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【発明の名称】 老化防止剤又は細胞賦活剤及びこれを含有する皮膚外用剤
【発明者】 【氏名】猪又 顕
【住所又は居所】東京都北区栄町48番18号 株式会社コーセー研究本部内

【氏名】星野 拓
【住所又は居所】東京都北区栄町48番18号 株式会社コーセー研究本部内

【氏名】坂口 博英
【住所又は居所】北海道千歳市泉沢1007−81 日本新薬株式会社機能食品事業部千歳食品工場内

【氏名】清成 能久
【住所又は居所】東京都中央区日本橋本町3−5−14 日本新薬株式会社機能食品事業部東京食品部内

【要約】 【課題】優れた老化防止効果、細胞賦活効果を有しており、製剤中で変質することのない老化防止剤及び細胞賦活剤、並びにこれを含有し経時的に安定で老化防止効果に優れた皮膚外用剤を提供する。

【解決手段】ハスカップ果実搾汁液を濃縮する工程或はハスカップ果実搾汁液を蒸留する工程で搾汁液より分離して得られる液体を有効成分とする老化防止剤又は細胞賦活剤である。また本発明は、上記の老化防止剤又は細胞賦活剤を含有する皮膚外用剤である。更に本発明は、上記の老化防止剤又は細胞賦活剤と、他の細胞賦活剤、抗酸化剤、保湿剤及び紫外線防止剤から選ばれる薬効剤の一種又は二種以上とを含有する皮膚外用剤である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ハスカップ果実搾汁液を濃縮する工程で搾汁液より分離して得られる液体を有効成分とする老化防止剤。
【請求項2】
ハスカップ果実搾汁液を蒸留する工程で搾汁液より分離して得られる液体を有効成分とする老化防止剤。
【請求項3】
ハスカップ果実搾汁液を濃縮する工程で搾汁液より分離して得られる液体を有効成分とする細胞賦活剤。
【請求項4】
ハスカップ果実搾汁液を蒸留する工程で搾汁液より分離して得られる液体を有効成分とする細胞賦活剤。
【請求項5】
請求項1又は2記載の老化防止剤を含有することを特徴とする皮膚外用剤。
【請求項6】
請求項3又は4記載の細胞賦活剤を含有することを特徴とする皮膚外用剤。
【請求項7】
次の成分(A)及び(B):
(A)請求項1〜4のいずれかに記載の老化防止剤又は細胞賦活剤、
(B)他の細胞賦活剤、抗酸化剤、保湿剤及び紫外線防止剤から選ばれる薬効剤の一種又は二種以上、
を含有することを特徴とする皮膚外用剤。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハスカップ果実搾汁液を濃縮する工程で搾汁液より分離して得られる液体(以下、単にハスカップ水と称することがある)を有効成分とする老化防止剤又は細胞賦活剤及びこれを含有する皮膚外用剤に関する。
【0002】
【従来技術】
従来より、乳液、クリーム、化粧水、パック、洗浄料、分散液、軟膏、液剤、エアゾール、貼付剤、パップ剤、リニメント剤等の皮膚外用剤には、所定の薬効を付与することを目的として、各種の薬効剤が加えられている。例えば、加齢、紫外線曝露等により生じる皮膚のしわやたるみ、張りや弾力性の低下を予防、あるいは改善するために、ビタミンAや大豆抽出物、海藻抽出物等の細胞賦活剤が加えられている。これらの細胞賦活剤の中で、ハスカップ果実搾汁液は細胞賦活効果が高くその安全性も高いので、皮膚外用剤等の原料として開発が行われてきた(特願2000−199251号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの細胞賦活剤は、目的の効果を得ようとして製剤に多量に配合すると、変色したり変質するなど、製剤に対して悪影響を与えたり、あるいは所期の薬効が得られない場合がありその改善が望まれていた。ハスカップ果実搾汁液は、上記のような問題点を改善すべく開発されたものであるが、皮膚外用剤に配合する際に、例えばその製剤中に用いられる水と同程度の量を配合することは困難な場合があるなどの配合上の量的な制約があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、製剤中の水と同様に多量に配合しても経時的に安定であり、製剤の外観を損なわずに使用することができ、かつ効果を高く発揮することが可能な薬効剤について鋭意検討を行った結果、ハスカップ果実搾汁液を濃縮する工程或はハスカップ果実搾汁液を蒸留する工程で、搾汁液より分離して得られる液体(ハスカップ水)が老化防止、細胞賦活効果を有し、老化防止剤として優れたものであることを見出した。そして、ハスカップ水は、老化防止成分として皮膚外用剤中に用いられる水と同様に使用することが可能なうえ、他の薬効剤と組み合せることにより、皮膚外用剤としてより優れた老化防止効果が得られることを見出し、本発明を完成した。
【0005】
