| 【発明の名称】 |
貯水器のドレン排出機構 |
| 【発明者】 |
【氏名】岩本 吉弘 【住所又は居所】大阪府大阪市鶴見区放出東1丁目5番23号 オルゴ株式会社内
【氏名】森本 英樹 【住所又は居所】大阪府大阪市鶴見区放出東1丁目5番23号 オルゴ株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】ドレンの排出を簡単に操作することができると共に操作が極めてやりやすいものとする。
【解決手段】ドレン排出ユニット6の操作体12先端にすべり接触し、底壁7より突出した駆動レバー軸17に回動自在に枢支した駆動レバー16を設け、駆動レバー16にカム伝動し、底壁7より突出した支軸21に回動自在に枢支した操作レバー20を設け、この操作レバー20の先端を通常は底壁7の側壁23側に収納し、ドレン排出時に、操作レバー20の先端を底壁7の側壁23側より突出し、駆動レバー16を押して操作体12をドレン排出ユニット本体6a内に押し入れて液通路9と吐出口8とを連通しタンク2内のドレンを排出する構成としている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 貯水器本体(1a)にタンク(2)を内蔵し、このタンク(2)内に飲料用等の液体を貯留後、必要に応じて貯水器本体(1a)前方の注出口よりタンク(2)内の液体を外部へ吐出する一方、タンク(2)のドレン注出口に注出パイプ(5)を介してドレン排出ユニット(6)を連通し、このドレン排出ユニット本体(6a)内に注出パイプ(5)と連通する液通路(9)を設け、この液通路(9)と連通する吐出口(8)を貯水器本体(1a)の底壁(7)を貫通して外部へ突出し、液通路(9)と吐出口(8)とを開閉する弁体(10)と、弁体(10)を復帰するスプリング(11)とを設け、スプリング(11)に抗して弁体(10)を摺動する操作体(12)を設け、操作体(12)の先端をドレン排出ユニット本体(6a)より突出してタンク(2)内に残存するドレンをドレン排出ユニット(6)にて外部へ排出する貯水器(1)のドレン排出機構に於いて、上記ドレン排出ユニット(6)の操作体(12)先端にすべり接触し、底壁(7)より突出した駆動レバー軸(17)に回動自在に枢支した駆動レバー(16)を設け、駆動レバー(16)にカム伝動し、底壁(7)より突出した支軸(21)に回動自在に枢支した操作レバー(20)を設け、この操作レバー(20)の先端を通常は底壁(7)の側壁(23)側に収納し、ドレン排出時に、操作レバー(20)の先端を底壁(7)の側壁(23)側より突出し、駆動レバー(16)を押して操作体(12)をドレン排出ユニット本体(6a)内に押し入れて液通路(9)と吐出口(8)とを連通しタンク(2)内のドレンを排出することを特徴とした貯水器のドレン排出機構。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】 本発明は貯水器に内蔵のタンクからドレンを排出する貯水器のドレン排出機構に関するものである。 【0002】 【従来の技術】 従来、貯水器としては、貯水器本体内上部にタンクを設け、タンク内側に螺旋状のヒータを張設して、タンク内に溜まった水を加熱後、貯水器本体の上部前面のレバー操作にて蛇口等の吐出口より貯水器本体前面に吐出する構造としていたる。又この貯水器としてフイルターにて浄化する浄水器やコーヒー、紅茶、お茶等の飲料用液体を抽出する飲料抽出機が存在する。 この貯水器としての浄水器は、水道水を浄水器内に設けたバックフイルター及びセグメントフイルターの逆浸透膜に通して浄化し、この浄化水を浄水器内のタンクに貯留して、必要に応じタンク内の清浄水を蛇口等を介して注出する構造としていた。 【0003】 しかしながら、タンク内の水は、衛生上しばしばドレンとして排出することが要求それる。 このドレン排出に対して、貯水器本体又は浄水器内のタンク下部にタンクと連通のドレン注出口を設け、このドレン注出口にドレン注出パイプを介してドレン排出ユニットを結合し、このドレン排出ユニットの操作体と吐出口とを浄水器底壁に設置し、操作体の操作にて吐出口よりタンク内のドレンを排出するようにしていた。 【0004】 又、貯水器としての飲料抽出機は、業務用として用いられ、飲料抽出機本体上部の給水タンクと、飲料抽出機本体後部で下部胴体にヒータを張設した湯沸かしタンクと、給水タンク内の水を湯沸かしタンクに給水する給水パイプと、湯沸かしタンク内の沸騰水を飲料抽出機本体前方上部より吐出する吐出パイプと、吐出パイプ下部にコーヒー粉、紅茶葉、お茶葉等の原料をセットするチャンバーとを首している。 