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【発明の名称】 ズームMR画像を再構成するための方法及び装置
【発明者】 【氏名】ツル・バーンスタイン

【要約】 【課題】 MRイメージングにおいてパノラマ及び/またはズームMR画像を再構成する。

【解決手段】 RFコイル・アセンブリ(70)は、撮像データの収集に使用する検出素子(72〜78)の数がMRシステム(10)のデータ収集チャンネル(80〜83)の数を超えることができるように設計している。したがって、より大きな関心領域(ROI)に対するデータを収集するために、その各組によって収集データがある具体的なデータ収集チャンネル(80〜83)の1つに送られるような多数の組に検出素子(72〜78)をグループ分けする場合や、より小さいROIに対応した1組の検出素子(72〜78)だけを付勢させ、その組の各検出素子(72〜78)がデータを1つのデータ収集チャンネル(80〜83)に送るようにする場合がある。その結果、ズーム画像を再構成することができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のデータ収集チャンネル(80〜83)を有するMRIシステム(10)向けのRFコイル・アセンブリ(70)であって、
 複数の検出素子(72〜78)と、
 前記複数の検出素子(72〜78)からMRIシステム(10)内のデータ収集チャンネル(80〜83)の数を超えるような所与の数の検出素子(72〜78)を付勢させて第1のROIのデータを収集すると共に、該所与の数の検出素子(72〜78)からのデータを前記数のデータ収集チャンネル(80〜83)を介して転送している制御機構と、
を備えるRFコイル・アセンブリ(70)。
【請求項2】
前記制御機構がさらに、より少ない数の検出素子(72〜78)を付勢させて第2のROIのデータを収集するように構成されている、請求項1に記載のRFコイル・アセンブリ(70)。
【請求項3】
前記第2のROIが前記第1のROIの範囲内にあると共に、前記制御機構は第2のROIに対してより高分解能のデータを収集している、請求項2に記載のRFコイル・アセンブリ(70)。
【請求項4】
前記第2のROIは前記第1のROIの特性に基づいて選択されている、請求項3に記載のRFコイル・アセンブリ(70)。
【請求項5】
前記制御機構は各データ収集チャンネル(80〜83)に対して、第2のROIに関するデータを受信する際に単一の検出素子(72〜78)からデータを受信させている、請求項3に記載のRFコイル・アセンブリ(70)。
【請求項6】
ある特定のデータ収集チャンネル(80〜83)を介してデータを転送するように構成させる検出素子(72〜78)の数が、別のデータ収集チャンネル(80〜83)を介してデータを転送するように構成させる検出素子(72〜78)の数と無関係である、請求項1に記載のRFコイル・アセンブリ(70)。
【請求項7】
前記制御機構がさらに複数の検出素子(72〜78)からのデータを合成するように構成されている、請求項1に記載のRFコイル・アセンブリ(70)。
【請求項8】
前記制御機構が、所与のデータ収集チャンネル(80〜83)の複数の検出素子(72〜78)への割り当て、並びに別のデータ収集チャンネル(80〜83)の単一検出素子(72〜78)への割り当てを可能とするように構成されている、請求項1に記載のRFコイル・アセンブリ(70)。
【請求項9】
前記制御機構は、複数の検出素子(72〜78)からのデータを単一のデータ収集チャンネル(80〜83)に入るように合成させることによって、ある離散的数のデータ収集チャンネル(80〜83)を、該離散的数のデータ収集チャンネル(80〜83)を超える数の検出素子(72〜78)を有するRFコイル・アセンブリ(70)に合わせて最適化するように構成されている、請求項1に記載のRFコイル・アセンブリ(70)。
【請求項10】
対象に対するMRイメージングの方法であって、
 RFコイル・アセンブリ(70)及び多数のデータ収集チャンネル(80〜83)を有するMRシステム(10)の撮像区画内にスキャン対象を位置決めするステップであって、前記RFコイル・アセンブリ(70)はMRシステム(10)のデータ収集チャンネル(80〜83)の数を超えるような複数の検出素子(72〜78)を有している位置決めステップと、
 RFコイル・アセンブリ(70)内のある特定の数の検出素子(72〜78)を付勢させ第1のROIから撮像データ(84〜87)を収集するステップと、
 前記第1のROIから画像(88)を再構成するステップと、
 前記第1のROIの画像から該第1のROI内で第2のROIを特定するステップと、
 RFコイル・アセンブリ(70)内で前記特定数より少ない数の検出素子(72〜78)を付勢させて第2のROIから撮像データ(84〜87)を収集するステップと、
を含む方法。
【請求項11】
前記特定数より少ない数の検出素子(72〜78)の各々からの信号をそれぞれのデータ収集チャンネル(80〜83)に供給して第2のROIの撮像データ(84〜87)を収集するステップをさらに含む請求項10に記載の方法。
【請求項12】
第2のROIの画像(88)を、第1のROIの画像(88)と比べてより高分解能を有するように再構成するステップをさらに含む請求項10に記載の方法。
【請求項13】
特定数より少ない数の検出素子(72〜78)を付勢させる前記ステップが第2のROIに対して最も高感度の検出素子(72〜78)を決定するステップを含む、請求項10に記載の方法。
