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【発明の名称】 サンゴ礁の切り出し方法
【発明者】 【氏名】口ノ町 誠
【住所又は居所】沖縄県那覇市久茂地1−2−20 株式会社テトラ内

【要約】 【課題】裾礁における礁池や、離礁および台礁等、比較的平坦な海底に存在するサンゴ礁について、極めて簡単な作業で、サンゴ礁の一部を着生基盤ごと切り出すことが可能なサンゴ礁の切り出し方法を提供すること。

【解決手段】その海底地層中に少なくとも、略水平に形成された砂層14を含む海域に存在するサンゴ礁10の一部を、砂層14を利用して、サンゴ礁10の一部を着生基盤12aごと切り出すことを特徴とするサンゴ礁の切り出し方法である。これにより、サンゴ礁10の一部を着生基盤12aごと切り出す際に、水平方向の境界として砂層14を利用しているため、容易に地切りすることができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
その海底地層中に少なくとも、略水平に形成された砂層を含む海域に存在するサンゴ礁について、そのサンゴ礁の一部を、前記砂層を利用して、着生基盤ごと切り出すことを特徴とするサンゴ礁の切り出し方法。
【請求項2】
前記サンゴ礁が存在する海底面から前記砂層までを鉛直方向に切り込む工程を含むことを特徴とする請求項1に記載のサンゴ礁の切り出し方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、その保護が切望されているサンゴ礁について、そのサンゴ礁を他の海域に移すにあたり適用可能なサンゴ礁の切り出し方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開2003−9713号公報
【0003】
近年、多様な生態系の形成にとって重要なサンゴ礁は、埋め立て等による浅海域の消失、農地開発や道路整備等の陸上の開発行為による環境状態の悪化等により、その分布が脅かされている。このような現状の下、貴重な自然環境を後世に残すべきとの世論が強く、サンゴ礁保護の重要性が高まってきている。
【0004】
沿岸開発による場の競合や海域汚染などの自然環境悪化等により、現状のサンゴ礁がダメージを受け、将来的にその場所にはサンゴ群体が生存できないと判断される場合には、サンゴ群体を他の海域に移すことが検討される。
また、防波堤や空港建設等海洋を利用した各種施設を建設する際、その建設予定地にサンゴ礁が存在すれば、これを他の海域に移すことが検討される。
【0005】
サンゴ礁が生息する地形としては、裾礁、堡礁、環礁、台礁(卓礁)、エプロン礁、離礁(パッチ礁)等があり、代表的なサンゴ生息地である沖縄では、裾礁が発達している。図5に、代表的な裾礁の海底状態を説明するための模式的な斜視図を示す。図5に示されるように、裾礁においては、沿岸から沖に向けて順に、礁池(イノー)を形成する領域Iと、礁嶺(礁原)を形成する領域IIと、礁斜面を形成する領域IIIと、で構成される。
【0006】
礁池とは、沿岸から沖へ数百メートルないし数キロメートル程度の遠浅の海域であり、礁嶺(礁原)と浜とで囲まれた領域Iを言う。礁池では、亜潮間帯付近に海草(藻)帯102が発達し、そこより礁原にかけての海底水平面には、枝状サンゴ類104が群生している。
【0007】
礁嶺(礁原)とは、礁池を囲むように沖方縁端で一旦水深が浅くなった領域IIを言う。礁嶺は、小潮時でも干出するところが多く、その沖方端部の礁縁部に続いている。
礁斜面とは、上記礁縁部から沖方で急激に水深が深くなっていく海底の斜面を言う。当該礁斜面は、その先端が根状に細分化されていたり、深い亀裂を伴ったりした岩盤状で、サンゴ群体の生息被度が高い場合が多い。
その他、内湾的な所には、ところどころに離礁(パッチ礁)が発達し、沖合部には台礁が発達し、それぞれ好漁場となっている。
【0008】
既述の裾礁における礁斜面では、凹凸が大きく、しかも全体として傾斜のある海底面を着生基盤としてサンゴ群体が生育しているのに対して、既述の裾礁における礁池や、離礁および台礁では、比較的平坦な海底面を着生基盤としてサンゴ群体が生育している。
