| 【発明の名称】 |
フリーストップ機構及びバランス測定器 |
| 【発明者】 |
【氏名】奥村 康成
【氏名】都築 常明
【氏名】田代 修二
【氏名】岸本 光宏
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 長さ調節自在な垂直フレーム(3)は固定パイプ(6)に昇降パイプ(7)が内嵌されてなり、 前記昇降パイプ(7)と固定パイプ(6)との間に摩擦抵抗を発生する摺動抵抗部材(8)が昇降パイプ(7)側に取着されることを特徴とするフリーストップ機構。 【請求項2】 ベース(2)と、ベース(2)に立設された垂直フレーム(3)と、垂直フレーム(3)に関連して設けられた水平部材(4)と、水平部材(4)に関連して、被測定者の手により移動容易に水平部材(4)に設けられた水平移動部材(5)より成り、 定位置に立つ被測定者が、水平移動部材(5)に沿って水平挙上した手で、立位姿勢のバランスを崩す直前まで水平移動部材(5)を前方に移動させ、その移動距離からバランスを測定するバランス測定器(1)であり、 前記垂直フレーム(3)は固定パイプ(6)に昇降パイプ(7)が内嵌されて長さ調節自在であり、前記昇降パイプ(7)と固定パイプ(6)との間に摩擦抵抗を発生する摺動抵抗部材(8)が昇降パイプ(7)側に取着されることを特徴とするフリーストップ機構。 【請求項3】 摺動抵抗部材(8)の摩擦側の面に摩擦部材(31)が取着されたことを特徴とする請求項2記載のバランス測定器。 【請求項4】 固定パイプ(6)の内面に、ガイドスペーサー(32)が設けられたことを特徴とする請求項2乃至3記載のバランス測定器。 【請求項5】 ベース(2)と、ベース(2)に立設された垂直フレーム(3)と、垂直フレーム(3)に関連して設けられた水平部材(4)と、水平部材(4)に関連して、被測定者の手により移動容易に水平部材(4)に設けられた水平移動部材(5)より成り、 定位置に立つ被測定者が、水平移動部材(5)に沿って水平挙上した手で、立位姿勢のバランスを崩す直前まで水平移動部材(5)を前方に移動させ、その移動距離からバランスを測定するバランス測定器(1)であり、 前記水平移動部材(5)には該水平移動部材(5)の移動量を計測する計測部(12)が設けられ、該計測計測部(12)には、計測開始後、計測部(12)の移動が停止すると計時開始し、所定時間が経過すると自動的に、移動に係る計測値を確定するタイマー(37)が設けられていることを特徴とするバランス測定器。 【請求項6】 ベース(2)と、ベース(2)に立設された垂直フレーム(3)と、垂直フレーム(3)に関連して設けられた水平部材(4)と、水平部材(4)に関連して、被測定者の手により移動容易に水平部材(4)に設けられた水平移動部材(5)より成り、 定位置に立つ被測定者が、水平移動部材(5)に沿って水平挙上した手で、立位姿勢のバランスを崩す直前まで水平移動部材(5)を前方に移動させ、その移動距離からバランスを測定するバランス測定器(1)であり、 垂直フレーム(3)の頂部に取着具(10)が取着され、取着具(10)に取着された軸(21)に水平部材(4)の基方部が回動可能に軸支され、 取着具(10)には、水平部材(4)に掛止して水平部材(4)を水平状態に調節・保持するレール固定ノブ(20)が設けられ、 水平部材(4)は垂下状態に折り畳み収納できることを特徴とするバランス測定器。 【請求項7】 ベース(2)と、ベース(2)に立設された垂直フレーム(3)と、垂直フレーム(3)に関連して設けられた水平部材(4)と、水平部材(4)に関連して、被測定者の手により移動容易に水平部材(4)に設けられた水平移動部材(5)より成り、 定位置に立つ被測定者が、水平移動部材(5)に沿って水平挙上した手で、立位姿勢のバランスを崩す直前まで水平移動部材(5)を前方に移動させ、その移動距離からバランスを測定するバランス測定器(1)であり、 前記水平移動部材(5)にアタッチメント(11)が設けられ、水平移動部材(5)の移動量を計測する計測部(12)に、計測を開始する開始スイッチ(16)、及び/又は、計測値を確定する確定スイッチ(17)が設けられ、 前記確定スイッチ(17)は、計測部(12)上の、アタッチメント(11)の移動方向とは異なる方向に押して作動させる位置に設けられたことを特徴とするバランス測定器。 