| 【発明の名称】 |
水田作業機 |
| 【発明者】 |
【氏名】吉田 和正 【住所又は居所】大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボタ堺製造所内
【氏名】森本 琢也 【住所又は居所】大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボタ堺製造所内
【氏名】小谷 伸介 【住所又は居所】大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボタ堺製造所内
【氏名】小池 康三 【住所又は居所】大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボタ堺製造所内
【氏名】三本 松夫 【住所又は居所】大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボタ堺製造所内
【氏名】永田 康弘 【住所又は居所】大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボタ堺製造所内
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| 【要約】 |
【課題】乗降ステップの設置に要するコストを低減する。
【解決手段】自走車体1の後部に水田作業装置2を連結し、前記自走車体1の後輪6をスイングアーム26を介して前支点R周りに上下揺動自在に車体フレーム19に連結し、前記スイングアーム26には、自走車体1の搭乗ステップ12に対する乗降用の乗降ステップ47を取り付ける。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 自走車体の後部に水田作業装置を連結してある水田作業機であって、前記自走車体の後輪をスイングアームを介して前支点周りに上下揺動自在に車体フレームに連結し、前記スイングアームには、自走車体の搭乗ステップに対する乗降用の乗降ステップを取り付けてある水田作業機。 【請求項2】 自走車体の後部に水田作業装置を連結してある水田作業機であって、前記自走車体の後輪を、その後輪への伝動機構を内装したアーム状の伝動ケースを介して前支点周りに上下揺動自在に車体フレームに連結し、前記伝動ケースには、自走車体の搭乗ステップに対する乗降用の乗降ステップをパイプ利用のステーを介して取り付け、前記ステーは、前記伝動ケースのうち左右外側ケース部を左右に貫通して端部を左右内側ケース部の内面凹部に挿入保持させる状態で伝動ケースに連結され、前記ステーの端部には、前記内面凹部の底面に接当して抜け止めされる状態で端部開口を閉塞するキャップ状のシール材を嵌合保持させてある水田作業機。 【請求項3】 自走車体の後部に水田作業装置を連結してある水田作業機であって、前記自走車体の搭乗ステップに対する左右からの乗降用の乗降ステップを設け、前記搭乗ステップの側辺には、平面視において前記乗降ステップを入り込ませる凹部を形成してある水田作業機。 【請求項4】 自走車体の後部に水田作業装置を連結してある水田作業機であって、前記自走車体の搭乗ステップとそれに対する乗降用の乗降ステップとの色を異ならせてある水田作業機。 【請求項5】 自走車体の後部に水田作業装置を連結してある水田作業機であって、前記自走車体の左右の後輪それぞれに対するフェンダー部を備えたフェンダーを設け、前記各フェンダー部の上板部のそれぞれに排水溝を形成してある水田作業機。 【請求項6】 自走車体の後部に水田作業装置を連結してある水田作業機であって、前記自走車体の搭乗ステップに、運転部から前輪を見通すための窓を形成し、この窓を通してブレーキペダルを搭乗ステップの下方部から上方部に突出させ、前記窓を、前記ブレーキペダルの踏み面部の上下通過を許容する大きさに構成してある水田作業機。 【請求項7】 自走車体の後部に水田作業装置を連結してある水田作業機であって、前記自走車体の左右の後輪に対するフェンダー部とそれらを繋ぐ繋ぎ板部とを備えたフェンダーを設け、このフェンダーには、左右のフェンダー部にわたる補強部材を固着し、この補強部材が固着されたフェンダーを左右の中間部において車体フレームに取り付けてある水田作業機。 【請求項8】 自走車体の後部に水田作業装置を連結してある水田作業機であって、前記自走車体の前部のエンジン搭載フレームと、このエンジン搭載フレームに連結させた予備苗載せ台フレームと、前記エンジン搭載フレームの後部に連結させたミッションケースとを取り付け部として搭乗ステップを支持させ、この搭乗ステップには、左右方向の全幅又はほぼ全幅にわたる補強部材を固着してある水田作業機。 【請求項9】 自走車体の後部に水田作業装置を連結してある水田作業機であって、前記自走車体のミッションケースにブレーキペダルの回動軸を回動自在に枢支する軸受け部を一体形成してある水田作業機。 【請求項10】 自走車体の後部に水田作業装置を連結してある水田作業機であって、前記自走車体の後輪に対するフェンダーのうち前部立ち上がり部を下方ほど後方に位置する形状に形成してある水田作業機。 【請求項11】 自走車体の後部に水田作業装置を連結してある水田作業機であって、前記自走車体に、前部の原動部の左右両脇に位置する状態の車体前部から乗り降りするための乗降通路を備えた搭乗ステップを設け、前記乗降通路の左右外側のそれぞれに、支柱に予備苗のせ板を装着した構造の予備苗のせ台を配設し、これら予備苗のせ台を、後方で搭乗ステップ上に位置する状態に揺動格納自在に構成してある水田作業機。 