| 【発明の名称】 |
多色固形化粧料の製造方法及びその製造装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】森谷 勇人 【住所又は居所】神奈川県座間市小松原2−52−13 株式会社日本色材工業研究所座間工場内
【氏名】松村 幸太郎 【住所又は居所】神奈川県座間市小松原2−52−13 株式会社日本色材工業研究所座間工場内
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| 【要約】 |
【課題】単一の容器内に複数の色調の化粧料が充填され、その化粧料の表面が多色を呈し、その多色の層が化粧料の最下層まで維持されている多色固形化粧料において、表面の多色の境目が意匠的にきれいな多色固形化粧料を提供すること。
【解決手段】複数の供給ノズル口と一つの吐出ノズル口を有する充填ノズルの前記供給ノズル口から、複数の、互いに異なる色の流動性化粧料原料をそれぞれ異なった口に独立して供給し、次いで前記複数の流動性化粧料原料を前記充填ノズル内で一つにまとめ、前記吐出ノズル口迄流動させた後吐出させて充填成型する多色固形化粧料の製造方法において、前記充填ノズルに振動を与えながら前記流動性化粧料原料を流動させて充填成型することを特徴とする多色固形化粧料の製造方法及びその製造装置。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 複数の供給ノズル口と一つの吐出ノズル口を有する充填ノズルの前記供給ノズル口から、複数の、互いに異なる色の流動性化粧料原料をそれぞれ異なった口に独立して供給し、次いで前記複数の流動性化粧料原料を前記充填ノズル内で一つにまとめ、前記吐出ノズル口迄流動させた後吐出させて充填成型する多色固形化粧料の製造方法において、前記充填ノズルに振動を与えながら前記流動性化粧料原料を流動させて充填成型することを特徴とする多色固形化粧料の製造方法。 【請求項2】 複数の、互いに異なる色の流動性化粧料原料を供給する原料供給手段と、複数の供給ノズル口を設けた供給ノズル部と一つの吐出ノズル口を設けた吐出ノズル部を有し、前記複数の原料供給手段から供給ノズル口を通して供給される複数種の流動性化粧料原料を吐出ノズル口へ流動させる充填ノズルと、前記充填ノズルに振動を付与する振動手段と、前記充填ノズルから吐出する前記流動性化粧料原料を充填成型する充填成型手段とを有することを特徴とする多色固形化粧料の製造装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】 この発明は、多色固形化粧料の製造方法およびその製造装置に関する。さらに詳しくは、複数の、互いに異なる色の流動性化粧料原料を充填ノズルに供給し、前記流動性化粧料原料を充填ノズルから化粧料用中皿等に流し込んで充填成型する多色固形化粧料の製造方法およびその製造装置に関する。 【0002】 【従来の技術】 従来、単一の容器内に複数の色調の化粧料が充填され、その化粧料の表面が多色を呈しその多色の層が化粧料の最下層まで維持されている多色化粧料に関する技術に関しては、複数色の粉末化粧料が色毎に区画されて充填された粉末化粧料の技術がある(特開昭61−97208号公報、特公平1−31885号公報等)。これらの多色粉末化粧料の表面は、意匠的にきれいな多色の境目を形成している。 【0003】 これに対して、化粧料の表面が多色を呈し、その多色が化粧料の最下層まで維持されている多色固形化粧料において、表面の多色の境目が意匠的にきれいな固形化粧料に関する技術はない。これは、製造の際用いる固形化粧料を流動化した流動性化粧料原料を流し込み充填したとき、一体としての多色化粧料の形状をとりにくいためである。したがって、できたとしても多色の境目が不自然できたなく、商品価値の低いものになってしまう。特に、複数色の流動性化粧料原料の粘度差が大きいものは、境目が特に不自然できたなくなる。 【0004】 特開平1−90112号公報、特公平4−65806号公報には、表面の多色の境目が意匠的にきれいな固形化粧料が開示されているが、これらはいずれも表面の多色の層が化粧料の最下層まで維持されているものではない。