| 【発明の名称】 |
野菜移植機 |
| 【発明者】 |
【氏名】竹山 智洋 【住所又は居所】大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機株式会社内
【氏名】好本 勲 【住所又は居所】大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】構成簡単にして耐久性良好な苗押出部材を用いて、単一の苗植付爪により苗載台から取出した苗の確実な植付けを可能とさせる。
【解決手段】苗載台21上の苗トレイ22の苗を取出して圃場に植付ける苗植付爪23を備えると共に、苗植付時に苗植付爪23より苗Nを押出す苗押出部材77を備えた野菜移植機において、苗押出部材77をヘラ状の苗押出板78で形成する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 苗載台上の苗トレイの苗を取出して圃場に植付ける苗植付爪を備えると共に、苗植付時に苗植付爪より苗を押出す苗押出部材を備えた野菜移植機において、苗押出部材をヘラ状の苗押出板で形成したことを特徴とする野菜移植機。 【請求項2】 苗押出板を苗植付爪の内面に沿って上下動自在に設けたことを特徴とする請求項1記載の野菜移植機。 【請求項3】 苗載台上の苗トレイの苗を取出して圃場に植付ける苗植付爪を備えると共に、苗植付時に苗植付爪より苗を押出す苗押出部材を備えた野菜移植機において、流体を噴射させる流体噴出管で苗押出部材を形成し、苗植付時に噴出管から噴射される流体で苗植付爪の苗を押出するように設けたことを特徴とする野菜移植機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】 本発明は苗トレイから1株分の玉ネギ、葉ネギ、白ネギなどの野菜苗を取出して圃場に植付けるようにした野菜移植機に関する。 【0002】 【発明が解決しようとする課題】 従来、苗載台の苗トレイから1つの苗取出爪によって取出した苗を1つの苗植付爪に受継いで1条分の苗植付けを行う苗取出爪と苗植付爪とによる受継方式の野菜移植機があるが、この受継方式の場合苗取出爪と苗植付爪それぞれの駆動を必要とするばかりでなく、同期させる必要があるため構造が極めて複雑化すると共に、苗取出爪より苗植付爪に苗受継時には苗姿勢に乱れを起生させ、特に高速となる程乱れを顕著なものとさせて、苗植付精度を低下させるなどの不都合があった。そのため単一の苗植付爪で苗の取出しから苗の植付けまでの一連の植付作業を行う技術があるが、該技術の場合苗植付爪が土中に突入したときに苗を確実に押出して苗の持上げを防止すると共に、苗植付爪に土が付着した場合にも次回苗取出しに悪影響を与えないようにこの土を強制除去する必要がある。 【0003】 【課題を解決するための手段】 したがって本発明は、苗載台上の苗トレイの苗を取出して圃場に植付ける苗植付爪を備えると共に、苗植付時に苗植付爪より苗を押出す苗押出部材を備えた野菜移植機において、苗押出部材をヘラ状の苗押出板で形成して、苗植付爪による苗植付時には苗押出板で苗を確実に押出して欠株などのない精度良好な苗植付けを容易に可能とさせると共に、苗植付爪内面に付着する土など付着物も苗植付時に良好に除去して苗取出精度を向上させるものである。 【0004】 また、苗押出板を苗植付爪の内面に沿って上下動自在に設けて、苗押出板を苗植付爪の内側に保護して耐久性を向上させると共に、苗取出し時には苗押出板を邪魔とならない位置まで移動させて苗取出精度を向上させるものである。 【0005】 さらに、苗載台上の苗トレイの苗を取出して圃場に植付ける苗植付爪を備えると共に、苗植付時に苗植付爪より苗を押出す苗押出部材を備えた野菜移植機において、流体を噴射させる流体噴出管で苗押出部材を形成し、苗植付時に噴出管から噴射される流体で苗植付爪の苗を押出して、苗の持上げなどのない苗植付爪による確実な苗植付けと、苗植付爪に付着する土の確実な除去を可能とさせると共に、流体に水を用いた場合苗植付時には灌水も行って苗の活着化を促進させ生産性を向上させるものである。 【0006】 【発明の実施の形態】 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。