| 【発明の名称】 |
田植機搭載の施肥機の動力断接機構 |
| 【発明者】 |
【氏名】竹田 裕一 【住所又は居所】大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】植付爪クラッチ切操作と連動して施肥機の駆動を切ることができ、また、植付爪クラッチから施肥機へのリンク機構を一箇所でまとめて行え、それに伴い施肥量の調節も一括して一箇所で行える施肥機の動力断接機構を提供する。
【解決手段】施肥機40の繰出軸70と各条の繰出部材45の間に条止めクラッチ96を設け、隣接する条の条止めクラッチ96の入切部材と前記植付爪クラッチ100の入切り部材と操作具を単一の伝動機構で連結した。また、各施肥ユニット98の繰出装置41に単一の繰出軸70を挿通して駆動可能とし、該繰出軸70と各施肥ユニット98の繰出装置41との間にそれぞれ条止めクラッチ96を配置し、隣接する条止めクラッチ96を同時に入切可能とする条止めクラッチ連動機構111を設けた。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 田植機に施肥機を搭載し、植付伝動フレームに配置した植付駆動軸より植付爪クラッチを介して隣接する条の植付爪を駆動もしくは非駆動にするとともに、前記植付駆動軸より伝動機構を介して動力取出軸に動力を伝え、該動力取出軸より動力伝達機構を介して施肥機を駆動する構成であって、前記施肥機の繰出軸と各条の繰出部材の間に条止めクラッチを設け、隣接する条の条止めクラッチの入切部材と前記植付爪クラッチの入切り部材と操作具を単一の伝動機構で連結したことを特徴とする田植機搭載の施肥機の動力断接機構。 【請求項2】 田植機に施肥機を搭載し、該施肥機を複数条を一ユニットとした複数の施肥ユニットから構成し、各施肥ユニットの繰出装置に単一の繰出軸を挿通して駆動可能とし、該繰出軸と各施肥ユニットの繰出装置との間にそれぞれ条止めクラッチを配置し、隣接する条止めクラッチを同時に入切り可能とする連動機構を設けたことを特徴とする田植機搭載の施肥機の動力断接機構。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】 本発明は、田植機に搭載し、植付けと同時に施肥するための施肥機に関する。詳細には、施肥機を複数条ずつのユニットで作動または停止させることができるクラッチ、所謂、ユニットクラッチ機構に関する。 【0002】 【従来の技術】 従来から、苗載台後方に施肥機を搭載して、植付作業と同時に施肥作業を行う乗用型田植機が存在している。一般的に、このような施肥機は施肥ホッパと、その下部に位置する肥料繰出装置と、該肥料繰出装置に接続された施肥用の搬送ホースとを具備し、搬送ホース先端に設けた側条作溝器より泥土層に施肥するように構成されている。 そして、リアマウント方式の施肥機への動力伝動系としては、本機側ミッションケースのPTO軸から植付部に伝達された動力が、植付装置を駆動するとともに、植付チェーンケースの後部より突出した動力取出軸から連動ロッド等を介して施肥機へ動力を伝達して、施肥機の繰出装置を駆動するようにしていた。そして、各チェーンケースには2条ずつの植付装置の動力断接を行うクラッチ、所謂、植付ユニットクラッチが設けられ、各チェーンケースの後部に設けた動力取出軸より動力伝達機構を介して2条の繰出装置を駆動するようにしていた。(例えば、特許文献1参照。)。 【0003】 【特許文献1】 特許第2899753号公報 【0004】 【発明が解決しようとする課題】 しかし、上記従来の施肥機の動力伝達構成であると、例えば4条植えの田植機の場合であれば、植付ユニットクラッチは2箇所設けられ、それぞれの植付ユニットクラッチから、連結ロッド等の動力伝達機構を介して施肥機に動力を伝えており、植付ユニットクラッチと同数の施肥機側への動力伝達機構が必要となるので、部品点数が多くなり、コストアップともなっていた。 また、植付部における動力系を簡素にしてコスト低減化を図るために、植付爪を駆動するためにチェーン駆動の代わりにシャフト駆動する構成も本出願人より特願平2001−354122号により提案されているが、これによるとベベルギアよりユニットクラッチを介して植付爪駆動軸を駆動して植付爪を作動するようになる。そして、植付部の後部より施肥機の動力を取り出すには、ベベルギアの後方より出力用ベベルギアを噛合させて動力を取り出すこととなる。しかし、このような構成では、複数条を止めるために、ユニットクラッチを「断」としても施肥機は駆動されたままの構成となるのである。 そこで、本発明では、植付ユニットクラッチから施肥機への動力伝達を一箇所でまとめ、それに伴い施肥量の調節も一括して一箇所で行える施肥機の動力断接機構を提供しようとするものである。さらには、部品点数の削減し、コストの削減も図ろうとするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】 本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。 