付設処理装置に送出する。 【0089】 第2遊技装置のみ種類が一致した場合には、受信したID決定するためのデータから決定されたIDを第2遊技装置ID記憶部57に格納し、次の同種類の遊技装置用のIDを決定するためのデータを生成して次の付設処理装置に送出する。 【0090】 第1遊技装置および第2遊技装置とも種類が一致した場合には、受信したID決定するためのデータにより決定されたIDを第1遊技装置ID記憶部56aに格納し、第2遊技装置31b〜35b用に同種類の遊技装置用のIDを決定(生成)して、第2遊技装置ID記憶部57に格納し、さらに、その次の同種類の遊技装置用のIDを決定するためのデータを生成して送出する。 【0091】 制御部55bは、遊技装置ID格納/生成プログラム記憶部59bのプログラムを実行する点を除けば、実施の形態2と同様である。 【0092】 図10は、本実施の形態の遊技装置IDの付与システムで各遊技装置にIDを付与する場合の動作の一部を示すフローチャートである。 【0093】 図10において、ステップS6以前の動作とステップS8、S9、S10、S11、S13、S14については、図4に示した実施の形態1と同様であり、ステップS21およびS22については、図7に示した実施の形態2と同様である。 【0094】 中央管理装置1では、ステップS6後の初台用遊技装置IDを決定するためのデータを生成する際に、遊技装置種類ID記憶部47のIDから操作部43で遊技場の従業員等により指定された内容を使って、台種類IDを含めて初台用遊技装置IDを決定するためのデータを生成する(S31)。 【0095】 付設処理装置21aでは、ステップS9で初台用遊技装置IDを決定するためのデータを受信した後に、接続されている遊技装置の種類ID(ID)と受信した初台用遊技装置ID中の遊技装置の種類IDが一致するか否かを判断する(S32)。種類IDが一致しない場合(S32:NO)には、そのIDを決定するためのデータをそのまま送信バッファ54から次の付設処理装置へ送出する(S33)。種類IDが接続されている全ての遊技装置の種類IDと一致する場合(S32:YES)には、実施の形態2の場合のステップS10に進む。ステップS10以降の処理は実施の形態2と同様である。 【0096】 なお、ステップS32:YESの場合の変形例として、例えば、種類IDが接続されている一方の遊技装置のみの種類ID一致する場合は、図示していないが、実施の形態1の場合のステップS10に進み、それ以降の処理は実施の形態1と同様となる。 【0097】 このように、本実施の形態では、遊技場内には複数種類の遊技装置が設置されている場合でも、実施の形態1あるいは2と同様に、中央管理装置1の操作のみで自動的に各遊技装置の種類毎に区別しつつ各遊技装置31a〜35b、31b〜35b毎のIDを付与することができるので、遊技場の従業員等の作業量を減少させることができることに加えて、リング型通信回線網に経路切替部52を備えた各付設処理装置21a〜25aを接続しているため、IDおよびプロトコルがバス型やスター型の通信回線網に比べて簡単になり、設備コストの上昇を抑制することができる。 【0098】 (実施の形態4.) 上記した実施の形態1〜3では、各遊技装置31〜35、31a〜35a、31b〜35bに対して自動的に識別番号を付与することができたが、中央管理装置1に各遊技装置に対応するIDの一覧を自動的に作成することはできなかった。中央管理装置1には、管理上から、各遊技装置毎のIDの一覧を有していることが望ましい。以下に、中央管理装置1に各遊技装置に対応するIDの一覧を自動的に作成する場合の実施の形態について説明する。 【0099】 本実施の形態の遊技装置IDの付与システムにおける概略構成は、実施の形態2に示した図5の場合と同様である。 【0100】 図11は、本実施の形態の中央管理装置1の概略内部構成を示すブロック図である。 中央管理装置1内では、受信バッファ41、表示部42、操作部43、送信バッファ44、初台用遊技装置ID記憶部46、遊技装置種類ID記憶部47、ID付与開始通知一斉送信プログラム記憶部48、および、遊技装置ID付与プログラム記憶部49aについては、図8に示した実施の形態3と同様である。 