| 【発明の名称】 |
ジョウロ付き柄杓 |
| 【発明者】 |
【氏名】今野 義浩
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| 【要約】 |
【課題】本発明は持運びが簡単であり、且つ水の補給が素早く行えると共に鉢植えの植物に対して鉢の周囲を濡らすことなく給水でき、更に柄4の取付方向が柄杓本体1に対して左側でも右側でも可能であるジョウロ付き柄杓を提供することを目的とする。
【解決手段】柄杓本体1に取手3を設け、取手3の反対側にパイプ状の柄4を設けると共にその先端には複数の透孔21が穿設されたジョウロ形の水出し口2を着脱可能に設け、且つ柄4の先端と着脱可能な差換え口7を具備させる構造と成す。また柄杓本体1には、複数の透孔21が穿設されたジョウロ形の水出し口2を設け、該水出し口2と反対側の上縁に注ぎ口11を形成させ、且つ柄杓本体1の左右には、柄4が螺着されるネジ部を設ける構造と成しても良い。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 柄杓本体(1)に少なくとも、複数の透孔(21)を穿設したジョウロ形の水出し口(2)と取手(3)とパイプ状の柄(4)とを設けたことを特徴とするジョウロ付き柄杓。 【請求項2】 前記柄杓本体(1)の上縁に注ぎ口(11)を形成させた請求項1記載のジョウロ付き柄杓。 【請求項3】 前記柄杓本体(1)に設けた取手(3)と反対側に、パイプ状の柄(4)を設けると共にその先端に前記水出し口(2)を着脱可能に設けた請求項1又は2記載のジョウロ付き柄杓。 【請求項4】 前記柄(4)に開閉弁(5)を設けた請求項1又は3記載のジョウロ付き柄杓。 【請求項5】 前記柄(4)の先端側に引掛部(6)を設けた請求項1、3又は4記載のジョウロ付き柄杓。 【請求項6】 前記柄(4)の先端と着脱可能な差換え口(7)を具備した請求項1、3、4又は5記載のジョウロ付き柄杓。 【請求項7】 柄杓本体(1)に少なくとも、複数の透孔(21)を穿設したジョウロ形の水出し口(2)を設け、且つ前記柄杓本体(1)の左右には棒状の柄(4)が螺着されるネジ部(12)を設けたことを特徴とするジョウロ付き柄杓。 【請求項8】 前記柄杓本体(1)の上縁には、前記水出し口(2)と反対側に注ぎ口(11)を形成させた請求項7記載のジョウロ付き柄杓。 【請求項9】 前記柄杓本体(1)の前記水出し口(2)の基部にネット(8)を設けた請求項7記載のジョウロ付き柄杓。 【請求項10】 前記柄(4)の先端に引掛部(6)を設けた請求項7記載のジョウロ付き柄杓。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】 本発明は庭の植物や鉢植えの植物に給水させるためのジョウロ付き柄杓に関する。 【0002】 【従来の技術】 一般に庭の植物や鉢植えの植物に給水する場合、ジョウロを用いたり、ホースを用いたりしていた。また柄杓は水撒きに使用される場合もあった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】 しかしながら前記ジョウロを用いて庭の植物や鉢植えの植物に給水する場合、容量の大きなものを用いると、重量があるため片手で給水することは大変な作業であり、且つ手に負担が多く掛るので、手首が痛くなる恐れがあった。しかも水道から離れたところへ給水する時には、容量の大きなジョウロを用いると、水の補給回数を減らすことが出来るが、植物の所まで運ぶ作業は重労働であった。更に室内の鉢植えの植物に給水する場合には、花や葉に水が直接にかかると、葉から鉢の外側へ水が流れ落ちてその周囲を濡らしてしまったり、或いは植物によっては花や葉に直接水をかけると、花や葉を傷めてしまう場合もあった。尚、車椅子を利用する人が前記ジョウロを用いて給水する時には、車椅子を植物に接近させてから給水しなければならず、一人で給水することは極めて難しいものであった。又、前記ホースを用いて植物に給水する場合は、鉢から水が溢れないようにすることが困難であるため、室内の鉢植えの植物に給水することは出来なかった。しかもホースから直接に庭の植物や外に置いた鉢植えの植物へ水をかけると、花や葉を傷め易かった。このため、ホースの先端にジョウロ形の水出し口を取付けて給水する場合もあるが、この時には水圧が上がり、ホースが蛇口から外れ易く、蛇口周囲を濡らし易い等の問題点があった。