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【発明の名称】 味噌石鹸
【発明者】 【氏名】遠藤 和男

【要約】 【課題】味噌の効力を利用した石鹸及び製造方法を提供する。

【解決手段】水やアルコールで溶いた味噌を製造工程で成分として入れ製造することを特徴とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
石鹸製造の過程に置いて、味噌エキスを加えたことを特徴とする味噌石鹸。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、味噌エキスを利用して味噌の効力を採り入れた石鹸と、その製造方法に関するものである。尚、本発明において味噌エキスとしては、おもに本邦で醸造される豆味噌、米糀味噌、麦麹味噌に限定されず、味噌、唐辛子、そら豆を材料として発酵させて作られた豆板醤(トウバンジャン)を初め、トウチジャン、ハイセンジャン、コチュジャン、オイスターソースも含まれる。また、大豆、小麦、麹よりなる醤油(穀物醤油)も醤(ジャン)の1つとしてとらえ、ここに含まれるものとする。
【0002】
【従来の技術】
従来、油脂とアルカリ性水溶液を適温にして混合し攪拌したものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これには次のような欠点があった。
(イ)肌の油分をとりすぎるため使用後、肌が突っ張ってしまう。
(ロ)使用後、肌の突っ張りを抑えようとすると、肝心の石鹸の汚れを落とす効き目が薄れてしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】
水とアルコールで溶いた味噌を製造工程で成分として入れ、製造する。
本発明は、以上の構成によりなる味噌石鹸である。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
本発明は水とアルコールで溶いた味噌を成分として含有させた石鹸である。油脂、アルカリ剤、水、味噌用溶解液、味噌を主成分として用いる。油脂にアルカリ剤を水で溶かしたアルカリ水溶液を混入する。これを湯煎で攪拌し、クリーム状となった段階で味噌溶液を混入する。ここで言う味噌溶液とは味噌を70パーセントアルコールで溶かしたものである。さらに攪拌し型に流し込み固形化するまで放置して仕上げる。
以下、各種詳細な事例を説明する。
【事例1】
味噌を成分の一つとして利用した上で石鹸を製造する事例について説明する。尚、数値は質量パーセント濃度を示している。


本事例の油脂は動物性油脂を用いたが、パームオイル、ひまし油、ヤシ油等の植物性油脂を用いることもできる。アルカリ剤としては固形石鹸には水酸化ナトリウム(NaOH)、軟石鹸、液体石鹸には水酸化カリウム(KOH)を用いる。尚、水と油脂の両方に溶解性を示すアルコールを,反応を均衡化させるため用いている。
以下、その製造過程を説明する。
(イ)上記成分を大きめな容器に量り採り混合し、湯煎にてかき混ぜながら加熱する。
(ロ)加熱攪拌を続けると、だんだんクリーム状になる。さらにその後10分程度加熱する。
(ハ)型に流し込み放置する。
(ニ)型からはずし、カット、包装して完成である。
【事例2】
味噌を成分の一つとして利用した上で石鹸を製造する事例について説明する。尚、数値は質量パーセント濃度を示している。


本事例の油脂としてはこの組み合わせに限定されるものではない。又動物性油脂を混合する代わりに純植物性油脂だけを用いることもできる。アルカリ剤としては固形石鹸には水酸化ナトリウム(NaOH)軟石鹸、液体石鹸には水酸化カリウム(KOH)を用いる。
以下、その製造過程を説明する。
(ホ)上記成分を大きめな容器に量り採り混合し、湯煎にてかき混ぜながら加熱する。
(ヘ)加熱攪拌を続けると、だんだんクリーム状になる。さらにその後10分程度加熱する。
(ト)型に流し込み放置する。
(チ)型からはずし、カット、包装して完成である。
【事例3】
味噌を成分の一つとして利用した上で透明石鹸を製造する事例について説明する。尚、数値は質量パーセント濃度を示している。


