| 【発明の名称】 |
指先用の耳かき |
| 【発明者】 |
【氏名】相原 雅彦
|
| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 指キャップの先端部に、約50mm以下の長さの耳かきを装置した、指先取付け用の耳かきにおいて、指キャップの本体に1個以上の小孔を設ける、または、本体上に1個以上の突起を設け、その突起上に貫通した小孔を設ける、または、指キャップの本体に、1ヶ所以上の直径が小さい部分、すなわち、くびれた部分を設ける、または、本体に糸状部材を取り付けた事を特徴とする、指先用の耳かき。 前述の耳かきとは、小さく細長いスプーン状の物、棒の先端が螺旋状になっている物、綿棒状になっているものなど、耳垢取りの為に一般的に使用される、耳かき全ての形状を指す。また、前述の指キャップとは、人間の指に装着し、指の保護,摩擦力の増加,装飾等に使用する為の筒状及び袋状のカバーや、サック類を指し、意匠面を備えた指人形等も含む。 くびれた部分とは、直径が小さくなっている部分や外表面の一部が凹になっている部分を指し、すなわち、筒状の指キャップを、その軸方向と直角に切った時の断面積が、その上下の部分の断面積よりも小さく、縛った糸等が滑って外れない形状になっている部分を指す。糸状部材とは、糸・紐・ワイヤー・チェーンなどの部材で、指キャップ本体に縫いこむ方法や、接着、溶着、一体成形などの方法により、指キャップに取り付けられた物を指す。 【請求項2】 指キャップ本体と、棒状の耳かき部分とを、着脱自在に、または、耳かき部分を伸縮自在に構成した事を特徴とする、請求項1に記載の、指先用の耳かき。 着脱自在とは、凹部と凸部の差し込みや、ネジ込み、貼り付け、ピン止めなどの、一般的な方法を指す。 伸縮自在とは、凹部と凸部の差し込み深さを可変する方法や、取り付け位置を可変するなどの、一般的な方法を指す。 【請求項3】 ゴムまたは樹脂または金属製の、円筒状の指輪に、耳かきを取り付けた事を特徴とする、指先用の耳かき。耳かき部分と円筒状の指輪部分は、着脱自在に構成した場合や、耳かき部分を、弾力性のある指輪状のバンドで、指先に固定する構成も含む。 前述の耳かきとは、小さく細長いスプーン状の物、棒の先端が螺旋状になっている物、綿棒状になっているものなど、耳垢取りの為に一般的に使われている耳かきの形状を指す。 【請求項4】 人間の指の爪を模した形状で、爪に接着または貼り付けて使用する付け爪において、下記の特徴を有する、指先用の耳かき。 1、付け爪の先端部分に、耳かき形状を設けた。 2、上記1の構成において、複数の指先用の耳かきの、一部分を連結した構造。 前述の耳かきとは、小さく細長いスプーン状の物、綿棒状になっているものなど、耳垢取りの為に、一般的に使われている耳かきの形状を指す。 また、一部分を連結した構造とは、例えば、板材から複数の指先用の耳かきを打ち抜く際、一部分だけ繋がった形状とし、使用する際に、1つづつ切り離せる様な構成を指す。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】 この発明は、指先に取り付けて使用する耳かきに関する。主に、自分自身の耳垢取りに使用する。 【0002】 【従来の技術】 指先に取り付けて使用する耳かきに関しては、特許公開平10−257989が存在する。この発明は、指キャップ部分が耳穴に入れない為、短い耳かきが鼓膜に届かず、鼓膜を傷つける事が無い画期的な発明である。また、あたかも自分の爪が伸びた様な感覚で耳垢取りができる斬新な発明であるが、商品化する際には、さらに改良が必要であった。 【0003】 【発明が解決しようとしている課題】 従来の指キャップ式耳かきには、下記の問題点があった。 1、本体が紛失しない様に、紐などを取り付ける事ができない。 2、大人と子供などに対応して、耳かき部分の長さや大きさが調節できない。 3、爪が長い人では、指キャップが上手に指先に装着できない。 