| 【発明の名称】 |
8−ヒドロキシ−2’−デオキシグアノシン形成阻害剤、およびそれを用いた皮膚外用剤および方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】下村 健次
【氏名】高木 啓二
【氏名】上原 静香
【氏名】紺野 美奈子
【氏名】成 英次
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| 【要約】 |
【課題】8−OHdGの形成を阻害する新規な8−OHdG形成阻害剤を提供する。また、皮膚の老化を防止する優れた効果を有する皮膚外用剤および方法を提供する。
【解決手段】グアバの葉由来の成分を有効成分とする8−ヒドロキシ−2’−デオキシグアノシン形成阻害剤である。また、グアバの葉由来の成分を8−ヒドロキシ−2’−デオキシグアノシン形成阻害剤として含有する皮膚外用剤、およびグアバの葉の由来成分を供給することによって、8−ヒドロキシ−2’−デオキシグアノシンの形成を抑制する方法である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 グアバの葉由来の成分を有効成分とする8−ヒドロキシ−2’−デオキシグアノシン形成阻害剤。 【請求項2】 グアバの葉由来の成分を8−ヒドロキシ−2’−デオキシグアノシン形成阻害剤として含有する皮膚外用剤。 【請求項3】 さらに、細胞賦活剤、抗酸化剤及び紫外線防止剤から選ばれる少なくとも一種を含有する請求項2に記載の皮膚外用剤。 【請求項4】 グアバの葉の由来成分を供給することによって、8−ヒドロキシ−2’−デオキシグアノシンの形成を抑制する方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明が属する技術分野】 本発明は皮膚の老化メカニズムと関連する8−ヒドロキシ−2’−デオキシグアノシンの形成を阻害する、8−ヒドロキシ−2’−デオキシグアノシン形成阻害剤、ならびにそれを用いた老化防止効果のある皮膚外用剤および方法に関する。 【0002】 【従来の技術】 近年、フロンガスによるオゾンホールの拡大が世界的に問題となるにつれ、紫外線によるDNA障害についての研究が活発化している。紫外線によるDNA障害は、老化現象、特に紫外線に曝されることが多い皮膚の老化現象に深く関わっていることが見出されている。紫外線照射によって引き起こされるDNA障害の原因の一つとして、活性酸素種(本明細書においては、「活性酸素種」は、一重項酸素、スーパーオキサイド、ヒドロキシラジカルなどの純酸素ソースのものの外、一酸化窒素(NO)を含む意味で用いる(例えば、フレグランスジャーナル1997年4月号 p.9〜16等を参照))を介して生じる酸化反応がある。紫外線は、皮膚細胞内において活性酸素種を発生させ、これがDNA鎖の切断、クロスリンク、塩基修飾、DNA−タンパク質間クロスリンクといった種々のDNA障害をもたらす。8−ヒドロキシ−2’−デオキシグアノシン(以下、「8−OHdG」という)は、DNAの塩基の一つであるグアニンの酸化によって生じるDNAの塩基修飾化合物であり、突然変異源の一つである(G:C→T:A変異)。8−OHdGは、ヒドロキシラジカル、一重項酸素、不飽和脂肪酸自動酸化物、ペルオキシナイトライト等の活性酸素種による酸化ストレスによって生成することが、Carsinogenesis, 3, 2003−2007, 1992;及びBritish Journal of Dermatology, 140, 226−231;等に記載されている。8−OHdGは、皮膚が強い紫外線に曝された場合に多く形成するとともに、紫外線照射の有無に関わらずに日常的に皮膚が受ける酸化的ストレス(例えば、タバコの煙)等によって細胞内に形成され、皮膚老化の一因になっている。8−OHdGが形成されるのを抑制することができれば、紫外線照射による皮膚の黒化および損傷を改善できるのみならず、皮膚の老化防止に大きく寄与する。 【0003】 一方、従来、天然物由来の成分は、安全であることから、乳液、クリーム、化粧水、美容液、パック、洗浄料、分散液、軟膏、液剤、エアゾール剤、貼付剤、パップ剤、リニメント剤等の種々の皮膚外用剤に種々の薬効剤として添加されている。例えば、特開平5−246837号公報等には、グアバの葉の抽出物に美白効果があることが記載され、また、活性酸素抑制作用があることが記載されている。しかし、皮膚の老化に直接関わる特定のDNA塩基修飾化合物の形成を阻害し得ることについては、なんら記載されていない。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】 本発明の目的は、8−OHdGの形成を阻害する新規な8−OHdG形成阻害剤を提供することである。