| 【発明の名称】 |
管理機 |
| 【発明者】 |
【氏名】飯田 圭亮 【住所又は居所】大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機株式会社内
【氏名】丹治 光彦 【住所又は居所】大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機株式会社内
【氏名】早田 裕光 【住所又は居所】大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】移動輪の着脱作業を目の弱った老人等でも楽に行うことができるようにすること。
【解決手段】サイドカバー体の中心部に筒状の軸受体を設け、同軸受体を上記耕耘軸の端部に同軸的に取り付けると共に、サイドカバー体に係止孔を形成する一方、耕耘爪の回動軌跡よりも大径に形成した移動輪の中心部に移動輪支軸を設け、同移動輪支軸を上記軸受体に外側方から抜き差し自在に挿入可能とすると共に、移動輪に係止体を取り付けて、同係止体をサイドカバー体の係止孔に外側方から挿入・係止して、サイドカバー体に移動輪を着脱自在に取り付け可能とした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 機体フレーム上にエンジンを搭載し、同エンジンに上下方向に伸延するミッションケースを連動連結し、同ミッションケースの上部にハンドルを取り付ける一方、下部に左右方向に伸延する耕耘軸を貫通状態に連動連結し、同耕耘軸の外周面に耕耘爪を取り付けると共に、同耕耘軸の左右外側端部にサイドカバー体を取り付けた管理機において、 サイドカバー体の中心部に筒状の軸受体を設け、同軸受体を上記耕耘軸の端部に同軸的に取り付けると共に、サイドカバー体に係止孔を形成する一方、 耕耘爪の回動軌跡よりも大径に形成した移動輪の中心部に移動輪支軸を設け、同移動輪支軸を上記軸受体に外側方から抜き差し自在に挿入可能とすると共に、移動輪に係止体を取り付けて、同係止体をサイドカバー体の係止孔に外側方から挿入・係止して、サイドカバー体に移動輪を着脱自在に取り付け可能としたことを特徴とする管理機。 【請求項2】 係止体を、係止孔に係止した姿勢と、同係止孔から係止解除した姿勢とに姿勢変更させる姿勢変更操作体を設けたことを特徴とする請求項1記載の管理機。 【請求項3】 機体フレーム上にエンジンを搭載し、同エンジンに上下方向に伸延するミッションケースを連動連結し、同ミッションケースの上部にハンドルを取り付ける一方、下部に左右方向に伸延する耕耘軸を貫通状態に連動連結し、同耕耘軸の外周面に耕耘爪を取り付けると共に、同耕耘軸の左右外側端部にサイドカバー体を取り付けた管理機において、 サイドカバー体の中心部に筒状の軸受体を設け、同軸受体を上記耕耘軸の端部に同軸的に取り付ける一方、 耕耘爪の回動軌跡よりも大径に形成した移動輪の中心部に筒状の移動輪支軸を設け、同移動輪支軸の先端部を上記軸受体内に外側方から抜き差し自在に挿入可能とすると共に、両軸にそれぞれ半径方向にて内外側に符合する内外側係合・連結孔を形成して、両内外側係合・連結孔中に係合・連結体を挿入・係合させて、サイドカバー体に移動輪を着脱自在に取り付け可能としたことを特徴とする管理機。 【請求項4】 係合・連結体を、内外側係合・連結孔中に挿入・係合させた姿勢と、同内外側係合・連結孔から係合解除させた姿勢とに姿勢変更させる姿勢変更操作体を設けたことを特徴とする請求項3記載の管理機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】 本発明は、管理機に関する。 【0002】 【従来の技術】 従来、管理機の一形態として、機体フレーム上にエンジンを搭載し、同エンジンに上下方向に伸延するミッションケースを連動連結し、同ミッションケースの上部にハンドルを取り付ける一方、下部に左右方向に伸延する耕耘軸を貫通状態に連動連結し、同耕耘軸の外周面に耕耘爪を取り付けると共に、同耕耘軸の左右外側端部にサイドカバー体を取り付け、機体フレームの前端部に移動輪を取り付けたものがある(例えば、特許文献1参照)。 