| 【発明の名称】 |
キノコ用培地及びキノコ栽培法 |
| 【発明者】 |
【氏名】菅原 進
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| 【要約】 |
【課題】栽培日数の短縮を可能としたキノコ用培地及びそれを使用したキノコ栽培法を提供すること。
【解決手段】オガクズに段ボール砕片を配合したキノコ用培地を使用してキノコを人工栽培する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 キノコの人工栽培に使用する培地であって、オガクズに段ボール砕片を配合したことを特徴とするキノコ用培地。 【請求項2】 前記オガクズは、針葉樹オガクズ、広葉樹オガクズのうちの少なくとも一種類のものであることを特徴とする請求項1記載のキノコ用培地。 【請求項3】 前記段ボール砕片は、短辺長が2mm〜3mm、長辺長が10〜50mmの長方形状の砕片であることを特徴とする請求項1又は2記載のキノコ用培地。 【請求項4】 前記オガクズに混入する段ボール砕片の割合は、容積比で10%〜80%であることを特徴とする請求項1〜3記載の何れかの1つのキノコ用培地。 【請求項5】 請求項1〜4記載の何れかのキノコ用培地に栄養源を添加し、所定の水分調整を行ってキノコを栽培することを特徴とするキノコ栽培法。 【請求項6】 前記水分調整により培地の含水率を60〜70%とすることを特徴とする請求項5記載のキノコ栽培法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】 本発明は、キノコの人工栽培に使用する培地及びキノコ栽培法に係り、更に詳しくは、特に栽培日数の短縮を可能としたキノコ用培地及びそれを使用したキノコ栽培法に関する。 【0002】 【従来の技術】 近年、種々改良された培地を使用して、ヒラタケ、エノキタケ、ナメコ、マイタケ等のキノコを人工栽培する方法が考案され、1年を通して、これらのキノコを栽培できるようになってきた。これらの培地には、概ねオガクズを主原料として、このオガクズに米ヌカ等の栄養源を配合したものが使用されている。しかし、主原料のオガクズは、森林資源の減少に伴なって、次第に品薄気味になると共にそのコストが高騰し、今後もこのまま安定した供給が継続されるか否かが懸念されている。特に、コナラ、クヌギ、ブナなどの広葉樹のオガクズは、供給量が不足してコスト高となっており、うちブナは伐採禁止が検討されている。また、スギなどの針葉樹のオガクズは、多量に存在して入手が簡単であるが、キノコ栽培に有害な物質、例えばタンニン等を含んでいることから、数ヶ月間水に晒して有害物質を除去してからでないと使用できないという課題を有している。 【0003】 一方でまた、培地を用いた人工キノコ栽培法は、栽培期間が長く掛かり、品質も不揃いで高品質のものを安定して栽培することが非常に難しく、しかも手間も掛かる等の多くの課題を抱えている。この状況から、主原料のオガクズに代わる資材の探求及び栽培期間を短縮化して、さらに高品質キノコの栽培が可能な培地及びキノコ栽培法の開発が様々な角度から研究され、その結果が特許文献等でも多く紹介されている。 【0004】 例えば、生産効率の向上を目指してキノコの育成期間の短縮及び収穫量の増加を図るために、スラグを培地として使用したキノコ栽培法(下記、特許文献1参照)、オガクズに抗菌剤を混合した培地を使用して、収穫量の増量を可能とした栽培法(下記、特許文献2参照)、培地の栄養源を豊かにしてキノコの生育の促進且つ増殖を図るために、フスマ、コーンスターチ、オガクズのうち少なくとも1種以上を必須成分として、さらに亜鉛、銅、クロム、ヨウ素、コバルト、セレン、マンガン、モリブテン等の各種微量ミネラルのうち少なくとも1種以上を必須成分として添加した培地(下記、特許文献3参照)、また、オガクズにビール粕の粗粒子画分を配合した培地(下記、特許文献4参照)等がそれぞれ知られている。 【0005】 更に、画期的な試みとして、オガクズに代えて段ボールを使用してキノコ栽培に成功したことが新聞で報じられている。(下記非特許文献1、2参照)。