【請求項12】 自走車体の後部に水田作業装置を連結してある水田作業機であって、自走車体の前部の原動部の左右両脇のそれぞれに、支柱に予備苗のせ板を装着した構造の予備苗のせ台を配設し、複数の苗すくい板を左右方向に重なる起立姿勢で載置する載置部を設け、前記予備苗のせ台の少なくとも一方の支柱に、前記載置部上の苗すくい板群を起立保持する倒れ止め部と苗すくい板群の前方への移動を接当規制する前部規制部と苗すくい板群の上方への抜け出しを接当規制する上部規制部とを備えた前部保持具を取り付け、前記自走車体の搭乗ステップに、苗すくい板群の前記前部保持具への抜き差しを許容する状態で前部保持具に差し込まれた苗すくい板群の後方への移動を接当規制する後部規制部を設けてある水田作業機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】 本発明は、自走車体の後部に苗植付け装置などの水田作業装置を連結してある田植機などの水田作業機に関する。 【0002】 【従来の技術】 従来のこの種の水田作業機を以下に説明する。 【0003】 (1)この種の水田作業機では、自走車体の後輪をスイングアームを介して前支点周りに上下揺動自在に車体フレームに連結する構成が採用されることがある。このような水田作業機では、車体フレームの構造として、一般に、ミッションケースの前部にエンジン搭載フレームを連結し、後部に運転座席などを支持する後部フレームを連結する構成が採用され、車体フレームは、自走車体の左右中央部に比較的左右幅狭な状態で配置される。また、自走車体には搭乗ステップが設けられ、この搭乗ステップに対する乗降用の乗降ステップが設けられる。そして、従来では、乗降ステップを車体フレームにステーを介して取り付けていた。 【0004】 (2)この種の水田作業機では、自走車体の後輪が駆動車輪で、その後輪を、それへの伝動機構を内装したアーム状の伝動ケースを介して前支点周りで上下揺動自在に車体フレームに取り付けることがある。このような水田作業機でも、車体フレームの構造として、上述したように、一般に、ミッションケースの前部にエンジン搭載フレームを連結し、後部に運転座席などを支持する後部フレームを連結する構成が採用され、車体フレームは、自走車体の左右中央部に比較的左右幅狭な状態で配置される。また、自走車体には搭乗ステップが設けられ、この搭乗ステップに対する乗降用の乗降ステップが設けられる。そして、従来では、乗降ステップを車体フレームにステーを介して取り付けていた。 【0005】 (3)この種の水田作業機では、上述したように、自走車体には搭乗ステップとそれに対する乗降用の乗降ステップとが設けられる。従来では、平面視において、乗降ステップの全体が搭乗ステップの左右外方に突出する状態に配設していた。 【0006】 (4)この種の水田作業機では、上述したように、自走車体には搭乗ステップとそれに対する乗降用の乗降ステップとが設けられる。従来では、搭乗ステップと乗降ステップとを同じ色にしていた。 【0007】 (5)この種の水田作業機では、自走車体の左右の後輪それぞれに対する左右のフェンダー部を備えたフェンダーが設けられ、前記左右のフェンダー部は、例えば田植機においては、自走車体の後部に連結の苗植付け装置の苗のせ台への苗補給作業用のデッキとして利用されることがある。従来では、前記のフェンダー部の上板部上面を扁平で水平なものに構成していた。 【0008】 (6)この種の水田作業機では、上述したように、自走車体に搭乗ステップを装備させる構成が採用されることあり、そのような場合、搭乗ステップには、運転部から前輪を見通して操縦性を向上するための窓を形成する技術が採用される。そして、一般的には、前記の窓を通してブレーキペダルを搭乗ステップの下方部から上方部に突出させる構成が採用される。そのような場合、従来では、窓として、見通し性を確保でき、かつ、ブレーキペダルのアームを通過させることができる大きさのものを設けていた。つまり、窓は、ブレーキペダルの踏み面部よりも小さなものに構成されていた。 【0009】 (7)この種の水田作業機では、自走車体の左右の後輪に対するフェンダー部とそれらを繋ぐ繋ぎ板部とを備えたフェンダーを設けることがあり、そのようなフェンダーを支持するに、従来では、自走車体の車体フレームに、フェンダー部支持用の張り出しフレームを固着し、この張り出しフレームにフェンダーを連結支持させていた。 【0010】 (8)この種の水田作業機では、一般に、自走車体に搭乗ステップを装備させる構成が採用される。従来では、自走車体の車体フレームに、搭乗ステップ支持用の張り出しフレームを固着し、この張り出しフレームに搭乗ステップを連結支持させていた。 【0011】 (9)この種の水田作業機では、ミッションケースにブレーキペダルを支持させる場合があり、そのような場合、従来では、ブレーキペダルの回動軸を回動自在に枢支する軸受けブラケットをミッションケースにボルトなどで取り付けていた。 【0012】 (10)この種の水田作業機の一例である田植機では、自走車体の後輪に対するフェンダーを設けることがあり、そのような場合、従来では、フェンダーのうち前部立ち上がり部を鉛直姿勢や下部が上部よりも前方に位置する傾斜姿勢に配置形成していた。 