【0003】 そして、移動輪は、機体フレームの前端部に移動輪支持アームを介して連結ピンにより着脱自在に取り付けている。 【0004】 【特許文献1】 実開平5−55804号公報 【0005】 【発明が解決しようとする課題】 ところが、上記した管理機では、移動輪を移動輪支持アームを介して連結ピンにより着脱自在に取り付けているが、連結ピンにより連結する作業が目の弱った老人等には煩雑であり、また、移動輪を取り外した状態では連結ピンが紛失しないように管理する必要性があるが、かかる連結ピンの管理も老人には煩雑である。 【0006】 しかも、移動輪は、耕耘爪の回動軌跡よりも小径に形成されているために、移動時には、ハンドルを持ち上げて耕耘爪が地面と干渉しないようにして、同状態にて移動輪を転動させながら移動しなければならず、かかる移動作業はオペレータにとって、特に、老人にとっては、精神的にも肉体的にも楽ではない。 【0007】 【課題を解決するための手段】 そこで、本発明では、機体フレーム上にエンジンを搭載し、同エンジンに上下方向に伸延するミッションケースを連動連結し、同ミッションケースの上部にハンドルを取り付ける一方、下部に左右方向に伸延する耕耘軸を貫通状態に連動連結し、同耕耘軸の外周面に耕耘爪を取り付けると共に、同耕耘軸の左右外側端部にサイドカバー体を取り付けた管理機において、サイドカバー体の中心部に筒状の軸受体を設け、同軸受体を上記耕耘軸の端部に同軸的に取り付けると共に、サイドカバー体に係止孔を形成する一方、耕耘爪の回動軌跡よりも大径に形成した移動輪の中心部に移動輪支軸を設け、同移動輪支軸を上記軸受体に外側方から抜き差し自在に挿入可能とすると共に、移動輪に係止体を取り付けて、同係止体をサイドカバー体の係止孔に外側方から挿入・係止して、サイドカバー体に移動輪を着脱自在に取り付け可能としたことを特徴とする管理機を提供するものである。 【0008】 また、本発明は、以下の構成にも特徴を有する。 【0009】 (1)係止体を、係止孔に係止した姿勢と、同係止孔から係止解除した姿勢とに姿勢変更させる姿勢変更操作体を設けたこと。 【0010】 (2)サイドカバー体の中心部に筒状の軸受体を設け、同軸受体を上記耕耘軸の端部に同軸的に取り付ける一方、耕耘爪の回動軌跡よりも大径に形成した移動輪の中心部に筒状の移動輪支軸を設け、同移動輪支軸の先端部を上記軸受体内に外側方から抜き差し自在に挿入可能とすると共に、両軸にそれぞれ半径方向にて内外側に符合する内外側係合・連結孔を形成して、両内外側係合・連結孔中に係合・連結体を挿入・係合させて、サイドカバー体に移動輪を着脱自在に取り付け可能としたこと。 【0011】 (3)係合・連結体を、内外側係合・連結孔中に挿入・係合させた姿勢と、同内外側係合・連結孔から係合解除させた姿勢とに姿勢変更させる姿勢変更操作体を設けたこと。 【0012】 【発明の実施の形態】 以下に、本発明の実施の形態について説明する。 【0013】 すなわち、本発明に係る管理機は、基本的構造として、機体フレーム上にエンジンを搭載し、同エンジンに上下方向に伸延するミッションケースを連動連結し、同ミッションケースの上部にハンドルを取り付ける一方、下部に左右方向に伸延する耕耘軸を貫通状態に連動連結し、同耕耘軸の外周面に耕耘爪を取り付けると共に、同耕耘軸の左右外側端部にサイドカバー体を取り付けている。 【0014】 そして、特徴的構造として、サイドカバー体の中心部に筒状の軸受体を設け、同軸受体を上記耕耘軸の端部に同軸的に取り付けると共に、サイドカバー体に係止孔を形成する一方、耕耘爪の回動軌跡よりも大径に形成した移動輪の中心部に移動輪支軸を設け、同移動輪支軸を上記軸受体に外側方から抜き差し自在に挿入可能とすると共に、移動輪に係止体を取り付けて、同係止体をサイドカバー体の係止孔に外側方から挿入・係止して、サイドカバー体に移動輪を着脱自在に取り付け可能としている。 