| 【発明の名称】 |
遊技機 |
| 【発明者】 |
【氏名】土屋 良孝 【住所又は居所】愛知県名古屋市中区丸の内2丁目11番13号 株式会社サンセイアールアンドディ内
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| 【要約】 |
【課題】遊技機の音が遊技者に届きやすく、しかも特殊な音声発生手段が不要で、また、遊技盤と共に音声発生手段の交換が可能で、さらにはガラス枠の開閉時に音声発生手段の配線が邪魔にならないようにする。
【解決手段】遊技球の流下する遊技領域が設けられた遊技盤4と、遊技情報を音声発生部25aから発生する音声発生手段25と、前記遊技盤4の前面側には前記遊技領域を視認可能な透光部材21,23が設けられた遊技機において、前記遊技盤4に前記音声発生手段25を設け、前記音声発生手段25に通じると共に前記音声発生手段25の前方が開口した中空筒状部材31を、前記音声発生手段前方の開口部32が前記透光部材を向くようにして、前記透光部材21,23と前記遊技盤4間に設けた。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 遊技球の流下する遊技領域が設けられた遊技盤と、 遊技情報を音声発生部から発生する音声発生手段と、 前記遊技盤の前面側には前記遊技領域を視認可能な透光部材が設けられた遊技機において、 前記遊技盤に前記音声発生手段を設け、 前記音声発生手段に通じると共に前記音声発生手段の前方が開口した中空筒状部材を、前記音声発生手段前方の開口部が前記透光部材を向くようにして、前記透光部材と前記遊技盤間に設けたことを特徴とする遊技機。 【請求項2】 前記中空筒状部材の両端が開口し、前記中空筒状部材の一方の開口部が前記音声発生部と通じ、他方の開口部が前記透光部材を向くようにして前記中空筒状部材を前記音声発生手段と前記透光部材間に設けたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 【請求項3】 前記遊技盤が遊技機本体から着脱可能とされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。 【請求項4】 前記透光部材側へ向けた中空筒状部材の開口部の縁部に弾性部材を設けたことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の遊技機。 【請求項5】 前記透光部材側へ向けた中空筒状部材の開口部における縁部全周に前記弾性部材を設け、前記弾性部材の全周が前記透光部材と接触するようにしたことを特徴とする請求項4に記載の遊技機。 【請求項6】 前記透光部材側へ向けた中空筒状部材の開口部における縁部全周が前記透光部材と接触することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の遊技機。 【請求項7】 前記透光部材には、前記透光部材側へ向けた中空筒状部材の開口部の近傍に音声通過用開口部を設けたことを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の遊技機。 【請求項8】 前記透光部材には、前記透光部材側へ向けた中空筒状部材の開口部の延長線上に音声通過用開口部を設けたことを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の遊技機。 【請求項9】 前記透光部材の音声通過用開口部を覆う保護カバーを設けたことを特徴とする請求項7又は8に記載の遊技機。 【請求項10】 前記保護カバーに小孔を設けたことを特徴とする請求項9に記載の遊技機。 【請求項11】 前記透光部材を複数層で構成し、少なくとも最も遊技盤に近い透光部材に貫通口部を設け、前記貫通口部に前記中空筒状部材が貫通していることを特徴とする請求項1から10の何れか一項に記載の遊技機。 【請求項12】 前記貫通口部の周縁から前記中空筒状部材の外周を囲むように突出した中空筒状部材保護部を設けたことを特徴とする請求項11に記載の遊技機。 【請求項13】 前記音声発生手段がスピーカであって、前記音声発生部がスピーカの振動板であることを特徴とする請求項1から12の何れか一項に記載の遊技機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】 本発明は、遊技機に関し、特には遊技盤の前面側に透光部材を備え、前記遊技盤に音声発生手段を設けた遊技機に関する。 【0002】 【従来の技術】 従来、パチンコ遊技機などの大部分の遊技機では、スピーカが遊技機の前面枠(内枠とも称される。)に設けられており、一度前面枠にスピーカが設けられると、その後、遊技内容が変更されることがあってもスピーカを付け替えることは、殆ど行われていなかった。また、スピーカに相当するユニットを、遊技盤と対向するガラス板に密着して取り付け、前記ユニットによってガラス板を振動させる遊技機も提案されている(特許文献1参照。)。 【0003】 【特許文献1】 特開平7−8601号公報 【0004】 【発明が解決しようとする課題】 前記スピーカに相当するユニットを遊技盤と対向するガラス板に密着して取り付けた遊技機にあっては、ガラス板が邪魔して音が遊技者に届きにくく、しかも特殊なユニットが必要になると共に、ガラス板の開閉時に前記ユニットの配線が邪魔になるなど、新たな問題を生じるようになる。 【0005】 本発明は、前記の点に鑑みなされたもので、遊技機の音が遊技者に届きやすく、しかも特殊な音声発生手段が不要で、また、遊技盤と共に音声発生手段を交換することが可能で、さらにはガラス枠の開閉時に音声発生手段の配線が邪魔にならない遊技機を提供するものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】 請求項1の発明は、遊技球の流下する遊技領域が設けられた遊技盤と、遊技情報を音声発生部から発生する音声発生手段と、前記遊技盤の前面側には前記遊技領域を視認可能な透光部材が設けられた遊技機において、前記遊技盤に前記音声発生手段を設け、前記音声発生手段に通じると共に前記音声発生手段の前方が開口した中空筒状部材を、前記音声発生手段前方の開口部が前記透光部材を向くようにして、前記透光部材と前記遊技盤間に設けたことを特徴とする。 【0007】 請求項2の発明は、請求項1において、前記中空筒状部材の両端が開口し、前記中空筒状部材の一方の開口部が前記音声発生部と通じ、他方の開口部が前記透光部材を向くようにして前記中空筒状部材を前記音声発生手段と前記透光部材間に設けたことを特徴とする。 【0008】 請求項3の発明は、請求項1又は2において、前記遊技盤が遊技機本体から着脱可能とされていることを特徴とする。 【0009】 請求項4の発明は、請求項1から3の何れか1項において、前記透光部材側へ向けた中空筒状部材の開口部の縁部に弾性部材を設けたことを特徴とする。 【0010】 請求項5の発明は、請求項4において、前記透光部材側へ向けた中空筒状部材の開口部における縁部全周に前記弾性部材を設け、前記弾性部材の全周が前記透光部材と接触するようにしたことを特徴とする。 【0011】 請求項6の発明は、請求項1から3の何れか1項において、前記透光部材側へ向けた中空筒状部材の開口部における縁部全周が前記透光部材と接触することを特徴とする。 【0012】 請求項7の発明は、請求項1から6の何れか1項において、前記透光部材には、前記透光部材側へ向けた中空筒状部材の開口部の近傍に音声通過用開口部を設けたことを特徴とする。 【0013】 請求項8の発明は、請求項1から7の何れか1項において、前記透光部材には、前記透光部材側へ向けた中空筒状部材の開口部の延長線上に音声通過用開口部を設けたことを特徴とする。 【0014】 請求項9の発明は、請求項7又は8において、前記透光部材の音声通過用開口部を覆う保護カバーを設けたことを特徴とする。 