| 【発明の名称】 |
農園芸用噴霧装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】藤井 佑三 【住所又は居所】山口県光市島田六丁目2番20号 冨士高圧フレキシブルホース株式会社内
【氏名】笹田 日出男 【住所又は居所】山口県光市島田六丁目2番20号 冨士高圧フレキシブルホース株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】この発明は農園芸用植物の育成に際して、趣味人であってもあるいは専門家であっても前記植物への水供給作業を過不足なく行えるようにした噴霧装置を提供しようとするものである。
【解決手段】この発明は水供給源からの水を最初のホースを介して最初の継手体に供給し、次いで前記継手体から複数方向に分岐して前記水を送出し、しかも前記した水を第2の継手体によって更に複数方向に分岐して多数個の植物に同時に散布するように構成したものである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 合成樹脂製硬質及び可撓性を有した軟質連結管と、この連結管と直接配管接続できる継手部を複数個内蔵した合成樹脂継手体とより構成してなる農園芸用噴霧装置。 【請求項2】 継手部を内蔵した継手体と連結管の構成材料に防カビ剤と抗菌剤とを混合した合成樹脂としてなる請求項1の農園芸用噴霧装置。 【請求項3】 水供給源に接続した濾過ストレーナー付き接続器具と一週間任意設定可能なタイマー付き自動止水栓とを連結管で配管接続したことを特徴とする農園芸用噴霧装置とから構成してなる農園芸用噴霧装置。 【請求項4】 水供給源に接続した濾過ストレーナー付き接続機器と内環境コントローラーを連結した電磁式止水栓とを連結管で配管接続したことを特徴とする農園芸用噴霧装置。 【請求項5】 前記の濾過ストレーナー付き接続機器と止水栓との中間に、薬液注入ポンプからの薬液混合する混合器を連結管で配管接続したことを特徴とする農園芸用噴霧装置。 【請求項6】 前記の濾過ストレーナー付き接続機器と止水栓との中間に、コンプレッサーからの圧縮空気を混合する混合機器または薬液混合器を連結管で配管接続したことを特徴とする農園芸用噴霧装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】 この発明は農業・酪農・園芸等において使用する散水・薬剤散布及び畜舎または温室内環境コントロールに用いる噴霧器とその配管接続に関するもので、簡単・確実にかつ経済的に配管,接続および組立が行なえる農芸用噴霧装置に関する。 しかもこの発明は、迅速管継手を内蔵した噴霧器とその配管材を合成樹脂材料で成形した構成としたもので、種々の要求特性に応じた最適材料の組合せによって農園芸用の噴霧装置を容易にかつ経済的に得ることができるものである。 【0002】 【従来の技術】 図9を用いて従来の一般的な散布手段を説明すれば次のとおりである。 符号10′で示す散布装置は、水供給部1′に基部を連結したホース2′と噴出部4′を備えた継手部3′に基部に連結したホース5′とで構成されていた。 また上記継手部3′とホース2′およびホース5′との連結は、図10に示すように、継手本体31′の円錐筒部33′にホース2′(5′)の先端部を挿入し、この挿入部を前記継手本体に螺合している締結体32′の押圧部35′で締めつけ圧着することで両部材を結合していた。 温室等の散水装置のもう一つの一般的な方法として、樹脂パイプと樹脂継手例えばエルボ、ティーズまたは金属パイプと金属継手例えばエルボ、ティーズ等の組み合わせを予め配管しておき、噴霧散水したい任意のパイプ部位にドリルで下穴を空け、メネジ加工をし、これに噴霧ノズルをねじ込み取り付けるものであった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】 この発明は1個の水供給源に連結した1本のホースを任意の場所で分岐できる継手体とこの継手体で分岐した複数のホースに散布機能を備えた継手体を形成することで任意の場所でしかも任意数の散布を可能とした噴霧手段を提供しようとするものである。 また、太陽光の照射により樹脂チューブ内部、噴霧体等に発生する藻・カビ・雑菌等の発生を防ぎ、噴霧ノズルのツマリや生物への悪影響を予防する機能を合わせ持っている最適な噴霧手段を提供するものである。 