図1は移植機の全体側面図、図2は同全体平面図、図3は移植部の駆動説明図、図4は移植部の平面説明図であり、図中1はエンジン2を搭載する移動機体、3は前後スライドフレーム4・5に機体1を左右スライド自在に支持する固定フレーム、6はスライドアーム7を介して機体1をスライド動作させる油圧式スライドシリンダ、8はミッションケース9からの駆動横軸10に左右伝動ケース11を介し上下揺動自在に支持する左右の後車輪、12は前記固定フレーム3の前端側にアクスルフレーム13を介し上下揺動自在に支持する左右の前車輪、14は固定フレーム3後端側のスイング軸15を介し前後車輪12・8を上下揺動させる油圧式スイングシリンダ、16は機体1の後方にシャーシフレーム17を介し装設する苗供給装置、18は左右の後車輪8間に装設してミッションケース9に植付クラッチケース19を介して連結させる苗植付装置、20は苗供給装置16の下方に配設する左右1対の覆土輪であり、前記苗供給装置16の左右往復移動する苗載台21上の苗トレイ22より1株分のポット苗Nをヘラ形苗植付爪23でもって挾持取出し圃場の畝面Mに直接的に植付けて、操向ハンドル24操作による機体1の走行中に畝面Mに一定間隔毎のポット苗Nの移植を行うように構成している。 【0007】 また、25は前記スイングシリンダ14を動作させて機体1を昇降操作する昇降レバー、26は主クラッチレバー、26aは植付クラッチレバー、27は走行速度を変速する主変速レバー、28は機体1を左右方向に位置調節するスライド調節レバー、29は左右後車輪8の駆動を停止させて機体1を旋回操作する左右サイドクラッチレバーである。 【0008】 図5に示す如く、前記苗植付爪23は、1つの苗トレイ22に対し2つの苗植付爪23により苗Nの取出し及び植付けを行うもので、同一植付軌跡A上で180度位相を異ならせて、1つの植付軌跡A中で2回の苗取り及び苗植付けを行うように設けて、苗植付速度を略2倍に増速させて高速植付作業を行うように構成している。 【0009】 図6乃至図16に示す如く、前記苗植付装置18は、2つの苗植付爪23の左右両側で前後及び上下方向に位置を異ならせて配置させる左右ロータリケース30・31と左右回転アーム32・33とを備え、左右ロータリケース30・31の内側位置で左右回転アーム32・33の中央を左右ロータリケース30・31の出力軸34にそれぞれ連結させ、左右回転アーム32・33間略中央に配置させる2つの首振カム35にそれぞれ連結軸36を介し左回転アーム32の両端を連結固定させると共に、前記連結軸36外周に遊嵌させる外軸37に連結アーム38を介し円筒形開閉カム39を一体連結させ、右回転アーム33の両端に連結軸40を介し揺動アーム41の基端をそれぞれ一体連結させ、前記開閉カム39中央の回転自在な嵌合カム軸42に揺動アーム41先端を一体連結させて、図10に示す如く、2つのカム軸42を結ぶラインaの中央に右ロータリケース31の出力軸34を一致させ、該ラインaと左回転アーム32を平行に配置させてラインaと左回転アーム32と2つの連結アーム38とで平行四辺形を形成し、左右ロータリケース30・31の出力軸34の回転時には2つの連結アーム38の傾斜姿勢は一定に保った状態でラインaと左回転アーム32の姿勢のみを変形(平行四辺形を変形)させながら左右回転アーム32・33の回転を行って、図7、図22に示す如く、苗植付爪23を首振り自在に支持させる右回転アーム33両端の連結軸40に略3角状の植付基本軌跡Kを形成させるように構成している。 【0010】 また、前記ロータリケース30・31はシャーシフレーム17の固定ブラケットなどに駆動受軸43の取付板44を固定させ、植付クラッチケース19の出力軸45にスプロケット46・47及びチェン48を介し連結する植付駆動軸49を前記受軸43に支持させ、左右ロータリケース30・31内の受軸43にサンギヤ50を固定させ、前記出力軸34のプラネタリギヤ51に中間軸52のアイドルギヤ53を介してサンギヤ50を連結させ、プラネタリギヤ51とアイドルギヤ53とを同一歯数に、サンギヤ50とこれらギヤ51・53のギヤ比を3:2に形成して、ロータリケース30・31が一方向に1回転するとき出力軸34を逆方向に1/2回転させるように構成している。 【0011】 さらに、右回転アーム33両端の連結軸40に回動自在に取付ける筒軸54に爪受台55の基端を固定させ、左回転アーム32両端の連結軸36に長孔56を介し連結させる首振りアーム57一端側の軸58と爪受台55の先端とをローラ59を介し連結させ、爪受台55に左右爪軸60・61及び左右開閉板62・63を介し苗植付爪23の左右爪体64・65を連結させ、前記首振りカム35の外周カム面35aに転接させるカムローラ66をローラ軸67を介して首振りアーム57の長孔56と軸58間に取付け、首振りアーム57の軸58を中心とした他端側と前記外軸37の固定アーム68間に引張バネ69を張設して、バネ69力によりカムローラ66を常時当接させる首振りカム35の作用でもって苗植付爪23に首振り動作を行わせるように構成している。 