【請求項8】 アタッチメント(11)は、該アタッチメント(11)に過負荷が加わると計測部筐体(12a)から外れるか、又は、曲折することを特徴とする請求項7記載のバランス測定器。 【請求項9】 ベース(2)と、ベース(2)に立設された垂直フレーム(3)と、垂直フレーム(3)に関連して設けられた水平部材(4)と、水平部材(4)に関連して、被測定者の手により移動容易に水平部材(4)に設けられた水平移動部材(5)より成り、 定位置に立つ被測定者が、水平移動部材(5)に沿って水平挙上した手で、立位姿勢のバランスを崩す直前まで水平移動部材(5)を前方に移動させ、その移動距離からバランスを測定するバランス測定器(1)であり、 前記水平移動部材(5)に該水平移動部材(5)の移動量を計測する計測部(12)が設けられ、該計測部(12)は、測定終了後に、今回測定結果、及び、今回測定結果と予め記憶された比較評価する基準値とを比較し、バランス機能に関する評価結果を表示するバランス測定器。 【請求項10】 ベース(2)と、ベース(2)に立設された垂直フレーム(3)と、垂直フレーム(3)に関連して設けられた水平部材(4)と、水平部材(4)に関連して、被測定者の手により移動容易に水平部材(4)に設けられた水平移動部材(5)より成り、 定位置に立つ被測定者が、水平移動部材(5)に沿って水平挙上した手で、立位姿勢のバランスを崩す直前まで水平移動部材(5)を前方に移動させ、その移動距離からバランスを測定するバランス測定器(1)であり、 前記ベース(2)の形状は、垂直フレーム(3)の下端から前方へ向かう前後方向脚フレーム(22a)と、垂直フレーム(3)の下端から左右方向に向かう左右方向脚フレーム(22b)とで、略T字状に形成されることを特徴とするバランス測定器。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】 本発明は、人のバランス機能を測定するフリーストップ機構及びバランス測定器に関する。 【0002】 【従来の技術】 機器の高さを調節する従来の技術として、特開平10−9487号公報に、取付けフランジ部と、筒状部と、スリットと、摺動部材等を備えた高さ調節装置が開示されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】 前記従来技術は、摺動部材を弾持片で押圧し擦るので、弾持片によって摺動部材に傷が付き美観を損ね、又、摺動部材に潤滑剤を付けると摺動部材に触れると潤滑剤が人体又は衣服に付着しそれが汚れるという欠点がある。 【0004】 本発明の目的は、扱い易い、人の動的なバランス機能を測定するフリーストップ機構及びバランス測定器を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】 即ち本発明は、長さ調節自在な垂直フレーム(3)は固定パイプ(6)に昇降パイプ(7)が内嵌されてなり、前記昇降パイプ(7)と固定パイプ(6)との間に摩擦抵抗を発生する摺動抵抗部材(8)が昇降パイプ(7)側に取着されることを特徴とするフリーストップ機構43である。 又、ベース(2)と、ベース(2)に立設された垂直フレーム(3)と、垂直フレーム(3)に関連して設けられた水平部材(4)と、水平部材(4)に関連して、被測定者の手により移動容易に水平部材(4)に設けられた水平移動部材(5)より成り、定位置に立つ被測定者が、水平移動部材(5)に沿って水平挙上した手で、立位姿勢のバランスを崩す直前まで水平移動部材(5)を前方に移動させ、その移動距離からバランス機能を測定するバランス測定器(1)であり、前記垂直フレーム(3)は固定パイプ(6)に昇降パイプ(7)が内嵌されて長さ調節自在であり、前記昇降パイプ(7)と固定パイプ(6)との間に摩擦抵抗を発生する摺動抵抗部材(8)が昇降パイプ(7)側に取着される。 