| 【発明の名称】 |
医療用容器 |
| 【発明者】 |
【氏名】坂本 邦彦 【住所又は居所】福岡県福岡市南区清水4丁目22番3号 川澄化学工業株式会社福岡支店内
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| 【要約】 |
【課題】薬液の残量を容易に確認することができる医療用容器を提供すること。
【解決手段】本体(2)内に隔壁(3、3A、3B)を形成して、本体(2)内部を大容量室(4)と小容量室(5)に区画し、前記隔壁(3、3A、3B)は本体(2)を横断する方向に形成するとともに略中央に通路(6)を形成し、前記大容量室(4)を本体(2)上部、前記小容量室(5)を本体(2)下部に配置し、前記小容量室(5)に口部(7)を装着し、少なくとも前記小容量室(5)の表面に目盛(8)を付した医療用容器(1)。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 本体(2)内に隔壁(3、3A、3B)を形成して、本体(2)内部を大容量室(4)と小容量室(5)に区画し、 前記隔壁(3、3A、3B)は本体(2)を横断する方向に形成するとともに略中央に通路(6)を形成し、 前記大容量室(4)を本体(2)上部、前記小容量室(5)を本体(2)下部に配置し、前記小容量室(5)に口部(7)を装着し、 少なくとも前記小容量室(5)の表面に目盛(8)を付した、ことを特徴とする医療用容器(1)。 【請求項2】 前記隔壁(3A、3B)は本体(2)の両側から前記通路(6)方向に向けて傾斜させて形成したことを特徴とする請求項1に記載の医療用容器(1)。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】 本発明は医療用容器の改良に関するものであり、本体内に隔壁を形成して、本体内部を大容量室と小容量室に区画し、小容量室の表面に目盛を付すことにより本体内の薬液の残量を確認しやすく改良した医療用容器を提供するものである。 【0002】 【従来技術及び発明が解決しようとする課題】 図5に例示するように、現在使用されている医療用容器21は、可とう性の袋状の容器本体22内部に薬液を充填し、口部27より排出して使用している。 しかしながら図6に例示するように、本体22内の薬液残量が少なくなると、薬液の自重により、本体22下部が膨張し、これに伴って、本体22表面に付された目盛28が変形するので、本体22内に残った正確な薬液残量を読みとることが困難であった。 特に1l以上の薬液を充填する場合は、上記傾向が顕著であった。 【0003】 なお特許文献1、特許文献2には、容器内に隔壁を形成して、容器内を二室に区画することが、開示されているが、当該隔壁を形成しかつ容器内の薬液の残量を確認しやすくする点については何ら記載ないし示唆されていない。 【0004】 【特許文献1】 特開昭63−309263(図1から図6) 【特許文献2】 実公平6−10993(図1) 【0005】 【課題を解決するための手段】 そこで本発明者は以上の課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果次の発明に到達した。 [1]本発明は、本体(2)内に隔壁(3、3A、3B)を形成して、本体(2)内部を大容量室(4)と小容量室(5)に区画し、 前記隔壁(3、3A、3B)は本体(2)を横断する方向に形成するとともに略中央に通路(6)を形成し、 前記大容量室(4)を本体(2)上部、前記小容量室(5)を本体(2)下部に配置し、前記小容量室(5)に口部(7)を装着し、 少なくとも前記小容量室(5)の表面に目盛(8)を付した医療用容器(1)を提供する。 [2]本発明は、前記隔壁(3A、3B)は本体(2)の両側から前記通路(6)方向に向けて傾斜させて形成した[1]に記載の医療用容器(1)を提供する。 【0006】 【発明の実施の形態】 図1から図3は本発明の医療用容器1の一例を示す概略図である。 医療用容器1は、可とう性の袋状の本体2内部に隔壁3、3A、3Bを形成して、本体2内部を大容量室4と小容量室5に区画している。 [隔壁3、3A、3B] 前記隔壁3、3A、3Bは、本体2を横断する方向に形成するとともに略中央に通路6を形成している。当該隔壁3、3A、3Bは、通路6を除いて熱溶着することにより形成される。通路6は常時開通した状態にする。 前記隔壁3A、3Bは、例えば図2と図3に例示するように本体2の両側から通路6方向に向けて傾斜させて形成するのが好ましい。図2は隔壁3Aの上部のみを傾斜させた(下部は水平に形成)一例で、図3は隔壁3B全体を傾斜させた一例である。 隔壁3A、3Bの形状を図2と図3のようにいわゆる「漏斗状」に形成することにより、大容量室4から口部7方向へ薬液を排出しやすくすることができる。 【0007】 [大容量室4と小容量室5] 前記大容量室4を本体2上部、前記小容量室5を本体2下部に配置し、前記小容量室5に口部7を装着している。 本体2の容量を、例えば1.3ないし1.5lとすると、前記大容量室4は例えば1l以上、前記小容量室5は例えば0.3ないし0.5lに設定される。 [目盛] 目盛8は、少なくとも小容量室5の表面に付されれば良いが、大容量室4から小容量室5の表面に亘って付しても良い。 [使用方法] 本体2内に充填された薬液は、前記大容量室4から通路6、小容量室5を経て口部7より排出される。 図4に例示するように、薬液の残量が少なくなると小容量室5内に集中するが、小容量室5の上部には前記隔壁3A、3Bが形成されているので、当該薬液の自重により膨張するのを抑制することができる。このため小容量室5の表面に形成した目盛8も変形することがないので、当該目盛8を正確に読むことができ、薬液の残量を容易に確認することができる。 【0008】 【発明の作用効果】 薬液の残量が少なくなっても目盛8を正確に読むことができ薬液の残量を容易に確認することができる。 【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の医療用容器の概略図 【図2】本発明の医療用容器の概略図 【図3】本発明の医療用容器の概略図 【図4】本発明の医療用容器の使用状態図 【図5】従来の医療用容器の概略図 【図6】従来の医療用容器の使用状態図 【符号の説明】 1 医療用容器 2 容器本体(本体) 3、3A、3B 隔壁 4 大容量室 5 小容量室 6 通路 7 口部 8 目盛り
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| 【出願人】 |
【識別番号】000200035 【氏名又は名称】川澄化学工業株式会社 【住所又は居所】東京都品川区南大井3丁目28番15号
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| 【出願日】 |
平成14年11月14日(2002.11.14) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2004−159993(P2004−159993A) |
| 【公開日】 |
平成16年6月10日(2004.6.10) |
| 【出願番号】 |
特願2002−330788(P2002−330788) |
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