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【発明の名称】 天板付き家具及びラッチ機構
【発明者】 【氏名】大戸 悟史
【住所又は居所】大阪市東成区大今里南6丁目1番1号 コクヨ株式会社内

【氏名】善田 陽一
【住所又は居所】大阪市東成区大今里南6丁目1番1号 コクヨ株式会社内

【要約】 【課題】配線作業を行う時等、必要に応じて天板を移動させ得る天板付き家具において、簡単な操作で天板を移動させ、また天板を係止させるようにする。

【解決手段】移動可能な天板12を有する天板付き家具たる机1に、少なくとも所定の使用位置と、前記使用位置から所定距離だけ離間した引き出し位置とのいずれかに選択的に係止し得るラッチ機構RMを備える。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
移動可能な天板を、少なくとも所定の使用位置と、前記使用位置から所定距離だけ離間した引き出し位置とのいずれかに選択的に係止し得るラッチ機構を備えていることを特徴とする天板付き家具。
【請求項2】
天板と、前記天板又は天板と同一平面上にある面部の所定領域に設けられ、開閉可能であるとともに天板付き家具の側方空間と連通している開口とを少なくとも備え、該天板を移動させることにより前記開口を開閉させるようにしたものであって、前記天板を、少なくとも前記開口を閉止し得る位置であり、前記所定の使用位置たる使用位置と、前記使用位置から前方に所定距離だけ離間した引き出し位置とのいずれかに選択的に係止し得るラッチ機構を備えていることを特徴とする請求項1記載の天板付き家具。
【請求項3】
前記天板に、該天板の前記使用位置から前記引き出し位置へ向かう方向の移動を禁止する第1のラッチ爪と、前記第1のラッチ爪から前記使用位置から前記引き出し位置へ向かう方向又はその逆の方向に前記所定距離離間し、該天板の前記引き出し位置から前記使用位置へ向かう方向の移動を禁止する第2のラッチ爪とを備えているとともに、前記天板を支持する家具本体に、前記第1のラッチ爪と係合可能であるとともに天板の前記引き出し位置から前記使用位置へ向かう方向への移動を案内する機能を有する第1の係止穴と、前記第2のラッチ爪と係合可能であるとともに天板の前記使用位置から前記引き出し位置へ向かう方向への移動を案内する機能を有する第2の係止穴との組を前記使用位置から前記引き出し位置へ向かう方向に離間させて複数設けていることを特徴とする請求項1又は2記載の天板付き家具。
【請求項4】
前記天板を、前記使用位置と前記引き出し位置とに選択的に係止可能なものであって、前記ラッチ機構が、前記第1のラッチ爪と、前記第2のラッチ爪と、これらを接続する回転軸とを備えたラッチ装置を前記使用位置から前記引き出し位置へ向かう方向に所定距離離間させて1対設けているものであるとともに、前記使用位置と前記引き出し位置とにおいてそれぞれ異なるラッチ爪が作用するように構成していることを特徴とする請求項3記載の天板付き家具。
【請求項5】
前記第1及び第2のラッチ爪のうちいずれかに、前記家具本体に設けた前記係止穴に係合させた状態を解除する作用を有する解除レバーを接続していることを特徴とする請求項4記載の天板付き家具。
【請求項6】
前記天板に、該天板の前記使用位置から前記引き出し位置へ向かう方向への移動を禁止する第1のラッチ爪、該天板の前記引き出し位置から前記使用位置へ向かう方向への移動を禁止する第2のラッチ爪、及び外部からの操作力を受けて前記第1のラッチ爪及び第2のラッチ爪を駆動し該天板の移動を禁止している状態を解除する係合解除部を備えたラッチ装置と、前記ラッチ装置の係合解除部を機能させるよう促す操作部とを設けているともに、該天板を支持する家具本体に、前記第1のラッチ爪に密に係合する第1の被係合部と、前記第2のラッチ爪に密に係合する第2の被係合部とを設け、前記天板を係止する際に、前記第1のラッチ爪と第1の被係合部とが係合すると同時に前記第2のラッチ爪と第2の被係合部とが係合するように構成している請求項1又は2記載の天板付き家具。
【請求項7】
天板を家具本体に2箇所設けた係止位置に選択的に係止するために用いられるものであって、該天板のある一方向への移動を禁止する第1のラッチ爪と、前記第1のラッチ爪から前記一方向又はその逆の方向に所定距離離間し、該天板の前記一方向と逆の方向への移動を禁止する第2のラッチ爪と、これらを接続する回転軸とを備えたラッチ装置を前後に所定距離離間させて設けているものであるとともに、このラッチ装置が、一方の係止位置に係止する際と、他方の係止位置に係止する際とにおいてそれぞれ異なるラッチ爪を作用させるようにしていることを特徴とするラッチ機構。
【請求項8】
家具本体に対して相対移動可能な部材を複数箇所設けた係止位置に選択的に係止するために用いられるものであって、該部材に、一方向への該部材の移動を禁止する第1のラッチ爪、前記一方向と逆方向への該部材の移動を禁止する第2のラッチ爪、及び外部からの操作力を受けて前記第1のラッチ爪及び第2のラッチ爪を駆動し該部材の移動を禁止している状態を解除する係合解除部を備えたラッチ装置と、前記ラッチ装置の係合解除部を機能させるよう促す操作部とを設けているともに、家具本体に、前記第1のラッチ爪に密に係合する第1の被係合部と、前記第2のラッチ爪に密に係合する第2の被係合部とを設け、該部材を係止する際に、前記第1のラッチ爪と第1の被係合部とが係合すると同時に前記第2のラッチ爪と第2の被係合部とが係合するように構成しているラッチ機構。
【請求項9】
家具本体に対して相対移動可能な部材を複数箇所設けた係止位置に選択的に係止するために用いられるものであって、家具本体に、一方向への該部材の移動を禁止する第1のラッチ爪、前記一方向と逆方向への該部材の移動を禁止する第2のラッチ爪、及び外部からの操作力を受けて前記第1のラッチ爪及び第2のラッチ爪を駆動し該部材の移動を禁止している状態を解除する係合解除部を備えたラッチ装置と、前記ラッチ装置の係合解除部を機能させるよう促す操作部とを設けているともに、該部材に、前記第1のラッチ爪に密に係合する第1の被係合部と、前記第2のラッチ爪に密に係合する第2の被係合部とを設け、該部材を係止する際に、前記第1のラッチ爪と第1の被係合部とが係合すると同時に前記第2のラッチ爪と第2の被係合部とが係合するように構成しているラッチ機構。
【請求項10】
前記操作部に対する同一の操作により、前記第1のラッチ爪と第1の被係合部との係合の解除と、前記第2のラッチ爪と第2の被係合部との係合の解除とを行うことができるように前記係合解除部を構成したラッチ装置を有することを特徴とする請求項8又は9記載のラッチ機構。

【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、オフィス等で好適に利用され、天板を前後方向に移動可能な天板付き家具、及びこのような天板付き家具等に用いられ得るラッチ機構に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、天板の後下方に配線装置を具備するとともに、天板を前後にスライドする機構を有し、通常の使用態様においては前記配線装置を天板により隠蔽するとともに、配線作業を行う際等には天板を前方にスライドさせることにより前記配線装置を露出させることが可能な天板付き家具において、天板を通常の使用位置と、前記使用位置から所定距離だけ前方に引き出した引き出し位置とにロック可能にしているものが考えられている。このようなものの例として、天板の下面に被係合部を設けているとともに、机の脚体に前記被係合部に係合可能な係合部を2箇所に有するレバーを設け、前記被係合部を前記係合部のいずれかに選択的に係合させて前記使用位置又は前記引き出し位置たる前方の移動限度位置に天板をロック可能にしているとともに、前記レバーの操作によりロックを解除可能にしているものが挙げられる(例えば、特許文献1を参照)。なお、前記特許文献1では、前記使用位置は後方の移動限度位置、前記引き出し位置は前方の移動限度位置として述べられている。