【0012】 また、左右開閉板62・63は爪軸60・61外側の各受筒70を介し爪受台55に回動自在に支持させると共に、左右開閉板62・63及び爪軸60・61にそれぞれ固定する凹凸状の左右カム板71・72を係合連結させ、前記連結軸40外側に左右摺動自在に嵌合させる摺動筒73に左開閉板62の前延出部62aを係合連結させ、前記開閉カム39の円周カム溝74に一端を係合させるカム従動部材75を摺動筒73に固定させ、受筒70外側の爪受台55と右カム板72間に閉用捩りコイルバネ76を設けて、開閉カム39の作用でもって左右爪体64・65の開閉動作を行わせるように構成している。 【0013】 さらに図23、図24にも示す如く、左右爪体64・65の内面側に薄板状ヘラ形の左右苗押圧板78を配置させる苗押出部材77を設けるもので、苗押出部材77はバネ板材などで門形に形成して、左右爪体64の内側に臨ませる押出部材77先端側の左右苗押出板78の間隔を変形自在とさせて左右爪体64・65の内面に押出板78を常に摺接させる状態とさせている。そして苗押出ロッド80先端に苗押出部材77基端側を固定させ、前記筒軸54に固設するロッド受け79に苗押出ロッド80の基端を摺動自在に支持させ、ロッド80の固定バネ座80aとロッド受け79間に圧縮バネ81を介設して、苗取出し時に苗トレイ22に進入する苗取出爪23の進入力を利用してバネ81を圧縮して苗押出板78を後退させ、左右爪体64・65の開放時にはバネ81力で苗押出板78を爪体先端側に前進させて爪体64・65に保持する苗Nの放出を助長させると同時に、爪体64・65内面に付着する土など付着物を苗押出板78によって削ぎ落すように構成している。 【0014】 また、前記苗植付装置18の後部下方に左右覆土輪20を配置させるもので、シャーシフレーム17側に連結するブラケット82に調節板83及び調節ボルト84を介し上下位置調節自在に覆土輪20を支持させて、植付直後の苗Nに覆土輪20で覆土を行うように構成している。 【0015】 そして、ガイドローラ85などを介し左右方向にスライド自在に支持する苗載台21を進行方向に対し機体後部に配設させ、取出位置付近で苗トレイ22は略垂直姿勢に保持して苗トレイ22の開口取出側を前方に臨ませ、苗載台21前方に配置させる苗植付装置18の苗植付爪23を前方より略水平に苗トレイ22のポット内に突入させて苗Nの取出しを行うもので、図9、図10、図17乃至図20に示す如く、左右ロータリケース30・31が駆動軸49を中心として時計方向(実線矢印方向)に1回転するとき、左右回転アーム32・33を出力軸34を中心として反時計方向(破線矢印方向)に1/2回転させて、前記ラインaと左回転アーム32と2つの連結アーム38とで形成する平行四辺形を変形させて、略3角形の植付基本軌跡Kで苗植付爪23の首振り中心となる軸40を上下運動させ、軌跡Kの上部及び下部付近では前記首振りカム35によって苗植付爪23の姿勢を上向き(略水平)及び下向き(略垂直)に変化させ、苗植付爪23先端を略楕円形の植付軌跡Aで上下動させて、苗トレイ22から苗を取出してから圃場の畝面Mに植付けるまでの一連の植付作業を単一の苗植付爪23で行うものである。 【0016】 また、前記植付軌跡Aは上部の苗取出位置及び下部の苗植付位置で後方及び下方に突出させ、苗取出位置から苗植付位置中間までの間では前方に緩やかな下り傾斜に、中間位置より苗取出位置までの間では略垂直に、苗植付位置より苗取出位置までの間では後上り傾斜に形成して、略垂直の苗トレイ22に対し苗トレイ22の下側より苗植付爪23が近づいて、爪23で苗を傷つけることなく苗Nを後方に抜出し、抜出した苗Nは爪23の下側前方への移動によって苗トレイ22上方の苗Nを乱すことなくスムーズに苗トレイ22より離れて、苗Nの植付付近では苗姿勢を略垂直とさせた良好な苗Nの植付けを行うように構成している。 