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【発明の名称】 乗用型田植機
【発明者】 【氏名】藤井 健次
【住所又は居所】大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボタ堺製造所内

【氏名】中川 善清
【住所又は居所】大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボタ堺製造所内

【氏名】久保下 竹男
【住所又は居所】大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボタ堺製造所内

【氏名】小池 康三
【住所又は居所】大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボタ堺製造所内

【要約】 【課題】乗用型田植機において、運転座席の後側にホッパー及び繰り出し部を備え、運転座席の下側にブロアを備えた場合、比較的大きな部材であるバッテリーを適切に配置する。

【解決手段】右及び左の機体フレーム16の後部に右及び左の縦フレーム25を備えて、右及び左の縦フレーム25の上部に運転座席30を支持させ、運転座席30の下側で右及び左の縦フレーム25の間にブロア40を備える。右又は左の縦フレーム25のうちの一方の横外側部にバッテリー48を備える。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
前後方向に配置された右及び左の機体フレームの後部に右及び左の縦フレームを備えて、前記右及び左の縦フレームの上部に運転座席を支持させ、
前記運転座席の下側で右及び左の縦フレームの間にブロアを備えて、前記ブロアを駆動する電動モータをブロアを接続し、前記右又は左の縦フレームのうちの一方の横外側部にバッテリーを備えると共に、
前記運転座席の後側に施肥用のホッパーと繰り出し部とを備えて、機体の後部に支持された苗植付装置に肥料供給部を備え、前記繰り出し部と肥料供給部とに亘ってホースを接続して、
前記ホッパーから繰り出し部によって繰り出された肥料を、前記ブロアの送風によりホースを介して肥料供給部に供給し、前記肥料供給部から田面に供給するように構成してある乗用型田植機。
【請求項2】
前記右又は左の縦フレームのうちの他方の横外側部に、前記苗植付装置を昇降駆動する昇降レバーを備えてある請求項1に記載の乗用型田植機。
【請求項3】
前記昇降レバーと、前記昇降レバーの操作位置を検出する位置センサーと、前記昇降レバーを複数の操作位置に保持するデテント機構とを、一つのダイキャスト製の昇降レバー支持部材に備えて、
前記昇降レバー支持部材を右又は左の縦フレームのうちの他方の横外側部に取り付けてある請求項2に記載の乗用型田植機。
【請求項4】
前記右又は左の縦フレームのうちの一方の横外側部に支持部を取り付けて、前記支持部にバッテリーを支持させると共に、
前記支持部にロッド部材を備えて、前記ロッド部材のネジ部にネジ部材をねじ込むことにより、前記ネジ部材を介してバッテリーを支持部に押し付けて固定するように構成し、
前記ネジ部材をロッド部材のネジ部にねじ込むことによるロッド部材の回転をバッテリーに接当することによって止める接当部を、前記ロッド部材に備えてある請求項1〜3のうちのいずれか一つに記載の乗用型田植機。
【請求項5】
前後方向に配置された右及び左の機体フレームの後部に右及び左の縦フレームを備えて、前記右及び左の縦フレームを上方に延出すると共に、
前記右及び左の縦フレームの上部に亘って支持部材を連結し、運転座席を上方に持ち上げ可能に揺動自在に支持する第1支持部を前記支持部材に備え、前記運転座席を支持する第2支持部を前記支持部材に備えて、
前記運転座席を第1及び第2支持部により支持部材に支持させてある乗用型田植機。
【請求項6】
燃料タンクに円筒状の給油口を上向きに備え、前記給油口の上端の外周部にネジ部を備えて、蓋部材を前記給油口のネジ部にねじ込むことにより、前記蓋部材を給油口に取り付けるように構成すると共に、
前記給油口のネジ部の下端部から下側の給油口の外周部を、前記給油口のネジ部の外周部よりも給油口の中心側に位置させてある乗用型田植機。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、乗用型田植機の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
乗用型田植機では例えば特許文献1及び2に開示されているように、運転座席(特許文献1の図1及び図2中の13、特許文献2の図1中の16)の後側に、施肥用のホッパー(特許文献1の図1,2,3中の37、特許文献2の図1中の22)と、繰り出し部(特許文献1の図3中の38、特許文献2の図1中の23)とを備えて、機体の後部に支持された苗植付装置に肥料供給部(特許文献1の図3中の39、特許文献2の図1中の25)を備え、繰り出し部と肥料供給部とに亘ってホース(特許文献1の図1,2,3中の40、特許文献2の図1中の24)を接続したものがある。