【請求項14】
第1のROIの画像(88)を表示しているGUI上のユーザ入力から前記特定数より少ない数の検出素子(72〜78)を決定するステップをさらに含む請求項13に記載の方法。
【請求項15】
複数の検出素子(72〜78)の模式的表現を表しているGUI上のユーザ入力から第2のROIを決定するステップをさらに含む請求項13に記載の方法。
【請求項16】
 偏向磁場を印加するようにマグネット(54)のボアの周りに配置した複数の傾斜コイル(50)と、
 RF送受信器システムと、
 多数の検出素子(72〜78)を有しているMR画像を収集するためのRFコイル・アセンブリ(70)と、
 前記多数の検出素子(72〜78)と接続した多数のデータ収集チャンネル(80〜83)であって、撮像データ(84〜87)を収集するために使用する検出素子(72〜78)の数は該データ収集チャンネル(80〜83)の数を超えることができるような多数のデータ収集チャンネル(80〜83)と、
を備えるMRI装置。
【請求項17】
さらに、ユーザ定義のROIに対するデータ収集で必要となる検出素子(72〜78)の組を決定するようにプログラムされたコンピュータを備える請求項16に記載のMRI装置。
【請求項18】
前記コンピュータがさらに、前記組内の各検出素子(72〜78)を前記多数のデータ収集チャンネル(80〜83)の所与のデータ収集チャンネル(80〜83)に接続するようにプログラムされている、請求項17に記載のMRI装置。
【請求項19】
前記コンピュータがさらに、前記多数の検出素子(72〜78)をデータ収集チャンネル(80〜83)の数に等しい多数の組にグループ分けするようにプログラムされている、請求項16に記載のMRI装置。
【請求項20】
前記コンピュータがさらに、前記多数の検出素子(72〜78)を、その各組が等しい数の検出素子(72〜78)を有するようにグループ分けするようにプログラムされている、請求項19に記載のMRI装置。
【請求項21】
画像再構成を遂行させるコンピュータ・プログラムをその上に格納していると共に、コンピュータに実行させた際に該コンピュータに対して、
 対象の第1のROIに関するMRデータの収集を開始するステップと、
 複数のRF検出素子(72〜78)を有するRFコイル・アセンブリ(70)を含むMRシステム(10)の多数のデータ収集チャンネル(80〜83)から前記第1のROIに関するMRデータを受信するステップであって、該複数のRF検出素子(72〜78)はデータ収集チャンネル(80〜83)の数を超えているような受信ステップと、
 第1のROIの画像(88)を再構成するステップと、
 前記第1のROIの内部に第2のROIを特定しているユーザ入力を受け取るステップと、
 第1のROIのMRデータの収集に使用したものと同一のRFコイル・アセンブリ(70)を用いて第2のROIのMRデータを収集するように、第1のROIのMRデータの収集に使用したものより少ない数の検出素子(72〜78)を付勢させるステップと、
を実行させる1組の命令を有しているコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
【請求項22】
前記コンピュータに対してさらに、第1のROIに関するMRデータを収集するために付勢させた前記多数のRF検出素子(72〜78)を多数の組にグループ分けするステップであって、各組の各RF検出素子(72〜78)は収集した信号を1つの共通データ収集チャンネル(80〜83)に送信するように構成されているようなグループ分けステップを実行させている、請求項21に記載のコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
【請求項23】
前記コンピュータに対してさらに、第2のROIに対して最も高感度のRF検出素子(72〜78)を付勢させて第2のROIのMRデータを収集するステップを実行させている、請求項21に記載のコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
【請求項24】
前記コンピュータに対してさらに、付勢させた各RF検出素子(72〜78)を別々の1つのデータ収集チャンネル(80〜83)に電気的に接続させて第2のROIのMRデータを収集するステップを実行させている、請求項23に記載のコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
 本発明は、全般的にはMRイメージングに関し、さらに詳細には、パノラマ及び/またはズームMR画像を再構成するための方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
 人体組織などの物質を均一な磁場(偏向磁場B0)にかけると、組織中のスピンの個々の磁気モーメントはこの偏向磁場と整列しようとして、この周りをラーモアの特性周波数で無秩序に歳差運動することになる。この物質(または組織)に、x−y平面内にありラーモア周波数に近い周波数をもつ磁場(励起磁場B1)がかけられると、正味の整列モーメント(すなわち、「縦方向磁化」)Mzは、x−y平面内に来るように回転させられ(すなわち、「傾けられ(tipped)」)、正味の横方向磁気モーメントMtが生成される。励起信号B1を停止させた後、励起したスピンにより信号が放出され、さらにこの信号をRFコイル・アセンブリによって受信し引き続いて画像を形成させるように処理することができる。
【0003】