【0006】 即ち、請求項1においては、田植機に施肥機を搭載し、植付伝動フレームに配置した植付駆動軸より植付爪クラッチを介して隣接する条の植付爪を駆動もしくは非駆動にするとともに、前記植付駆動軸より伝動機構を介して動力取出軸に動力を伝え、該動力取出軸より動力伝達機構を介して施肥機を駆動する構成であって、前記施肥機の繰出軸と各条の繰出部材の間に条止めクラッチを設け、隣接する条の条止めクラッチの入切部材と前記植付爪クラッチの入切り部材と操作具を単一の伝動機構で連結したものである。 【0007】 請求項2においては、田植機に施肥機を搭載し、該施肥機を複数条を一ユニットとした複数の施肥ユニットから構成し、各施肥ユニットの繰出装置に単一の繰出軸を挿通して駆動可能とし、該繰出軸と各施肥ユニットの繰出装置との間にそれぞれ条止めクラッチを配置し、隣接する条止めクラッチを同時に入切り可能とする連動機構を設けたものである。 【0008】 【発明の実施の形態】 次に、発明の実施の形態を説明する。 図1は本発明に係る乗用田植機の全体側面図、図2は植付伝動フレームを示す平面断面図、図3は植付部及び施肥機を示す側面図、図4は施肥機装着部の後面図、図5は施肥ユニットの後面図、図6は植付駆動軸後部を示す平面断面図、図7は植付爪クラッチ部を示す背面図、図8は同じく平面図、図9は同じく側面図、図10は施肥機条止めクラッチ部を示す一部断面図である。 【0009】 まず、本発明に係る田植機の全体概略構成について図1用いて説明する。 なお、本実施例において田植機は4条植え式の植付部を搭載した乗用田植機としているが、歩行式の田植機にも適用でき、また、4条植え式に限定されるものではない。 【0010】 乗用田植機は、走行部1と、該走行部1の後部に連結した植付部15と、該植付部15の後方に配設した施肥機40により構成されている。このうち、走行部1の前部及び後部にはそれぞれ前輪6・6と後輪8・8とが懸架され、機体フレーム3の前方には動力部であるエンジン2が搭載されてボンネット9で覆われている。 【0011】 前記ボンネット9の両側には予備苗載台30が配設され、同じくボンネット9の後上方には操向ハンドル14が配設されている。そして、操向ハンドル14の下部左右両側方に主変速レバー112、全動力を入切操作可能な苗継ぎレバー115、アクセルレバー及び操作パネル等が具備される操作部11が集中配置され、該操向ハンドル14の左側下方にはクラッチペダル32、同じく右側下方に図示せぬブレーキペダルが配設されている。 【0012】 エンジン2後方であって機体フレーム3の左右略中央には前後方向に長く形成されたミッションケース10が配置されており、該ミッションケース10の前部で前輪6・6が支持され、後部で後輪8・8が支持されている。ミッションケース10は機体カバー12によって覆われており、該機体カバー12の後上部には座席13が設けられている。さらに、機体カバー12の座席13側方には植付部15の昇降・植付の入切、植付時の変速、線引きマーカ等の操作を行うシフトレバーや油圧感度調節レバー等が設けられている。 【0013】 前記走行部1の後部には、植付部15の植付伝動フレーム21が、昇降リンク機構27を介して連結されている。該昇降リンク機構27はトップリンク25とロワーリンク26の平行リンク等から成り、このうちトップリンク25は機体フレーム3を構成する背面視逆U字状のリアフレーム90に軸支される一方、ロワーリンク26には、昇降シリンダ20が連結されており、該昇降シリンダ20により前記昇降リンク機構27を昇降駆動できるようにしている。 【0014】 また、前記植付部15は、4条植えとした苗載台16や複数の植付爪17等から構成されており、前高後低に配設した苗載台16を上ガイドレール19及び下ガイドレール18を介して植付伝動フレーム21に左右往復摺動自在に支持させると共に、回転ケース22・22・・・の回転により先端が楕円軌跡を描いて回転しながら苗を植え付ける植付爪17・17・・・を植付伝動フレーム21の後部に配設している。 【0015】 さらに、植付部15の下部にはセンターフロート34とサイドフロート35・35が配設されている。このうちセンターフロート34は走行部1の左右中心線上に配置され、該センターフロート34の両側の左右対称位置にサイドフロート35・35が配設されて、植付部15の左右のバランスを良好に保ち、植え付け姿勢を安定させて正確に植え付けができるようにしている。 前記サイドフロート35・35には各植付条における苗の植え付け部位に隣接して作溝器38・38・・・が設けられ、該作溝器38は接地面よりも下方側に向けて泥土層に入り込み、肥料を供給するための溝を形成しながら前記施肥機40から施肥ホース46・46・・・を介して送られた肥料を泥土層に施肥するようにしている。 【0016】 このような構成において、エンジン2の動力を利用して前輪6・6及び後輪8・8を走行駆動して走行移動させると共に、左右に往復摺動可能な苗載台16から一株分の苗を植付爪17・17・・・によって取り出して連続的に苗を植え付け、さらに、植え付けと同時に施肥できるようにしている。 