すなわち本発明は、ハスカップ果実搾汁液を濃縮する工程で搾汁液より分離して得られる液体(ハスカップ水)を有効成分とする老化防止剤である。また本発明は、ハスカップ果実搾汁液を濃縮する工程で搾汁液より分離して得られる液体を有効成分とする細胞賦活剤である。また本発明は、上記の老化防止剤又は細胞賦活剤を含有することを特徴とする皮膚外用剤である。
更に、本発明は、次の成分(A)及び(B):
(A)上記の老化防止剤又は細胞賦活剤、
(B)他の細胞賦活剤、抗酸化剤、保湿剤及び紫外線防止剤から選ばれる薬効剤の一種又は二種以上、
を含有することを特徴とする皮膚外用剤である。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明に用いられるハスカップは、例えば、和名を「クロミノウグイスカグラ(Lonicera caerulea L. var.emphyllocalyx Nakai)」又は「ケヨノミ(Lonicera caerulea L. var. edulis)」と称するものであるが、アイヌ語の「ハスカップ」の名で一般に知られている。ハスカップは、スイカズラ科に属する北方系の植物で、日本においては一部の高山を除くと北海道地方にしか生育しておらず、また栽培をしているのは世界中で北海道だけという世界的に見ても希少な植物である。本発明に用いられるハスカップ果実搾汁液は、例えば、クロミノウグイスカグラの果実から得られるものであるが、その他の種類や産地のものであってもよい。
【0007】
ハスカップ果実搾汁液は、ハスカップ果実を絞って得られるものであるが、搾汁までの過程で必要に応じて水を加えてもよく、更に必要に応じて、パルプ分離処理及び脱臭脱色処理等を施してもよい。本発明で用いるハスカップ水は、ハスカップ果実搾汁液を濃縮する工程で搾汁液より分離して得られる液体であり、従来は廃棄されていたものである。ハスカップ水を作成するに当たってのハスカップ果実搾汁液の濃縮方法は特に限定されないが、例えば減圧蒸留により濃縮する工程、すなわち蒸留する工程で生じる蒸気留分を一か所に集め冷却して製造したものを好ましいものとして挙げることができる。
【0008】
本発明のハスカップ水は、これを老化防止剤、或いは細胞賦活作用を持つ細胞賦活剤として常法に従い、種々の形態の皮膚外用剤に配合することにより老化防止効果を有する皮膚外用剤を得ることができる。これらの老化防止剤、細胞賦活剤の有効成分であるハスカップ水の本発明の皮膚外用剤中における含有量は、特に制限されないが、好ましくは0.1質量%(以下単に「%」で示す)以上である。本発明の皮膚外用剤において、ハスカップ水を従来の精製水の代わりに用いることもでき、ハスカップ水は水としての役割を充分に発揮しつつ、かつ高い老化防止効果、細胞賦活効果を発揮することができる。また、更に他の薬効剤と組み合せることにより、より老化防止効果の優れた皮膚外用剤が得られる。
【0009】
本発明において、ハスカップ水(成分(A))と組み合わせて使用する他の薬効剤(成分(B))は、ハスカップ水以外の他の細胞賦活剤、抗酸化剤、保湿剤及び紫外線防止剤から選ばれるものであるが、具体的な薬効剤としては、例えばそれぞれ以下に示すものが挙げられる。ここで「誘導体」には形成可能なエステルや塩が含まれる。なお、植物名の後のかっこ内にその植物の別名、生薬名などを記載した。また、これらの他の細胞賦活剤、抗酸化剤、保湿剤、紫外線防止剤は一種又は二種以上を組み合わせて用いることができる。なお、薬効を二種以上有するものは重複して記載した。
【0010】
(細胞賦活剤)
細胞賦活剤としては、カロチノイド(カロチン、リコピン、アスタキサンチン等)、ビタミンA及びその誘導体(パルミチン酸レチノール、酢酸レチノール等のレチノール及びその誘導体;デヒドロレチナール等のレチナール及びその誘導体等)、ビタミンC及びその誘導体(ジパルミチン酸−L−アスコルビルやテトライソパルミチン酸−L−アスコルビル等のL−アスコルビン酸アルキルエステル、L−アスコルビン酸リン酸エステル、L−アスコルビン酸硫酸エステル等)、ビタミンB及びその誘導体(チアミン塩酸塩、チアミン硫酸塩、リボフラビン、酢酸リボフラビン、塩酸ピリドキシン、ピリドキシンジオクタノエート、フラビンアデニンジヌクレオチド、シアノコバラミン、葉酸類、ニコチン酸アミドやニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類、コリン類等)、リボ核酸及びその塩、デオキシリボ核酸及びその塩、α−及びγ−リノレン酸、キサンチン及びその誘導体(カフェイン等)、アミノ酸及びその誘導体(セリン、グルタミン酸、テアニン、ヒドロキシプロリン、ピロリドンカルボン酸等)、ドコサヘキサエン酸及びその誘導体、エイコサペンタエン酸及びその誘導体、クエン酸、乳酸、リンゴ酸、コハク酸、アーモンド抽出物、アスパラガス抽出物、アンズ(キョウニン)抽出物、イチョウ抽出物、キハダ(オウバク)抽出物、オオムギ(バクガ)抽出物、キウイ抽出物、キュウリ抽出物、シイタケ抽出物、スギナ抽出物、センブリ抽出物、ダイズ抽出物、ナツメ(タイソウ)抽出物、ツボクサ抽出物、トウガラシ抽出物、トウキンセンカ抽出物、トマト抽出物、ニンニク抽出物、ニンジン抽出物、ヒノキチオール、ブクリョウ抽出物、ブドウ種子油、ブナノキ抽出物、ブナの芽抽出物、モモ抽出物、ユーカリ抽出物、ユリ抽出物、レタス抽出物、レモン抽出物、ローズマリー(マンネンロウ)抽出物、麦芽根抽出物、動物由来抽出物(イカスミ等軟体動物抽出物、貝殻抽出物、貝肉抽出物、魚肉抽出物、鶏冠抽出物、ローヤルゼリー、シルクプロテイン及びその分解物、胎盤抽出物、血清除蛋白抽出物、ラクトフェリン又はその分解物等)、酵母抽出物、微生物醗酵代謝産物(乳酸菌、ビフィズス菌等由来)、霊芝抽出物等が挙げられる。
