| 【発明の名称】 |
収穫作業機のバンパー収納構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】奥山 天 【住所又は居所】大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボタ堺製造所内
【氏名】上北 千春 【住所又は居所】大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボタ堺製造所内
【氏名】冨永 俊夫 【住所又は居所】大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボタ堺製造所内
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| 【要約】 |
【課題】バンパーの保管を容易にするとともに、その保管に起因した作業効率の低下を回避できるようにする。
【解決手段】左右両端の分草具9にわたって架設されるバンパー13を収縮可能に構成した。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 左右両端の分草具にわたって架設されるバンパーを収縮可能に構成してある収穫作業機のバンパー収納構造。 【請求項2】 前記バンパーを巻き取り可能に構成してある請求項1に記載の収穫作業機のバンパー収納構造。 【請求項3】 前記バンパーを折り畳み可能に構成してある請求項1に記載の収穫作業機のバンパー収納構造。 【請求項4】 前記バンパーを左右一端の分草具の背部に収納可能に構成してある請求項1〜3のいずれか一つに記載の収穫作業機のバンパー収納構造。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】 本発明は、左右両端の分草具にわたって架設されるバンパーを備えた収穫作業機のバンパー収納構造に関する。 【0002】 【従来の技術】 従来、収穫作業機を路上走行させる場合などにおいては、左右両端の分草具にわたって長尺のバンパーを架設することで、左右方向に並設された複数のバンパーの保護や、それらの間への他物の入り込みを抑制することが考えられている(例えば特許文献1参照。)。 【0003】 【特許文献1】 実開平1−175532号公報(第2頁の第7−9行、第6頁の第5−10行、第7頁の第5−6行、第1図、第2図、第4図、第9図) 【0004】 【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、上記の従来技術におけるバンパーは、左右両端の分草具にわたる長尺のものであることから、それを分草具から取り外して作業を行う際には、その保管場所に苦慮するようになっていた。又、不用意に畦などに放置すると、その置き場所を忘れて探し出す手間を要するようになり、それによって作業効率を低下させることもあった。 【0005】 本発明の目的は、バンパーの保管を容易にするとともに、その保管に起因した作業効率の低下を回避できるようにすることにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】 〔構成〕 上記目的を達成するため、本発明のうちの請求項1に記載の発明では、左右両端の分草具にわたって架設されるバンパーを収縮可能に構成した。 【0007】 〔作用〕 上記請求項1に記載の発明によると、バンパーを収縮させて小さく纏めるようにすれば、管理し易い搭乗運転部などにバンパーを保管することも可能になることから、バンパーの保管場所に苦慮することがなく、又、それによってバンパーを不用意に畦などに放置することもなく、置き場所を忘れてその探し出しに手間を要することもないことから、その探し出しによって作業効率の低下を招くこともない。 【0008】 〔効果〕 従って、バンパーを収縮可能に構成するだけの簡単な改良を施すことでバンパーの保管を容易にすることができ、又、それによって、バンパーの保管に起因した作業効率の低下を回避できるようになった。 【0009】 〔構成〕 本発明のうちの請求項2に記載の発明では、上記請求項1に記載の発明において、前記バンパーを巻き取り可能に構成した。 【0010】 〔作用〕 上記請求項2に記載の発明によると、バンパーを、その巻き取りによってより小さく纏めた状態にすることができ、その分、バンパーの保管に要するスペースも小さくなり、より管理し易い箇所にバンパーを保管できるようになる。 【0011】 〔効果〕 従って、バンパーの保管が更に行い易くなった。 【0012】 〔構成〕 本発明のうちの請求項3に記載の発明では、上記請求項1に記載の発明において、前記バンパーを折り畳み可能に構成した。 【0013】 〔作用〕 上記請求項3に記載の発明によると、バンパーを、その材料として強度の高いものを採用しながら、保管の際には小さく纏めることができるようになる。 【0014】 〔効果〕 従って、バンパーを、その保管を容易に行えるようにしながら、高い保護機能を有するものにすることができるようになった。 【0015】 〔構成〕 本発明のうちの請求項4に記載の発明では、上記請求項1〜3のいずれか一つに記載の発明において、前記バンパーを左右一端の分草具の背部に収納可能に構成した。 【0016】 〔作用〕 上記請求項4に記載の発明によると、バンパーが装着される分草具の背部に、収縮させたバンパーを収納できることから、バンパーの着脱が行い易くなる。又、バンパーの収納位置が分草具の背部であることから、バンパーが分草具の分草作用に悪影響を及ぼすことはなく、又、分草具によってバンパーを保護できるようになる。 【0017】 〔効果〕 従って、収穫作業時におけるバンパーの他物との接触を防止し、かつ、分草具による良好な分草作用を確保しながら、バンパーの着脱性の向上を図れるようになった。 