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【発明の名称】 骨釘及び骨釘装着兼誘導装置
【発明者】 【氏名】ハンス ゲオルク エンダー

【要約】 【課題】上腕骨の関節骨頭の破片骨折を固定するための骨釘(1)を改良して、骨釘装着兼誘導装置で容易に装着できかつ骨折破片が好適に固定され得るようにすること。

【解決手段】本発明の骨釘は棒状でかつ剛性で、その全長に亘ってほぼ一様な曲率を有している。関節近位の骨釘端部に骨釘は該骨針を横方向に貫通する孔を、係留ねじを受容するために有している。この係留ねじは骨折破片を正しい位置に保持することも行なう。前記関節近位の骨釘端部から距離をおいて係留ねじを受容する別の孔が設けられている。関節遠位の骨釘端部には骨釘装着兼誘導装置に連結する連結部分がある。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
関節近位の破片骨折、特に上腕骨(4)の関節骨頭(3)の破片骨折を固定するための骨釘であって、内実でかつ剛性である棒状の骨釘(1)が公知の形式で、骨釘全長に亘ってほぼ変わらない湾曲を有し、関節近位の先細の骨釘端部領域と、関節近位の該骨釘端部領域から骨釘長手方向に間隔をおいた骨釘領域とに、骨釘(1)を横に貫通し、軸線が骨釘湾曲平面内にある孔(5)が公知の形式で、骨釘(1)を位置固定する係留ボルト、特に係留ねじ(6)を受容するために設けられており、関節遠位の骨釘端部に骨釘装着兼誘導装置に結合させるための連結部分(10)を備えていることを特徴とする、骨釘。
【請求項2】
前記連結部分(10)と骨釘装着兼誘導装置との間に延長部片(20)が設けられている、請求項1記載の骨釘。
【請求項3】
前記孔(5)の軸線が互いに平行な平面内にある、請求項1記載の骨釘。
【請求項4】
前記係留ボルトが軸方向に貫通する貫通孔(9)を有している、請求項1記載の骨釘。
【請求項5】
前記係留ボルトの端面、有利には係留ねじ(6)のねじ頭(7)が、Inbus切欠き(8)を備えている、請求項1記載の骨釘。
【請求項6】
前記連結部分(10)が関節遠位の骨釘端部の端面に、骨釘装着兼誘導装置の回動不能な結合に役立つ突起(14)を受容する、有利にはノッチ形の凹部(15)が設けられている、請求項1記載の骨釘。
【請求項7】
前記連結部分(10)が骨釘装着兼誘導装置の対応ねじ山(17)と結合するために、有利には関節遠位の骨釘端部の端面に配置されたねじ孔(16)に設けられたねじ山を備えている、請求項1記載の骨釘。
【請求項8】
関節遠位の骨釘端部の端面から発する、骨釘(1)の長さの一部に亘って延設された通路(23)が設けられ、該通路(23)内に骨釘装着兼誘導装置の案内ワイヤ(22)が導入可能である、請求項1から6までのいずれか1項記載の骨釘。
【請求項9】
請求項1から7までのいずれか1項記載の骨釘の装着兼誘導装置であって、骨釘(1)の前記連結部分(10)に又は前記延長部片(20)に連結可能なピン(11)を有し、該ピン(11)が基体(12)内に可動に支承されていることを特徴とする、骨釘装着兼誘導装置。
【請求項10】
前記ピン(11)がその一端に、有利にはナイフエッジ状の、関節遠位の骨釘端部の凹部(15)と協働する突起(14)を備えている、請求項9記載の骨釘装着兼誘導装置。
【請求項11】
前記ピン(11)が案内を有し、該案内内に、関節遠近の骨釘端部におけるねじ山に結合可能な対応ねじ山(17)を有する回転部分(18)が設けられている、請求項9又は10記載の骨釘装着兼誘導装置。
【請求項12】
前記回転部分(18)が骨釘(1)の前記通路(23)へ導入可能な案内ワイヤ(22)を受容するための通路(21)を有している、請求項8から11までのいずれか1項記載の骨釘装着兼誘導装置。
【請求項13】
前記基体(12)が保持体(24)に有利には解離可能に結合され、該保持体(24)が少なくとも1つの案内を係留ボルトのために有している、請求項9記載の骨釘装着兼誘導装置。
【請求項14】
前記案内が前記保持体(24)の上に調節可能に固定されている、請求項13記載の骨釘装着兼誘導装置。
【請求項15】