【0015】 しかも、係止体を、係止孔に係止した姿勢と、同係止孔から係止解除した姿勢とに姿勢変更させる姿勢変更操作体を設けている。 【0016】 また、特徴的構造として、サイドカバー体の中心部に筒状の軸受体を設け、同軸受体を上記耕耘軸の端部に同軸的に取り付ける一方、耕耘爪の回動軌跡よりも大径に形成した移動輪の中心部に筒状の移動輪支軸を設け、同移動輪支軸の先端部を上記軸受体内に外側方から抜き差し自在に挿入可能とすると共に、両軸にそれぞれ半径方向にて内外側に符合する内外側係合・連結孔を形成して、両内外側係合・連結孔中に係合・連結体を挿入・係合させて、サイドカバー体に移動輪を着脱自在に取り付け可能としている。 【0017】 しかも、係合・連結体を、内外側係合・連結孔中に挿入・係合させた姿勢と、同内外側係合・連結孔から係合解除させた姿勢とに姿勢変更させる姿勢変更操作体を設けている。 【0018】 【実施例】 以下に、本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。 【0019】 図1及び図2に示すAは、本発明に係る管理機であり、同管理機Aは、機体フレーム1上にエンジンEを搭載し、同エンジンEに伝動ケース2を介して上下方向に伸延するミッションケース3を連動連結し、同ミッションケース3の上部にハンドル4の基端部を取り付ける一方、ミッションケース3の下部に左右方向に伸延する耕耘軸5を貫通状態に連動連結し、同耕耘軸5の外周面に耕耘爪としての内盛爪6と外盛爪7とを取り付けると共に、同耕耘軸5の左右外側端部にそれぞれパラボラアンテナ状に形成したサイドカバー体8,8を取り付けている。9は燃料タンク、10はロータリカバー、11は抵抗棒である。 【0020】 そして、上記したサイドカバー体8,8には、図1及び図2に示すように、内・外盛爪6,7の回動軌跡よりも大径に形成した移動輪12,12を、着脱手段13を介して着脱自在に取り付けている。 【0021】 以下に、図3〜図5を参照しながら第1実施例としての着脱手段13を説明し、その後に、図6〜図12を参照しながら第2実施例〜第4実施例としての着脱手段13について説明する。 【0022】 〔第1実施例としての着脱手段〕 第1実施例としての着脱手段13は、図3及び図4にも示すように、パラボラアンテナ状に形成したサイドカバー体8の中心部に筒状の軸受体20を直交状態に設け、同軸受体20を上記耕耘軸5の端部に同軸的に取り付けると共に、サイドカバー体8に複数(本実施例では二個)の係止孔21,21を軸受体20を中心とする点対称の位置に形成する一方、移動輪12の中心部に支軸取付体22を介して移動輪支軸23を取り付け、同移動輪支軸23を上記軸受体20に外側方から抜き差し自在に挿入可能とすると共に、移動輪12に姿勢変更操作体24を介して係止体25を取り付けて、同係止体25をサイドカバー体8の係止孔21,21に外側方から挿入・係止するように構成している。 【0023】 支軸取付体22は、図4及び図5に示すように、左右方向に軸線を向けた筒状取付片22aと、同筒状取付片22aの内外側端部にそれぞれ取り付けた内外側円板状取付片22b,22cとから形成している。 【0024】 そして、内側円板状取付片22bは、中心部に移動輪支軸23の中途部23bを挿通・支持するための支軸挿通孔26を形成すると共に、外周部に後述する上下部の係止片25a,25aを拡縮案内するための上下一対の内側切り欠き溝27,27を、支軸挿通孔26を中心とする点対称の位置に形成している。 【0025】 また、外側円板状取付片22cは、中心部に移動輪支軸23の基端部23aを挿通・支持するための基端部挿通孔28を形成すると共に、外周部に後述する上下部摺動片24a,24aを摺動案内するための上下一対の外側切り欠き溝29,29を、支軸挿通孔26を中心とする点対称の位置に形成している。 