4、コストが高く、綿棒の様に、衛生的な使い捨て商品にできない。 【0004】 【課題を解決する為の手段】 指キャップ式耳かきが紛失しない様にする為には、紐などを取り付けておけば、その目的を達成できる。そこで、本体の一部に孔を開けるか、本体の一部に設けた突起に孔を開ける、または、本体の一部を細くし、紐などを取り付ける事ができる様に構成する。 また、指キャップ本体に、糸や紐を、直接取付けても、同様の結果が期待できる。 耳かき部分の長さを調整し、例えば、大人でも子供でも使用できる様にする為には、本体と耳かき部分を着脱自在に構成し、長さ・大きさ・形状等が異なる耳かきを、自由に交換して使用可能に構成する。また、本体に設けた穴に、棒状の耳かき部分を差し込む構造とし、差し込む深さによって、長さを調整する事もできる。 爪が長くて指キャップが装着できない人の為には、指輪状のバンドに、耳かきを取付ければ、自分の爪が邪魔になる事は避けられる。指キャップの先端に、長い爪を出す為の窓を設けても、同様の効果を得られる。 コストを下げる為には、付け爪の様に、爪に貼り付けて使用する構造にすれば、綿棒並みのコストで製造が可能となり、使い捨て商品にする事ができる。 【0005】 【発明の実施の形態】 本発明の実施例を、図1〜4を引用し、請求項1〜4の内容に沿って述べる。 【0006】 図1は、小さな指先用の耳かきが、紛失しない様に構成した、請求項1の実施例を表す。 1は、指キャップで、樹脂やゴム等で製造される。2は耳かきで、小さく細長いスプーン状または、一般的に市販されている耳かきの形状を指すが、長さは50mm以下で、鼓膜を傷つけない長さに装置し、1と一体成形等で構成する。3は小さな貫通孔で、この孔に紐や糸などを通しておけば、キーホルダーにしたり、携帯電話に取り付ける事などが可能で、紛失する事が無い。また、指キャップ本体に直接、糸状部材20を取り付けても良い。 4は、本体上に設けた突起部分で、この突起上に孔3を設けても、同様の効果が得られる。5は、本体の一部に設けた、くびれた部分である。この部分を紐や糸で縛れば、紐や糸が外れる事が無く、孔3を設けた場合と同様の効果が得られる。 また、指キャップを、指人形などの意匠形状にする場合は、例えば1の上部を頭、下部を胴体とし、くびれ部5を、人形の首部に相当する様な形状にすれば、非常に自然な商品にする事ができる。また、上部を胸、下部を腰とし、くびれ部5を細いウエストにする方法など、色々な意匠に対応できる。意匠により、直接糸状部材を取り付ける方法と、孔やくびれ部を設ける方法を、併用しても良い。以上が、請求項1の実施例である。 【0007】 図2は、指キャップ式耳かきが、大人や子供など、耳の大きさが異なる人にも使用可能に構成した、請求項2の実施例を表す。 6は、指キャップ本体1の上部に設けた穴で、この穴に、棒状の耳かき8を差し込んで使用する。耳かきを差し込んで装着した状態では、図1と同様の構成となる。 7は、8よりも短い耳かきである。一般的に、人間の耳の穴開口部から鼓膜までの距離は、35mm程度と言われている。そこで、例えば、8の全長を30mm、7の全長を15mmと設定すれば、大人も子供も鼓膜を傷つける心配が無く、安心して子供にも使用可能となる。 9は、先端を小さく細くした実施例で、耳の穴径が小さい女性などでも使用可能となる。 10は、先端形状が異なる形状の実施例で、他にも、綿棒状や螺旋形状など、色々な形状の耳かきが一般的に市販されているが、本発明によれば、複数の形状の耳かきを、簡単に交換して使用する事ができ、非常に便利である上に経済的である。 尚、穴6部分は軟質部材とし、耳かき7,8,9,10の下部の直径よりも若干小さく構成しておけば、差し込んだ耳かきが簡単に抜ける事は無い。また、穴6をメネジ、耳かきの下部をオネジにする方法なども同様の機能が得られる。以上が、請求項2の実施例である。 【0008】 図3は、爪が長い人でも、指先用の耳かきを使用可能にした、請求項3の実施例である。 