更に、摺動抵抗部材(8)の摩擦側の面に摩擦部材(31)が取着される。 更に又、固定パイプ(6)の内面に、ガイドスペーサー(32)が設けられる。 又、水平移動部材(5)には該水平移動部材(5)の移動量を計測する計測部(12)が設けられ、該計測部(12)には、計測開始後、計測部(12)の移動が停止すると計時開始し、所定時間が経過すると自動的に、移動に係る計測値を確定するタイマー(37)が設けられている。 更に、垂直フレーム(5)の頂部に取着具(10)が取着され、取着具(10)に取着された軸(21)に水平部材(4)の基方部が回動可能に軸支され、取着具(10)には、水平部材(4)に掛止して水平部材(4)を水平状態に調節・保持するレール固定ノブ(20)が設けられ、水平部材(4)は垂下状態に折り畳み収納できる。 更に又、水平移動部材(5)にアタッチメント(11)が設けられ、水平移動部材(5)の移動量を計測する計測部(12)に、計測を開始する開始スイッチ(16)、及び/又は、計測値を確定する確定スイッチ(17)が設けられ、前記確定スイッチ(17)は、計測部(12)上の、アタッチメント(11)の移動方向とは異なる方向に押して作動させる位置に設けられる。 又、前記アタッチメント(11)は、該アタッチメント(11)に過負荷が加わると計測部筐体(12a)から外れるか、又は、曲折する。 更に、水平移動部材(5)の移動量を計測する計測部(12)は、測定終了後に、今回測定結果、及び、今回測定結果と予め記憶された比較評価する基準値とを比較し、バランス機能に関する評価結果を表示する。 更に又、ベース(2)の形状は、垂直フレーム(3)の下端から前方へ向かう前後方向脚フレーム(22a)と、垂直フレーム(3)の下端から左右方向に向かう左右方向脚フレーム(22b)とで、略T字状に形成される。 【0006】 【作用】 本発明のフリーストップ機構43は、昇降パイプ7が固定パイプ6に内嵌され、昇降パイプ7側に摺動抵抗部材8が設けられてなる長さ調節自在な垂直フレーム3であり、扱い者は、垂直フレーム3の長さを変更後、掛止操作をすることなく当該長さを固定できる。 【0007】 本発明のバランス測定器1を用いて被測定者のバランス機能を測定する。 ベース2は、垂直フレーム3を支持する。ベース2に立設された垂直フレーム3は、高さ調節自在であるから、水平部材4は高さ調節自在である。水平部材4に関連して設けられた水平移動部材5は被測定者の手により容易に移動する。 【0008】 定位置に立つ被測定者が、水平挙上した手で立位姿勢のバランスを崩す直前まで水平移動部材5を前方に移動させ、その移動距離から動的なバランス機能を測定する。 【0009】 垂直フレーム3の昇降パイプ7と固定パイプ6との間にあって昇降パイプ7側に設けられた摺動抵抗部材8は、手で引き上げられ又は押し下げられた昇降パイプ7を、手を離した位置に止め、フリーストップを呈する。水平部材4は床(26)面からの高さがフリーストップに調節自在である。 【0010】 摺動抵抗部材8の摩擦側の面に取着された摩擦部材31は、固定パイプ6に当接し安定した摩擦力を生じ、固定パイプ6に対して昇降パイプ7の下降を止め、フリーストップを現わす。 【0011】 昇降パイプ7と固定パイプ6との間に有って、固定パイプ6側に設けたガイドスペーサー32は、昇降パイプ7の揺れを防止し、昇降パイプ7の昇降時にも振動を防ぐ。 【0012】 計測部12が停止するとタイマー37が計時作動する。タイマー37が計時作動後、所定時間が経過するとタイマー37が測定部に働きかけ、計測値を確定する。 【0013】 昇降パイプ7の頂部に取着された取着具10の軸21は、水平部材4を回動可能に支持する。 レール固定ノブ20は、水平部材4の後端に掛け止め水平部材4を水平状態に保持する。収納する時は、レール固定ノブ20を水平部材4の後端から外し、垂下状態に折り畳み収納する。 【0014】 計測部12の側面に設けられる開始スイッチ16を、アタッチメント11の移動方向とは異なる方向に押し、原点をリセットすると同時に、計測を開始する。