この場合、特許文献1及び2の構造では、運転座席の下側にブロア(特許文献1の図1及び図2中の41、特許文献2の図1中の26)を備えて、ホッパーから繰り出し部によって繰り出された肥料を、ブロアの送風によりホースを介して肥料供給部に供給し、肥料供給部から田面に供給するように構成している。
【0003】
乗用型田植機では例えば特許文献3に開示されているように、前後方向に配置された右及び左の機体フレーム(特許文献3の図7及び図8中の38)の後部に右及び左の縦フレーム(特許文献3の図7及び図8中の54)を備えて、右及び左の縦フレームを上方に延出して、右及び左の縦フレームの上部に右及び左の前ステー(特許文献3の図7及び図8中の55)を備え、右及び左の縦フレームの上部に亘って後支持部材(特許文献3の図7及び図8中の53)を連結したものがある。
これにより、運転座席(特許文献3の図7及び図8中の50)が、右及び左の前ステーに上方に持ち上げ可能に揺動自在に支持されており、右及び左の前ステー、後支持部材によって運転座席が支持される。
【0004】
乗用型田植機では例えば特許文献4に開示されているように、燃料タンクにおいて、円筒状の給油口(特許文献4の図1及び図2中の14)を上向きに備え、給油口の上端の外周部にネジ部を備えて、蓋部材を給油口のネジ部にねじ込むことにより、蓋部材を給油口に取り付けるように構成したものがある。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−16939号公報(図1,2,3)
【特許文献2】
特開2000−23516号公報(図1)
【特許文献3】
特開2000−312512号公報(図7及び図8)
【特許文献4】
実開平5−89057号公報(図1及び図2)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1及び2の構造によると、電動モータをブロアに接続して、電動モータによりブロアを駆動するように構成する必要があり、電動モータに電力を供給するバッテリーを備える必要がある。
本発明(請求項1〜4)は乗用型田植機において、運転座席の後側にホッパー及び繰り出し部を備え、運転座席の下側にブロアを備えた場合、比較的大きな部材であるバッテリーを適切に配置することを目的としている。
【0007】
特許文献3の構造によると、右及び左の縦フレームに運転座席を支持させる場合、右及び左の前ステー、後支持部材により運転座席を支持するように構成しているので、部品点数が比較的多いものとなっており、構造の簡素化の面で改善の余地がある。
本発明(請求項5)は乗用型田植機において、右及び左の縦フレームに運転座席を支持させる場合、運転座席を支持する部材の部品点数を少なくすることを目的としている。
【0008】
特許文献4の構造によると、蓋部材を給油口に取り付けている状態において、給油口のネジ部の下端部から下側の給油口の外周部に、蓋部材の内面のネジ部よりも下側の蓋部材の内周部が接するような状態になることが考えられる。このような状態になっていると、例えば洗車時の水や雨水が毛細管現象により、給油口のネジ部の下端部から下側の給油口の外周部に入り込み、給油口のネジ部に入り込んで、給油口から燃料タンクの内部に入り込むことが考えられる。
本発明(請求項6)は乗用型田植機において、例えば洗車時の水や雨水が燃料タンクの内部に入り込むような状態を防止することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
[I]
請求項1の特徴によると、前後方向に配置された右及び左の機体フレームの後部に右及び左の縦フレームを備えて、右及び左の縦フレームの上部に運転座席を支持させ、運転座席の下側で右及び左の縦フレームの間にブロアを備えて、ブロアを駆動する電動モータをブロアを接続し、右又は左の縦フレームのうちの一方の横外側部にバッテリーを備えている。運転座席の後側に施肥用のホッパーと繰り出し部とを備えて、機体の後部に支持された苗植付装置に肥料供給部を備え、繰り出し部と肥料供給部とに亘ってホースを接続しており、ホッパーから繰り出し部によって繰り出された肥料を、ブロアの送風によりホースを介して肥料供給部に供給し、肥料供給部から田面に供給するように構成している。
【0010】
乗用型田植機では、前後方向に配置された右及び左の機体フレームの後部に右及び左の縦フレームを備えて、右及び左の縦フレームの上部に運転座席を支持したものが多くあり、右及び左の縦フレームの間の空間、右の縦フレームの横外側の空間、左の縦フレームの横外側の空間に仕切られたような状態になっているものが多くある。
これにより、請求項1の特徴によると、既存の部材と言ってよい右及び左の縦フレームの間(運転座席の下側)にブロアを備え、右又は左の縦フレームのうちの一方の横外側部にバッテリーを備えており、比較的大きな部材であるブロア及びバッテリーが、右及び左の縦フレームの間の空間、右又は左の縦フレームの横外側の空間に無駄なく配置される状態となる。
