| 【発明の名称】 |
留め具付き染毛見本 |
| 【発明者】 |
【氏名】染谷 有紀 【住所又は居所】東京都北区栄町48番18号 株式会社コーセー研究本部内
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| 【要約】 |
【課題】本発明は、本来の染め上がり感を正確かつ簡便に確認できる頭髪への留め具付き染毛見本の提供を課題とするものである。
【解決手段】染毛に頭髪への留め具を設けることにより、染毛見本から手を離した状態で鏡に映して見ることができ、上記課題が解決する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 染毛剤を選択するための染毛見本であって、その一部に頭髪への装着を可能とした留め具を有することを特徴とする留め具付き染毛見本。 【請求項2】 前記留め具が、頭髪に摘み留める形式のもの、頭髪に挟み留める形式のものまたは頭髪に挿し留める形式のものであることを特徴とする請求項1項記載の留め具付き染毛見本。 【請求項3】 前記留め具に情報表示部を設けたことを特徴とする請求項1項または請求項2項記載の留め具付き染毛見本。 【請求項4】 前記留め具が、2つの部分に分離可能なものであり、一方の部分には染毛を固定し、他方の部分には頭髪への留め部分を有していることを特徴とする請求項1項ないし請求項3項のいずれかに記載の留め具付き染毛見本。 【請求項5】 前記留め具の2つの部分が、磁石、平面接着ファスナーまたは嵌め込み機構により脱着可能とされたものである請求項4項記載の留め具付き染毛見本。 【請求項6】 染毛の複数箇所に脱着可能部分が設けられたものである請求項1項ないし請求項5項のいずれかに記載の留め具付き染毛見本。 【請求項7】 前記脱着可能部分が、染毛見本上を移動できるものである請求項1項ないし請求項6項のいずれかに記載の留め具付き染毛見本。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】 本発明は染毛見本に関し、更に詳細には、顧客が店頭において染毛剤により頭髪を染めた際の染め上がり感を確認するために、頭髪への装着を可能とした染毛見本に関する。 【0002】 【従来の技術】 ヘヤーカラーやヘアマニキュアなどの染毛剤を用いて、毛髪を所望の色に染毛する「おしゃれ染め」や「毛髪のカラーリング」は、従来美容院などにおいて専門の美容師が行っていたが、近年手軽に使用できる染毛剤が各種市販されるようになったため、店頭で染毛剤を購入し、家庭で染毛をする場合が多くなった。 【0003】 このように家庭で染毛が行われるようになったことにともない、市販される染毛剤の種類も多種多様になってきており、顧客が自分の所望する髪色に染めるための染毛剤を選択するのが難しい状況にある。 【0004】 染毛剤選択を容易にするため、染毛剤の包装容器などに色見本を表示したり、店頭における染毛剤の展示棚などに染毛後の染毛見本を設置するなどの工夫がなされている。しかし、色見本では、染毛後の実際の頭髪の色との格差が大きいという問題があり、展示棚に設置された染毛見本では、その色が自分の顔にあっているか等の判断がつきにくいという問題があった。 【0005】 そこで、これらの問題を解決する手段として、染毛見本を手で持ち頭髪近くにかざして、その状態を鏡に映して染め上がりを確認する装置(特許文献1参照)や、メッシュ用染毛見本を台紙に取り付けたもの(特許文献2参照)等が知られている。 【0006】 しかしながら、このようなものでは、毛髪見本から手を離した状態で見ることができないため手がじゃまをして本来の染め上がり感がつかめなかったり、鏡から離れた状態で見ることも難しく、さらには髪に染色見本を複数本同時にかざして見ることもできなかった。 【0007】 【特許文献1】 特開2002−191479号公報 【特許文献2】 実開平7−33209号公報 【0008】 【発明が解決しようとする課題】 本発明は、本来の染め上がり感を正確かつ簡便に確認でき、自分に似合う染毛剤を顧客が適切に選択することができる染毛見本の提供を課題とするものである。 