| 【発明の名称】 |
飲料抽出装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】三井田 正夫 【住所又は居所】群馬県前橋市古市町180番地 東芝機器株式会社内
|
| 【要約】 |
【課題】加熱部のみを搭載した温水機に簡易な構成により水の供給ができるようにした飲料抽出装置を提供することを目的とする。
【解決手段】一端が給水源に接続され他端から水が給水される分岐継手8を設ける。分岐継手8の他端に給水管路11を接続する。給水管路11を通じて給水された水を貯留する湯タンク12を設ける。湯タンク12内の貯留された水を加熱するヒータ16を設ける。ヒータ16の加熱により沸き上げられた湯を給湯電磁弁18を介して飲料原料混合部19に給湯する給湯管17を設ける。分岐継手8に分岐し給水電磁弁23を介して給水源の水を直接抽出する給水管22を設ける。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 一端が給水源に接続され他端から水が給水される分岐継手と、この分岐継手の他端に接続される給水管路と、この給水管路を通じて給水された水を貯留する湯タンクと、この湯タンク内の貯留された水を加熱するヒータと、このヒータの加熱により沸き上げられた湯を給湯電磁弁を介して飲料原料混合部に給湯する給湯管とを備えた飲料抽出装置において、前記分岐継手に分岐して接続され前記給水源の水を給水電磁弁を介して直接抽出する給水管を設けたことを特徴とする飲料抽出装置。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 本発明は、湯タンク内の沸き上げられた湯を給茶用の湯として抽出するものにおいて、水道水を直接抽出する抽出機能を備えた飲料抽出装置に関する。 【0002】 【従来技術】 従来、給茶機等の飲料抽出装置は、湯を供給する加熱部と冷水を供給する冷却部とを搭載した冷温水機(例えば、特許文献1参照)と、加熱部のみの温水機と(例えば、特許文献2参照)に分かれる。そして、前者の冷温水機は熱いお茶とお湯、および冷たい水の抽出が可能であり、後者の温水機のみのものは、熱いお茶とお湯しか抽出できない。 【0003】 【特許文献1】 特許第3234864号公報(第8頁、図1) 【特許文献2】 特許第3123879号公報(第4頁、図3) 【0004】 【発明が解決しようとする課題】 しかし、加熱部のみ搭載した温水機は、熱いお茶とお湯しか抽出できないため、抽出された熱いお茶を熱いと感じる使用者には温度を下げたい時に必要な水がその場で確保できないとともに、水のみ単独で抽出できない問題がある。 【0005】 本発明は、このような点に鑑みなされたもので、加熱部のみを搭載した温水機に水道水を直接供給する抽出機能を備えることにより、簡易な構成により水の供給ができるようにした飲料抽出装置を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】 請求項1記載の飲料抽出装置は、一端が給水源に接続され他端から水が給水される分岐継手と、この分岐継手の他端に接続される給水管路と、この給水管路を通じて給水された水を貯留する湯タンクと、この湯タンク内の貯留された水を加熱するヒータと、このヒータの加熱により沸き上げられた湯を給湯電磁弁を介して飲料原料混合部に給湯する給湯管とを備えた飲料抽出装置において、前記分岐継手に分岐して接続され前記給水源の水を給水電磁弁を介して直接抽出する給水管を設けたものである。 【0007】 そして、この構成により熱いお茶の温度を下げたい場合、その場で水を供給してお茶の温度を下げることができるとともに、水単独の使用が可能となる。 【0008】 【発明の実施の形態】 以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。 【0009】 【実施例】 図1に、置台1に載置された飲料抽出装置2の外観斜視図を示す。 【0010】 飲料抽出装置2は、前面にカップステーション3、また、このカップステーション3の上方に茶抽出釦4、湯抽出釦5、水抽出釦6などが設けられている。 【0011】 図2に、温水抽出機能を有する飲料抽出装置2の構成図を示す。 【0012】 飲料抽出装置2の裏面側には、一端側が水源となる水道に直結され給水流量を調節するオリフィス7を有した分岐継手8が設けられている。この分岐継手8の他端側には逆止弁9と給水電磁10とを有した給水管路11が設けられている。 【0013】 12は飲料抽出装置2内に設けられた湯タンクで、この湯タンク12は、底部に給水管路11が接続されこの給水管路11を通じて水道水が貯留されるようになっている。また、湯タンク12の上方には開口部を閉塞する蓋13が取り付けられている。