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【発明の名称】 スキンケア用多孔質状シート及びその製造方法
【発明者】 【氏名】高杉 雅信
【住所又は居所】広島県広島市西区三篠町2丁目2番8号 西川ゴム工業株式会社内

【氏名】椙山 雅文
【住所又は居所】広島県広島市西区三篠町2丁目2番8号 西川ゴム工業株式会社内

【要約】 【課題】均一な気泡を有し、特に外観に満足でき、感触性および保水性に優れたスキンケア用多孔質状シート及びその製造方法を提供する。

【解決手段】キトサン及び室温で固体またはペースト状であり、かつ熱水に可溶な乳化剤を少なくとも含有する混合物からなることを特徴とし、前記乳化剤を加熱・溶解させた水溶液に、キトサンを分散させた懸濁液に、希塩酸あるいは有機酸を加えpH5.0〜6.0の範囲で溶解し、好ましくは架橋剤として脂肪族系ジエポキシ化合物を含有させ、温度条件の調節によりブロック状あるいはシート状の形状に加工した含水ゲル化物を凍結させた後、真空乾燥を行い、必要に応じて所望の厚さにスライスすることにより形成することを特徴とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
キトサン及び室温で固体またはペースト状であり、かつ熱水に可溶な乳化剤を少なくとも含有する混合物からなることを特徴とするスキンケア用多孔質状シート。
【請求項2】
前記多孔質状シートが、架橋剤として脂肪族系ジエポキシ化合物を含有することを特徴とする請求項1に記載のスキンケア用多孔質状シート。
【請求項3】
前記多孔質状シートに含有する乳化剤が、非イオン性で、HLB値が10以上のものであることを特徴とする請求項1または2に記載のスキンケア用多孔質状シート。
【請求項4】
室温で固体あるいはペースト状の乳化剤を乳化剤が可溶な温度まで加熱して溶解させた水溶液に、少なくともキトサンを分散させて懸濁液とし、希塩酸あるいは有機酸を加えて肌と同等のpH5.0〜6.0、好ましくはpH5.0〜5.5に調整し、ブロック状あるいはシート状の形状に加工した含水ゲル化物を凍結させた後、真空乾燥を行い、必要に応じて所望の厚さにスライスすることにより形成することを特徴とするスキンケア用多孔質状シートの製造方法。
【請求項5】
前記多孔質状シートの製造方法において、前記キトサン分散懸濁液のpH調製後、架橋剤として脂肪族系ジエポキシ化合物を含有させることを特徴とする請求項4に記載のスキンケア用多孔質状シートの製造方法。
【請求項6】
前記多孔質状シートの製造方法において、前記多孔質状シートに含有させる乳化剤が、非イオン性で、HLB値が10以上のものであることを特徴とする請求項4又は5に記載のスキンケア用多孔質状シートの製造方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はスキンケア用多孔質状シート及びその製造方法に関する。また、本発明は、特に感触性および保水性に優れたスキンケア用多孔質状シート及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
皮膚にうるおいを与えたり、荒れた皮膚を改善させる目的で化粧水を含ませた親水性シートでパックすることが近年盛んに行われるようになっている。その他にエステ等で肌の脱毛処理をした後や屋外での日焼けにより痛んだ肌を回復させるために消炎効果のある化粧水を親水性シートに含ませてパックすることも行われている。
化粧水を含浸させるシートとしては、パルプをシート状に加工したものやセルロースの不織布が一般的であり、感触を重要視したものとして牛由来コラーゲンを発泡させた多孔質状のシート等がある。
パルプやセルロースを主成分としたシートは安価ではあるが、ごわごわした感触のため商品性が劣る。一方、狂牛病等で騒がれているように哺乳動物を原料とした素材は商品性に劣る傾向にある。
【0003】