また、本発明の他の目的は、皮膚に対する安全性が良好であるとともに、皮膚の老化を防止する効果を有する皮膚外用剤および方法を提供することである。 【0005】 【課題を解決するための手段】 本発明は、前記課題を解決すべく鋭意検討した結果、グアバの葉の由来成分が、8−OHdGの形成を抑制し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。また、グアバの葉の由来成分を、所定の成分と混合することで、さらに皮膚の老化防止効果に優れた皮膚外用剤が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。 【0006】 本発明の一態様として、グアバの葉由来の成分を有効成分とする8−ヒドロキシ−2’−デオキシグアノシン形成阻害剤が提供される。 また、本発明の他の態様として、グアバの葉由来の成分を8−ヒドロキシ−2’−デオキシグアノシン形成阻害剤として含有する皮膚外用剤;さらに、細胞賦活剤、抗酸化剤及び紫外線防止剤から選ばれる少なくとも一種を含有する上記皮膚外用剤;およびグアバの葉の由来成分を供給することによって、8−ヒドロキシ−2’−デオキシグアノシンの形成を抑制する方法;が提供される。 【0007】 【発明の実施の形態】 以下、本発明について詳細に説明する。 グアバは、フトモモ科バンジロウ属の植物で、学名をプジジウム グアヤバ エル(Psidium guajava L.)といい、別名、バンジロウまたは番石榴とも呼ばれる植物である。原産は熱帯アメリカであるが、現在は、熱帯、亜熱帯の各地で広く栽培されている。日本でも九州南部で栽培され、また琉球諸島で野生化している。本発明には、いずれの地域で栽培されたグアバも使用できる。 【0008】 本発明ではグアバの葉の由来成分を用いる。グアバの葉の由来成分は、例えば、一般的な抽出操作によって得ることができる。より具体的には、グアバの葉を所定の時間、溶媒に浸漬し、その後、浸漬液を濃縮もしくは蒸発乾固することによって得られる。抽出中には、溶媒を適宜攪拌してもよいし、また、溶媒を加温してもよい。用いる溶媒としては、精製水、およびエタノール、メタノール、アセトン等の親水性有機溶媒が好ましい。また、これらの混合溶媒を用いることもできる。上記方法で得られた抽出物をそのまま、または、適宜の期間そのまま放置して熟成させた後に、8−OHdG形成阻害剤として種々の用途に供することができる。必要ならば、本発明の効果に影響のない範囲で、更に、濾過又はイオン交換樹脂等により、脱臭、脱色等の精製処理を施して用いることもできる。又、液体クロマトグラフィー等の分離手段を用い、活性の高い画分を取り出して用いることもできる。 【0009】 本発明の8−OHdG形成阻害剤は、グアバの葉の由来成分を有効成分として含む限り、その形態については特に制限はない。液状、ペースト状、ゲル状等いずれの形態で用いることもできる。又は液状等の抽出物を、乾固させて固体状としたり、あるいはスプレードライ等により乾燥させて粉末として用いることもできる。 【0010】 グアバの葉の由来成分は、8−OHdG形成阻害剤として優れている。8−OHdGは皮膚細胞内に形成し、皮膚の老化の一因となる。従って、本発明の8−OHdG形成阻害剤を皮膚外用剤に配合し、該皮膚外用剤を皮膚に適用することにより、8−OHdGの形成によって引き起こされる皮膚の老化を効果的に防止することができる。 なお、本明細書において「皮膚の老化防止効果」の用語は、例えば、加齢、紫外線曝露等により生じる皮膚のしわやたるみ、張りや弾力性の低下等の皮膚の老化を予防あるいは改善などを含めて最も広義に解釈するものとする。 【0011】 以下、本発明の8−OHdG形成阻害剤を含む皮膚外用剤について説明する。本発明の皮膚外用剤は、前記8−OHdG形成阻害剤を含有することを特徴とする。本発明の好ましい実施形態として、(A)成分として前記グアバの葉由来成分と、(B)成分として細胞賦活剤、抗酸化剤及び紫外線防止剤から選ばれる薬効剤の一種又は二種以上とを含有する皮膚外用剤が挙げられる。 【0012】 本発明の実施形態として、(B)成分として用いられる薬効剤は、細胞賦活剤、抗酸化剤及び紫外線防止剤から選ばれるものであるが、具体的な薬効剤としては、それぞれ以下に示すものが例示される。なお、以下の具体例において、「誘導体」には形成可能なエステルや塩が含まれる。又、二種以上の薬効を有するものについては、各薬効剤の具体例として重複して例示した。 