【0013】 (11)この種の水田作業機の一例である田植機では、自走車体に、前部の原動部の左右両脇に位置する状態の車体前部から乗り降りするための乗降通路を備えた搭乗ステップを設け、前記乗降通路の左右外側のそれぞれに、支柱に予備苗のせ板を装着した構造の予備苗のせ台を配設することがあり、そのような場合、従来では、予備苗のせ板を支柱にほぼ沿う起立姿勢に揺動格納するようにして、非作業時における自走車体の左右幅を可及的に小さくするようにしていた。 【0014】 (12)この種の水田作業機の一例である田植機では、自走車体の前部の原動部の左右両脇のそれぞれに、支柱に予備苗のせ板を装着した構造の予備苗のせ台を配設する構成が採用される場合があり、そのような場合、一般に、予備苗のせ板のそれぞれの上に苗すくい板を置き、それらの上それぞれに予備苗を置いておいて、後部の苗植付け装置の苗のせ台上への苗補給時には、苗すくい板毎予備苗を持ち運んだ後苗すくい板上を滑らせて予備苗を苗のせ台上に供給する形態が採用される。そのような場合、苗補給後の空になった苗すくい板を収納保管する必要があり、従来では、複数の苗すくい板を落とし込み収納する線材製の容器を設けて苗すくい板を収納保管するようにしていた。 【0015】 【発明が解決しようとする課題】 しかし、上記従来の技術によるときは次のような欠点があった。 従来の技術(1)によるときは、乗降ステップを取り付ける車体フレームが自走車体の左右中央付近に配置する関係上、乗降ステップを車体フレームに取り付けるステーが車体フレームから左右外方に大きく張り出したものになり、その結果、ステーに要求される剛性・強度が大きくなって、ステーが大型化し、コストアップを招来していた。 【0016】 従来の技術(2)によるときも同様に、乗降ステップを取り付ける車体フレームが自走車体の左右中央付近に配置する関係上、乗降ステップを車体フレームに取り付けるステーが車体フレームから左右外方に大きく張り出したものになり、その結果、ステーに要求される剛性・強度が大きくなって、ステーが大型化し、コストアップを招来していた。 【0017】 従来の技術(3)によるときは、乗降ステップの全体が平面視において搭乗ステップの左右外方に突出するから、自走車体の左右幅が大きくなって、トラックの荷台への積載や納屋への格納などを不利にしていた。 【0018】 従来の技術(4)によるときは、搭乗ステップと乗降ステップとが同色であるから、乗降ステップの目視による判別が難しかった。 【0019】 従来の技術(5)によるときは、フェンダー部の上板部上面に洗車時の水や降雨時の水、自走車体の後部に施肥装置を搭載してある場合にはその施肥装置から零れた肥料が溜まり、フェンダーの錆び付きを早期に招来しやすく、また、田植機では、フェンダー部に乗って後部の苗のせ台に苗を補給する際、足元が不安定になるおそれがあった。 【0020】 従来の技術(6)によるときは、ブレーキペダルが付いたままであると、メンテナンスなどに伴って搭乗ステップを自走車体から外したり付けたりする際、ブレーキペダルがその搭乗ステップに引っ掛かるから、ブレーキペダルを外す必要があり、搭乗ステップの着脱に際しブレーキペダルを着脱するといった事前・事後作業が必要で搭乗ステップの着脱作業性を悪くしていた。 【0021】 従来の技術(7)によるときは、張り出しフレームにフェンダーを支持させるため、フェンダーを取り付けた状態では、張り出しフレームが補強材として作用することでフェンダーが保形性のあるしっかりしたものであるが、フェンダーを取り付ける前には、張り出しフレームによる補強がなくて、保形性のない不安定な状態であって、取り付け前のフェンダー取り扱い性が悪かった。 【0022】 従来の技術(8)によるときは、張り出しフレームに搭乗ステップを支持させるため、搭乗ステップを取り付けた状態では、張り出しフレームが補強材として作用することで搭乗ステップが保形性のあるしっかりしたものであるが、搭乗ステップを取り付ける前には、張り出しフレームによる補強がなくて、保形性のない不安定な状態であって、取り付け前の搭乗ステップ取り扱い性が悪かった。 【0023】 従来の技術(9)によるときは、ブレーキペダルのミッションケースへの取り付けにミッションケースとは別体の軸受けブラケットを必要とするから、ブレーキペダルの取り付け構造の複雑化及び取り付け作業性の悪化を招来していた。 【0024】 従来の技術(10)によるときは、自走車体の後部に連結の苗植付け装置への苗補給を行う際に運転者のつま先にあたってその運転者の後方への移動の障害物として作用するフェンダーの前部立ち上がり部下部が比較的前方に位置するから、苗補給時、搭乗ステップ上において苗補給する運転者が十分後方に移動位置することができずにその苗補給作業性を低下させていた。 【0025】 従来の技術(11)によるときは、予備苗のせ板を起立姿勢に揺動格納することで非作業時における自走車体の左右幅を可及的に小さくできるのであるが、自走車体の前部の前後長さを小さくして自走車体の全長のコンパクト化した際、予備苗のせ板が自走車体の前端よりも前方に突出し、実質的にコンパクト化を図ることができない。 【0026】 従来の技術(12)によるときは、複数の苗すくい板を単に落とし込み載置収納するだけであるから、苗すくい板が車体振動や風などにより上方に飛び跳ねて脱落するおそれがあった。 【0027】 本発明の目的は、上記従来の技術の欠点を解消する点にある。 【0028】 【課題を解決するための手段】 請求項1に係る本発明による水田作業機の特徴・作用・効果は次の通りである。 