近年、肌に対する親和性が高いキトサンを主成分としたスキンケア用多孔質状シートが検討されている。
水溶媒系では、キトサンを酸性水溶液中で溶解状態とし、架橋させて水不溶化させる、あるいは中性近辺にpHを戻してキトサンを不溶化させた後、水分を除くことでキトサンの多孔質体を作製する方法が一般的である。ところが乾燥過程で水分が蒸発するに従って固形分が収縮し、外観が悪く商品性に劣るものとなる。乾燥方法として凍結乾燥法は温風乾燥法に比べ、収縮を防ぐ効果は若干あるが、外観に満足できる多孔質体は得られていない。
乾燥時の収縮を防ぐ目的で、可塑剤としてグリセリン等の多価アルコールを添加することも一般的だが、乾燥後、得られた多孔質体がべたべたして感触が悪<なる。補強材としてセルロース繊維の添加は収縮を防ぐのに効果的だが、キトサン特有の良感触が損なわれてしまうという欠点があり、外観に満足でき、感触性も優れた多孔質体は得られていないのが現状である。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】
従って、本発明の目的は、上記従来のキトサンを主成分としたスキンケア用多孔質状シートの欠点を改良することであり、即ち、均一な気泡を有し、特に外観に満足でき、感触性および保水性に優れたスキンケア用多孔質状シート及びその製造方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、キトサンを基材とした多孔質状シート組成物中に、室温において固体あるいはペースト状の乳化剤を添加しておくことにより、上記課題を解決できることを見出した。
即ち、本発明は、以下の通りである。
(1)キトサン及び室温で固体またはペースト状であり、かつ熱水に可溶な乳化剤を少なくとも含有する混合物からなることを特徴とするスキンケア用多孔質状シート。
(2)前記多孔質状シートが、架橋剤として脂肪族系ジエポキシ化合物を含有することを特徴とする前記(1)に記載のスキンケア用多孔質状シート。
(3)前記多孔質状シートに含有する乳化剤が、非イオン性で、HLB値が10以上のものであることを特徴とする前記(1)または(2)に記載のスキンケア用多孔質状シート。
(4) 室温で固体あるいはペースト状の乳化剤を乳化剤が可溶な温度まで加熱して溶解させた水溶液にキトサンを分散させて懸濁液とし、希塩酸あるいは有機酸を加えて肌と同等のpH5.0〜6.0、好ましくはpH5.0〜5.5に調整し、ブロック状あるいはシート状の形状に加工した含水ゲル化物を凍結させた後、真空乾燥を行い、必要に応じて所望の厚さにスライスすることにより形成することを特徴とするスキンケア用多孔質状シートの製造方法。
(5)前記多孔質状シートの製造方法において、前記キトサン分散懸濁液のpH調製後、架橋剤として脂肪族系ジエポキシ化合物を含有させることを特徴とする前記(4)に記載のスキンケア用多孔質状シートの製造方法。
(6)前記多孔質状シートの製造方法において、前記多孔質状シートに含有させる乳化剤が、非イオン性で、HLB値が10以上のものであることを特徴とする前記(4)又はは(5)に記載のスキンケア用多孔質状シートの製造方法。
【0006】
本発明のスキンケア用多孔質状シート及びその製造方法は、上記のように、肌に対する親和性が高いキトサンを主成分として含有し、更に室温で固体またはペースト状であり、かつ熱水に可溶な乳化剤を含有することにより、キトサンを酸性水溶液中で溶解し、好ましくは架橋して水不溶化させた後、凍結させた時、水が凍結すると共に乳化剤も硬化する。その後、真空乾燥で水分を除く時に硬化した乳化剤がキトサンの収縮を防ぐ補強剤として働き外観の優れた多孔質体が得られる。
上記乳化剤は室温では固体あるいはペースト状であるので、乾燥状態で、べたついた感触のない多孔質状シートを得ることができる。また、補強材としてのセルロース等の繊維状物質を添加することは不要となり、感触性および保水性に優れたスキンケア用多孔質状シート及びその製造方法を提供することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に本発明のスキンケア用多孔質状シート及びその製造方法について詳細に説明する。