計測部12の側面に設けられる確定スイッチ17を、アタッチメント11の移動方向とは異なる方向に押し、計測値を確定する。 【0015】 計測部筐体12aの左右にそれぞれ突設されたアタッチメント11に過負荷が加わると該アタッチメント11は、計測部筐体12aから外れるか、又は、計測部筐体12aの付け根で曲折し、アタッチメント11や計測部筐体12a等の破損を防ぐ。 【0016】 計測部12は、測定終了後に、今回測定結果、及び、今回測定結果と予め記憶された比較評価する基準値とを比較し、バランス機能に関する評価結果を表示する。 【0017】 略T字状に形成されるベース2は、垂直フレーム3の下端にあって該垂直フレーム3を支持する。前後方向脚フレーム22aはバランス測定器の前後方向への転倒を防ぎ、左右方向脚フレーム22bはバランス測定器の前後方向への転倒を防ぐ。測定中に、被測定者が前に足を踏み出しても、前後方向脚フレーム22aが中央に有るので、前後方向脚フレーム22aを踏む可能性は少ない。 【0018】 【実施例】 図1に本発明の実施例のフリーストップ機構43及びバランス測定器1を示している。 実施例は、床26に置かれたベース2と、ベース2に立設され高さ調節自在な垂直フレーム3と、垂直フレーム3に取着された水平部材4と、水平部材4に関連して、被測定者の手により移動容易に水平部材4に設けられた水平移動部材5とから構成される。 【0019】 定位置に立つ被測定者が、水平挙上した手で立位姿勢のバランスを崩す直前まで水平移動部材5を前方に移動させ、その移動距離からバランス機能が測定される。 【0020】 垂直フレーム3は、ベース2に立設される。ベース2の形状は、垂直フレーム3の下端から前方へ向かう前後方向脚フレーム22aと、垂直フレーム3の下端から左右方向に向かう左右方向脚フレーム22bとで、略T字状に形成される。前後方向脚フレーム22a及び左右方向脚フレーム22bの下部にはそれぞれアジャスター23が設けられる。 垂直フレーム3は、固定パイプ6と、固定パイプ6内に嵌り昇降可能な昇降パイプ7とから構成される。 【0021】 垂直フレーム3には、フリーストップ機構43が構成される。即ち、固定パイプ6と昇降パイプ7の間にあって、摩擦(=摺動抵抗)を生じさせ昇降パイプ7の上下方向移動を止める摺動抵抗部材8が昇降パイプ7の下部に設けられ、昇降パイプ7を固定パイプ6に、昇降パイプ7及び該パイプ7の付属物の自重で落下しないように固定する機構である。 【0022】 摺動抵抗部材8の具体例は、板バネでなるフリーストップバネ30である。フリーストップバネ30は、固定パイプ6と昇降パイプ7の隙間に設けられ、長手方向の中央が外筒の内壁に当接するように湾曲している。 【0023】 フリーストップバネ30の摩擦側面の当接部分に摩擦部材31が取着される。摩擦部材31は、固定パイプ6の内壁面にフリーストップバネ30により押圧され、内壁面に対して昇降パイプ7の下降を阻止できる適宜な摩擦抵抗を生じている。水平部材4の高さ調節が、フリーストップ状態に行なえる。 【0024】 固定パイプ6の内部と昇降パイプ7の内部にわたって、昇降パイプ7を押上げ、昇降パイプ7、水平部材4及び水平移動部材5の重量を補正する付勢部材9(=具体例ではコイルバネ)が設けられる。付勢部材9はベース2と昇降パイプ7とに挟まれ、ベース2に立設された補助バネロッド25に外嵌される。 【0025】 フリーストップバネ30が有する摩擦抵抗に、付勢部材9が有する重量補正作用が加わり、水平部材4の高さ調節が、フリーストップ状態に一層確実に行なえる。 【0026】 固定パイプ6と昇降パイプ7との間にあって、固定パイプ6の頂部の内壁に、固定パイプ6に内嵌された昇降パイプ7の外側面に接触し、昇降パイプ7の横揺れを防止するガイドスペーサー32が設けられる。 ガイドスペーサー32は、固定パイプ6に取着する取着部33と、ガイド部35を昇降パイプ7に押し付け昇降パイプ7が昇降する際の振動を吸収する弾性材34と、ガイド部35とからなる。 【0027】 昇降パイプ7の頂部に取着具10が取着され、昇降パイプ7の側面には高さを示す垂直目盛29が設けられる。 