【特許文献1】特開2002−282055号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、前記特許文献1では、前記被係合部として突子が設けられていて、前記係合部にこの突子を嵌め入れる構造が述べられている。すなわち、天板のロックは、前記係合部を有するレバーを操作して、前記係合部に前記被係合部が嵌め入れられた状態にすることにより、前記被係合部と前記係合部とを係合させて行うようにしている。また、天板のロックの解除は、前記レバーを操作して、前記被係合部と前記係合部との係合を解除することにより行うようにしている。
【0004】
しかしながら、このような構成では、前記レバーに設けた前記係合部の前後方向位置と天板に設けた前記被係合部の前後方向位置とが完全に一致しない限り、これらを係合させて天板をロックすることができない。すなわち、天板をロックする前に前記係合部と前記被係合部との位置合わせを行う必要があり、位置合わせの後ロック操作が完了するまでの間、天板を前記引き出し位置から動かないようにしておく必要がある。これらのことから、天板のロック操作が面倒に感じられる不具合が発生し得る。さらに、レバーの操作の際にレバーに大きな力がかかると、前記係合部、前記被係合部、あるいは前記レバー自体が破損してしまい、天板のロックが不可能になってしまう不具合も起こり得る。
【0005】
本発明は以上に述べた課題を解決し、天板を少なくとも使用位置と引き出し位置とにロック可能な天板付き家具において、天板のロック操作をより容易にすべく構成するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、本発明に係る天板付き家具は、移動可能な天板を、少なくとも所定の使用位置と、前記使用位置から所定距離だけ離間した引き出し位置とのいずれかに選択的に係止し得るラッチ機構を備えていることを特徴とする。
【0007】
このような構成のものであると、天板を移動させて、天板が使用位置又は引き出し位置に達した時点でラッチ機構が作用して天板のロックを行われるので、天板の使用位置へのロック、及び引き出し位置へのロックを、いずれも容易に行うことができるようになる。
【0008】
なお、本明細書中でいうところの天板という概念とは、家具本体にスライド可能な状態に支持されているとともに、その上面に物品を載置可能な板体全てを指し、棚板等も含むものである。
【0009】
このような天板付き家具の具体的な構成の一例として、天板と、前記天板又は天板と同一平面上にある面部の所定領域に設けられ、開閉可能であるとともに天板付き家具の側方空間と連通している開口とを少なくとも備え、該天板を移動させることにより前記開口を開閉させるようにしたものであって、前記天板を、少なくとも前記開口を閉止し得る位置であり、前記所定の使用位置たる使用位置と、前記使用位置から前方に所定距離だけ離間した引き出し位置とのいずれかに選択的に係止し得るラッチ機構を備えているものが挙げられる。このようなものであれば、例えば通常は天板を使用位置に係止しておくとともに、前記開口に電源ケーブルや情報ケーブルなどを収納する配線装置を設け、配線作業を行う際等、必要なときにのみ天板を引き出し位置に係止して作業を行うことができるようになる。
【0010】
天板をより安定して係止できるようにするには、前記天板に、該天板の前記使用位置から前記引き出し位置へ向かう方向の移動を禁止する第1のラッチ爪と、前記第1のラッチ爪から前記使用位置から前記引き出し位置へ向かう方向又はその逆の方向に前記所定距離離間し、該天板の前記引き出し位置から前記使用位置へ向かう方向の移動を禁止する第2のラッチ爪とを備えているとともに、前記天板を支持する家具本体に、前記第1のラッチ爪と係合可能であるとともに天板の前記引き出し位置から前記使用位置へ向かう方向への移動を案内する機能を有する第1の係止穴と、前記第2のラッチ爪と係合可能であるとともに天板の前記使用位置から前記引き出し位置へ向かう方向への移動を案内する機能を有する第2の係止穴との組を前記引き出し位置から前記使用位置へ向かう方向に離間させて複数設けるとよい。このような構成であれば、前記第1の係止穴と前記第1のラッチ爪とを係合させて天板の前記使用位置から前記引き出し位置へ向かう方向への移動を禁止するようにすることと、前記第2の係止穴と前記第2のラッチ爪とを係合させて天板の前記引き出し位置から前記使用位置へ向かう方向への移動を禁止するようにすることを同時に行うことができるようになるからである。
【0011】
特に、前記天板を、前記使用位置と前記引き出し位置とに選択的に係止可能なものであって、前記ラッチ機構が、前記第1のラッチ爪と、前記第2のラッチ爪と、これらを接続する回転軸とを備えたラッチ装置を前記使用位置から前記引き出し位置へ向かう方向に所定距離離間させて1対設けているものであるとともに、前記使用位置と前記引き出し位置とにおいてそれぞれ異なるラッチ爪が作用するように構成しているものであれば、同一のラッチ爪と係止穴との組の係合の解除により、使用位置から前方への移動、及び引き出し位置から後方への移動をともに解禁できるので、このようなラッチ機構の構成を簡単なものにできる。
【0012】
前記第1及び第2のラッチ爪のうちいずれかに、前記家具本体に設けた前記係止穴に係合させた状態を解除する作用を有する解除レバーを接続しているものであれば、天板を移動させるべく前記係合状態を解除する機構を簡単な構成により設けることができるようになる。
【0013】
また、天板を安定して係止するための他の構成として、前記天板に、前記使用位置から前記引き出し位置へ向かう方向への移動を禁止する第1のラッチ爪、該天板の前記引き出し位置から前記使用位置へ向かう方向への移動を禁止する第2のラッチ爪、及び外部からの操作力を受けて前記第1のラッチ爪及び第2のラッチ爪を駆動し該天板の移動を禁止している状態を解除する係合解除部を備えたラッチ装置と、前記ラッチ装置の係合解除部を機能させるよう促す操作部とを設けているともに、該天板を支持する家具本体に、前記第1のラッチ爪に係合する第1の被係合部と、前記第2のラッチ爪に密に係合する第2の被係合部とを設け、前記使用位置又は前記引き出し位置のいずれかに前記天板を係止する際に、前記第1のラッチ爪と第1の被係合部とが係合すると同時に前記第2のラッチ爪と第2の被係合部とが係合するように構成しているものが挙げられる。このように構成したものであれば、前記第1のラッチ爪と第1の被係合部とが密に係合すると同時に、前記第2のラッチ爪と第2の被係合部とが密に係合することにより、前記使用位置から前記引き出し位置へ向かう方向への移動及びその逆の方向への移動を略又は完全に禁止でき、従って該天板を略または完全にがたなく支持することができるようになる。