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】 この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、単一の容器内に複数の色調の化粧料が充填され、その化粧料の表面が多色を呈し、その多色の層が化粧料の最下層まで維持されている多色固形化粧料において、表面の多色の境目が意匠的にきれいな多色固形化粧料を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】 この発明者らは上記課題を解決するために鋭意研究を行った結果、複数の、互いに異なる色の流動性化粧料原料を充填ノズルに供給し、前記流動性化粧料原料を充填ノズルから化粧料用中皿等に流し込んで成型する多色固形化粧料の製造方法において、前記充填ノズルに振動を与えることにより上記課題が解決されることを見出し、この発明を完成するに至った。 【0007】 すなわち、この発明は、複数の供給ノズル口と一つの吐出ノズル口を有する充填ノズルの前記供給ノズル口から、複数の、互いに異なる色の流動性化粧料原料をそれぞれ異なった口に独立して供給し、次いで前記複数の流動性化粧料原料を前記充填ノズル内で一つにまとめ、前記吐出ノズル口迄流動させた後吐出させて充填成型する多色固形化粧料の製造方法において、前記充填ノズルに振動を与えながら前記流動性化粧料原料を流動させて充填成型することを特徴とする多色固形化粧料の製造方法である。 【0008】 さらに、この発明は、複数の、互いに異なる色の流動性化粧料原料を供給する原料供給手段と、複数の供給ノズル口を設けた供給ノズル部と一つの吐出ノズル口を設けた吐出ノズル部を有し、前記複数の原料供給手段から供給ノズル口を通して供給される複数種の流動性化粧料原料を吐出ノズル口へ流動させる充填ノズルと、前記充填ノズルに振動を付与する振動手段と、前記充填ノズルから吐出する前記流動性化粧料原料を充填成型する充填成型手段とを有することを特徴とする多色固形化粧料の製造装置である。 【0009】 本発明によれば、単一の容器内に複数の色調の化粧料が充填され、その化粧料の表面が多色を呈し、その多色の層が化粧料の最下層まで維持されている、表面の多色の境目が自然で審美性の高い模様を形成した、意匠的に優れた多色固形化粧料が、簡単な製造方法、製造装置で得ることができる。 【0010】 この発明に係る多色固形化粧料とは、化粧料の表面が多色を呈し、その多色が化粧料の最下層まで維持されているものである。なお、多色の概念には模様形成による多色等も含まれるものである。また、固形化粧料とは、非ニュートン性液体、膠化体等ある条件により流動性を持ち一般生活環境下で流動性を失い固形化できるものであり、例えば、油分、粉末を必須成分とした油性固形化粧料が該当する。 【0011】 また、流動性化粧料原料とは、多色固形化粧料の各色の固形化粧料の原料に加熱、超音波等のエネルギーを与えることにより流動性を示すようになるものであり、充填成型後、冷却または常温放置し常温状態に置かれたとき非流動性の固形化粧料となる。流動性を示す温度は50〜100℃が好ましい。 【0012】 【発明の実施の形態】 以下、この発明の多色固形化粧料製造装置について図面を参照して説明する。図1はこの発明の製造装置の一具体例である多色油性固形化粧料の製造装置を示すものである。 【0013】 図1に示したように、多色油性固形化粧料の製造装置1は、タンク2と、導管3と、ポンプ4と、充填ノズル9と、振動装置5を有している。 【0014】 タンク2は、多色油性固形化粧料の原料である流動性油性化粧料原料を収容する貯留槽である。この例の多色油性固形化粧料製造装置1においては、タンク2は2個設けられていて、それぞれ異なる色を有する流動性油性化粧料原料を収容している。なお、3種類以上の流動性油性化粧料原料を使用する場合等には、タンク2の数を3個以上に増やすことができる。 【0015】 タンク2は、原料の流動性を保持し、成型されるまで流動性を保つように保温されており、必要に応じてタンク2に加熱装置を設けてもよい。タンク2については、流動性油性化粧料原料を収容することができれば、その材質、形状等に特に制限はなく、目的に応じて適宜に決定することができる。 【0016】 タンク2には、それぞれその下部に導管3が設置されている。導管3は、前記タンク2内の流動性油性化粧料原料を充填ノズル9に移送するための原料移送手段である。また、前記タンク2に結合された導管3のそれぞれには、流動性油性化粧料原料を定量的に圧送するポンプ4が取り付けられている。