【0015】 請求項10の発明は、請求項9において、前記保護カバーに小孔を設けたことを特徴とする。 【0016】 請求項11の発明は、請求項1から10の何れか1項において、前記透光部材を複数層で構成し、少なくとも最も遊技盤に近い透光部材に貫通口部を設け、前記貫通口部に前記中空筒状部材が貫通していることを特徴とする。 【0017】 請求項12の発明は、請求項11において、前記貫通口部の周縁から前記中空筒状部材の外周を囲むように突出した中空筒状部材保護部を設けたことを特徴とする。 【0018】 請求項13の発明は、請求項1から12の何れか1項において、前記音声発生手段がスピーカであって、前記音声発生部がスピーカの振動板であることを特徴とする。 【0019】 【発明の実施の形態】 以下図面を用いて本発明の実施形態を説明する。図1は本発明の一実施例に係る遊技機を示す正面図、図2は図1の遊技機におけるガラス枠を開けた状態の斜視図、図3は図1の遊技機におけるスピーカ部分の縦断面図、図4は弾性部材と中空筒状部材とスピーカと台座部材を示す斜視図、図5は前面枠と遊技盤の斜視図、図6は前面枠へ遊技盤を取り付けた状態の斜視図、図7は保護カバーと弾性部材とガラス板と中空筒状部材と台座部材を示す斜視図、図8は他の実施例におけるスピーカ部分の縦断面図、図9は図8の実施例における保護カバーとガラス板と中空筒状部材と台座部材を示す斜視図、図10は保護カバーを設けない場合の遊技機正面図、図11はさらに他の例における中空筒状部材とスピーカ取付部の断面図ある。 【0020】 図1ないし図3に示す本発明の一実施例に係る遊技機1は、パチンコ遊技機からなり、遊技機1の外周を保護する機枠(木材等で構成され、外枠とも称される。)2に、前面枠(プラスチック等で構成され、内枠とも称される。)3が開閉可能にヒンジ等で取り付けられている。前記前面枠3には略中央に開口窓が形成され、前記開口窓を裏側から塞ぐようにして遊技盤4が取り付けられて前面枠3等で構成される遊技機本体から着脱可能にされている。本実施例では、図4及び図5に示すように、前記前面枠3の背面縁部には、遊技盤押さえ部材Fが回動可能に軸着されており、前記前面枠3の背面側に遊技盤4を配置後、前記遊技盤押さえ部材Fを回動させて前記遊技盤4の背面に前記遊技盤押さえ部材Fの押さえ爪部分を重ねることによって遊技盤4が取り付けられる。また、前記遊技盤押さえ部材Fを回動させて前記遊技盤押さえ部材Fの押さえ爪部分が遊技盤4の背面上に位置しないようにすれば、前記前面枠3からの遊技盤4の取り外しが可能になる。さらに前記前面枠3には、前記遊技盤4の前面側にガラス枠5が開閉可能にヒンジ等で取り付けられている。前記ガラス枠5には、本発明における透光部材に相当するガラス板が取り付けられている。この例のガラス板(透光部材)は、図3及び図6等から理解されるように、外側ガラス板21と内側ガラス板23の複数で構成されており、前記遊技盤4の保護を高めている。また、前記前面枠3の下部には、発射装置H、上側球受け皿15、下側球受け皿17及び前面枠スピーカ19が設けられている。符号20はプリペイドカードユニットである。 【0021】 前記遊技盤4の前面には略円形のガイドレール6によって遊技領域7が区画形成され、前記遊技領域7の中央に判定用画像装置9、その下方に入賞口11、大入賞口12、始動口13等が設けられている。そして、前記発射装置Hから発射されて遊技領域7を流下する遊技球が前記入賞口11や大入賞口12に入球すると、所定数の遊技球が賞品として前記上側球受け皿15に払い出され、また前記始動口13に入球すると、前記判定用画像表示装置9で図柄が変動表示し、その後の停止により表示された図柄が特定の図柄となった場合に大当たりを構成し、前記大入賞口12が開いて遊技球を入球しやすくするようになっている。なお、前記上側球受け皿15で遊技球が一杯になった場合等には、前記上側球受け皿15から下側球受け皿17へ遊技球を誘導することができるようになっている。