 これらの信号を用いて画像を作成する際には、磁場傾斜(Gx、Gy及びGz)が利用される。典型的には、撮像しようとする領域は、使用する具体的な位置特定方法に従ってこれらの傾斜を変更させている一連の計測サイクルによりスキャンを受ける。結果として得られる受信NMR信号の組(セット)はディジタル化され処理され、よく知られている多くの再構成技法のうちの1つを用いて画像が再構成される。
【0004】
 典型的には、具体的なある臨床応用向けに選定されるRFコイルは、撮像域(FOV)や関心対象ボリューム(VOI)内の撮像対象の解剖構造の関数として選択している。多くの場合、その対象に関する大型FOV/VOIの画像を先ず収集し、次いでユーザまたは技師は、より高分解能の画像またはズーム画像が求められているより小さな領域を画像上で特定する。例えば、より大きなFOV/VOIの画像を4つのコイルまたは検出素子を有するフェーズドアレイ・コイルによって収集することがある。より小さい領域またはFOV/VOIに関するより高分解能の画像に対するデータを収集するには、より小さい4つのコイルからなる別のフェーズドアレイ・コイルを位置決めして付勢させ、この特定のFOV/VOIに関するより高分解能の画像に対するデータを収集している。この手順はユーザにとって煩雑となる可能性があり、また患者には不快感を与えることがある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
 したがって、大型FOV/VOI画像を収集すること、並びに患者に関して物理的なコイルの変更を必要とせずにより小さいFOV/VOIに関してより高分解能の画像に対するデータを収集することが可能なシステム及び方法があれば望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0006】
 本発明は、上述の問題を解決させると共に、パノラマ及び/またはズームMR画像を再構成するシステム及び方法を提供する。多数の検出素子を有するRFコイル・アセンブリを設ける。このRFコイル・アセンブリは、その検出素子の数がMRシステムのデータ収集チャンネルの数を超えるように設計している。したがって、これらの検出素子は、その各々が収集データをある特定の1つのデータ収集チャンネルに送信しているような多数の組にグループ分けすることができ、また別法として、その組の各検出素子がデータを1つのデータ収集チャンネルに送信するように1組の検出素子だけを付勢させることができる。その結果、パノラマ及び/またはズーム画像を再構成することができる。
【0007】
 したがって、本発明の一態様では、複数のデータ収集チャンネルを有するMRIシステムのRFコイル・アセンブリを提供する。本RFコイル・アセンブリは、複数の検出素子と、第1のROIのデータを収集するために該複数の検出素子のうちMRIシステムのデータ収集チャンネルの数を超えるような所与の数の検出素子を付勢させている制御機構と、を含む。この制御機構はさらに、この所与の数の検出素子からのデータを該数のデータ収集チャンネルを介して転送するように構成している。
【0008】
 本発明のさらに別の態様では、対象に対するMRイメージングの方法は、1つのRFコイル・アセンブリ及び多数のデータ収集チャンネルを有するMRシステムの撮像区画内にスキャン対象を位置決めするステップを含む。このRFコイル・アセンブリはMRシステムのデータ収集チャンネルの数を超えるような複数の検出素子を有している。本方法はさらに、RFコイル・アセンブリ内のある特定の数の検出素子を付勢させ第1のROIから撮像データを収集し、該第1のROIに対する画像を再構成するステップを含む。この第1のROIの画像から該第1のROI内で第2のROIを特定すると共に、RFコイル・アセンブリ内で前記特定数より少ない数の検出素子を付勢させて第2のROIから撮像データを収集している。
【0009】
 本発明の別の態様では、MRI装置は、偏向磁場を印加するようにマグネットのボアの周りに配置した複数の傾斜コイルを含む。本装置はさらに、RF送受信器システムと、MR画像を収集するためのRFコイル・アセンブリと、を含む。このRFコイル・アセンブリは多数の検出素子を含む。本MRI装置はさらに、この多数の検出素子と接続した多数のデータ収集チャンネルを含んでおり、撮像データの収集に使用される検出素子の数は該データ収集チャンネルの数を超えることができる。
【0010】
 本発明のさらに別の態様では、画像再構成を遂行させるコンピュータ・プログラムをその上に格納しているコンピュータ読み取り可能記憶媒体を提供する。このコンピュータ・プログラムは、コンピュータに実行させた際に該コンピュータに対して対象の第1のROIに関するMRデータ収集を開始させる命令の組を有する。次いでこのコンピュータには、MRIシステムの多数のデータ収集チャンネルから第1のROIに関するMRデータを受信させている。このMRシステムは、データ収集チャンネルの数を超える複数のRF検出素子を有するRFコイル・アセンブリを含む。次いでこのコンピュータには、第1のROIの画像を再構成させている。第1のROI内で第2のROIを特定するユーザ入力を受け取ると共に、第1のROIのMRデータ収集に使用したのと同一のRFコイル・アセンブリを使用して第1のROIに関するMRデータ収集に使用したよりも少ない数の検出素子を付勢させて第2のROIに関するMRデータを収集している。
【0011】
 本発明のその他の様々な特徴、目的及び利点は、以下の詳細な説明及び図面より明らかとなろう。
