| 【発明の名称】 |
刈払機の安全カバー装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】斎藤 剛史 【住所又は居所】東京都墨田区東駒形4丁目20番2号 協同ゴム工業株式会社内
【氏名】相馬 広美 【住所又は居所】東京都墨田区東駒形4丁目20番2号 協同ゴム工業株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】従来の刈払機の安全カバー装置は多目的に、又、異なる条件では使用できない欠点があった。
【解決手段】本発明の刈払機の安全カバー装置は、刈刃を取り付ける主パイプにその基部を固定したサポータと、このサポータに重ね合せた、その基部を上記サポータに回動自在に枢支したカッターガードとより成る。上記サポータとカッターガードの基部の何れか一方及び他方に、互いに係合する枢軸と長溝の何れか一方及び他方が設けられ、上記サポータとカッターガードの何れか一方及び他方に、互いに係合する枢軸とH状溝の何れか一方及び他方が設けられている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 刈刃を取り付ける主パイプにその基部を固定したサポータと、このサポータに重ね合せた、その基部を上記サポータに回動自在に枢支したカッターガードとより成ることを特徴とする刈払機の安全カバー装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】 本発明は刈払機の安全カバー装置、特に、多目的用刈払機のための安全カバー装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】 図13は従来の安全カバーを有する刈払機を示し、1は主パイプ、2はこの主パイプ1の基部に取り付けたエンジン、3は主パイプ1の先端部に着脱自在に取り付けた例えば厚さ5mm、直径250mm程度の刈刃、4はL字状に下方に折り曲げた先端部4aを有し、基部4bを主パイプ1の先端部に固定したカッターガード、5は肩掛けバンドである。 【0003】 この種従来の刈払機におけるカッターガード4は主パイプ1の先端部から操作者の方向に延びる中心線を有する扇形状平面を有し、刈刃3によってはね飛ばされた草木や小石が作業者に達しないようその折り曲げ先端部4aによってガードする役割を果たしている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】 然しながら上記刈払機はガードの範囲が一定で変更できず、従って、刈り取る草木の種類、地面の傾斜、作業者による使い方等に対応せしめることができなかった。また、その刈刃3を図14に示すようにナイロンコード6を有するナイロンカッター7に交換して使用する場合には上記ナイロンカッター7はナイロンコード6を内蔵する関係上その厚さが20mm程度と大きくなり、ナイロンコード6の作用面がそれだけ地面に近づく。従ってこれに応じて上記カッターガード4のL型折り曲げ先端部4aの下縁の位置を地面に近くする必要があり、カッターガード4として大きいものを使用する必要があった。 【0005】 また、図15に示すように刈刃3を垂直として草刈境界部の溝切り用として使用する場合があり、このように刈刃3を垂直とした場合には上記扇形状平面の下側となる縁が地面に当るようになるため作業不能となる欠点があった。 【0006】 本発明は上記の欠点を除くようにしたものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】 本発明の刈払機の安全カバー装置は、刈刃を取り付ける主パイプにその基部を固定したサポータと、このサポータに重ね合せた、その基部を上記サポータに回動自在に枢支したカッターガードとより成ることを特徴とする。 【0008】 【発明の実施の形態】 以下図面によって本発明の実施例を説明する。 【0009】 本発明においては図1〜図4に示すように主パイプ1の先端部から操作者の方向に向って略水平に延びる、先端部8aをL字状に下方に折り曲げた短柵状のサポータ8を上記カッターガード4の上面に重ね合せ、その基部8bを主パイプ1の先端部に固定する。このサポータ8の基部近傍には長溝8cを形成し、折り曲げ先端部8aには上下及び左右に延びる溝、例えば、横向きとしたH状溝部8dを設ける。 【0010】 また、上記カッターガード4の基部4bを主パイプ1に固定せず、この部分に枢軸9を垂設し、上記サポータ8の基部近傍に形成した長溝8cに挿通した後これにノブ10を螺合し、カッターガード4が枢軸9を中心としてサポータ8に相対的に水平面内で揺動自在ならしめる。 【0011】 また、カッターガード4の折り曲げ先端部4aに枢軸11を突設し、上記サポータ8の先端部8aに形成したH状溝部8dに挿通した後これにノブ12を螺合し、カッターガード4の先端部4aを枢軸11を介して上記溝部8dに沿って水平方向及び上下方向に移動自在ならしめる。 【0012】 更に、図5に示すように刈刃3を垂直として使用する場合に下側となるサポータ8の縁にはこれから延びる泥よけ片13を設けるのが好ましい。 