請求項1の特徴によると、ブロアとバッテリーとが互いに接近して配置されることになるので、ブロアに接続される電動モータにバッテリーの電力を供給するように構成する場合、配線等の配置が行い易いものとなり、配線の長さも短いものでよくなる。
【0011】
[II]
請求項2の特徴によると、請求項1の場合と同様に前項[I]に記載の「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作用」を備えている。
乗用型田植機では、苗植付装置を昇降駆動する昇降レバーを運転座席の横外側に備えたものが多くある。請求項2の特徴によると、右又は左の縦フレームのうちの一方の横外側部にバッテリーを備えた状態で、右又は左の縦フレームのうちの他方の横外側部に、苗植付装置を昇降駆動する昇降レバーを備えているので、ブロア及びバッテリー、昇降レバーが、右及び左の縦フレームの間の空間、右の縦フレームの横外側の空間、左の縦フレームの横外側の空間に無駄なく配置される状態となる。
【0012】
[III]
請求項3の特徴によると、請求項2の場合と同様に前項[I][II]に記載の「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作用」を備えている。
右又は左の縦フレームのうちの一方の横外側部にバッテリーを備えた状態において、右又は左の縦フレームのうちの他方の横外側部に、苗植付装置を昇降駆動する昇降レバーを備える場合、請求項3の特徴によれば、昇降レバーと、昇降レバーの操作位置を検出する位置センサーと、昇降レバーを複数の操作位置に保持するデテント機構とを、一つのダイキャスト製の昇降レバー支持部材に備えて、昇降レバー支持部材を右又は左の縦フレームのうちの他方の横外側部に取り付けている。
【0013】
これにより、請求項3の特徴によると、昇降レバー、位置センサー及びデテント機構を、昇降レバー支持部材に備えられた一つのユニットとして、右又は左の縦フレームのうちの他方の横外側部に容易に取り付けることができる。
請求項3の特徴によると、板材を折り曲げたり、複数の板材を連結して昇降レバー支持部材を形成する場合に比べて、昇降レバー支持部材がダイキャスト製で一体的に形成されるので、昇降レバー支持部材の精度が良いものとなる。
この場合に、請求項3の特徴によると、一つの昇降レバー支持部材に昇降レバー、位置センサー及びデテント機構が備えられることにより、昇降レバー支持部材の精度が良いものとなることと相まって、昇降レバー、位置センサー及びデテント機構の互いの位置関係が精度良く決まる。
【0014】
[IV]
請求項4の特徴によると、請求項1〜3のうちのいずれか一つの場合と同様に前項[I]〜[III]に記載の「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作用」を備えている。
右又は左の縦フレームのうちの一方の横外側部にバッテリーを備える場合、請求項4の特徴によると、右又は左の縦フレームのうちの一方の横外側部に支持部を取り付けて、支持部にバッテリーを支持させており、支持部にロッド部材を備えて、ロッド部材のネジ部にネジ部材をねじ込むことにより、ネジ部材を介してバッテリーを支持部に押し付けて固定するように構成している。
【0015】
前述のように構成した場合、ネジ部材をロッド部材のネジ部にねじ込むと、ネジ部材と一緒にロッド部材が回転しようとして、ネジ部材をロッド部材のネジ部にうまくねじ込むことができないような状態の生じることがある。
請求項4の特徴によると、ネジ部材をロッド部材のネジ部にねじ込むことによるロッド部材の回転をバッテリーに接当することによって止める接当部を、ロッド部材に備えているので、ネジ部材をロッド部材のネジ部にねじ込んだ際、ネジ部材と一緒にロッド部材が回転しようとしても、ロッド部材の接当部がバッテリーに接当することにより、ネジ部材と一緒にロッド部材が回転しようとする状態が止められる。
この場合に、ロッド部材の接当部がバッテリーに接当することによって、ネジ部材と一緒にロッド部材が回転しようとする状態が止められるように構成しており、ロッド部材の接当部を受け止める部材として既存の部材であるバッテリーを使用しているので、ロッド部材の接当部を受け止める専用の部材を備える必要がない。
【0016】
[V]
請求項5の特徴によると、前後方向に配置された右及び左の機体フレームの後部に右及び左の縦フレームを備えて、右及び左の縦フレームを上方に延出している。右及び左の縦フレームの上部に亘って支持部材を連結し、運転座席を上方に持ち上げ可能に揺動自在に支持する第1支持部を支持部材に備え、運転座席を支持する第2支持部を支持部材に備えて、運転座席を第1及び第2支持部により支持部材に支持させている。
【0017】