【0028】 水平部材4は、垂直フレーム3の頂部に取着された取着具10で回動固定可能に水平に取着される。 取着具10の軸21に水平部材4の基部4aが軸支される。水平部材4の基端4bには溝部4dが形成される。 取着具10に回動可能に水平方向にノブ取付部材40が設けられる。 前記溝部4dに掛け止め、水平部材4を水平状態に調節・保持するレール固定ノブ20が、前記ノブ取付部材40に螺着される。 【0029】 ノブ取付部材40に螺着されたレール固定ノブ20が直立状態になるように、回動するノブ取付部材40はバネ41により付勢される。レール固定ノブ20が直立状態に付勢されている為、レール固定ノブ20を溝部4dへ掛止し、或い、掛止解除する操作が容易であり、又、レール固定ノブ20が溝部4dから外れると言った事故が起こりにくくい。 【0030】 水平部材4は折り畳みできる構成であり、実施例を収納する時には、水平部材4を若干持ち上げ、レール固定ノブ20を水平部材4の溝部40から外し、水平部材4の掛止を解除する。取着具10の軸21を芯にして水平部材4を回動させて、垂直状態(=折り畳み状態)にする。 【0031】 レールホルダー39は、固定パイプ6に設けられた角環状の金具であり、垂直状態にした水平部材4の先端に掛け止め、水平部材4を回動不自在にするものである。 【0032】 昇降パイプ7の上部36には、壁面当接部材19が壁18方向に突出して設けられる。壁面当接部材19を壁18に当接させておけば、壁18に腰板28等の凸部材があっても実施例は、背部方向に付いて安定する。 尚、壁面当接部材19の他の取り付け例では、該壁面当接部材19が固定パイプ6の背部に、壁18に向かって突設される。 【0033】 取着具10の他の例では、昇降パイプ7の頂部に被せた取着具10が昇降パイプ7と分解離脱可能に取着される。他の例の場合は、水平部材4を収納する時には、取着具10及び水平部材4を垂直フレーム3から分解する。 【0034】 水平部材4に水平移動部材5が、容易に摺動可能に外嵌取着される。水平移動部材5の左右両側に、水平部材4の延設方向とは直角方向にアタッチメント11が設けられる。 【0035】 アタッチメント11に過負荷が加わると、アタッチメント11が計測部筐体12aから外れる。 図6にアタッチメント11を計測部筐体12aへ取り付ける具体例を示している。計測部筐体12aに面状ファスナー44を貼着し、該面状ファスナー44に掛止できる面状ファスナー44をアタッチメント基部11aの取り付け面に貼着し、アタッチメント11を着脱可能に計測部筐体12aに取り付ける。 【0036】 図示を省略するが、面状ファスナー44の代わりにマグネットを用いてもよい。或いは、計測部筐体12aに凹部を形成し、アタッチメント基部11aに前記凹部に着脱可能に嵌まる凸部を形成し、アタッチメント11を着脱可能に計測部筐体12aに取り付けてもよい。 【0037】 アタッチメント11の他の例では、水平移動部材5の左側又は右側のいずれか一方にのみ脱着可能に設けられる。又、アタッチメント11の他の例では、該アタッチメント11が過負荷を受けた時、アタッチメント11が計測部筐体12aの付け根部分で曲折又は回動する。 【0038】 一具体例では、図示を省略するが、アタッチメント基部11aを、蝶番を用いて計測部筐体12aに取り付け、前記アタッチメント11を、プランジャーを用いて左右に突出状に固定する。アタッチメント11が過剰に押されると該アタッチメント11は、押し方向に回動し退却する。 【0039】 水平移動部材5の内部には、計測部12が設けられる。計測部12は、水平移動部材5と水平部材4の相対的な移動により回動して移動量を検出する回動部24と、移動した量を計測する移動距離計測手段13と、前記タイマー37と、予め記憶された比較評価する基準値を記憶する基準値メモリ42と、移動距離計測手段13の出力を得て水平移動部材5の移動量をデジタル表示し、及び、その移動量(=今回測定結果)と予め記憶された比較評価する基準値とを比較し、バランス機能に関する評価結果を表示するデジタル表示手段14(=具体例では液晶表示器)とでなる。 