本事例としては油脂としてパームオイル、ひまし油、ヤシ油を用いている。アルカリ剤としては固形石鹸には水酸化ナトリウム(NaOH)軟石鹸、液体石鹸には水酸化カリウム(KOH)を用いる。
更に透明性を出すためにショ糖、グリセリンを用いている。尚、水と油脂の両方に溶解性を示すアルコールを、反応を均衡化させるため用いている。グリセリンには透明化剤の他に保湿剤としての働きもあるのでここに加える。
以下、その製造工程を説明する。
(イ)オイルを溶解し55℃に保ち、これに同温度の苛性ソーダ水を入れ1時間程度よくかき混ぜる。特に最初の20分間は、絶えずかき回し続けること。
(ロ)ややもったりしてトレースが出てきたらグリセリンを加え、湯煎にかけ、かき混ぜる。
(ハ)続いてアルコールを加えるが、このときはアルコールへの引火を防ぐため、いったん火を止めてからアルコールを加えよくかき混ぜ又湯煎をする。
(ニ)10分ぐらい経ったら、お湯に溶かした濃厚なショ糖液を加え、湯煎にかけたままかき混ぜる。
(ホ)アルコールで味噌を溶き、濾過した濾液(味噌エキス)を(ニ)に加えよくかき回し、充分混ざったら湯煎をしながら泡の消えるのを待つ。
(ヘ)型に石鹸生地を流し込み放置する。
(ト)温度、湿度を徐々に下げながら石鹸を固まらせる。
(チ)型からはずし、カット、包装して完成である。
尚、油脂としては本事例の組み合わせに限定されるものではない。
又植物性油脂にも限定されず、動物性油脂の牛脂(ヘット)なども利用できる。
【事例4】
本発明でいう味噌とはおもに本邦で醸造される豆味噌、米糀味噌、麦麹味噌に限定されず、味噌、唐辛子、そら豆を材料として発酵させて作られた豆板醤(トウバンジャン)を初め、トウチジャン、ハイセンジャン、コチュジャン、オイスターソースも含まれる。
このうち豆板醤の事例を説明する。味噌を成分の一つとして利用した上で石鹸を製造する事例について説明する。尚、数値としては質量パーセント濃度を示している。


本事例としては油脂としてパームオイル、ひまし油、ヤシ油用いている。アルカリ剤としては固形石鹸には水酸化ナトリウム(NaOH)軟石鹸、液体石鹸には水酸化カリウム(KOH)を用いる。
更に透明性を出すためにショ糖、グリセリンを用いている。尚、水と油脂の両方に溶解性を示すアルコールを,反応を均衡化させるため用いている。グリセリンには透明化剤としての他に保湿剤としての働きもあるのでここに加える。
以下、その製造工程を説明する。
(イ)オイルを溶解し55℃に保ち、これに同温度の苛性ソーダ水を入れ1時間程度よくかき混ぜる。特に最初の20分間は、絶えずかき回し続けること。
(ロ)ややもったりしてトレースが出てきたらグリセリンを加え、湯煎にかけ、かき混ぜる。
(ハ)続いてアルコールを加えるが、このときはアルコールへの引火を防ぐため、いったん火を止めてからアルコールを加えよくかき混ぜ又湯煎をする。
(ニ)10分ぐらい経ったら、お湯に溶かした濃厚なショ糖液を加え、湯煎にかけたままかき混ぜる。
(ホ)アルコールに豆板醤を溶き、濾過した濾液(豆板醤エキス)を(ニ)に加えよくかき回し、充分混ざったら湯煎をしながら泡の消えるのを待つ。
(ヘ)型に石鹸生地を流し込み放置する。
(ト)温度、湿度を徐々に下げながら石鹸を固まらせる。
(チ)型からはずし、カット、包装して完成である。
尚、油脂としては本事例の組み合わせに限定されるものではない。
更に植物性油脂にも限定されず、動物性油脂の牛脂(ヘット)なども利用できる。また、豆板醤に含まれる唐辛子を食べると熱くなって汗をかくことがある。これは唐辛子の辛み成分である「カプサイシン」の作用のためである。カプサイシンを摂ると、アドレナリンの作用が促進され、脂肪酸に働きかけ肥満の原因である「脂肪」を脂肪酸に分解する。分解された脂肪酸はエネルギーに変えられるために体温が上昇する。これが汗をかく理由である。カプサイシン、は皮膚からも吸収されるので、石鹸に唐辛子(カプサイシン)を含む豆板醤を混入することは肥満予防からも有効である。
【事例5】
大豆、小麦、麹よりなる醤油(穀物醤油)を醤(ジャン)の1つとしてとらえ、事例の1つとして加える。
醤油を成分の1つとして利用した上で石鹸を製造する事例について説明する。成分を以下に述べる。尚、数値としては質量パーセント濃度を示している。


