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【発明の名称】 つる性植物による屋根緑化構造
【発明者】 【氏名】舩木 元旦
【住所又は居所】神奈川県藤沢市湘南台1丁目1番地21 元旦ビューティ工業株式会社内

【氏名】西澤 和幸
【住所又は居所】神奈川県藤沢市湘南台1丁目1番地21 元旦ビューティ工業株式会社内

【要約】 【課題】容易に緑化でき、建物への重量負担を極力軽減し、費用負担が少なく、設置後のメンテナンスも容易な屋根緑化構造を提供する。

【解決手段】建築物の勾配屋根面につる性植物を施す屋根緑化構造において、屋根面周辺部および/または棟は植裁基材5を有し、該植裁基材5にはつる性植物8を植裁して、この植裁基材5から生育するつる性植物8で勾配屋根面2cを緑化してある。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
建築物の勾配屋根面につる性植物を施す屋根緑化構造において、屋根面周辺部および/または棟は植裁基材を有し、該植裁基材にはつる性植物を植裁して、この植裁基材から生育するつる性植物で勾配屋根面を緑化してあることを特徴とするつる性植物による屋根緑化構造。
【請求項2】
勾配屋根面は、つる性植物を絡ませるガイド部材を配設してあることを特徴とする請求項1記載のつる性植物による屋根緑化構造。
【請求項3】
植栽基材へ水分を供給する灌水手段を有していることを特徴とする請求項1または2記載のつる性植物による屋根緑化構造。
【請求項4】
植裁基材は、上層を植裁層とし、下層を保水層としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のつる性植物による屋根緑化構造。
【請求項5】
植裁基材は、樋部と連通状の通水口を有していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載のつる性植物による屋根緑化構造。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はつる性植物による屋根緑化構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、特に都市部においては、ヒートアイランド現象や大気汚染等に対する環境改善の目的から、緑化スペースの確保並びに緑化の推進が行われており、建築物においては壁面や屋上或いは屋根上に各種の植物類を植裁して緑化が行われている。屋根面の緑化方法として具体的には、例えば陸屋根(屋上)に複数のプランターを敷き並べて屋上緑化を行う方法や、傾斜屋根上に防水シート、仕切り等によって流出を防止した土壌を敷き詰めて、地上で植物を育てるのと同様の環境を屋根面上に人工的に作り出す方法が採られている。
しかしながら、前記方法では設置に際し非常に手間と費用がかかるうえ、建物への重量負担、植裁後のメンテナンスも面倒になってしまうという問題点があった。さらに、降雨時には土が屋根面上に流れ出し外観を汚す虞れもあった。
また、メンテナンスを軽減した緑化方法として、特開2002−45031(先願)が提案されている。
先願は、屋根部上に遮水シートを設置し、この遮水シートの上に種子を保持した種子保持材を設け、この種子保持材につる性植物苗を植裁した複数の生育基盤を配置するものである。
しかし、先願はつる性植物を採用したことによりメンテナンス面については軽減されるものの、遮水シートを屋根部上に設置する作業から初めて、設置の際の手間および費用、建物への重量負担等の問題は依然として解消されないでいた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
解決しようとする課題は、第1には、容易に緑化でき、建物への重量負担を極力軽減し、費用負担が少なく、設置後のメンテナンスも容易な屋根緑化構造を、第2には、さらに、ガイド部材を設け植物の成長方向を導くことによって、効率よく屋根面を緑化可能な屋根緑化構造を、第3には、さらに、降雨量が不足した場合、生育に必要な水分を人為的に供給可能な屋根緑化構造を、第4には、さらに、つる性植物が生育する植栽基材内における保水能力が高い屋根緑化構造を、第5には、さらに、つる性植物が生育する植栽基材内における水分量を適量に自動調整可能な屋根緑化構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記した課題を達成するため、請求項1発明では、建築物の勾配屋根面につる性植物を施す屋根緑化構造において、屋根面周辺部および/または棟は植裁基材を有し、該植裁基材にはつる性植物を植裁して、この植裁基材から生育するつる性植物で勾配屋根面を緑化してあることを特徴とする。