【0018】 【発明の実施の形態】 図1には収穫作業機の一例である自脱形コンバインの全体側面が示されており、このコンバインは、左右一対のクローラ式走行装置1の駆動で走行する走行機体2の前部に、植立穀稈を刈り取って後方に向けて搬送する刈取搬送部3を、油圧式のリフトシリンダ4の作動で昇降揺動するように連結し、その刈取搬送部3からの刈取穀稈に対して脱穀処理を施すとともに、この脱穀処理で得られた処理物に対して選別処理を施す脱穀装置5と、この脱穀装置5からの穀粒を貯留する穀粒タンク6とを走行機体2に搭載し、走行機体2における穀粒タンク6の前方箇所に運転座席7などを備える搭乗運転部8を形成して構成されている。 【0019】 図1及び図2に示すように、刈取搬送部3は、機体の走行に伴って、その前端下部において左右方向に並設された複数の分草具9が倒伏した植立穀稈を分草し、複数の引起装置10が分草後の植立穀稈を引き起こし、刈取装置11が引き起こされた植立穀稈の株元側を切断し、穀稈搬送装置12が刈取穀稈を起立姿勢から横倒し姿勢に切り換えながら後方の脱穀装置5に向けて搬送するように構成されている。 【0020】 図2及び図3に示すように、この自脱形コンバインには、路上走行などの際に左右両端の分草具9にわたって架設されることで、各分草具9の先端を保護するとともにそれらの間への他物の入り込みを抑制する長尺のバンパー13が装備されている。 【0021】 バンパー13は、右端に位置する分草具9の背部に装備した収納部14への巻き取り収納が可能な薄鋼板製で、その先端部には、左端に位置する分草具9の先端に装備した螺合部15へのボルト連結を可能にする連結孔16が形成されており、螺合部15とのボルト連結を解除すると、収納部14に内蔵した巻き取り機構17によって、収納部14内に巻き取り収納されるようになっている。 【0022】 つまり、バンパー13が装着される分草具9の背部に、バンパー13を巻き取って小さく纏めた状態で収納できることから、バンパー13の保管場所に苦慮することがなく、又、それによってバンパー13を不用意に畦などに放置することもないことから、置き場所を忘れてその探し出しに手間を要することがない上に、分草具9に対するバンパー13の着脱も行い易くなる。しかも、バンパー13の収納位置が分草具9の背部であることから、収穫作業の際に、バンパー13が分草具9の分草作用に悪影響を及ぼすことがなく、又、分草具9によってバンパー13を保護できるようになっている。 【0023】 〔別実施形態〕 以下、本発明の別実施形態を列記する。 〔1〕収穫作業機としては、複数の分草具9を備えるものであれば、大豆や小豆などの豆類を収穫する豆類収穫用のコンバインや、人参や大根あるいは玉葱などの根菜類を収穫する根菜類収穫用の収穫作業機などであってもよい。 【0024】 〔2〕左端に位置する分草具9の背部に、バンパー13を巻き取り収納する収納部14を装備し、右端に位置する分草具9の先端に、バンパー13の先端部がボルト連結される螺合部15を装備するようにしてもよい。 【0025】 〔3〕収納部14を左右一端の分草具9に着脱可能に装備し、バンパー13を巻き取り収納した収納部14を分草具9から取り外して、搭乗運転部8などの所定箇所にて保管できるように構成してもよい。 【0026】 〔4〕図4の(イ)に示すように、バンパー13を、その平面部に沿う複数の支点軸18周りに折り畳み可能な鋼板製とし、その両端部に、左右両端に位置する分草具9の先端に装備した螺合部15へのボルト連結を可能にする連結孔16を形成し、その折り畳み後のバンパー13を、左右一端に位置する分草具9の背部や搭乗運転部8における運転座席7の背部などの所定箇所に保管するようにしてもよい。 【0027】 〔5〕図4の(ロ)に示すように、バンパー13を、その平面部と直交する方向の複数の軸心19周りに折り畳み可能な鋼板製とし、その両端部に、左右両端に位置する分草具9の先端に装備した螺合部15へのボルト連結を可能にする連結孔16を形成し、その折り畳み後のバンパー13を、左右一端に位置する分草具9の背部や搭乗運転部8における運転座席7の背部などの所定箇所に保管するようにしてもよい。 【0028】 〔6〕バンパー13として、ゴムやプラスチックなどの樹脂製のものや、薄鋼板に樹脂材をコーティングしたものなどを採用するようにしてもよく、又、黄色や蛍光色などの警告色で着色したものを採用するようにしてもよい。 【0029】 〔7〕分草具9に対するバンパー13の連結を係合で行うように構成してもよい。 【図面の簡単な説明】 【図1】自脱形コンバインの全体側面図 【図2】バンパー装着状態を示すコンバイン前半部の平面図 【図3】バンパーの装着・収納構造を示す要部の平面図 【図4】(イ)バンパーをその平面に沿う軸心周りに折り畳み可能に構成した別実施形態でのバンパーの装着・収納構造を示す要部の平面図 (ロ)バンパーをその平面に直交する軸心周りに折り畳み可能に構成した別実施形態でのバンパーの装着・収納構造を示す要部の平面図 【符号の説明】 9 分草具 13 バンパー
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001052 【氏名又は名称】株式会社クボタ 【住所又は居所】大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号
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| 【出願日】 |
平成14年12月9日(2002.12.9) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100107308 【弁理士】 【氏名又は名称】北村 修一郎
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| 【公開番号】 |
特開2004−187520(P2004−187520A) |
| 【公開日】 |
平成16年7月8日(2004.7.8) |
| 【出願番号】 |
特願2002−356655(P2002−356655) |
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