これにより、請求項5の特徴によると、第1及び第2支持部を支持部材に備えており、第1及び第2支持部を支持部材に一体的に備えることが可能なので、特許文献3の構造のように、右及び左の前ステー、後支持部材と言うような多くの部品を用意する必要がない。
請求項5の特徴によると、支持部材を右及び左の縦フレームの上部に亘って連結することにより、第1及び第2支持部(支持部材)を右及び左の縦フレームの上部に備えることができるので、特許文献3の構造のように、右及び左の前ステーや後支持部材を別々に右及び左の縦フレームに取り付ける必要がない。
【0018】
[VI]
請求項6の特徴によると、燃料タンクに円筒状の給油口を上向きに備え、給油口の上端の外周部にネジ部を備えて、蓋部材を給油口のネジ部にねじ込むことにより、蓋部材を給油口に取り付けるように構成しており、給油口のネジ部の下端部から下側の給油口の外周部を、給油口のネジ部の外周部よりも給油口の中心側に位置させている。
【0019】
これによって、請求項6の特徴によると、給油口のネジ部の下端部から下側の給油口の外周部が、給油口のネジ部の外周部よりも給油口の中心側に位置していることにより、蓋部材を給油口に取り付けている状態において、給油口のネジ部の下端部から下側の給油口の外周部が、蓋部材の内面のネジ部よりも下側の蓋部材の内周部から給油口の中心側に離れる状態となっている。
従って、請求項6の特徴によると、例えば洗車時の水や雨水が蓋部材の付近に付着した場合、給油口のネジ部の下端部から下側の給油口の外周部の付近に毛細管現象が発生し難く、洗車時の水や雨水が給油口のネジ部に入り込み難くなり、給油口から燃料タンクの内部に入り込み難くなる。
【0020】
【発明の実施の形態】
[1]
図1及び図2に示すように、前輪1及び後輪2で支持された機体の後部に、リンク機構3が上下に揺動自在に支持され、リンク機構3を上下に昇降駆動する油圧シリンダ4が備えられており、リンク機構3の後部に苗植付装置5が支持されて、乗用型田植機が構成されている。
【0021】
次に、苗植付装置5について説明する。
図1及び図2に示すように、リンク機構3の後部にフィードケース6が支持され、伝動ケース7が後向きに片持ち状に支持されており、伝動ケース7の上部に苗のせ台8が横方向に往復移動自在に支持されている。フィードケース6から横方向に横送り軸9が延出され、横送り軸9と苗のせ台8とが連係されており、苗のせ台8にベルト型式の縦送り装置10が備えられている。伝動ケース7の後部に植付ケース11が回転自在に支持され、植付ケース11に一対の植付アーム12が支持されている。フィードケース6の下部にセンターフロート13が備えられ、センターフロート13の右及び左の横外側にサイドフロート14が備えられており、センターフロート13の前方に整地ローラー15が備えられている。
【0022】
以上の構造により、図1及び図2に示すように、横送り軸9が回転駆動されて苗のせ台8が横方向に往復横送り駆動され、植付ケース11が回転駆動されて、植付アーム12が苗のせ台8の下部から苗を取り出して田面に植え付けるのであり、苗のせ台8が往復横送り駆動のストロークエンドに達すると、苗のせ台8の苗が縦送り装置10により下方に所定量だけ送られる。
【0023】
図1に示すように、前後方向に右及び左の機体フレーム16が備えられて、右及び左の機体フレーム16の前部にミッションケース17が連結されており、ミッションケース17から右及び左に延出された前車軸ケース18に、前輪1が操向自在に支持されている。右及び左の機体フレーム16の後部に後車軸ケース21が支持され、後車軸ケース21に後輪2が支持されている。
【0024】
図1に示すように、ミッションケース17の前部に連結された支持フレーム19にエンジン20が支持されており、エンジン20の動力がミッションケース17に連結された静油圧式無段変速装置(図示せず)、ミッションケース17に伝達されるように構成されており、エンジン20及び静油圧式無段変速装置等がボンネット22により覆われている。ミッションケース17に伝達された動力が前車軸ケース18を介して前輪1に伝達され、伝動軸23を介して後車軸ケース21から後輪2に伝達されており、PTO軸24を介して苗植付装置5に伝達されている。
【0025】
[2]
図1及び図5に示すように、右及び左の機体フレーム16の後部に、縦壁状の右及び左の縦フレーム25が連結されて、右及び左の縦フレーム25が上方に延出されている。リンク機構3のトップリンク3a及び油圧シリンダ4が、右及び左の縦フレーム25の後部の上部に上下に揺動自在に支持され、リンク機構3のロアリンク3bが右及び左の機体フレーム16の後部に上下に揺動自在に支持されている。
【0026】