【0012】
 図面では、本発明を実施するように目下のところ企図されている好ましい実施の一形態を図示している。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
 図1を参照すると、対象の撮像域(FOV)または関心対象ボリューム(VOI)などの関心領域(ROI)の診断データを収集し、この収集した診断データからパノラマ画像やズーム画像を含むMR画像を再構成するためのシステムを表している。本発明を特に脊椎RFコイルアレイに関して記載することにするが、本発明は、頭部コイル、胸部コイル、全身用コイル、その他など別のRFコイル・アセンブリに対しても同等に利用することができる。
【0014】
 図1を参照すると、本発明を組み込んでいる好ましい磁気共鳴イメージング(MRI)システム10の主要コンポーネントを表している。このシステムの動作は、キーボードその他の入力デバイス13、制御パネル14及び表示スクリーン16を含むオペレータ・コンソール12から制御を受けている。コンソール12は、オペレータが画像の作成及び表示スクリーン16上への画像表示を制御できるようにする独立のコンピュータ・システム20と、リンク18を介して連絡している。コンピュータ・システム20は、バックプレーン20aを介して互いに連絡している多くのモジュールを含んでいる。これらのモジュールには、画像プロセッサ・モジュール22、CPUモジュール24、並びに当技術分野でフレーム・バッファとして知られている画像データ・アレイを記憶するためのメモリ・モジュール26が含まれる。コンピュータ・システム20は、画像データ及びプログラムを記憶するためにディスク記憶装置28及びテープ駆動装置30とリンクしており、さらに高速シリアルリンク34を介して独立のシステム制御部32と連絡している。入力デバイス13は、マウス、ジョイスティック、キーボード、トラックボール、タッチ作動スクリーン、光学読取り棒、音声制御器、あるいは同様な任意の入力デバイスや同等の入力デバイスを含むことができ、また入力デバイス13は対話式の幾何学的指定のために使用することができる。
【0015】
 システム制御部32は、バックプレーン32aにより互いに接続させたモジュールの組を含んでいる。これらのモジュールには、CPUモジュール36や、シリアルリンク40を介してオペレータ・コンソール12に接続させたパルス発生器モジュール38が含まれる。システム制御部32は、実行すべきスキャンシーケンスを指示するオペレータからのコマンドをリンク40を介して受け取っている。パルス発生器モジュール38は、各システム・コンポーネントを動作させて所望のスキャンシーケンスを実行させ、発生させるRFパルスのタイミング、強度及び形状、並びにデータ収集ウィンドウのタイミング及び長さを指示しているデータを発生させている。パルス発生器モジュール38は、スキャン中に発生させる傾斜パルスのタイミング及び形状を指示するために1組の傾斜増幅器42と接続させている。パルス発生器モジュール38はさらに、患者に接続した多数の異なるセンサからの信号(例えば、患者に装着した電極からのECG信号)を受け取っている生理学的収集制御器44から患者データを受け取ることができる。また最終的には、パルス発生器モジュール38はスキャン室インタフェース回路46と接続させており、スキャン室インタフェース回路46はさらに、患者及びマグネット系の状態に関連する様々なセンサからの信号を受け取っている。またこのスキャン室インタフェース回路46を介して、患者位置決めシステム48が、スキャンを希望する位置に患者を移動させるコマンドを受け取っている。
【0016】
 パルス発生器モジュール38が発生させる傾斜波形は、Gx増幅器、Gy増幅器及びGz増幅器を有する傾斜増幅器システム42に加えられる。各傾斜増幅器は、収集した信号の空間エンコードに使用する磁場傾斜を生成させるように傾斜コイル・アセンブリ(全体を番号50で示す)内の対応する物理的傾斜コイルを励起させている。傾斜コイル・アセンブリ50は、偏向マグネット54及び全身用RFコイル56を含んでいるマグネット・アセンブリ52の一部を形成している。システム制御部32内の送受信器モジュール58は、RF増幅器60により増幅を受け送信/受信スイッチ62によりRFコイル56に結合するようなパルスを発生させている。患者内の励起された原子核が放出して得た信号は、同じRFコイル56により検知し、送信/受信スイッチ62を介して前置増幅器64に結合させることができる。増幅したMR信号は、送受信器58の受信器部分で復調され、フィルタ処理され、さらにディジタル化される。送信/受信スイッチ62は、パルス発生器モジュール38からの信号により制御し、送信モードではRF増幅器60をコイル56と電気的に接続させ、受信モードでは前置増幅器64をコイル56に接続させる。送信/受信スイッチ62によってさらに、送信モードと受信モードのいずれに関しても同じ単独のRFコイル(例えば、表面コイル)を使用することが可能となる。
【0017】
 RFコイル56により取り込まれたMR信号は送受信器モジュール58によりディジタル化され、システム制御部32内のメモリ・モジュール66に転送される。未処理k空間データのアレイをメモリ・モジュール66に収集し終わると、1回のスキャンが完了となる。この未処理k空間データは、各画像を再構成させるように別々のk空間データ・アレイの形に配置し直している。さらに、これらの各々は、データをフーリエ変換して画像データのアレイにするように動作するアレイ・プロセッサ68に入力される。この画像データはシリアルリンク34を介してコンピュータ・システム20に送られ、コンピュータ・システム20において画像データはディスク記憶装置28などのメモリ内に記憶される。この画像データは、オペレータ・コンソール12から受け取ったコマンドに応じて、テープ駆動装置30上などの長期記憶装置にアーカイブしたり、画像プロセッサ22によってさらに処理してオペレータ・コンソール12に送ったりディスプレイ16上に表示させたりすることができる。
