| 【発明の名称】 |
縦格子手摺用植栽装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】中田 政幸
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| 【要約】 |
【課題】手摺の互いに隣接する縦格子状の保護柵の縦格子相互の隙間を植栽によって外観上体裁の良い状態となるように目隠し可能にする。
【解決手段】植裁可能で、手摺Pの縦格子F間に幅員を圧縮させて強制的に挿入配置する栽培容器本体1を形成する。この栽培容器本体1は、手摺Pの下弦材Sを跨ぐようにして載架可能とすべく栽培容器本体1の底面をアーチ状に窪んで形成した二股状の脚部2と、縦格子F間に挟み込んだ栽培容器本体1の上側開口縁部を当該縦格子Fに締結固定すべく左右の上側開口縁部に結束部材16を巻装可能とした締結固定用突起部11とを備える。脚部2間の底面窪み箇所には水抜き孔3を形成し、締結固定用突起部11は、栽培容器本体1の上側開口縁部から立脚した左右一対の起立片12それぞれの上端から開口側を互いに内側に向けて相対峙するように形成したコ字形枠状のフック部13によって形成する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 縦格子状の保護柵を備えた手摺の各縦格子間の隙間が目隠し状態となって植裁が施されるよう縦格子間に圧縮挟持される可撓性部材から成る栽培容器本体と、保護柵下側を横架状に連結させた下弦材を跨るようにして載架可能とすべく栽培容器本体の底面をアーチ状に窪ませて形成した二股状の脚部と、保護柵の各縦格子間に挟まれている栽培容器本体の上側開口縁部を当該縦格子に締結固定すべく左右の上側開口縁部に結束部材を巻装可能とした締結固定用突起部とを備えて成ることを特徴とする縦格子手摺用植栽装置。 【請求項2】 栽培容器本体の脚部間の底面窪み箇所には、栽培容器本体内部の水を排出させる水抜き孔が形成されて成る請求項1記載の縦格子手摺用植栽装置。 【請求項3】 締結固定用突起部は、栽培容器本体の上側開口縁部から立脚した左右一対の起立片それぞれの上端から開口側を互いに内側に向けて相対峙するように形成したコ字形枠状のフック部によって形成されている請求項1または2記載の縦格子手摺用植栽装置。 【請求項4】 互いに隣接し合う二つの栽培容器本体の上側開口縁部相互の内側接合位置における締結固定用突起部同士、および外側離反位置における締結固定用突起部同士をそれぞれ一体連結することにより栽培容器本体を二連に形成して成る請求項1乃至3のいずれか記載の縦格子手摺用植栽装置。 【請求項5】 栽培容器本体の脚部に、縦格子に支持可能にした補助脚を左右で対称的に連結してある請求項1乃至4のいずれかに記載の縦格子手摺用植栽装置。 【請求項6】 栽培容器本体の脚部に、この脚部に嵌り込む枠状の連結枠部に縦格子に支持可能にした補助脚を左右で対称的に連結して成る連結脚体を着脱自在に連結するようにしてある請求項1乃至4のいずれか記載の縦格子手摺用植栽装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】 本発明は、テラス、ベランダ、バルコニー、屋上、階段等の縦格子状に立脚した保護柵を備えた手摺の各縦格子間の隙間を目隠し状態となるよう植裁物を配置するために使用される縦格子手摺用植栽装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】 従来、テラス、ベランダ、バルコニー、屋上、階段等の縦格子状に立脚した保護柵を備えた手摺の各縦格子間の隙間を目隠し状態にするためには、手摺の保護柵を立設してある堰壁の内側に、植木鉢やプランター等の栽培容器を隣接配置したり、手摺自体に目隠し用の簾を掛架させたり等していた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】 しかしながらこのような従来の目隠し方法において、手摺の保護柵を立設してある堰壁の内側において当該保護柵に沿った状態で植木鉢やプランター等の栽培容器を隣接配置させた場合では、テラス、ベランダ、バルコニー、屋上、階段等のスペースが栽培容器によって狭くなってしまう。