すなわち、タンク2内に収容された流動性油性化粧料原料は、ポンプ4の作用により、導管3を通って充填ノズル9に送り込まれる。 【0017】 この際、2基のタンク2内に貯留されている多色油性固形化粧料原料の粘度が相違している場合には、2基のタンク2内のそれぞれの温度制御により充填物の粘度調整を行ない、ポンプ4で流動性油性化粧料原料の供給速度を調整する。したがって、このポンプ4は、流動性油性化粧料原料の供給速度を可変可能な加圧ポンプとも言える。 【0018】 この発明においては、ポンプ4は、流動性油性化粧料原料を貯留する貯留槽から充填ノズル9に流動性油性化粧料原料を移送し、供給させることができるように、流動性油性化粧料原料を吸引吐出する能力を有する様々の吸引吐出手段を採用することができる。 【0019】 例えば、図1に示されるような、シリンダーとピストンとを備え、ピストンを後退させるとシリンダーに設けた吸引口からシリンダー内に流動性油性化粧料原料が吸引され、シリンダーに設けた排出口に設けた弁により排出口から空気の浸入を防ぐことにより、前記シリンダー内に流動性油性化粧料原料が装填され、次いで、ピストンを前進させると、シリンダー内の流動性油性化粧料原料が前記排出口から排出され、このときシリンダーにおける吸引口に設けられた弁により吸引口外へと逆流するのが防止され、前記排出口から排出された流動性油性化粧料原料が充填ノズル9へと移送していくように形成されたポンプ4が好適である。 【0020】 前記ポンプ4は、定量的に流動性油性化粧料原料を移送することができ、また流量を調節することができるようになっている。 【0021】 なお、多色油性固形化粧料製造装置1においては、ポンプ4を導管3の途中に設けているが、定量的に、また流量を調節しながら流動性油性化粧料原料を供給することができれば、必要に応じた種々の形式、規模、容量のポンプを適宜に採用することができる。また、導管3にはそれぞれ、制御弁6が、ポンプ4を挟んで2個設けられている。制御弁6は、流動性油性化粧料原料の逆流を防止するための弁(逆流防止弁)である。 【0022】 したがって、この例においての原料供給手段は、貯留槽に貯留された複数の、互いに異なる色の流動性化粧料原料をポンプの吸引吐出手段により充填ノズルに移送することからなる。そのために、この例においては、流動性油性化粧料原料を貯留する貯留槽であるタンク2と、タンク2内の流動性油性化粧料原料を充填ノズル9に移送する移送路としての導管3と、前記導管3内の流動性油性化粧料原料を強制移送させる吸引吐出手段としてのポンプ4とからなる原料供給装置を有している。 【0023】 導管3の下端部には充填ノズル9の上端部が接続管8によって接続されている。この例の多色油性固形化粧料製造装置1において、前記充填ノズル9は二つの供給ノズル口を設けた供給ノズル部と一つの吐出ノズル口を設けた吐出ノズル部を有していて、二色の流動性油性化粧料原料が同時に充填ノズル9内に導入されるようになっている。前記供給ノズル部から前記吐出ノズル部に変わる部位は合体空間になっており、そこで二色の流動性油性化粧料原料が合体する。前記合体空間は充填ノズル9の吐出口に近い方が多色油性固形化粧料の製造が安定するのでよい。 【0024】 なお、3種以上の流動性油性化粧料原料を使用する場合は供給ノズル口の数を3つ以上に増やすことができる。また、前記充填ノズル9は、縦方向に配置されている。充填ノズル9は通常の場合縦方向に配置されるが、横方向に、あるいは斜め方向に配置してもよい。 【0025】 この例の多色油性固形化粧料製造装置1においては、充填ノズル9に振動を与える手段として、前記充填ノズル9と導管3を接続している接続導管8に接触されて振動装置5が設けられている。したがって、充填ノズル9と接続導管8の材質は与えられる振動を吸収しないものから選ぶ必要がある。振動装置5は振動を発生するものであれば特に限定されないが、例えば回転により振動を発生する振動モーター等、またピストン運動により振動を発生するエアシリンダー等が挙げられる。 【0026】 なお、振動装置5は図1においては接続導管8に接触されているが他の場所に設置しても構わない。例えば、充填ノズル9に直接接触させ振動を与えても構わない。少なくとも充填ノズル9の吐出ノズル口に振動が与えられることが好ましく、吐出ノズル口を振動させる手段をとることが望ましい。 