【0014】
また、天板を家具本体に2箇所設けた係止位置に選択的に係止するために用いられるラッチ機構に好適に用いられる構成として、天板を家具本体に2箇所設けた係止位置に選択的に係止するために用いられるものであって、該天板のある一方向への移動を禁止する第1のラッチ爪と、該天板の前記一方向と逆の方向への移動を禁止する第2のラッチ爪と、これらを接続する回転軸とを備えたラッチ装置を前後に所定距離離間させて設けているものであるとともに、このラッチ装置が、一方の係止位置に係止する際と、他方の係止位置に係止する際とにおいてそれぞれ異なるラッチ爪を作用させるようにしているものが挙げられる。このようなものであれば、簡単な操作かつ簡単な構成により天板の前後動を禁止しつつ、この天板の前後動が禁止された状態の解除をも簡単に行うようにできる。なお、「該天板のある一方向への移動を禁止する第1のラッチ爪と、前記第1のラッチ爪から前記一方向又はその逆の方向に所定距離離間し、該天板の前記一方向と逆の方向への移動を禁止する第2のラッチ爪と、これらを接続する回転軸とを備えたラッチ装置を前後に所定距離離間させて設けている」とは、第1のラッチ爪と第2のラッチ爪とを回転軸で接続したラッチ装置を前後に所定距離離間させて設けることにより、一方のラッチ装置の第1のラッチ爪と他方のラッチ装置の第2のラッチ爪とを略所定距離離間させることを含む概念である。
【0015】
さらに、より一般に家具本体に対して相対移動可能な部材を効果的にがたなく支持するためのラッチ機構の構成として、家具本体に対して相対移動可能な部材を複数箇所設けた係止位置に選択的に係止するために用いられるものであって、該部材に、一方向への該部材の移動を禁止する第1のラッチ爪、前記一方向と逆方向への該部材の移動を禁止する第2のラッチ爪、及び外部からの操作力を受けて前記第1のラッチ爪及び第2のラッチ爪を駆動し該部材の移動を禁止している状態を解除する係合解除部を備えたラッチ装置と、前記ラッチ装置の係合解除部を機能させるよう促す操作部とを設けているともに、家具本体に、前記第1のラッチ爪に密に係合する第1の被係合部と、前記第2のラッチ爪に密に係合する第2の被係合部とを設け、該部材を係止する際に、前記第1のラッチ爪と第1の被係合部とが係合すると同時に前記第2のラッチ爪と第2の被係合部とが係合するように構成しているものが挙げられる。
【0016】
また、家具本体に対して相対移動可能な部材を効果的にがたなく支持するためのラッチ機構の他の構成として、家具本体に対して相対移動可能な部材を複数箇所設けた係止位置に選択的に係止するために用いられるものであって、家具本体に、一方向への該部材の移動を禁止する第1のラッチ爪、前記一方向と逆方向への該部材の移動を禁止する第2のラッチ爪、及び外部からの操作力を受けて前記第1のラッチ爪及び第2のラッチ爪を駆動し該部材の移動を禁止している状態を解除する係合解除部を備えたラッチ装置と、前記ラッチ装置の係合解除部を機能させるよう促す操作部とを設けているともに、該部材に、前記第1のラッチ爪に密に係合する第1の被係合部と、前記第2のラッチ爪に密に係合する第2の被係合部とを設け、該部材を係止する際に、前記第1のラッチ爪と第1の被係合部とが係合すると同時に前記第2のラッチ爪と第2の被係合部とが係合するように構成しているものが挙げられる。
【0017】
さらに、前記部材の移動を禁止した状態を容易に解除するための構成として、前記第1のラッチ爪と第1の被係合部との係合の解除と、前記第2のラッチ爪と第2の被係合部との係合の解除とを、前記操作部に対する同一の操作により行うことができるように構成したラッチ装置を有するものが挙げられる。
【0018】
なお、「前記第1のラッチ爪と第1の被係合部とが略または完全に密に係合すると同時に、前記第2のラッチ爪と第2の被係合部とが略または完全に密に係合する」とは、前記ラッチ装置を複数設ける場合において、いずれかのラッチ装置の第1のラッチ爪と前記第1の被係合部とが係合するとともに、他のラッチ装置の第2のラッチ爪と前記第2の被係合部とが係合する態様を含む概念である。
【0019】
また、第1のラッチ爪と第1の被係合部とが、又は第2のラッチ爪と第2の被係合部とが「密に係合する」とは、これらが隙間なく、あるいは微小な隙間のみが形成された状態で係合することを含む概念である。
【発明の効果】
【0020】
本発明は、以上説明したような構成で実施され以下に記載されるような効果を奏する。
【0021】
すなわち、本発明は、ラッチ機構により、天板を、少なくとも所定の使用位置と、前記使用位置から所定距離だけ離間した引き出し位置とのいずれかに選択的に係止し得るので、天板を移動させて、天板が使用位置又は引き出し位置に達した時点で、ラッチ機構が作用して天板のロックが行われる。従って、天板の使用位置へのロック、及び引き出し位置へのロックを、いずれも容易に行うことができるようになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
以下、本発明の第一実施形態について図面を参照して説明する。
【0023】
本実施形態では、天板付き家具が、正面図を図1、側面図を図2、平面図を図3にそれぞれ示すような、オフィスや家庭等でパソコン等を載せ置いて使用する机1である場合を例にとって説明する。
【0024】
この机1は、左右1対の脚体11と、この脚体11により前後方向に移動可能に支持されている天板12とを具備する。また、天板12の後方には補強部13が形成されているとともに、前記机1の後端部にはこの机1の背面を形成する幕板14が設けられている。すなわち、前記脚体11、補強部13、及び幕板14を少なくとも具備する家具本体である脚構造体に天板12を支持させて構成している。
【0025】
前記天板12は、1枚の金属板を板金加工し、図3に示すように、側縁にエッジ材を取り付けているとともに、幅方向に延伸する横補強材12xと、奥行き方向に延伸し、図示しない引き出しと係合して引き出しの移動方向を案内する引き出し取付部材12yとを下面に取り付けている。また、天板12は図2及び図3中の実線に示す使用位置と、前記使用位置から前方に所定距離だけ離間した位置であり、図2及び図3中の想像線に示す引き出し位置との間を移動可能である。具体的には、本実施形態では、その下面両側端部の後部に、天板12の下面に当接する当接部と、当接部から略鉛直下方に屈曲して設けられ、その外側面に転動輪121aを取り付けてなる取付部とを有する後取付部材121を取り付けていて、脚体11に設けた第1レール機構111内に前記転動輪121aを挿入し、前記転動輪121aが前記第1レール機構111の内部を転動するようにしている。さらに、その下面両側端部の前部には、天板12の下面に当接する当接部と、当接部から略鉛直下方に屈曲して設けられ、その外側面にボールサスペンションの可動部122aを取り付けてなる取付部とを有する前取付部材122を取り付けていて、ボールサスペンションの固定部112を脚体11の内側面に取り付けてなり、前記ボールサスペンションの可動部122aがボールサスペンションの固定部112の内部を転動するようにしている。
【0026】
また、この机1は、図2及び図3中の想像線に示すように、天板12を前方へ移動した場合に反使用端12a側に開口2を形成するものであり、その前後方向への移動動作を利用して開口2の開閉動作を行うようにしている。すなわち、前記開口2は、前記補強部13の前縁部13aと前記天板12の後縁部である反使用端12aとの間に形成されるようにしている。