【0011】
これらの細胞賦活剤のうち、特に好ましいものとしては、ビタミンA及びその誘導体、ビタミンC及びその誘導体、ビタミンB及びその誘導体、クエン酸、リンゴ酸、ピロリドンカルボン酸、ローヤルゼリー、ブナの芽抽出物、酵母抽出物、微生物醗酵代謝産物(乳酸菌、ビフィズス菌等由来)及び霊芝抽出物が挙げられる。
【0012】
(抗酸化剤)
抗酸化剤としては、ビタミンE及びその誘導体(dl−α(β、γ)−トコフェロール、酢酸dl−α−トコフェロール、ニコチン酸dl−α−トコフェロール、リノール酸dl−α−トコフェロール、コハク酸dl−α−トコフェロール等のトコフェロール及びその誘導体、ユビキノン類等)、ビタミンA及びその誘導体(パルミチン酸レチノール、酢酸レチノール等のレチノール及びその誘導体、デヒドロレチナール等のレチナール及びその誘導体等)、カロチノイド(カロチン、リコピン、アスタキサンチン等)、クエルセチン、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、ビタミンB及びその誘導体(チアミン塩酸塩、チアミン硫酸塩、リボフラビン、酢酸リボフラビン、塩酸ピリドキシン、ピリドキシンジオクタノエート、フラビンアデニンジヌクレオチド、シアノコバラミン、葉酸類、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類、コリン類等)、ビタミンC及びその誘導体(ジパルミチン酸−L−アスコルビルやテトライソパルミチン酸−L−アスコルビル等のL−アスコルビン酸アルキルエステル、L−アスコルビン酸リン酸エステル、L−アスコルビン酸硫酸エステル等)、ビタミンD及びその誘導体(エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール、ジヒドロキシスタナール等)、ルチン、チオタウリン、タウリン、ハイドロキノン及びその誘導体、ヒスチジン、カテキン及びその誘導体、グラブリジン、グラブレン、リクイリチン、イソリクイリチン及びこれらを含有するカンゾウ抽出物、グルタチオン及びその誘導体、没食子酸及びその誘導体、コレステロール及びその誘導体、スーパーオキサイドディスムターゼ、マンニトール、キュウリ抽出物、ケイケットウ抽出物、ゲンチアナ(リンドウ)抽出物、ゲンノショウコ抽出物、サンザシ抽出物、シャクヤク抽出物、イチョウ抽出物、コガネバナ(オウゴン)抽出物、ニンジン抽出物、マイカイカ(マイカイ、ハマナス)抽出物、サンペンズ(カワラケツメイ)抽出物、トルメンチラ抽出物、パセリ抽出物、ブドウ抽出物、ボタン(ボタンピ)抽出物、モッカ(ボケ)抽出物、メリッサ抽出物、ヤシャジツ(ヤシャ)抽出物、ユキノシタ抽出物、ローズマリー(マンネンロウ)抽出物、レタス抽出物、茶抽出物(烏龍茶、紅茶、緑茶等)、微生物醗酵代謝産物、海藻抽出物、霊芝抽出物、卵殻膜抽出物、胎盤抽出物、羅漢果抽出物等が挙げられる。
【0013】
これらの抗酸化剤のうち、特に好ましいものとしては、ビタミンE及びその誘導体、ビタミンC及びその誘導体、ルチン、ヤシャジツ抽出物、ユキノシタ抽出物、マイカイカ抽出物、スーパーオキサイドディスムターゼ、イチョウ抽出物、グルタチオン及びその誘導体、ヒスチジン、マンニトール、カロチノイドが挙げられる。
【0014】
(保湿剤)
保湿剤としては、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、タンパク質又はその誘導体もしくは加水分解物並びにそれらの塩(コラーゲン、エラスチン、ケラチン等)、ムコ多糖及びその誘導体(ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸等)、アミノ酸及びその誘導体(ヒスチジン、セリン、グリシン、テアニン、アスパラギン酸、アルギニン、ピロリドンカルボン酸等)、糖類(ソルビトール、エリスリトール、トレハロース、イノシトール、グルコース、キシリトール、蔗糖及びその誘導体、デキストリン及びその誘導体、ハチミツ等)、D−パンテノール及びその誘導体、糖脂質、セラミド、温泉水、アマチャ抽出物、アーモンド抽出物、アシタバ抽出物、アボカド抽出物、アルテア抽出物、アルニカ抽出物、アロエ抽出物、ウスベニアオイ抽出物、コガネバナ(オウゴン)抽出物、オウレン抽出物、オトギリソウ抽出物、オドリコソウ抽出物、オノニス抽出物、カミツレ抽出物、カラスムギ抽出物、グラブリジン、グラブレン、リクイリチン、イソリクイリチン及びこれらを含有するカンゾウ抽出物、キイチゴ抽出物、スイカズラ(キンギンカ)抽出物、クインスシード(マルメロ)抽出物、クララ(クジン)抽出物、クチナシ抽出物、クマザサ抽出物、グレープフルーツ抽出物、クレソン抽出物、ゲンチアナ(リンドウ)抽出物、ゲンノショウコ抽出物、ゴボウ抽出物、コムギ抽出物、コンフリー(ヒレハリソウ)抽出物、サイシン抽出物、サボテン抽出物、サボンソウ抽出物、サルビア(セージ)抽出物、サンザシ抽出物、ジオウ抽出物、シソ抽出物、シモツケ抽出物、シャクヤク抽出物、ショウガ抽出物、ショウブ抽出物、シラカバ抽出物、ハッカ(ペパーミント、ミドリハッカ、スペアミント等)抽出物、ゼニアオイ(ウスベニタチアオイ)抽出物、センキュウ抽出物、クワ(ソウハクヒ)抽出物、タチジャコウソウ(タイム)抽出物、ツバキ抽出物、トウキ抽出物、トウチュウカソウ抽出物、ドクダミ抽出物、トルメンチラ抽出物、パセリ抽出物、ハトムギ(ヨクイニン)抽出物、ハマメリス(ウイッチヘーゼル)抽出物、バラ抽出物、ヒノキ抽出物、ヒマワリ抽出物、フキタンポポ抽出物、ブッチャーズブルーム抽出物、ブドウ抽出物、プルーン(スモモ)抽出物、ヘチマ抽出物、ボダイジュ抽出物、ボタン(ボタンピ)抽出物、ホップ抽出物、マツ抽出物、マロニエ抽出物、ムクロジ抽出物、ムチン、メリッサ抽出物、ヤグルマソウ抽出物、ユキノシタ抽出物、ユリ抽出物、ライム抽出物、ラベンダー抽出物、リンゴ抽出物、リンドウ(リュウタン)抽出物、リン脂質(大豆、卵黄等由来)、レンゲソウ抽出物、ワレモコウ(ジユ)抽出物、茶(烏龍茶、緑茶、紅茶等)抽出物、尿素、羅漢果抽出物、海藻抽出物(コンブ、マコンブ、ワカメ、ヒジキ、ヒバマタ、スジメ、トロロコンブ、カジメ、ツルアラメ、チガイソ、ホンダワラ、ジャイアントケルプ等の褐藻類;テングサ、オオキリンサイ、キリンサイ、ツノマタ、スギノリ、ウスバノリ、アサクサノリ、マツノリ、トサカマツ、フノリ、オゴノリ、カイメンソウ、イギス、エゴノリ等の紅藻類;クロレラ、アオノリ、ドナリエラ、クロロコッカス、アナアオサ、カワノリ、マリモ、シオグサ、カサノリ、フトジュズモ、タマジュズモ、ヒトエグサ、アオミドロ等の緑藻類;スピルリナ等の藍藻類等)等が挙げられる。
【0015】
更に、皮膚表面のシーリングによる保湿(エモリエント)剤として、ホホバ油、マカデミアナッツ油、オリーブ油、杏仁油、パーシック油、サフラワー油、ヒマワリ油、アボガド油、メドゥホーム油、ツバキ油、アーモンド油、エゴマ油、ゴマ油、ボラージ(ルリジサ)油、カカオ脂、シア脂等が挙げられる。これらの保湿剤を配合することにより、より高い老化防止効果を発揮することができる。これらの保湿剤のうち、特に好ましいものとしては、アミノ酸及びその誘導体並びにそれらの塩、リン脂質及びその誘導体、グリセリン、1,3−ブチレングリコールが挙げられる。
【0016】
(紫外線防止剤)
紫外線防止剤としては、パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、オキシベンゾン及びその誘導体(2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸ナトリウム等)、酸化チタン、微粒子酸化チタン、酸化亜鉛及び微粒子酸化亜鉛等が挙げられる。特に酸化チタンや酸化亜鉛等の無機粉体は、微粒子のものを用いるとより高い効果が発揮される。これらの紫外線防止剤のうち、特に好ましいものとしては、パラメトキシケイ皮酸−2−エチルへキシル、酸化チタン、微粒子酸化チタン、酸化亜鉛及び微粒子酸化亜鉛があげられる。
【0017】
本発明の皮膚外用剤における上記成分(B)の薬効剤の本発明の皮膚外用剤での含有量は、薬効剤の種類により相違するが、以下に示す範囲とすることが好ましい。この範囲であれば、成分(A)の老化防止剤又は細胞賦活剤と組み合わせた場合、製剤及び製剤中の成分(A)のハスカップ水の経時安定性に影響を及ぼすことがなく、より高い老化防止効果を発揮させることができる。
【0018】
すなわち、本発明の皮膚外用剤における成分(B)の他の細胞賦活剤の含有量は、好ましくは0.00001〜10%であり、より好ましくは0.0001〜5%の範囲である。抽出物を抽出液のまま用いる場合は乾燥固形分としてこの範囲であればよい。この範囲であればより優れた細胞賦活効果を示し、しわやたるみを改善するなど皮膚に対する優れた老化防止効果を示す皮膚外用剤が得られる。
【0019】
本発明の皮膚外用剤における成分(B)の抗酸化剤の含有量は、好ましくは0.00001〜5%、より好ましくは0.0001〜3%の範囲である。抽出物を抽出液のまま用いる場合は乾燥固形分としてこの範囲であればよい。この範囲であればより優れた抗酸化効果の発現を発揮し、活性酸素等による皮膚真皮へのダメージを予防し、より優れた老化防止効果を示す皮膚外用剤が得られる。