【0013】 (細胞賦活剤) 細胞賦活剤としては、カロチノイド(カロチン、リコピン、アスタキサンチン等)、ビタミンA及びその誘導体(パルミチン酸レチノール、酢酸レチノール等のレチノール及びその誘導体;デヒドロレチナール等のレチナール及びその誘導体等)、ビタミンC及びその誘導体(ジパルミチン酸−L−アスコルビルやテトライソパルミチン酸−L−アスコルビル等のL−アスコルビン酸アルキルエステル、L−アスコルビン酸リン酸エステル、L−アスコルビン酸硫酸エステル等)、ビタミンB及びその誘導体(チアミン塩酸塩、チアミン硫酸塩、リボフラビン、酢酸リボフラビン、塩酸ピリドキシン、ピリドキシンジオクタノエート、フラビンアデニンジヌクレオチド、シアノコバラミン、葉酸類、ニコチン酸アミドやニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類、コリン類等)、リボ核酸及びその塩、デオキシリボ核酸及びその塩、α−及びγ−リノレン酸、キサンチン及びその誘導体(カフェイン等)、アミノ酸及びその誘導体(セリン、グルタミン、グルタミン酸、テアニン、ヒドロキシプロリン、ピロリドンカルボン酸等)、ドコサヘキサエン酸及びその誘導体、エイコサペンタエン酸及びその誘導体、クエン酸、乳酸、リンゴ酸、コハク酸、ヨクイニン抽出物、アーモンド抽出物、アスパラガス抽出物、アンズ(キョウニン)抽出物、イチョウ抽出物、キハダ(オウバク)抽出物、オオムギ(バクガ)抽出物、キウイ抽出物、キュウリ抽出物、シイタケ抽出物、スギナ抽出物、センブリ抽出物、大豆抽出物、ナツメ(タイソウ)抽出物、ツボクサ抽出物、トウガラシ抽出物、トウキンセンカ抽出物、トマト抽出物、ニンニク抽出物、ニンジン抽出物、ヒノキチオール、ブクリョウ抽出物、ブドウ種子油、ブナノキ抽出物、ブナの芽抽出物、モモ抽出物、ユーカリ抽出物、ユリ抽出物、レタス抽出物、レモン抽出物、ローズマリー(マンネンロウ)抽出物、麦芽根抽出物、動物由来抽出物(イカスミ等軟体動物抽出物、貝殻抽出物、貝肉抽出物、魚肉抽出物、鶏冠抽出物、ローヤルゼリー、シルクプロテイン及びその分解物、胎盤抽出物、血清除蛋白抽出物、ラクトフェリン又はその分解物等)、酵母抽出物、微生物醗酵代謝産物(乳酸菌、ビフィズス菌等由来)、霊芝抽出物等が挙げられる。なお、抽出物の具体例においては、括弧内は植物の別名、生薬名等を示す。 【0014】 これらの細胞賦活剤のうち、特に好ましいものとしては、ビタミンA及びその誘導体、ビタミンC及びその誘導体、ビタミンB及びその誘導体、アミノ酸及びその誘導体、クエン酸、リンゴ酸、ピロリドンカルボン酸、アスパラガス抽出物、ヨクイニン抽出物、ニンジン抽出物、血清除蛋白抽出物、酵母抽出物、微生物醗酵代謝産物(乳酸菌、ビフィズス菌等由来)、霊芝抽出物が挙げられる。 【0015】 (抗酸化剤) 又、抗酸化剤としては、ビタミンE及びその誘導体(dl−α(β、γ)−トコフェロール、酢酸dl−α−トコフェロール、ニコチン酸dl−α−トコフェロール、リノール酸dl−α−トコフェロール、コハク酸dl−α−トコフェロール等のトコフェロール及びその誘導体、ユビキノン類等)、ビタミンA及びその誘導体(パルミチン酸レチノール、酢酸レチノール等のレチノール及びその誘導体、デヒドロレチナール等のレチナール及びその誘導体等)、カロチノイド(カロチン、リコピン、アスタキサンチン等)、クエルセチン、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、ビタミンB及びその誘導体(チアミン塩酸塩、チアミン硫酸塩、リボフラビン、酢酸リボフラビン、塩酸ピリドキシン、ピリドキシンジオクタノエート、フラビンアデニンジヌクレオチド、シアノコバラミン、葉酸類、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類、コリン類等)、ビタミンC及びその誘導体(ジパルミチン酸−L−アスコルビルやテトライソパルミチン酸−L−アスコルビル等のL−アスコルビン酸アルキルエステル、L−アスコルビン酸リン酸エステル、L−アスコルビン酸硫酸エステル等)、ビタミンD及びその誘導体(エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール、ジヒドロキシスタナール等)、ルチン及びその誘導体、チオタウリン、タウリン、ハイドロキノン及びその誘導体、ヒスチジン、カテキン及びその誘導体、グラブリジン、グラブレン、リクイリチン、イソリクイリチン及びこれらを含有するカンゾウ抽出物、グルタチオン及びその誘導体、没食子酸及びその誘導体、コレステロール及びその誘導体、スーパーオキサイドディスムターゼ、マンニトール、キュウリ抽出物、ケイケットウ抽出物、ゲンチアナ(リンドウ)抽出物、ゲンノショウコ抽出物、サンザシ抽出物、シャクヤク抽出物、イチョウ抽出物、コガネバナ(オウゴン)抽出物、ニンジン抽出物、マイカイカ(マイカイ、ハマナス)抽出物、サンペンズ(カワラケツメイ)抽出物、トルメンチラ抽出物、パセリ抽出物、ブドウ抽出物、ボタン(ボタンピ)抽出物、モッカ(ボケ)抽出物、メリッサ抽出物、ヤシャジツ(ヤシャ)抽出物、ユキノシタ抽出物、ローズマリー(マンネンロウ)抽出物、レタス抽出物、茶抽出物(烏龍茶、紅茶、緑茶等)、微生物醗酵代謝産物、海藻抽出物、霊芝抽出物、卵殻膜抽出物、胎盤抽出物、羅漢果抽出物等が挙げられる。