本発明におけるスキンケア用多孔質状シート及びその製造方法の構成要素の特徴は、上記のように、キトサンを基材するものである。
本発明に用いられるキトサンとしては、特に原料等を限定しないが、例えばキチンを濃アルカリと加熱して脱アセチル化して得られるもので、ポリビニル硫酸カリウム水溶液を用いるコロイド滴定法により測定した脱アセチル化度が80%以上のものが好適である。このキトサンの分子量については、極端に低分子量でない限り特に制限はないが、通常は5×10〜1×10の重量平均分子量のものが用いられる。
スキンケア用多孔質状シート中のキトサンの含有量としては、50〜90重量%の範囲が好ましい。
50重量%未満では多孔質状シートの強度が低下し使用に支障が生じ、90重量%を超えて多くなると、乾燥時の多孔質状シートが硬くなり商品性に劣るものとなり、共に不適である。
【0008】
本発明のスキンケア用多孔質状シート及びその製造方法は、少なくともキトサンに乳化剤を含有させることにより、キトサンを酸性水溶液中で分散溶解し、好ましくは架橋して水不溶化させた後、凍結させた時、水が凍結すると共に乳化剤も硬化する。その後、真空乾燥で水分を除く時に硬化した乳化剤がキトサンの収縮を防ぐ補強剤として働き外観の優れた多孔質体が得られる。
本発明に用いられる乳化剤は、室温で固体またはペースト状であり、かつ熱水に可溶な乳化剤である。更に、非イオン性で、HLB値が10以上のものを用いることが好ましい。
上記乳化剤の溶融温度が低いと肌にあてた時にべとつき感が出るので、溶融温度は20℃以上が好ましく、30℃以上がさらに好ましい。室温では固体あるいはペースト状であるので、乾燥状態で、べたついた感触のない多孔質状シートを得ることができる。
また、本発明に用いる乳化剤は肌への影響が少ない非イオン性のものが好ましく、HLB値は10以上のものが好ましく、12以上がさらに好ましい。
HLB値が低いと乾燥した多孔質状シートの吸水性が低下し、化粧水を含ませるのに時間がかかり不評となる。さらに、HLB値が低くなるに従って水への溶解性が乏しくなるため、製造時にキトサンを分散させて均一な懸濁液を得ることが困難になる。
本発明に用いられる乳化剤の具体例としては、エーテル型、エステル型等についての限定はなく、例えば、ポリエチレングリコールラウリルエーテル、ポリエチレングリコールステアリルエーテル、ポリエチレングリコールオレイルエーテル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリエチレングリコールステアリン酸エステル等が挙げられる。
乳化剤の添加量としては、特に限定はないが、一般にキトサン重量に対して、5〜50重量%であることが好ましい。
【0009】
その他、グリチルリチン、ヒアルロン酸ナトリウム、コンドロイチン硫酸ナトリウム等の肌に対する有効成分を添加することも可能である。
【0010】
本発明のスキンケア用多孔質状シートの製造方法において、真空乾燥後に臭気が残らないようにするため、キトサンを水に膨潤・溶解するために加える酸(無機酸または有機酸)として、希塩酸、又は臭気の残らない有機酸としては、クエン酸、グルコン酸、コハク酸、乳酸、フマル酸、リンゴ酸等を用いる。
【0011】
室温で固体あるいはペースト状の乳化剤を乳化剤が可溶な温度まで加熱して溶解させた水溶液にキトサンを分散させた懸濁液に、上記の酸水溶液を使用して、キトサン懸濁液のpHをpH5.0〜6.0、好ましくはpH5.0〜5.5に調整する。
キトサン懸濁液のpHが5.0未満では得られた多孔質体は肌に対する刺激が強いものとなり、6.0を超えて高くなるとキトサンの溶解が不充分で架橋反応が行えなくなり、共に不適である。なお、上記のpH範囲はキトサンのアミノ基と、架橋剤との反応に適し、また肌と同等の範囲である。
【0012】