また手摺自体に目隠し用の簾を掛架させた場合では、当該簾によって堰壁の内側が日陰の状態となるために栽培容器が置けないばかりでなく、外観上からしても非常に不体裁なものとなるという問題点を有していた。 【0004】 そこで本発明は叙上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、例えばテラス、ベランダ、バルコニー、屋上、階段等における縦格子状の保護柵を備えた手摺の互いに隣接する縦格子相互の隙間を、テラス、ベランダ、バルコニー、屋上、階段等自体のスペースを狭くせず、しかも外観上からも体裁の良い状態となるように植栽でもって容易に目隠し状態にすることができるようにした縦格子手摺用植栽装置を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】 上述した課題を解決するため、本発明にあっては、縦格子状の保護柵Qを備えた手摺Pの各縦格子F間の隙間が目隠し状態となって植裁が施されるよう縦格子F間に、幅方向で圧縮挟持される可撓性部材から成る栽培容器本体1と、保護柵Q下側を横架状に連結させた下弦材Sを跨るようにして載架可能とすべく栽培容器本体1の底面をアーチ状に窪ませて形成した二股状の脚部2と、保護柵Qの各縦格子F間に挟まれている栽培容器本体1の上側開口縁部を当該縦格子Fに締結固定すべく左右の上側開口縁部に結束部材14を巻装可能とした締結固定用突起部11とを備えて成るものである。 栽培容器本体1の脚部2間の底面窪み箇所には、栽培容器本体1内部の水を排出させる水抜き孔3が形成されて成るものとできる。 締結固定用突起部11は、栽培容器本体1の上側開口縁部から立脚した左右一対の起立片12それぞれの上端から開口側を互いに内側に向けて相対峙するように形成したコ字形枠状のフック部13によって形成されているものとできる。 互いに隣接し合う二つの栽培容器本体1の上側開口縁部相互の内側接合位置における締結固定用突起部11同士、および外側離反位置における締結固定用突起部11同士をそれぞれ一体連結することにより栽培容器本体1を二連に形成して成るものとできる。 栽培容器本体1の脚部2に、縦格子Fに例えば縛結することで支持可能にした補助脚31を左右で対称的に連結することができ、更には、同様に栽培容器本体1の脚部2に、この脚部2に嵌り込む枠状の連結枠部33に補助脚31を左右で対称的に形成して成る連結脚体30を着脱自在に連結することができる。 【0006】 以上のように構成された本発明に係る縦格子手摺用植栽装置において、可撓性部材から成る栽培容器本体1は、上側開口縁部を略楕円形に圧潰しながら手摺Pの保護柵Qの縦格子F相互間に挟み込まれ、栽培容器本体1底面の二股状の脚部2を保護柵Q下側の下弦材Sに跨がせるようにして載架させることで、栽培容器本体1自体が手摺Pの縦格子FのピッチL間隔に合わせて配置させられる。この栽培容器本体1内に、例えば灌木類、ツタ類、ゴールドクレスト類等を植栽することにより、手摺Pの各縦格子F間の隙間を外観上、体裁の良い状態となるようにして目隠し状態にさせる。 栽培容器本体1の脚部2間の底面窪み箇所に形成した水抜き孔3は、栽培容器本体1内に注いだ水を外部に排水させる。 栽培容器本体1の上側開口縁部における起立片12、フック部13それぞれによって形成されている締結固定用突起部11は、縦格子Fを介して互いに隣接し合う状態でしかもフック部13のコ字形開口側が互いに外側に向けられるようにして配置され、両フック部13に対し保護柵Qと共に結束部材14を巻装させることにより、互いに隣接し合う栽培容器本体1の上側開口縁部同士を保護柵Qに固定させる。 二連に形成した栽培容器本体1は、上側開口縁部相互の内側接合位置における締結固定用突起部11相互間で縦格子Fを挟持させて両フック部13に対し縦格子Fと共に結束部材14を巻装させると共に、上側開口縁部相互の外側離反位置における締結固定用突起部11位のフック部13それぞれを縦格子Fと共に結束部材14を巻装させることにより二連形成の栽培容器本体1を保護柵Qに固定させる。 栽培容器本体1の脚部2に設けられる補助脚31は、縦格子Fのいずれの部位にも縦格子Fと補助脚31とを例えば縛結することで支持でき、保護柵Qの任意の位置に栽培容器本体1を固定配置させ、栽培容器本体1とは別体構造の連結脚体30は脚部2に嵌め合わせることで栽培容器本体1を保護柵Qに対する任位置固定支持構造のものとして実現させる。 【0007】 【発明の実施の形態】 以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明すると、図1乃至図6において示される第1の実施の形態における符号1は、可撓性部材から成る栽培容器本体であり、例えばテラス、ベランダ、バルコニー、屋上、階段等の堰壁上に例えば120mm以下のピッチL間隔で複数の縦格子Fが隣接して成る保護柵Qを備えた手摺Pの各縦格子F間の隙間を目隠し状態となるよう植物を配置するためのものである。 【0008】 尚、具体的な手摺Pの構成としては、図1に示すように、堰壁上において対向配置された支柱Rの上端部にわたって連設横架された手摺笠部Tと、支柱R下端部に横架された下弦材Sとの間に、複数の縦格子F部材が所定のピッチL間隔で隣接配置して成る保護柵Qが形成され、保護柵Qの各縦格子F部材の上下端部が手摺笠部Tと下弦材Sとにそれぞれ連結されている。このような手摺Pは、図10に示すような例えばテラス、ベランダ等の堰壁上において外側に湾曲したアール型手摺であったり、図11に示すような階段の片側もしくは両側に設置した階段手摺であったりしても良く、これらのような手摺に対しても栽培容器本体1は自由に着脱できるものとしてある。 【0009】 図1、図6に示すように、栽培容器本体1は例えば軟質合成樹脂材等の可撓性部材から例えば上側開口縁部から底部にかけて次第に窄まった全体が略椀型形状を呈するように形成されており、しかも縦格子F間のピッチL間隔よりも大きな直径を有する円形の上側開口縁部を幅方向に沿う左右側から手指で押さえ付けて略楕円形に圧潰させて強制的に保護柵Qの縦格子F相互間に挿入配置されるようにしてある。この上側開口縁部は、左右側から圧潰力を加えないときには、縦格子F間の間隔よりも大きな直径を有するものとして予め形成されており、縦格子F間の間隔ピッチLが種々に相違してもそれらに対応して圧縮されることで強制的にでも挿入できるようにしてあり、その圧縮力を加えない場合には原形の平面円形状に復帰できる弾性復元力を有している。 【0010】 また、図4、図5に示すように、栽培容器本体1の底面には、略アーチ状の窪み部4によって形成した二股状の脚部2が形成されており、この脚部2の二股間を保護柵Q下側の下弦材Sに跨がせるようにして載架できるようにしてある。このとき底面の二股状の脚部2相互間の窪み部4を形成する左右のテーパー状の広がりを大きくすることで、幅員の大きな下弦材Sでも十分に対応できるようにしてあり、例えば断面が略丸形または断面が略矩形等の下弦材Sであっても栽培容器本体1自体を転倒させずに下弦材Sに載架配置できるようにしてある。 【0011】 また、図4に示すように、栽培容器本体1の脚部2間の窪み部4箇所には単数もしくは複数の水抜き孔3が形成されていて、栽培容器本体1内に注いだ水をスムーズに外部に排水させることができるようにしてある。 【0012】 図4に示すように、栽培容器本体1の上側開口縁部の左右対称位置には、保護柵Qの各縦格子F間に挟まれている上側開口縁部を当該縦格子Fに締結固定すべく左右の上側開口縁部に結束部材14を巻装可能とした締結固定用突起部11を形成してある。すなわちこの締結固定用突起部11は、栽培容器本体1の上側開口縁部から薄板片状に立脚した左右一対の起立片12と、起立片12それぞれの上端からコ字形開口側を互いに内側に向けて相対峙するように形成したコ字形枠状のフック部13によって形成されている。 【0013】 尚、このフック部13のコ字形背面である外側面中央には、結束部材14、装飾用の結束用ツル材16を挿通して外方へ突出させるための挿通孔15を穿設してある。また、両フック部13に対し保護柵Qの縦格子Fと共に結束部材14を巻装させる替わりに、例えば針金を芯材とすると共に模擬葉材を連結することでツル状に成形して成る合成樹脂材製の結束用ツル材16を両フック部13に対し縦格子Fと共に巻装させ、挿通孔15の内側から結束用ツル材16の先端側を挿通して外方へ突出させるようにしても良い(図7参照)。