なお、抽出物の具体例においては、括弧内は植物の別名、生薬名等を示す。 【0016】 これらの抗酸化剤のうち、特に好ましいものとしては、ビタミンE及びその誘導体、ビタミンC及びその誘導体、ルチン及びその誘導体、ヤシャジツ抽出物、ユキノシタ抽出物、マイカイカ抽出物、カンゾウ抽出物、スーパーオキサイドディスムターゼ、イチョウ抽出物、グルタチオン及びその誘導体、ヒスチジン、マンニトール、カロチノイドが挙げられる。 【0017】 (紫外線防止剤) 紫外線防止剤としては、パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、オキシベンゾン及びその誘導体(2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸ナトリウム等)、酸化チタン、微粒子酸化チタン、酸化亜鉛及び微粒子酸化亜鉛等が挙げられる。特に酸化チタンや酸化亜鉛等の無機粉体は、微粒子のものを用いるとより高い効果が発揮される。 【0018】 これらの紫外線防止剤のうち、特に好ましいものとしては、パラメトキシケイ皮酸−2−エチルへキシル、4−tert−ブチル−4’−メトキシベンゾイルメタン、酸化チタン、微粒子酸化チタン、酸化亜鉛及び微粒子酸化亜鉛が挙げられる。 【0019】 本発明の皮膚外用剤における上記成分(B)成分の薬効剤の配合量は、薬効剤の種類により相違するが、以下に示す範囲とすることが好ましい。この範囲であれば、(A)成分のグアバの葉由来成分と組み合わせた場合、製剤及び製剤中の(A)成分の経時安定性に影響を及ぼすことがなく、より高い本発明の老化防止効果を発揮させることができる。 【0020】 即ち、本発明の皮膚外用剤における前記細胞賦活剤の配合量は、好ましくは0.00001〜10%であり、より好ましくは0.0001〜5%の範囲である。抽出物を抽出液のまま用いる場合は乾燥固形分としてこの範囲であればよい。この範囲であればより優れた細胞賦活効果を示し、しわやたるみを改善する等皮膚に対する優れた老化防止効果を示す皮膚外用剤が得られる。 【0021】 本発明の皮膚外用剤における抗酸化剤の配合量は、好ましくは0.00001〜5%、より好ましくは0.0001〜3%の範囲である。抽出物を抽出液のまま用いる場合は乾燥固形分としてこの範囲であればよい。この範囲であればより優れた抗酸化効果の発現を発揮し、活性酸素等による皮膚真皮へのダメージを予防し、より優れた老化防止効果を示す皮膚外用剤が得られる。 【0022】 本発明の皮膚外用剤における紫外線防止剤の配合量としては、好ましくは0.001〜30%、より好ましくは0.01〜25%の範囲である。この範囲であればより優れた紫外線防止効果を発揮し、紫外線によるしわやたるみを予防することにより、より優れた老化防止効果を示す皮膚外用剤が得られる。 【0023】 これらの細胞賦活剤、抗酸化剤及び紫外線防止剤は、一種又は二種以上組み合わせて用いることができる。 【0024】 本発明の皮膚外用剤の配合形態の例としては、特に限定されず、例えば、乳液、クリーム、化粧水、美容液、パック、洗浄料、メーキャップ化粧料、分散液、軟膏、液剤、エアゾール、貼付剤、パップ剤、リニメント剤等の、いずれの形態の化粧料であっても外用医薬品等であってもよい。 【0025】 又、本発明の皮膚外用剤には、前記(A)及び(B)成分以外に、化粧料や医薬部外品、外用医薬品等に通常使用される各種の成分、即ち、水、アルコール、油剤、界面活性剤、増粘剤、粉体、キレート剤、pH調整剤、保湿剤、各種薬効剤、動植物・微生物由来の抽出物、香料等を、本発明の効果を損なわない範囲で適宜加えることができる。これらの中から、具体的なものを以下に例示する(植物名の後の括弧内は、植物の別名、生薬名等を記載した)。 【0026】 保湿剤は、皮膚に潤いと柔軟さを与え、皮膚を謙譲に保つ目的で用いられる。具体的には、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、タンパク質、その誘導体及びその加水分解物並びにそれらの塩(コラーゲン、エラスチン、ケラチン等)、ムコ多糖及びその誘導体(ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸等)、糖類(ソルビトール、エリスリトール、トレハロース、イノシトール、グルコース、キシリトール、蔗糖及びその誘導体、デキストリン及びその誘導体、ハチミツ等)、D−パンテノール及びその誘導体、糖脂質、セラミド、温泉水、アマチャ抽出物、アシタバ抽出物、アボカド抽出物、アルテア抽出物、アルニカ抽出物、アロエ抽出物、ウスベニアオイ抽出物、オウレン抽出物、オトギリソウ抽出物、オドリコソウ抽出物、オノニス抽出物、カミツレ抽出物、カラスムギ抽出物、キイチゴ抽