【0040】 水平移動部材5の横側面に、測定を開始・終了を指示し、及び測定値を確定する操作スイッチ群15と、前記デジタル表示手段14とが設けられる。 【0041】 操作スイッチ群15には、計測値を確定する確定スイッチ17が、アタッチメント11の移動方向とは異なる方向に押して作動させる位置に設けられる。 更に操作スイッチ群15は、電源スイッチ27と、測定の開始を指示する開始スイッチ16と、測定値の確定を指示する確定スイッチ17と、表示値を過去の記憶値に変えたりクリアしたりする再表示スイッチ38を有する。 【0042】 水平部材4又は水平移動部材5が任意の位置で開始スイッチ16を投入するとその位置が測定原点となる。 【0043】 図2に示す回動部24は、アタッチメント11の移動に連動して回動するものであり、移動距離計測手段13はアタッチメント11の移動距離を計測するものであり、デジタル表示手段14はアタッチメント11の移動距離をデジタル表示するものである。 確定スイッチ17は、手動測定とした場合の測定時に、被測定者がアタッチメント11を移動し終わった時、介助者が測定値を確定するために押すスイッチである。 【0044】 タイマー37は、自動測定とした場合の測定時に、被測定者がアタッチメント11を移動し終わった時、カウントを開始し所定時間(=具体例では5秒)が経過する移動距離計測手段13に測定値の確定信号を入れるタイマー37である。尚、前述の所定時間は適宜な秒数(具体例では1〜30秒)に設定を変更できる。(図3参照) 尚、開始スイッチ16の操作で行なう原点リセット機能は、測定の開始機能を兼ねているが、更に、電源スイッチ27の機能を兼用してもよい。 【0045】 アタッチメント11の移動距離をデジタル表示する前記デジタル表示手段14は、詳しくは、複数回測定した値の平均値を表示するものである。 尚、デジタル表示手段14には、操作スイッチ15の操作により、水平移動部材5の現在位置を「現在値」で表示し、又は、水平移動部材5の移動後の確定位置(=「確定値」)と測定回数が表示される。 更に、現在表示されている値が「平均値」か「現在値」か「確定値」かの別を示す記号も上記表示値に隣接して表示される。 【0046】 実施例を使用して被測定者のバランス機能を測定する時は、実施例を壁18の前に置く。被測定者は実施例に向かって所定位置に立つ。水平部材4に突設された壁面当接部材19を、長さ調節し壁18に当接させる。 尚、壁18は立設された適宜な柱であってもよい。 【0047】 昇降パイプ7を昇降させ高さを調節する。この時、フリーストップ機構43が作用する。 即ち、介助者が昇降パイプ7を持ち上げ、又は押し下げ、被測定者に適当な高さ位置へ調節する。昇降パイプ7は、付勢部材9で押上げ方向に付勢され重力が補正されており、昇降パイプ7側に設けた摺動抵抗部材8及び摩擦部材31による固定パイプ6への摺動抵抗で、昇降パイプ7はフリーストップ状態に止まる。水平部材4は片手でも高さ調節できる。 昇降パイプ7は、ガイドスペーサー32にガイドされて揺れずに昇降する。 【0048】 水平移動部材5を前記被測定者の肩峰の高さに、実施例を調節した後、被測定者が、手を水平挙上し、立っている定位置で、足を動かさないで、体幹を前傾し、右手又は左手のいずれかの手でアタッチメント11の一片を押し、立位姿勢のバランスを崩す直前まで水平移動部材5を前方に移動させる。被測定者がバランスを崩す直前でアタッチメント11から手を離す。 【0049】 バランスが崩れるまでの手の移動距離が水平移動部材5の移動距離から測定できる。 ベース2は略T字状に形成されているので、測定中に、被測定者がバランスを崩して前に足を踏み出しても、前後方向脚フレーム22aが中央に有るので、前後方向脚フレーム22aを踏む可能性は少ない。 【0050】 アタッチメント11が所定時間停止すると停止時間を計測しているタイマー37が所定信号を移動距離計測手段13へ出力し、アタッチメント11の移動に係る計測値が確定される。 