【0027】
このような構成の机1において、本実施形態では、図2に示すように、前記天板12の反使用端12a側に配線装置3を設けている。この配線装置3は、前記図2に示すように、配線装置本体4と、この配線装置本体4と前記机1との間に介在させた動作変換機構5とを具備し、この動作変換機構5により、前記開口2の開閉動作を前記配線装置本体4の上下方向への移動動作に変換し、前記開口2を閉止している場合に前記配線装置本体4を配線を設ける空間である配線挿通空間たる天板下空間Sに収納するとともに、前記開口2を開成させた場合に前記配線装置本体4を開口2に臨む位置に移動させるようにしている。また、両側の脚体11の後上端部には、側開口1xを設け、この側開口1xを介して前記脚体11間の空間を、これら脚体11の外側方の空間と連通させている。
【0028】
配線装置本体4は、その長手方向を前記天板12の幅方向と略一致させて位置する断面略上向きコ字形の配線ダクト41を主体として構成されており、この配線ダクト41にコンセント等の配線具(図示略)を載せ置いたり、配線類を沿わせたりするようにしている。この配線装置本体4は、前記配線ダクト41の下方に設けた板状をなす支持体42を有しており、この支持体42を介して前記動作変換機構5と関連付けてある。
【0029】
さらに、本実施形態では、動作変換機構5は、前記天板12の反使用端12a側において、その左右端部に設けてある左右に対をなすもので、前記配線装置本体4を前記机1に対して上下方向に平行移動可能に案内する平行リンク6と、可撓性を有する部材により構成され、前記天板12と前記配線装置本体4とを接続する接続部たるワイヤ7と、前記脚体11の後上端近傍に設けられる定滑車8とを具備している。そして、この動作変換機構5は、前記開口2を開成すべく前記天板12を前方に移動させる操作力を、前記配線装置本体4を前記開口2に臨む位置に上昇させる作用に変換する機能を有する。また、前記動作変換機構5は、前記開口2を閉止すべく前記天板12に後方に移動させる操作力が加えられた際に、ワイヤ7を前記配線装置本体4に向けて押し込むことにより前記配線装置本体4を下降させて天板下空間Sに収納する機能をも有する。
【0030】
しかして、天板12の下面の両側端部には、ラッチ爪91、92を有するラッチ装置9を前後方向に所定距離だけ離間させて1対ずつ設けているとともに、図5に示すように、斜視図を脚体11の上面には、前記ラッチ爪91、92と係合可能な係止穴11x、11y、11zを設けていて、図1におけるa−a断面の要部を拡大して示した図である図4の(a)に示すように、前記ラッチ爪91、92が最も後方に位置する後係止穴11z及び前後方向中間に位置する中係止穴11yにそれぞれ係合している使用位置と、同図の(b)に示すような前記ラッチ爪91、92が前後方向中間に位置する中係止穴11y及び最も前方に位置する前係止穴11xにそれぞれ係合している引き出し位置に選択的に係止されるとともに、これらの間を移動可能に構成されている。すなわち、天板12は、前記ラッチ装置9と、このラッチ装置9のラッチ爪と係合可能な係止穴11x、11y、11zとからなるラッチ機構RMにより、前記使用位置と前記引き出し位置とのいずれかに選択的に係止される。
【0031】
さらに詳述すると、ラッチ装置9は、側面図を図6の(a)、底面図を同図の(b)、分解斜視図を図7にそれぞれ示すように、第1のラッチ爪91と、第2のラッチ爪92と、係合解除部材93と、これらを収納するカバー94とを備えている。前記第1のラッチ爪91及び第2のラッチ爪92は、前記係合解除部材93に備えた連結軸932を挿通させる軸挿通孔91a、92aを一端部に設けている。第1のラッチ爪91は前記軸挿通孔91aの前方において、第2のラッチ爪92は前記軸挿通孔92aの後方において前記連結軸932を中心として回動するとともに、図示しないねじりコイルばねにより脚体11に向かう方向、すなわち下方に向かう作用を受けている。そして、前記軸挿通孔91a、92aと反対側の端部には、突部911、921を設けている。前記係合解除部材93は、板状をなす本体931から、前記連結軸932と、解除レバー(図示略)を挿入する解除レバー挿入部933をそれぞれ前記本体と垂直かつ互いに逆方向に突出させて設けている。そして、両側の係合解除部材93間に、解除レバー(図示略)を横架して設けている。また、カバー94は、本実施形態では第1のカバー要素94aと、第2のカバー要素94bとからなり、第2のカバー要素94bに設けた突条94b1を第1のカバー要素94aに挿入して組み立てられる。そして、前記第1のラッチ爪91は前端部に、また、前記第2のラッチ爪92は後端部にそれぞれ起立壁を備えている。
【0032】
一方、前記前係止穴11x及び前記後係止穴11zは、後端部に起立壁をするとともにこの起立壁の下端から脚体11の上面に向けて上昇する勾配を有する穴であり、前記第2のラッチ爪92と係合可能に構成している。すなわち、前記前係止穴11x又は前記後係止穴11zと前記第2のラッチ爪92とが係合することにより、天板12の後方への移動が禁止されるとともに、前記ラッチ爪92を介して天板の前方への移動を案内する。また、前記中係止穴11yは、前端部に起立壁をするとともにこの起立壁の下端からから脚体11の上面に向けて上昇する勾配を有する穴であり、前記第1のラッチ爪91と係合可能に構成している。すなわち、前記中係止穴11yと前記第1のラッチ爪91とが係合することにより、天板12の前方への移動が禁止されるとともに、前記ラッチ爪91を介して天板の後方への移動を案内する。また、前係止穴11xと中係止穴11yとの間、及び中係止穴11yと後係止穴11zとの間は、それぞれ略前記所定距離だけ離間させている。すなわち、前記中係止穴11yは請求項中の第1の係止穴、前記前係止穴11x及び前記後係止穴11zは請求項中の第2の係止穴としてそれぞれ機能する。
【0033】
そして、前方に位置するラッチ装置9の第1のラッチ爪91が前記中係止穴11yに係合し、後方に位置するラッチ装置9の第2のラッチ爪92が前記後係止穴11zに係合して天板12を前記使用位置に係止するようにしている。一方、前方に位置するラッチ装置9の第2のラッチ爪92が前記前係止穴11xに係合し、後方に位置するラッチ装置9の第1のラッチ爪91が前記中係止穴11yに係合して天板12を前記引き出し位置に係止するようにしている。
【0034】
天板12を前記使用位置から前記引き出し位置に移動させるには、解除レバー(図示略)を所定の向きに回転させる。すると、前記係合解除部材93が前方に位置するラッチ装置9の第1ラッチ爪91の突部911を押し上げることにより、この第1ラッチ爪91と前記中係止穴11yとの係合が解除され、天板12が前方に移動可能になる。ここで、天板12を前方に移動させると、後方に位置するラッチ装置9の第2ラッチ爪92と前記後係止穴11zとの係合が解除される。この天板12が引き出し位置に達した際には、前記ねじりコイルばね(図示略)の作用により、前方に位置するラッチ装置9の第2ラッチ爪92が下方に突出して前係止穴11xとが係合するとともに、後方に位置するラッチ装置9の第1ラッチ爪91もまた下方に突出して中係止穴11yと係合することにより、天板12が引き出し位置に係止される。ここで、前方に位置するラッチ装置9では、第1ラッチ爪91の突部911と前記係合解除部材93とが協働して係合解除部として機能している。また、前記解除レバーは、この係合解除部を機能させるよう促す操作部として機能している。