屋根面周辺部とは、軒先近辺,ケラバ近辺,片流れ屋根(屋根面が一平面)における棟を指し、軒先外側に設けられた軒樋,軒先内側に設けられた内樋,軒先へとつながる谷樋も含まれる。また棟とは、片流れ屋根における棟は勿論のこと、切り妻屋根や寄せ棟屋根等の各種屋根形状における屋根面と屋根面との境界部分の棟も含む。
植裁基材は、少なくとも植栽層を有するもので、箱状のプランターや筒状のポット(鉢)等の容器内に植栽層を保有するもの、樋等の空間に仕切り壁を設け、仕切られた部分に植栽層を保有したもの、或いは、ココヤシやロックウール等、つる性植物が根を絡めることができる材料を所定形状に固めた植栽層兼容器のようなものでも良い。かかる植裁基材は、例えば棟に設けるのであれば、棟に架台を設置して、その上に例えばプランター等の植裁基材を載置しても良いし、軒先やケラバであればフックや固定具等により固定しても良いし、或いは樋内に設ける場合は樋内に仕切り壁を設け、雨水を流す樋部とは仕切られた部分を植裁基材として形成するようにしても良い。また、植裁基材は屋根面周辺部および/または棟の全長にわたって設けても良いし、何カ所かに区切って箱状に設けても良いし(プランターをそのまま載置する場合も含む)、或いは筒状に囲うように(ポット状に)形成して部分的に設けても良い。この植裁基材は、新設時に予め設けておくことは勿論のこと、所要の強度を有していれば既設のものに対して後から設置しても良い。
前記植裁層は、つる性植物の根が定着して安定して生育することが可能なものであれば良く、土でも良いし、人工的なシート、マット状のものでも良い。さらに、植裁するつる性植物に応じた水分保持能力を併せ持つものが好ましい。
樋の材質は樹脂製でも良いし、金属製でも良いし、コンクリート製でも良く、所要の強度を有していれば特に限定されるものではなく、形状についても特に限定されない。例えば、比較的大型な建物におけるコンクリート製の樋の場合(コンクリート製建物と一体的に形成されている場合)、樋は十分な大きさと強度を有しているので、植裁基材として通常の園芸に使用されているようなプランターを敷き並べても良い。
つる性植物とは、例えばツタ,テイカカヅラ,ツルマサキ,フユヅタ,セイヨウキヅタ等、細長く伸びて他物に絡み付いたり、或いは地上を這う茎によって伸長する植物の全てを含む。棟に植裁する場合は垂れ下がるタイプのつる性植物を、軒先,ケラバに植裁する場合は直接吸着して登攀するつる性植物或いはガイド部材に絡まり登攀するつる性植物を適宜植裁する等して、緑化態様にあった有効なつる性植物を選択或いは組み合わせる。
【0005】
また請求項2発明では、勾配屋根面は、つる性植物を絡ませるガイド部材を配設してあることを特徴とする。
ガイド部材は、つる性植物をガイド部材に絡ませて所望の方向へ成長させることで屋根面の緑化を促進するためのもので、紐状(ロープ、ワイヤー等)でも良いし、網目状(ネット、ラス網、エキスパンドメタル等)のものでも良いし、有孔板(パンチングメタル等)でも良く、また紐状のロープ、ワイヤー等を網目状に張設した態様でも良く、要するにつる性植物が絡みついて成長できるものであれば良い。このガイド部材は、屋根面全体に設けても良いし、また、必ずしも屋根面全体に設けなくても良く、緑化したい箇所に適宜に設置すればよい。特に軒先に植裁基材を設けて植裁した場合は、ガイド部材があった方が好ましい。ガイド部材は、屋根面より少し離して設置するのが好ましい(つる性植物が絡みやすく、また、屋根との間に風が通ることにより、熱が発散されやすい)。ガイド部材は、ビス,クギやフック状の金具或いは接着剤等の公知の取り付け手段によって取り付ければ良い。ガイド部材は、屋根面周辺部に軒樋が設けられている場合には、例えば軒樋の壁部分にクリップ状の金具を用いて挟み込んで固定すれば、屋根面の軒先に穴を空けることなく固定できる。屋根面にガイド部材を設置するに際し、ビス,クギ等で屋根面に直接穴を空けて取り付ける場合には、シール材を施す等の防水処理をしておくことが好ましい。