前記案内がスリーブ(27)によって形成されており、該スリーブの内径(d)が係留ボルトの最大直径、特に係留ねじヘッド(7)の直径に相応している、請求項13記載の骨釘装着兼誘導装置。
【請求項16】
前記スリーブ(27)が前記保持体(24)内に、軸方向に移動可能に配置されている、請求項15記載の骨釘装着兼誘導装置。
【請求項17】
前記スリーブ(27)の内部にドリルワイヤ(30)を案内するためのインサート部分(28)が固定可能である、請求項14,15,16のいずれか1項記載の骨釘装着兼誘導装置。
【請求項18】
前記スリーブ(27)内に、有利には管状の回転部分が支承可能であり、該回転部分の端面が前記係留ボルトのInbus切欠き(8)へ挿入可能なInbus(32)を有している、請求項15から17までのいずれか1項記載の骨釘装着兼誘導装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は関節近位の破片骨折、特に上腕骨の関節骨頭の破片骨折を固定するための骨釘に関する。さらに本発明はこのような骨釘のための骨釘装着兼誘導装置にも関する。
【0002】
【従来の技術】
従来は上腕骨の近位側の端部における破片骨折の骨片はドリルワイヤとねじを用いて経皮的に互いに結合されていたが、このような固定は通常は十分でないことが証明された。さらに骨折の破片を該破片に固定されたプレートを介して互いに結合することも公知であるが、このような方式は骨折個所の切開、ひいては困難な手術を必要とする。
【0003】
AT384359B号明細書によれば長い管状骨のため、特に上腿骨又は下腿骨のための骨釘であって、一様に湾曲させられた管状の基体から成り、該基体の遠位側の端部に尖端を備え、遠位側の端部でも近位側の端部にも、互いに交差する軸を有する孔を有し、これらの孔に骨に骨釘を係留させるためにボルトが通される形式のものが公知である。骨釘の近位側の端部は関節領域にて骨から突出し、この骨釘は関節近位の破片骨折の固定には適さない。
【0004】
LIS5472444A号明細書によれば、上腕骨折を処置するための内実で、棒状でかつ部分的に湾曲させられた骨釘であって、係留ボルトを受容するために、互いに交差する軸線を有する横孔を備えている形式のものが公知である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、関節近位の破片骨折、特に上腕骨の関節骨頭の破片骨折を固定するための骨釘であって、一方では骨釘装着兼誘導装置によって容易に装着でき、他方では骨破片の最適な固定を保証するものを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の課題を解決するためには、内実でかつ剛性である棒状の骨釘が公知の形式で、骨釘全長に亘ってほぼ変わらない湾曲を有し、関節近位の先細の骨釘端部領域と、関節近位の骸骨釘端部領域から骨釘長手方向に間隔をおいた骨釘領域とに、骨釘を横に貫通し、軸線が骨釘湾曲平面内にある孔が公知の形式で、骨釘を位置固定する係留ボルト、特に係留ねじを受容するために設けられており、関節遠位の骨釘端部に骨釘装着兼誘導装置のための連結部分を設けることが提案されている。本発明による骨釘の前記構成は容易にはアプローチ可能ではない上腕骨個所における簡単な装着を保証する。この場合にはただ髄腔が開放されるだけでよく、係留ボルトを用いた骨釘の簡単な固定が可能である。この場合、関節近位の骨釘端部領域の孔を貫通する係留ボルトは骨折破片の固定をも行ない、該骨折破片を必要な位置に保持する。
【0007】
例えば短い骨釘を意図的に使用した場合に、連結部分を備えた関節遠位の骨釘端部が骨内へ姿を消し、もはやアプローチできなくなることを阻止するためには、本発明の別の特徴によれば前記連結部分と前記装着兼誘導装置との間に、延長部片が設けられ、該延長部片の端部が骨から突出しかつ装着兼誘導装置に結合できるように該延長部材の寸法が設定されている。
【0008】
有利には前記孔の軸線は互いに平行な平面内にあり、これによって装着兼誘導装置を介して行なわれる係止ボルトの装着は著しく簡易化される。しかしながら個々の孔の軸線は、特殊なケースで必要であるように、前記湾曲平面内で互いに鋭角を成すこともできる。