【0017】 次に、植付部15の植付伝動フレーム21の構成について説明する。 図2に示す如く、本実施例において植付部15を4条植え式としており、従って回転ケース22と2本の植付爪17・17とからなるロータリ式植付装置28・28・・・を4組備え、計8本の植付爪17・17・・・を有している。よって、前記植付爪17・17・・・を回転駆動させる機構を備えた回転ケース22・22・・・に動力を伝達する植付駆動軸53・53を内装する左右縦フレーム44・44が二本配設されている。なお、以下植付伝動フレーム21において、左右略対称に配置される、縦フレーム44や植付駆動軸53や歯車や回転ケース22や植付爪17等を一つのユニットとし、左右それぞれを植付ユニット29L・29Rとして構成し、各植付ユニット29L・29Rは隣接する2条を1組として駆動する構成としている。 【0018】 前記植付伝動フレーム21は各2条分用のパイプ状の左右縦フレーム44・44と、各縦フレーム44・44の前端間を連結するパイプ状の横フレーム60とを備え、十字管継手77・77を左右縦フレーム44・44後端に溶接固定させ、植付爪駆動軸72・72を介し、前記回転ケース22・22を十字管継手77・77にそれぞれ回転自在に支持させると共に、左右の十字管継手48a・48bを縦フレーム44・44前端において横フレーム60を溶接固定させて、これら縦フレーム44・44及び横フレーム60を一体連結させて植付伝動フレーム21を形成するように構成している。 【0019】 つまり、前記植付ユニット29L・29Rの前部に位置する縦フレーム44・44が十字管継手48a・48bを介して横フレーム60で連結され、植付伝動フレーム21が形成されている。該縦フレーム44・44と横フレーム60の内部には植付駆動軸53・53や伝動軸50等が軸支される。 このように構成された植付伝動フレーム21は、左右両側後方にロータリ式植付装置28・28・・・を具備する植付ユニット29L・29Rを夫々配している。 【0020】 続いて、上述の如く構成した植付伝動フレーム21の動力伝達構成について説明する。 進行方向右側の十字管継手48bの前端部には植付入力軸49が回動自在に支承されており、前記走行部1から後方に延出したPTO軸からの駆動力を継手軸等を介し該植付入力軸49に伝達させ、該植付入力軸49が嵌合されているベベルギア49aは十字管継手48bの内部に回動自在に支承されたベベルギア50bと噛合し、該ベベルギア50bを嵌合している伝動軸50へ動力を伝達している。 【0021】 前記伝動軸50の左右両端には左右の十字管継手48a・48bの内部においてベベルギア50a・50bがそれぞれ外嵌され、該ベベルギア50a・50bと入力ベベルギア52・52がそれぞれ噛合し、該入力ベベルギア52・52に嵌合している左右の植付駆動軸53・53に安全クラッチ55・55を介して動力が伝達される。そして、植付駆動軸53・53に伝達された動力は、該植付駆動軸53・53後端に外嵌されているベベルギア54・54と、前記植付爪駆動軸72・72に外嵌されたベベルギア74・74及び植付爪クラッチ100等を介して植付爪駆動軸72・72が回転駆動され、該植付爪駆動軸72・72の両端に配設されている回転ケース22・22・・・が連動回転し、前記植付爪17・17・・・を回動させることによって苗の植付を行うよう構成されている。 【0022】 さらに、苗載台16(図1に図示)の左右方向の横送りと苗載台16上の苗の縦送りを行う苗送り軸58を変速ケース59を介し伝動軸50の左端側に連動連結させている。該変速ケース59は十字管継手48aの左側にボルト止め固定され、該変速ケース59の一端には、前記伝動軸50の左端に嵌合しているベベルギア50aを介して変速入力軸78に動力が伝えられ、該変速入力軸78上には図示しないシフタが外嵌され、該シフタを摺動させることによって変速ギア103または104が選択されて横送り変速できるようになっている。また、該変速ケース59の他端側には苗送り軸58の左端が挿入支持され、変速ケース59内の変速入力軸78と苗送り軸58間に高低変速用の2組の前記変速ギア103・104で形成する変速機構105を介在させ、機体略中心に対し苗送り軸58の左半分を苗縦送りカム軸65、右半分を苗台横送りネジ軸66に設けて、苗送り軸58の高低2速の回転駆動軸に苗載台16の横送りと、苗載台16上の苗の縦送りを行うように構成している。 【0023】 次に、施肥機40について説明する。 施肥機40は、苗マット載置面に対向して配置される。すなわち、図3乃至図5に示す如く、施肥機40は支持フレーム43に固定されて苗載台16(図1に図示)の各条の左右中央上方に配置される。該支持フレーム43は基部フレーム43aと支持柱43bと横フレーム43cから構成されている。基部フレーム43aは前記植付伝動フレーム21の後部に固定されて立設され、該基部フレーム43aに支持柱43bの下端が固設され、該支持柱43bの上端に縦フレーム43dを介して側面視略逆L字状に構成された横フレーム43c・43cが後面視で左右水平方向二本前後平行に横設されている。 