【0020】
本発明の皮膚外用剤における成分(B)の保湿剤の含有量としては、0.00001〜25%の範囲が好ましく、より好ましくは0.0001〜20%の範囲である。抽出物を抽出液のまま用いる場合は乾燥固形分としてこの範囲であればよい。この範囲であれば優れた保湿効果を発揮し、乾燥などによるしわの形成を抑制し、より優れた老化防止効果を示す皮膚外用剤が得られる。
【0021】
本発明の皮膚外用剤における成分(B)の紫外線防止剤の含有量としては、好ましくは0.001〜30%、より好ましくは0.01〜25%の範囲である。この範囲であればより優れた紫外線防止効果を発揮し、紫外線によるしわやたるみを予防することにより、より優れた老化防止効果を示す皮膚外用剤が得られる。
【0022】
本発明の皮膚外用剤は、常法に従い、必須成分である(A)成分、又は(A)成分と(B)成分とを通常の皮膚外用剤として知られる種々の形態の基剤に配合して調製することができる。皮膚外用剤の配合形態の例としては、特に限定されず、例えば、乳液、クリーム、化粧水、美容液、パック、洗浄料、メーキャップ化粧料、分散液、軟膏、液剤、エアゾール、貼付剤、ハップ剤、リニメント剤等の、いずれの形態の化粧料であっても、外用医薬品等であってもよい。
【0023】
また、本発明の皮膚外用剤には、前記必須成分以外のもので、化粧料や医薬部外品、外用医薬品等に通常使用される各種の成分、即ち、水、アルコール、油剤、界面活性剤、増粘剤、粉体、キレート剤、pH調整剤、各種薬効剤、動植物・微生物由来の抽出物、香料等を、本発明の効果を損なわない範囲で適宜加えることができる。これらの中から、具体的なものを以下に例示する。
【0024】
アルコールとしては、必須成分と重複しない範囲で、溶解、清涼感、防腐、保湿等の目的で、エチルアルコール等の一価アルコールや、多価アルコールを用いることができる。油剤は、使用性、使用感を良くするものとして、その由来、性状は問わず使用することができる。例えば流動パラフィン、スクワラン、トリグリセライド油、エステル油、ロウ類、脂肪酸類、高級アルコール、シリコン油、フッ素系油、各種ワックス等である。界面活性剤は、油剤等の乳化や可溶化等の為に用いられ、陰イオン性、陽イオン性、非イオン性及び両性の活性剤を用いることができる。
【0025】
増粘剤としては、カルボキシビニルポリマー、カラギーナン、寒天、キサンタンガム、デキストリン脂肪酸エステル、有機変性粘土鉱物等、化学合成品又は天然物由来に関わらず用いることが可能である。また、これらの成分を系の粘度調整だけでなく、ゲル化、保湿、皮膜形成等のためなどに用いることもができる。粉体としては、形状や粒子の大きさ、多孔性の有無、結晶構造等を問わず、使用性や使用感を良くするために、複合化や表面処理を行なったものでもよい。タルク、マイカ、セリサイト、無水ケイ酸等の無機粉体、ナイロンパウダー等の有機粉体、魚鱗箔、オキシ塩化ビスマス等のパール顔料、酸化鉄、カーボンブラック、群青等の無機顔料、タール色素及びそのレーキ、天然色素等が用途に応じて用いられる。系中の成分の品質劣化を防ぐために、EDTA等のキレート剤、乳酸−乳酸ナトリウム等のバッファーによるpH調整剤を用いることもできる。
【0026】
抗菌剤及び殺菌剤としては、ニキビ等を予防、改善する目的で、安息香酸、安息香酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸エステル、パラクロルメタクレゾール、塩化ベンザルコニウム、フェノキシエタノール、イソプロピルメチルフェノール等が用いられる。美白剤は、メラニンの生成を抑制して、肌のくすみ、シミ、ソバカス又は老人性色素斑及び肝斑等の色素沈着の予防及び改善、肌の透明感を改善する目的で用いられる。例えばセンプクカ抽出物、アガロース、オリゴサッカライド、システイン及びその誘導体、アセロラ抽出物、イブキトラノオ抽出物、エイジツ抽出物、エゾウコギ抽出物、エンドウ豆抽出物、カムカム抽出物、オレンジ抽出物、コーヒー抽出物、ゴカヒ抽出物、コメ抽出物、コメヌカ抽出物、シラユリ抽出物、ブラックカラント抽出物、ホウセンカ抽出物、糖蜜抽出物等が挙げられる。
【0027】
抗炎症剤としては、グリチルリチン酸及びその誘導体、グリチルレチン酸及びその誘導体、イオウ及びその誘導体、イラクサ抽出物、インチンコウ抽出物、ウコン抽出物、ニワトコ抽出物、ガマ(別名ホオウ)抽出物、ヨモギ抽出物、等が挙げられる。抗炎症剤を配合することより、炎症に起因する皮膚の色素沈着抑制や老化防止等の効果を付与することができる。血行促進剤は、皮膚の血流を促すことによってしわや弾力性の低下を予防する目的で用いられ、トウガラシチンキ、γ―オリザノール等が挙げられ、酵素としてはリパーゼ、パパイン等が挙げられる。これらを配合することにより、更に高い老化防止効果が発揮できる。
【0028】
【実施例】
次に参考例、試験例及び実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらに何ら制約されるものではない。