【0017】 1つの苗植付爪23が植付軌跡Aの1つのループを形成させるために、左右ロータリケース30・31を時計方向に2回転、左右回転アーム32・33を反時計方向に1回転させ、左右ロータリケース30・31の2回転及び左右回転アーム30・31の逆方向の1回転によって2つの苗植付爪23で2回の植付けが行われるもので、図17の苗植付爪23位置を植付軌跡Aの0゜及び180゜状態とし、これより左右ロータリケース30・31を時計方向に90゜回転させるとき図18に示す如く、苗植付爪23は軌跡A上を反時計回りに移動し、0゜及び180゜位置より45゜及び225゜位置に変化し、さらにケース30・31を180゜或いは270゜まで回転させるときには図19、図20に示す如く、苗植付爪23は90゜・270゜或いは135゜・315゜位置まで変化し、ケース30・31を1回転させるとき図17の状態に戻り、ケース30・31の2回転によって1つの苗植付爪23が1つの植付軌跡Aのループを完了するものである。 【0018】 また、前記植付軌跡Aは圃場面付近で後方に小さく湾曲させた曲線部A1を形成して、図21に示す如く畝面M付近での動軌跡Bを略垂直B1状態とさせて、畝面Mの植付穴を小さくして苗Nの植付姿勢を良好とさせている。 【0019】 さらに、図24に示す如く左右爪体64・65を開放させての苗植付時にあっては、苗Nは開放した左右一方の爪体64或いは65に寄った状態となっているが、このような苗Nの片寄った状態でも爪体64或いは65内面に沿う苗押出板78の先端水平面78aで確実に苗Nを押出して、苗姿勢の乱れや欠株の発生のない良好な苗Nの植付けを可能とさせている。 【0020】 ところで、図7、図16、図25に示す如く、植付軌跡A上の苗植付爪23が苗Nを植付けてから元の苗取出位置までの戻り行程間、詳しくは図25に示す如く植付時の爪開き終り(255゜)より苗取出し時の爪閉じ初め(330゜)までの左右爪体64・65の開放行程間に複数のゴム板86を重ね合わせた爪掃除用のスクレーパ87を配備させるもので、複数のゴム板86をボルト88で一体固定させ、左右爪体64・65の開放間隔巾と同じ間隔Tで爪体64・65の通過するスリット89を各ゴム板86に形成し、土中に突入して苗植付後の爪体64・65がスリット89を介しスクレーパ87を通過するとき、爪体64・65に付着する土など付着物を効果的に落下除去させるように構成している。なお、複数のゴム板86は摩擦係数や硬度の異なるものを組合せても良い。 【0021】 上記からも明らかなように、苗載台21上の苗トレイ22の苗を取出して圃場に植付ける苗植付爪23を備えると共に、苗植付時に苗植付爪23より苗Nを押出す苗押出部材77を備えた野菜移植機において、苗押出部材77をヘラ状の苗押出板78で形成したことによって、苗植付爪23による苗植付時には苗押出板78で苗を確実に押出して欠株や植付姿勢不良などのない精度良好な苗植付けを容易に可能とさせると共に、苗植付爪23内面に付着する土など付着物も苗植付時に良好に除去して苗取出精度を向上させることができる。 【0022】 また、苗押出板78を苗植付爪23の内面に沿って上下動自在に設けたことによって、苗押出板78を苗植付爪23の内側に保護して耐久性を向上させると共に、苗取出し時には苗押出板78を邪魔とならない位置まで移動させて苗取出精度を向上させることができる。 【0023】 また、前記押出部材77はバネ板材のバネ力で左右爪体64・65の内面に常に摺接させる状態に苗押出板78を変形させる構成を示したが、図27、図28に示す如く、左右苗押出板78を分割させて左右苗押出板78の基端を開閉支点軸90を介して開閉自在に苗押出ロッド80に連結支持させると共に、左右苗押出板78間に開放用の引張バネ91を張設させて常時は左右爪体64・65の内面に押出板78を摺接させる構成としても良い。 【0024】 さらに図28、図29に示す如く、左右爪体64・65間に水や空気などの流体を噴射させる流体噴出管92を設置しても良く、左右爪体64・65に挾持する苗Nの押出方向に噴出管92の噴出口92aを臨ませて、ロータリケース30・31など駆動に流体噴射のタイミングを合わせて、左右爪体64・65の開放時に噴出口92aより流体を噴射させ苗Nを確実に押出すもので、この際爪体64・65に付着する土など付着物を同時に噴射流体によって除去できると共に、流体に水を用いた場合灌水効果も確保して苗の活着性を良好とさせ生産性を向上させることができる。 