【0024】 前記横フレーム43cの水平面部下に、繰出ケース47がプレート等を介して固設され、横フレーム43cと横フレーム43cの間に架設されている。そして、このように横フレーム43c・43cに固定される繰出ケース47内に、繰出部材45を収容し、該繰出部材45の回転により一定量の肥料を繰り出す構成としている。該繰出ケース47の下部には施肥ホース46が連通され、該施肥ホース46の下端は作溝器38の後部に延設された作溝ガイド39に連通している。該作溝器38は前記植付爪17により植え付けられる位置の側方の前に配置され、サイドフロート35・35及びセンターフロート34(図1に図示)の裏面に固定されている。 【0025】 上述の如く配設された施肥機40には、繰出装置41と、該繰出装置41上に載置される施肥ホッパ42と、繰出装置41の下部に連通される施肥ホース46等から構成され、左右隣接する2条ずつの繰出装置41・41と一つの施肥ホッパ42等とで施肥ユニット98が構成され、該施肥ユニット98・98は機体左右方向に並設して配置される。 【0026】 前記繰出装置41の上部には施肥ホッパ42が分離可能に連通接続されている。すなわち、該施肥ホッパ42の底面には投入口93が開口され、底部の内部周囲にシャッターガイド63が設けられ、該シャッターガイド63は前後内面に左右水平方向にレール状の凹部を形成して、該シャッターガイド63に開閉手段となるシャッター62が摺動可能に挿入され、該シャッター62の摺動部にはスポンジやゴム等で構成した弾性体を設けてシールして漏れが発生しないようにし、摺動性の向上もできるようにし、該シャッターガイド63にシャッター62を挿入して摺動することによって投入口93を開閉できるようにしている。 【0027】 前記シャッターガイド63の両側部にはフック64・64が枢支され、一方、繰出ケース47の側面の係合部を係合することによって繰出装置41と施肥ホッパ42を固定でき、係合を解除することによって施肥ホッパ42を外すことができ、肥料の補給やメンテナンス等を容易にできるようにしている。 【0028】 前記繰出装置41は、繰出ケース47内の中央に繰出回転体である繰出部材45が内装されており、繰出部材45の側端部は繰出ケース47により回転自在に枢支され、該繰出部材45の左右両側端部を延出して後述する爪部45aを形成して、条止め用のクラッチである爪クラッチ51を介して繰出軸70と連結可能に構成している。 【0029】 続いて、前記爪クラッチ51と繰出部材45との噛合について図5及び図10を用いて説明する。 該繰出部材45の側端部には爪部45aと、溝45bが形成され、また、爪クラッチ51の繰出部材45側端部に、爪部51aと、溝51bとが形成されて施肥機の条止めクラッチ96を構成している。該爪部51aと溝51bは、前記爪部45a及び溝45bに対向するように、円環上で略90度毎に配置されており、前記爪部45aを溝51bに、爪部51aを溝45bに嵌入させることで動力を伝達させるようにしている。 【0030】 該爪クラッチ51は繰出軸70上に摺動可能に外嵌され、繰出軸70上の支持柱43b側に棒材等よりなるロールピン61が繰出軸70と直角に固定され、該ロールピン61の繰出ケース47側にカラー56が取り付けられている。該カラー56はロールピン61により支持柱43b側に摺動しないように位置決めされ、該カラー56とロールピン107との間にコイルバネ等の付勢部材99が繰出軸70上に外嵌されて、爪クラッチ51を繰出部材45側に付勢している。そして、爪クラッチ51を繰出軸70上に配置した状態で繰出軸70上に棒材等よりなる前記ロールピン107が固設され、該ロールピン107が貫通孔51cに嵌入された状態で図示せぬ突起に当接して、繰出軸70の回動を爪クラッチ51に伝えられるようにしている。 【0031】 このような構成において、該爪クラッチ51を付勢部材99により付勢して、貫通孔51cの位置する部分にロールピン107を配置し、爪部45aを溝51bに嵌入させることで繰出軸70の回動を爪クラッチ51を介して繰出部材45に伝達することができる。また、条止めする場合には、爪クラッチ51を付勢部材99に抗して反繰出ケース47側へ摺動させることで、前記繰出部材45の爪部45aが溝51bから抜けて、繰出部材45と爪クラッチ51との噛合部が解除され、繰出部材45の駆動を停止させて条止めを行うことができるようにしている。 【0032】 続いて、本発明に係る部分である植付ユニット29L・29Rの構成について図6乃至図9を用いて説明する。 まず、植付ユニット29L・29Rに共通し、左右一側(左側)の縦フレーム44の後部に配設される植付爪クラッチ100について説明する。 植付爪クラッチ100は前記植付伝動フレーム21の安全クラッチ55より後部(伝動下流側)の、植付爪駆動軸72上に設けられている。本実施例において、植付爪クラッチ100は植付駆動軸53から植付爪17・17・・・を駆動する植付爪駆動軸72への動力を断接するものであり、該植付爪クラッチ100は摺動側クラッチ爪71と固定側クラッチ爪76とピン109とバネ113と操作部材等より構成される。 