また、前記前面枠スピーカ19は、音楽を流したり、遊技球の入賞等の際に音を発したりするなど、遊技情報を発生できるようになっている。 【0022】 さらに、本発明においては、前記遊技盤4に、遊技盤スピーカ25が設けられている。前記遊技盤スピーカ25は、本発明における音声発生手段に相当し、遊技情報、例えば、入賞時や大当たり時に音声を発したり、遊技の進行に合わせて音楽等の効果音を発生したりする。前記遊技盤スピーカ25は、図6に示すように、音声発生部として振動板(コーン部)25aを備え、前記振動板25aから音声を発する。前記遊技盤スピーカ25の位置は、前記遊技盤4上において特に限定されるものではないが、遊技球の入賞経路(入賞口や大入賞口へ流下する経路)を避けて、遊技球の入賞(入賞口や大入賞口への入球)を阻害するおそれの少ない位置が好ましい。本実施例では、前記遊技領域7の下部における始動口13の両側に遊技盤スピーカ21が設けられている。また、前記遊技盤スピーカ25は、図示の例のような2個に限定されず、1個あるいは3個以上であってもよい。 【0023】 前記遊技盤スピーカ25は、本実施例では、図3、図6及び図7に示すように、台座部材27と中空筒状部材31とによって周縁が挟まれた状態で前記遊技盤4に取り付けられる。 【0024】 前記台座部材27は、座面28の前面に筒部29が突設されていて、前記遊技盤4に形成された台座部材取付穴4aに裏側から前記台座部材の筒部29が挿通され、前記座面28が遊技盤4の裏面にネジ等で固定される。 【0025】 前記中空筒状部材31は、両端に開口部32,33が形成された中空の筒状からなり、側壁外周面にフランジ35が突出形成され、前記フランジ35より前方側(遊技者側)が前側筒状部36、後方側(遊技機背面側)が後側筒状部37を構成している。 【0026】 前記後側筒状部37は、前記遊技盤4の前方側(遊技者側)から前記台座部材27の筒部29に挿入可能な外径からなり、前記後側筒状部37の台座部材側先端の内周にスピーカ押さえ用切り欠き段部38が形成されている。前記スピーカ押さえ用切り欠き段部38は、前記台座部材27の筒部29に前記振動板25aが前方(遊技者側)向きとなるようにして収容した遊技盤スピーカ25の周縁を、前記台座部材27の内底面28aとの間で挟持固定し、前記遊技盤スピーカ25を前記台座部材27と前記中空筒状部材31間に保持する。また、前記中空筒状部材31の内周面は、前記遊技盤スピーカ25の側から前方側(遊技者側)へ向けて拡開したラッパ形状とされ、前記遊技盤スピーカ25の音声を前方側(遊技者側)へ向けて拡大する拡声器の作用をするようにされている。 【0027】 前記中空筒状部材31のフランジ35は、前記遊技盤4の前面側にネジ等で固定される。それによって、前記中空筒状部材31は、一方の前記開口部32が前記遊技盤スピーカ25の振動板25aと通じ、他方の前記開口部33が前記ガラス板21,23を向くようにして遊技盤4の前面側に取り付けられる。なお、前記台座部材27及び中空筒状部材31は、適宜の材質とされるが、本実施例ではプラスチックで構成されている。 【0028】 さらに、本実施例では、前記中空筒状部材31の外側ガラス板21側を向いた開口部33の縁部33aに、弾性部材41が設けられる。前記弾性部材41は、ゴムやスポンジ等からなる。本実施例の弾性部材41は、中央部が開口した環状からなって、前記弾性部材41の遊技盤4側の周縁に嵌合溝41aが形成され、前記嵌合溝41aに前記中空筒状部材31の遊技者側を向く開口部33の縁部33aが嵌合するようになっている。なお、前記弾性部材41は、スポンジのような音通過性の高い材質からなる場合には、中央部が開口していないものであってもよい。 【0029】 前記複数のガラス板のうち少なくとも最も内側のガラス板、本実施例では内側ガラス板23には、前記中空筒状部材31の前側筒状部36が貫通可能な貫通口部24が形成されている。