一方、柄杓を用いて水撒きが行われる場合には、水溜めを利用する場合が殆どであるが、近年に於いては、水溜めが激減し、柄杓の利用も激減されているのが現状である。 【0004】 本発明は持運びが簡単であると共に水の補給が素早く行え、且つ車椅子の人や片手に障害のある人でも容易に給水出来るジョウロ付き柄杓を提供することを目的とする。 【0005】 本発明の他の目的としては、鉢植えの植物に対して鉢の周囲を濡らすことなく給水できるジョウロ付き柄杓を提供することを目的とする。 【0006】 更に別の目的としては、柄の取付方向が柄杓本体に対して左側でも右側でも可能であるジョウロ付き柄杓を提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】 本発明は上記問題点を解消するために成されたものであり、つまり柄杓本体に少なくとも、複数の透孔を穿設したジョウロ形の水出し口と取手とパイプ状の柄とを設ける構造とする。又、取手の反対側にパイプ状の柄を設けると共にその先端に水出し口を着脱可能に設けたり、柄の先端と着脱可能な差換え口を具備させると良い。また柄杓本体に少なくとも、複数の透孔が穿設されたジョウロ形の水出し口を一体に設け、該水出し口と反対側の上縁に注ぎ口を形成させ、且つ柄杓本体の左右には、棒状の柄を螺着するネジ部が設けられたものと成しても良い。 【0008】 【発明の実施の形態】 図1は本発明の実施形態を示す図であり、これに基づいて説明する。(1)は合成樹脂製或いは金属製の柄杓本体であり、該柄杓本体(1)の上縁には注ぎ口(11)が形成されている。尚、前記注ぎ口(11)は必ずしも必要ではない。(2)は複数の透孔(21)を穿設したジョウロ形の水出し口であり、該水出し口(2)は後述するパイプ状の柄(4)の先端に着脱可能に設けられている。尚、前記着脱方法としては、螺合するか或いは差込みとするかどちらかにすれば良い。(3)は柄杓本体(1)の外周と一体に設けた取手であり、該取手(3)は図中の如く柄杓本体(1)の上部に設けるだけでなく、上部から下方に渡って湾曲する略C形のものを取付けても良い。(4)は取手(3)と反対側で且つ柄杓本体(1)に設けたパイプ状の柄であり、該柄(4)は柄杓本体(1)と一体に成形されたもの或いは着脱可能に取付けられたものとしても良い。尚、前記柄(4)は柄杓本体(1)と一体に設けても、差込み自在に設けても良い。(5)は柄(4)の中間に設けた開閉弁であり、(6)は柄(4)の先端側に設けた引掛部である。(7)は柄(4)の先端へ取付けるために具備した着脱可能な差換え口であり、該差換え口(7)は鉢の土に直接給水し易くするために先細りに形成させている。 【0009】 図2は本発明の別実施形態を示す図であり、これに基づいて説明する。(1)は合成樹脂製或いは金属製の柄杓本体であり、該柄杓本体(1)の上縁には注ぎ口(11)が形成されている。また前記柄杓本体(1)の左右には、棒状の柄(4)を螺着するネジ部(12)が突設されている。尚、前記注ぎ口(11)は前記柄杓本体(1)のネジ部(12)に対して直角よりもずらした位置に設けておくと良く、且つ前記注ぎ口(11)は必ずしも必要ではない。(2)は複数の透孔(21)を穿設したジョウロ形の水出し口であり、該水出し口(2)は柄杓本体(1)と一体に設けられている。また前記水出し口(2)はネジ部(12)に対して略直角に設けられている。(4)はネジ部(12)と一端が螺合して取付けられた棒状の柄である。(6)は柄(4)の先端へ一体に設けた引掛部である。(8)は水出し口(2)の基部に設けたネットである。尚、前記実施形態で使用された取手(3)と開閉弁(5)及びは差換え口(7)は不要である。 【0010】 図1に示す本発明品の使用方法について説明する。先ず始めバケツなどに水を汲み、給水する植物の近くに置いておく。この時、近くに水道のない畑や花壇などの場所に於いては、雨水を溜めた容器を利用したり、水溜めから直接に水を汲んで来ると良い。次に柄(4)を持ち、バケツなどの中に柄杓本体(1)が入れられ、その内部に水を入れる。この時、注ぎ口(11)が上方になるようにしてバケツなどの中に入れておくと良い。また開閉弁(5)は閉じておく。その後、柄杓本体(1)をバケツなどから出せば、柄杓本体(1)内部には水が充填されるのである。そして取手(3)を持ち、開閉弁(5)を開き、且つ水出し口(2)を植物に向って下げることにより、水は複数の透孔(21)から植物に向かって注がれるのである。