【0101】 全遊技装置ID記憶部71は、リング型通信回線網に、各付設処理装置21a〜25aを介して接続される各遊技装置の全てのIDを格納する。 【0102】 全遊技装置ID取得プログラム記憶部72は、遊技装置ID付与プログラムによりリング型通信回線網に接続された全ての遊技装置に対するIDの付与が終了した場合に、自動的に各付設処理装置に対して各遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを送信するように要求する処理内容を含む全遊技装置ID取得プログラムを格納する。 【0103】 制御部45bは、全遊技装置ID取得プログラム記憶部72のプログラムを実行する点を除けば、実施の形態3と同様である。 【0104】 また、本実施の形態の場合には、図9の付設処理装置20a内の遊技装置ID格納/生成プログラム記憶部59aのプログラムは、接続された各遊技装置に対応するIDを送信する要求を受信した場合、例えば、第1遊技装置ID記憶部56aおよび第2遊技装置ID記憶部57から各遊技装置に対応するIDを読み出して中央管理装置1に送信する処理内容を含む。 【0105】 図12は、図11の全遊技装置ID記憶部71の格納内容を示し、図12(a)が各遊技装置に対応するIDを格納前の状態を示す図表である。 【0106】 図12(b)は、各付設処理装置毎の各遊技装置の種類が同一である場合の各遊技装置に対応するIDを格納後の状態を示す図表である。 【0107】 図12(c)は、1台の付設処理装置に接続される遊技装置の種類は同一であるが、隣接する付設処理装置毎の各遊技装置の種類は異なる場合の各遊技装置に対応するIDを格納後の状態を示す図表である。 【0108】 図12(d)は、各付設処理装置に接続される遊技装置の種類が異なる場合の各遊技装置に対応するIDを格納後の状態を示す図表である。 【0109】 図12(c)〜(d)では、遊技装置の種類を2種類(A、B)とした場合を示したが、種類は3種類以上としてもよく、IDはアルファベットで2文字以上としても良いし、アルファベットを用いずに数字のみで表示しても、あるいは、アルファベットと数字を組み合わせて表示しても良い。 【0110】 図13は、本実施の形態の遊技装置IDの付与システムで各遊技装置に対応するIDを付与した後にその一覧を中央管理装置に作成する場合の動作を示すフローチャートである。 【0111】 図13において、ステップS14以前の動作については、図10に示した実施の形態3と同様である。 【0112】 中央管理装置1では、ステップS14がYESで全遊技装置へのIDの付与が終了したことが検出された場合、制御部45bは、全遊技装置ID取得プログラム記憶部72から読み出したプログラムを起動し(S41)、全付設処理装置21a〜25aに対して、遊技装置IDの送信要求を一斉送信する(S42)。 【0113】 付設処理装置21aでは、遊技装置IDの送信要求を受信したら、第1遊技装置ID記憶部56aおよび第2遊技装置ID記憶部57から各遊技装置に対応するIDを読み出して中央管理装置1に送信する(S43)。また、遊技装置IDの送信要求は一斉送信されているため、他の付設処理装置22a〜25aにおいても付設処理装置21aと同様の処理が実施され、第1遊技装置ID記憶部56aおよび第2遊技装置ID記憶部57から読み出された各遊技装置に対応するIDが中央管理装置1に送信される。 【0114】 中央管理装置1では、図12(a)の全遊技装置ID記憶部71に示したようなテーブルに受信した各遊技装置に対応するIDを書き込んでいき、図12(b)〜(d)のように全部の項目が書き込まれたか否かを判断する(S44)。全部の項目が書き込まれない場合(S44:NO)には、再びステップS44で各遊技装置に対応するIDを待ち受け、全部の項目が書き込まれた場合(S44:YES)には、処理を終了する。 【0115】 なお、図12の全遊技装置ID記憶部71の格納内容は、一例を示すものであり、他の形態で格納しても良い。また、遊技装置に対応するIDは、図12(b)〜(d)に示したように規則的に並ぶ必要はなく、例えば、ランダムに並んでいても良い。