図4,5,6,7に示すように、1枚の板材をプレス加工することによって支持部材26が構成されており、前方に向くアーム状の右及び左の第1支持部26a、左右方向に亘る前及び後の第2支持部26bが、支持部材26に一体的に形成されている。右及び左の縦フレーム25の上部に亘って支持部材26が連結され、支持部材26の後の第2支持部26bにゴム部材27が取り付けられて、支持部材26の前の第2支持部26bの下側にECUユニット29が配置されている。図1,2,5,6に示すように、右及び左の縦フレーム25を覆うカバー28が備えられており、カバー28の開口部から支持部材26の右及び左の第1支持部26a、ゴム部材27が上方に突出している。
【0027】
図5,6,7に示すように、支持部材26の右及び左の第1支持部26aの横軸芯P1周りに、運転座席30の前部が上下に揺動自在に支持されている。これにより、通常の使用状態において図5及び図6に示すように運転座席30の後部をゴム部材27に乗せておくのであり、支持部材26の右及び左の第1支持部26aの横軸芯P1周りに運転座席30を上方に持ち上げることができる。支持部材26の右及び左の第1支持部26aへの運転座席30の前部の取付位置を前後に変更することにより、運転座席30の位置を前後に変更することができる。
【0028】
[3]
図3,4,5,6に示すように、右及び左の縦フレーム25の後部の上部に縦向きのフレーム31が連結され、フレーム31の上部に亘って横向きのフレーム32が連結されており、フレーム32に繰り出し部33が連結されている。右及び左の縦フレーム25の後部の上部に横向きのフレーム34が連結され、フレーム34に縦向きのフレーム35が連結されており、フレーム35の上部に亘って横向きのフレーム36が連結されている。肥料を貯留するホッパー37が繰り出し部33の上部に連結されて、ホッパー37がフレーム36に支持されており、図1及び図2に示すように、運転座席30の後側にホッパー37及び繰り出し部33が備えられている。
【0029】
図1,3,6に示すように、伝動軸23に動力取り出し部46が備えられており、動力取り出し部46の出力アーム46aと繰り出し部33の入力部33aとに亘って、連係ロッド47が接続されている。これにより、伝動軸23の動力が動力取り出し部46から分岐し、動力取り出し部46の出力アーム46aの回転の動力が、押し引きの動力として連係ロッド47を介して繰り出し部33に伝達される。図1及び図2に示すように、センターフロート13及びサイドフロート14に作溝器38が備えられて、繰り出し部33と作溝器38とに亘ってホース39が接続されている。
【0030】
図3,4,5,6に示すように、ブロア40がブラケット41を介して右の機体フレーム16に連結されて、ブロア40が運転座席30の下側で右及び左の縦フレーム25の間に備えられいる。電動モータ42がブロア40の右側部に接続されて、電動モータ42が右の縦フレーム25の開口部25aから右の横外側に出ている。ブロア40の吸気口にダクト43が接続され、ダクト43が左の縦フレーム25の開口部25bから左の横外側に出ており、図1及び図2に示すように、ダクト43がボンネット22の下方の付近に延出されている。図3,5,6に示すように、ブロア40の送風口に二股状の分岐ダクト44が接続され、分岐ダクト44から延出されたダクト45が繰り出し部33に接続されている。
【0031】
これによって、電動モータ42によりブロア40が駆動されると、ボンネット22の内部の暖かい空気がダクト43からブロア40に吸引され、ブロア40の送風が分岐ダクト44及びダクト45を介して繰り出し部33に供給される。苗の植え付けに伴って、ホッパー37から肥料が所定量ずつ繰り出し部33によって繰り出され、ブロア40の送風により肥料がホース39を通って作溝器38に供給されるのであり、作溝器38を介して肥料が田面に供給される。
【0032】
[4]
図4,5,7に示すように、左の縦フレーム25の左の横外側部に支持部49がボルト50により連結されており、支持部49にバッテリー48が支持されている。図7,8,9に示すように、支持部49は1枚の板材を折り曲げて構成されており、底板部49a、右の縦壁部49b、左の縦壁部49c、前及び後の縦壁部49d、前及び後の縦壁部49dから延出された連結部49e、底板部49aから延出された取付部49fを備えて構成されている。これにより、支持部49の連結部49eが、ボルト50により左の縦フレーム25の左の横外側部に連結されている。
【0033】
図8及び図9に示すように、一方の端部51aがJ字状に曲げられたロッド部材51が備えられており、支持部49にバッテリー48を支持させた状態で、ロッド部材51の端部51aを支持部49の取付部49fの開口に挿入し、ロッド部材51の上部に押さえ部材52を取り付け、ロッド部材51の上部のネジ部にナット53をねじ込む。これにより、ナット53のねじ込みによりロッド部材51及び押さえ部材52を介して、バッテリー48を支持部49に押し付けて固定する。
【0034】
前述のようにロッド部材51の上部のネジ部にナット53をねじ込む際、ナット53と一緒にロッド部材51が回転しようとするが、図8及び図9に示すように、ロッド部材51の端部51aがバッテリー48の横側部に接当することになって、ロッド部材51の回転が止められる。