出物、スイカズラ(キンギンカ)抽出物、クインスシード(マルメロ)抽出物、クララ(クジン)抽出物、クチナシ抽出物、クマザサ抽出物、グレープフルーツ抽出物、クレソン抽出物、ゴボウ抽出物、コムギ抽出物、コンフリー(ヒレハリソウ)抽出物、サイシン抽出物、サボテン抽出物、サボンソウ抽出物、サルビア(セージ)抽出物、サンザシ抽出物、ジオウ抽出物、シソ抽出物、シモツケ抽出物、ショウガ抽出物、ショウブ抽出物、シラカバ抽出物、ハッカ(ペパーミント、ミドリハッカ、スペアミント等)抽出物、ゼニアオイ(ウスベニタチアオイ)抽出物、センキュウ抽出物、クワ(ソウハクヒ)抽出物、タチジャコウソウ(タイム)抽出物、ツバキ抽出物、トウキ抽出物、トウチュウカソウ抽出物、ドクダミ抽出物、トルメンチラ抽出物、ハマメリス(ウイッチヘーゼル)抽出物、バラ抽出物、ヒノキ抽出物、ヒマワリ抽出物、フキタンポポ抽出物、ブッチャーズブルーム抽出物、プルーン(スモモ)抽出物、ヘチマ抽出物、ボダイジュ抽出物、ホップ抽出物、マツ抽出物、マロニエ抽出物、ムクロジ抽出物、ムチン、ヤグルマソウ抽出物、ユリ抽出物、ライム抽出物、ラベンダー抽出物、リンゴ抽出物、リンドウ(リュウタン)抽出物、リン脂質及びその誘導体(大豆、卵黄等由来)、レンゲソウ抽出物、ワレモコウ(ジユ)抽出物、尿素、海藻抽出物(コンブ、マコンブ、ワカメ、ヒジキ、ヒバマタ、スジメ、トロロコンブ、カジメ、ツルアラメ、チガイソ、ホンダワラ、ジャイアントケルプ等の褐藻類;テングサ、オオキリンサイ、キリンサイ、ツノマタ、スギノリ、ウスバノリ、アサクサノリ、マツノリ、トサカマツ、フノリ、オゴノリ、カイメンソウ、イギス、エゴノリ等の紅藻類;クロレラ、アオノリ、ドナリエラ、クロロコッカス、アナアオサ、カワノリ、マリモ、シオグサ、カサノリ、フトジュズモ、タマジュズモ、ヒトエグサ、アオミドロ等の緑藻類;スピルリナ等の藍藻類等)等が挙げられる。 更に、皮膚表面のシーリングによる保湿(エモリエント)剤として、ホホバ油、マカデミアナッツ油、オリーブ油、杏仁油、パーシック油、サフラワー油、ヒマワリ油、アボガド油、メドゥホーム油、ツバキ油、アーモンド油、エゴマ油、ゴマ油、ボラージ(ルリジサ)油、カカオ脂、シア脂等が挙げられる。 なお、抽出物の具体例においては、括弧内は植物の別名、生薬名等を示す。 【0027】 アルコールとしては、必須成分と重複しない範囲で、溶解、清涼感、防腐、保湿等の目的で、エチルアルコール等の一価アルコール又は多価アルコールを用いることができる。 【0028】 油剤は、使用性、使用感を良くするものとして、その由来、性状は問わず使用することができる。例えば流動パラフィン、スクワラン、トリグリセライド油、エステル油、ロウ類、脂肪酸類、高級アルコール、シリコン油、フッ素系油、各種ワックス等である。 【0029】 界面活性剤は、油剤等の乳化や可溶化等の為に用いられ、陰イオン性、陽イオン性、非イオン性及び両性の界面活性剤を用いることができる。 【0030】 増粘剤としては、必須成分と重複しない範囲で、カルボキシビニルポリマー、カラギーナン、寒天、キサンタンガム、デキストリン脂肪酸エステル、有機変性粘土鉱物等、化学合成品又は天然物由来に関わらず用いることが可能である。又、これらの成分を系の粘度調整だけでなく、ゲル化、保湿、皮膜形成等の為等に用いることもできる。 【0031】 粉体としては、形状や粒子の大きさ、多孔性の有無、結晶構造等を問わず、使用性や使用感を良くする為に、複合化や表面処理を行なったものでもよい。タルク、マイカ、セリサイト、無水ケイ酸等の無機粉体、ナイロンパウダー等の有機粉体、魚鱗箔、オキシ塩化ビスマス等のパール顔料、酸化鉄、カーボンブラック、群青等の無機顔料、タール色素及びそのレーキ、天然色素等が用途に応じて用いられる。 【0032】 系中の成分の品質劣化を防ぐ為に、EDTA等のキレート剤、乳酸−乳酸ナトリウム等のバッファーによるpH調整剤を用いることもできる。 【0033】 殺菌剤としては、ニキビ等を予防、改善する目的で、パラクロルメタクレゾール、塩化ベンザルコニウム、イソプロピルメチルフェノール等が用いられる。 【0034】 防腐剤としては、化粧品を微生物による汚染や変敗から保護する目的で、安息香酸、安息香酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸エステル、フェノキシエタノール等が用いられる。 【0035】 美白剤は、メラニンの生成を抑制して、肌のくすみ、シミ、ソバカス又は老人性色素斑及び肝斑等の色素沈着の予防及び改善、肌の透明感を改善する目的で用いられる。例としては、センプクカ抽出物、アガロース、オリゴサッカライド、システイン及びその誘導体、アセロラ抽出物、イブキトラノオ抽出物、エイジツ抽出物、エゾウコギ抽出物、エンドウ豆抽出物等のエンドセリン拮抗薬、カムカム抽出物、オレンジ抽出物、コーヒー抽出物、リノール酸及びリノール酸を含有する植物油、ゴカヒ抽出物、コメ抽出物、コメヌカ抽出物、シラユリ抽出物、ブラックカラント抽出物、ホウセンカ抽出物、糖蜜抽出物等が挙げられる。 