【0033】 前記植付爪駆動軸72に摺動側クラッチ爪71が摺動可能にスプライン嵌合しており、植付爪駆動軸72及び摺動側クラッチ爪71は一体となって回動する。そして、該摺動側クラッチ爪71と噛合する固定側クラッチ爪76は植付爪駆動軸72に相対回転自在に遊嵌されている。前記固定側クラッチ爪76の外周上にはベベルギア74が固設されている。従って、植付駆動軸53後端に固設のベベルギア54と固定側クラッチ爪76に固設のベベルギア74が噛合して該固定側クラッチ爪76が植付爪駆動軸72を中心に回動するのである。 【0034】 前記植付ユニット29L・29Rの植付爪17・17・・・への動力を断接する植付爪クラッチ100の入切り部材となるクラッチアーム73・73は、縦フレーム44・44上にそれぞれ固設のブラケット110・110に貫入固定された回動軸73a・73aに枢支されている。 そして、該クラッチアーム73は、図9に示す如く、略L字型であって、その一端(本実施例において前下方)には、孔部73bに掛止されたバネ67aを介してワイヤ67と連結して、該ワイヤ67を押し引きすることでクラッチアーム73を操作できるように構成されている。図1に示すように、前記座席13の後方において、機体カバー12の後方から取付フレーム116が立設され、該取付フレーム116上部にユニットクラッチ操作部102が配置され、該ユニットクラッチ操作部102に操作具となるユニットクラッチレバー106が配置されている。該ユニットクラッチレバー106に前記ワイヤ67の他端が連結されている。つまり、該ユニットクラッチレバー106を操作することによって、ワイヤ67が図9における前方に引っ張られ、前記クラッチアーム73を回動軸73aを中心に回動できる構成となっている。 なお、該ユニットクラッチ操作部102を配置する位置は、上述のように座席13の後方に限定されるものではなく、苗載台16の背面上部等に配設することもできる。 【0035】 また、前記孔部73bの下部には孔部73cが設けられ、該孔部73cに連結部材31が枢支され、該連結部材31を介してユニットクラッチワイヤ33が連結され、該ユニットクラッチワイヤ33の他端は施肥機の条止めクラッチ96に連結した後述する条止めクラッチ連動機構111の連結プレート95に連結されている。前記ユニットクラッチワイヤ33の中途部はカバーパイプ36で覆われて保護され、該カバーパイプ36は図3等に示すように支持柱43bの前部に固設されたガイド97によって支持されて、後述する動力伝達機構69よりも前方に配置して、つまり、支持柱43bに対して前後反対位置に配置して、干渉しない位置に配置している。なお、前記ユニットクラッチ操作部102を配置する位置は、上記の位置に限定されるものではなく、座席13の側方等でもよい。 一方、該クラッチアーム73の他端(本実施例にて後方)は二股状に分岐する分岐部が形成されており、該分岐部で十字管継手77内に挿入するピン109の上部を挟み込んで、止めピン108で回動自在に支承している。 【0036】 このような構成において、ユニットクラッチレバー106を操作することによってワイヤ67が前記ユニットクラッチ操作部102側に引かれ、前記クラッチアーム73が回動することで、十字管継手77内にピン109を挿脱している(K・H)。十字管継手77内に挿入されたピン109の先端は、前記摺動側クラッチ爪71に形成されたカム部71aに当接して配置され、ピン109が押し込まれることによって該摺動側クラッチ爪71が固定側クラッチ爪76と離れる方向へ摺動し、即ち、植付爪クラッチ100が「切」の状態(K)となる。上述の如く、固定側クラッチ爪76と摺動側クラッチ爪71の咬合が解除されると植付爪駆動軸72に動力が伝達されない状態となり、従って、該植付爪駆動軸72によって入力される回転ケース22・22は駆動せず、該回転ケース22・22に設けられている植付爪17・17・・・は駆動されず二条は植付作業しないのである。 なお、摺動側クラッチ爪71はバネ113によって植付爪クラッチ100が「入」の状態となるように付勢されており、また、クラッチアーム73は回動軸73a上に外嵌したバネ114によって、植付爪クラッチ100が「入」の状態(H)に付勢されており、ユニットクラッチレバーを元に戻すと、バネ114の付勢力によりピン109は持ち上げられてカム部71aから外れ、摺動側クラッチ爪71はバネ113の付勢力により噛合側に摺動される。なお、ワイヤ67先端に取り付けられたバネ67aはガタ等をなくすためのものである。 【0037】 次に、植付ユニット29Lから施肥機40への動力伝達機構の構成について図3乃至図6を用いて説明する。なお、本実施例では施肥機40への動力伝達は植付ユニット29Lから取り出しているが、これに限定されず本実施例における植付ユニット29Rでもよい。 