【0035】
[5]
図4及び図6に示すように、右の縦フレーム25の右の横外側部に昇降レバー支持部材54がボルト56により連結されており、昇降レバー支持部材54に昇降レバー55が備えられている。図10及び図11に示すように、昇降レバー支持部材54はボス部54a,54b及び脚部54cを備えて、アルミのダイキャスト製により一体的に構成されており、昇降レバー支持部材54の脚部54cがボルト56により右の縦フレーム25の右の横外側部に連結されている。
【0036】
図10及び図11に示すように、昇降レバー支持部材54のボス部54aに操作軸57が回転自在に支持され、操作軸57に操作板58が連結されている。操作軸58のブラケット58aに操作軸59が回転自在に支持されて、操作軸59に昇降レバー55が連結されており、コイルバネ61により昇降レバー55が操作板58に対し図11の紙面下方(機体の右の横外側)に付勢されている。図2及び図10に示すように、クランク状のレバーガイド60がカバー28に備えられて、昇降レバー55がレバーガイド60を通って上方に延出されており、運転座席30の右の横外側に昇降レバー55が位置している。
【0037】
図10及び図11に示すように、昇降レバー55はレバーガイド60に沿って自動位置、上昇位置、中立位置、下降位置及び植付位置に操作自在である。操作板58に5個の開口58bが備えられ、昇降レバー支持部材54のボス部54bにボール式のデテント機構62が備えられており、デテント機構62が操作板58の開口58b入り込むことにより、昇降レバー55が自動位置、上昇位置、中立位置、下降位置及び植付位置に保持される。昇降レバー支持部材54のボス部54aとは反対側の部分にポテンショメータ63が固定されて、操作軸57がポテンショメータ63に接続されており、ポテンショメータ63により昇降レバー55の操作位置が検出される。
【0038】
図10及び図11に示すように、昇降レバー支持部材54にギヤケース64が連結され、ギヤケース64に電動モータ65が連結されており、電動モータ65及びギヤケース64を介して駆動される操作アーム64aが備えられている。図6に示すように、揺動自在な中継部材66が備えられ、ギヤケース64の操作アーム64aと中継部材66とに亘って連係ロッド67が接続されている。苗植付装置5(PTO軸24)に動力を伝動及び遮断自在な植付クラッチ(図示せず)がミッションケース17の内部に備えられ、繰り出し部33(連係ロッド47)に動力を伝動及び遮断自在な施肥クラッチ(図示せず)が動力取り出し部46の内部に備えられており、中継部材66と植付クラッチ及び施肥クラッチとに亘って連係ロッド68が接続されている。従って、電動モータ65により連係ロッド67,68及び中継部材66を介して、植付及び施肥クラッチが伝動及び遮断状態に操作される。
【0039】
以上の構造により、ポテンショメータ63により昇降レバー55の操作位置が検出され、昇降レバー55の操作位置がECUユニット29に入力されており、油圧シリンダ4に作動油を給排操作する制御弁(図示せず)が備えられて、ECUユニット29により制御弁及び電動モータ65が、後述する[6]に記載のように操作される。苗植付装置5にセンターフロート13の後部が上下に揺動自在に支持され、苗植付装置5に対するセンターフロート13の高さを検出するポテンショメータ(図示せず)が備えられており、ポテンショメータの検出値がECUユニット29に入力されている。機体の進行に伴ってセンターフロート13が田面に接地追従するのであり、ポテンショメータの検出値により苗植付装置5に対するセンターフロート13の高さを検出することによって、田面(センターフロート13)から苗植付装置5までの高さを検出することができる。
【0040】
[6]
昇降レバー55を上昇位置に操作すると、電動モータ65により植付及び施肥クラッチが遮断状態に操作されて、油圧シリンダ4により苗植付装置5が上昇駆動される。苗植付装置5が上限位置に達したことを検出する上限センサー(図示せず)が備えられており、苗植付装置5が上限位置に達したことが上限センサーによって検出されると、油圧シリンダ4が停止する。昇降レバー55を中立位置に操作すると、電動モータ65により植付及び施肥クラッチが遮断状態に操作されて、油圧シリンダ4が停止する。
【0041】
昇降レバー55を下降位置に操作すると、電動モータ65により植付及び施肥クラッチが遮断状態に操作されて、油圧シリンダ4により苗植付装置5が下降駆動される。この場合に、センターフロート13が田面に接地して、これがポテンショメータによって検出されると、苗植付装置5に対するセンターフロート13の高さ(田面(センターフロート13)から苗植付装置5までの高さ)に基づいて、苗植付装置5が田面から設定高さに維持されるように(ポテンショメータの検出値(ポテンショメータとセンターフロート13との上下間隔)が設定値に維持されるように)、油圧シリンダ4が伸縮作動されて、苗植付装置5が自動的に昇降駆動される自動昇降制御が開始される。これにより、苗植付装置5が下降駆動されて、見掛け上で苗植付装置5が田面で自動的に停止した状態となる。