上記キトサン分散懸濁液中のキトサンの濃度に格別の限定はないが、好ましい濃度としては、1〜10重量%の範囲である。
1重量%未満では得られた多孔質体の強度が弱く、実用には不向きであり、10重量%を超えて高くなると、酸水溶液に溶解時の粘度が高く、架橋反応が均一にできなくなり、共に不適である。
【0013】
本発明のスキンケア用多孔質状シート及びその製造方法において、上記の水に溶解状態のキトサン/乳化剤溶液から含水ゲル化物を得るための架橋方法は、臭気と同時に、生体に対しての安全性を高めるため、 生体に対して安全性の高い架橋剤として、脂肪族系ジエポキシ化合物を添加し、架橋剤に応じたpH、温度、時間の条件下で反応させ、ゲル化処理を行う。
脂肪族系ジエポキシ化合物としては、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、エチレングリコールジグリシジルエーテル、ヘキサンジオールジグリシジルエーテル等が挙げられる。最も好ましいのは、エチレングリコールジグリシジルエーテルである。
架橋剤の添加量は、特に限定はないが、一般にキトサンのアミノ基に対して、ジエポキシ化合物のグリシジル基が1〜20モル%であることが好ましい。
【0014】
次に、本発明のスキンケア用多孔質状シートは、前記の様に、水に溶解状態のキトサン/乳化剤溶液に、好ましくは架橋剤を含有させ、pHおよび温度の条件の調節により、該溶液をゲル化した含水ゲル化物に対して、凍結乾燥を行うことにより、凍結時の氷結晶部分を気泡とした多孔質体を得ることができる。
本発明のスキンケア用多孔質状シートの好ましい態様である均一で緻密な気泡を有するスキンケア用多孔質体は、上記の凍結乾燥において、−50℃以下の条件で急速に凍結させた後、真空乾燥を行うことが特徴である。
−50℃以下の条件で急速に凍結させる方法としては、例えば、ドライアイスに直接接触させる、ドライアイス・メタノールや液体窒素に浸漬する、−50℃以下の冷気を衝突噴流させる、あるいは動磁場の中で微弱な振動を与え氷結晶化を抑えながら−50℃以下の条件で過冷却状態にし一気に凍結する方法等が挙げられる。
感触性に優れた商品性の高いシート状の均一な気泡を有するスキンケア用多孔質状シートを得るため、シート状の含水ゲル化物を−50℃以下の条件で急速に凍結させるか、又は、ブロック状の含水ゲル化物を−50℃以下の条件で急速に凍結させた後、所望の厚さにスライスしたシート状物を、真空乾燥を行うことにより、通常の凍結乾燥法により得られた多孔質体に比べて外観、感触性に優れ、肌にやさしい多孔質状のシート状弾性体が得られ、化粧用としての商品性の高い、均一な気泡を有するスキンケア用多孔質状シートを得ることができる。
【0015】
また、上記過冷却状態にし一気に凍結すると同時に、その凍結時間としては、1時間以内が好ましく、より好ましく30分以内である。
1時間を超えて長くなると、氷結晶が成長し、真空乾燥後、粗い気泡となり、不適である。
真空乾燥を行う際の真空度としては、氷結晶が溶けないよう真空度60Pa 以下の真空下とする必要がある。
【0016】
【実施例】
以下に本発明を実施例によって更に具体的に説明するが、勿論本発明の範囲は、これらによって限定されるものではない。
〔実施例1〕
平均粒径100μm、脱アセチル化率85%のカニ由来キトサン10g、室温で固体状の乳化剤であるポリエチレングリコールステアリルエーテル(Brij78、HLB=15.3、融点44〜46℃:シグマアルドリッチジャパン(株)製)1g、乾燥時の可塑剤としてグリセリン1.5gを蒸留水500gに添加してよく分散させ、60℃の湯浴上で1時間よく攪拌して混合した。次に1Nの塩酸を徐々に加えてpHを5.3に調整した後、エチレングリコールジグリシジールエーテル(エポキシ当量=113)を計算値としてキトサンに対して架橋度が5%となるように加えて素早く攪拌して混合した後、遠心分離器により100G×10分間の脱気を行った。脱気された混合物を120mm×160mm×30mm深さのステンレス製容器に気泡を巻き込まないよう注意深く流し込んだ。上記容器を60℃の湯浴上で3時間加熱した後、室温で放冷してエポキシ架橋されたキトサンの含水ゲル化物を得た。