この時、車椅子を利用する人が給水する場合には、車椅子を植物に接近させず、柄(4)の長さを利用して植物への給水が出来るため、車椅子から給水が可能となると共に一人でも行えるのである。そして柄杓本体(1)内部の水が空になった時は、柄(4)を持って柄杓本体(1)の内部に水が入るように、柄杓本体(1)をバケツなどの中に入れるだけで即座に水の充填が行えるものとなる。そして、植物へ上記要領で給水を続行すれば良い。尚、柄杓本体(1)の内部に水が入った状態で持ち運ぶ際には、開閉弁(5)を閉じてから運ぶと良い。又、この時には取手(3)を持たずに、柄(4)を両手で持って柄杓本体(1)を運ぶことが出来るので、柄杓本体(1)の容積が大きいものに水を充填しても容易に且つ柄杓本体(1)に設けた取手(3)だけを持つ時よりも運び易いものとなるのである。更に運んだ後、直ぐに開閉弁(5)を開くことにより、給水作業が行えるものとなる。 【0011】 一方、図2に示す本発明品を使用する場合には、上記同様に水が入れられたバケツなどを給水する植物の近くに予め置いておく。また予め使用し易い方向に柄(4)を柄杓本体(1)の外周に取付けておく。先ず柄(4)を持ち、バケツなどの水を柄杓本体(1)内部に入れる。この時、水出し口(2)が上方になるようにしてバケツなどの中に入れると、注ぎ口(11)は真下からずれた位置になるため、バケツなどの底面に当らず、邪魔にならないのである。そして柄杓本体(1)をバケツなどから出し、水出し口(2)を植物に向って下げることにより、水は複数の透孔(21)から植物に向かって注がれるのである。この時には図1のような開閉弁(5)の操作が不要となる。また図2の本発明品を用いると、柄(4)の取付けが柄杓本体(1)の注ぎ口(11)に対して左右どちらかの選択が出来るため、特に左利きの人には給水作業がし易いものとなる。また片手に障害のある人には利き手側で柄(4)を持つことが出来るものとなる。 【0012】 次に本発明品を使用して鉢植えの植物、特に室内で給水する場合について説明する。先ず柄(4)の先端に取付けた水出し口(2)を外し、差換え口(7)と差換える。次に上記同様に給水する植物の近くに、水を入れたバケツなどを置く。そして柄(4)を持ち、バケツなどの中に柄杓本体(1)を入れ、その内部に水を入れる。その後、柄杓本体(1)をバケツなどから出し、取手(3)を持って差換え口(7)が鉢の内部に入れられてから給水を開始する。適宜量の水を植物に注いだ後、差換え口(7)を上に持上げれば給水は完了する。この時、適宜量の水が植物に注がれるようにタイミングを測って開閉弁(5)を閉じても良い。また大きな鉢に給水する時には、差換え口(7)を使用せずに、柄(4)を持って柄杓本体(1)の上縁に形成した注ぎ口(11)から給水させても良い。又、図2の本発明品を使用する時には、注ぎ口(11)から給水すると良い。 【0013】 【発明の効果】 本発明はこのように構成させたことにより、下記に記載する効果を有する。 【0014】 請求項1のように柄杓本体(1)に少なくとも、複数の透孔(21)を穿設したジョウロ形の水出し口(2)と取手(3)とパイプ状の柄(4)とを設けることにより、容量の大きな柄杓本体(1)のものを用いても、柄(4)を両手で給水することが行えるため、従来の如き大変な作業はなくなり、手の負担が減少され、従来の如き手首が痛くなる恐れも殆どなくなった。従って、高齢者や手足に障害のある人が本発明を利用すれば、植物への給水が簡単となると共に車椅子を利用する人でも植物の給水が可能となる。しかも水道から離れたところへ給水する場合であっても、持運びが簡単であると共に水の補給が素早く行えるものとなった。更にジョウロの役目と柄杓の役目を兼用出来る重宝なものとなるのである。又、水不足が予想される現在、雨水を利用して植物へ給水することが、本発明品を用いると容易に行えるため、節水が図れるものとなり、且つ水道のない場所での利用も便利なものとなる。 【0015】 請求項2のように柄杓本体(1)の上縁に注ぎ口(11)を形成させることにより、鉢植えの植物に対して鉢の周囲を濡らすことなく給水できるものとなる。しかも給水が簡単に行えるものとなる。また液体の肥料を施す時、直接に植物の根元へ施すことが出来るので、短時間で無駄なく行えるものとなる。 【0016】 請求項3に示すように柄杓本体(1)に設けた取手(3)と反対側に、パイプ状の柄(4)を設けると共にその先端に水出し口(2)を着脱可能に設けることにより、ジョウロとして使用出来るものとなり、且つ水出し口(2)を交換することで、鉢植えの植物に対して鉢の周囲を濡らすことなく簡単に給水できるものとなる。 