【0018】
 上で指摘したように、本発明は特に脊椎RFコイルアレイに関して記載することにするが、その他のRFコイル・アセンブリにも同等に利用することができる。例えば、本発明に従って製作し実装することができるコイルの別の2例としては全身用コイルと頭部コイルがある。
【0019】
 ここで図2を参照すると、従来技術による脊椎RFコイルアレイ70の模式図を表している。この脊椎RFコイルアレイ70は、FOVに対する撮像データの収集に使用する表面コイルであって、全体としてコイル・アセンブリ70のFOVに対応している4つの別々の検出素子72〜78を含んでいる。この例では、RFコイル・アセンブリ70のFOVはスキャン対象の脊椎領域の少なくとも一部分に対応している。この既知のFOVは、MRシステムのデータ収集チャンネル数と等しい数の検出素子を付勢させることによるFOVを指している。すなわち、各データ収集チャンネルを起動させて単一の検出素子に接続する。各検出素子72〜78は対象の励起した原子核の変化を検出し、検出した変化を表す信号をそれぞれ別々のデータ収集チャンネル80〜83に送信する。上で指摘したように、RFコイル・アセンブリ70と同様のRFコイルの欠点は、コイル・アセンブリのFOVと比べてより小さいFOVに対して画像分解能を向上させた画像を再構成させるのが困難なことである。その結果、より小さいFOV内でデータを収集するため、あるいは各臨床応用ごとに、RFコイル・アセンブリ70を別のコイル・アセンブリに交換を要することが多い。次いで各チャンネル80〜83が受信したデータを用いて独立した画像84〜87をそれぞれ再構成している。次いで、この独立した画像84〜87を合成し、周知の加算技法を用いて単一の出力画像88を形成している。
【0020】
 上述の欠点にもかかわらず、複数の検出素子を有するコイルアレイ70には大型の単一検出素子コイルと比べて幾つかの利点がある。より小さい4つの検出素子を使用するため、各検出素子が有するFOVはより小さくなる。さらに、各検出素子が観測する組織がより小さくなるため、各検出素子に関連するノイズがより小さくなる。すなわち、大型の単一検出素子コイルではFOVがより大きく、したがってノイズも多くなる。各検出素子からの信号を採取し、これを各素子固有のD/A変換器を介して送り複数の画像を再構成することによって、各検出素子に対応する各画像は、大型単一検出素子コイルにより達成できる、あるいは各検出素子の信号の単純な加算によって達成できるようなSNRと比べてより良好なSNRを有する。次いで、平方和平方根法(square root of the sum of the squares method)を用いてこれら4つの高SNR画像をより大きなFOVを含む画像に合成させている。この高いSNRは、所与の収集時間における空間分解能を改善させるために利用することや、収集時間を短縮させるためやより低ノイズの画像を作成するために利用することができる。
【0021】
 ここで図3を参照すると、図2に示すアセンブリと同様のRFコイル・アセンブリによって収集したデータから再構成される典型的なMR画像89を視覚表示している。画像89の一部分についてパン・イン(pan in)して画像再構成するには、上で指摘したように、ある特定のFOVまたはROIに対して感度がより高い検出素子を用いてデータを収集できるように、より小さい検出素子を有する独立したRFコイル・アセンブリによって撮像データを再収集することが必要となる。
【0022】
 図4は、本発明による脊椎RFコイルアレイの模式図を表している。この実施形態では、RFコイルアレイ90は表面コイルアレイであり、16個の別々の異なる検出素子92〜122を含んでいる。全体としてRFコイル90に対応するこのFOVは図2のコイル・アセンブリ70のFOVに等しい。しかし、各検出素子92〜122に対応するFOVは図2のコイル70の各検出素子72〜78に対応するFOVと比べてより小さい。このため、より詳細には以下で検討するが、各検出コイル92〜122は、図2のコイル・アセンブリ70の検出素子72〜78と対応する全体的FOVと比べてより小さいFOVに対する撮像データを収集するように独立に付勢させることがある。
【0023】
 4つのデータ収集チャンネルを実装したMRIシステムでは、RFコイル・アセンブリ90は、その組数がMRIシステムのデータ収集チャンネル124〜130の数に等しくなるように個々の検出素子92〜122を4つの組にグループ分けすることがある。すなわち、図5に示した例では、検出素子92〜98を単一の組にグループ分けしており、各コイルによって送信される電気信号が同じデータ収集チャンネル124に送られかつ同じデータ収集チャンネル124内で互いに合算される。検出素子100〜106を単一の組にグループ分けしておりデータはデータチャンネル126に送られる。検出素子108〜114も同様に1つの組にグループ分けされており電気信号はデータ収集チャンネル128に送られる。検出素子116〜122も同様に1つの組にグループ分けされており電気信号はデータ収集130に送られる。一般に、検出素子92〜122はデータ収集チャンネルの数と等しい数の組にグループ分けすることができる。このため、付勢させる検出素子の数はデータ収集チャンネルの数を超えている。典型的には、複数の検出素子からの信号に対するこうしたグループ分けや加算は望ましくないが、グループの数がデータ組チャンネルの数に等しくなるように検出素子をグループ分けすることによって、より小さいFOVのデータを収集するのに使用するのと同じコイルアレイを用いて、より大きな全体的FOVに対するデータを収集することができる。