【0038】 図3及び図6に示す如く、植付ユニット29L後方の十字管継手77の後方が開口され、ギアケース83が延設されており、該植付ユニット29Lの後方から突出した施肥機駆動用PTO軸84が該ギアケース83内に回動可能に枢支されている。該施肥機駆動用PTO軸84には駆動ギア85が一体的に嵌合されている。該施肥機駆動用PTO軸84の上方には動力取出軸86が平行に前記ギアケース83に回動自在に枢支されており、該動力取出軸86には従動ギア87が一体的に嵌合されている。そして、前記駆動ギア85と従動ギア87は噛合され、或いは、チェーンやベルト等の連動部材88によって連動連結している。そして、該動力取出軸86より動力伝達機構69を介して繰出軸70に動力が伝達される。 【0039】 前記動力伝達機構69は前記動力取出軸86に固設されるクランクプレート89、駆動ロッド91、カウンターアーム57、連結リンク80、揺動アーム81よりなり、前記クランクプレート89下方には前記ギアケース83から突出した動力取出軸86の一端が挿通され一体的に嵌合されており、該クランクプレート89の上方には前記駆動ロッド91の下端が螺子等により締め付け固定されている。該駆動ロッド91の上端は、図5に示す如く、リンクボール等により回転自在に支持され、ネジ部が座金75、カウンターアーム57に形成した長孔57a、座金75と挿通して、端部が固定レバー101に螺装して締め付け固定できるようにしている。 【0040】 該カウンターアーム57の中途部は支点軸79により前記支持フレーム43に枢支され、該カウンターアーム57の他端は連結リンク80の一端に枢支され、該連結リンク80の他端は揺動アーム81に枢支されている。該揺動アーム81はワンウェイクラッチ82を介して前記繰出軸70に連結され、該繰出軸70が爪クラッチ51を介して繰出部材45と連結可能に構成されている。 【0041】 つまり、施肥機駆動用PTO軸84より動力取出軸86に伝達された動力がクランクプレート89を回動させ、この回動が該クランクプレート89に取り付けられた駆動ロッド91を上下方向に往復動し、カウンターアーム57、連結リンク80を介して揺動アーム81を揺動する。そして、この揺動アーム81の揺動によってワンウェイクラッチ82を介して繰出軸70が一方向に間欠回転駆動され、爪クラッチ51・51を繰出部材45と噛合、即ち「入」状態にすると、繰出部材45・45が回転され、一定量ずつ肥料が施肥ホース46・46より落下されるのである。 【0042】 そして、肥料の散布量は前記カウンターアーム57と駆動ロッド91の取付位置を変更することによって調節する。すなわち、固定レバー101を回動して弛めて、駆動ロッド91の固定位置を変更してカウンターアーム57のリンク比を変更し、その揺動角度を変更することにより繰出軸70の回転角度を変更して散布量を調節する。また、駆動ロッド91を長さ調節可能な構造にし、該駆動ロッド91の長さを調節することによっても同様にして施肥量の調節が可能となる。 【0043】 上述のように施肥量を調節する機構は、繰出軸70の回転角度を変更するためのものであるから、該繰出軸70と同数必要である。従来においては前記繰出軸70が施肥ユニット98毎に設けられていたため、該施肥ユニット98の数だけ(本実施例では2箇所)施肥量の調節機構が必然的に設けられていた。しかしながら、このような構成では部品点数が増加し、コストがアップするという不具合がある。よって本発明では該繰出軸70を各施肥ユニット98・98に対して共通のものとしている。つまり、前記繰出軸70を全ての繰出部材(繰出ロール)45・45・・・を挿通する一本の軸として、一つの繰出軸70で施肥機の全ての繰出部材45を駆動できるようにしている。 このような構造にすることにより、施肥量を調節する機構は一箇所設ければよくなり、部品点数を少なくすることができる。よって省コスト化や組立工程の簡略化が図れる。 【0044】 上述したように施肥機への動力の伝達は、図6に示す如く、植付ユニット29Lの後方から、植付駆動軸53の駆動力を、該植付駆動軸53の後方に固設されているベベルギア54と、固定側クラッチ爪76の外周上に固設されているベベルギア74とを、該ベベルギア74と施肥機駆動用PTO軸84の前方に外嵌されているベベルギア92とをそれぞれ噛合させ、施肥機駆動用PTO軸84を駆動させる構成としている。 しかし、植付爪駆動軸72の駆動は前記摺動側クラッチ爪71を該植付爪駆動軸72上で摺動させ、固定側クラッチ爪76と噛合させることによってなされている。つまり、前記固定側クラッチ爪76は植付爪駆動軸72に相対回転可能に遊嵌されているので、前記植付爪クラッチ100を「切」の状態にしても、摺動側クラッチ爪71と固定側クラッチ爪76との噛合が解除され植付爪駆動軸72への駆動力の伝達が絶たれるだけで、前記ベベルギア74は駆動している状態を保つことになる。よって、該ベベルギア74と噛合しているベベルギア92も駆動状態であるから前記施肥機駆動用PTO軸84も駆動状態を保つ。つまり、植付爪クラッチ100を切っても施肥機側への動力の供給は絶たれない状況となっている。 