【0029】 〔特徴〕 自走車体の後部に水田作業装置を連結してある水田作業機であって、前記自走車体の後輪をスイングアームを介して前支点周りに上下揺動自在に車体フレームに連結し、前記スイングアームには、自走車体の搭乗ステップに対する乗降用の乗降ステップを取り付けてある点にある。 【0030】 〔作用〕 後輪の車軸を可及的に短くする上で、スイングアームは自走車体の左右外側寄りに配置される。 上記の点に着目して、スイングアームに乗降ステップを取り付けてあるから、スイングアームに乗降ステップを支持させるためのステーとして、スイングアームから左右外側への張り出し量が小さくて、要求される剛性及び強度の小さい小型のもので済む。 【0031】 〔効果〕 従って、乗降ステップの設置に要するコストを低減できるようになった。 【0032】 請求項2に係る本発明による水田作業機の特徴・作用・効果は次の通りである。 【0033】 〔特徴〕 自走車体の後部に水田作業装置を連結してある水田作業機であって、前記自走車体の後輪を、その後輪への伝動機構を内装したアーム状の伝動ケースを介して前支点周りに上下揺動自在に車体フレームに連結し、前記伝動ケースには、自走車体の搭乗ステップに対する乗降用の乗降ステップをパイプ利用のステーを介して取り付け、前記ステーは、前記伝動ケースのうち左右外側ケース部を左右に貫通して端部を左右内側ケース部の内面凹部に挿入保持させる状態で伝動ケースに連結され、前記ステーの端部には、前記内面凹部の底面に接当して抜け止めされる状態で端部開口を閉塞するキャップ状のシール材を嵌合保持させてある点にある。 【0034】 〔作用〕 後輪への伝動機構を内装した伝動ケースを介して後輪を車体フレームに上下揺動自在に支持させてあるから、後輪支持と後輪への動力伝達とをまとまり良く行うことができる。 【0035】 しかも、上述したように、後輪の車軸を可及的に短くする上で、伝動ケースが自走車体の左右外側寄りに配置される点に着目して、伝動ケースに乗降ステップを取り付けてあるから、伝動ケースに乗降ステップを支持させるためのステーとして、伝動ケースから左右外側への張り出し量が小さくて、要求される剛性・強度が小さい小型のもので済む。 【0036】 その上、ステーの軽量化のためにステーとしてパイプ製のものを用いながらも、ステーの端部にシール材を嵌合保持させてあるから、ステーを伝動ケースに支持させながらも、パイプ製のステー内を通して水などが伝動ケース内に侵入することを防止することができる。 【0037】 〔効果〕 従って、乗降ステップの設置に要するコストを低減できるのみならず、後輪支持及び伝動をローコストで行え、しかも、ステーとしてパイプ製のものを用いながらも、ステーに対する加工を不要にして伝動機構による伝動を良好な状態に維持できるようになった。 【0038】 請求項3に係る本発明による水田作業機の特徴・作用・効果は次の通りである。 【0039】 〔特徴〕 自走車体の後部に水田作業装置を連結してある水田作業機であって、前記自走車体の搭乗ステップに対する左右からの乗降用の乗降ステップを設け、前記搭乗ステップの側辺には、平面視において前記乗降ステップを入り込ませる凹部を形成してある点にある。 【0040】 〔作用〕 搭乗ステップの側辺に形成の凹部に乗降ステップを平面視において入り込ませてあるから、乗降ステップの搭乗ステップからの左右外側への突出量を少なくすることができる。 【0041】 〔効果〕 従って、自走車体を左右方向でコンパクトなものにできるようになった。 【0042】 請求項4に係る本発明による水田作業機の特徴・作用・効果は次の通りである。 【0043】 〔特徴〕 自走車体の後部に水田作業装置を連結してある水田作業機であって、前記自走車体の搭乗ステップとそれに対する乗降用の乗降ステップとの色を異ならせてある点にある。 【0044】 〔作用〕 搭乗ステップと乗降ステップとを色により識別することができる。 【0045】 〔効果〕 従って、乗降ステップの識別を容易に行えるようになった。 【0046】 請求項5に係る本発明による水田作業機の特徴・作用・効果は次の通りである。 【0047】 〔特徴〕 自走車体の後部に水田作業装置を連結してある水田作業機であって、前記自走車体の左右の後輪それぞれに対するフェンダー部を備えたフェンダーを設け、前記各フェンダー部の上板部のそれぞれに排水溝を形成してある点にある。 【0048】 〔作用〕 フェンダー部の錆び付きやフェンダー部の上板部を作業用のデッキとして使用する場合の不安定化を招来するフェンダー部の上板部上の水や肥料などを排水溝を介してフェンダー部上から自然に流下排出させて、フェンダー部の上板部上に残留させることを少なくすることができる。 【0049】 〔効果〕 従って、フェンダー部が錆びることを抑制できてフェンダーの耐久性を向上でき、また、フェンダー部の上板部を苗補給作業用のデッキとして使用する場合には、足元の安定性を優れたものにできるようになった。 【0050】 請求項6に係る本発明による水田作業機の特徴・作用・効果は次の通りである。 【0051】 〔特徴〕 自走車体の後部に水田作業装置を連結してある水田作業機であって、前記自走車体の搭乗ステップに、運転部から前輪を見通すための窓を形成し、この窓を通してブレーキペダルを搭乗ステップの下方部から上方部に突出させ、前記窓を、前記ブレーキペダルの踏み面部の上下通過を許容する大きさに構成してある点にある。 【0052】 〔作用〕 搭乗ステップに形成の窓をブレーキペダルの踏み面部の上下通過を許容する大きさに構成してあるから、前輪見通し用の窓を通してブレーキペダルを設けてありながらも、搭乗ステップを着脱する際、ブレーキペダルを取り外す必要がない。 