【0024】
 さらに図5を参照すると、次いで各データ収集チャンネル124〜130はデータをデータ処理装置132に入力し、周知のイメージング技法に従って後続の処理及び画像再構成が行われる。各組に対応するFOVは、各検出素子の合成FOVに概ね等しいことに留意されたい。すなわち、素子92〜98を含む組のFOVは、素子92のFOV、素子94のFOV、素子96のFOV及び素子98のFOVを合計して得られるFOVと概ね等しい。検出素子同士にはある程度の重複があるため、各検出素子組のFOVは、その組内の各素子のFOVの合成和と比べて若干小さくなっている。
【0025】
 コイル・アセンブリ90の各検出素子92〜122を付勢させると、図3の画像89と同様の画像が生成される。しかし、RFコイル・アセンブリ90はより小さい複数の検出素子92〜122を含むため、同じコイル・アセンブリによってそのコイル・アセンブリのFOVと比べてより小さいFOVに対応した撮像データを収集しこれによりズーム画像を再構成することが可能である。
【0026】
 ここで図6を参照すると、図3に示したものと同様の視覚表示を、画像133の具体的な関心対象部分の上にカーソルまたはマーカーボックス134を重ね合わせて表している。すなわち、コイル・アセンブリ90のFOV全体に対応する画像133をグラフィカル・ユーザ・インタフェース上に表示させ、これによりユーザは、より高分解能の画像を希望する画像の一部分を特定している具体的なROI135上にマーカーボックス134などのカーソルを配置することができる。例えば、ユーザはROI135の上にマーカーボックス134を位置決めし、このROIだけに限定してデータを収集してより高分解能を有するズーム画像などの再構成画像を再構成させることができる。別法として、コイル・アセンブリ90の図を再構成画像133に重ね合わせ、これによってユーザは画像再構成のために付勢させる検出素子92〜122を選択することができる。その結果、MRIシステムに対してユーザは、隣接しない検出素子からのデータによって画像を再構成させ、図9に関連して説明することにしているパノラマ画像を作成させるように指令することができる。
【0027】
 ここで図7を参照すると、制御機構(図1)によって検出素子の組を付勢させ、図6に関して図示し記述したマーカーボックス134の代わりにユーザが特定したROI135に対応するFOVから撮像データを収集しているようなコイル・アセンブリ90の模式図を表している。この例では、検出素子104〜110はROI135に対して感度が最も高い検出素子を表している。このため、MRIシステムのコントローラまたはコンピュータによって各検出素子を付勢させており、この付勢は当該検出素子に対応するFOVに限定した撮像データを収集させているコンピュータ・プログラムまたは命令組に従っている。4チャンネル式MRIシステムでは、感度が最も高い4つの検出素子は、各検出素子からのデータが別々のデータ収集チャンネルに送信されるようにして付勢させることがある。例えば、検出素子104は信号をチャンネル124に送信し、検出素子106はデータをチャンネル126に送信し、検出素子108はデータをチャンネル128に送信し、さらに検出素子110はデータをチャンネル130に送信している。次いで各データ収集チャンネル124〜130は、受信した信号を後続の処理及び画像再構成のためにデータ処理装置132に入力している。
【0028】
 ここで図8を参照すると、ROI135に対する感度が最も高い検出素子だけを付勢することによって、分解能を向上させた画像136が再構成できるようにしてデータを収集することができる。画像136は検出素子104〜110から収集したデータの視覚表示である。図のように、画像136は改善した分解能を有すると共に、実際に図6の画像133のROI135に対するズーム画像となっている。これまでに記載したように、画像136に対するデータは、図6の画像133に対するデータ収集で使用したのと同じRFコイル・アセンブリ90を用いて収集している。すなわち、RFコイル・アセンブリ90の検出素子のうちの一部分だけを付勢させることによって、別のRFコイル・アセンブリを備えることなしに、ズーム画像用のデータを収集することができる。さらに、より高速な画像の再構成やより低ノイズの画像の再構成が可能となる。
【0029】
 ここで図9を参照すると、本発明の別の態様を模式的に表している。具体的には、RFコイル・アセンブリ90は隣接しない検出素子を付勢できるように構成されている。例えば、図示した実施形態では、全体的FOVのそれぞれの部分から撮像データを収集させるように、検出素子94、100、110及び116が付勢を受けるように図示している。次いで付勢させた各検出素子はデータまたは信号を専用のデータチャンネルに送る。この例では、検出素子94はデータをデータチャンネル124に送り、検出素子100はデータをデータチャンネル126に送り、検出素子110はデータをデータチャンネル128に送り、また検出素子116はデータをデータチャンネル130に送っている。検出素子に対するこの独立の付勢によって全体的FOVの選択した部分に対する画像の再構成が可能となる。