そして、この蓋13には水位検知手段14が取り付けられ、この水位検知手段14の作用により給水電磁10が制御され湯タンク12の上限水位が一定水位に保たれるようになっている。また、湯タンク12の上限水位より上方にオーバーフロー管15が設けられ何らかの原因により湯タンク12内に上限水位を越えて水道水が給水された場合、湯タンク13外に排水されるようになっている。 【0014】 また、湯タンク12内下部にはヒータ16が設けられ湯タンク12内に貯留された水道水を加熱して沸き上げ熱いお湯とし貯留される。さらに、湯タンク12には、2本の給湯管が設けられ、一方の給湯管17は茶電磁弁18を有し、茶抽出釦4を押すことにより茶電磁弁18が開放され給湯管17の下方に設けられた飲料原料混合部としての茶漉し器19内の茶葉に湯を注いで熱いお茶を抽出するようになっている。また、他方の給湯管20は湯電磁弁21を有し、湯抽出釦5を押すことにより湯電磁弁20が開放され直接熱い湯をカップなどに抽出するようになっている。また、湯タンク12の下部には排水コック24が介在された排水管25が接続されている。 【0015】 次に、本実施の形態の作用を説明する。 【0016】 まず、給水電磁弁10が開かれ湯タンク12内に水道水が給水管路11を通じて供給され水位検知手段14の作用により上限水位に保持される。そして、湯タンク12内に貯留された水はヒータ16の通電により熱いお湯に沸き上げられる。 【0017】 次に、熱いお茶を抽出する場合の作用について説明する。 【0018】 カップステーション3に図示しないカップが載置され、次に茶漉し器19内に茶葉がセットされる。そして、茶抽出釦4が押されると茶電磁弁18が開かれ給湯管17を通じて茶漉し器19内の茶葉に熱いお湯が注がれ熱いお茶がカップ内に抽出される。 【0019】 次に、熱いお茶の温度を下げたい場合の作用について説明する。 【0020】 水抽出釦6が押されると給水電磁弁22が開かれ給水管22を通じてカップ内に水道水が適量供給され、お茶の湯温が適温に下げられる。従って、冷却装置を有した冷温水機のように大掛かりな装置を必要とせずにその場でお茶の湯温が適温に下げることができる。 【0021】 次に、熱いお湯を抽出する場合の作用について説明する。 【0022】 湯抽出釦5が押されると湯電磁弁21が開かれ給湯管20を通じてお湯がカップ内に抽出される。 【0023】 次に、水を抽出する場合の作用について説明する 【0024】 水抽出釦6が押されると給水電磁弁22が開かれ給水管22を通じてカップ内に水道水がカップ内に抽出される。 【0025】 次に、図3に飲料原料混合部の他の実施例について説明する。 【0026】 本実施例と同一部分は同一符号を付し詳細な説明は省略する。 【0027】 飲料原料混合部19はミキシングボール26と、飲料用粉末原料を収納したキャニスター27から構成され、このキャニスター27内から繰り出される飲料用粉末原料と給湯管17を通じて抽出されるお湯とをミキシングボール26内で混合し熱いお茶として抽出される。 【0028】 従って、飲料原料混合部は、茶葉を用いるものに限らず飲料用粉末原料を用いるものにも適用され、同様な効果を奏するものである。 【0029】 【発明の効果】 請求項1記載の飲料抽出装置によれば、熱いお茶の温度を下げたい場合、冷却装置のように大掛かりな装置を不要とし、その場で水を供給してお茶の温度を下げることができるとともに、水単独の使用が可能となる。 【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態を示す飲料抽出装置の外観斜視図である。 【図2】同上、飲料抽出装置の構成図である。 【図3】本発明の他の実施例の形態を示す、飲料抽出装置の構成図である。 【符号の説明】 1 置台本体 2 飲料抽出装置 3 カップステーション 4 茶抽出釦湯抽出釦5、 5 湯抽出釦 6 水抽出釦 8 分岐継手 10 給水電磁弁 11 給水管路 12 湯タンク 16 ヒータ 17 給湯管 18 茶電磁弁 19 飲料原料混合部 20 給湯管 21 湯電磁弁 22 給水管 24 給水電磁弁
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000221269 【氏名又は名称】東芝機器株式会社 【住所又は居所】群馬県前橋市古市町180番地
|
| 【出願日】 |
平成15年4月9日(2003.4.9) |
| 【代理人】 |
|
| 【公開番号】 |
特開2004−305524(P2004−305524A) |
| 【公開日】 |
平成16年11月4日(2004.11.4) |
| 【出願番号】 |
特願2003−104725(P2003−104725) |
|