【0009】
有利には係留ボルトは軸方向に延びる貫通孔を有していることができる。したがって係留ボルトは骨内にある骨釘の孔へ取付ける際にワイヤに通しておくことができる。このワイヤは後で説明されているように骨釘の孔と整合する孔を骨に製作するためにも使用することができる。さらに係留ボルトの端面、有利には係留ねじのねじ頭はInbus切欠きを備え、このInbus切欠きに係留ねじを装着する場合に対応する形状のInbusが導入され得るようにすることができる。
【0010】
骨釘の連結部分は本発明による有利な1実施例では関節遠位の骨釘端部の端面に、装着兼誘導装置の回動不能な結合に役立つ突起を受容する有利にはノッチ状の凹部を備えている。これにより、骨釘装着兼誘導装置を用いて骨釘を打込む場合に骨釘がこの骨釘装着兼誘導装置に対して相対的に回動することが阻止され、したがって骨釘を横方向に貫通する孔が、係留ボルトの受容を可能にする所定の位置を骨に対し維持することを可能にする。
【0011】
さらに前記連結部分は有利には関節遠位の骨釘端部に配置されたねじ孔に設けられたねじ山を、骨釘装着兼誘導装置の対応ねじ山と結合させるために備えている。これによって骨釘はねじ結合を形成したあとで骨釘装着兼誘導装置によって骨の髄腔から打ち出されることができるので骨釘の除去も容易になる。
【0012】
さらに関節遠位の骨釘端部の端面から発する、骨釘の長さの1部に亘って延設された通路が設けられ、この通路内に骨釘装着兼誘導装置の案内ワイヤが導入可能であると有利である。この構成も殊に、骨折個所が治癒したあとで骨釘を除去するために役立つ。何故ならば関節遠位の骨釘端部が突出していないときは、前記通路への案内ワイヤの導入によって、関節遠位の骨釘端部と骨釘装着兼誘導装置との間の連結の形成が著しく簡易化されるからである。
【0013】
記述した骨釘のための本発明による骨釘装着兼誘導装置の主要な特徴は、骨釘の連結部分又は延長部片に連結可能なピンを有し、このピンが基体に可動に支承されていることである。このピンで骨釘を簡単な形式で骨の所望された位置へ打込み、剛性的な結合を製造した場合に再び骨から除去することができる。この場合、ピンはピン端に、有利にはナイフエッジ状の、関節遠位の骨釘端部と協働する突起を備え、この突起によってピンと関節遠位の骨釘端部との間の回動不能な結合が形成されるので、骨釘を打込むときに骨釘は不都合な回動を行なわない。この回動は後に、骨釘における孔に整合する骨における孔の製作自体を不可能にする。
【0014】
さらにピンは案内を備え、該案内に関節遠位の骨釘端部のねじ山に結合される対応ねじ山を有する回転部分が設けられ、これにより関節遠位の骨釘端部とピンとの間に固い結合が与えられるようになっている。
【0015】
前記回転部分は有利には1つの通路を、骨釘の通路に導入可能な案内ワイヤを受容するために有している。この案内ワイヤによって回転部分は隠されて配置された骨釘端部のねじ山に対応ねじ山がねじ込まれ得るように案内される。
【0016】
骨釘が装着されていると、導入後係留ピンが骨釘の孔によって受容されるように係留ピンが骨に配置されなければならない。このためには骨釘装着兼誘導装置の基体は係留ピンのための少なくとも1つの案内を有する保持体に、有利には解離可能に結合されている。関節遠位の骨釘端部に回動不能に連結されたピンに対し保持体及び基体を介し正確な位置をとる前記案内は、骨釘の孔への係留ボルトの整合する導入を保証する。
【0017】
有利な形式では前記案内は前記保持体の上に調節可能に固定されており、案内はそのつど使用された骨釘における孔に応じて種々の位置に位置決めされる。
【0018】
本発明の有利な実施例によれば、前記案内はスリーブから成り、該スリーブの内径は係留ボルトの最大直径に、特に係留ねじ頭の直径に相応し、係留ボルトが前記案内にて正確に案内される。
【0019】
有利には前記スリーブは前記保持体に軸方向に移動可能に配置されているので、スリーブの端部が処置しようとする肢体にきちんと接触するようになる。
【0020】