【0030】
 ここで図10を参照すると、あるVOIに対する撮像データを収集するためのRFコイルアレイ134の模式図を表している。図のように、コイルアレイ134は、検出素子からなるアレイを含んでいる。この実施形態では、アレイ136は8個のRF検出素子138〜152を含んでいる。検出素子138〜152は患者のVOI154に対する撮像データを収集するように付勢させることができる。4つのデータ収集チャンネルを有するMRシステムにコイル134を実装すると、検出素子138〜152は、その各組がVOI154全体に対応した撮像データを収集するために2つの検出素子を有しているような多数の組にグループ分けすることが可能になる。例えば、素子138と140は、各素子が収集したデータを単一のデータ収集チャンネルによって送信しかつ互いに加算させているような1つの組に統合することができる。さらに、検出素子142と144を1つの組にグループ分けすることができ、検出素子146と148を1つの組にグループ分けすることができ、また検出素子150と152を1つの組にグループ分けすることができる。その結果として、4組の検出素子が得られ、これによってこのVOIに対するデータ収集が可能となる。別の実施形態では、向かい合った検出素子同士が組になるようにグループ分けすることがある。すなわち、検出素子138は検出素子146と1つの組にグループ分けし、検出140は素子148と1つの組にグループ分けするなどとすることがある。この場合も、4組の検出素子が得られる。コイル134は4チャンネル式MRシステムを用いて実現させているため、その検出素子は4つの組にグループ分けすることができる。しかし、必ずしもすべてのデータ収集チャンネルを用いる必要はないため、幾つかの検出素子を付勢させず、これにより付勢させる検出素子をより少なくすることがある。さらに、必ずしも各組が同じ検出素子数を有する必要もない。
【0031】
 ここで図11を参照すると、検出素子アレイ136全体に対する全体的VOI154と比べてより小さいVOI156に対応した撮像データを収集するように、全部の検出素子と比べてより少ない検出素子を付勢するようにコイル134を設計している。例えば、検出素子138〜144はより小さいVOI156に対する撮像データを収集するように独立に付勢させることができる。これに応じて、各検出素子はデータを別々の単一のデータチャンネルに送っている。4チャンネル式MRシステムでは、別々に4つの検出素子が付勢される。
【0032】
 ここまで記載したRFコイル・アセンブリは、具体的な撮像ニーズや撮像セッションの臨床目的に応じて、該アセンブリの検出素子を独立に付勢できる、すなわちグループ分けできるように、動的な構成とすることができる。このため、本発明は、撮像セッションの診断撮像目的を達成させるようにRFコイル・アセンブリの検出素子を動的に付勢/消勢させることができる命令組及び/またはコンピュータ・プログラムに応答しているコントローラ及び/またはコンピュータを含む。
【0033】
 したがって、本発明の実施の一形態では、複数のデータ収集チャンネルを有するMRIシステムのRFコイル・アセンブリを提供する。本RFコイル・アセンブリは、複数の検出素子と、第1のROIのデータを収集するために該複数の検出素子のうちMRIシステムのデータ収集チャンネルの数を超えるような所与の数の検出素子を付勢させている制御機構と、を含む。この制御機構はさらに、この所与の数の検出素子からのデータを該数のデータ収集チャンネルを介して転送するように構成している。
【0034】
 本発明のさらに別の実施形態では、対象に対するMRイメージングの方法は、RFコイル・アセンブリ及び多数のデータ収集チャンネルを有するMRシステムの撮像区画内にスキャン対象を位置決めするステップを含む。このRFコイル・アセンブリはMRシステムのデータ収集チャンネルの数を超えるような複数の検出素子を有している。本方法はさらに、RFコイル・アセンブリ内のある特定の数の検出素子を付勢させ第1のROIから撮像データを収集し、該第1のROIに関する画像を再構成するステップを含む。この第1のROIの画像から該第1のROI内で第2のROIを特定すると共に、RFコイル・アセンブリ内で前記特定数より少ない数の検出素子を付勢させて第2のROIから撮像データを収集している。
【0035】
 本発明の別の実施形態では、MRI装置は、偏向磁場を印加するようにマグネットのボアの周りに配置した複数の傾斜コイルを含む。本装置はさらに、RF送受信器システムと、MR画像を収集するためのRFコイル・アセンブリと、を含む。このRFコイル・アセンブリは多数の検出素子を含む。本MRI装置はさらに、この多数の検出素子と接続した多数のデータ収集チャンネルを含んでおり、撮像データの収集に使用される検出素子の数は該データ収集チャンネルの数を超えることができる。
【0036】