そのため、前記施肥機駆動用PTO軸84より下流に施肥機40側への動力の断接を行うためのユニットクラッチ機構を設ける方法が考えられるが、そうすると部品点数やコストの増加、及び構造の複雑化等の問題が生じる。 そこで、このような問題に対応すべく、本発明の要部である、植付爪クラッチ100を切ることによって同時に条止めクラッチ96を切ることができる条止めクラッチ連動機構111の構造について説明する。 【0045】 条止めクラッチ連動機構111は、左右一対設けられて、左右各ユニット毎に断接できるようにして、爪クラッチ51・51、揺動アーム94・94、連結プレート95等から構成される。そして、二条分について左右略対称に設けられているため左右一側について説明する。 前記爪クラッチ51は繰出軸70に摺動可能に装設され、前記繰出部材45に連接するように設けられている。図4及び図5に示す如く、該爪クラッチ51を繰出軸70上を摺動させることにより繰出部材45の駆動を断接するようにしている。つまり、条止めできる。 【0046】 前記爪クラッチ51の繰出部材45側の外周に設けられた凹部(溝部)51dには、後面視略「く」字型に構成した揺動アーム94の一端が挿入されている。また、入切り部材となる左右の揺動アーム94・94の他端にはそれぞれ長孔94a・94aが設けられており、該揺動アーム94・94の他端は連結プレート95の両側にピン等よって連結され、該連結プレート95の左右中央は前記ユニットクラッチワイヤ33の一端が枢支されている。そして、各揺動アーム94は、支持フレーム43に固定された図示しない支持体に支持された回動軸94b・94bを中心として回動する構造となっている。 【0047】 このような構成において、ユニットクラッチワイヤ33が下方に引っ張られると、該連結プレート95が下方に移動し、該連結プレート95に連結されている揺動アーム94・94が回動軸94bを中心に回動し、該揺動アーム94・94に係合されている爪クラッチ51・51が繰出軸70上を反繰出部材45側にそれぞれ摺動し、該爪クラッチ51・51と繰出部材45・45との噛合がそれぞれ解除され、繰出軸70の駆動力が繰出部材45・45に伝動されない状態となる。 つまり、前記揺動アーム94・94は通常爪クラッチ51によって、前記繰出軸70の駆動力が該爪クラッチ51・51を介して繰出部材45・45に伝動される状態、即ち施肥機「入」(接)の状態に付勢され、前記ユニットクラッチワイヤ33が下方に引っ張られると、繰出軸70の駆動力が繰出部材45に伝動されず、条止めクラッチ96・96が切られ、即ち施肥機「切」(断)の状態になるような構造となっている。なお、各条止めクラッチ96・96・・・は単独で「切」操作可能であり、条止めしたい所望の爪クラッチ51を反繰出部材45側に摺動して回転させて、該爪クラッチ51の爪部51aと繰出部材45の爪部45aが噛合しない位置で保持させると、爪クラッチ51の摺動により揺動アーム94が回動され、該揺動アーム94の回動により連結プレート95が回動されるが、該連結プレート95は他側の揺動アーム94との連結部を中心に回動し、他側の爪クラッチ51を摺動させることはない。 【0048】 以上のような構成において、座席13後方に取付フレーム116を介して設けたユニットクラッチ操作部102には、操作具となるユニットクラッチレバー106・106が配置されて、一つの植付ユニット29と施肥ユニットは単一の伝動機構を介してユニットクラッチレバー106と連結されて、該ユニットクラッチレバー106の操作で植付ユニット29と施肥ユニット98の駆動力を同時に断接できるようにしている。 即ち、ユニットクラッチレバー106にはワイヤ67を介して苗送りベルト(図示せず)の作動または停止を行う操作部と、植付爪クラッチ100の断接を行うクラッチアーム73と連結され、更に、該クラッチアーム73よりユニットクラッチワイヤ33を介して施肥ユニット98の繰出装置41・41への動力伝達又は動力断絶を操作する揺動アーム94と連結されている。この状態における前記ワイヤ67とユニットクラッチワイヤ33は一本のワイヤで構成することもできるので、単一の伝動機構で植付ユニット29と施肥ユニット98の駆動力を同時に断接できるのである。 【0049】 こうして該ユニットクラッチレバー106・106を操作することによって選択した植付ユニット29L(29R)とそれに対応する施肥ユニット98の繰出装置41・41への動力の伝達と動力の切断をそれぞれ同時に行える構造となっている。 つまり、前記ユニットクラッチレバー106を「入」操作すると、選択した植付ユニット29L(29R)に対応する植付爪17・17・・・、及び施肥ユニット98の繰出装置41・41が作動する状態となる。図4における「入」状態Pとなる。 一方、ユニットクラッチレバー106を「切」操作すると、ワイヤ67が前記ユニットクラッチ操作部102側へ引っ張られることにより、図9に示す如くクラッチアーム73が孔部73bに掛止されたバネ67aを介して回動軸73aを中心に回動することによって、上述したように、前記ピン109が下方に押し込まれ、植付爪17・17・・・への動力伝達が断絶される。