【0026】 ここで、内側切り欠き溝27の底部27aは、移動輪支軸23の周面から一定幅だけ離隔した位置に形成する一方、外側切り欠き溝29の底部29aは、移動輪支軸23の周面と面一となるように形成している。 【0027】 移動輪支軸23は、基端部23aを段付き小径に形成すると共に、同基端部23aの外径を前記外側円板状取付片22cの基端部挿通孔28中に挿通して固定する一方、中途部23bを前記内側円板状取付片22bの支軸挿通孔26中に挿通・支持させ、先端部23cを段付き小径に形成すると共に、同先端部23cの外径を筒状の軸受体20の内径と略同一径に形成している。 【0028】 このようにして、移動輪12の中心部に支軸取付体22を介して取り付けた移動輪支軸23の先端部23cを、軸受体20中に外側方から挿入することにより、同軸受体20の端面に先端部23cの段部端面23dを当接させて、同移動輪支軸23の内側方への移動を規制することができるようにしている。 【0029】 姿勢変更操作体24は、図4及び図5に示すように、外側切り欠き溝29の底部29a,29aと移動輪支軸23の周面に沿って軸線方向に摺動する上下部摺動片24a,24aと、両上下部摺動片24a,24aの外側端部同士を連結する連結片24bとから側面視コ字状に形成している。 【0030】 係止体25は、前記姿勢変更操作体24の上下部摺動片24a,24aの内側端部より延設して一体成形した上下一対の係止片25a,25aを具備しており、各係止片25a,25aは、先端係止本片25b,25bを内側切り欠き溝27,27を通して外方向へ突出させている。 【0031】 しかも、係止体25と姿勢変更操作体24は、弾性素材により一体成形して、各係止片25a,25aを先端係止本片25b,25bが移動輪支軸23側に近接する方向に弾性付勢している。 【0032】 このようにして、各係止片25a,25aは、その弾性付勢力により常時内側切り欠き溝27,27の底部27a,27aに圧接(押圧状態に当接)した状態となして、姿勢変更操作体24を内方向(内側円板状取付片22b側)に摺動操作すると、図4の一点鎖線で示すように、両係止片25a,25aが拡径する一方、姿勢変更操作体24を外方向(外側円板状取付片22c側)に摺動操作すると、図4の実線で示すように、両係止片25a,25aが縮径するようにしている。 【0033】 そして、姿勢変更操作体24を内方向に摺動操作して、同姿勢変更操作体24の連結片24bを移動輪支軸23の基端部23aの端面に当接させて状態にて、拡径した各係止片25a,25aの先端係止本片25b,25bが、サイドカバー体8に形成した係止孔21,21と符合するようにしている。 【0034】 従って、かかる状態にて移動輪支軸23の先端部23cを、軸受体20中に外側方から挿入して、同軸受体20の端面に先端部23cの段部端面23dを当接させると、サイドカバー体8の係止孔21,21中に各先端係止本片25b,25bが挿入された状態となる。 【0035】 そして、姿勢変更操作体24を外方向へ摺動操作すると、各係止片25a,25aが漸次縮径されて、先端係止本片25b,25bがサイドカバー体8の係止孔21,21に係止された状態となる。 【0036】 すなわち、姿勢変更操作体24の内方向への摺動操作により先端係止本片25b,25bを係止孔21,21に係止した姿勢(イ)となすことができると共に、同姿勢変更操作体24の外方向への摺動操作により先端係止本片25b,25bを係止孔21,21から係止解除した姿勢(ロ)となすことができる。 【0037】 また、本実施例では、外側円板状取付片22cに姿勢変更操作体24をロックするためのロック体30を設けており、同ロック体30は、外側円板状取付片22cに支持片30aを前後方向に軸線を向けたロック体支軸31を介して枢支し、同支持片30aの先端部にロック本片30bを取り付けて、同ロック本片30bを移動輪支軸23の基端部23aの端面と姿勢変更操作体24の連結片24bとの間に介在させたロック位置と、同ロック本片30bを移動輪支軸23の基端部23aの端面と姿勢変更操作体24の連結片24bとの間から離脱させたロック解除位置との間で進退・回動自在としている。 