 本発明のさらに別の実施形態では、画像再構成を遂行させるコンピュータ・プログラムをその上に格納しているコンピュータ読み取り可能記憶媒体を提供する。このコンピュータ・プログラムは、コンピュータに実行させた際に該コンピュータに対して対象の第1のROIに関するMRデータ収集を開始させる命令の組を有する。次いでこのコンピュータには、MRIシステムの多数のデータ収集チャンネルから第1のROIに関するMRデータを受信させている。このMRシステムは、データ収集チャンネルの数を超える複数のRF検出素子を有するRFコイル・アセンブリを含む。次いでこのコンピュータには、第1のROIの画像を再構成させている。第1のROI内で第2のROIを特定するユーザ入力を受け取ると共に、第1のROIのMRデータの収集に使用したのと同一のRFコイル・アセンブリを使用して、第1のROIに関するMRデータ収集に使用したよりも少ない数の検出素子を付勢させて第2のROIに関するMRデータを収集している。
【0037】
 これまで脊椎コイルアレイについて記載してきたが、本発明はその他の任意のコイルアレイに等しく適用可能である。例えば、本発明を単一の全身用コイルとして実現し、臨床目的が異なる際のRFコイル・アセンブリの交換を回避することもできる。例えば、128個の検出素子を有する全身用コイルを実現することも可能である。全体として128個の検出素子に対応するROIは、そのイメージング・システムの最大ROIに相当する。全身画像のデータを収集するには、この128個の検出素子をMRシステムのデータ収集チャンネル数に等しい数の組にグループ分けすることがある。例えば、4チャンネル式システムでは、各組が32個の検出素子を表すようにして検出素子をグループ分けする。より小さいROIに対するデータを収集するには、このより小さいROIに対して感度が最も高い4組の検出素子を付勢させる。さらに小さいROIに限定したデータ収集では、最も高感度の組の検出素子を付勢させて使用し、画像再構成用のMRデータを収集する。
【0038】
 本発明を好ましい実施形態について記載してきたが、明示的に記述した以外に、添付の特許請求の範囲の趣旨内で等価、代替及び修正が可能であることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本発明で使用するためのMRイメージング・システムのブロック概要図である。
【図2】脊椎RFコイルアレイの模式図である。
【図3】図2に模式的に表した脊椎RFコイルアレイを用いて収集した画像の視覚表示である。
【図4】本発明による16脊椎コイル式アレイの模式図である。
【図5】本発明による図4に示す16脊椎コイル式アレイの模式図である。
【図6】図3に示したものと同じ視覚表示であって、本発明に従ってある具体的な関心領域を特定するためのマーカーをユーザが配置している視覚表示である。
【図7】図4に示したものと同じ16脊椎コイル式アレイであって、図6に示すユーザ定義による具体的な関心領域に対する撮像データを収集している16脊椎コイル式アレイの模式図である。
【図8】本発明によるズーム画像の視覚表示である。
【図9】図7に示したのと同じ脊椎コイルアレイであって本発明に従ってパノラマ画像に対する撮像データを収集している脊椎コイルアレイの模式図である。
【図10】関心対象ボリュームに対する撮像データを収集するためのRFコイルアレイの模式図である。
【図11】図10のRFコイルアレイであって、本発明に従ってユーザ定義の関心対象ボリュームから撮像データを収集しているRFコイルアレイの模式図である。
【符号の説明】
【0040】
 10 MRIシステム
 12 オペレータ・コンソール
 13 入力デバイス
 14 制御パネル
 16 スクリーン、ディスプレイ
 18 リンク
 20 コンピュータ・システム
 20a バックプレーン
 22 画像プロセッサ・モジュール
 24 CPUモジュール
 26 メモリ・モジュール
 28 ディスク記憶装置
 30 テープ駆動装置
 32 システム制御部
 32a バックプレーン
 34 高速シリアルリンク
 36 CPUモジュール
 38 パルス発生器モジュール
 40 シリアルリンク
 42 傾斜増幅器
 44 生理学的収集制御器
 46 スキャン室インタフェース回路
 48 患者位置決めシステム
 50 傾斜コイル、傾斜磁場コイル・アセンブリ
 52 マグネット・アセンブリ
 54 偏向用マグネット
 56 RFコイル
 58 送受信器モジュール
 60 RF増幅器
 62 送信/受信スイッチ
 64 前置増幅器
 66 メモリ・モジュール
 68 アレイ・プロセッサ
 70 RFコイルアレイ
 72〜78 検出素子
 80〜83 データ収集チャンネル
 84〜87 独立した画像
 88 単一出力画像
 89 画像
 90 RFコイルアレイ
 92〜122 検出素子
 124〜130 データ収集チャンネル
 132 データ処理装置
 133 画像
 134 RFコイルアレイ
 134 マーカーボックス
 135 ROI
 136 検出素子アレイ
 136 ズーム画像
 138〜152 検出素子
 154 VOI
 156 小さいVOI
【出願人】 【識別番号】300019238
【氏名又は名称】ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー
【出願日】 平成15年7月10日(2003.7.10)
【代理人】 【識別番号】100093908
【弁理士】
【氏名又は名称】松本 研一

【識別番号】100105588
【弁理士】
【氏名又は名称】小倉 博

【識別番号】100106541
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 信和

【公開番号】 特開2004−33774(P2004−33774A)
【公開日】 平成16年2月5日(2004.2.5)
【出願番号】 特願2003−272638(P2003−272638)