前記貫通口部24の周縁には、前記遊技盤4側へ突出した環状の中空筒状部材保護部24aが形成され、前記中空筒状部材保護部24aによって前記中空筒状部材31における前側筒状部36の外周面が包囲される。そのため、前記遊技領域7を流下する遊技球が前記中空筒状部材31の外面に当たって、前記中空筒状部材31が破損するのを防止することができる。 【0030】 また、前記外側ガラス板21には、前記外側ガラス板21側へ向けた中空筒状部材31の開口部33の延長線上に音声通過用開口部22が形成されている。前記音声通過用開口部22の存在によって、前記遊技盤スピーカ25からの音声が、より明確に遊技者に届くようになる。なお、前記音声通過用開口部22は、前記中空筒状部材31において外側ガラス板21側を向いた開口部33の内径より小として、前記音声通過用開口部22の縁部全周における外側ガラス板21の内面と前記弾性部材41の先端面が当接するように構成するのが好ましい。このようにすると、前記外側ガラス板21と前記中空筒状部材31間からの音声の漏れを前記弾性部材41で防止でき、前記遊技盤スピーカ25からの音声が前記中空筒状部材31を通って遊技者側へ効率良く届くようになる。しかも、前記ガラス枠5を閉じる際などには、前記外側ガラス板21と、前記中空筒状部材31における開口部33の縁部33aに設けた弾性部材41とが接触して緩衝作用を発揮するため、前記外側ガラス板21と中空筒状部材31同士が直接接触して互いに押圧し合うことによる双方の損傷を発生し難くできる。 【0031】 前記外側ガラス板21の音声通過用開口部22は、保護カバー45によって覆われる。前記保護カバー45には小孔46が複数形成され、前記スピーカ25の音声を遊技者側へ届きやすくしている。本実施例では、前記保護カバー45として、パンチングメタルが用いられ、前記保護カバー45が前記音声通過用開口部22を覆うようにして前記外側ガラス板21の外面に接着剤やネジ等で固定されている。なお、前記保護カバー45は、パンチングメタルに限られるものではなく、プラスチック製あるいは金属製の網材、メッシュの布材等、小孔として機能する部分を有する適宜の部材が用いられる。 【0032】 図8及び図9には、前記中空筒状部材31においてガラス板側を向いた開口部33の縁部33aに前記弾性部材41を設けない遊技機の例を示す。なお、前記図1ないし図7の例と同じ構成部分は、同一の符号を用いて示した。図8及び図9の例では、前記中空筒状部材31におけるガラス板側を向いた開口部33の縁部33aは、その全周が前記外側ガラス板21における音声通過用開口部22の縁部全周に当接し、前記遊技盤スピーカ25の音声が前記外側ガラス板21と前記中空筒状部材31との間から漏れるのを防止し、前記音声が遊技者側に効率良く届くようになっている。その他の構成は、前記図1から図7の実施例と同様である。 【0033】 前記説明では、中空筒状部材は中空の円筒形からなるが、本発明はこれに限られず、多角形の中空筒状であってもよい。また、遊技盤に設けるスピーカの位置は遊技領域に限られるものではなく、遊技盤に設けられていればよい。さらに、遊技盤へのスピーカの取付構造も、図示のものに限られるものではない。さらにまた、ガラス板の音声通過用開口部は、中空筒状部材においてガラス板側を向いた開口部と略同形同大の場合を示したが、これに限られるものではない。また、前記音声通過用開口部は、前記ガラス板へ向けた中空筒状部材の開口部の近傍とし、前記開口部の延長線上から外れた位置にあってもよい。さらにまた、前記保護カバーを設けないようにしたり、前記保護カバーを設けないのに加えて前記ガラス板の音声通過用口部を複数の小孔に代えたりしてもよい。 【0034】 図10は前記保護カバーを設けない場合の遊技機正面を示す図である。また、図11は他の例の筒状部材51及びスピーカ25の取付状態を示す図である。この図11では、前記中空筒状部材51内の中央付近に前記スピーカ25が取り付けられて前記中空筒状部材51がスピーカ25と通じるようにされ、また前記中空筒状部材51におけるスピーカ25前方側(遊技者側)の開口部53が前記ガラス板(図11では示さず)を向くようにして、前記遊技盤4のスピーカ取付穴4bに挿通されている。