【0053】 〔効果〕 従って、搭乗ステップの着脱を作業性良く行うことができるようになった。 【0054】 請求項7に係る本発明による水田作業機の特徴・作用・効果は次の通りである。 【0055】 〔特徴〕 自走車体の後部に水田作業装置を連結してある水田作業機であって、前記自走車体の左右の後輪に対するフェンダー部とそれらを繋ぐ繋ぎ板部とを備えたフェンダーを設け、このフェンダーには、左右のフェンダー部にわたる補強部材を固着し、この補強部材が固着されたフェンダーを左右の中間部において車体フレームに取り付けてある点にある。 【0056】 〔作用〕 フェンダーに補強部材を固着してあるから、フェンダーを車体フレームに取り付けない状態においてもフェンダーを保形性の優れたしっかりしたものにできる。 【0057】 〔効果〕 従って、フェンダーの取り扱い性を向上することができるようになった。 【0058】 請求項8に係る本発明による水田作業機の特徴・作用・効果は次の通りである。 【0059】 〔特徴〕 自走車体の後部に水田作業装置を連結してある水田作業機であって、前記自走車体の前部のエンジン搭載フレームと、このエンジン搭載フレームに連結させた予備苗載せ台フレームと、前記エンジン搭載フレームの後部に連結させたミッションケースとを取り付け部として搭乗ステップを支持させ、この搭乗ステップには、左右方向の全幅又はほぼ全幅にわたる補強部材を固着してある点にある。 【0060】 〔作用〕 エンジン搭載フレームと予備苗のせ台フレームとミッションケースといった丈夫な個所に搭乗ステップを支持させてあるから、搭乗ステップの支持を確実強固に行うことができる。 しかも、搭乗ステップに補強部材を固着して搭乗ステップを補強してあるから、搭乗ステップを取り外した状態においても保形性に優れたしっかりしたものにできる。 【0061】 〔効果〕 従って、搭乗ステップを確実強固に取り付けることができ、しかも、搭乗ステップの取り扱い性を向上することができるようになった。 【0062】 請求項9に係る本発明による水田作業機の特徴・作用・効果は次の通りである。 【0063】 〔特徴〕 自走車体の後部に水田作業装置を連結してある水田作業機であって、前記自走車体のミッションケースにブレーキペダルの回動軸を回動自在に枢支する軸受け部を一体形成してある点にある。 【0064】 〔作用〕 ブレーキペダルの回動軸を回動自在に枢支する軸受け部をミッションケースに一体形成してあるから、ブレーキペダルをミッションケースに取り付けるためのブラケットが不要である。 【0065】 〔効果〕 従って、構造簡単、作業性良くブレーキペダルを取り付けることができるようになった。 【0066】 請求項10に係る本発明による水田作業機の特徴・作用・効果は次の通りである。 【0067】 〔特徴〕 自走車体の後部に水田作業装置を連結してある水田作業機であって、前記自走車体の後輪に対するフェンダーのうち前部立ち上がり部を下方ほど後方に位置する形状に形成してある点にある。 【0068】 〔作用〕 後輪に対するフェンダーの前部立ち上がり部を下方ほど後方に位置する形状に形成して、前部立ち上がり部下方部分と搭乗ステップとの間に、前部立ち上がり部の上端よりも後方に入り込むつま先入れ込ませ用の凹部を構成してあるから、前部立ち上がり部を鉛直姿勢に形成したある場合に比較して、後部の苗植付け装置に苗補給を行う運転者を後方に間で移動位置させることができる。、 【0069】 〔効果〕 従って、苗植付け装置への苗補給の作業性を向上することができるようになった。 【0070】 請求項11に係る本発明による水田作業機の特徴・作用・効果は次の通りである。 【0071】 〔特徴〕 自走車体の後部に水田作業装置を連結してある水田作業機であって、前記自走車体に、前部の原動部の左右両脇に位置する状態の車体前部から乗り降りするための乗降通路を備えた搭乗ステップを設け、前記乗降通路の左右外側のそれぞれに、支柱に予備苗のせ板を装着した構造の予備苗のせ台を配設し、これら予備苗のせ台を、後方で搭乗ステップ上に位置する状態に揺動格納自在に構成してある点にある。 【0072】 〔作用〕 非作業時には、予備苗のせ台を搭乗ステップ上に揺動格納することにより、予備苗のせ台の搭乗ステップ、つまり、自走車体から左右外方への突出量をゼロ又は非常に少なくすることができるのみならず、予備苗のせ台の自走車体から前方への突出をなくすことができる。 【0073】 〔効果〕 従って、予備苗のせ台を装備しながらも、非作業時における自走車体を左右方向はもちろん前後方向でもコンパクトにすることができるようになった。 【0074】 請求項12に係る本発明による水田作業機の特徴・作用・効果は次の通りである。 【0075】 〔特徴〕 自走車体の後部に水田作業装置を連結してある水田作業機であって、自走車体の前部の原動部の左右両脇のそれぞれに、支柱に予備苗のせ板を装着した構造の予備苗のせ台を配設し、複数の苗すくい板を左右方向に重なる起立姿勢で載置する載置部を設け、前記予備苗のせ台の少なくとも一方の支柱に、前記載置部上の苗すくい板群を起立保持する倒れ止め部と苗すくい板群の前方への移動を接当規制する前部規制部と苗すくい板群の上方への抜け出しを接当規制する上部規制部とを備えた前部保持具を取り付け、前記自走車体の搭乗ステップに、苗すくい板群の前記前部保持具への抜き差しを許容する状態で前部保持具に差し込まれた苗すくい板群の後方への移動を接当規制する後部規制部を設けてある点にある。 