ガイド部材は、緑化対象の屋根面に設置する前に予めつる性植物を成長させて絡ませておき、後から屋根面に設置しても良い。この場合、つる性植物の成長を待たずに直ちに緑化することができる。
【0006】
また請求項3発明では、植栽基材へ水分を供給する灌水手段を有していることを特徴とする。
灌水手段は、植裁したつる性植物が必要とする水分を供給するためのもので、植物自体が大量の水分を必要とする場合の他、地域における降雨量が少ない場合等、自然の雨だけでは水分が不足する場合に用いられる。この灌水手段は、灌水装置のタンクに水道水や雨水を溜め、灌水パイプ等を通して植裁基材に水を供給する等、水分を供給できれば何等限定されるものではない。また、肥料を混ぜた液肥として供給するようにしても良いし、供給する水分量を調整できるようにしても良い。
灌水は必ずしも直接植裁基材に対して行う必要はなく、例えば樋内に植栽基材を設置した場合等は、屋根面に水を流せば自然と樋すなわち植裁基材に水が供給される。
【0007】
また請求項4発明では、植裁基材は、上層を植裁層とし、下層を保水層としたことを特徴とする。
保水層は、植裁するつる性植物に合わせて保水量のあったものを適宜選択する。
【0008】
また請求項5発明では、植裁基材は、樋部と連通状の通水口を有していることを特徴とする。
通水口は、植裁基材を樋内に設けた場合或いは樋外部に隣接して設けた場合に、植裁基材と樋部とを連通して働くものである。この通水口は、孔やスリットでも良いし、管を設けても良く、植裁層(土等)が流出しない程度の大きさの穴であればよい。通水口の位置は、つる性植物が大量の水分を必要とする場合には高い位置に設け、ほとんど必要ない場合には低い位置に設ける等、植裁するつる性植物にあわせて適宜選択する。また、植裁基材が樋内に設けられる場合、樋の植裁基材側を低くなるようにしておけば、通水口を通って水が植栽基材内に溜まりやすくなる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1および図2には本発明のつる性植物による屋根緑化構造における実施の1形態を例示しており、建築物1の屋根2の軒先2aに配設された軒樋3の内部は、樋の全長にわたって配設した仕切り壁部4で内外に区画されていて、内側には樋部3aが、外側には植栽基材5が、それぞれ設けられている。また、屋根2における軒先2aと棟2bのガイド保持具6間にはガイド部材7が棟2bおよび勾配屋根面2cから離れて浮いた状態に緊張状に架設されている。
【0010】
植栽基材5は、樋内に仕切り壁4を設け、仕切られた部分に植栽層5を設置したもので、樋の一部と樋内に設けた仕切り壁4及び植栽層5bからなり、この植栽層5bに植栽されているつる性植物8は、仕切り壁部4上を越えてガイド部材7に沿い絡み付くようにして生育することで、勾配屋根面2cを緑化して仕上げている。
ガイド部材7は網目状に形成してあり、軒棟方向の縦線7a両端は軒先2aと棟2bのガイド保持具6に、桁行き方向の横線7b両端はケラバ2dのガイド保持具6に、縦線7aと横線7bの交差部は勾配屋根面2cのガイド保持具6に、それぞれ保持されていることによって、勾配屋根面2c上に浮いた状態に張設されていて、勾配屋根面2cとの間に一定の空間を維持することで、このガイド部材7に絡み付いて生育して勾配屋根面2c全面を緑化するつる性植物8が風等にあおられた場合でも飛散を防止し、また最小限のばたつきで済むように抑止可能にしてある。
【0011】
図3には本発明のつる性植物による屋根緑化構造における実施の他の1形態を例示しており、構成は前記した図1の態様のものと基本的に同一であるため、共通している構成の説明は符合を準用して省略し、相違する構成について説明する。
ガイド部材7は紐状にしてあり、部材両端を軒先2aと棟2bのガイド保持具6に保持されていて、勾配屋根面2cとの間に一定の空間を維持している。このガイド部材7は軒棟方向に並列状に張設されていて、各ガイド部材7に絡み付いて生育して勾配屋根面2cを緑化するつる性植物8が風等にあおられた場合でも飛散を防止し、また最小限のばたつきで済むように抑止可能にしてある。