下記非特許文献1に掲載された培地は、オガクズに代えて細かく粉砕した段ボールに、直径5mmのガラスビーズを混入したものである。この記事では、ガラスビーズを使用することにより、ガラスビーズが菌糸を支える材料になり、これに木材成分や園芸用土など保湿性のあるものを加えると、栽培日数、収穫量ともオガクズに劣らないものが出来たことが紹介されている。また、下記非特許文献2に掲載された培地は、段ボールをシュレッダーで2mm角に粉砕し、この段ボール砕片に米ヌカと水を混ぜたもので、この培地を栽培用瓶に入れヒラタケ、タモギタケなどを育てたところ、収穫量、栽培日数とも広葉樹のオガクズと変わらない成果が得られたことが紹介されている。 【0006】 【特許文献1】 特許第2668061号公報(請求項1、図1、2) 【特許文献2】 特許第2767616号公報(請求項1、第2頁) 【特許文献3】 特開2001−120056号公報(請求項1〜2、[0016]〜[0029]) 【特許文献4】 特開平7−170856号(請求項1、表1) 【非特許文献1】 神戸新聞「ガラスビーズでキノコ栽培 甲南大の田中教授が成功」、2001.10.03 【非特許文献2】 毎日新聞「特報・キノコ栽培:段ボールを培地に使い成功 神戸の大学院生」、2000.8.16 【0007】 【発明が解決しようとする課題】 しかし、上記特許文献1〜4に記載された培地及びそれを使用したキノコ栽培法では、特殊な資材を培地として使用したもので、一般の生産者が簡単に入手できるものでなく、しかも安価で安定した供給が受けられるものでもない。また、非特許文献1、2に掲載された段ボール砕片を用いたキノコ栽培法でも、収穫量、栽培日数とも広葉樹のオガクズと同等であって更なる改善が期待されている。 【0008】 これまでナメコ、エノキタケやヒラタケなどの市販キノコの大半は、主原料のオガクズに水と所定の栄養源を加え、プラスチック瓶やポリプロピレイン袋等の容器の中で人工栽培されている。しかし、前述のようにオガクズの質次第で収穫量が左右されるうえ、生産量が増加すればオガクズが不足することも懸念され、早急な代替資材が求められている。一方で、ナメコ、エノキタケ及びヒラタケ等のキノコ菌、すなわち木材腐朽菌は、ヤニを含まない広葉樹のオガクズでしか育たない性質を持っている。しかし、輸入木材、針葉樹及び新聞紙等のパルプ製品は、代替資材として有力視されているが、ヤニ等キノコ栽培に有害な物質を含んでおり、これらのパルプ製品を使用しようとすると、有害物質を除去しなければならず、その除去に時間、コストが掛かりかえって割高になってしまうという課題がある。 【0009】 このような状況から、ある生産者においては、培地原料に適したオガクズの入手ができず、品質の劣るオガクズを使用したために、キノコ発生がムラになり、不均質なものしかできず、経営危機に遭遇している生産者もあると言われている。また、オガクズに代えて段ボール砕片を培地とする試みもなされているが、オガクズと同等の栽培日数及び収穫量しか見込めない状況にあり、実用化には更なる改善が必須となっている。また一方で、キノコ人工栽培の生産者においては、近年、低コストで且つ安定した供給が受けられる資材により、栽培期間の短縮化及び収穫量の増加を可能とする培地の出現が希求されている。 【0010】 このような状況を背景に、本発明者は、長年、キノコの人工栽培の開発に携わり、上記の課題解決を探求してきた。その結果、木材腐朽菌に最適な培地の条件として、少なくとも以下の要件を備えていなければならないこと突き止めた。すなわち、 (イ)瓶詰め等がなされ高密度の状態であっても高い空隙率を保持できること。(ロ)酸素が欠乏しないこと。 (ハ)適量の栄養源を保有していること。 (ニ)長期間所定の含水率を保持できること。 (ホ)有害物質を含んでいないこと。 【0011】 そこで、本発明者は、オガクズを主原料として、これに如何なる資材をどのような割合で配合すれば、上記の要件を具備する培地を作りだすことができるかを探求してきたところ、最も身近に豊富に存在している段ボールが最適な資材であることに到達した。この段ボールは、以下の特質を有している。すなわち (i)所定の空隙を有している。 