しかもこの発明は水供給源と継手体間に水の浄化装置,薬液注入装置または湿度調整装置を設置することで農・園芸などの育成に必要な最適の散布手段を提供しようとするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】 この発明に係る農園芸用噴霧装置の基本装置を図1により説明すれば次のとおりである。 同図において、基本装置が符号10として示されており、この基本装置は、水供給源1と継手体3′とこの両部材間を連接するホース2と継手体3に設けた複数の継手部31,31,31および31間に基部を結合した複数のホース5,5および5とで構成されている。また継手体3にはこの継手体の取付用孔6と必要に応じて設けた噴射部4が設けられている。 【0005】 前記した基本装置10は継手体10を散水装置に取付用孔6を介して固定し、噴射部4を介して噴霧散水する機能を付与されている。また前記した複数本のホースには必要に応じて継手体3と同効機能の継手体が結合されるものである。 【0006】 前記したこの発明に係る基本装置に適用する継手部31の具体的構造を図2により説明すれば次のとおりである。 同図で明らかななように、継手部31は止爪34とこの止爪34の開放リング35によって継手胴36とホース5間の結合と解離を自在に行なえる迅速継手として形成されており、その具体的構造を説明すれば次のとおりである。 継手部31は継手胴36の内部に設けた保持部材32と挟持材33とで複数片に分割した止爪34を挟持して所定位置に固定し、この止爪の先端に先端を対接させた開放リング35とで形成されている。 このように形成した継手体31は継手胴部36とホース5の結合を止爪34の爪34′で行ない、ホース5を継手胴36から解離する場合には解放リング35によって爪34′をホース5の喰込部から脱却させて行うように形成されている。 【0007】 図3は前記した継手体に設けた継手部31のための密閉栓を符号7として示したもので、継手部31が不使用の場合、この密閉栓の胴部71を継手胴36に嵌入させて継手体3の閉塞を行う機能を付与させている。 【0008】 この発明は係る噴霧装置に適用する継手体の形状を模式的に示した図4によって説明すれば次のとおりである。 同図に示した継手体はいずれも合成樹脂材によって一体成形される。 また、継手体には噴出部を設けたものと、噴出部を設けないものとを必要に応じて任意に形成できるものである。 また取付用孔は必要に応じて取付位置数などを任意に選択できるものである。 図面中の符号は前図1,図2および図3で示した符号と同効部材を表わすものである。 同図中(a)は4方継手体を、(b)は3方継手体を、(c)はL型継手体を(d)は接続継手体をそれぞれ示したものである。 【0009】 【実施例】 この発明に係る農園芸用噴霧装置の実施例を添付図面を参照にして説明すれば次のとおりである。 (実施例I) 図5で示す実施例は、水供給源1に基部を結合したホース2は複数(本実施例の場合は4個)の継手部31を備えた最初の継手体N1(以下第2,第3以降をN2,N3…Nnと称する)と連結しており、しかも前記最初の継手体N1における複数個の継手部31,31に基部を結合したホース5を介して第2の継手体以下の継手体N2,N3…Nnが分岐して連接されている。 【0010】 上記した各継手体3のうち分岐機能のみを付与された継手体3、例えば図中のN1またはN7以外の複数の継手体3,3は散水を必要とする場所に固定されて噴射部4を介して散水される。 なお継手体3の固定は図4で示した各継手体の取付用孔6を介して行なわれる。また上記実施例に示した継手体3は目的に応じて図4で示した各継手体を選択して使用するものである。 またホース2およびホース5及び継手体は防カビ剤および抗菌剤のいずれか1つまたは両者を混入した合成樹脂製ホース及び継手体として形成することでホース内部に滞留する水中に存在する雑菌・カビ・藻等の発生を材質を原因とする育成植物への悪影響を防止している。 【0011】 (実施例II) 図6で示す実施例の場合は水供給源1と最初の継手体3の間に異物濾過ストレナーナ111とタイマー付自動止水弁12とを連結ホース2で配管接続した構成とされている。 この実施例の場合は、タイマーによって任意の時間に散水できるもので単一農園芸作物の育成に際して好適である。 【0012】 (実施例III ) 図7で示す実施例の場合は、ストレーナ1と自動止水栓12との間に空気注入器13と薬液混合器14とを設置したものである。空気注入器に対しては圧縮空気注入器を介して空気が圧送され、この圧力空気はホース2を介して各連接ホースに圧送され、継手体3の噴出部4(図5参照)から散水液と共に噴出される。 