また、遊技装置の種類も2種類以上であっても良い。 【0116】 このように、本実施の形態では、中央管理装置1の操作のみで自動的に各遊技装置毎のIDを付与した後に、中央管理装置1内に各遊技装置に対応するIDの一覧を作成することができるので、遊技場の従業員等の作業量をさらに減少させることができる。 【0117】 (実施の形態5.) 上記した実施の形態1では、中央管理装置1では、最初の遊技装置31に対応するIDまたはIDを決定するためのデータのみを生成して送出し、以降の各遊技装置32〜35に対応するIDまたはIDを決定するためのデータは、各付設処理装置で生成される場合を示したが、中央管理装置1は、例えば、全ての遊技装置31〜35に対応するIDのリストを生成して送出し、各付設処理装置ではリストから選択して格納するのみとしても良い。以下に、中央管理装置1から各付設処理装置にIDのリストを送出する場合の実施の形態について説明する。 【0118】 例えば、実施の形態1の構成で中央管理装置1から各付設処理装置にIDのリストを送出する場合には、図2の中央管理装置2中の遊技装置ID付与プログラム記憶部49には、リング型通信回線網に接続された最初の付設処理装置における最初の遊技装置に対応するIDを先頭にし、次以降の全遊技装置に対応するIDを順に羅列したリストを送信する処理内容を含み、さらに、リング型通信回線網に接続された最後の付設処理装置から全IDについて使用済みが認識可能となる処理が実施されたリストを受信した場合に、前記遊技装置ID付与プログラムを終了する処理内容を含んだプログラムが格納される。 【0119】 この場合のIDのリストとは、例えば、図12(b)〜(d)の何れかの遊技装置IDの項に相当するものである。また、このリストをデータとして送信する場合には、例えば、カンマ等の区切り符号を間に挟んで、図12(b)〜(d)の何れかの遊技装置IDの項のIDを上から順に送信する等の処理を実施すれば良い。 【0120】 また、その場合、図3の付設処理装置20中の遊技装置ID格納/生成プログラム記憶部59には、受信したリストに対して、その先頭から順に接続された遊技装置の台数分のIDを格納すると共に、リスト中のそのIDについて使用済みが認識可能となる処理を実施してから次の付設処理装置に送信する処理内容を含むプログラムが格納される。なお、この場合のリスト中のそのIDについて使用済みが認識可能となる処理とは、例えば、そのIDの消去や、そのIDの前後にフラグやビットを立てる処理等である。 【0121】 また、その場合の動作としては、例えば、図4のステップS7では、中央管理装置1は、リング型通信回線網に接続された最初の付設処理装置における最初の遊技装置に対応するIDを先頭にし、次以降の全遊技装置に対応するIDを順に羅列したリストを生成し、図4のステップS8でそのリストを送信する。 【0122】 次に図4のステップS9では、最初の付設処理装置においてそのリストを受信し、ステップS10で受信したリストに対して、その先頭のIDを選択して格納し、次いで、ステップS11では、そのリストから順に接続された台数分のIDを選択して格納すると共に、リスト中のそのIDについて使用済みが認識可能となる処理を実施してから次の付設処理装置に送信する。 【0123】 次以降の各付設処理装置においても、受信したそのリストに対して、その先頭から順に接続された台数分のIDを格納すると共に、リスト中のそのIDについて使用済みが認識可能となる処理を実施してからさらに次の付設処理装置に送信し、個別送受信経路をバイパス経路に切り替える処理を、順次実施する。 【0124】 そして、図4のステップS14では、中央管理装置1において、図1のリング型通信回線網に接続された最後の付設処理装置25から全IDについて使用済みが認識可能となる処理が実施されたリストを受信した場合に、IDの付与処理(遊技装置ID付与プログラム)を終了する。 【0125】 このように、本実施の形態では、中央管理装置1で全遊技装置に対応するIDのリストを作成して、各付設処理装置で自動的に各遊技装置毎のIDを付与できるので、遊技場の従業員等の作業量をさらに減少させることができる。 