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【発明の名称】 リクライニング姿勢共用机
【発明者】 【氏名】松田 義秋

【要約】 【課題】コンピュータを椅子に座って机上で使用する場合、通常執務姿勢からリクライニング姿勢までの変化に対応して、コンピュータを最適な位置に移動させる機構を持つ机を提供することを目的とする。

【解決手段】可動天板部にコンピュータ表示装置、キーボード、マウスを載せ、リクライニング姿勢に対応して、下方移動しつつ前方にスライドさせる。さらにキーボード部の仰角を可変させる。以上を特徴とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータを机に置き椅子を介して使用する際、通常執務姿勢とリクライニング姿勢のどちらの姿勢でも快適に使用する事が出来るようにするために、コンピュータと人体の位置関係が最適となる様、コンピュータ機器(表示装置、キーボード、マウス等)を移動させる機構を机に設ける。
この機構は手動式でもエレクトロニクスによる自動式でも良い。椅子の動きを感知して自動的にコンピュータ機器を移動させる自動式でも良い。以上の機構のリクライニング姿勢共用机。
【請求項2】
パソコンデスクと一般的に称する、コンピュータと関連機器のみを載せる事を目的とした天板サイズの小さいデスクではなく、事務作業に使用する天板サイズの標準的な机において、コンピュータを載せた部分の天板のみ高さを低くし、且つ手前に移動する機構。この可動天板部の上にコンピュータ(表示装置、キーボード、マウス等)を載せ、リクライニング時には下にさげつつ、手前に引き出して使用する。
通常執務姿勢で使用する場合、コンピュータを載せた可動天板を元の位置に戻すと、可動天板は周囲に隣接する天板と同一高さとなり、テーブル面が広い机として使用する事が出来る機構。
可動天板の周囲にあるテーブル面は、右ないし左の一方だけでも良い。可動天板には仰角を調整出来る機構を付けても良い。さらに可動天板は、前後に分割し、キーボードを載せる前半部に角度可変機構を付け、仰角を調整出来る機構を含めての請求項1のリクライニング姿勢共用机。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、椅子と机を使用して机上のコンピュータを操作するときに、通常姿勢とリクライニング姿勢のどちらの姿勢でも対応する様に、コンピュータ表示装置、キーボード、マウステーブルを最適な位置に移動する機構を持つ机に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】
従来の机は、筆記による作業が主で筆圧をかける動作のため、背骨を垂直とする姿勢が通常で、それに対応するタイプの机が用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
近年コンピュータ使用が普通となり、コンピュータ操作に適したリクライニング姿勢を意図する椅子が増えて来ているが、通常姿勢からリクライニング姿勢に変化させると、従来の机ではリクライニング姿勢に対応していないため、コンピュータと人間との位置関係に不都合があった。リクライニング姿勢に対応する機能、機構を持つ机は無く、この課題を解決するものである。
【課題を解決するための手段】
通常執務姿勢からリクライニング姿勢に変化した場合に、人体とコンピュータの位置関係が快適な操作状況となる様、コンピュータ機器の移動機構を机に設ける構造とした。
【0004】
【発明の実施の形態】
本発明は、コンピュータ表示装置、キーボード、マウステーブル等をリクライニング時に最適な位置に調節移動する機構を有する可動天板、トレーを机に組み込む機構とした。
【0005】
【実施例】
以下に本発明の実施例1に関し図1、図2をもとに説明する。
通常執務姿勢では、図1に示す様に可動天板(2)、スライド天板(3)、スライド天板前半部(4)が机(1)の天板に納まった状態で使用し、その上に表示装置(9)、キーボード(8)を置き操作する。この場合は周囲の天板と同一高さなので、キーボード位置等は自由に移動出来る。リクライニング姿勢で操作するときは、図2に示す様に平行リンク(6)により可動天板(2)を下方に下げ同時にスライド天板(3)、スライド天板前半部(4)を手前に移動して使用する。平行リンク(6)はスライド機構や、電動式でも良い。
スライド天板(3)、スライド天板前半部(4)の横巾は机(1)の全幅でも一部でも良い、奥行きも最後部まででも一部でも良い。
【0006】
図3、図4に示す実施例2では、引き起こしストッパー(7)を引き出しキーボードが落下しない様にした後、仰角可変ヒンジ(5)によりキーボードが載っているスライド天板前半部(4)の角度を変化させる事でリクライニング姿勢に望ましい位置にキーボードを配置する。スライド天板前半部(4)にマウステーブル(10)を内蔵し、横に引き出し水平にセットする機構を付けても良い。
図4では、仰角可変ヒンジ(5)をスライド天板(3)の後端に付ける機構。仰角可変ヒンジ(5)はスライド天板(3)の中間部に付けても良い。
【発明の効果】
本発明は以上説明したような形態で実施され、以下に記されるような効果が有る。
【0007】
コンピュータを椅子に座って机上で使用する場合、通常執務姿勢からリクライニング姿勢までの姿勢変化に対応して、コンピュータと人体の位置関係を最適に調節、保持する事が可能のため、長時間にわたる作業でも疲労を軽減し快適にコンピュータ操作をする事が出来る。
【0008】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1で使用状態の側面図である。
【図2】本発明の実施例1で使用状態の側面図である。
【図3】本発明の実施例2で使用状態の側面図である。
【図4】本発明の実施例2で使用状態の側面図である。
【符号の説明】
1机
2可動天板
3スライド天板
4スライド天板前半部
5仰角可変ヒンジ
6平行リンク
7引き起こしストッパー
8キーボード
9表示装置
10マウステーブル
【出願人】 【識別番号】500022546
【氏名又は名称】松田 義秋
【出願日】 平成14年10月9日(2002.10.9)
【代理人】
【公開番号】 特開2004−130033(P2004−130033A)
【公開日】 平成16年4月30日(2004.4.30)
【出願番号】 特願2002−331395(P2002−331395)