【0005】 そして、湯沸かしタンク内の水をヒータにて加熱、沸騰させた後、給水に必要とする所定の水を追加することにより、この追加の水に相当する沸騰水がサイホン現象の働きにて吐出パイプを通じてチャンバー上部へ吐出される。このチャンバー上部より吐出された沸騰水は、原料と混合し、チャンバー下部より抽出液となって滴下され、受器に留められる構造としていた。 【0006】 しかしながら、浄水器と同様に、この湯沸かしタンク内の水は、衛生上ときにはドレンとして排出することが要求されていた。そこで、湯沸かしタンクの下部にドレン注出口を設け、このドレン注出口に連通したドレン注出パイプにドレン排出ユニットを取り付け、ドレン排出ユニットの操作体と吐出口とを飲料抽出機本体を形成する底壁に突出し、この操作体の操作にて湯沸かしタンク内のドレンを吐出口より排出するようにしていた。 【0007】 ところが、この浄水器や飲料抽出機等の貯水器のドレン排出機構内のドレン排出ユニットは、液通路を備えたニット本体と、この液通路内とタンクのドレン注出口とを連通したドレン排出パイプと、ニット本体内にあって排出口を開閉する弁体と、弁体を復帰するスプリングと、弁体を外部より摺動する操作体とを具備し、この操作体と排出口とを貯水器本体を形成する底壁に沿って突出している。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】 ところが、この種の貯水器のドレン排出機構は、ドレン排出時、貯水器本体の底壁内側に向けてドレン排出ユニットの操作体を指にて押圧していたが、ドレン排出ユニットのスプリングに抗して操作体を押圧しなければならないために、強い押圧力が指にかかって非常に操作し難いという問題点があった。又、このドレン排出ユニットの操作体が貯水器本体の底壁に沿って操作することとなるために、極めて操作がやりにくいという問題点があった。 【0009】 そこで、本発明はこのような従来の貯水器のドレン排出機構が有していた課題を解決したものであって、ドレンの排出を簡単に操作することができると共に操作が極めてやりやすい貯水器のドレン排出機構を提供するにある。 【0010】 【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するために、本発明の貯水器のドレン排出機構は貯水器本体1aにタンク2を内蔵し、このタンク2内に飲料用等の液体を貯留後、必要に応じて貯水器本体1a前方の注出口よりタンク2内の液体を外部へ吐出する一方、タンク2のドレン注出口に注出パイプ5を介してドレン排出ユニット6を連通し、このドレン排出ユニット本体6a内に注出パイプ5と連通する液通路9を設け、この液通路9と連通する吐出口8を貯水器本体1aの底壁7を貫通して外部へ突出し、液通路9と吐出口8とを開閉する弁体10と、弁体10を復帰するスプリング11とを設け、スプリング11に抗して弁体10を摺動する操作体12を設け、操作体12の先端をドレン排出ユニット本体6aより突出してタンク2内に残存するドレンをドレン排出ユニット6にて外部へ排出する貯水器1のドレン排出機構に於いて、上記ドレン排出ユニット6の操作体12先端にすべり接触し、底壁7より突出した駆動レバー軸17に回動自在に枢支した駆動レバー16を設け、駆動レバー16にカム伝動し、底壁7より突出した支軸21に回動自在に枢支した操作レバー20を設け、この操作レバー20の先端を通常は底壁7の側壁23側に収納し、ドレン排出時に、操作レバー20の先端を底壁7の側壁23側より突出し、駆動レバー16を押して操作体12をドレン排出ユニット本体6a内に押し入れて液通路9と吐出口8とを連通しタンク2内のドレンを排出する構成としている。 【0011】 【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施例について図に基づき説明する。 図中、図1は本発明実施例の斜視図、図2は本発明実施例のドレン閉鎖状態を示す平面図、図3は本発明実施例のドレン排出状態を示す平面図、図4は本発明実施例のドレン排出ユニットを示す断面図、図5は本発明実施例のドレン排出機構を示す分解斜視図である。 