【0027】 流動性油性化粧料原料を充填成型するために充填ノズル9の下に成型手段が設けられる。成型手段としては、前記充填ノズル9から吐出される流動性油性化粧料原料を受け入れて所定の形状に形成することができるように形成された成型手段を挙げることができる。なお、この成型手段は、所定形状の化粧料に成型することのできるそれ自体公知の成型手段を採用することができる。前記成型手段としては、例えばコンパクト容器の化粧料収納用凹部、コンパクト容器用レフィル中皿等が挙げられる。容器、中皿等の厚さは任意に設定できるが、薄い方が二色の境目が自然な意匠的に美しい多色油性固形化粧料が得られる点で好ましい。 【0028】 次に、この発明の多色固形化粧料の製造方法について、図1を用いた多色油性固形化粧料の製造方法をもって説明する。 【0029】 2個のタンク2それぞれに異なる色の流動性油性化粧料原料を収容する。ポンプ4を作動させ、各流動性油性化粧料原料を、導管3を通して、各充填ノズル9に送り込む。充填ノズル9に送り込まれた各流動性油性化粧料原料は、ポンプ4の吐出作用により押されて、充填ノズル9内を流動し、充填ノズル9内における前記供給ノズル部と吐出ノズル部の境界の合体空間で接触する。さらに、各流動性油性化粧料原料はこの合体空間で接触して一つに合わせられ、そのまま二分割された状態で充填ノズル9内を落下流動し、吐出ノズル口へ導入される。 【0030】 その後、充填ノズル9から吐出される。充填ノズル9から吐出された二色の各色をそのまま維持した流動性油性化粧料原料は、成型手段により充填成型して二色の油性固形化粧料とすることができる。例えば、充填流動性油性化粧料原料を充填ノズル9から充填成型用充填中皿に直接充填し、冷却固化する。流動性油性化粧料原料が充填ノズル9を通過する間に、充填ノズル9には振動が与えられる。 【0031】 以上の方法によって、二色の流動性油性化粧料原料が充填ノズル9内を落下する間に、振動と重力とで、単色の流動性油性化粧料原料が相互に混ざり合うことなく密に接触し合う。そして、二色の油性固形化粧料に成型される。二色の油性固形化粧料の境目は境界が目立つ不自然さがなく、またはっきりした境界線もなく、放射状の二色の多数本のスジによって自然に形成され、審美性の高いものとして得られる。 【0032】 図2に、この製造法によって得られた多色油性固形化粧料の中皿充填品の外観模式図を示す。各色の境目がきれいなスジによって形成されていることが分かる。 【0033】 ここでは二色の油性固形化粧料の製造方法について述べたが、タンク2、導管3、ポンプ4等の数を増やすことにより、同様にして三色以上の油性固形化粧料を製造することができる。また、油性固形化粧料以外の固形化粧料についても、前記油性固形化粧料の場合と同様にして製造することができる。 【0034】 この発明の多色固形化粧料の製造に際して、充填ノズル9に付与される振動は、その発生源である振動装置の条件をコントロールすることによって任意に設定することができる。その振動の条件によって多色固形化粧料のできあがりに影響を与える。振動条件については、例えば振動数は20〜20,000回/min.が好ましい。振動数がこの範囲であると特に優れた多色各色の境目の境界線が充填点を中心とした放射線状の1〜多数本のスジによる模様として得ることができる。前記スジの数は振動数に影響され振動数が大きい程多数のスジが生じる。また、振幅は境目の模様形成に影響し、振幅が大きい程前記スジが長くなる。振動は、少なくとも充填ノズル9の吐出ノズル口に与えることが最適である。 【0035】 また、供給速度は各流動性化粧料原料の粘度等の性質等に応じて適宜流量を調節することにより適宜決められるが、例えば、油性多色固形化粧料として製造する場合においては、流動性油性化粧料原料の70〜90℃における粘度が10〜1000mPa・sであるときには、通常、10〜50g/分であるのが好適である。供給速度がこの範囲にあると、油性固形化粧料の成型が効率的であり、また意匠的に美しい油性固形化粧料が得られる。他の固形化粧料の場合も同程度が好ましい。この発明においては、供給速度によって、スジの形状が変化し、例えば供給速度が遅い程長いスジができる。 【0036】 この発明において固形化粧料とは、前述のとおり、非ニュートン性液体、膠化体等ある条件により流動性を持ち一般生活環境下で流動性を失い固形化できるものであるが、特に、油性固形化粧料が本発明の特徴がでるので好ましい。