【0035】
一方、天板12を前記引き出し位置から前記使用位置に移動させるには、解除レバーを前記所定の向きと逆に回転させる。すると、前記係合解除部材93が前方に位置するラッチ装置9の第2ラッチ爪92の突部921を押し上げることにより、前方に位置するラッチ装置9の第2ラッチ爪92と前係止穴11xとの係合が解除され、天板12が後方に移動可能になる。ここで、天板12を後方に移動させると、後方に位置するラッチ装置9の第1ラッチ爪91と前記中係止穴11yとの係合が解除される。この天板12が使用位置に達した際には、前記ねじりコイルばね(図示略)の作用により、前方に位置するラッチ装置9の第1ラッチ爪91が下方に突出して中係止穴11yと係合するとともに、後方に位置するラッチ装置9の第2ラッチ爪92もまた下方に突出して後係止穴11zと係合することにより、天板12が使用位置に係止される。
【0036】
なお、上述した態様において、前方に位置するラッチ装置9では、ラッチ爪91、92の突部911、921と前記係合解除部材93とが協働して係合解除部として機能している。また、前記解除レバーは、この係合解除部を機能させるよう促す操作部として機能している。一方、後方に位置するラッチ装置9では、ラッチ爪91、92がケース94及び係合解除部材93の連結軸932を介して前方に移動する操作力を受け、これらラッチ爪91、92が前記係止穴11x、11y、11zの勾配を有する部分に案内され、前記係止穴11x、11y、11zとの係合を解除する方向、すなわち上方に移動する。すなわち、ケース94と、係合解除部材93の連結軸932と、ラッチ爪91、92の前記係止穴前記係止穴11x、11y、11zに当接する部分とが協働して係合解除部として機能している。
【0037】
以上に述べたように、本実施形態に係る机1は、天板12が、移動可能なものであり、天板12と、前記天板12又は天板12と同一平面上にある面部の所定領域に設けられ、開閉可能な開口2とを少なくとも備え、該天板を移動させることにより前記開口を開閉させるようにしたものであって、前記天板12を、少なくとも前記開口を閉止し得る使用位置と、前記閉止位置から前方に所定距離だけ離間した引き出し位置とのいずれかに選択的に係止し得るラッチ機構9を備えている。従って、天板12を移動させて、天板12が使用位置又は引き出し位置に達した時点でラッチ機構RMが作用して天板12のロックが行われるので、天板12の使用位置へのロック、及び引き出し位置へのロックを、いずれも容易に行うことができるようになる。
【0038】
また、本実施形態に係るラッチ機構RMは、前記天板12を支持する脚体11に、前記前係止穴11x、中係止穴11y、及び後係止穴11zを等間隔に離間させて設けることにより、前端部に天板面に鉛直に伸びる起立壁を有し、天板の後方への移動を案内する第1の係止穴と、前記第1の係止穴から前方又は後方に所定距離離間しているとともに後端部に天板面に鉛直に伸びる起立壁を有し、天板の前方への移動を案内する第2の係止穴との組を、前後方向に離間させて2組設けているとともに、前記天板12に、前記第1の係止穴たる中係止穴11yに係合可能な第1のラッチ爪91と、前記第1のラッチ爪91から前方又は後方に前記所定距離離間し、前記第2の係止穴たる前記前係止穴11x又は後係止穴11zに係合可能な第2のラッチ爪92とを備えている。従って、前記中係止穴11yと前記第1のラッチ爪91とを係合させて天板12の前方への移動を禁止するようにすることと、前記前係止穴11x又は後係止穴11zと前記第2のラッチ爪92とを係合させて天板12の後方への移動を禁止するようにすることを同時に行うことができるようになる。
【0039】
特に、前記天板12が、前記使用位置と前記引き出し位置とに選択的に係止可能なものであり、前記ラッチ機構RMが、前記第1のラッチ爪91と、前記第2のラッチ爪92と、これらを同心に接続する回転軸932とを備えたラッチ装置9を前後に所定距離離間させて1対設けているものであるとともに、前記使用位置と前記引き出し位置とにおいてそれぞれ異なるラッチ爪91、92が作用するように構成しているので、前方に位置するラッチ装置9のラッチ爪91、92が中係止穴11y又は前係止穴11xと係合している状態を解除することにより、後方に位置するラッチ装置9に対する操作を加えることなく、天板12の使用位置から前方への移動、及び引き出し位置から後方への移動をともに解禁できる。すなわち、このようなラッチ機構RMの構成を簡単なものにできる。
【0040】
さらに、前記2つのラッチ爪91、92のいずれか1つを脚体11に設けた前係止穴11x又は中係止穴11yに係合させた状態を解除する作用を有する図示しない解除レバーをさらに備えているので、天板12を移動させるべく前記係合状態を解除する機構を簡単な構成により設けることができる。
【0041】
なお、この実施形態では、前方側に位置するラッチ装置のラッチ爪と係止穴との係合を解除することにより天板の係止状態を解除するようにしているが、単一の解除レバーにより前方側に位置するラッチ装置のラッチ爪と係止穴との係合状態、及び後方側に位置するラッチ装置のラッチ爪と係止穴との係合状態とを同時に解除可能に構成しても、簡単な操作により天板の係止状態を解除できる効果を得ることはできる。この場合、ラッチ装置には単一のラッチ爪を設け、このラッチ爪と係止穴との係合により天板の前方及び後方への移動を同時に禁止するようにしてもよい。
【0042】
次に、本発明の第二実施形態について図面を参照して説明する。
【0043】
本実施形態に係る家具である机A1は、正面図を図8、側面図を図9にそれぞれ示すように、家具本体である脚構造体A11と、この脚構造体A11に使用位置と引き出し位置との間でスライド移動可能に支持される天板A12と、配線装置A3と、動作変換機構A4と、配線挿通空間SSとを具備する。
【0044】
前記脚構造体A11は、左右1対に設けられ、天板A12の側端部をそれぞれ支持する脚体A13と、前記天板A12の後方に形成される補強部A14と、後端部に位置し、この机A1の背面を形成する幕板A15とを具備する。
【0045】
前記天板A12は、第一実施形態における天板12と略同様に構成されている。また、本実施形態では、その下面両側端部に、天板A12の下面に当接する当接部と、当接部から略鉛直下方に屈曲して設けられる取付部とを有する取付部材A16を取り付けている。この取付部材A16と前記脚体A13との間には、図示はしないがボールサスペンションを形成していて、このボールサスペンションにより天板A12を前後方向にスライド移動可能に案内するようにしている。
【0046】
また、この机A1は、図9中の想像線に示すように、天板A12を前記使用位置から引き出し位置へ移動させることにより天板A12の上方側と下方側とを連通させる開口A2を反使用端A12a側に形成するものであり、前記天板A12の前後方向へのスライド移動動作を利用して開口A2の開閉動作を行うようにしている。すなわち、前記開口A2は、前記天板A12を使用位置から引き出し位置に移動させた場合に、前記補強部A14の前縁部A14aと前記天板A12の後縁部である反使用端A12aとの間に形成されるようにしている。なお、天板A12を前記使用位置に位置させた状態の前記図8におけるa−a断面のこの開口A2が形成される部位付近を拡大して示した図を図10、天板A12を前記引き出し位置に位置させた状態の前記図10に対応する図を図11に示す。また、前記図11には、前記使用位置に位置する天板A12を想像線により示している。