尚、手動計測とした場合には、介助者は被測定者がアタッチメント11を移動し終わった後に、確定スイッチ17を押し、計測値を確定する。 確定スイッチ17は、水平移動部材5の移動方向とは直角の方向に押すものであるから、確定スイッチ17を押す時に測定値に誤差が加わわらない。 【0051】 水平移動部材5の移動距離を、計測部12の移動距離計測手段13が計測する。 上記測定を複数回行ない、測定値の複数個の平均値をバランス機能値としてデジタル表示手段14に表示する。 更に、デジタル表示手段14は、測定終了後に、今回測定結果と、予め記憶された比較評価する基準値とを比較し、バランス機能に関する評価結果を表示する。 具体的には、上記バランス機能値(=移動距離の今回測定値)に加えて、バランス機能に関する評価結果、例えば、バランス年齢(=予め記憶した、移動距離と男・女別、年齢別の平均値を対応させたもの)を今回測定値に基づいて評価として表示する。 【0052】 計測部筐体12aの左右にそれぞれ突設されたアタッチメント11に過負荷が加わると該アタッチメント11は、計測筐体12aから外れる。 【0053】 尚、アタッチメント11の付け根を可撓材で構成したものにあっては、アタッチメント11は計測部筐体12aの付け根で曲折し、アタッチメント11や計測部筐体12a等の破損を防ぐ。 【0054】 レール固定ノブ20を水平部材4の後端部4bに掛かり止め、該後端部4bを下方へ押し付け、水平部材4を水平に保持する。レール固定ノブ20を締めれば水平部材4の先部4cは上方へ動き、レール固定ノブ20を緩めれば水平部材4の先部4cは下方へ動く。レール固定ノブ20で水平部材4を水平になるよう調節する。 【0055】 測定作業を終了したら、水平部材4を若干持ち上げ、レール固定ノブ20を水平部材4の後端部4bから外し、先部4cを下方向へ回動させ、水平部材4を垂直にし、折り畳み、収納状態にする。 【0056】 【発明の効果】 本発明は、長さ調節自在な垂直フレーム3は固定パイプ6に昇降パイプ7が内嵌されてなり、前記昇降パイプ7と固定パイプ6との間に、昇降パイプ7側に取着された摺動抵抗部材8が設けられるものであるから、固定パイプ6が不動状に固定されていれば、昇降パイプ7を片手で、長さを変更調節でき、手を離せばその位置で止まり、便利であり、好都合である。 【0057】 又、摺動抵抗部材8を昇降パイプ7に設けたので、昇降パイプ7に傷が付かず、昇降パイプ7は、固定パイプ6から露出する部分の外観が良く、好都合である。 又、昇降パイプ7の表面に、潤滑油が付かないので該表面に当たっても潤滑油が付かず、潤滑油で手や衣服が汚れることは無く、好都合である。 更に、摺動抵抗部材8は薄板であるから、固定パイプ6を太くしなくて済み、安価化、軽量化が図れ、好都合である。 【0058】 本発明は、水平部材4と床26面間の高さを調節自在に構成し、垂直フレーム3の昇降パイプ7と固定パイプ6との間に、摺動抵抗部材8を昇降パイプ7側に設けたものであるから、昇降パイプ7を片手で、昇降でき、高さ調節ができ、手を離せばその位置で止まり、便利であり、又、被測定者毎の機器の測定準備が早くでき、好都合である。 【0059】 又、前述した効果と同様に、摺動抵抗部材8を昇降パイプ7に設けたので、昇降パイプ7に傷が付かず外観が良く、好都合である。 又、昇降パイプ7に、潤滑油が付かず当たっても潤滑油で手や衣服が汚れることは無く、好都合である。更に、摺動抵抗部材8は薄板であるから、固定パイプ6を太くしなくて済み、安価、軽量化が図れ、好都合である。 【0060】 本発明は、摺動抵抗部材8の摩擦側の面に摩擦部材31が取着されたものであるから、耐磨耗性が向上し、又、潤滑油が不要であり潤滑油が衣服や皮膚に付かず汚れず、更に、擦れ音を無くし静音化が図れ、摩擦部材31は固定パイプ6の内面に安定に接触でき摩擦抵抗の安定化が図れ、好都合である。 【0061】 本発明は、固定パイプ6の内面に、ガイドスペーサー32を設けたものであるから、昇降パイプ7のガタツキを無くすことができ、昇降パイプ7の抜けも止めることが出来、好都合である。 