本事例としては油脂としてパームオイル、ひまし油、ヤシ油用いている。アルカリ剤としては固形石鹸には水酸化ナトリウム(NaOH)軟石鹸、液体石鹸には水酸化カリウム(KOH)を用いる。
尚、水と油脂の両方に溶解性を示すアルコールを,反応を均衡化させるため用いている。グリセリンには透明化材の他に保湿剤としての働きもあるのでここに加える。
以下、その製造工程を説明する。
(イ)オイルを溶解し55℃に保ち、これに同温度の苛性ソーダ水を入れ1時間程度よくかき混ぜる。特に最初の20分間は、絶えずかき回し続けること。
(ロ)ややもったりしてトレースが出てきたらグリセリンを加え、湯煎にかけ、かき混ぜる。
(ハ)続いてアルコールを加えるが、このときはアルコールへの引火を防ぐため、いったん火を止めてからアルコールを加えよくかき混ぜ又湯煎をする。
(ニ)アルコールで醤油を溶き、濾過した濾液(醤油エキス)を(ハ)に加えよくかき回し、充分混ざったら湯煎をしながら泡の消えるのを待つ。
(ホ)型に石鹸生地を流し込み放置する。
(ヘ)温度、湿度を徐々に下げながら石鹸を固まらせる。
(ト)型からはずし、カット、包装して完成である。
尚、油脂としては本事例の組み合わせに限定されるものではない。
又植物性油脂にも限定されず、動物性油脂の牛脂(ヘット)なども利用できる。又醤油は大豆を原料として麹菌、乳酸菌、酵母菌などによる共同作業によってできる調味料であるが、醤油に含まれる食塩、乳酸菌の酸、酵母菌によるアルコールにはいずれも殺菌力がある。また病原性大腸菌O−157やブドウ球菌を醤油中に添加すると、これらの菌はすべて死滅することが知られている。
【0006】
【発明の効果】
本発明は泡立ちが良く、使用後、自分の肌そのものがスベスベ、シットリした感じがし、しかも肌を突っ張らせない。さらに使用中、目に滲みにくいという効力がある。また、味噌に含まれるアミラーゼ、プロテアーゼなどの各種酵素の働きで美白、美顔効果をもたらすという効力がある。また、豆板醤に含まれる唐辛子を食べると熱くなって汗をかくことがある。これは唐辛子の辛み成分である「カプサイシン」の作用のためである。カプサイシンを摂ると、アドレナリンの作用が促進され、脂肪酸に働きかけ肥満の原因である「脂肪」を脂肪酸に分解する。分解された脂肪酸はエネルギーに変えられるために体温が上昇する。これが汗をかく理由である。カプサイシンは皮膚からも吸収されるので、石鹸に唐辛子(カプサイシン)を含む豆板醤を混入することは肥満予防からも有効である。さらに醤油を利用したときには、醤油は大豆を原料として麹菌、乳酸菌、酵母菌などの共同作業によってできる調味料であるが、醤油に含まれる食塩、乳酸菌の酸、酵母菌によるアルコールにはいずれも殺菌力がある。また病原性大腸菌O−157やブドウ球菌を醤油中に添加すると、これらの菌はすべて死滅することが知られている。
【出願人】 【識別番号】503120070
【氏名又は名称】遠藤 和男
【出願日】 平成15年2月25日(2003.2.25)
【代理人】
【公開番号】 特開2004−256506(P2004−256506A)
【公開日】 平成16年9月16日(2004.9.16)
【出願番号】 特願2003−96537(P2003−96537)