【0009】
サンゴを他の海域に移すには、まず、サンゴの移植が行われている(例えば、特許文献1参照)。サンゴの移植とは、ミドリイシサンゴ等の樹状のサンゴの場合に適用可能な方法であり、天然に分布するサンゴの枝の先端部から数cmを切断し、移植すべき海域の石やブロック等の着生基盤に、水中ボンド等で固定する方法である。当該方法は、比較的容易でかつ確実な方法ではあるが、ダイバーによる移植であるため、多くの移植は困難であり、また不経済である。さらに、比較的確実な方法であるとはいっても、その着生率は10%程度にしかならない。また、サンゴの移植による方法では、樹状のサンゴを切り出して移植する方法であることから、自然のまま、ある程度の面積ごと移している状態とはなっていない。
【0010】
これに対し、サンゴをある程度の大きさの群体として他の海域に移す方法が検討されており、水中バックホーでサンゴの基盤を破壊したりしているが、所期の目的を達成するまでには至っていない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
既述の裾礁における礁斜面においては、その海底面における凹凸状態や傾斜を利用して、着生基盤であるサンゴが着生した岩を、海底から重機等により砕くことにより、あるいは高圧水流により当該着生基盤ごと切り出す作業を行うことができる。これに対して、既述の裾礁における礁池や、離礁および台礁では、海底面が比較的平坦であるため、切り出す際のきっかけが少なく、着生基盤であるサンゴが着生した岩を鉛直方向に切り込むことはできても、水平方向に切り取ることは困難であった。
【0012】
特に、礁池においては、護岸整備等の事情から、防波堤を設置したり、その他各種施設を建造するための仮設道路を設置したりする際に、その防波堤ないし仮設道路が設置される場所およびその周辺のサンゴ礁を移設したい場合があり、かかる場合において大掛かりな切り出し作業を伴うことなく、簡単な作業でサンゴ礁の一部を切り出すことが望まれる。このとき勿論、できるだけサンゴ礁自体を傷付けることなく、ストレス等も与えないことが望まれる。
【0013】
したがって、本発明の目的は、裾礁における礁池や、離礁および台礁等、比較的平坦な海底に存在するサンゴ礁について、極めて簡単な作業で、サンゴ礁の一部を着生基盤ごと切り出すことが可能なサンゴ礁の切り出し方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決しようとする手段】
サンゴ礁の根幹を成す海底地層として有名な琉球石灰岩層は、内部に多くの空洞を持つ石灰岩層と細かい砂からなる砂層とが略水平に交互に層形成している場合が多く見られ、しかも、水平に砂層が形成されていることが多い。そこで、本発明者は、この砂層に着目し、これを利用することで水平方向への切り取りが容易になることを見出して、本発明に想到するに至った。
【0015】
すなわち本発明は、その海底地層中に少なくとも、略水平(良好に切り出すことができる程度に傾斜した状態を含む)に形成された砂層を含む海域に存在するサンゴ礁について、そのサンゴ礁の一部を、前記砂層を利用して、着生基盤ごと切り出すことを特徴とするサンゴ礁の切り出し方法である。
【0016】
本発明によれば、サンゴ礁の一部を着生基盤ごと切り出す際に、水平方向の境界として砂層を利用しているため、容易に地切りすることができる。したがって、その海底地層中に少なくとも砂層を含む海域に存在するサンゴ礁については、これを移設しようとする際、本発明のサンゴ礁の切り出し方法は極めて有効である。
【0017】
実際の作業では、ボーリング調査やためし掘りにより予め砂層の存在を確認すればよい。このとき、砂層の深さも併せて確認することができる。
本発明で切り出す際の砂層の深さとしては、切り出そうとする部位の周辺の状況からの作業条件、および、切り出し部の重量が過大にならないこと等の条件から、適宜判断すればよい。
【0018】