【0038】 そして、ロック本片30bの左右幅は、先端係止本片25b,25bを係止孔21,21に係止した姿勢(イ)での連結片24bと、移動輪支軸23の基端部23aの端面との間に形成される空間33の間隔と略同一となして、同ロック本片30bを空間33内に介在させることにより、姿勢変更操作体24をロック状態となすことができるようにしている。 【0039】 従って、サイドカバー体8に移動輪12を取り付けた状態を保持することができる。 【0040】 〔第2実施例としての着脱手段〕 第2実施例としての着脱手段13は、前記した第1実施例としての着脱手段13と基本的構造を同じくしているが、姿勢変更操作体24と係止体25の構成において大きく異なる。 【0041】 すなわち、姿勢変更操作体24は、図6及び図7に示すように、内外側円板状取付片22b,22cにそれぞれ形成した下部の内外側切り欠き溝27,29中に、左右方向に伸延する左右方向伸延片24cを貫通させ、同左右方向伸延片24cの内側端部より下方へ向けて伸延させて下方向伸延片24dを形成する一方、同左右方向伸延片24cの外側端部より上方へ向けて伸延させて上方向伸延片24eを形成すると共に、上部の外側切り欠き溝29に向けて伸延させて内方向伸延片24fを形成している。 【0042】 このようにして、下部の内外側切り欠き溝27,29の各底部27a,29a上にて左右方向伸延片24cを左右方向に摺動自在となし、下方向伸延片24dを外方向への抜け止め片として機能させる一方、上方向伸延片24eを内方向摺動規制片として機能させ、内方向伸延片24fを後述する係止片25aへの拡縮作用片として機能させるようにしている。 【0043】 ここで、本実施例に係る外側切り欠き溝29の底部29aは、移動輪支軸23の周面から一定幅だけ離隔した位置に形成しており、同底部29a上にて内方向伸延片24fが左右方向に摺動するようにしている。 【0044】 係止体25は、弾性素材により左右方向に伸延させて形成した係止片25aの基端部を、ビス32により移動輪支軸23の基部外周面に取り付けると共に、先端係止本片25bを上部の内側切り欠き溝27より外部に突出させている。 【0045】 しかも、係止片25aは、先端係止本片25bが移動輪支軸23の外周面から離隔する方向に弾性付勢している。 【0046】 このようにして、係止片25aは、図6に一点鎖線で示すように、その弾性付勢力により筒状取付片22aの内側縁部に圧接(押圧状態に当接)した状態となして、姿勢変更操作体24を内方向(内側円板状取付片22b側)に摺動操作すると、図6に実線で示すように、係止片25aが縮径する一方、姿勢変更操作体24を外方向(外側円板状取付片22c側)に摺動操作すると、係止片25aが拡径するようにしている。 【0047】 そして、姿勢変更操作体24を内方向に摺動操作して、同姿勢変更操作体24の上方向伸延片24eを移動輪支軸23の基端部23aの端面に当接させて状態にて、図7に一点鎖線で示すように、縮径した係止片25aの先端係止本片25bが、サイドカバー体8に形成した上部の係止孔21に符号するようにしている。 【0048】 従って、かかる状態にて移動輪支軸23の先端部23cを、軸受体20中に外側方から挿入して、同軸受体20の端面に先端部23cの段部端面23dを当接させると、図7に一点鎖線で示すように、サイドカバー体8の係止孔21,21中に各先端係止本片25b,25bが挿入された状態となる。 【0049】 そして、姿勢変更操作体24を外方向へ摺動操作すると、図7に実線で示すように、係止片25aがそれ自身の弾性付勢力により拡径して、先端係止本片25bがサイドカバー体8の係止孔21に係止された状態となる。 