【0012】 貯水器1は貯水器本体1a内上部にタンク2を設け、タンク2内に溜まった水を加熱後、必要に応じて貯水器本体1aの上部前面のスイッチ3の操作にて注出口4より吐出するようにしている。又、タンク2の下端にドレン注出口を設け、このドレン注出口に注出パイプ5を接続し、この注出パイプ5の先端にドレン排出ユニット6を接続している。このドレン排出ユニット6は貯水器本体1aの底壁7上に配置しており、後述のドレン排出ユニット6の吐出口8を底壁7を貫通して外部へ突出している。 【0013】 このドレン排出ユニット6は、図4に示すように、ドレン排出ユニット本体6a内に注出パイプ5と連通する液通路9を設け、この液通路9と連通しタンク2内のドレンを外部へ排出する吐出口8を設け、液通路9と吐出口8とを開閉する弁体10と、弁体10を復帰さすスプリング11と、スプリング11に抗して弁体10を摺動する操作体12とを設けている。この操作体12の内側(液通路側)方向への押圧にて弁体10をスプリング11に抗して押圧し液通路9と吐出口8とを連通する。又、操作体12への押圧を無くすとスプリング11の働きにて操作体12を元の位置に復帰すると同時に弁体10をも元の位置に復帰して液通路9と吐出口8とを閉鎖する。 【0014】 ドレン排出ユニット6は、底壁7の上面に設けた支持用突起13,13上に支持片14,14を配置して上方よりビスにて固定している。このときドレン排出ユニット6の吐出口8は、底壁7を貫通した貫通口15内を通り外部へ突出している。 このドレン排出ユニット6の操作体12に常に当接する駆動レバー16は、図2、図3及び図5に示すように、底壁7の駆動レバー軸17に回動自在に枢支する駆動枢支部18と、操作体12に常時すべり接触する後部と、上方に傘片19を備えた前部とを一体形成している。 【0015】 この駆動レバー16の前部に当接する操作レバー20は、底壁7の上面に設けた支軸21に回動自在に枢支して駆動レバー16の前部とすべり接触するカム伝動部22と、底壁7の側壁23に設けた操作レバー収納部24に収納自在な操作レバー20先端の指掛け部25とを一体形成している。 この操作レバー収納部24は、図5に示すように、側壁23の外方向に操作レバー20を納めるくぼみ部26を形成し、このくぼみ部26の後方に側壁23を貫通する貫通部27を設けている。 【0016】 この操作レバー20は、図2に示すように、常時指掛け部25を操作レバー収納部24のくぼみ部26に納めており、図3に示すように、ドレン排出状態では操作レバー収納部24のくぼみ部26から指掛け部25を引き出し操作レバー収納部24の貫通部27の側壁に当接するまで突出させ、停止している。 【0017】 このようにして、タンク2内のドレンを排出するには、先ず操作レバー収納部24のくぼみ部26内にある操作レバー20の指掛け部25に指を掛けて、このくぼみ部26より側壁23外方へ引き出し、貫通部27の側壁に当接するまで指掛け部25を引き出すと、操作レバー20のカム伝動部22が支軸21に基づいて回動して図3に示すように、カム伝動部22の最突端を駆動レバー16に当接して駆動レバー16を摺動する。このとき、駆動レバー16の傘片19がカム伝動部22の上方への飛び抜けを防止している。 【0018】 更に、駆動レバー16は、駆動レバー軸17に枢支されて、ドレン排出ユニット6の操作体12の先端とすべり接触すながら、操作体12をドレン排出ユニット本体6a内に押し込む。 これによって、図4に示すように、操作体12がスプリング11に抗して弁体10を注出パイプ5方向へ押圧する。この弁体10の移動によって注出パイプ5と連通したドレン排出ユニット本体6a内の液通路9と底壁7の貫通口15内を通り外部へ突出した吐出口8とを連通して、タンク2のドレン注出口より注出パイプ5を通り液通路9へと流れるドレンを吐出口8より排出することができる。 【0019】 ドレン排出後、操作レバー20の指掛け部25を操作レバー収納部24のくぼみ部26に納めると図2に示すように、操作レバー20のカム伝動部22の円弧状を駆動レバー16に当接しつつ、ドレン排出ユニット本体6a内スプリング11によって弁体10を元の位置に復帰すると同時に操作体12も元の位置に復帰して駆動レバー16もすべり接触位置を元にもどし復帰する。このとき、ドレン排出ユニット本体6a内の液通路9と吐出口8とは図4に示すように、弁体10にて閉鎖している。 