【0029】
参考例1 ハスカップ水の製造
常法によりクロミノウグイスカグラ果実を破砕した後ペクチナーゼ及び水を原料果実に対してそれぞれ0.01%及び40%になるように添加し一晩放置した。翌日、油圧プレス機を用いて上記の破砕果実を圧搾し、搾汁液を得た。この搾汁液を一旦加熱した後、遠心分離し、上澄み液をハスカップ果実搾汁液として得た。このハスカップ果実搾汁液を真空濃縮機を用いて減圧濃縮しこのとき蒸発する留分を復水器で充分に冷却して集めこれをハスカップ水とした。
【0030】
参考例2 大豆抽出物の製造
大豆の種子10gに、70vol%含水エチルアルコール100mLを加え、室温にて3日間抽出を行った後濾過して大豆抽出物を得た。この時大豆抽出物の乾燥固形分は0.5%であった。
【0031】
試験例1 細胞培養による細胞賦活試験
ヒト新生児由来の線維芽細胞NB1RGBを使用した。24穴プレートに培地を適量とり、線維芽細胞NB1RGBを播種し、37℃、二酸化炭素濃度5vol%中にて静置した。翌日、参考例1で得たハスカップ水をそれぞれ最終濃度が0μL/mL(対照)、1μL/mL、10μL/mL、100μL/mLとなるように検体調製液を添加し混和した。培養4日目に培地を交換し、再度検体調製液を添加した。翌日、培地を除き、細胞をリン酸緩衝液にて洗浄した後回収し、各検体調製液で生育させた線維芽細胞NB1RGBの細胞数を対照と比較した細胞増殖率として評価した。また、比較例としてすでに細胞賦活作用のあることが知られている大豆抽出物についても同様の試験を行った。
【0032】
(評価基準)
各検体調製液を添加して生育させた細胞数を対照の細胞数と比較し、その細胞増殖率を指標として細胞賦活効果を評価した。また、細胞数は、血球計算盤を用いてカウントした。その結果を表1に示す。
【0033】
【表1】


【0034】
表1の結果から明らかな如く、本発明のハスカップ水は、ヒト新生児由来の線維芽細胞NB1RGBに対して高い細胞賦活能を有していることが認められた。従って、本発明のハスカップ水を肌に適用することにより、優れた老化防止効果を発揮し、加齢、紫外線曝露等により生じる皮膚のしわ、たるみ等を効果的に改善することができる。
【0035】
実施例1 クリーム
表2に示す組成及び下記製法でクリームを調製し、本発明のハスカップ水を配合した場合のしわ改善効果及びハスカップ水と本発明の成分(B)の各薬効剤とを組み合わせて配合した場合のしわ改善効果を、下記の試験法及び評価法で調べた。その結果を表2に併せて示す。
【0036】
【表2】


【0037】
(製法)
A.成分(1)〜(6)と(9)〜(13)を混合し、加熱して70℃に保つ。
B.成分(15)を加熱して70℃に保つ。
C.AにBを加えて乳化する。
D.Cに成分(7)、(8)及び(14)を加えた後、冷却してクリームを得た。
【0038】
(試験方法)
被験クリーム1品につき30〜59才の女性20名をパネルとし、毎日朝と夜の2回、12週間にわたって洗顔後に被験クリームの適量を顔面に塗布した。塗布によるしわ改善効果を以下の基準によって評価し、各評価基準に該当するパネルの人数で評価結果を示した。
【0039】
(評価基準)
<評価>  <内   容>
有  効  肌のしわが目立たなくなった。
やや有効  肌のしわがあまり目立たなくなった。
無  効  使用前と変化なし。
【0040】
表2の結果に示される如く、比較品と比べて、ハスカップ水を配合した本発明品1のクリームは、これを皮膚に適用することにより肌のしわを改善することができ、張りのある美しい肌とすることが明らかとなった。また、ハスカップ水と本発明の成分(B)の各薬効剤とを組み合わせて配合した本発明品2〜6のクリームは、その効果が相乗的に高められたものであった。更に、ハスカップ水を使用したパネル延べ120名中98名から、シワ改善効果以外にも「使用後に肌がしっとりし、キメが整った」のコメントが得られたことから、ハスカップ水には保湿作用による老化防止効果もあることが伺える。
【0041】
実施例2 化粧水
(成分)                          (%)
(1)グリセリン                     10.0
(2)1,3−ブチレングリコール              6.0
(3)ハスカップ水*1                   残量
(4)マイカイカ抽出物*2                 0.5
(5)塩酸ピリドキシン*3                 0.1
(6)クエン酸                       0.1
(7)クエン酸ナトリウム                  0.3
(8)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.)    0.5
(9)エチルアルコール                   8.0