このように模擬的なツル状を呈する結束用ツル材16を使用することで縛結使用時の外観を一層自然に近い状態として体裁の良いものとすることができる。 【0014】 次に以上のように構成された実施の形態についての使用方法の一例を説明するに、図6に示すように、可撓性部材から成る栽培容器本体1の上側開口縁部の左右側から手指で押さえ付けて略楕円形に圧潰しながら手摺Pの保護柵Qを形成する縦格子F相互間に強制的に挿入配置させ、同時に図2に示すように、栽培容器本体1底面の二股状の脚部2を保護柵Q下側の下弦材Sに跨がせるようにして載架する。 【0015】 そして、図3に示すように、栽培容器本体1の締結固定用突起部11を、縦格子Fを介して互いに隣接し合う状態でしかもフック部13のコ字形開口側が互いに外側に向けられるようにして配置し、両フック部13に対し縦格子Fと共に結束部材14を巻装することにより、互いに隣接し合う栽培容器本体1の上側開口縁部同士を保護柵Qにしっかりと固定する。 【0016】 このようにして複数の栽培容器本体1を縦格子FのピッチL間隔に合わせて整然とした状態で配置する。そして、この栽培容器本体1内に例えば細長く植立するような灌木類、ツタ類、ゴールドクレスト類等を植栽することにより、保護柵Qの各縦格子F間の隙間を外観上、体裁の良い状態となるようにして目隠し状態にする。 【0017】 また、栽培容器本体1は、図10に示すように、テラス、ベランダ等の堰壁上において外側に湾曲したアール型手摺に使用したり、図11に示すように、階段の片側もしくは両側に設置した階段手摺に使用したりすることもできる。 【0018】 図7、図8には本発明に係る第2の実施の形態が示されており、第1の実施の形態における構成と略同じ部分には同じ符号を付してあることでその詳細な説明を省略してある。本実施の形態においては、保護柵Qを形成する縦格子Fを介して互いに隣接し合う栽培容器本体1の上側開口縁部相互の内側接合位置における締結固定用突起部11同士、および外側離反位置における締結固定用突起部11同士をそれぞれ一体に連設形成することにより栽培容器本体1を二連容器状に形成してある。 【0019】 すなわち二連容器状の栽培容器本体1は、図7に示すように、例えば正面側から見て中央部分が内側に窪まって重ね合わさることで、縦格子Fのピッチ間隔よりも大きな直径を有する円弧状の小湾曲部22A,22Bが二連となって形成され、一方、背面側から見て縦格子FのピッチL間隔の例えば約2倍程度の直径を有する円弧状の大湾曲部21が形成される。そして、前記したアーチ状の窪み部4によって形成された二股状の脚部2が縦格子Fを介して底部の左右対称位置に形成される。このとき二連の小湾曲部22A,22B側は手摺Pに対し内側に向けられていたり、あるいは外側に向けられていたりし、それはいずれでも良い。尚、左右対称位置に形成されている二股状の脚部2相互の間隔は縦格子Fのピッチ間隔に対応する幅に設定されている。尚、栽培容器本体1は図示のように、二連形成の場合に限らず、三連形成あるいはそれ以上の複連形成にすることも可能である。 【0020】 図9には本発明に係る第3の実施の形態が示されており、第1の実施の形態における構成と略同じ部分には同じ符号を付してあることでその詳細な説明を省略してある。本実施の形態においては、保護柵Qを形成する縦格子Fの内外に位置して内部容積が大小あるように2つに分割することで円弧状の大湾曲部21と、円弧状の小湾曲部22とを区画形成したものであり、これらの大小湾曲部21,22間には縦格子Fに当接する平坦面状の当接部を形成してある。尚、大湾曲部21は縦格子FのピッチL間隔の例えば約2倍程度の直径を有し、小湾曲部22は縦格子Fのピッチ間隔よりもやや大きな直径を有するものとして形成されるも、これに限定されるものではない。 【0021】 図12、図13には本発明に係る第4の実施の形態が示されており、第1の実施の形態における構成と略同じ部分には同じ符号を付してあることでその詳細な説明を省略してある。本実施の形態においては、栽培容器本体1の脚部2に、縦格子Fに縛結可能にした補助脚31を左右で対称的に連結したものであり、詳しくは図示のように、正面から見て好ましくは縦格子F相互間のピッチL間隔に比しやや大きい間隔で離反させてほぼ円弧状を呈するように形成すると共に、下端部位の内側面に係合部32を突設したものである。