【0076】 〔作用〕 前部保持具と後部規制部とにより複数の苗すくい板を左右積層状態で左右方向及び前後方向で位置規制するのであるが、特に、前部保持具には、上部規制部を装備させてあるから、苗すくい板が上方に飛び出して落下することを防止することができる。 【0077】 〔効果〕 従って、複数の苗すくい板を確実に収納保管できるようになった。 【0078】 【発明の実施の形態】 水田作業機の一例である乗用型田植機は、図1〜図3に示すように、自走車体1の後部に複数条植え式の苗植付け装置2をリンク機構3を介して昇降自在に連結し、圧油供給に伴い前記苗植付け装置2を上昇させかつ排油に伴い苗植付け装置2を重量で下降させる油圧シリンダ利用のリフトシリンダ4を設けて構成されている。 【0079】 前記自走車体1は、図4にも示すように、左右一対の操向用の駆動前輪5と左右一対の駆動後輪6とを備えており、前部には、原動部であるエンジン7と前記駆動前輪5を操作するためのステアリングハンドル8とが配置されており、後部には、運転座席9と肥料ホッパー10とその肥料ホッパー10から繰り出された肥料を圧送するための気流を発生する電動式のブロワー11とが配置されている。かつ、自走車体1は、搭乗ステップ12とフェンダー13とを備えている。 【0080】 前記苗植付け装置2は、左右に設定ストロークで往復移動自在な苗のせ台14と、植付け走行に伴い植付け予定圃場面上を滑走することによりその植付け予定圃場面を整地する接地フロート15と、前記苗のせ台14の移動に連動して整地された植付け予定圃場面と前記苗のせ台14下端を左右移動自在に支持する摺動レールに形成の苗取り出し口との間で循環作動することにより苗のせ台14から植付け単位量の苗を取り出して植付け予定圃場に植え付ける苗植付け機構16とを備えている。また、苗植付け装置2は、植付け走行に伴い圃場を移動することにより肥料散布用の溝を形成するとともに前記ブロワー11によりホース17を介して圧送されてくる肥料を溝に投入する作溝器18を備えている。 【0081】 前記自走車体1の車体フレーム19は、前記エンジン7により伝動ベルト20を介して駆動される前後進切り換え自在な静油圧式の無段変速装置21の出力を走行部(駆動前輪5及び駆動後輪6)及び苗植付け装置2に伝達するミッションケース22の前部にエンジン搭載フレーム23を連結し、前記ミッションケース22の後部に運転座席9やリンク機構3、リフトシリンダ4などの取り付け部となる左右一対の後部フレーム24を連結して構成されている。 【0082】 前記駆動前輪5は、図4、図7にも示すように、車体フレーム19のうちミッションケース22に駆動前輪5への伝動機構を内装した前車軸ケース25を介して支持されており、前記駆動後輪6のそれぞれは、スイングアーム26を介して前支点R周りに格別に上下揺動自在に前記ミッションケース22に支持されている。26aは、スイングアーム26のそれぞれを格別に下方に揺動付勢するサスペンションスプリングである。そして、前記各スイングアーム26は、駆動後輪6への伝動チェーン27を内装した伝動ケースであって、左右に二つ割り自在に構成されている。 【0083】 前記搭乗ステップ12は、図5にも示すように、前記エンジン7の左右両脇に位置して自走車体1前方部に対する乗降通路28の路面を形成する乗降用ステップ部29と運転座席9足元の足元ステップ部30とから構成されている。そして、前記乗降通路28の左右外側のそれぞれには、支柱31に予備苗のせ板32を上下複数段に装着した構造の予備苗のせ台33が配設されている。 【0084】 かつ、搭乗ステップ12の下面には、図5、図6、図9、図10に示すように、左右方向のほぼ全幅にわたる断面コの字形の補強部材34が溶接により固着されている。 そして、図4、図6〜図10に示すように、搭乗ステップ12のうち前端部には、前記エンジン搭載フレーム23の前端に左右外側に張り出す状態で固着した左右向き姿勢の左右一対の張り出しステー80の外側端部にボルト81で連結固定される左右一対の前部ブラケット82が固着され、搭乗ステップ12のうち前部の左右外側部のそれぞれには、前記エンジン搭載フレーム23に連結して前記予備苗のせ台33の支柱31を支持する予備苗のせ台フレーム35に固着の左右取り付け座83にボルト84で連結固定される前部左右ブラケット85が固着され、搭乗ステップ12のうち後部の左右外側部のそれぞれには、前記前車軸ケース25の上端部にボルト86を介して連結固定される後部左右ブラケット87が固着されている。 また、前記ミッションケース22には、搭乗ステップ12の後部を前記補強部材34の位置においてボルト・ナット36を介して取り付け支持する左右一対の取り付け座88が一体形成されている。 更に、この搭乗ステップ12のうち一方の乗降用ステップ部29には、運転部、つまり、運転座席9に着座した運転者が駆動前輪5を見通すためのメインの窓37が形成されており、両乗降用ステップ部29には、運転部から駆動前輪5を見るための複数の小窓38が形成されている。 なお、前記予備苗のせ台フレーム35は、エンジン搭載フレーム23に左右一対のフランジ35Aのそれぞれをボルト35aで連結固定することでエンジン搭載フレーム23に取り付けられている。 【0085】 前記フェンダー13は、図5、図6、図12、図13に示すように、左右の駆動後輪6に対する左右のフェンダー部39とそれらを繋ぐ繋ぎ板部40とを有し、このフェンダー13の繋ぎ板部40の下面には、前記運転座席9を取り付け支持する座席支持板89が固着されている。