段ボールの構造は周知であるが、一般的な段ボールは、図3に示すように表の紙11と中芯13と裏の紙12とからなり、中芯13を波状に成型して、この波状に成型した段(フルートとも言う)14a、14bの表裏にそれぞれ表の紙及び裏の紙を接着剤で貼り合わせた構造を有している。そして、この段ボールは、表裏紙と中芯とを組み合わせることによって、種々のタイプ、例えば片面段ボール、両面段ボール、複両面段ボール、複々両面段ボール等が存在するが、何れの段ボールにも共通することは、表裏紙の間に波状に成型した中芯が存在し、その間に所定の空隙15が形成されていることである。そして、この空隙15は、段ボールを裁断し、瓶詰め等しても維持される性質を有している。 【0012】 (ii)厚紙で形成されている。 段ボールの原料は、パルプであるが、段ボールを構成する表裏紙及び中芯には、概ね厚紙が使用されている。したがって、この厚紙は、水分を吸収すると、所定期間この水分を保持する性質を備えている。 【0013】 (iii)有害物質を含んでいない。 段ボールは、木材を原料にして厳しい品質工程を経て製造されている。しかも、段ボールの製造工程で使用されている接着剤は、主にコーンスターチが用いられている。このコーンスターチは、トウモロコシから作られているので、人体に対して有害なものでなく、しかも、キノコ栽培では栄養源として利用できる。したがって、この種の栄養源は、接着剤に含まれているものでも賄えるので追加補給の必要性がなくなる。 【0014】 段ボールは上記の特質を有していることから、段ボールは、上記の木材腐朽菌に最適な培地の条件(イ)〜(ホ)を全て備えていることになる。すなわち、高い空隙率を保持し且つ酸素の欠乏がないこと(上記(イ)、(ロ))は、段ボールの特質の上記(i)に、また、有害物質を含まず、適量の栄養源を保有していること(上記(ハ)、(ホ))は、上記(iii)に、更に、長期間所定の含水率を保持できること(上記(ニ))は、上記(ii)にそれぞれ当てはまり、段ボールは木材腐朽菌に最適な培地条件を全て備えている。 【0015】 また、段ボールは、現在、安価で簡単に入手でき安定した供給が受けられる資材である。すなわち、段ボールは、一般に段ボール箱等として身近に多く存在している。そして、使用済みの段ボール箱等は、大方、回収されてリサイクルされているが、焼却等されているものも多量に存在している。また、段ボールを用い最終製品を製作する過程でも大量のクズが発生しており、これらも上記のように回収或いは廃棄処分されており、これらを培地資材として利用できれば、身近に豊富に存在することから入手が簡単で安定した供給が受けられる。しかも、上記使用済の段ボール箱或いはクズは、回収費程度で入手できるので、極めて安価である。更に、この安定供給は、将来も継続されることが予測される。 【0016】 そこで、発明者は、上記の解析から身近に多く存在しパルプ製品として低コストで安定した入手が見込める段ボール廃材を所定の大きさに裁断し、裁断した段ボール砕片をオガクズに所定の割合で配合することによって、従来のオガクズや段ボール砕片をそれぞれ単独で使用した培地と比較して、収穫量の増加と栽培日数を大幅に低減できることを見出し、本発明を完成するに至ったのである。 【0017】 すなわち、本発明の目的は、収穫量の増加と栽培の日数を短縮できる培地及びその培地を使用したキノコ栽培法を提供することにある。 【0018】 【課題を解決するための手段】 本発明の上記目的は以下の構成により達成できる。すなわち本発明の第1の態様によれば、キノコの人工栽培に使用する培地であって、オガクズに段ボール砕片を配合したキノコ用培地が提供される。係る本発明のキノコ培地を使用すれば、従来例のオガクズや段ボール砕片をそれぞれ単独で使用した培地を用いてキノコを栽培した場合と比較すると、従来例の結果からは全く予測できないほどの収量の増加と栽培日数の短縮を達成することができるようになる。 【0019】 係る態様においては、前記オガクズとして、針葉樹オガクズ、広葉樹オガクズのうちの少なくとも一種類からなるものを使用し得る。針葉樹オガクズは供給量が多いが、キノコ栽培に不適当な成分を含んでいる場合もあるので、広葉樹オガクズの方が好ましい。 