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【発明の名称】 結合材及びコーティング材にガラスを用いた透水性、通気性を有する材料の製造方法。
【発明者】 【氏名】谷口 義晴

【氏名】藤原 和夫

【要約】 【課題】従来の土壌の助材、代替材は、脆弱、高価であり、任意の形状が作りづらく、またこの材料の採掘の為、自然環境の破壊等の問題があった。一方では多量の産業廃棄物や建築、土木の廃材が生じており、これも環境面から由々しき問題となっている。

【解決手段】長期の使用に耐えうる土壌の助材、代替材を産業廃棄物や建築、土木の廃材を使用することにより安価に生産するものである。その方法として、窯業的手法により生産されたフェライトを含むセラミックス及びコンクリート、瓦等の建築土木廃材を適度の大きさに粉砕し、これに廃ガラスの粉末をコーティング、或いは結合材として使用し透水性、通気性を有する固形物を作成する方法。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
フエライト及びその他の窯業的手法を用いて生産された物、或いはその生産過程において不良とされたセラミックスの粉砕粒、又は片をガラスにより、コーティング又は結合材として、又はコーティグ材と結合材を兼ね備えた固形物で透水性、通気性を有する材料の製造方法。
【請求項2】
コンクリート及び煉瓦、ガラス、金属の粉砕粒又は片、砕石,小石、砂をガラスによりコーティング、又は結合材として、又はコーティング材と結合材を兼ね備えた固形物で透水性、通気性を有する材料の製造方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は農業、園芸、緑化、及び建築、土木、の分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来、農業、園芸、緑化等に保水、透水を目的とした土壌の助材、代替材として天然の土、石(軽石、赤玉土等)が又人工的に生産された発砲煉瓦、発泡ガラス、発泡練り石、等が使用されている。しかしこれらはほとんどの物が脆弱さの為、長年の使用にはその効力は薄れ、又価格としても高価である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
保水、透水を目的として使用される助材、代替材としての天然の石、土では長期の使用により、その効力は減少する。又任意の形状、大きさにする事も難しい。これらの材料はその量において、有限の物であり、産地では掘り出しにより自然の崩壊にも繋がる。人工的に生産される発泡煉瓦等においても同様であり、価格的にも高価である。これらの問題を解決する為、廃棄物を用いて長期の使用に耐えうる材料で任意の形状を低コストで生産する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明においては、フエライトを含むセラミックスがその生産過程において不良とされた物、或いはその役目を終え、廃棄された物を任意の大きさに粉砕し、これらと廃ガラスの粉砕粉を混合してつくる。ガラス粉の量に応じた透水量、通気量をゆうし、任意のコーティグと形状と大きさを持つ固形物を作ることを特徴としている。この方法により得られた固形物は、農業、園芸用の土に埋設する事により水はけを調整し、又表面に置く事に依り保水性を上げ、土崩れを防ぐ。その他に擬木などの園芸、土木用の装飾小物としての応用も考えられる。
【0005】
【発明の実施の形態】
フエライト又はその他のセラミックスの不良を適当な大きさに粉砕し、作成された粒、片とガラス粉をそれぞれ適量に計量し、これに水を加え、これらを攪拌、混合を行った後目的の形状、大きさに作られた焼成ケースに充填、又は焼成板の上で形を作り、そのまま焼結を行うと焼き縮み、或いは膨張する事なく原寸のまま固形化される。外観を図1に示す。図1中の(イ)、(ロ)、(ハ)は固形物の代表的な形状を示す。
【0006】
【発明の効果】
昨今、地球の砂漠化を阻止するための努力が行われ、一方では廃棄物の有効利用が叫ばれている。本特許はこの二つの課題を低いコストに依り結びつけようとしているものである。すなわち、本来廃棄物とされる物を廃棄物(廃ガラス)を用いて低コストで地球の緑化の一翼を担おうとしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明の代表的な形状を表す。
(イ)円盤
(ロ)角柱
(ハ)リング
【出願人】 【識別番号】000229081
【氏名又は名称】日本セラミック株式会社
【出願日】 平成14年10月9日(2002.10.9)
【代理人】
【公開番号】 特開2004−129552(P2004−129552A)
【公開日】 平成16年4月30日(2004.4.30)
【出願番号】 特願2002−296656(P2002−296656)