【0042】
昇降レバー55を植付位置に操作すると、電動モータ65により植付及び施肥クラッチが伝動状態に操作されて、前述の自動昇降制御が行われる。これにより苗植付装置5が田面から設定高さに維持されて、植付アーム12による苗の植付深さが設定値に維持される。
【0043】
図1及び図2に示すように、前輪1を操向操作するステアリングハンドル69の下側の右横側に操作レバー70備えられ、操作レバー70が右の横外方に延出されている。操作レバー70は中立位置から上方の上昇位置及び下方の下降位置に操作自在に構成され、中立位置に付勢されており、操作レバー70の操作位置がECUユニット29に入力されている。
【0044】
昇降レバー55が自動位置に操作されている場合に、操作レバー70が以下のように機能するのであり、昇降レバー55が上昇位置、中立位置、下降位置及び植付位置に操作されている場合に、操作レバー70は機能しない。これにより、昇降レバー55を自動位置に操作している状態において、操作レバー70を上昇位置に操作すると(操作レバー70を上昇位置に操作してから中立位置に操作しても)、電動モータ65により植付及び施肥クラッチが遮断状態に操作されて、油圧シリンダ4により苗植付装置5が上限位置に上昇駆動される。
【0045】
昇降レバー55を自動位置に操作している状態において、操作レバー70を下降位置に操作すると(操作レバー70を下降位置に操作してから中立位置に操作しても)、電動モータ65により植付及び施肥クラッチが遮断状態に操作されてセンターフロート13が田面に接地するまで、油圧シリンダ4により苗植付装置5が下降駆動されるのであり、センターフロート13が田面に接地すると、前述の自動昇降制御が開始されて、見掛け上で苗植付装置5が田面で自動的に停止した状態となる。
前述のように、操作レバー70を下降位置に操作し中立位置に操作してから再び下降位置に操作すると、電動モータ65により植付及び施肥クラッチが伝動状態に操作される。
【0046】
[7]
図2及び図6に示すように、合成樹脂製の燃料タンク71が機体の右の横外側の下部に備えられ、燃料タンク71に円筒状の給油口72が備えられて、給油口72が上方に延出されている。カバー28の開口部から給油口72が上方に出ており、こぼれた燃料を受ける受け部材73が給油口72に備えられている。
【0047】
図12に示すように、給油口72の上端の外周部にネジ部72aが備えられており、給油口72のネジ部72aの下端部から下側の給油口72の外周部72bが、給油口72のネジ部72aの谷部から下方に広がる円錐面に形成されて、給油口72のネジ部72aの外周部(山部)よりも給油口72の中心側に位置している。蓋部材74が備えられており、蓋部材74の内面にネジ部74aが形成されている。
【0048】
これにより、図12に示すように、蓋部材74の内面のネジ部74aを給油口72のネジ部72aにねじ込むことにより、蓋部材74を給油口72に取り付けて給油口72を塞ぐ。この場合、給油口72のネジ部72aの下端部から下側の給油口72の外周部72bが、給油口72のネジ部72aの谷部から下方に広がる円錐面に形成されていることにより、給油口72のネジ部72aの下端部から下側の給油口72の外周部72bが、蓋部材74の内面のネジ部74aよりも下方の内周部74bから給油口72の中心側に離れる状態となっている。
【0049】
[発明の実施の別形態]
前述の[発明の実施の形態]の図5及び図6において、右の縦フレーム25の右の横外側部にバッテリー48を備え、左の縦フレーム25の左の横外側部に昇降レバー支持部材54、昇降レバー55、ギヤケース64及び電動モータ65を備えるように構成してもよい。
【0050】
【発明の効果】
請求項1の特徴によると、乗用型田植機において、運転座席の後側にホッパー及び繰り出し部を備え、運転座席の下側にブロアを備えた場合、比較的大きな部材であるブロア及びバッテリーが、右及び左の縦フレームの間の空間、右又は左の縦フレームの横外側の空間に無駄なく配置されるようになって、運転座席の下側の付近のコンパクト化の面で有利なものとなった。
請求項1の特徴によると、ブロアに接続される電動モータにバッテリーの電力を供給するように構成する場合、配線等の配置が行い易いものとなり、配線の長さも短いものでよくなって、構造の簡素化の面で有利なものとなった。
【0051】
請求項2の特徴によると、請求項1の場合と同様に前述の請求項1の「発明の効果」を備えており、この「発明の効果」に加えて以下のような「発明の効果」を備えている。
請求項2の特徴によると、ブロア及びバッテリー、昇降レバーが、右及び左の縦フレームの間の空間、右の縦フレームの横外側の空間、左の縦フレームの横外側の空間に無駄なく配置されるようになって、運転座席の下側の付近のコンパクト化の面で有利なものとなった。