さらにスリーブの内部にドリルワイヤを案内するためのインサート部が固定可能であると有利であることが証明されている。このインサート部分によって正確に案内されたドリルワイヤは骨の切開を直径の小さいドリル孔を介して可能にする。この場合、ドリルワイヤは骨釘におけるドリル孔を貫通する。その結果、インサート部分を取り去ったあとで、骨におけるドリル孔が、スリーブ内で案内された、直径のより大きいドリルであけられ、最後に有利には係留ねじとして構成された係留ボルトが前記スリーブを介して導入される。この係留ボルトをスリーブから出たあとで骨の内部で案内することは、案内ワイヤによって行なわれる。この案内ワイヤの上に係留ボルトは貫通孔を介して通される。案内ワイヤとしては有利には、使用されていたドリルワイヤを用いることができる。
【0021】
係留ねじをねじ込むためには前記スリーブ内に有利には管状の回転部分が支障可能である。この回転部分の端面は係留ねじのInbus切欠き内へ挿入可能なInbusを有している。前記回転部分が管状に構成されていることによって、係留ボルトにおける貫通孔により受容される案内ワイヤがこの回転部分を貫徹することが可能になる。
【0022】
以下、図面について本発明の複数の実施例を説明する。
【0023】
本発明による骨釘1は上腕骨4の関節骨頭3における複数の骨折片2から成る破片骨折を固定するために役立つ。特に図2と図3とから判るように剛性の材料から成る骨釘1は棒状に構成され、その全長に亘ってほぼ変わらない曲率を有している。関節近位の骨釘端部領域と該骨釘端部領域から距離をおいた骨釘領域とには骨釘1を横に貫く孔5が係留ねじ6を受容するために設けられている。この係留ねじ6のねじ頭7は比較的に大きな直径を有し、骨4の外側に接触する。ねじ頭7にはInbus切欠き8が設けられ、該Inbus切欠き8には、あとで詳細に説明するようにInbusが嵌合することができる。係留ねじ6は図6のbから判るように軸方向に貫通する貫通孔9を有している。孔5の軸線は互いに平行な面に位置しているので骨におけるドリル孔も前記平面内を延びている。これにより骨釘装着兼誘導装置によるドリル孔の製作が著しく簡易化される。前記軸線は通常は互いに平行に延びることができるが、状況が必要とする場合には個々の平行な平面内にて互いに鋭角を成すこともできる。
【0024】
関節近位の骨釘端部は、特に図4と図5とにおいて詳細に示された骨釘装着兼誘導装置のピン11を結合するための連結部分10を有している。このピン11はハンドグリップ13を備えた基体12に支承され、その端部にナイフエッジ状の突起14を有している。この突起14は関節遠位の骨釘端部の端面に設けられたノッチ状の凹部15に係合する。ナイフエッジ状の突起14が前記ノッチ状の凹部15内にあると、回動しない結合がピン11と骨釘1との間に得られ、これにより骨釘を装着する間に骨釘が回動しかつ孔5の位置がもはや規定されなくなることが阻止される。
【0025】
関節遠位の骨釘端部の端面にはさらにねじ孔(図7から図9参照)が設けられ、該ねじ孔には対応ねじ山17を備えた回転部分18がねじ込み可能である。この回転部分18はピン11の内部に配置されかつロレット付きグリップ19を介して回動させられることができる。このロレット付きグリップ19は対応ねじ山17をねじ込んだあとで端面側でピン11に接触する。これによって骨釘1とピン11との間に伝力結合が与えられ、この伝力結合により骨釘1を骨4から除去することが可能になる。
【0026】
図8には関節遠位の骨釘端部が骨内にある実施例が示されている。骨釘1を装着することは、この場合には関節遠位の骨釘端部が延長部片20で延長されている。この延長部片20は一方の端部に、骨釘のねじ孔16にねじ込まれる前記対応ねじ山17に相当するねじ山を備えておりかつ他方の端部に骨釘のねじ孔に相応するねじ孔を有している。骨釘を髄腔へ導入したあとで延長部片20は除去される。骨釘を除去したい場合には直接的な結合が、ピン11内に配属された回転部分18と骨釘1との間に形成される。この場合に、ねじ孔16内への対応ねじ山17の導入を可能にするためには回転部分18は骨釘の長さの1部に亘って延びる通路23内へ導入可能な案内ワイヤ22のための通路21を有している。