【0050】 すなわち、姿勢変更操作体24の外方向への摺動操作により先端係止本片25bを係止孔21に係止した姿勢(イ)となすことができると共に、同姿勢変更操作体24の内方向への摺動操作により先端係止本片25bを係止孔21から係止解除した姿勢(ロ)となすことができる。 【0051】 〔第3実施例としての着脱手段〕 第3実施例としての着脱手段13は、図8〜図10に示すように、パラボラアンテナ状に形成したサイドカバー体8の中心部に筒状の軸受体20を直交状態に設け、同軸受体20を上記耕耘軸5の端部に同軸的に取り付ける一方、移動輪12の中心部に支軸取付体22を介して移動輪支軸23を取り付け、同移動輪支軸23の先端部を上記軸受体20内に外側方から抜き差し自在に挿入可能とすると共に、両軸23,20にそれぞれ半径方向にて内外側に符合する内外側係合・連結孔40,41を形成して、両内外側係合・連結孔40,41中に姿勢変更操作体24を介して係合・連結体42を挿入・係合させるように構成している。 【0052】 支軸取付体22は、図8〜図10に示すように、左右方向に軸線を向けた筒状取付片22aと、同筒状取付片22aの内外側端部にそれぞれ取り付けた内外側円板状取付片22b,22cとから形成している。 【0053】 そして、内側円板状取付片22bは、中心部に移動輪支軸23の中途部23bを挿通・支持するための支軸挿通孔26を形成している。 【0054】 また、外側円板状取付片22cは、中心部に移動輪支軸23の基端部23aを挿通・支持するための基端部挿通孔28を形成している。 【0055】 移動輪支軸23は、左右方向に伸延する筒状に形成しており、基端部23aを段付き小径に形成すると共に、同基端部23aの外径を前記外側円板状取付片22cの基端部挿通孔28中に挿通して固定する一方、中途部23bを前記内側円板状取付片22bの支軸挿通孔26中に挿通・支持させ、先端部23cを段付き小径に形成すると共に、同先端部23cの外径を筒状の軸受体20の内径と略同一径に形成している。 【0056】 そして、先端部23cの中途上部に前記した内側係合・連結孔40を形成している。 【0057】 このようにして、移動輪12の中心部に支軸取付体22を介して取り付けた移動輪支軸23の先端部23cを、軸受体20中に外側方から挿入することにより、同軸受体20の端面に先端部23cの段部端面23dを当接させて、同移動輪支軸23の内側方への移動を規制することができるようにしており、同状態にて先端部23cに形成した内側係合・連結孔40と、軸受体20の中途部に形成した外側係合・連結孔41とを符合させることができるようにしている。 【0058】 姿勢変更操作体24は、左右方向に伸延する棒状に形成して、移動輪支軸23中に回動自在に挿通すると共に、基端部24gを移動輪支軸23の基端部よりも外側方へ突出させて回動操作用の抓み部となす一方、先端部24hを移動輪支軸23の先端部と面一となしている。 【0059】 しかも、姿勢変更操作体24の先端部で、かつ、前記した内外側係合・連結孔40,41に符合する外周面の位置に、偏芯したカム状溝43を周面に沿わせて形成し、同カム状溝43中に係合・連結体42を配置している。 【0060】 このようにして、姿勢変更操作体24をその軸線廻りに回動させることにより、係合・連結体42の上部を、図9に示すように、内外側係合・連結孔40,41中に挿入・係合させた姿勢(ハ)となすことができると共に、姿勢変更操作体24をその軸線廻りに上記とは反対方向に回動させることにより、係合・連結体42の上部を、図8に示すように、同内外側係合・連結孔40,41から係合解除させた姿勢(ニ)とに姿勢変更させることができるようにしている。 【0061】 また、本実施例では、外側円板状取付片22cに、姿勢変更操作体24の回動をロックするためのロック用係止ピン45を突設する一方、姿勢変更操作体24の基端部にロック用係止片46を設けてロック体30を構成しており、同ロック用係止片46をロック用係止ピン45に係止させることにより、姿勢変更操作体24の回動を規制することができるようにしている。 