【0012】
図4には本発明のつる性植物による屋根緑化構造における実施の他の1形態を例示しており、構成は前記した図3の態様のものと基本的に同一であるため、共通している構成の説明は符合を準用して省略し、相違する構成について説明する。
軒樋3内には箱状の植栽基材5が樋方向に沿い略等間隔状に設置されていて、各植栽基材5における植栽層5bから伸びて最寄のガイド部材7に絡み付いて生育するつる性植物8により勾配屋根面2cを緑化している。植栽基材5は小型のプランター等の容器を用いても良い。
【0013】
図5には本発明のつる性植物による屋根緑化構造における実施の他の1形態を例示しており、構成は前記した図3の態様のものと基本的に同一であるため、共通している構成の説明は符合を準用して省略し、相違する構成について説明する。
軒樋3内には有底縦筒状の植栽基材5が樋方向に沿い略等間隔状に設置されていて、各植栽基材5における植栽層5bから伸びて最寄のガイド部材7に絡み付いて生育するつる性植物8により勾配屋根面2cを緑化している。植栽基材5は小型の鉢等の容器を用いても良い。
【0014】
図6には本発明のつる性植物による屋根緑化構造における実施の他の1形態を例示しており、屋根2の棟2bに定置された架台9上には植栽基材5が設置されている。また、架台9脇の勾配屋根面2cと軒先2aのガイド保持具6間にはガイド部材7が勾配屋根面2cから離れて浮いた状態に緊張状に架設されている。植栽基材5はプランターであり、植栽層5bにおけるつる性植物8が植栽基材5上縁を越えて下方へ伸びてガイド部材7に沿い絡み付くようにして生育することで、勾配屋根面2cを緑化して仕上げている。
また、ガイド部材7における勾配屋根面2c上に浮いた状態に張設されているガイド部材部分は、その何ヶ所かを勾配屋根面2c上に立設されたガイド保持具6で保持されていて、勾配屋根面2cとの間に一定の空間を維持することで、このガイド部材7に絡み付いて生育するつる性植物8が風等にあおられた場合でも飛散を防止し、また最小限のばたつきで済むように抑止可能にしてある。
【0015】
図7には本発明のつる性植物による屋根緑化構造における実施の他の1形態を例示しており、構成は前記した図1の態様のものと基本的に同一であるため、共通している構成の説明は符合を準用して省略し、相違する構成について説明する。
軒樋3には通水管10を経て潅水装置11が接続されていて、勾配屋根面2cを伝って軒樋3に集められた雨水は、通水管10から潅水タンク12内に流入して貯水されるようにしている。
潅水装置11は送水管13を経て植栽基材5と接続していて、潅水タンク12内の雨水をポンプ14で汲み上げて植栽基材5に随時給水可能にしてある。
【0016】
図8には本発明のつる性植物による屋根緑化構造における植栽基材の他の1形態を例示しており、軒樋3と別体の植栽基材5は、軒樋3外側面と接する垂直面状の背面部5c上縁にフック部5dを設けている。このフック部5dは軒樋3の外側面部3b上縁に係脱可能に形成されている。かかる植栽基材5は軒樋3に対して着脱自在に引っ掛けて取り付けてある。
【0017】
図9には本発明のつる性植物による屋根緑化構造における植栽基材の他の1形態を例示しており、軒樋3に一体に組み込まれている植栽基材5は、上層の植栽層5bと下層の保水層5eからなる上下二層構造のもので、つる性植物が植栽される植栽層5bに対して水分を保水層5eから補水可能にしてある。また、植栽基材5と樋部3aを隔てている仕切り壁部4下位には通水口4aを設けてあり、植栽基材5側の余剰水が通水口4aを通過して樋部3a側へ流出可能にしてあると共に、樋部3a側の雨水等が通水口4aを通過して保水層5e側に補水されるようにしてある。
【0018】
図10には本発明のつる性植物による屋根緑化構造における植栽基材の他の1形態を例示しており、構成は前記した図9の態様のものと基本的に同一であるため、共通している構成の説明は符合を準用して省略し、相違する構成について説明する。
軒樋3は、植裁基材5側を樋部3a側よりも低くしてあり、保水層5e側に水が溜まりやすく形成してある。
【0019】
前記に例示した各態様は本発明の一例を示しているに過ぎず、他の態様として、例えば、図8〜10の軒樋3を図1〜7における軒樋3と入れ替えて形成しても良い。