【0047】
両側の脚体A13の後上端部には、前記図9、図10及び図11に示すように、配線挿通口A13xを設け、この配線挿通口A13xを介して、前記配線挿通空間SSを、その外側方の空間と連通させている。また、前記開口A2が形成された際には、この開口A2と前記配線挿通口A13xとが連通するようにしている。
【0048】
しかして、本実施形態では、天板A12と脚体A13との係合の態様を示す概略図である図15に示すように、天板A12の下面の両側端部の奥行き方向所定位置には、第1のラッチ爪A91と第2のラッチ爪A92とをそれぞれ有し、側面図を図12、底面図を図13、分解斜視図を図14に示すような前ラッチ装置A9を1対設けているとともに、第1のラッチ爪A91と第2のラッチ爪A92とをそれぞれ有する後ラッチ装置A90を前記前ラッチ装置A9から後方に所定距離離間させて両側端部に1対設けている。脚体A13の上面には、前記第1のラッチ爪A91と密に係合可能な第1の被係合部及び第2のラッチ爪A92と密に係合可能な第2の被係合部を有する前係止穴A13aと、この前係止穴A13aから後方に所定距離離間し、前記第1のラッチ爪A91と密に係合可能な第1の被係合部を有する中係止穴A13bと、この中係止穴A13bから後方に所定距離離間し、前記第2のラッチ爪A92と密に係合可能な第2の被係合部を有する後係止穴A13cとを設けている。なお、前記図15において、天板A12を前記使用位置に係止している状態を(a)、天板A12が前記引き出し位置に係止している状態を(b)にそれぞれ示している。
【0049】
具体的には、前記前ラッチ装置A9は、前記図12〜図14に示すように、第1のラッチ爪A91と、第2のラッチ爪A92と、これら第1及び第2のラッチ爪A91、A92を収納するケースA94と、これら第1及び第2のラッチ爪A91、A92をケースA94に枢着する軸部材A93と、外部からの操作力を受けて前記第1のラッチ爪A91及び第2のラッチ爪A92を駆動し天板A12の移動を禁止している状態を解除する係合解除部A95とを有する。
【0050】
前記第1のラッチ爪A91は、略扇形に形成していて、前記軸部材A93を挿通させる軸挿通孔A91aを後端部に設けているとともに、この軸挿通孔A91aの中心を扇形の円弧の中心としている。また、前記扇形の円弧の部分に第1当接面A91b、前記第1当接面の下端と前記軸挿通孔91aとを結ぶ半径の部分に第2当接面A91cを形成している。そして、前記軸挿通孔A91aと反対側の端部には、突部A911を設けている。一方、第2のラッチ爪A92は、奥行き方向中央部に軸挿通孔A92aを設けていて、軸挿通孔A92aの後方に略扇形をなす爪部A921を形成しているとともに、軸挿通孔A92aの前方には被駆動部A922を形成している。また、爪部A921には、前記扇形の円弧の部分に第1当接面A92b、前記第1当接面の下端と前記軸挿通孔91aとを結ぶ半径の部分に第2当接面A92cを形成している。そして、これら第1のラッチ爪A91及び第2のラッチ爪A92は、図示しない係合付勢手段たるねじりコイルばねにより脚体A13に係合する方向、すなわち下方に向かう作用を受けている。そして、その下方に前係止穴A13a又は中係止穴A13bがあればこれと係合する。すなわち、前記前係止穴A13aは、前記第1のラッチ爪A91の第1当接面A91bに当接する第1起立面A13a1と、前記第1のラッチ爪A91の第2当接面A92bに当接する第1傾斜面とA13a2、前記第2のラッチ爪A92の第1当接面A92bに当接する第2起立面A13a3と、前記第2のラッチ爪A92の第2当接面A92cに当接する第2傾斜面A13a4とを有する。一方、中係止穴A13bは、前記第1のラッチ爪A91の第1当接面A91bに当接する起立面A13b1と、前記第1のラッチ爪A91の第2当接面A91cに当接する傾斜面A13b2とを有する。
【0051】
前記軸部材A93は、板状をなし、前記第1のラッチ爪A91の突部A911に当接する当たり板部A931と、前記第1のラッチ爪A91及び第2のラッチ爪A92に挿通する連結軸A932と、後述する操作部A99に接続する接続部A933とを有する。また、カバーA94は、本実施形態では第1のカバー要素A94aと、第2のカバー要素A94bとからなり、第2のカバー要素A94bに設けた突条A94b1を第1のカバー要素A94aに挿入して組み立てられる。
【0052】
前記係合解除部A95は、外部からの操作力を受けて第1のラッチ爪A91を駆動する第1駆動部と、前記第2のラッチ爪A92を前記第1のラッチ爪A91と連動して駆動させる第2駆動部とを有する。ここで、前記図12中において、この係合解除部A95が作動していない状態を(a)、この係合解除部A95が作動している状態を(b)に示している。前記第1駆動部は、前記軸部材A93の当たり板部A931と、この当たり板部A931に当接する前記第1のラッチ爪A91の突部A911とを用いて構成している。一方、前記第2駆動部は、前記第1のラッチ爪A91の突部に当接する第1アームA961及び前記第2のラッチ爪A92に設けた被駆動部A922に当接する第2アームA962とを同一の軸部A963から突出させて設けている押圧アームA96と、前記第1のラッチ爪A91の突部A911と、前記第2のラッチ爪A92に設けた被駆動部A922とを用いて構成している。そして、前記第1のラッチ爪A91には、この押圧アームA96と干渉しないようにすべく切り欠きA91xを設けている。また、前記押圧アームA96は、軸部A963をケースA94の所定位置に回動可能に支持させている。
【0053】
一方、後ラッチ装置A90は、第1のラッチ爪A91と、第2のラッチ爪A92と、これら第1及び第2のラッチ爪A91、A92を収納するケースA94と、これら第1及び第2のラッチ爪A91、A92をケースA94に枢着する軸部材A93と、外部からの操作力を受けて前記第1のラッチ爪A91及び第2のラッチ爪A92を駆動し該天板の移動を禁止している状態を解除する係合解除部とを有する。第1のラッチ爪A91、第2のラッチ爪A92、ケースA94、及び軸部材A93は、前記前ラッチ装置A9におけるものと同一の構成を有する。また、これも前ラッチ装置A9と同様に、前記第1のラッチ爪A91及び第2のラッチ爪A92は、図示しない係合付勢手段たるねじりコイルばねにより脚体A13に係合する方向、すなわち下方に向かう作用を受けている。そして、その下方に中係止穴A13b又は後係止穴A13cがあればこれと係合する。すなわち、後係止穴A13cは、前記第2のラッチ爪A92の第1当接面A92bに当接する起立面A13c1と、前記第2のラッチ爪A92の第2当接面A92cに当接する傾斜面A13c2とを有する。
【0054】