礁池では、砂質の海底に孤立したサンゴ礁が転石状に存在している場合が多い。この転石状に存在するサンゴ礁について、その海底地層に砂層が含まれ、しかも砂層の端部のほとんどが海底表面に露出している場合には、特に切り込み等の特別の操作を施すことなく、そのまま砂層の部分を境界にしてその上の石灰岩層を持ち上げれば、容易に地切りされ、サンゴ礁の着生基盤を全体として切り出すことができる。
【0019】
しかし、このように何ら特別の操作を施すことなく、そのままサンゴ礁の着生基盤を切り出すことができるのは稀であり、礁池や離礁等の場所にかかわらず、砂層の端部が海底表面に露出していなければ、本発明のサンゴ礁の切り出し方法には、前記サンゴ礁が存在する海底面から前記砂層までを鉛直方向に切り込む工程を含むことが望まれる。勿論、砂層の端部が海底表面に露出している部分が少しでもあれば、当該箇所については、鉛直方向への切り込みは必須ではない。結果として、切り出そうとする着生基盤の領域を取り囲むように、砂層が、「上記鉛直方向に切り込む工程による切り込みを経由して」あるいは「端部が直接」、海底表面に露出している状態を確保することで、前記砂層で地切りすることができ、前記着生基盤ごと切り出すことが可能となる。
【0020】
上記鉛直方向に切り込む工程による切り込みの方向は、正確に鉛直方向であることは要求されない。必要に応じて、斜め方向に角度を設けて切り込んでも何ら問題なく、その場合も本発明に言う「鉛直方向に切り込む」の概念に含めるものとする。勿論、使用する重機等切り込みを入れる一般的な手法、機材は大抵、比較的正確に鉛直方向に切り込むのに適したものが多い。
【0021】
上記鉛直方向に切り込む工程による具体的な切り込み方法としては、例えば、ドリルや、穿孔するための工具を取り付けたバックホーを用いて、鉛直方向への複数の孔を、相互に近接させてないしは重ね合わせて、連続的に穿孔する方法が良好である。
【0022】
本発明のサンゴ礁の切り出し方法は、サンゴ礁が生育する海域に、防波堤を設ける等海洋構造物を設置することが求められる場合に、あるいはサンゴ礁が生育する海域の自然環境悪化等により、サンゴ礁を他の海域に移設することが求められる場合に、極めて有用である。本発明のサンゴ礁の切り出し方法により、サンゴ礁を、生育状態のまま着生基盤ごと切り出し、これを他の海域に移設すれば、貴重なサンゴ礁を自然のまま維持することができる。また、所定の大きさ(かなりの大きさ、例えば、4m角くらい)で切り出し、移設することができるので、複数のサンゴ種が存在している場合に、その状態で移設先に再生することができる。
【0023】
本発明のサンゴ礁の切り出し方法における切り出す対象は、既述の如く礁池や離礁および台礁を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。その他、堡礁、環礁、エプロン礁等、各種地形において、特に平坦な海底地形に生息するさんご礁に対して適用することが好ましい。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、好ましい実施形態を挙げて説明する。
図1は、本発明のサンゴ礁の切り出し方法による移設前の海底の状態を模式的に示す模式断面図であり、一例として琉球石灰岩層を構成する岩盤の表面にサンゴ群体が形成されている状態が示されている。
【0025】
図1において、12aは、最表面の石灰岩層であり、採取対象となるサンゴ礁の一部であるサンゴ群体10が形成されている。この海域の海底地層は、図1に示すように石灰岩層12aの下層として砂層14が、その下層として石灰岩層12bがそれぞれ略水平に形成されており、さらにその下層へと層が形成されている(不図示)。
【0026】
本発明は、このように海底地層中に少なくとも、略水平に形成された砂層14を含む海域に存在するサンゴ礁のサンゴ群体10を、砂層14を境界(図1中の直線X)として利用して、その着生基盤となる石灰岩層12aごと切り出す(矢印A)ことを特徴とするものである。
【0027】