【0036】 抗炎症剤としては、グリチルリチン酸及びその誘導体、グリチルレチン酸及びその誘導体、イオウ及びその誘導体、イラクサ抽出物、インチンコウ抽出物、ウコン抽出物、ニワトコ抽出物、ガマ(ホオウ)抽出物、ヨモギ抽出物等が挙げられる。抗炎症剤を配合することより、炎症に起因する皮膚の色素沈着抑制や老化防止等の効果を付与することができる。 【0037】 血行促進剤は、皮膚の血流を促すことによって皺や弾力性の低下を予防する目的で用いられ、トウガラシチンキ、γ―オリザノール等が挙げられ、酵素としてはリパーゼ、パパイン等が挙げられる。 【0038】 【実施例】 以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明の範囲は下記の実施例に限定されることはない。 【0039】 (例1) フトモモ科グアバの葉各120gに、精製水、50体積%含水エチルアルコール、エチルアルコール、及び50体積%含水1,3−ブチレングリコールをそれぞれ別々に2L加え、室温又は加温して1日間抽出を行った。その後、各抽出液を濾過し、得られた濾液中の溶媒を留去して乾固し、グアバの葉の精製水抽出物、50体積%含水エチルアルコール抽出物、エチルアルコール抽出物、及び50体積%含水1,3−ブチレングリコール抽出物を各々得た。 【0040】 (例2) <細胞培養による8−OHdG形成抑制効果及び細胞育成率試験> ヒト由来のケラチノサイト培養細胞を使用し、例1で得られたグアバ葉の50体積%含水エチルアルコール抽出物を検体として、8−OHdG形成抑制及び細胞育成率を調べた。具体的には、例1で得られたグアバ葉の50体積%含水エチルアルコール抽出物を50体積%含水エチルアルコールに溶解して得た溶液を、ケラチノサイト培養時に、その最終濃度が0(対照)、5及び10μg/mLとなるように検体調製液に添加し、混和した。培養5日目に紫外線(0mJ(対照)、30mJ、90mJ)を照射し、ケラチノサイトからDNAを抽出し、イムノドットブロット法を用いて、8−OHdG量を評価した。 【0041】 また、同様に育成した培養細胞をホルマリン固定後、1%クリスタルバイオレット溶液に添加し染色した。各検体濃度に対する細胞育成率を、モノセレーター(オリンパス社製)で測定した。 これらの結果を表1に示した。表1中に示した値は、紫外線量0mJ及びグアバ葉の50体積%含水エチルアルコール抽出物0μg/mLでの8−OHdG量を100%、および同条件における細胞育成率を100%としたときの比率である。 【0042】 【表1】
【0043】 表1に示す結果から明らかなごとく、本発明のグアバの葉抽出物は、8−OHdG形成抑制能を有し、かつケラチノサイト培養細胞の育成に対して影響が少ないことが認められた。従って、該グアバ葉抽出物を配合した本発明の皮膚外用剤は、これを肌に適用することにより、極めて優れた8−OHdG形成抑制作用を発揮し、DNAの酸化損傷による肌の恒常性低下を効果的に抑制し、皺等の防止及び改善効果を得ることができる。 【0044】 (例3:クリーム) 下記表2に示す組成のクリームを以下の方法により各々調製した。 まず、表2に示す成分(1)〜(6)および(9)を混合し、加熱して70℃に維持した。この混合物に、成分(11)の一部を加熱して70℃に維持したものを加え乳化し、さらに、(11)の残部で溶解した(7)、(8)及び(10)を混合した。その後、冷却してクリームを各々得た。 【0045】 被験クリーム1品につき27〜54才の女性15名をパネルとし、毎日、朝と夜の2回、12週間にわたって洗顔後に被験クリームの適量を顔面に塗布した。塗布による皺改善効果を以下の基準によって評価した。 (評価基準) <評価> <内容> 有 効 肌の皺が目立たなくなった。 やや有効 肌の皺があまり目立たなくなった。 無 効 使用前と変化なかった。 【0046】 【表2】
【0047】 表2の結果に示される如く、グアバ葉の精製水抽出物及びグアバ葉の50体積%含水エチルアルコール抽出物を各々配合した、本発明品のクリーム1及び2は、皮膚に適用することにより、肌の皺を改善することができ、張りのある美しい肌にすることができることが明らかとなった。 【0048】 (例4:クリーム) 下記表3に示す組成のクリームを下記製法で各々調製した。 まず、成分(1)〜(6)、(10)〜(14)を混合し、加熱して70℃に維持した。この混合物に、成分(16)の一部を加熱して70℃に維持したものを混合して乳化し、さらに、この混合物に、成分(7)〜(8)と、成分(16)の残部で溶解した(9)及び(15)とを混合した後、冷却してクリームを得た。 【0049】 得られた各々のクリーム(グアバ葉の50体積%含水エチルアルコール抽出物、該抽出物と細胞賦活剤、抗酸化剤又は紫外線防止剤とを併用したクリーム)の皺改善効果を、以下の試験方法により評価した。 被験クリーム1品につき27〜54才の女性15名をパネルとし、毎日朝と夜の2回、12週間にわたって洗顔後に、被験クリームの適量を顔面に塗布し、塗布による美肌効果を以下の基準で評価した。評価結果を表3に示す。なお、表中の評価欄の数は人数を示す。 【0050】 【表3】