【0013】 本発明の刈払機の安全カバー装置は上記のような構成であるから刈刃3の代りにナイロンカッター7を使用する場合にはノブ12を横向きのH状溝部8dの中間溝部分を通して、図4に示す下方の水平溝内に移動し、この結果、カッターガード4がサポータ8に相対的に地面側に下降され、ナイロンカッター7からの小石等に対し操作者を十分にガードできるようになる。 【0014】 また、刈刃3を図5に示すように垂直にして使用する場合にはカッターガード4を枢軸11を介して溝部8dに沿ってサポータ8に相対的に上方に移動せしめてカッターガード4の下側になった縁をサポータ8の下側になった縁に一致せしめ且つ地面に水平ならしめれば、カッターガード4の下縁が地面に当らないようになる。 【0015】 また、このときは泥よけ片13が刈刃3からの泥等を受け止めるようになる。 【0016】 なお、上記枢軸9及び11をサポータ8に設け、溝8c、溝部8dをカッターガード4に設けても良く、また、泥よけ片13はカッターガード4に設けても良い。 【0017】 本発明の第2の実施例においては図6〜図8に示すようにL字状に下方に折り曲げた先端部8aを有しないサポータ8を用い、このサポータ8の遊端部近傍に上下及び左右に延びる溝、例えば、横向きとしたH状溝部8dを設けカッターガード4の水平面部に枢軸11を突設し、上記サポータ8の先端部に形成したH状溝部8dに挿通した後これにノブ12を螺合し、カッターガード4の水平部分に枢軸11を設け、これを介して上記カッターガード4を上記溝部8dに沿って水平方向及び上下方向に移動自在ならしめる。 【0018】 この実施例によれば第1の実施例と略同一の作用効果を得ることができる。 【0019】 図9及び図10は主パイプ1の先端部にギヤボックス14を有するストレートタイプの刈払機に本発明を適用した場合の第3の実施例を示し、この実施例においてはギヤボックス14と主パイプ1との接続部に上記第1実施例におけると同様のサポータ8の基部を8bを固定し、カッターガード4をこのサポータ8に重ねて用いるようにする。 【0020】 図11及び図12は本発明の第4の実施例を示し、この実施例ではストレートタイプの刈払機において上記第2実施例におけると同様のサポータ8とカッターガード4とを用いる。 【0021】 なお、上記各実施例におけるH状溝部は上下に延びる一本の溝のみとしても良い。 【0022】 【発明の効果】 上記のように本発明の刈払機の安全カバー装置を用いれば、刈払機が多目的に、また、異なる条件に適合するよう使用できるようになると共に安全性を高めることができる大きな利益がある。 【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の安全カバー装置を用いた刈払機の斜視図である。 【図2】本発明の安全カバー装置の平面図である。 【図3】図2に示す安全カバー装置の縦断側面図である。 【図4】図2に示す安全カバー装置の右側面図である。 【図5】本発明の刈払機の安全カバー装置の他の使用状態説明図である。 【図6】本発明の第2の実施例の安全カバー装置を用いた刈払機の斜視図である。 【図7】図6に示す安全カバー装置の平面図である。 【図8】図7に示す安全カバー装置の縦断側面図である。 【図9】本発明の第3の実施例の安全カバー装置を用いた刈払機の斜視図である。 【図10】図9に示す安全カバー装置の平面図である。 【図11】本発明の第4の実施例の安全カバー装置を用いた刈払機の斜視図である。 【図12】図11に示す安全カバー装置の平面図である。 【図13】従来の安全カバーを用いた刈払機の斜視図である。 【図14】刈刃とナイロンカッターの関係説明図である。 【図15】従来の安全カバーを用いた刈払機の他の使用状態説明図である。 【符号の説明】 1 主パイプ 2 エンジン 3 刈刃 4 カッターガード 4a 先端部 4b 基部 5 肩掛けバンド 6 ナイロンコード 7 ナイロンカッター 8 サポータ 8a 折り曲げ先端部 8b 基部 8c 長溝 8d H状溝部 9 枢軸 10 ノブ 11 枢軸 12 ノブ 13 泥よけ片 14 ギヤボックス
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| 【出願人】 |
【識別番号】000162353 【氏名又は名称】協同ゴム工業株式会社 【住所又は居所】東京都墨田区東駒形4−20−2
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| 【出願日】 |
平成14年5月31日(2002.5.31) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100062982 【弁理士】 【氏名又は名称】澤木 誠一
【識別番号】100102749 【弁理士】 【氏名又は名称】澤木 紀一
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| 【公開番号】 |
特開2004−75(P2004−75A) |
| 【公開日】 |
平成16年1月8日(2004.1.8) |
| 【出願番号】 |
特願2002−160146(P2002−160146) |
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