【0126】 また、この場合には、中央管理装置1の処理量が増加し、通信量も他の実施の形態よりも増加するが、各遊技装置に対応するIDの形式を中央管理装置1側で自由に変更できるので、管理しやすくなる。また、各付設処理装置20の処理量を減らすことができるので、演算素子等のコストダウンが可能になり、各付設処理装置20の数量は中央管理装置1よりも非常に多いのでシステム全体のコストダウンが可能になる。 【0127】 また、上記した各実施の形態では、リング型通信回線網に接続された最後の付設処理装置25から、遊技装置ID格納/生成プログラムにより、実際には存在しない仮想の次の付設処理装置に接続された遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを送出し、中央管理装置1において、そのIDを決定するためのデータを受信することでIDの付与処理(遊技装置ID付与プログラム)を終了していた。しかし、例えば、最後の付設処理装置の遊技装置ID格納/生成プログラムのみを、次の付設処理装置に接続された遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを送出する代わりに、遊技装置ID付与プログラムの終了要求信号を送出する処理内容に変更し、中央管理装置1の遊技装置ID付与プログラムは、その終了要求信号を受信した場合に、IDの付与処理を終了する処理内容に変更しても良い。 【0128】 なお、上記した各実施の形態では、リング型通信回線網により接続された遊技装置と中央管理装置からなるシステムの場合で、各遊技装置にIDを付与する場合について説明したが、本発明はこれに限らず、リング型通信回線網により接続された任意の端末装置にIDを付与する場合に適用することができる。 【0129】 上記した各実施の形態中で説明した構成及び動作は、各実施の形態における代表的な構成や動作の一例であり、その他の構成や動作を有していても良いことは言うまでもない。 【0130】 また、上記した各実施の形態中では、中央管理装置において、リング型通信回線網に接続された最初の遊技装置に対応するIDを決定するためのデータを格納する場合、格納されているIDを決定するためのデータと、最後の付設処理装置から受信したIDを決定するためのデータを比較し、少なくとも両IDが同じ場合にはエラーを出力するようにしたが、エラーの確認は、最後の付設処理装置から受信したIDをさらに詳細に他のデータと比較することにより実施しても良い。 【0131】 また、上記した各実施の形態中では、リング型通信回線網で通信が可能な場合を示したが、例えば、リング型通信回線網で通信が不能な場合には、上記した中央管理装置の遊技装置ID付与プログラムと同様なプログラムをICカードに記憶させておき、そのICカードを用いて各付設処理装置で順次、各遊技装置に対するIDを付与するバックアップ機能を、央管理装置1の遊技装置ID付与プログラムと各付設処理装置の遊技装置ID格納/生成プログラム記憶部59等に内蔵させておいても良い。 【0132】 【発明の効果】 上記のように本発明では、中央管理装置の操作のみで自動的に各遊技装置毎のIDを付与することができるので、遊技場の従業員等の作業量を減少させることができ、リング型通信回線網に経路切替部を備えた各付設処理装置を接続しているため、IDおよびプロトコルがバス型やスター型の通信回線網に比べて簡単になり、設備コストの上昇を抑制することができる。 【0133】 また、本発明では、一台の付設処理装置に2台以上の遊技装置が接続される場合でも、中央管理装置の操作のみで自動的に各遊技装置毎のIDを付与することができ、遊技場の従業員等の作業量を減少させることができる。 【0134】 また、本発明では、遊技場内には複数種類の遊技装置が設置されている場合でも、中央管理装置の操作のみで自動的に各遊技装置の種類毎に区別しつつ各遊技装置毎のIDを付与することができ、遊技場の従業員等の作業量を減少させることができる。 【0135】 また、本発明では、中央管理装置の操作のみで自動的に各遊技装置毎のIDを付与した後に、中央管理装置内に各遊技装置に対応するIDの一覧を作成することができ、遊技場の従業員等の作業量をさらに減少させることができる。 