【0009】 【課題を解決するための手段】 本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意研究を行った結果、染毛見本に髪へ装着を可能とする留め具を設ければ、染毛見本から手を離した状態で鏡に映して見ることができ、染毛剤で毛髪を染めた後の仕上がり状態を具体的に認識できることを見出した。また、この留め具上に情報表示部を設けることや、留め具自体を分離可能とし、種々の毛髪見本と交換可能とすればより利便性があがることを見出し、本発明に至った。 【0010】 すなわち本発明は、染毛剤を選択するための染毛見本であって、その一部に頭髪へ装着を可能とした留め具を有することを特徴とする頭髪への留め具付き染毛見本である。 【0011】 また本発明は、上記記留め具に情報表示部を設けた前記の留め具付き染毛見本である。 【0012】 更に本発明は、上記留め具が、2つの部分に分離可能なものであり、一方の部分には染毛を固定し、他方の部分には頭髪への留め部分を有している前記の留め具付き染毛見本である。 【0013】 【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施態様を示す図面と共に本発明を更に詳しく説明する。 【0014】 図1は、本発明の頭髪への留め具付き染毛見本の一態様を示したものである。図中、1は留め具付き染毛見本、2は染毛、3は留め具、4は情報表示部をそれぞれ示す。 【0015】 本態様の留め具付き染毛見本1(以下、「染毛見本1」という)は、その一端に留め具3が付いており、この留め具3により、頭髪に染毛2を留めることができる。 【0016】 留め具3は、染毛2が頭髪に一時的に固定できれば、その頭髪への固定形式には特に限定はなく、図1に示したバンスクリップのように頭髪に摘み留める形式のものの他、スリーピン、バレッタ、もしくは、くちばしクリップのように頭髪に挟み留める形式のもの、または櫛のように頭髪に挿し留める形式のもの等が用いられる。 【0017】 この留め具3には情報表示部4を設けることが好ましい。情報表示部4は、図1のように留め具3の表面に直接設けることが好ましいが、留め具3から張り出した形で設けてもよい。情報表示部4は、あらかじめ記載事項を印刷しておいたラベルを貼り付けてもよいし、記載事項を直接留め具3に印刷してもよい。印刷方法には特に限定はなく公知の方法が用いられる。 【0018】 この情報表示部4への記載内容は、商品名、色号数または染毛方法など染毛剤の情報が好ましいが、留め具付き染毛見本の使用法または使用後の返却場所等であってもよく、その記載手段も文章、絵、図などの一般の表現手段を用いることができる。 【0019】 図1に示した形態においては、染毛2は留め具3に分離脱着できないように固定されている。染毛2の留め具3への固定方法は特に限定はないが、接着剤による固定、糸縛りによる固定が挙げられる。 【0020】 図2ないし図5は、本発明の染毛見本1の別の態様を示したものである。すなわち留め具3が、留め具基体3aと染毛固定部3bに分離し、種々の染毛2を、留め具基体3aが頭髪に留められた状態で、交換可能な態様を示す図面である。ここで、図2は染毛見本1の正面図、図3は染毛固定部3bの裏面図、図4は留め具基体3aの正面図、図5はその裏面図を示す。 【0021】 この態様の染毛見本1では、留め具3が留め具基体3aと染毛固定部3bの2つの部分に分離可能であり、一方の染毛固定部3bに染毛2が取り付けられ、他方の留め具基体3aに頭髪留め部分6が付いている。そして、これらには、それぞれ脱着手段5が取り付けられており、脱着自在となる。この脱着手段5は特に制約はないが、平面接着ファスナー(登録商標 マジックテープ)、平面磁石、嵌着手段等の面接着手段が好ましい。 【0022】 図3は、染毛固定部3bの裏面を示す図面である。この図は、図2に示した染毛見本1から、上側の染毛2が取り付けられている染毛固定部3bを脱離させ、裏返しにした状態を示すものであり、5bは平面接着ファスナーである。 【0023】 一方、図4は、図2の染毛見本1から、染毛固定部3bを脱離させた後の留め具基体3aの正面を示すものであり、図5はその裏面を示すものである。図4の5aは、5bに対応する平面接着ファスナーの一方を示し、6は頭髪留め部分を示す。 