この際噴出される散水液は圧送空気のために霧状に散布される。 また薬液混合器14に対しては薬液注入器を介して所用量の薬液がホース2中に注入され育成植物に対する防虫・消毒及び肥料の供給等の機能を発揮させている。 なお上記空気注入器13と薬液混合器14とこの動作は前記した装置のいずれか1つまたは同時に2つを同時に行なわせることが可能であり、この場合は自動止水栓12との協働によって前記動作を行うものである。 【0013】 (実施例IV) 図8で示す実施例は、農園芸用として環境保全と自動化とを達成することができる噴霧装置を示したものであり、その具体的構成を説明すれば次のとおりである。 図面中の符号11はストレーナ、13は空気注入器,14は薬液注入器,16は温度計,17は湿度計を示し、この実施例の場合は前記した各装置および計量数値に対応した散布手段を提供しようとするものである。 上記した散布手段は、ストレーナ11,空気注入器13,薬液混合器14,温度計16および湿度計17のそれぞれの装置内の数値を各検知装置S1〜S5によって検知し、この検知量を制御装置20で適正数値量に分析,演算して、この適正量に基づく運転指令を各装置16,17,18および19に伝達して運転制御を行うと共に、電磁式止水栓12の開閉を行なうものである。 【0014】 この発明は上記実施例に限定されるものでなく、継手体におけるホースの継手部の構造または継手体の形状大きさ等は任意に設計変更できるものであり、しかも継手体の分岐手段および農園芸用植物へのその他の適正装置の付加変更等は任意に設計できるものである。またこの発明は、畜舎または温室内の育成に限定されているものでなく路地栽培での使用に際して最適な噴霧装置である。 また上記実施例中ホースとして配設されているものは、必要により合成樹脂管を任意に採用できるものである。 【0015】 【発明の効果】 この発明は農業・酪農・園芸等において使用する散水・薬剤散布及び畜舎・温室内環境コントロールに用いる噴霧器とその配管接続に関するもので、誰にでも簡単、確実に、且つ経済的に配管接続組立が行える。 またこの発明は、管継手を内蔵した継手体とその配管材を合成樹脂材料で成形した構成としているので、種々の要求特性に応じた最適材料の組み合わせが、容易にかつ経済的に得ることができる。 またこの発明は、趣味としての農園芸家から農園等の専門家に適応できる噴霧装置を提供できるものである。 【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の基本噴霧装置の説明図である。 【図2】継手体の要部断面説明図である。 【図3】密閉栓の斜視説明図である。 【図4】継手体の具体的形状を示す説明図である。 【図5】この発明の実施例を示す説明図である。 【図6】この発明の実施例を示す説明図である。 【図7】この発明の実施例を示す説明図である。 【図8】この発明の実施例を示す説明図である。 【図9】従来例の説明図である。 【図10】従来例の説明図である。 【符号の説明】 1 水供給源 2 連結ホース 3 継手体 31 継手部 32 保持部材 33 挟持材 34 止爪 34′ 爪 35 開放リング 36 継手胴部 4 噴射部 5 連結ホース 6 取付用孔 7 密閉栓 11 ストレーナ 12 自動止栓(電磁式止水栓) 13 空気注入器 14 薬液混合器 16 温度調整器 17 湿度調整器 18 注入器 19 注入器 20 制御装置
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| 【出願人】 |
【識別番号】591136872 【氏名又は名称】冨士高圧フレキシブルホース株式会社 【住所又は居所】山口県光市島田6丁目2番20号
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| 【出願日】 |
平成14年11月29日(2002.11.29) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2004−180506(P2004−180506A) |
| 【公開日】 |
平成16年7月2日(2004.7.2) |
| 【出願番号】 |
特願2002−347651(P2002−347651) |
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