【0052】
請求項3の特徴によると、請求項2の場合と同様に前述の請求項2の「発明の効果」を備えており、この「発明の効果」に加えて以下のような「発明の効果」を備えている。
請求項3の特徴によると、昇降レバー、位置センサー及びデテント機構を、昇降レバー支持部材に備えられた一つのユニットとして、右又は左の縦フレームのうちの他方の横外側部に容易に取り付けることができるようになって、生産性を向上させることができた。
請求項3の特徴によると、昇降レバー支持部材がダイキャスト製で一体的に形成されて、昇降レバー支持部材の精度が良いものとなる点、並びに、一つの昇降レバー支持部材に昇降レバー、位置センサー及びデテント機構が備えられる点により、昇降レバー、位置センサー及びデテント機構の互いの位置関係が精度良く決まる点により、昇降レバーの操作位置の検出精度及び昇降レバーの操作位置での保持精度を向上させることができた。
【0053】
請求項4の特徴によると、請求項1〜3のうちのいずれか一つの場合と同様に前述の請求項1〜3の「発明の効果」を備えており、この「発明の効果」に加えて以下のような「発明の効果」を備えている。
請求項4の特徴によると、右又は左の縦フレームのうちの一方の横外側部にバッテリーを備えて、ロッド部材及びネジ部材によりバッテリーを固定する場合、ネジ部材をロッド部材のネジ部にねじ込んだ際、ネジ部材と一緒にロッド部材が回転しようとする状態が止められて、ネジ部材をロッド部材のネジ部に支障なくねじ込むことができるようになった。この場合、ロッド部材の接当部を受け止める部材として既存の部材であるバッテリーを使用しており、ロッド部材の接当部を受け止める専用の部材を備える必要がないので、構造の簡素化の面で有利なものとなった。
【0054】
請求項5の特徴によると、乗用型田植機において、右及び左の縦フレームに運転座席を支持させる場合、運転座席を支持する第1及び第2支持部を支持部材に一体的に備えることが可能であり、右及び左の前ステー、後支持部材と言うような多くの部品を用意する必要がない点、並びに、支持部材を右及び左の縦フレームの上部に亘って連結することにより、第1及び第2支持部(支持部材)を右及び左の縦フレームの上部に備えることができ、右及び左の前ステーや後支持部材を別々に右及び左の縦フレームに取り付ける必要がない点により、運転座席を支持する部材の部品点数を少なくすることができ、右及び左の縦フレームの上部への連結を少なくすることができて、構造の簡素化の面で有利なものとなった。
【0055】
請求項6の特徴によると、乗用型田植機において、給油口のネジ部の下端部から下側の給油口の外周部の付近に、毛細管現象が発生し難くなるようにし、洗車時の水や雨水が給油口から燃料タンクの内部に入り込み難くすることができて、洗車時の水や雨水が燃料タンクに入り込むことによる不具合を少なくすることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用型田植機の全体側面図
【図2】乗用型田植機の全体平面図
【図3】ホッパー及び繰り出し部、ブロアの付近の縦断背面図
【図4】ブロア及びバッテリー、昇降レバー、支持部材の付近の平面図
【図5】機体の後部の左の側面図
【図6】機体の後部の右の側面図
【図7】右及び左の縦フレーム、支持部材、支持部の付近の斜視図
【図8】バッテリー及び支持部の付近の正面図
【図9】バッテリー及び支持部の付近の平面図
【図10】昇降レバー支持部材の付近の側面図
【図11】昇降レバー支持部材の付近の平面図
【図12】燃料タンクの給油口及び蓋部材の縦断側面図
【符号の説明】
5 苗植付装置
16 機体フレーム
25 縦フレーム
26 支持部材
26a 支持部材の第1支持部
26b 支持部材の第2支持部
30 運転座席
33 繰り出し部
37 ホッパー
38 肥料供給部
39 ホース
40 ブロア
42 電動モータ
48 バッテリー
49 支持部
51 ロッド部材
51a ロッド部材の接当部
53 ネジ部材
55 昇降レバー
62 デテント機構
63 位置センサー
64 昇降レバー支持部材
71 燃料タンク
72 給油口
72a 給油口のネジ部
72b 給油口のネジ部の下端部から下側の給油口の外周部
74 蓋部材
【出願人】 【識別番号】000001052
【氏名又は名称】株式会社クボタ
【住所又は居所】大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号
【出願日】 平成15年4月9日(2003.4.9)
【代理人】 【識別番号】100107308
【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修一郎

【公開番号】 特開2004−305144(P2004−305144A)
【公開日】 平成16年11月4日(2004.11.4)
【出願番号】 特願2003−105035(P2003−105035)