図1においては、海底の一部の領域のみを抜き出しているが、通常、その周囲(図1で言えば、その左右、前後)にも海底地層が続いており、サンゴ群体10とともに、着生基盤となる石灰岩層12aを切り出すには、サンゴ群体10が存在する海底面から砂層14までを鉛直方向に切り込む工程を含むことが必要となる。しかし、図1に示される状態のまま転石状に存在しているのであれば、そのまま砂層14の部分を境界にしてその上の石灰岩層12aを持ち上げれば、容易に地切りされ、サンゴ群体10の着生基盤となる石灰岩層12aを全体として切り出すことができる。
【0028】
次に、前記鉛直方向に切り込む工程について説明する。図2は、当該工程の操作により、サンゴ礁が存在する海底面から砂層までを鉛直方向に切り込んだ状態を示している。図2において、石灰岩層12a,12b、および砂層14は、図1と同様のものであるが、これらを含む海底地層は、前後左右方向に続いている。海底の表面の矢印B−B’間の領域(海域)に存在するサンゴ群体10を切り出すためには、矢印Bおよび矢印B’の位置で、鉛直方向に切り込みを入れる必要があり、図2においては、当該切り込みとしてのピット16,16’が設けられている。
【0029】
上記ピット16,16’を設けるにはいくつかの手法が考えられるが、本発明に好ましい「鉛直方向への複数の孔を、相互に近接させてないしは重ね合わせて、連続的に穿孔する方法」(以下、「穿孔法」という。)について説明する。図3は、穿孔法により複数の孔18が穿孔され、それが繋がってピット16が設けられた状態を示す、図2の海底の平面図である。孔18は、サンゴ群体10を取り囲むように矩形状に、相互に接触させて連続的に穿孔されている。
この複数の孔18を穿孔するには、重機などにより孔18を一つ一つ順次穿孔すればよい。
【0030】
個々の孔18の穿孔には、ドリルやスクリューカッター等公知の機材を用いることができる。孔18の大きさは、大きすぎると、穿孔により崩壊させる面積が大きくなり、サンゴ群体に影響を与えてしまう可能性があるが、あまりに小さいと、後述する地切りが困難となる可能性がある。そのため、サンゴ群体の状態、岩盤の強度、砂層までの深さ、作業効率等を総合的に勘案して最適の大きさを適宜選択すればよい。
【0031】
穿孔法により海底面に切り込みを入れる具体的な方法について、その一例を説明する。
まず、採取対象となるサンゴ礁の群体が生息する海域近傍まで、海洋に仮設道路(仮設桟橋)を敷設する。順次延伸させるように防波堤を設置する場合には、建設中の、途中まで延伸した防波堤や、完成した防波堤自身が、当該仮設道路の代わりとなり得るため、特別に仮設道路を敷設する必要は無い。
【0032】
図4は、採取対象となるサンゴ礁の群体が生息する海域近傍まで、海洋に仮設道路を敷設して、重機を用いて切り出す様子を示す断面図である。図4に示されるように、採取対象となるサンゴ群体10の近傍まで、海洋に仮設桟橋(仮設道路)22が敷設される。
【0033】
バックホー等の重機車両20を走行させて、仮設桟橋22の縁端に停車させる。重機車両20に代えて、現場設置型の重機を採用しても勿論構わない。バックホーは、そのアームの先端に通常ショベルが取り付けられているが、本例において重機車両20のアームの先端には、直下方向への推進装置24に支持されたドリル26が取り付けられている。
【0034】
そして、推進装置24を稼動させて、ドリル26を直下方向に推進させて、海底地層の石灰岩層12aを穿孔する。この穿孔を複数回繰り返すことで、図3に示す如く、サンゴ群体10の周りを取り囲むように複数の孔18が穿孔され、それが繋がってピット16が設けられる。このようにして、砂層14を境界として地切りすることが容易な状態となる。
【0035】
切り込み方法としては、以上説明した穿孔法に限定されるものではなく、その全部または一部が他の方法により置き換えられても構わない。他の方法としては、高圧水流を利用する方法やワイヤーソーを用いる方法が挙げられる。高圧水流を利用する方法は、その水流によりサンゴにダメージを与えてしまうことが無いよう、できるだけ水圧を低くして用いることが好ましい。これら他の方法としては、特に制限なく、従来公知の手法ないし条件で行うことができる。