【0062】 本発明は、計測部12が停止するとタイマー37が作動し、所定時間が経過すると自動的に計測値を確定するものであるから、計測値が自動的に確定し、介助者のスイッチ操作・による計測値のバラツキが排除でき、測定値の信頼性が高まり、又、測定値を確定する測定動作毎のスイッチ操作を省略でき、測定操作が簡易になり、好都合である。 【0063】 本発明は、昇降パイプ7の頂部に取着された取着具10の軸21に、水平部材4の基方部が回動可能に軸支され、取着具10に、水平部材4に掛け止め水平部材4を水平状態に調節・保持するレール固定ノブ20が設けられ、水平部材4が垂下状態に折り畳み収納できるから、非使用時に水平部材4を垂下状態にしておけば、破損を免れ易く、収納時の省スペース化が図れ、好都合である。 【0064】 又、レール固定ノブ20により水平部材4を水平に調節できるうえ、該水平部材4を水平に保持でき、好都合である。 【0065】 本発明は、計測を開始する開始スイッチ16及び/又は計測値を確定する確定スイッチが、アタッチメント11の移動方向とは異なる方向に押す位置に設けられたものであるから、これらのスイッチ操作で測定値に、誤差が加わわらず、悪影響を及ぼさず、好都合である。 【0066】 本発明は、アタッチメント11に過負荷が加わるとアタッチメント11が、計測部筐体12aから外れるか、又は、曲折するので、被測定者がアタッチメント11に当たって怪我をすることを防ぐことができて安全が図れ、又、本発明機器、計測部12及びアタッチメント11等の破損を防ぐことができて、好都合である。 【0067】 本発明に係る計測部12は、測定終了後に、今回測定結果、及び、今回測定結果と予め記憶された比較評価する基準値とを比較し、バランス機能に関する評価結果を表示するので、今回測定結果と評価とを見ることができ、診断を助けるものとなり、好都合である。 【0068】 本発明に係るベース2の形状は、垂直フレーム3の下端から前方へ向かう前後方向脚フレーム22aと、垂直フレーム3の下端から左右方向に向かう左右方向脚フレーム22bとで、略T字状に形成されるから、測定中に、被測定者が前に足を踏み出しても、前後方向脚フレーム22aが中央に有るので、前後方向脚フレーム22aを踏む可能性は少ない。それ故に足を怪我する心配が無く、又、前後方向脚フレーム22aに引っ掛かって機器を転倒させるという心配も無く、好都合である。 【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例の部分斜視図である。 【図2】本発明の実施例の垂直フレームの部分断面図である。 【図3】本発明の実施例のブロック図である。 【図4】本発明の実施例の斜視図である。 【図5】本発明の実施例の計測部を示す図である。 【図6】本発明の実施例のアタッチメントを示す図である。 【符号の説明】 2 ベース 3 垂直フレーム 4 水平部材 6 固定パイプ 7 昇降パイプ 8 摺動抵抗部材 10 取着具 11 アタッチメント 12 計測部 12a計測部筐体 17 確定スイッチ 20 レール固定ノブ 21 軸 22a 前後方向脚フレーム 22b 左右方向脚フレーム 26 床 31 摩擦部材 32 ガイドスペーサー 37 タイマー
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| 【出願人】 |
【識別番号】000103471 【氏名又は名称】オージー技研株式会社
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| 【出願日】 |
平成14年8月1日(2002.8.1) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2004−65303(P2004−65303A) |
| 【公開日】 |
平成16年3月4日(2004.3.4) |
| 【出願番号】 |
特願2002−224832(P2002−224832) |
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