【0020】
【発明の効果】
A.請求項1により、屋根面を緑化しているので、ヒートアイランド現象の緩和に寄与できる。つる性植物は屋根面周辺部および/または棟の植裁基材にのみ植栽するので、作業が容易で費用負担も少ない。屋根全体に土を敷いたり、屋根勾配面に設置したりしないので、建物への重量負担が少ない。植裁基材を屋根面周辺部たとえば樋に設ける場合、軒樋,内樋,谷樋のいずれにも設置することができ、植裁基材を軒樋に設けた場合には、雨水を有効に利用できるので、灌水の手間が軽減されることになる。植裁基材を設けるだけでよいので、新築はもちろんのこと、既存の屋根にも容易に設置することができる。つる性植物は、一般的に根を植え付けて水を与えるだけで自然に成長・繁殖するため、メンテナンスが他の植物に比べて容易である。勾配屋根面には土壌等を載置しないので、降雨時等に外観を汚してしまうようなことがない。
B.請求項2により、さらに、ガイド部材を設けることで、つる性植物の成長方向を導くことによって、効率よく屋根面を緑化することができる。ガイド部材の設置の仕方によって、緑化したい箇所を選択して緑化できる。
C.請求項3により、さらに、降雨量が不足した場合、人為的に水分を供給することができる。肥料を混入した液肥を供給すれば、植物の成長を促すことができる。灌水を行う場合、先願は屋根面全体に灌水を行わなければならないのに対し、本発明は屋根面周辺部および/または棟にのみ灌水を行えばよいので、灌水装置の設置費用や管理の手間が軽減される。
D.請求項4により、降雨量が不足する時期においても、保水層により長期間水分を保持でき、土壌層を適度な湿潤状態に保持して灌水の手間を軽減することができる。
E.請求項5により、通水口により、植裁基材から余剰な水分を外部に排出することができる。また、反対に、降雨量が少ない場合には、樋内に集められた水を通水口から植裁基材内に給水させることができて、雨水を有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のつる性植物による屋根緑化構造における実施の1形態を例示している側面図。
【図2】斜視図。
【図3】本発明のつる性植物による屋根緑化構造における実施の他の1形態を例示している斜視図。
【図4】本発明のつる性植物による屋根緑化構造における実施の他の1形態を例示している斜視図。
【図5】本発明のつる性植物による屋根緑化構造における実施の他の1形態を例示している斜視図。
【図6】本発明のつる性植物による屋根緑化構造における実施の他の1形態を例示している側面図。
【図7】本発明のつる性植物による屋根緑化構造における実施の他の1形態を例示している側面図。
【図8】本発明のつる性植物による屋根緑化構造における植栽基材の他の1形態を例示して拡大断面図。
【図9】本発明のつる性植物による屋根緑化構造における植栽基材の他の1形態を例示して拡大断面図。
【図10】本発明のつる性植物による屋根緑化構造における植栽基材の他の1形態を例示して拡大断面図。
【符号の説明】
1 建築物
2 屋根
2a 軒先
2b 棟
2c 勾配屋根面
2d ケラバ
3 軒樋(樋)
3a 樋部
3b 外側面部
4 仕切り壁部
4a 通水口
5 植栽基材
5a 防水性容器
5b 植栽層
5c 背面部
5d フック部
5e 保水層
6 ガイド保持具
7 ガイド部材
7a 縦線
7b 横線
8 つる性植物
9 架台
10 通水管
11 潅水装置
12 潅水タンク
13 送水管
14 ポンプ
【出願人】 【識別番号】000165505
【氏名又は名称】元旦ビューティ工業株式会社
【住所又は居所】神奈川県藤沢市湘南台1丁目1番地21
【出願日】 平成14年7月5日(2002.7.5)
【代理人】 【識別番号】100109955
【弁理士】
【氏名又は名称】細井 貞行

【識別番号】100090619
【弁理士】
【氏名又は名称】長南 満輝男

【識別番号】100111785
【弁理士】
【氏名又は名称】石渡 英房

【公開番号】 特開2004−33145(P2004−33145A)
【公開日】 平成16年2月5日(2004.2.5)
【出願番号】 特願2002−197206(P2002−197206)