【0025】 上記からも明らかなように、苗載台21上の苗トレイ22の苗を取出して圃場に植付ける苗植付爪23を備えると共に、苗植付時に苗植付爪23より苗Nを押出す苗押出部材77を備えた野菜移植機において、流体を噴射させる流体噴出管92で苗押出部材77を形成し、苗植付時に噴出管92から噴射される流体で苗植付爪23の苗を押出すことによって、苗Nの持上げなどのない苗植付爪23による確実な苗植付けと、苗植付爪23に付着する土など付着物の確実な除去を可能とさせると共に、流体に水を用いた場合には苗植付時に灌水も同時に行って苗Nの活着化を促進させ生産性を向上させることができる。 【0026】 【発明の効果】 以上実施例から明らかなように本発明は、苗載台21上の苗トレイ22の苗を取出して圃場に植付ける苗植付爪23を備えると共に、苗植付時に苗植付爪23より苗Nを押出す苗押出部材77を備えた野菜移植機において、苗押出部材77をヘラ状の苗押出板78で形成したものであるから、苗植付爪23による苗植付時には苗押出板78で苗を確実に押出して欠株や植付姿勢不良などのない精度良好な苗植付けを容易に可能とさせると共に、苗植付爪23内面に付着する土など付着物も苗植付時に良好に除去して苗取出精度を向上させることができるものである。 【0027】 また、苗押出板78を苗植付爪23の内面に沿って上下動自在に設けたものであるから、苗押出板78を苗植付爪23の内側に保護して耐久性を向上させると共に、苗取出し時には苗押出板78を邪魔とならない位置まで移動させて苗取出精度を向上させることができるものである。 【0028】 さらに、苗載台21上の苗トレイ22の苗を取出して圃場に植付ける苗植付爪23を備えると共に、苗植付時に苗植付爪23より苗Nを押出す苗押出部材77を備えた野菜移植機において、流体を噴射させる流体噴出管92で苗押出部材77を形成し、苗植付時に噴出管92から噴射される流体で苗植付爪23の苗を押出すものであるから、苗Nの持上げなどのない苗植付爪23による確実な苗植付けと、苗植付爪23に付着する土など付着物の確実な除去を可能とさせると共に、流体に水を用いた場合には苗植付時に灌水も同時に行って苗Nの活着化を促進させ生産性を向上させることができるものである。 【図面の簡単な説明】 【図1】全体側面図。 【図2】全体平面図。 【図3】移植部の駆動説明図。 【図4】移植部の平面説明図。 【図5】移植部の側面説明図。 【図6】苗植付装置の駆動説明図。 【図7】苗植付装置の側面説明図。 【図8】苗植付装置の平面説明図。 【図9】苗植付爪部の側面説明図。 【図10】回転リンク部の説明図。 【図11】ロータリケース部の平面説明図。 【図12】首振りカム部の側面説明図。 【図13】苗植付爪部の平面説明図。 【図14】苗植付爪部の平面説明図。 【図15】爪開閉部の説明図。 【図16】スクレーパ部の説明図。 【図17】苗植付爪の0゜、180゜位置の説明図。 【図18】苗植付爪の45゜、225゜位置の説明図。 【図19】苗植付爪の90゜、270゜位置の説明図。 【図20】苗植付爪の135゜、315゜位置の説明図。 【図21】苗植付爪の動軌跡の説明図。 【図22】苗植付爪の基本軌跡の説明図。 【図23】苗押出部材部の側面説明図。 【図24】苗押出部材部の平面説明図。 【図25】スクレーパ部の説明図。 【図26】苗押出部材部の変形側面説明図。 【図27】苗押出部材部の変形平面説明図。 【図28】流体噴出管を有する構成の側面説明図。 【図29】流体噴出管を有する構成の平面説明図。 【符号の説明】 21 苗載台 22 苗トレイ 23 苗植付爪 77 苗押出部材 78 苗押出板 92 流体噴出管 N 苗
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006851 【氏名又は名称】ヤンマー農機株式会社 【住所又は居所】大阪府大阪市北区茶屋町1番32号
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| 【出願日】 |
平成14年7月18日(2002.7.18) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100062270 【弁理士】 【氏名又は名称】藤原 忠治
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| 【公開番号】 |
特開2004−49068(P2004−49068A) |
| 【公開日】 |
平成16年2月19日(2004.2.19) |
| 【出願番号】 |
特願2002−209143(P2002−209143) |
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