【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の遊技装置IDの付与システムの実施の形態1の概略構成を示すブロック図である。 【図2】図1の中央管理装置1の概略内部構成を示すブロック図である。 【図3】図1の付設処理装置の概略内部構成を示すブロック図である。 【図4】実施の形態1の遊技装置IDの付与システムで各遊技装置にIDを付与する場合の動作を示すフローチャートである。 【図5】本発明の遊技装置IDの付与システムの実施の形態2の概略構成を示すブロック図である。 【図6】図5の付設処理装置の概略内部構成を示すブロック図である。 【図7】実施の形態2の遊技装置IDの付与システムで各遊技装置にIDを付与する場合の動作の一部を示すフローチャートである。 【図8】実施の形態3の中央管理装置の概略内部構成を示すブロック図である。 【図9】実施の形態3の付設処理装置の概略内部構成を示すブロック図である。 【図10】実施の形態3の遊技装置IDの付与システムで各遊技装置にIDを付与する場合の動作の一部を示すフローチャートである。 【図11】実施の形態4の中央管理装置の概略内部構成を示すブロック図である。 【図12】(a)が各遊技装置に対応するIDを格納前の状態を示す図表であり、(b)が各付設処理装置毎の各遊技装置の種類が同一である場合の各遊技装置に対応するIDを格納後の状態を示す図表であり、(c)が1台の付設処理装置に接続される遊技装置の種類は同一であるが、隣接する付設処理装置毎の各遊技装置の種類は異なる場合の各遊技装置に対応するIDを格納後の状態を示す図表であり、(d)が各付設処理装置に接続される遊技装置の種類が異なる場合の各遊技装置に対応するIDを格納後の状態を示す図表である。 【図13】実施の形態4の遊技装置IDの付与システムで各遊技装置に対応するIDを付与した後にその一覧を中央管理装置に作成する場合の動作を示すフローチャートである。 【符号の説明】 1 中央管理装置、 2 通信回線、 20〜25、20a〜25a 付設処理装置、 31〜35 遊技装置、 31a〜35a 第1遊技装置、 31b〜35b 第2遊技装置、 41、53 受信バッファ、 42 表示部、 43 操作部、 44、54 送信バッファ、 45、45a、45b、55、55a、55b 制御部、 46 初台用遊技装置ID記憶部、 47、60 遊戯装置種類ID記憶部、 48 ID付与開始通知一斉送信プログラム記憶部、49、49a 遊戯装置ID付与プログラム記憶部、 51 波形整形部、 52 経路切替部、 56 遊戯装置ID記憶部、 56a 第1遊戯装置ID記憶部、 57 第2遊技装置ID記憶部、 58 経路切替制御プログラム記憶部、 59、59a、59b 遊戯装置ID格納/生成プログラム記憶部、 71 全遊技装置ID記憶部、 72 全遊技装置ID取得プログラム記憶部。
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| 【出願人】 |
【識別番号】593014635 【氏名又は名称】大王電子株式会社 【住所又は居所】東京都渋谷区代々木1丁目32番12号
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| 【出願日】 |
平成14年10月29日(2002.10.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100083840 【弁理士】 【氏名又は名称】前田 実
【識別番号】100116964 【弁理士】 【氏名又は名称】山形 洋一
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| 【公開番号】 |
特開2004−147722(P2004−147722A) |
| 【公開日】 |
平成16年5月27日(2004.5.27) |
| 【出願番号】 |
特願2002−313693(P2002−313693) |
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