【0051】 グアバ葉の50体積%含水エチルアルコール抽出物を配合した本発明品のクリーム1は、これらを皮膚に適用することにより肌の皺等を防止及び改善することができ、美しい肌とすることが明らかである。さらに、表3の結果に示される如く、上記グアバ葉の50体積%含水エタノール抽出物とカンゾウ抽出物、リン酸−L−アスコルビルマグネシウム、アスタキサンチン抽出物、4−tert−ブチル−4’メトキシベンゾイルメタン、パルミチン酸レチノール、パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシルを併用して配合した本発明のクリーム3〜8を皮膚に適用することにより、前記のグアバの葉から得られた50体積%エチルアルコール抽出物を単独で配合したクリームを適用した場合に比べて、より優れた肌の皺等の防止及び改善効果を発揮し、張りのある美しい肌とすることが明らかとなった。 【0052】 (例5:化粧水) 下記成分(3)、(4)、(9)及び(10)を混合溶解した溶液と、成分(1)、(2)、(5)、(6)、(7)、(8)及び(11)を混合溶解した溶液とを混合して均一にし、化粧水を得た。 (成分) (%) (1)グリセリン 5.0 (2)1,3−ブチレングリコール 6.5 (3)ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビタンモノラウレート 1.2 (4)エチルアルコール 8.0 (5)グアバ葉の精製水抽出物*1 0.001 (6)N−アセチル−L−グルタミン*2 0.1 (7)アスパラガス抽出液*3 0.1 (8)グリチルリチン酸ジカリウム*4 0.2 (9)防腐剤 適量 (10)香料 適量 (11)精製水 残量 *1 例1で製造したもの *2 協和発酵社製 *3 丸善製薬社製 *4 丸善製薬社製 【0053】 (例6:乳液) 下記成分(11)及び(13)を加熱混合して70℃に維持した混合物を、下記成分(1)〜(6)及び(9)を加熱混合して70℃に維持した混合物に加えて、乳化した。冷却後、(7)、(8)、(10)、(12)及び(14)〜(16)を加え、均一に混合して乳液を得た。 (成分) (%) (1)ポリオキシエチレン(10E.O.)ソルビタンモノステアレート 1.0 (2)ポリオキシエチレン(60E.O.)ソルビットテトラオレエート 0.5 (3)グリセリルモノステアレート 1.0 (4)ステアリン酸 0.5 (5)ベヘニルアルコール 0.5 (6)スクワラン 8.0 (7)グアバ葉の50体積%含水エチルアルコール抽出物*1 0.05 (8)ニンジン抽出物*2 5.0 (9)防腐剤 適量 (10)アルキル変性カルボキシビニルポリマー 0.1 (11)水酸化ナトリウム 0.05 (12)エチルアルコール 5.0 (13)精製水 残量 (14)香料 適量 (15)加水分解イカスミ抽出物*3 0.5 (16)ハマナス抽出物*4 0.5 *1 例1で製造したもの *2 一丸ファルコス社製 *3 三省製薬社製 *4 丸善製薬社製 【0054】 例5で調製した化粧水及び例6で調製した乳液は、いずれも経時安定性に優れ、皮膚に適用することにより、肌の老化を防止し、張りのある美しい肌にする化粧水及び乳液であった。 【0055】 (例7:乳液) 下記成分(1)〜(4)を70℃で攪拌した混合物に、下記成分(5)〜(10)を70℃で攪拌した混合物を徐々に添加し、室温まで冷却した。その後、下記成分(11)〜(13)を加え、乳液を得た。 (成分) (%) (1)水素添加大豆リン脂質 2.5 (2)コレステロール 0.5 (3)メチルポリシロキサン(10cs) 3.0 (4)グリセリン 6.5 (5)1,3−ブチレングリコール 16.0 (6)カルボキシビニルポリマー 0.2 (7)水酸化ナトリウム 適量 (8)防腐剤 適量 (9)香料 適量 (10)精製水 残量 (11)水溶性コラーゲン*1 0.1 (12)グアバ葉の50体積%含水エチルアルコール抽出物*2 0.01 (13)グリコシルルチン*3 0.02 *1 Gatte fosse s.a 社製 *2 例1で製造したもの *3 東洋製糖社製 【0056】 例7の乳液は、経時安定性に優れ、皮膚に適用することにより、肌の老化を防止し、張りのある美しい肌にする乳液であった。 