そして、この座席支持板89の下側を通る状態で前記左右のフェンダー部39にわたる断面形状コの字形の補強部材41がフェンダー13の下面及び座席支持板89に溶接により固着されている。また、前記フェンダー13は、前記座席支持板89との重合部で左右一対のボルト・ナット42を介して前記車体フレーム19のうち後部フレーム24に取り付けられている。加えて、フェンダー13は、前端おいて前記搭乗ステップ12の後端に左右に間隔を隔てて並置する複数のボルト90を介して固定連結されている。 【0086】 前記フェンダー部39のうち上板部43は、図5、図11に示すように、水の自然流下を可能とするやや前下がりの傾斜姿勢に形成されており、この上板部43には、左右に間隔を隔てて並置する複数の排水溝44が形成されている。また、図6に示すように、フェンダー13のうち前記搭乗ステップ12から立ち上がる前部立ち上がり部45は、下方ほど後方に位置する傾斜形状に形成されている。つまり、搭乗ステップ12と前部立ち上がり部45との間には、搭乗ステップ12上の後ろを向いた運転者のつま先をフェンダー13上部前端よりも後方にまで入り込ませる凹部46が形成されている。 【0087】 前記スイングアーム26のそれぞれには、図4に詳しく示すように、前記搭乗ステップ12に対する左右方向での乗降用の乗降ステップ47がパイプ利用のステー48を介して取り付けられている。前記ステー48は、図14に詳しく示すように、スイングアーム、つまり、伝動ケース26のうち左右外側ケース部49を左右に貫通して端部を左右内側ケース部50の内面凹部51に挿入保持させる状態でスイングアーム26に連結されている。その連結手段は、ステー48に固着のフランジ91を左右外側ケース部49の外面に当てつける状態でボルト92でフランジ91を左右外側ケース部49に固定連結する手段である。そして、ステー48の端部のうち内面凹部51に挿入する内端部には、前記内面凹部51の底面と内端面とで挟まれて抜け止めされる状態で内端部開口を閉塞するキャップ状のシール材52が嵌合保持されている。なお、ステー48の外端部開口48aは、開放されたままである。また、前記ステー48のうち左右外側ケース部49を貫通する部分と左右外側ケース部49のステー挿通孔93との間には、その間をシールするシール材53が介装されている。また、前記搭乗ステップ12の側辺には、図4、図5に詳しく示すように、平面視において前記乗降ステップ47を入り込ませる凹部66が形成されている。換言すれば、搭乗ステップ12のうち乗降用ステップ29を左右幅広に形成してある。 【0088】 かつ、前記搭乗ステップ12と乗降ステップ47とは、互いに異なる色のものであり、乗降ステップ47を搭乗ステップ12に対して色彩で区別できるようになっている。また、前記凹部66の前後位置と乗降ステップ47の前後位置とは一致するから、凹部66を介して乗降ステップ47の前後位置を知ることができる。 【0089】 前記予備苗のせ台33の前記予備苗のせ板32は、図15、図16に示すように、左右外側に突出する倒伏受け止め姿勢と支柱31にほぼ沿った起立収納姿勢とに揺動切り換え自在なものである。 【0090】 また、前記予備苗のせ台33の支柱31を支持する手段は、図15〜図21に示すように、前記予備苗のせ台フレーム35の端部立ち上がり上端に固着した固定ブラケット94に支柱31の下端に固着の可動ブラケット95を外側ほど後方に位置する傾斜姿勢の軸芯X周りに揺動自在に支軸96を介して取り付ける手段である。つまり、支柱31は、軸芯X周りでの揺動により、起立した作用姿勢と、後方で乗降通路28上に倒伏位置する格納姿勢とに切り換え自在なものである。 【0091】 前記支柱31を各姿勢、つまり、作用姿勢と格納姿勢とのそれぞれで固定する姿勢固定手段は、図19〜図21(イ)(ロ)に詳しく示すように、前記可動ブラケット95に前記軸芯X周りに沿った円弧状の長孔97を形成し、この長孔97のうち支柱31が作用姿勢・格納姿勢の各姿勢にあるときに固定ブラケット94の所定位置に対応する各部分に幅広部98a,98bを形成し、これら幅広部98a,98bに挿入した状態で前記軸芯Xと平行な第2軸芯X2周りに揺動することにより長孔97のうち隣り合う広幅部98a,98bにわたる幅狭溝部99への移入、つまり、隣り合う幅広部98a,98b間での移動を係合阻止される(つまり、支柱31の姿勢を固定する)ロック姿勢と幅狭溝部99を介する広幅部98a,98b間での移動が許容される(つまり、支柱31の姿勢変更を許容する)解除姿勢とに切り換わるロック部材100を固定ブラケット94に設け、このロック部材100に一体連結してロック部材100を姿勢変更する手動式のロックレバー101を設け、このロックレバー101の人為操作を許容する状態でロックレバー101をロック姿勢と解除姿勢とに保持するデテント手段を設けて構成されている。 【0092】 前記ロック部材100は、前記第2軸芯Xを軸芯とする軸部材であって、幅広部98a,98bに挿入する異径部102とを備ている。つまり、異径部102の長径方向が長孔97に対して直交する方向となる姿勢がロック姿勢となり、長径方向が長孔97に沿った姿勢が解除姿勢となるものである。 