こうすることで図13に示すように、縦格子Fの高さ方向のいずれの部位にも、隣接する縦格子Fそれぞれとの間で補助脚31の係合部32に係合させた結束部材14によって縦格子Fに縛結することで栽培容器本体1をしっかりと支持できるのであり、栽培容器本体1を上下方向で配置する場合に好適である。 【0022】 図14、図15には本発明に係る第5の実施の形態が示されており、第1の実施の形態における構成と略同じ部分には同じ符号を付してあることでその詳細な説明を省略してある。本実施の形態においては、栽培容器本体1の脚部2に、縦格子Fに縛結可能にした連結脚体30を着脱自在に連結連結したものであり、この連結脚体30は図示のように、脚部2に嵌り込む枠状の連結枠部33に、正面から見て好ましくは縦格子F相互間のピッチL間隔に比しやや大きい間隔で離反させてほぼ円弧状を呈するように形成すると共に、下端部位に湾曲状の係合部32を一体状に連設したものである。こうすることで図14に示すように、上述した第4の実施の形態におけるものと同様に、縦格子Fの高さ方向のいずれの部位にも、隣接する縦格子Fそれぞれとの間で補助脚31の係合部32に係合させた結束部材14によって縦格子Fに縛結することで栽培容器本体1をしっかりと支持できる。しかも連結脚体30として栽培容器本体1と別体構造のものとしたので、第1、第2、第3の実施の形態それぞれに示された栽培容器本体1のものに着脱自在に連結使用でき、それらの使用勝手を一層増大させることができる。 【0023】 【発明の効果】 本発明は以上のように構成されているために、例えばテラス、ベランダ、バルコニー、屋上、階段等における縦格子状の保護柵Qを備えた手摺Pの互いに隣接する縦格子F相互の隙間を、テラス、ベランダ、バルコニー、屋上、階段等自体のスペースを狭くせず、しかも外観上からも体裁の良い状態となるように植栽でもって容易に目隠し状態にすることができる。 【0024】 すなわちこれは本発明が、縦格子F間に圧縮挟持される可撓性部材から成る栽培容器本体1と、保護柵Q下側を横架状に連結させた下弦材Sを跨るようにして載架可能とすべく栽培容器本体1の底面をアーチ状に窪ませて形成した二股状の脚部2と、保護柵Qの各縦格子F間に挟まれている栽培容器本体1の上側開口縁部を当該縦格子Fに締結固定すべく左右の上側開口縁部に結束部材14を巻装可能とした締結固定用突起部11とを備えて成るからであり、これにより、栽培容器本体1自体が保護柵Qの縦格子FのピッチL間隔に合わせて整然として配置でき、この栽培容器本体1内に、例えば直立状を呈する灌木類、ツタ類、ゴールドクレスト類等を植栽することにより、手摺Pの各縦格子F間の隙間を外観上、体裁の良い状態となるようにして目隠し状態にすることができる。 【0025】 栽培容器本体1の脚部2間の底面窪み箇所には栽培容器本体1内部の水を排出させる水抜き孔3が形成されて成るので、栽培容器本体1内に注いだ水をスムーズに外部に排水させることができ、これによって、栽培容器本体1自体を保護柵Qから外さずに固定された状態のままでの植裁に対する水やりを安心して行うことができる。 【0026】 締結固定用突起部11は、栽培容器本体1の上側開口縁部から立脚した左右一対の起立片12それぞれの上端から開口側を互いに内側に向けて相対峙するように形成したコ字形枠状のフック部13によって形成されているので、両フック部13に対し保護柵Qの縦格子Fと共に結束部材14を巻装させることにより、互いに隣接し合う栽培容器本体1の上側開口縁部同士を保護柵Qにしっかりと固定させることができ、強風や地震等によって栽培容器本体1が手摺Pから転落するのを未然に防止することができる。 【0027】 互いに隣接し合う二つの栽培容器本体1の上側開口縁部相互の内側接合位置における締結固定用突起部11同士、および外側離反位置における締結固定用突起部11同士をそれぞれ一体連結することにより栽培容器本体1を二連に形成して成るので、上側開口縁部相互の内側接合位置における締結固定用突起部11相互間に保護柵Qの縦格子Fを挟持して両フック部13に対し縦格子Fと共に結束部材14を巻装させると共に、上側開口縁部相互の外側離反位置における締結固定用突起部11のフック部13それぞれを縦格子Fと共に結束部材14を巻装させることで、二連に形成されている栽培容器本体1を保護柵Qにしっかりと固定させることができる。