(10)防腐剤                       適量
(11)香料                        適量
*1 参考例1で製造したもの
*2 丸善製薬社製
*3 和光純薬社製
【0042】
(製法)
A.成分(1)〜(7)を混合溶解する。
B.成分(8)〜(11)を混合溶解する。
C.AとBを混合して均一にし、化粧水を得た。
実施例2の化粧水は、経時安定性に優れ、皮膚に適用することにより、加齢による肌のしわやたるみを改善し、張りのある美しい肌にする化粧水であった。
【0043】


【0044】
(製法)
A.成分(13)〜(17)を加熱混合し、70℃に保つ。
B.成分(1)〜(12)を加熱混合し、70℃に保つ。
C.AにBを加えて混合し、均一に乳化する。
D.Cを冷却後(18)〜(22)を加え、均一に混合して乳液を得た。
得られた乳液は、経時安定性に優れ、皮膚に適用することにより、加齢による肌のしわやたるみを改善し、張りのある美しい肌にする乳液であった。
【0045】
実施例4. 軟膏
(成分)                          (%)
(1)ステアリン酸                    18.0
(2)セタノール                      4.0
(3)防腐剤                        適量
(4)トリエタノールアミン                 2.0
(5)グリセリン                      5.0
(6)精製水                        残量
(7)ハスカップ水*1                  10.0
(8)トウキ抽出物*2                   0.3
(9)ピロリドンカルボン酸ナトリウム*3          0.3
*1 参考例1で製造したもの
*2 日本粉末薬品社製
*3 味の素社製
【0046】
(製法)
A.成分(4)、(5)及び(6)の一部を加熱混合し、75℃に保つ。
B.成分(1)〜(3)を加熱混合し、75℃に保つ。
C.AをBに徐々に加える。
D.Cを冷却しながら(6)の残部で溶解した(7)〜(9)を加え、軟膏を得た。
得られた軟膏は、経時安定性に優れ、皮膚に適用することにより、肌のしわやたるみを改善し、張りのある美しい肌にする軟膏であった。
【0047】
実施例5. パック
(成分)                          (%)
(1)ポリビニルアルコール                15.0
(2)無水ケイ酸                      0.5
(3)ポリエチレングリコール                0.5
(4)ポリオキシプロピレンメチルグルコシド         5.0
(5)グリセリン                      5.0
(6)精製水                        残量
(7)エチルアルコール                  10.0
(8)防腐剤                        適量
(9)ハスカップ水*1                   0.1
(10)酵母抽出物*2                   1.0
(11)香料                        適量
*1 参考例1で製造したもの
*2 丸善製薬社製
【0048】
(製法)
A.成分(1)〜(6)を混合し、70℃に加熱して溶解する。
B.成分(7)及び(8)を混合して溶解する。
C.Bを先のAに加え、混合した後、冷却して(9)〜(11)を均一に分散してパックを得た。
【0049】
実施例6. リキッドファンデーション:
(成分)                         (%)
(1)ジペンタエリトリット脂肪酸エステル          2.0
(2)流動パラフィン                    5.0
(3)ステアリン酸                     2.0
(4)セタノール                      1.0
(5)自己乳化型モノステアリン酸グリセリル         1.0
(6)パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル       8.0
(7)防腐剤                        適量
(8)グリセリン                      5.0
(9)トリエタノールアミン                 1.0
(10)カルボキシメチルセルロース             0.2
(11)ベントナイト                    0.5
(12)精製水                       残量
(13)酸化チタン                     6.0
(14)微粒子酸化チタン                  2.0