【0020】 係る態様においては、前記段ボール砕片は、短辺長が2mm〜3mm、長辺長が10〜50mmの長方形状の砕片であることが好ましい。この程度の大きさであると、含水率、空隙率が最適になり、キノコの菌糸の発育が良好となる。長辺長が50mmを越えて長くなると培養瓶ないしは培養ボトル中に充填しにくくなって空隙率が大きくなりすぎるようになり、逆に長辺長が10mmに達しないと逆に密に充填されがちになり、かえって空隙率が少なくなるので好ましくない。 短辺長が2mmに達しないと段ボール砕片がバラバラになってしまうので、段ボール砕片としての効果を期待し難くなる。また、短辺長が3mmを越えると変形し難くなるので空隙率が大きくなり過ぎるので好ましくない。 【0021】 係る態様においては、前記オガクズに混入する段ボール砕片の割合は、容積比で10%〜80%であることが好ましい。段ボール砕片の割合が80%を越えるとオガクズを添加しないものと同様の効果しか得られず、また、段ボールの割合が20%未満であるとオガクズのみを用いた場合と同様の効果しか得られなくなる。より好ましい範囲は体積比で段ボール砕片の割合が20%〜30%である。 【0022】 更に、本発明の別の態様によれば、前記のキノコ用培地に栄養源を添加し、所定の水分調整を行ってキノコを栽培することを特徴とするキノコ栽培法が提供される。係る方法によれば、従来例のオガクズや段ボール砕片をそれぞれ単独で使用した培地を用いてキノコを栽培した場合と比較すると、従来例の結果からは全く予測できないほどの収量の増加と栽培日数の短縮を達成することができるようになる。係る態様においては、前記水分調整により培地の含水率を60〜70%とすることが好ましい。この範囲であればキノコの発生が良好となる。 【0023】 【発明の実施の形態】 以下、本発明のキノコ用培地及びこの培地を使用したキノコ栽培法の好適な実施の形態を説明する。本発明の培地は、オガクズを主原料にして、このオガクズに所定大きさの段ボール砕片と栄養源を所定の割合で混合したものである。主原料のオガクズは、コナラ、ブナノキ、クマシデ等の広葉樹を粉砕したものを使用する。なお、針葉樹のオガクズも使用可能である。 【0024】 段ボール砕片10aは、図2に示したように、段ボール10(図3参照)から所定の大きさのチップ状に裁断されたものからなる。このチップ状に裁断された砕片10aは、裁断されても、中芯13aの段14a、14bが表の紙11a及び裏の紙12bで接着された原型を保っている。砕片10aの大きさは、短辺長が2〜3mm、長辺長が10〜50mmに裁断されたものを使用する。この砕片は3mm×16mm程度のものが好ましい。 【0025】 なお、栄養源には、フスマ、米ヌカ等通常のキノコ栽培に使用されているものを用いた。培地の調製は、主原料のオガクズと段ボール砕片とを上述の割合で混合すると共に、上記の栄養源を添加して作製する。培地の含水率は、水を加えて60〜70%に調整する。この値は58〜67%が好ましい。 【0026】 (実施例) 以下、本発明のキノコ栽培法を実施例により詳述する。図1は、ナメコの人工栽培法を示す工程図である。以下、この工程図に従って、各工程を順に詳細に説明する。 【0027】 1.仕込み作業 粉砕機を用いて段ボールを縦幅3mm、横幅16mmの大きさに砕片した。この段ボール砕片を予め準備して置いた広葉樹のオガクズに、体積比でオガクズ8に対して段ボール砕片2の割合で配合し、更に通常の栄養源を添加してミキサーに入れて1時間以上ミキシングした。その後、散水装置から水を散水し、更に1時間30分以上ミキシングした。次いで、ミキシングを終了した培地を複数本のプラスチック瓶に瓶詰めした。(図1 S101)。 【0028】 2.高圧殺菌工程 瓶詰めが終わった瓶を高圧殺菌釜へ移し、温度を約102℃にして1時間、更に温度を120℃にして45分間を掛けて殺菌した。(S102)。 3.放冷工程 殺菌が終了した瓶を放冷室に移し、ほぼ20時間掛けて冷却した。(S103)。 4.接種工程 自動接種機を用いて個々の瓶に種菌の植付けを行い、接種を終わった瓶を初期培養室へ移動し培養を開始した。(S104)。 5.培養・熟成工程 温度17〜20℃、湿度75〜90%の培養室にて培養及び熟成を行った。