11は、円筒状の指輪で、耳かき2が取り付けられている。この構成により、爪が長い人でも、自分の爪が邪魔にならずに、指先用の耳かきを装着する事ができる。 また、13の耳かきを弾力性の有る指輪状のバンド12で指先に取り付けても同様の機能を達成できる。その際、耳かき13の下部に略平面14を設けておけば、バンド12で指先に固定した時に耳かきが回転せずに安定し、使い易くなる。尚、請求項1で、本体上に小孔を設ける構成について述べたが、図1の19の様に指キャップの上部に、長い爪を逃がす為の、貫通した小孔を設る構成でも、同じ機能が得られる。 以上が、請求項3の実施例である。 【0009】 図4は、使い捨て商品とする為に、コスト低減を目的とした、請求項4の実施例である。 人間の爪を模した形状の付け爪の先端に、耳かきの形状を設け、15の様に装置する。 紙や樹脂をプレス成形して製造すれば、コスト低減が可能で、綿棒の様に使い捨てにする事ができる。18は、粘着剤や接着剤で、爪に貼り付けて使用する。 また、16の様に、複数の15を17部で連結した一体成形とし、使用する時は、17部で切り離して使用する様に構成すれば、さらにコスト低減が可能となる。コストが下がれば、使い捨てにする事が可能で、衛生的である。以上が請求項4の実施例である。 【0010】 【本発明の効果】 本発明によれば、指キャップ式耳かきの商品価値を高める事ができる。すなわち、紛失しない様に紐や糸を取り付ける事が可能で、大人や子供や爪が長い人でも使用でき、コストを下げる事が可能となる。 【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の、請求項1の実施例で、紛失防止の紐などを取り付け可能な構成を示す。 【図2】本発明の、請求項2の実施例で、耳かき部分を着脱し、交換可能にした構成を示す。 【図3】本発明の、請求項3の実施例で、指の爪が長い人用の、指先用の耳かきを示す。 【図4】本発明の、請求項4の実施例で、付け爪式の、使い捨て耳かきを示す。 【符号の説明】 1、人間の手の指に装着する、指キャップ。意匠面を備えた指人形も含む。 2、棒状で、先端に小さなスプーン状の部分や螺旋部等を備えた、一般的な耳かき。 3、紛失防止用の紐などを通す為の、貫通孔。 4、指キャップ本体(意匠面含む)に設けられた、突起部。 5、指キャップ本体(意匠面含む)の、くびれた(直径の小さい)部分。 6、指キャップの先端に設けられた、棒状の耳かきを取付ける為の穴。 7、短めの、耳かき。主に子供が使用する。 8、長めの、耳かき。主に大人が使用する。 9、細長い、耳かき。主に、女性などが使用する。 10、先端が、螺旋や特殊形状になった、耳かき。 11、指輪上のバンドで、耳かきが設けられている。 12、指輪状のバンド。耳かきを、指先に保持する為に使用する。 13、バンドで、指の爪に固定させる、耳かき。 14、耳かき下部の、略平面部。指の爪に安定して耳かきを保持させる。 15、紙や樹脂で作られた、付け爪型の耳かき。 16、複数の、付け爪型の耳かきを、一体成形(打ち抜き等)したもの。 17、連結部。細くなっているので、簡単に切り離して、1つづつ使用できる。 18、爪に貼り付ける為の、接着剤または、粘着剤。 19、指キャップ本体上部に設けた貫通孔。長い爪を逃がす事ができる。 20、指キャップ本体に取り付けられた、糸状部材。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】596098759 【氏名又は名称】相原 雅彦
|
| 【出願日】 |
平成15年1月22日(2003.1.22) |
| 【代理人】 |
|
| 【公開番号】 |
特開2004−223217(P2004−223217A) |
| 【公開日】 |
平成16年8月12日(2004.8.12) |
| 【出願番号】 |
特願2003−51994(P2003−51994) |
|