【0024】 図2ないし5に示す態様の染毛見本は、通常の使用状態では、留め具基体3aに染毛固定部3bを、脱着手段5(平面ファスナー5aと5b)で接着、固定しておき、頭髪留め部分6で頭髪に留め、染毛2の染め上がり感を評価する。 【0025】 そして、他の染毛2を試すときには、留め具3を毛髪から外すことなく、染毛固定部3bのみを留め具基体3aから外し、他の染毛2が固定された別の染毛固定部3bと交換、固定し、その染毛2による染め上がり感を評価する。 【0026】 このように順次、種々の染毛固定部3bに交換していくことにより、留め具基部3aを外すことなく種々の染毛2について染め上がり感を簡単に比較することができるので、便利である。そして、染毛固定部3bの表面の見やすいところに設けられた情報表示部4に、染めるのに使用した商品名や商品番号等が記載されていれば、染毛剤の選択が極めて容易となる。 【0027】 また、染毛の表示板(図示せず)を設け、染毛固定部3bのみをこの表示板に設けた脱着手段により固定陳列すれば、宣伝と共に整理や管理も簡単になる。 【0028】 図6は、本発明の頭髪への留め具付き染毛見本1の別の態様を示すものである。この態様は、染毛固定部3bに設けられた脱着手段5bが円筒状であり、しかも染毛2の2箇所に設けられているものである。使用者は、留め具基体3aに固定する脱着手段を選択でき、染毛2の実質的長さを調節できるので、顧客が染毛2を自分の髪の長さに合わせて評価することが可能となる。 【0029】 なお、染毛2の途中に設けられた脱着手段5bは適当な位置で固定しておいてもよいし、染毛2の上を移動可能なようになっていてもよい。また、情報表示部も、留め具基体3aと染毛固定部3bの双方(4aおよび4b)に設けても良い。 【0030】 【発明の効果】 本発明によれば、染毛見本を頭髪に留めることができるため、頭髪全体の染め上がり感を容易にイメージでき、また手がじゃまにならないので適切な染毛剤の選択が可能となり、また片手に荷物を持っている時でも使用可能で、複数本同時に頭髪に留めて染め上がり感を比較できる。 【0031】 また、情報表示部を有する形態では、染毛剤に関する情報などを簡単に確認できるため便利である。さらに、留め具基体から染毛固定部が脱着可能な態様では、1つの留め具に対して複数の染毛を取り替え使用が可能であり、顧客が容易に多数の染毛による仕上がり状態を比較できるので、適切な染毛剤の選択が可能となる。 【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の染毛見本の一態様を示す図である。 【図2】本発明の染毛見本の別の態様を示す図である。 【図3】図2の染毛見本の、染毛固定部の裏面を示す図である。 【図4】図2の染毛見本の、留め具基体の正面を示す図である。 【図5】図2の染毛見本の、留め具基体の裏面を示す図である。 【図6】本発明の染毛見本の別の態様を示す図である。 【符号の説明】 1・・・・・・・留め具付き染毛見本 2・・・・・・・染毛 3・・・・・・・留め具 3a、3b・・・染毛固定部 4・・・・・・・情報表示部 5・・・・・・・脱着手段 6・・・・・・・頭髪留め部分 以 上
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| 【出願人】 |
【識別番号】000145862 【氏名又は名称】株式会社コーセー 【住所又は居所】東京都中央区日本橋3丁目6番2号
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| 【出願日】 |
平成15年3月28日(2003.3.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100086324 【弁理士】 【氏名又は名称】小野 信夫
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| 【公開番号】 |
特開2004−298248(P2004−298248A) |
| 【公開日】 |
平成16年10月28日(2004.10.28) |
| 【出願番号】 |
特願2003−91980(P2003−91980) |
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