【0057】 (例8:軟膏) 下記成分(3)、(4)及び(9)の一部を加熱混合し、75℃に維持した混合物を、下記成分(1)、(2)、(7)及び(8)を加熱混合し、75℃に維持した混合物に徐々に加え、これを冷却しながら成分(9)の残部で溶解した(5)及び(6)及び(10)を加え、軟膏を得た。 (成分) (%) (1)ステアリン酸 18.0 (2)セタノール 4.0 (3)トリエタノールアミン 2.0 (4)グリセリン 5.0 (5)グアバ葉のエチルアルコール抽出物*1 1.0 (6)パルミチン酸レチノール*2 0.5 (7)酢酸dl−α−トコフェロール*3 0.2 (8)防腐剤 適量 (9)精製水 残量 (10)ヒアルロン酸ナトリウム*4 0.03 *1 例1で製造したもの *2 日本ロシュ社製 *3 エーザイ社製 *4 紀文フードケミファ社製 【0058】 例8で製造した軟膏は、経時安定性に優れ、皮膚に適用することにより、肌の老化を防止し、張りのある美しい肌にする軟膏であった。 【0059】 (例9:パック) 下記成分(1)、(3)、(4)及び(9)を混合し、70℃に加熱し、撹拌して混合物を得た。この混合物に、成分(2)及び(7)を混合して得た混合物を混合し、冷却した後、(5)、(6)及び(8)、(10)を均一に混合してパックを得た。 (成分) (%) (1)ポリビニルアルコール 20.0 (2)エチルアルコール 20.0 (3)グリセリン 5.0 (4)カオリン 6.0 (5)グアバ葉の精製水抽出物*1 0.0001 (6)麦芽根抽出物*2 0.1 (7)防腐剤 適量 (8)香料 適量 (9)精製水 残量 (10)アスパラガス抽出物*3 *1 例1で製造したもの *2 三省製薬社製 *3 丸善製薬社製 【0060】 例9で調製したパックは、経時安定性に優れ、皮膚に適用することにより、肌の老化を防止し、張りのある美しい肌にするパックであった。 【0061】 (例10:リキッドファンデーション) 下記成分(1)〜(6)及び(21)を混合溶解した溶液に、下記成分(11)〜(16)を加え、均一に混合し、70℃に維持した。この溶液に、成分(7)〜(10)を均一に溶解し、70℃に維持した溶液を添加して、均一に乳化した。その乳化物を冷却後、下記成分(17)〜(20)を添加してリキッドファンデーションを得た。 (成分) (%) (1)ラノリン 7.0 (2)流動パラフィン 5.0 (3)ステアリン酸 2.0 (4)セタノール 1.0 (5)パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル 3.0 (6)セスキオレイン酸ソルビタン 0.5 (7)グリセリン 5.0 (8)トリエタノールアミン 1.0 (9)カルボキシメチルセルロース 0.7 (10)精製水 残量 (11)酸化チタン 8.0 (12)微粒子酸化チタン 2.0 (13)酸化亜鉛 4.0 (14)マイカ 1.0 (15)タルク 4.0 (16)着色顔料 3.0 (17)グアバ葉の50体積%含水エチルアルコール抽出物*1 0.01 (18)ヨクイニン抽出物*2 0.5 (19)香料 適量 (20)ニコチン酸トコフェロール*3 0.2 (21)防腐剤 適量 *1 例1で製造したもの *2 丸善製薬社製 *3 エーザイ社製 【0062】 例10で調製したリキッドファンデーションは、経時安定性に優れ、皮膚に適用することにより、肌の老化を防止し、張りのある美しい肌にするリキッドファンデーションであった。 【0063】 【発明の効果】 以上説明した様に、本発明によれば、8−OHdGの形成を阻害する新規な8−OHdG形成阻害剤を提供することができる。また、本発明によれば、皮膚に対する安全性が良好であるとともに、皮膚の老化を防止する効果を有する皮膚外用剤および方法を提供することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000145862 【氏名又は名称】株式会社コーセー 【識別番号】000166959 【氏名又は名称】御木本製薬株式会社
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| 【出願日】 |
平成14年7月5日(2002.7.5) |
| 【代理人】 |
【識別番号】110000109 【氏名又は名称】特許業務法人特許事務所サイクス
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| 【公開番号】 |
特開2004−35500(P2004−35500A) |
| 【公開日】 |
平成16年2月5日(2004.2.5) |
| 【出願番号】 |
特願2002−196701(P2002−196701) |
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