必要な培養・熟成日数は、ロットにより異なるが、最短で17日、長くても23日、平均20日であった。(S105)。 【0029】 6.発生工程 熟成室で熟成させた瓶を瓶のキャップを取り外して発生室へ搬入し、16℃の発生室にて加湿しながらナメコの成長を行わせた。成長したナメコの採取までの日数は、ロットにより異なるが、最短13日、最長で15日、平均14日であった。(S106)。 7.包装工程 発生したナメコを足切りし、大きさ別に選別し、選別したものを所定量(例えば100g)毎に包装して製品を完成した。(S107)。 8.掻出し工程 ナメコの収穫を終了した瓶は、瓶から培地を掻出し、瓶の再生利用の準備を開始した。 【0030】 なお、ナメコの収穫は、瓶の口元に発生したナメコを刈り取ることにより行われる。培地が良好な場合には、この刈り取り後、再び瓶を発生室に戻し、前述の高湿度と所定温度に保つと、再びナメコが発生する。この場合、2回目の刈り取りができ、同じ培地から採れる収穫量は約2倍になる。従来でも、培地の状態が良いと、この2回目の刈り取りが可能であったが、本発明に係る培地では、2回目の刈り取りはもちろんのこと、多くの場合、3回目の刈り取りまでが可能であった。この2回目、3回目の発生については、培養・熟成行程を省略できるので、単位収穫量に対する作業時間は大幅に改善される。 【0031】 なお、培養・熟成日数及び発生(芽出し・育成)日数をオガクズのみを使用した従来例のものとまとめて表示すると、下記表1及び表2に示したとおりである。 【表1】
【表2】
【0032】 表1及び表2に示した結果から明らかなように、本実施例では従来例のオガクズだけの培地を使用して栽培したものと比べて、これまで45日掛かっていた培養・熟成行程が半分以下の平均20日に短縮され、発生日数もこれまでの15〜18日が平均14日に短縮され、しかも、ナメコの収穫量も20%アップを達成できた。 【0033】 なお、本実施例ではナメコを製造する例を示したが、本発明の培地は、ナメコに限定されず他のキノコ、例えば、ヒラタケ、エノキタケ、マイタケ等の培地にも使用できる。 【0034】 【発明の効果】 以上のように、本発明によれば、培養・熟成日数、および発生日数を短縮でき、また、キノコの養分となる接着剤を含む段ボールを混合することにより、同じ培地での2回目、3回目の収穫が可能となり、単位作業時間に対するキノコの収穫量を増加させることができる。更に、本発明の培地は有害成分を含まないので人体に安全なキノコを栽培できるようになる。 【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係るキノコ用培地を用いナメコの人工栽培法を示す工程図である。 【図2】本発明で使用した段ボール砕片を説明する図である。 【図3】一般的な段ボールを説明する図である。 【符号の説明】 10 段ボール 11 表紙 12 裏紙 13 中芯 14a、14b 波状に成形した段(フルート) 15 空隙
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| 【出願人】 |
【識別番号】503133162 【氏名又は名称】有限会社つきだて茸センター
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| 【出願日】 |
平成15年4月9日(2003.4.9) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100093470 【弁理士】 【氏名又は名称】小田 富士雄
【識別番号】100119747 【弁理士】 【氏名又は名称】能美 知康
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| 【公開番号】 |
特開2004−305145(P2004−305145A) |
| 【公開日】 |
平成16年11月4日(2004.11.4) |
| 【出願番号】 |
特願2003−105102(P2003−105102) |
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