また、それと同時に、該クラッチアーム73に掛止されているユニットクラッチワイヤ33も前記ユニットクラッチ操作部102側へ引っ張られ、図5に示すように該ユニットクラッチワイヤ33が掛止されている前記連結プレート95が下方に移動し、前記揺動アーム94・94が回動軸94b・94bを中心に連動回動することによって、前記繰出部材45と爪クラッチ51との噛合が開放され繰出装置41への動力も断絶される。即ち図4における「切」状態Qとなる。このようにして選択した植付ユニット29L(29R)の植付爪17・17・・・及び施肥ユニット98の繰出装置41・41の駆動が停止した状態となるのである。 つまり、本実施例においては、前記ユニットクラッチ操作部102において一方のユニットクラッチレバー106を操作することによって、対応する植付ユニット29L(29R)の植付爪17・17・・・への動力伝達と施肥ユニット98の繰出装置41・41の駆動を同時に入切操作が可能となる。 【0050】 このような構造にすることにより、選択した側の植付ユニット29L(29R)と施肥ユニット98の条止めクラッチ96の入切操作が同時に行えるので、部品点数を少なくすることができ、コストも抑えられる。また、従来に比べると構造も簡略化することができるので、組立工程も減らすことができる。また、簡素化した植付伝動フレーム21をそのまま使用して、大幅な変更することなく、ユニット毎に断接操作ができるようになったのである。 【0051】 【発明の効果】 本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏する。 【0052】 即ち、請求項1に示す如く、田植機に施肥機を搭載し、植付伝動フレームに配置した植付駆動軸より植付爪クラッチを介して隣接する条の植付爪を駆動もしくは非駆動にするとともに、前記植付駆動軸より伝動機構を介して動力取出軸に動力を伝え、該動力取出軸より動力伝達機構を介して施肥機を駆動する構成であって、前記施肥機の繰出軸と各条の繰出部材の間に条止めクラッチを設け、隣接する条の条止めクラッチの入切部材と前記植付爪クラッチの入切り部材と操作具を単一の伝動機構で連結したので、前記植付部への動力伝達の断接に応動して同時に施肥機への駆動力の断接を行うことが可能となり、施肥機用のユニットクラッチ機構を別途に設ける必要がなくなる。よって部品点数の削減、及びそれに伴う省コスト化や構造の簡略化が図れる。 【0053】 請求項2に示す如く、田植機に施肥機を搭載し、該施肥機を複数条を一ユニットとした複数の施肥ユニットから構成し、各施肥ユニットの繰出装置に単一の繰出軸を挿通して駆動可能とし、該繰出軸と各施肥ユニットの繰出装置との間にそれぞれ条止めクラッチを配置し、隣接する条止めクラッチを同時に入切り可能とする連動機構を設けたので、植付ユニットから施肥機への動力伝達機構を一箇所設けるだけで全ての施肥機を駆動でき、それに伴い施肥量の調節も一箇所で行える。そのうえ、選択した植付部とそれに対応する施肥ユニットの断接を同時に行うことが可能となる。 【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る乗用田植機の全体側面図。 【図2】植付伝動フレームを示す平面断面図。 【図3】植付部及び施肥機を示す側面図。 【図4】施肥機装着部の後面図。 【図5】施肥ユニットの後面図。 【図6】植付駆動軸後部を示す平面断面図。 【図7】植付爪クラッチ部を示す背面図。 【図8】同じく平面図。 【図9】同じく側面図。 【図10】施肥機条止めクラッチ部を示す一部断面図。 【符号の説明】 15 植付部 17 植付爪 21 植付伝動フレーム 40 施肥機 41 繰出装置 45 繰出部材 53 植付駆動軸 69 動力伝達機構 70 繰出軸 84 施肥機駆動用PTO軸 86 動力取出軸 96 条止めクラッチ 98 施肥ユニット 100 植付爪クラッチ 111 条止めクラッチ連動機構
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006851 【氏名又は名称】ヤンマー農機株式会社 【住所又は居所】大阪府大阪市北区茶屋町1番32号
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| 【出願日】 |
平成14年9月19日(2002.9.19) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100080621 【弁理士】 【氏名又は名称】矢野 寿一郎
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| 【公開番号】 |
特開2004−105107(P2004−105107A) |
| 【公開日】 |
平成16年4月8日(2004.4.8) |
| 【出願番号】 |
特願2002−273371(P2002−273371) |
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