【0093】 前記デテント手段は、前記ロック部材100の異径部102に一体回転状態にロック板103を装着し、このロック板103を軸芯方向で前記固定ブラケット94側に移動付勢するスプリング104を設け、前記ロック板103に、前記ロックレバー101がロック姿勢にあるとき固定ブラケット94に形成の第1係合孔105に軸芯方向で挿入係合してロック部材100をロック姿勢に保持するとともに前記ロックレバー101が解除姿勢にあるとき固定ブラケット94に形成の第2係合孔106に軸芯方向で挿入係合してロック部材100をロック姿勢に保持する係合突起107を設けて構成されている。 【0094】 前記一方の乗降用ステップ部29には、図2、図3、図15、図18に示すように、前記窓37を通して搭乗ステップ12の下方部から上方部に突出するブレーキペダル54が配置されており、前記窓37は、ブレーキペダル54の踏み面部55の上下通過を許容しかつ踏み面部55で見通し性を低下させない大きさ及び形状に形成されている。また、ブレーキペダル54の回動軸56は、図4、図9に示すように、前記ミッションケース22に一体形成した左右一対の軸受け部57に回動自在に枢支されている。 【0095】 また、左右のうち前記ブレーキペダル54と同じ側には、図2、図3、図15〜図18に示すように、搭乗ステップ12を載置部67とする状態で複数の苗すくい板58を左右方向に重なる起立姿勢状態で収納保持する収納保持部Aが形成されている。 【0096】 前記収納保持部Aは、複数の苗すくい板58を左右方向に重ねる状態で起立保持するとともに左右の移動を接当規制する左右の倒れ止め部59と苗すくい板58群の前方への移動を接当規制する前部規制部60と苗すくい板58群の上方への抜け出しを接当規制する上部規制部61とを備えた前部保持具62を予備苗のせ台33に取り付け、苗すくい板58群の前記前部保持具62への抜き差しを許容する状態で前部保持具62に差し込まれた苗すくい板58群の後方への移動を接当規制する後部規制部63と苗すくい板58群の左右への移動を接当規制する左右規制部64とを備えた後部保持具65を前記乗降用ステップ部29に取り付けて構成されている。 【0097】 前記前部保持具62の一方の倒れ止め部59は、支柱31に端部において溶接で固着され、他方の倒れ止め部59の端部は、支柱31のうち予備苗のせ板32の取り付け部31aに固着されている。また、前記後部保持具65の後部規制部63と左右規制部64の下端近くとは、載置部67に載置されるスタンド板68で連結されており、後部保持具65は、左右規制部64下端のねじ部を前記小窓38を通して下方に貫通させ、この貫通端部にナット69を螺合させることにより、スタンド板68とナット69とで載置部67を挟む状態で載置部67に取り付け固定されている。 【0098】 200は、自走車体1の既植苗に対する左右位置を目視で知るための隣接マーカーである。 【図面の簡単な説明】 【図1】田植機の側面図 【図2】田植機の平面図 【図3】田植機の正面図 【図4】車体フレームの平面図 【図5】搭乗ステップ及びフェンダーの平面図 【図6】車体フレームの側面図 【図7】要部の正面図 【図8】要部の縦断正面図 【図9】要部の拡大縦断側面図 【図10】要部の切り欠き正面図 【図11】フェンダー部の縦断正面図 【図12】フェンダー要部の縦断正面図 【図13】フェンダー取り付け部の縦断側面図 【図14】乗降ステップ取り付け部の横断平面図 【図15】要部の正面図 【図16】要部の側面図 【図17】要部の拡大側面図 【図18】要部の拡大平面図 【図19】支柱取り付け部の切り欠き側面図 【図20】支柱取り付け部の切り欠き正面図 【図21】支柱の各姿勢の切り欠き側面図 【符号の説明】 1 自走車体 2 水田作業装置 6 後輪 26 スイングアーム R 前支点 19 車体フレーム 12 搭乗ステップ 47 乗降ステップ 49 左右外側ケース部 50 左右内側ケース部 51 内面凹部 48 ステー 52 シール材 66 凹部 13 フェンダー 44 排水溝 5 前輪 37 窓 54 ブレーキペダル 55 踏み面部 39 フェンダー部 40 繋ぎ板部 41 補強部材 23 エンジン搭載フレーム 35 予備苗載せ台フレーム 22 ミッションケース 34 補強部材 56 回動軸 57 軸受け部 45 前部立ち上がり部 7 原動部 28 乗降通路 31 支柱 33 予備苗のせ台 32 予備苗のせ板 58 苗すくい板 67 載置部 59 倒れ止め部 60 前部規制部 61 上部規制部 62 前部保持具 63 後部規制部
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001052 【氏名又は名称】株式会社クボタ 【住所又は居所】大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号
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| 【出願日】 |
平成14年8月8日(2002.8.8) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100107308 【弁理士】 【氏名又は名称】北村 修一郎
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| 【公開番号】 |
特開2004−65166(P2004−65166A) |
| 【公開日】 |
平成16年3月4日(2004.3.4) |
| 【出願番号】 |
特願2002−231629(P2002−231629) |
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