符号52は、前記スピーカ25の周縁の係合用凹部である。この場合、スピーカ25の背面25bよりも、前記中空筒状部材51が後方へ突出する場合には、前記中空筒状部材51における前記スピーカ25背面25bよりも後方部位54は、閉じた面になっていてもよい。 【0035】 【発明の効果】 前記のように、請求項1の発明によれば、遊技盤に前記音声発生手段を設け、前記音声発生手段に通じると共に前記音声発生手段の前方が開口した中空筒状部材を、前記音声発生手段前方の開口部が前記透光部材を向くようにして、前記透光部材と前記遊技盤間に設けたため、前記中空筒状部材が音声発生手段の音声を集めることができ、前記透光部材を介して遊技者に効率的に音声が届くようにすることができる。さらに、前記音声発生手段を遊技盤に設けたため、前記透光部材の開閉時に、前記音声発生手段の配線が邪魔にならないという利点もある。 【0036】 請求項2に係る発明によれば、遊技盤に音声発生手段を設け、前記音声発生手段の音声発生部と透光部材との間に、両端が開口した中空筒状部材を、前記中空筒状部材の一方の開口部が前記音声発生部と通じ、他方の開口部が前記透光部材を向くようにして設けたため、前記中空筒状部材が音声発生手段の音声を集めることができ、前記透光部材を介して遊技者に効率的に音声が届くようにすることができる。さらに、前記音声発生手段を遊技盤に設けたため、前記透光部材の開閉時に、前記音声発生手段の配線が邪魔にならないという利点もある。 【0037】 請求項3の発明によれば、遊技盤が遊技機本体から着脱可能にされているため、遊技内容の変更等のために遊技盤を交換する際には、遊技盤と共に音声発生手段も一緒に交換することができるので、遊技内容に合わせた音響効果を有する音声手段に容易に変更することができる。さらには、遊技機を音声が重要視される遊技内容のものにする場合には、音声発生手段を設けた遊技盤を遊技機に取り付け、また、音が重要視されない遊技内容のものにする場合には、音響効果が低い音声発生手段を設けた遊技盤、あるいは音声発生手段を備えない遊技盤に交換するだけで、所望の音響効果を得ることができ、遊技機全体を交換しなくてもよいため、経済的である。 【0038】 請求項4に係る発明によれば、中空筒状部材における透光部材側へ向けた開口部の縁部に弾性部材を設けたため、中空筒状部材において強度が弱くなりがちな開口部の縁部を保護することができる。 【0039】 請求項5に係る発明によれば、中空筒状部材における透光部材側へ向けた開口部の縁部全周に弾性部材を設け、前記弾性部材の全周が前記透光部材と接触するようにしたため、前記透光部材と中空筒状部材との接触による互いの損傷を生じ難くできると共に、音声発生手段からの音声を前記中空筒状部材と透光部材との隙間から漏れることなく効率的に遊技者へ届かせることができる。 【0040】 請求項6に係る発明によれば、中空筒状部材における透光部材側へ向けた開口部の縁部全周が前記透光部材と接触するようにしたため、音声発生手段からの音声を前記中空筒状部材と透光部材との隙間から漏れることなく効率的に遊技者へ届かせることができる。 【0041】 請求項7に係る発明によれば、前記透光部材側へ向けた中空筒状部材の開口部の近傍の透光部材に音声通過用開口部を設けたため、音声発生手段からの音声を、より確実かつ明瞭に遊技者に届かせることができる。 【0042】 請求項8に係る発明によれば、透光部材側へ向けた中空筒状部材の開口部の延長線上に位置する透光部材の部分に音声通過用開口部を設けたため、音声発生手段からの音声を、より確実かつ明瞭に遊技者に届かせることができる。 【0043】 請求項9に係る発明によれば、透光部材の音声通過用開口部を覆う保護カバーを設けたため、前記音声通過用開口部から異物の侵入等を防ぐことができる。 