【0017】 請求項4に示すように柄(4)に開閉弁(5)を設けることにより、柄(4)を持って運ぶ場合、柄(4)を通過して水出し口(2)まで水が来ないように防止することが出来るので、柄(4)の角度を気にすることなく、且つ水が周囲に零れて濡らすことなく気軽に運ぶことが出来るものとなる。また使用する際に柄(4)から取手(3)に持ち換える場合、開閉弁(5)を閉じておけば水が掛る恐れがなくなる。 【0018】 請求項5のように柄(4)の先端側に引掛部(6)を設けることにより、使用後、所定場所に引掛けて管理することが可能となる。 【0019】 請求項6のように柄(4)の先端と着脱可能な差換え口(7)を具備することにより、複数の透孔(21)を穿設したジョウロ形の水出し口(2)と交換して柄(4)の先端へ差換え口(7)に差換えれば、室内の鉢植えの植物に給水する際には、花や葉に水が直接にかからずに土に直接給水でき、ジョウロによる給水の如き葉から鉢の外側へ水が流れ落ちてその周囲を濡らしてしまうことがなくなり、且つ花や葉に直接水をかけずに給水出来るため、花や葉を傷めてしまう恐れがなくなる。従って、本発明品は庭の植物に給水する場合でも、室内の鉢植えの植物に給水する場合でも簡単に早く行えるものとなる。また室内に於いては鉢植えの植物に給水する場合だけでなく、花瓶の水の交換時に使用しても良い。更に液体の肥料を施す際に利用しても良い。 【0020】 請求項7に示すようにジョウロ形の水出し口(2)を設けることにより、葉や花の上からやさしく給水するジョウロの役目を果すものとなる。また柄杓本体(1)の左右には、棒状の柄(4)を螺着するネジ部(12)が設けらることにより、柄(4)の取付方向が水出し口(2)に対して左側でも右側でも可能となるため、植物が置かれた場所に対応して柄(4)の方向を変えることができるものとなる。特に左利きの人にとっては使用し易いものとなる。また障害が片手にある人が利用する際には、利き手の方向に柄(4)を取付けて使用することが可能になると共に、車椅子を利用する人でも植物の給水が可能となる。 【0021】 請求項8に示すように柄杓本体(1)の上縁に水出し口(2)と反対側に注ぎ口(11)を形成することにより、請求項2と同様の効果が得られるものとなる。 【0022】 請求項9のように柄杓本体(1)の水出し口(2)の基部にネット(8)を設けることにより、水溜めから直接に水を汲んで使用してもネット(8)でゴミの流入が防止でき、水出し口(2)の透孔(21)の詰まりを防止することが出来るものとなると共に柄杓本体(1)内部の清掃もネット(8)を外して行えば、短時間できれいにすることが可能となる。 【0023】 請求項10のように柄(4)の先端に引掛部(6)を設けることにより、請求項5と同様の効果が得られるものとなる。 【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施形態を示す斜視図である。 【図2】本発明の別実施形態を示す斜視図である。 【符号の説明】 1 柄杓本体 11 注ぎ口 12 ネジ部 2 水出し口 21 透孔 3 取手 4 柄 5 開閉弁 6 引掛部 7 差換え口 8 ネット
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| 【出願人】 |
【識別番号】302030697 【氏名又は名称】今野 義浩
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| 【出願日】 |
平成14年7月17日(2002.7.17) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100083633 【弁理士】 【氏名又は名称】松岡 宏
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| 【公開番号】 |
特開2004−49039(P2004−49039A) |
| 【公開日】 |
平成16年2月19日(2004.2.19) |
| 【出願番号】 |
特願2002−208132(P2002−208132) |
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