(15)微粒子酸化亜鉛                   5.0
(16)マイカ                       2.0
(17)タルク                       4.0
(18)着色顔料                      4.0
(19)ハスカップ水*1                 10.0
(20)マンニトール*2                  0.5
(21)ニコチン酸アミド*3                0.5
(22)香料                        適量
*1 参考例1で製造したもの
*2 シグマ社製
*3 シグマ社製
【0050】
(製法)
A.成分(1)〜(7)を加熱し混合溶解する。
B.Aに成分(13)〜(18)を加え、均一に混合し、70℃に保つ。
C.成分(8)〜(12)を均一に溶解し、70℃に保つ。
D.CにBを添加して、均一に乳化する。
E.Dを冷却後、成分(19)〜(22)を添加してリキッドファンデーションを得た。
【0051】
実施例7. 日焼け止め乳液
(成分)                          (%)
(1)ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン    1.0
(2)ジメチルポリシロキサン                5.0
(3)オクタメチルシクロテトラシロキサン         20.0
(4)イソノナン酸イソトリデシル              5.0
(5)パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル       5.0
(6)防腐剤                        適量
(7)香料                         適量
(8)微粒子酸化チタン                  10.0
(9)微粒子酸化亜鉛                   10.0
(10)酸化ジルコニウム                  5.0
(11)ポリスチレン末                   3.0
(12)トリメチルシロキシケイ酸              0.5
(13)ジプロピレングリコール               3.0
(14)エチルアルコール                 10.0
(15)精製水                       残量
(16)食塩                        0.2
(17)ハスカップ水*1                  5.0
(18)海藻抽出物*2                   3.0
*1 参考例1で製造したもの
*2 フィリップロックレイ社製
【0052】
(製法)
A.成分(1)〜(12)を混合分散して70℃に保つ。
B.成分(13)〜(16)を混合溶解して70℃に保つ。
C.AにBを添加して、均一に乳化する。
D.冷後、Cに成分(17)、(18)を添加して日焼け止め乳液を得た。
【0053】
実施例5〜7のパック、リキッドファンデーション及び日焼け止め乳液は、いずれも経時安定性に優れ、皮膚に適用することにより、肌のしわやたるみを改善し、張りのある美しい肌にするものであった。
【0054】
【発明の効果】
以上のごとく、本発明のハスカップ水を有効成分とする老化防止剤、細胞賦活剤は、優れた細胞賦活効果を有している。この老化防止剤、細胞賦活剤を含有する本発明の皮膚外用剤は、しわに対し高い改善効果を発揮し、加齢、紫外線暴露による皮膚のしわ、たるみ等の改善のための老化防止用として有用なものである。更に、この老化防止剤又は細胞賦活剤を、他の細胞賦活剤、抗酸化剤、保湿剤、紫外線防止剤等の薬効剤と組み合わせて配合した皮膚外用剤は、単独で配合した場合に比べてより優れた老化防止効果を有するものである。従って、本発明の老化防止剤及び細胞賦活剤並びにこれを含有する皮膚外用剤は、老化防止を目的とする化粧品や医薬品等に有利に利用することができるものである。
【出願人】 【識別番号】000145862
【氏名又は名称】株式会社コーセー
【住所又は居所】東京都中央区日本橋3丁目6番2号
【識別番号】000004156
【氏名又は名称】日本新薬株式会社
【住所又は居所】京都府京都市南区吉祥院西ノ庄門口町14番地
【出願日】 平成14年7月4日(2002.7.4)
【代理人】 【識別番号】100089406
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 宏

【識別番号】100096563
【弁理士】
【氏名又は名称】樋口 榮四郎

【識別番号】100110168
【弁理士】
【氏名又は名称】宮本 晴視

【公開番号】 特開2004−35477(P2004−35477A)
【公開日】 平成16年2月5日(2004.2.5)
【出願番号】 特願2002−195463(P2002−195463)