係合解除部は、前記前ラッチ装置A9におけるものと異なり、以下に述べるようにケースA94、軸部材A93、及び第1のラッチ爪A91又は第2のラッチ爪A92を協働させて構成している。すなわち、ケースA94及び軸部材A93を介して第1のラッチ爪A91が天板A12を移動させる操作力を受けると、この第1のラッチ爪A91の第2当接面A91bが中係止穴A13bの傾斜面A13b2に案内されて上方に移動することにより、前記第1のラッチ爪A91と中係止穴A13bとの係合を解除するようにしている。また、第2のラッチ爪A92がケースA94及び軸部材A93を介して天板A12を移動させる操作力を受けると、この第2のラッチ爪A92の第2当接面A92cが後係止穴A13cの傾斜面A13c2に案内されて上方に移動することにより、前記第2のラッチ爪92と後係止穴13cとの係合を解除するようにしている。
【0055】
そして、図15に前記ラッチ装置A9、A90と係止穴A13a〜A13cとの係合の概略を示す。この図15において、(a)は天板A2を使用位置に係止した状態、(b)は引き出し位置に係止した状態を示す。天板A12が前記使用位置に係止されている場合には、前ラッチ装置A9の第1のラッチ爪A91と前記中係止穴A13bとが略密に係合しているとともに、後ラッチ装置A90の第2のラッチ爪A92と前記後係止穴A13cとが略密に係合している。一方、天板A12が前記引き出し位置に係止されている場合には、前記前ラッチ装置A9の第1のラッチ爪A91及び第2のラッチ爪A92と前係止穴A13aとが略密に係合しているとともに、前記後ラッチ装置A90の第1のラッチ爪A91と前記中係止穴A13bとが略密に係合している。
【0056】
さらに、この天板A12には、前記ラッチ装置A9の係合解除部を機能させるよう促す操作部A99を設けている。この操作部A99は、図15に示すように、天板A12の所定位置、一例として下面の使用端縁近傍に設けられるつまみA991と、前記前ラッチ装置A9側に取り付けられるリンク板A993と、前記つまみA991と前記リンク板A993とを接続するリンク機構A992とを有し、つまみA991を図15の矢印方向に操作するとリンク機構A992及びリンク板A993もまた図15の矢印方向に移動し、前ラッチ装置A9の係合解除部A95を直接作動させるようにしている。また、前ラッチ装置A9の係合解除部A95を作動させてから天板A12に使用位置から引き出し位置へ、または引き出し位置から使用位置へ移動させる操作力を加えることにより、上述したように後ラッチ装置A90の係合解除部を作動させることができるようにしている。そして、以上前ラッチ装置A9、後ラッチ装置A90、操作部A99、及び係止穴A13a〜A13cが協働して、図15に示すような天板A12を係止するラッチ機構RM2として機能するようにしている。
【0057】
すなわち、前記天板A12は、使用位置と、引き出し位置とにラッチ機構RM2により選択的に係止されるとともに、これらの間をスライド移動可能に構成されている。
【0058】
このような構成の机A1において、本実施形態では、前記図9、図10、及び図11に示すように、配線装置A3を前記天板A12の反使用端A12a側に設けている。この配線装置A3は、前記図9、図10、及び図11に示すように、その長手方向を前記天板A12の幅方向と略一致させて位置する断面略上向きコの字形の配線ダクトA31を主体として構成されており、この配線ダクトA31にコンセント等の配線具(図示略)を載せ置いたり、配線類を沿わせたりするようにしている。
【0059】
前記動作変換機構A4は、天板A12の移動に伴う前記開口A2の開閉動作を前記配線装置A3の昇降動作に変換し、前記天板A12を使用位置から引き出し位置へ移動させて前記開口A2を開成させる際に前記配線装置A3を開口A2に臨む位置に移動させるようにしているとともに、前記天板A12を引き出し位置から使用位置へ移動させて前記開口A2を閉止させる際に前記配線装置A3を配線挿通空間SSに収納するようにしている。この動作変換機構A4は、前記配線ダクトA31の下方に設けられた支持体A32を介して前記配線装置A3と関連付けられている。そして、前記開口A2が形成される位置と前記配線装置との間に、前記配線挿通空間SSを形成している。
【0060】
また、本実施形態では、動作変換機構A4は、前記天板A12の反使用端A12a側において、その左右端部に設けてある左右に対をなすもので、第1リンクメンバA41と第2リンクメンバA42とを備えている。
【0061】
前記第1リンクメンバA41は、前記脚構造体A11の所定位置、具体的には前記脚体A13の所定位置に設定した支点A4aと前記配線装置A3に設けられる第1の作用点A4bとを接続する第1アームA411と、この第1アームA411の第1の作用点A4b側の端部から、前記支点A4aを中心としこの支点A4aと第1の作用点A4bとの距離を半径とする円弧に沿う形状に突出して設けられる第2アームA412とを有する。
【0062】
一方、前記第2リンクメンバA42は、一端部を前記第1リンクメンバA41の第2アームA412の突出端に接続し、他端部を天板A12側、具体的には前記取付部材A16に設けられ前記配線挿通空間SS外に位置する第2の作用点A4cに接続している。
【0063】
さらに、前記第1リンクメンバA41の第1アームA411と平行に延伸する第3リンクメンバA43を設けていて、前記第1アームA411と前記第3リンクメンバA43とにより平行リンクA44を形成している。前記第3リンクメンバA43は、具体的には前記支点A4aから下方に所定距離離間した第2支点A4xと、前記第1の作用点A4bから下方に所定距離離間した第3作用点A4yとを接続する略棒状をなす部材で、この第3リンクメンバA43と前記第1アームA411とが協働して配線装置A3の移動の際にその姿勢を保持させている。
【0064】
また、本実施形態では、前記第1リンクメンバ41の支点4aと、前記第3リンクメンバの第2支点4xとは、想像線により示すリンクカバー45により保護されている。このリンクカバー45は、天板12の下方に図示しないワゴンを配置する際、このワゴンの後面に当接してワゴンの前後方向の位置決めを行う機能をも有する。
【0065】
次に、前記動作変換機構A4を介して前記天板A12を前後方向に移動させるとともに前記配線装置本体A3を上下方向に移動させる場合の動作について前記図9、図10、図11、及び図15を利用して説明する。
【0066】
まず、天板A12を前記使用位置に係止した状態では、前記図9及び図10に示すように、前記開口A2は、閉止しており、前記配線装置A3は、配線挿通空間SSに収納され外部から隠蔽されている。
【0067】
このような状態からコンセント等の配線具(図示略)を前記開口A2に臨む位置に上昇させて配線作業等を行う場合には、まず、操作部A99のつまみA991を前方へ引く。すると、前ラッチ装置A9の係合解除部A95が機能する。具体的には、操作部A99のリンク機構A992及びリンク板A993を介して前ラッチ装置A9の軸部材A93に回転力が与えられ、この軸部材A93の当たり板部A931が第1のラッチ爪A91の突部A911を上方に押圧して、前記第1のラッチ爪A91と中係止穴A13bとの係合が解除される。このとき、前記天板A12を前方へ引く操作力を加えると、後ラッチ装置A90の係合解除部が機能する。すなわち、第2のラッチ爪A92が前記後係止穴A13cの傾斜面A13c2に案内されて上方に退避することによりこれら第2のラッチ爪A92と前記後係止穴A13cとの係合が解除され、この天板A12の前方への移動が可能になる。そして、天板A12を引き出し位置まで移動させると、前記ねじりコイルばねの作用により前記中係止穴A13bと後ラッチ装置A90の第1のラッチ爪A91とが係合するとともに、前ラッチ要素A9の第1及び第2のラッチ爪A91、A92が前係止穴A13aと係合する。