【0020】 このように操作体12と駆動レバー16とがすべり接触し、又駆動レバー16と操作レバー20とがカム伝動により接触しているので、それぞれ力を分担したカム機構によって大きな力が操作できるために、操作レバー20の指掛け部25に軽く指を掛けて引き又は戻すだけで、指に大きな力を入れて引っ張り又は戻すことなく、極めて簡単にドレン排出ユニット本体6a内の液通路9と吐出口8とを開閉することができる。 【0021】 又、操作レバー20は側壁23の内方より指掛け部25を側壁23の貫通部27外方に配置して、支軸21にカム伝動部22を枢支する。更に、操作レバー20を組み込んだ後に、駆動レバー16は底壁7の駆動レバー軸17に回動自在にビス止めするだけで、操作レバー20及び駆動レバー16を簡単に取り付けることができるので、組み立ても極めて容易である。 【0022】 以上本発明の代表例と思われる実施例について説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造のみに限定されるものではなく、本発明にいう前記の構成要件を備え、かつ本発明にいう目的を達成し、以下にいう効果を有する浄水器や液体抽出装置等において適宜改変して実施することができるものである。 【0023】 【発明の効果】 以上の説明から既に明らかなように、本発明にいうところの貯水器のドレン排出機構は貯水器本体にタンクを内蔵し、このタンク内に飲料用等の液体を貯留後、必要に応じて貯水器本体前方の注出口よりタンク内の液体を外部へ吐出する一方、タンクのドレン注出口に注出パイプを介してドレン排出ユニットを連通し、このドレン排出ユニット本体内に注出パイプと連通する液通路を設け、この液通路と連通する吐出口を貯水器本体の底壁を貫通して外部へ突出し、液通路と吐出口とを開閉する弁体と、弁体を復帰するスプリングとを設け、スプリングに抗して弁体を摺動する操作体を設け、操作体の先端をドレン排出ユニット本体より突出してタンク内に残存するドレンをドレン排出ユニットにて外部へ排出する貯水器のドレン排出機構に於いて、上記ドレン排出ユニットの操作体先端にすべり接触し、底壁より突出した駆動レバー軸に回動自在に枢支した駆動レバーを設け、駆動レバーにカム伝動し、底壁より突出した支軸に回動自在に枢支した操作レバーを設け、この操作レバーの先端を通常は底壁の側壁側に収納し、ドレン排出時に、操作レバーの先端を底壁の側壁側より突出し、駆動レバーを押して操作体をドレン排出ユニット本体内に押し入れて液通路と吐出口とを連通しタンク内のドレンを排出する構成としているので、ドレンの排出を簡単に操作することができると共に操作が極めてやりやすいという顕著な効果を期待することが出来るに至ったのである。 【図面の簡単な説明】 【図1】本発明実施例の斜視図。 【図2】本発明実施例のドレン閉鎖状態を示す平面図。 【図3】本発明実施例のドレン排出状態を示す平面図。 【図4】本発明実施例のドレン排出ユニットを示す断面図。 【図5】本発明実施例のドレン排出機構を示す分解斜視図。 【符号の説明】 1…貯水器 1a…貯水器本体 2…タンク 4…注出口 5…注出パイプ 6…ドレン排出ユニット 6a…ドレン排出ユニット本体 7…底壁 8…吐出口 9…液通路 10…弁体 11…スプリング 12…操作体 15…貫通口 16…駆動レバー 17…駆動レバー軸 18…駆動枢支部 19…傘片 20…操作レバー 21…支軸 22…カム伝動部 24…操作レバー収納部 25…指掛け部 26…くぼみ部 27…貫通部
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| 【出願人】 |
【識別番号】000104032 【氏名又は名称】オルゴ株式会社 【住所又は居所】大阪府大阪市鶴見区放出東1丁目5番23号
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| 【出願日】 |
平成15年4月22日(2003.4.22) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2004−321265(P2004−321265A) |
| 【公開日】 |
平成16年11月18日(2004.11.18) |
| 【出願番号】 |
特願2003−116494(P2003−116494) |
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