【0027】
基体12は保持体24と結合され、該保持体24は基体12の切欠き内へ挿入され、クランプねじ25で基体12に対し正確に規定された位置に固定される。この保持体24には舌片26を介して複数のスリーブ27が調節可能に固定されている。これらのスリーブ27のうち図面にはそれぞれ1つのスリーブしか示されていない。スリーブ27は軸方向に、スリーブ27が上腕に破片骨折の領域で接触させられるように移動させられる。スリーブ27の内径dは図6bから判るようにスリーブ27が係留ねじ6のねじ頭7を受容するように設定されている。スリーブ27は係留ねじ6を導入するためだけではなく、骨釘1における孔5と整合するドリル孔を骨に形成するためにも用いられる。この過程では図6aから判るようにまずスリーブ27内にインサート部分28が導入される。このインサート部分28はドリルワイヤ30を案内するための通路29を有している。このドリルワイヤ30は図6aに概略的に示されているようにドリル機械のドリルチャックに緊定される。このドリルワイヤ30によってまず細いドリル孔が骨4に製作される。この場合、最後にはドリルワイヤは骨釘1におけるそれぞれ1つの孔5を貫通する。次いでインサート部分28が除去されかつドリルワイヤ30によって製作されたドリル孔が、係留ねじ6の直径に直径が適合させられたドリルで拡げられる。最後にいまや案内ワイヤとして役立つドリルワイヤの上にまずハンドグリップ31で回動可能なInbus32が、次いで係留ねじ6が載せられる。この場合、Inbus32は図6bに示されているようにねじ頭7のInbus切欠き8へ係合する。案内ワイヤとして役立つドリルワイヤ30の上に通された係留ねじ6をスリーブ27へ導入したあとでハンドグリップ31の回動によって係留ねじ6が骨のドリル孔へねじ込まれる。この場合、係留孔6は骨釘1における1つの孔5を貫通する(図6c)。
【図面の簡単な説明】
【図1】上腕骨の一端を破片骨折と装着された骨釘と共に略示した図。
【図2】本発明の骨釘を図3の矢印IIの方向から見た図。
【図3】図2に示した骨釘の側面図。
【図4】本発明による骨釘装着兼誘導装置の側面図。
【図5】図4の骨釘装着兼誘導装置を上腕骨にすでに装着した骨釘と関連して示した図。
【図6】(a)、(b)、(c)は本発明の骨釘装着兼誘導装置を用いた孔の形成と係留ねじの位置決めを示した図。
【図7】上腕から突出した関節遠位の骨釘端部を骨釘装着兼誘導装置のピンと共に示した拡大図。
【図8】骨釘が骨から突出していないときのピンと関節遠位の骨釘端部との結合を示した図(この場合には延長部片が用いられている)。
【図9】骨釘を引抜く場合の配置を概略的に示した図。
【図10】骨釘を引っ張るためのピンと関節遠位の骨釘端部との回動不能な結合を示した図。
【符号の説明】
1 骨釘、 2 骨折片、 3 関節骨頭、 4 上腕骨、 5 孔、 6 係留ねじ、 7 ねじヘッド、 8 Inbus切欠き、 9 貫通孔、 10連結部分、 11 ピン、 12 基体、 13 ハンドグリップ、 14 突起、 15 凹部、 16 ねじ孔、 17 ねじ山、 18 回転部分、 19 ロレット付きグリップ、 20 延長部片、 21 通路、 22 案内ワイヤ、 23 通路、 24 保持体、 25 クランプねじ、 26 舌片、 27 スリーブ、 28 インサート部、 29 通路、 30 ドリルワイヤ、 31 ハンドグリップ、 32 Inbus
【出願人】 【識別番号】502263754
【氏名又は名称】ハンス ゲオルク エンダー
【出願日】 平成14年7月22日(2002.7.22)
【代理人】 【識別番号】100061815
【弁理士】
【氏名又は名称】矢野 敏雄

【識別番号】100094798
【弁理士】
【氏名又は名称】山崎 利臣

【識別番号】100099483
【弁理士】
【氏名又は名称】久野 琢也

【識別番号】100114890
【弁理士】
【氏名又は名称】アインゼル・フェリックス=ラインハルト

【公開番号】 特開2004−49633(P2004−49633A)
【公開日】 平成16年2月19日(2004.2.19)
【出願番号】 特願2002−212814(P2002−212814)