この場合の油性固形化粧料の油分量は、特に40〜99質量%のものが好ましい。 【0037】 固形化粧料の剤型タイプとしては固体タイプ・ペーストタイプ等が挙げられる。具体的には、口紅、ファンデーション、コンシーラー、リップグロス、アイシャドー、アイカラー、チークカラー、サンスクリーン剤、石鹸、香水等が挙げられる。 【0038】 この発明の流動性化粧料原料は、一般に固形化粧料を製造する原料であればよく、特に限定されないが、通常、油脂類、ロウ類、炭化水素類、エステル類、脂肪酸類、シリコーン油等の油性原料と、有機タール系色素、酸化チタン、酸化鉄、雲母チタン等の着色顔料と、タルク、マイカ、シリカ、ナイロンパウダー等の体質顔料、水、1,3−BG、DG等の保湿剤、乳化剤、香料、外線吸収剤、薬剤等が必要に応じて含有される。 【0039】 以上、この発明の好適な態様について説明したが、この発明はこれらの実施の態様に限定されるものではない。この発明の多色固形化粧料の製造装置の好適な態様を以下に列挙する。 【0040】 貯留槽に貯留された複数の、互いに異なる色の流動性化粧料原料をポンプの吸引吐出手段により充填ノズルに供給する原料供給手段と、複数の供給ノズル口を設けた供給ノズル部と一つの吐出ノズル口を設けた吐出ノズル部を有し、前記複数の原料供給手段から供給ノズル口を通して供給される複数種の流動性化粧料原料を吐出ノズル口へ流動させる充填ノズルと、前記充填ノズルに振動を付与する振動手段と、前記充填ノズルから吐出する前記流動性化粧料原料を充填成型する成型手段とを有することを特徴とする多色固形化粧料の製造装置。 【0041】 複数の、互いに異なる色の流動性化粧料原料を供給する原料供給手段と、複数の供給ノズル口を設けた供給ノズル部と一つの吐出ノズル口を設けた吐出ノズル部を有し、前記複数の原料供給手段から供給ノズル口を通して供給される複数種の流動性化粧料原料を吐出ノズル口へ流動させる充填ノズルと、前記充填ノズルの少なくとも吐出ノズル口に振動を付与する振動手段と、前記充填ノズルから吐出する前記流動性化粧料原料を充填成型する成型手段とを有することを特徴とする多色固形化粧料の製造装置。 【0042】 貯留槽に貯留された複数の、互いに異なる色の流動性化粧料原料をポンプの吸引吐出手段により充填ノズルに供給する原料供給手段と、複数の供給ノズル口を設けた供給ノズル部と一つの吐出ノズル口を設けた吐出ノズル部を有し、前記複数の原料供給手段から供給ノズル口を通して供給される複数種の流動性化粧料原料を吐出ノズル口へ流動させる充填ノズルと、前記充填ノズルの少なくとも吐出ノズル口に振動を付与する振動手段と、前記充填ノズルから吐出する前記流動性化粧料原料を充填成型する成型手段とを有することを特徴とする多色固形化粧料の製造装置。 【0043】 【発明の効果】 以上、詳述したようにこの発明の多色固形化粧料の製造方法によれば、表面の多色の境目を、自然で、審美性の高い模様で形成した意匠的に優れた商品価値の高い多色固形化粧料が得られる。また、前記多色固形化粧料を製造するための装置が得られる。 【図面の簡単な説明】 【図1】
図1は、この発明の多色固形化粧料製造装置の一具体例を示す図である。 【図2】
図2は、この発明の多色固形化粧料の一例を示す充填品外観図である。 【符号の説明】 1……多色油性固形化粧料製造装置 2……タンク 3……導管 4……ポンプ 5……振動装置 6……制御弁 7……充填用中皿 8……接続導管 9……充填ノズル
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| 【出願人】 |
【識別番号】390041036 【氏名又は名称】株式会社日本色材工業研究所 【住所又は居所】東京都港区三田5−3−13
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| 【出願日】 |
平成14年4月11日(2002.4.11) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2004−2207(P2004−2207A) |
| 【公開日】 |
平成16年1月8日(2004.1.8) |
| 【出願番号】 |
特願2002−109649(P2002−109649) |
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