すると、図9の想像線及び図11の実線に示すように、開口A2が開成し、前記配線装置A3は前記動作変換機構A4を介して前記開口A2に臨む位置まで上昇する。具体的には、前記天板A12の前方への移動動作に伴って、前記天板A12を前方へ移動させる操作力が、前記第2の作用点A4cから第2リンクメンバA42に伝わり、さらに第1リンクメンバA41の第2アームA412を前上方に引き上げる作用に変換される。そして、前記第1リンクメンバA41が支点A4aを中心として回転し、前記配線装置A3が図11で示すような前記開口A2に臨む位置に上昇する。そして、この位置で配線具(図示略)の差込口にプラグを差し込み、また配線装置A3に配線を収納して必要に応じて配線挿通口A13xから机A1外側方の空間に該配線を延出させる等の配線作業を行う。なお、この配線装置A3は、前記天板A12と動作変換機構A4を介して接続されているので、前記天板A12が引き出し位置に係止されている際には、この配線装置A3は図11の実線に示すような前記開口A2に臨む位置にとどまる。
【0068】
一方、配線作業後、前記配線装置A3を配線挿通空間SSに収納する場合には、まず、操作部A99のつまみA991を前方へ引く。すると、前ラッチ装置A9の係合解除部A95が機能する。具体的には、操作部A99のリンク機構A992及びリンク板A993を介して前ラッチ装置A9の軸部材A93に回転力が与えられ、この軸部材A93の当たり板部A931が前ラッチ装置A9の第1のラッチ爪A91の突部A911を上方に押圧して、前記第1のラッチ爪A91と前記前係止穴A13aとの係合が解除される。さらに、前記第1のラッチ爪A91の突部A911により押圧レバーA96の第1アームA961が押圧され、これと連動して押圧レバーA96の第2アームA962が第2のラッチ爪A92の被駆動部922を下方に押圧して爪部921を上動させることで前記第2のラッチ爪A92と前記前係止穴A13aとの係合が解除される。このとき、前記天板A12を後方に押す操作力を加えると、後ラッチ装置A90の係合解除部が作動する。すなわち、第1のラッチ爪A91が前記中係止穴A13bの傾斜面A13b2に案内されて上方に退避することによりこれら第1のラッチ爪A91と前記中係止穴A13bとの係合が解除され、この天板A12は後方への移動が可能になる。そして、天板A12を使用位置まで移動させると、前記ねじりコイルばねの作用により前記後係止穴A13cと後ラッチ装置A90の第2のラッチ爪A92とが係合するとともに、前ラッチ装置A9の第1のラッチ爪A91が中係止穴A13bと係合する。すると、前記開口A2が閉止するとともに、前記配線装置A3は、前記動作変換機構A4を介して前記開口A2の下方の収納位置へと下降する。具体的には、前記天板A12の後方への移動動作に伴って、前記第2リンクメンバA42が押し込まれ、それにつれて前記第1リンクメンバA41が配線装置A3の荷重を受けて該配線装置A3を収納位置に向けて下降させるべく回動する。そして、配線装置A3は、前記配線収納位置へ下降し、外部から隠蔽される。
【0069】
なお、本実施形態では、配線挿通口A13xの縁部に、カバー体A13yを設けていて、このカバー体A13yを脚体A13の内面よりも内方に延伸している。さらに、このカバー体A13yの延伸端部は下方に突出させている。そして、前記第1リンクメンバA41はこのカバー体A13yの延伸端の外方を移動するようにし、配線と前記第1リンクメンバA41との干渉を防ぐようにしている。
【0070】
本実施形態においては、以上に述べたように構成しているので、上述した第一実施形態における効果に加えて、操作部A99のつまみA991を手前に引く同一の操作により前ラッチ装置A9の第1のラッチ爪A91及び第2のラッチ爪A92と、これらラッチ爪に係合する係止穴との係合を解除でき、天板A12を移動させるべく前記係合を解除する操作を簡単に行うことができる効果を得ることができる。
【0071】
なお、本発明における構成は、以上説明したものに限定されないのは勿論である。例えば、配線装置が移動可能でない天板付き家具の天板を上述したように構成してもよい。
【0072】
また、天板を前後に移動させて開口を開閉するようなものに限らず、左右方向や斜め方向に移動可能な天板、及びこのような天板を支持する家具本体に上述したものと同様なラッチ機構を設け、複数箇所のいずれかに選択的に係止可能に構成してもよい。
【0073】
加えて、上述したようなラッチ機構は、天板付き家具の天板と家具本体との間だけでなく、家具本体と家具本体に対して相対移動可能な部材との間全般に適用してよい。例えば、引き出しを家具本体に対してスライド移動可能に設けている家具の引き出しと家具本体との間に上述したようなラッチ機構を設けてもよい。
【0074】
そして、上述した実施形態では、いずれも家具本体に対して相対移動可能な部材側、すなわち天板側にラッチ装置及び操作部を設け、家具本体側に被係合部たる係止穴を設けているが、逆に家具本体側にラッチ装置及び操作部を設け、家具本体に対して相対移動可能な部材側に被係合部たる係止穴を設けるようにしてもよい。
【0075】
その他の構成も本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0076】
【図1】本発明の第一実施形態に係る天板付き家具の正面図。
【図2】同実施形態に係る天板付き家具の側面図。
【図3】同実施形態に係る天板付き家具の平面図。
【図4】図1におけるa−a断面の要部の拡大図。
【図5】同実施形態に係る天板付き家具の脚体の前端部を示す斜視図。
【図6】同実施形態に係るラッチ装置の側面図及び底面図。
【図7】同実施形態に係るラッチ装置の分解斜視図。
【図8】本発明の第二実施形態に係る天板付き家具の正面図。
【図9】同実施形態に係る天板付き家具の側面図。
【図10】図8におけるa−a断面の要部の拡大図。
【図11】天板を引き出し位置に係止した状態における図8に対応する図。
【図12】同実施形態に係るラッチ装置の側面図。
【図13】同実施形態に係るラッチ装置の底面図。
【図14】同実施形態に係るラッチ装置の分解斜視図。
【図15】同実施形態に係る天板のラッチ装置と係止穴との係合の状態を示す概略図。
【符号の説明】
【0077】
1、A1…天板付き家具(机)
11…脚体(家具本体)
A13…脚構造体(家具本体)
11x…前係止穴(第1の係止穴)
11y…中係止穴(第2の係止穴)
11z…後係止穴(第1の係止穴)
A13a…前係止穴(第1及び第2の係止部)
A13b…前係止穴(第1の係止部)
A13c…前係止穴(第2の係止部)
12、A12…天板
2、A2…開口
9…ラッチ装置
A9…前ラッチ装置
A90…後ラッチ装置
91、A91…第1のラッチ爪
92、A92…第2のラッチ爪
RM、RM2…ラッチ機構
【出願人】 【識別番号】000001351
【氏名又は名称】コクヨ株式会社
【住所又は居所】大阪府大阪市東成区大今里南6丁目1番1号
【出願日】 平成15年8月6日(2003.8.6)
【代理人】 【識別番号】100085338
【弁理士】
【氏名又は名称】赤澤 一博

【公開番号】 特開2004−344632(P2004−344632A)
【公開日】 平成16年12月9日(2004.12.9)
【出願番号】 特願2003−288064(P2003−288064)