トップ :: A 生活必需品 :: A01 農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業




【発明の名称】 ビニールハウスの雨水集水装置
【発明者】 【氏名】山田 正夫
【住所又は居所】長野県小県郡東部町加沢1440番地22 有限会社 朝日工務店内

【要約】 【課題】ビニールハウスからも住宅の屋根の軒樋と同じように雨水を集水できる装置を提供する。

【解決手段】ビニールハウスの覆いシート11の上に降った雨を、ビニールハウスの構造パイプ10に覆いシート11の上から集水樋2の支持具1を固定し、そこに取り付けた集水樋2へ導水シート3を介して集水することにより、住宅の屋根の軒樋と同じように雨水を効率よく集水することを特徴とする装置である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
パイプ構造のビニールハウスを構成する構造パイプ10に、該ビニールハウスの覆いシート11の上から、集水樋2の支持具1の構成部品である、前記構造パイプ10をはさむ締め付け板1b、締め付けネジ1c及び、樋受け1dを、前記構造パイプ10の複数に固定し、前記集水樋2を前記樋受け1dに設置し、前記覆いシート11に導水シート3の導水シート上流部3aを貼り合わせ、導水シート下流部3bを前記集水樋2の内側に接続して一体化させたビニールハウスの雨水集水装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パイプ構造のビニールハウスからの集水樋を用いた雨水集水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的なパイプ構造のビニールハウスに降った雨水を、積極的に集水して利用するという方法は、まだ一般的ではない。新設のビニールハウス以上に、既設のビニールハウスにおいての雨水の集水については、より難しい。カマボコ型の屋根が2列以上並置されて形成されるビニールハウスにおいての樋については、特許3137756によって開示されている。又、ビニールハウスの両端に溝を掘り、雨水を集水する方法については、特開平11−324030によって開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ビニールハウスからも、住宅の屋根と同じように雨水を集水して、農作物の潅水に利用したいという課題。
【0004】
土地の有効利用のためにビニールハウスを移動したり、ビニールハウスの修繕のために覆いシートや、構造パイプを取替えたりする場合等に、雨水集水装置は設置、移動及び撤去が簡単にできる構造が必要となるといった課題。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を達成するために、住宅の屋根の軒樋のようにビニールハウスに集水樋を設置した。すなわち、ビニールハウスの構造パイプに集水樋の支持具を取り付け、そこに集水樋を設置することで、降雨時の雨水を効率よく集水することができるようになった。
【0006】
また、集水樋の支持具は、ビニールハウスの構造パイプを覆いシートの上からはさみ込むようにして固定し、そこに集水樋を設置し、又、移動、撤去する時は、支持具を緩めて取り外す。この方法により、簡単に着脱できるようになった。
【0007】
【発明実施の形態】
図1、図2を説明すると、ビニールハウスの覆いシート11の上に降った雨を、ビニールハウスの構造パイプ10に覆いシート11の上から集水樋2の支持具1を固定し、そこに取り付けた集水樋2へ、導水シート3を介して集水し、流出管4へ流出させる。
【0008】
図3、図4を説明すると、集水樋2を取り付けるための支持具1を構造パイプ10に覆いシート11の上から締め付け固定するために構造パイプ10をはさみ込むように設置し、その支持具1の両面から締め付けネジ1cの先端に締め付け板1bを配し、締め付けネジ1cを締め付けることによって支持具1を固定し、樋受け1dに集水樋2を設置することができる。
【0009】
図5を説明すると、覆いシート11に降った雨水を集水樋2の内側に流入させるために、導水シート3の上流部3aを覆いシート11に貼り合わせ、導水シート3の下流部3bは、集水樋2の内側に接続することにより雨水を集水樋2に集水することができる。
【0010】
【発明の効果】
以上説明したビニールハウスの雨水集水装置により、表面積の大きなビニールハウスのため、降雨時に多量の雨水を集水することが可能になり、又、少雨の時も無駄なく集水することができるので、雨水を有効に活用できる。又、集水装置を簡単に着脱できるので、ビニールハウスの移動や修繕時にも対応できる。
新設のビニールハウスのみならず、既設のビニールハウスにも簡単に取り付けが可能なので、多くのビニールハウスで利用することにより、多量の雨水の有効利用ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ビニールハウスに雨水集水装置を設置した外観図
【図2】ビニールハウスに雨水集水装置を設置した断面図
【図3】集水樋の支持具を設置した状態の側面図
【図4】集水樋の支持具を設置した状態の断面図
【図5】雨水を集水樋に集水する構造を示す側面図
【符号の説明】
1. 支持具
1b. 締め付け板
1c. 締め付けネジ
1d. 樋受け
2. 集水樋
3. 導水シート
3a. 導水シート上流部
3b. 導水シート下流部
4. 流出管
10. 構造パイプ
11. 覆いシート
【出願人】 【識別番号】302004492
【氏名又は名称】有限会社 朝日工務店
【住所又は居所】長野県小県郡東部町大字加沢1440番地22
【出願日】 平成15年4月13日(2003.4.13)
【代理人】
【公開番号】 特開2004−313142(P2004−313142A)
【公開日】 平成16年11月11日(2004.11.11)
【出願番号】 特願2003−141195(P2003−141195)