【0044】 請求項10に係る発明によれば、透光部材の音声通過用開口部を覆う保護カバーに小孔を設けたため、前記透光部材の音声通過用開口部から異物の侵入等を防ぐことができると共に、音声発生手段からの音声を遊技者に効率良く、かつ明瞭に届かせることができる。 【0045】 請求項11に係る発明によれば、透光部材を複数層で構成し、少なくとも最も遊技盤に近い透光部材に貫通口部を設けて前記貫通口部に中空筒状部材を貫通させたため、前記中空筒状部材で集音された音声発生手段の音声を、少なくとも最も遊技盤に近い透光部材に遮られることなく遊技者に届かせることができる。したがって、複数層の透光部材を有する遊技機であっても、明瞭な音声を遊技者に効率良く聞かせることができる。 【0046】 請求項12に係る発明によれば、透光部材の貫通口部周縁から中空筒状部材の外周を囲むように突出した中空筒状部材保護部を設けたため、遊技領域を流下する遊技球が直接中空筒状部材に衝突するのを防ぐことができ、前記衝突による前記中空筒状部材の損傷を生じ難くできる。 【0047】 請求項13に係る発明によれば、音声発生手段がスピーカであって、音声発生部がスピーカの振動板であるため、比較的簡単に、かつ安価に音声発生手段を構成することができ、また音声発生部を中空筒状部材に臨ませることも容易である。 【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例に係る遊技機を示す正面図である。 【図2】図1の遊技機におけるガラス枠を開けた状態の斜視図である。 【図3】図1の遊技機におけるスピーカ部分の縦断面図である。 【図4】弾性部材と中空筒状部材とスピーカと台座部材を示す斜視図である。 【図5】前面枠と遊技盤の斜視図である。 【図6】前面枠へ遊技盤を取り付けた状態の斜視図である。 【図7】保護カバーとガラス板と弾性部材と中空筒状部材と台座部材を示す斜視図である。 【図8】他の実施例におけるスピーカ部分の縦断面図である。 【図9】図8の実施例における保護カバーとガラス板と中空筒状部材と台座部材を示す斜視図である。 【図10】保護カバーを設けない場合の遊技機正面を示す図である。 【図11】さらに他の実施例における中空筒状部材とスピーカ取付部を示す断面図である。 【符号の説明】 1 遊技機 4 遊技盤 5 ガラス枠 7 遊技領域 21 外側ガラス板(透光部材) 22 音声通過用開口部 23 内側ガラス板(透光部材) 24 内側ガラス板の貫通口部 24a 貫通口部の中空筒状部材保護部 25 遊技盤スピーカ(音声発生手段) 25a 振動板(音声発生部) 31 中空筒状部材 32,33 中空筒状部材の開口部 33a 中空筒状部材の開口部の縁部 41 弾性部材 45 保護カバー 46 保護カバーの小孔 51 中空筒状部材
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| 【出願人】 |
【識別番号】599104196 【氏名又は名称】株式会社サンセイアールアンドディ 【住所又は居所】愛知県名古屋市中区丸の内2丁目11番13号
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| 【出願日】 |
平成14年10月29日(2002.10.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100098752 【弁理士】 【氏名又は名称】吉田 吏規夫
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| 【公開番号】 |
特開2004−147720(P2004−147720A) |
| 【公開日】 |
平成16年5月27日(2004.5.27) |
| 【出願番号】 |
特願2002−313687(P2002−313687) |
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