しかも栽培容器本体1を二連構成にしてあるため、植裁に要する容器内スペースを大きくすることができ、例えば幅広な灌木等でも容易に栽培できる。 【0028】 栽培容器本体1の脚部2に、縦格子Fに支持可能にした補助脚31を左右で対称的に連結したり、同様に栽培容器本体1の脚部2に、この脚部2に嵌り込む枠状の連結枠部33に補助脚31を左右で対称的に形成して成る連結脚体30を着脱自在に連結したりしてあることで、縦格子Fのいずれの部位にも縦格子Fと補助脚31とを例えば縛結することで支持できるのであり、これによって、保護柵Qの下弦材S上のみならず、保護柵Qの全域にわたって種々な配列で栽培容器本体1を支持でき、単なる目隠しにとどまらず、その興趣ある配列形態で植栽を一層楽しむことができる。そればかりでなく、栽培容器本体1とは別体構造の連結脚体30とすることで、脚部2に嵌め合わせることによって、単独で形成される栽培容器本体1でも、保護柵Qに対する任位置固定支持構造のものとして使用でき、しかも栽培容器本体1自体に特別な加工処理は不要であるから、安価に提供できる利点も得られる。 【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1の実施の形態における使用状態の斜視図である。 【図2】同じく手摺の下弦材に載架させた状態の一部拡大斜視図である。 【図3】同じく手摺の下弦材に載架させた栽培容器本体同士を縦格子に結束固定した状態の一部拡大側面図である。 【図4】同じく栽培容器本体を示すもので、(a)は一部切欠正面図、(b)は側面図である。 【図5】同じく栽培容器本体の脚部を示すもので、(a)は丸パイプ状の下弦材に脚部が載架された状態の拡大側面図、(b)は矩形パイプ状の下弦材に脚部が載架された状態の拡大側面図である。 【図6】同じく手摺の下弦材に載架させた状態の平面図である。 【図7】本発明の第2の実施の形態における使用状態の斜視図である。 【図8】同じく使用状態の側面図である。 【図9】本発明の第3の実施の形態における使用状態の斜視図である。 【図10】アール型手摺に使用した例を示す正面図である。 【図11】階段手摺に使用した例を示す正面図である。 【図12】本発明の第4の実施の形態における斜視図である。 【図13】同じくその使用状態の斜視図である。 【図14】本発明の第5の実施の形態における分解斜視図である。 【図15】同じくその使用状態の斜視図である。 【符号の説明】 P…手摺 Q…保護柵 R…支柱 S…下弦材 T…手摺笠部 F…縦格子 L…縦格子相互間のピッチ 1…栽培容器本体 2…脚部 3…水抜き孔 4…窪み部 11…締結固定用突起部 12…起立片 13…フック部 14…結束部材 15…挿通孔 16…結束用ツル材 21…大湾曲部 22,22A,22B…小湾曲部 30…連結脚体 31…補助脚部 32…係止部 33…連結枠部
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| 【出願人】 |
【識別番号】398046219 【氏名又は名称】中田 政幸 【識別番号】398046389 【氏名又は名称】水野 元弘
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| 【出願日】 |
平成15年2月21日(2003.2.21) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100074251 【弁理士】 【氏名又は名称】原田 寛
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| 【公開番号】 |
特開2004−248615(P2004−248615A) |
| 【公開日】 |
平成16年9月9日(2004.9.9) |
| 【出願番号】 |
特願2003−44171(P2003−44171) |
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