| 【発明の名称】 |
植物の栽培装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】吉川 眞男
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| 【要約】 |
【課題】植物生育に欠かせない光エネルギーを葉全体に供給できるようにし,光を効率的に活用し,生育期間を早くし短期間に栽培可能な簡便な装置を提供する.
【解決手段】装置本体20に照明装置1が設けられて,四方の壁面には鏡面材2,3,4,5,さらに天井にも同様の鏡面材6,7が内側に取り付けられ,中の栽培植物に光照射が直接光のみならず,鏡面反射した光も供給され,生育のための空気還流,内部観察又は,養液供給用の窓が設けられている密閉されない簡便な植物栽培装置. |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 天井部の照明装置と,装置四方の内壁,及び内側天井に取付られた鏡と,植物生育のための空気還流,内部観察,及び養液供給用の窓と,床面は開放構造になった密閉されない栽培装置. 【請求項2】 前記床面が植物栽培用プランタの台から構成されている請求項1に記載の栽培装置. 【請求項3】 前記鏡が装置内部に両面鏡面材で仕切板として光反射材が,縦横斜めに設置されている請求項1又は2に記載の栽培装置. 【請求項4】 装置本体が球状,又は柱状を呈し,内面が鏡面仕様で光が反射する構造を有する請求項1又は2に記載の栽培装置. 【請求項5】 天井部に照明装置がなく,装置外からの光を受光するために上部は開放し,装置内部に請求項1乃至請求項4の密閉されない栽培装置.
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【発明の詳細な説明】【001】 【技術分野】本発明は,植物栽培に係り,特に,発芽から光を天井のみならず側面からも供給できる簡便な植物栽培用光供給装置に関するものである. 【背景技術】 【002】一般に,植物は太陽光や人工光によって天方向からの光エネルギーを供給され栽培される.例えばビニールハウス内照明は天井部分に取り付けられるのが一般的である. 【003】しかしながら光を受けて光合成をする葉は,必ずしも全ての自己の葉が光を享受できるとは限らない.自己の葉により,又は隣り合う植物の葉等により,日陰に入ってしまう葉は受ける光エネルギーが制限されてしまうという問題が内在している. 【004】 【解決課題】ここにおいて,本発明は,上述せるごとき事情を背景にしてなされたものであって,その解決課題とするところは,光を効率的に活用し,まんべんなく直接光又は,反射による光を,植物に照射できる簡便な植物栽培用装置を提供することにある. 【005】 【解決手段】そして,本発明にあたっては,かかる課題の解決のために,栽培装置内面に対して,光を反射させるための鏡を配置し,植物の葉一枚一枚にまで光を照射できるようにし,高価な密閉構造ではなく,簡便な開放構造にし必要な空気や養液は外部から容易に供給できるようにしたことを特徴とする植物栽培装置である. 【006】 【発明の実施の形態】以下,本発明をさらに具体的に明らかにするために,本発明に係る植物栽培装置の構成について,図面を参照しつつ,詳細に説明することとする. 【007】 まず,図1には,本発明に従う構造を有する栽培装置の一例が概略的に示されている.装置本体20は天井部に照明装置1を有し,側面には鏡面材2,3,4,5が取り付けられている.さらに天上部にも同鏡面材6,7が設置されている.即ち,かかる装置本体20は,照明光が栽培される植物に,直接光のみならず,四方からの光反射も得られるような構造を持ち,植物8及びプランタ24に被さるように設置されているのである. 【008】 例えば,鏡面がない従来の栽培法では,植物8の葉11は,照明源101(又は102)からの直接光が葉9,及び葉10によってさえぎられ影になってしまう.本発明によると鏡面2(又は鏡面3)により図1に示したように光反射によって葉11にも照明光が入り,一枚一枚の葉の光合成が活性化されるなど植物の生育に好条件を作り出すことが可能になるのである.具体的に鏡による照度の優位性は図3に示すように,このケースでは39%の照度向上が得られている. 【009】 栽培する植物が多い場合は,日陰になる葉も多くなるため,図2に示すように両面が鏡面仕様の仕切板30を挿入することにより,上述した効果を同様に得ることが可能になるのである.この鏡面仕切板は装置の大きさに応じて,縦横又は斜めに組み合わせて使用すれば同様の効果をなし得るのである. 【010】 装置本体20には,生育のための空気還流として図1の窓21と,下側の養液供給用の窓22が設けられている.上部の窓21は内部観察用にも利用できる。図2には床面にプランタ24を載せる台23が設けられている.地上に直接,植物がプランタや植木鉢等で生育されている場合,又は地上で生育されている植物の場合は,図1のように台23は必要なく床面開放とし,装置を所定の植物に上からかぶせて使用することが可能になる.必要に応じ,本装置を外して例えば昼間は太陽光下で,夜は本装置下で生育させるという組合せも可能になる. 【011】 また,栽培装置本体の形状は四角形を例に述べてきたが,特に,これに限定されるものではなく,球状や柱状なども採用可能である. 【012】 その他,一々列挙はしないが,本発明は,当業者の知識に基づいて種々なる変更,修正,改良を加えた態様において実施され得るものであり,また,そのような実施態様が,本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて,何れも,本発明の範囲内に含まれるものであることが,理解されるべきである. 【013】 【発明の効果】 以上の説明より明らかなように,本発明に従う簡便な栽培装置にあっては,空気や養液等を供給する窓を有し,四方に張り巡らされた鏡面によって,光エネルギーが中の植物全体に供給でき,光合成等の植物栽培上の成育をきわめて有利に,かつ短期間に成長せしめる効果を得ることが可能になるのである。 【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に従う照明付栽培装置の一例を示す正面図である. 【図2】図1よりも大きな装置例で,中央に両面が鏡面の仕切板を有する栽培装置正面図である. 【図3】鏡有無の照度比較表 【符号の説明】 1 照明装置 2,3,4,5,6,7 鏡面材 8 植物 9,10,11,12 葉 20 装置本体 21,22 窓 23 台 24 プランタ 30 両側鏡面仕切板 101,102 光源
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| 【出願人】 |
【識別番号】502101098 【氏名又は名称】吉川 眞男
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| 【出願日】 |
平成15年3月31日(2003.3.31) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2004−298171(P2004−298171A) |
| 【公開日】 |
平成16年10月28日(2004.10.28) |
| 【出願番号】 |
特願2003−129618(P2003−129618) |
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