【0017】
得られた含水ゲル化物の入ったステンレス製容器をドライアイスの上に敷いた銅板上に置き、容器上面にも銅板を置き、その上にドライアイスを載せた状態で急速に凍結させた。含水ゲル凍結物は真空乾燥機を用いて室温で72時間の真空乾燥を行い、厚さ≒25mmのキトサン多孔質体を得た。得られたキトサン多孔質体をカッターナイフを用いて約1mmにスライスした多孔質状シートは、見掛け密度=0.03g/cmで吸水量が自重の15倍をもち、表面状態の滑らかな感触のよい保水性に優れたものであった。
【0018】
〔実施例2〕
実施例1でのポリエチレングリコールステアリルエーテル(Brij78、HLB=15.3、融点44〜46℃:シグマアルドリッチジャパン(株)製)に代えて、ポリエチレングリコールステアリルエーテル(Brij76、HLB=12.4、融点37〜39℃:シグマアルドリッチジャパン(株)製)を使用した以外は、実施例1と同じ操作を行った。得られたキトサン多孔質状シートは実施例1と同様、表面状態の滑らかな感触のよい保水性に優れたものであった。
【0019】
〔比較例1〕
実施例1でのポリエチレングリコールステアリルエーテルに代えて、シート強度を向上させるためのセルロースパウダー(KCフロック、W−100:日本製紙(株)製)1gを使用した以外は、実施例1と同じ操作を行った。得られたキトサン多孔質状シートは実施例1、2に比べて、セルロースパウダーのがさついた感触があり、商品性に劣るものであった。
【0020】
〔比較例2〕
実施例1でのポリエチレングリコールステアリルエーテルの代りに、グリセリン2.5gを使用した以外は、実施例1と同じ操作を行った。キトサン多孔質体は真空乾燥中に収縮を起こし、いびつな形状になったため、カッターナイフを用いてスライスするのが困難であった。
【0021】
〔比較例3〕
実施例1でのポリエチレングリコールステアリルエーテルに代えて、ショ糖ステアリン酸エステル(DKエステルF50、HLB=6、融点58℃:第一工業製薬(株)製)1gを使用した以外は、実施例1と同じ操作を行った。キトサンとの分散が不良で加熱を行っても均一な分散液とならず、次の操作を行うことができなかった。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のスキンケア用多孔質状シート及びその製造方法は、キトサンを主成分として含有し、更に室温で固体またはペースト状であり、かつ熱水に可溶な乳化剤、好ましくは非イオン性で、HLB値が10以上の乳化剤を含有することにより、含水ゲル化物を凍結後、真空乾燥で水分を除く時に硬化した乳化剤がキトサンの収縮を防ぐ補強剤として働き外観の優れた多孔質体が得られ、べたついた感触がなく、また、補強材としてのセルロース等の繊維状物質を添加することは不要となり、感触性および保水性に優れたスキンケア用多孔質状シート及びその製造方法を提供することができる。
【出願人】 【識別番号】000196107
【氏名又は名称】西川ゴム工業株式会社
【住所又は居所】広島県広島市西区三篠町2丁目2番8号
【出願日】 平成14年8月22日(2002.8.22)
【代理人】 【識別番号】100105647
【弁理士】
【氏名又は名称】小栗 昌平

【識別番号】100105474
【弁理士】
【氏名又は名称】本多 弘徳

【識別番号】100108589
【弁理士】
【氏名又は名称】市川 利光

【識別番号】100115107
【弁理士】
【氏名又は名称】高松 猛

【識別番号】100090343
【弁理士】
【氏名又は名称】栗宇 百合子

【公開番号】 特開2004−83413(P2004−83413A)
【公開日】 平成16年3月18日(2004.3.18)
【出願番号】 特願2002−242278(P2002−242278)