【0036】
以上の鉛直方向に切り込む工程での、切り込みの深さとしては、海底面から砂層まで達するようにすればよい。実際の作業では、既述の如く、ボーリング調査やためし掘りにより予め砂層の深さの当たりをつけておき、本作業でその深さまで切り込みを行えばよい。
【0037】
以上説明した鉛直方向に切り込む工程までの作業完了状態では、石灰岩層12aは、海底と切り離されてはいるものの、実際には海底に乗っかって、その自重により接地した状態となっている。したがって、地切りするために持ち上げることで、切り出しが行われる。
【0038】
石灰岩層12aを持ち上げる方法としては、特に制限されず従来公知の如何なる方法を採用しても構わないが、例えば、石灰岩層12aの底面の四隅近傍に引っ掛け具を引っ掛けて、これをワイヤー等により引き上げる方法や、石灰岩層12aの重心位置に吊り具埋め込み用の穴を開け、これに吊り具を埋め込んで、モルタルなどの充填剤で固定し、さらにこれをワイヤー等により引き上げる方法等が挙げられる。
【0039】
このようにして切り出されたサンゴ群体10が付着した石灰岩層12aを含むサンゴ礁の一部は、通常、移設先へ運搬されて設置される。移設先までの運搬や移設先での設置の方法としては、本発明において特に制限はなく、いずれも従来公知の方法を適宜選択して採用することができる。例えば運搬方法を例に挙げると、切り出されたサンゴ礁の一部を海面下に水没させた状態のまま運搬船等により曳航したり、海水が収容された水槽に、切り出されたサンゴ礁の一部を入れた状態で運搬等する方法等が挙げられる。
【0040】
以上、本発明のサンゴ礁の切り出し方法について、図面を挙げて具体的に説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、本発明の構成を具備する限り、当業者は公知の知見を適用、差し替え、付加することができる。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、裾礁における礁池や、離礁および台礁等、比較的平坦な海底に存在するサンゴ礁について、極めて簡単な作業で、サンゴ礁の一部を着生基盤ごと切り出すことが可能なサンゴ群体の切り出し方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサンゴ礁の切り出し方法による移設前の海底の状態を模式的に示す模式断面図である。
【図2】鉛直方向に切り込む工程の操作により、サンゴ群体が存在する海底面から砂層までを鉛直方向に切り込んだ状態を示す模式断面図である。
【図3】穿孔法により複数の孔が穿孔され、それが繋がってピットが設けられた状態を示す、図2の海底の平面図である。
【図4】採取対象となるサンゴ礁の群体が生息する海域近傍まで、海洋に仮設道路を敷設して、重機を用いて切り出す様子を示す断面図である。
【図5】代表的な裾礁の海底状態を説明するための模式的な斜視図である。
【符号の説明】
10 サンゴ群体(サンゴ礁の一部)
12a,12b 石灰岩層
14 砂層
16,16’ ピット(切り込み)
18 孔
20 重機車両
22 仮設桟橋(仮設道路)
24 推進装置
26 ドリル
102 海草(藻)帯
104 枝状サンゴ類
【出願人】 【識別番号】000229243
【氏名又は名称】株式会社テトラ
【住所又は居所】東京都港区三田三丁目11番34号
【出願日】 平成15年4月24日(2003.4.24)
【代理人】 【識別番号】100082739
【弁理士】
【氏名又は名称】成瀬 勝夫

【識別番号】100087343
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 智廣

【識別番号】100110733
【弁理士】
【氏名又は名称】鳥野 正司

【公開番号】 特開2004−321076(P2004−321076A)
【公開日】 平成16年11月18日(2004.11.18)
【出願番号】 特願2003−120299(P2003−120299)