【0062】 このようにして、係合・連結体42を、図9に示すように、内外側係合・連結孔40,41中に挿入・係合させた姿勢(ハ)にて、ロック用係止片46をロック用係止ピン45に係止させることにより、姿勢変更操作体24をロック状態となすことができるようにしている。 【0063】 従って、サイドカバー体8に移動輪12を取り付けた状態を保持することができる。 【0064】 〔第4実施例としての着脱手段〕 第4実施例としての着脱手段13は、前記した第3実施例としての着脱手段13と基本的構造を同じくしているが、姿勢変更操作体24の構成において異なる。 【0065】 すなわち、姿勢変更操作体24は、図11及び図12に示すように、左右方向に伸延する棒状に形成して、移動輪支軸23中に進退摺動自在に挿通すると共に、基端部24gを移動輪支軸23の基端部よりも外側方へ突出させて摺動操作用の抓み部となす一方、先端部24hを移動輪支軸23の先端部と面一となしている。 【0066】 しかも、姿勢変更操作体24の先端部で、かつ、前記した内外側係合・連結孔40,41に符合する外周面の位置に、カム状凹部47を形成し、同カム状凹部47内に係合・連結体42を配置しており、同カム状凹部47には、係合・連結体42の上部を内外側係合・連結孔40,41中に挿入・係合させた姿勢(ロ)となす挿入・係合姿勢用凹部面47aと、係合・連結体42を内外側係合・連結孔40,41から係合解除させた姿勢(ニ)となす係合解除姿勢用凹部面47bと、両凹部面47a,47bを接続する接続傾斜面47cとを形成している。 【0067】 また、移動輪支軸23の内周面と姿勢変更操作体24の外周面との間にスプリング収容空間48を形成して、同スプリング収容空間48内に押圧スプリング49を収容して、同押圧スプリング49の弾性付勢力により姿勢変更操作体24を外側方へ押圧している。 【0068】 図11及び図12中、50は、移動輪支軸23と姿勢変更操作体24の基端部に横断貫通させた抜け止めピンであり、同抜け止めピン50は、姿勢変更操作体24の基端部に左右方向に伸延させて形成した長孔51を介して貫通させて、同長孔51の範囲内で姿勢変更操作体24を進退摺動させることができると共に、同姿勢変更操作体24が外側方への抜け落ちるのを防止することができるようにしている。 【0069】 このようにして、移動輪支軸23の基端部を把持して、同移動輪支軸23を押圧スプリング49の弾性付勢力に抗してその軸線方向に進出させるべく内側方へ摺動させることにより、係合・連結体42を、図11に示すように、カム状凹部47の係合解除姿勢用凹部面47bを介して内外側係合・連結孔40,41から係合解除させた姿勢(ニ)となすことができ、かかる状態にて、移動輪12の中心部に支軸取付体22を介して取り付けた移動輪支軸23の先端部23cを、軸受体20中に外側方から挿入して、同軸受体20の端面に先端部23cの段部端面23dを当接させることにより、同移動輪支軸23の内側方への移動を規制することができる。 【0070】 そして、かかる状態にて先端部23cに形成した内側係合・連結孔40と、軸受体20の中途部に形成した外側係合・連結孔41とが符合しており、同状態にて移動輪支軸23の基端部を把持している手を離すと、押圧スプリング49の弾性付勢力により姿勢変更操作体24がその軸線方向に後退摺動されて、係合・連結体42の上部を、図12に示すように、カム状凹部47の挿入・係合姿勢用凹部面47aを介して内外側係合・連結孔40,41中に挿入・係合させた姿勢(ハ)となすことができる。 【0071】 従って、サイドカバー体8に移動輪12を取り付けた状態を保持することができる。 【0072】 なお、上記のように第1実施例〜第4実施例に係る着脱手段13について、装着する手順について説明してきたが、離脱させる手順は、当然のこと装着する手順の反対の手順をたどればよい。 【0073】 【発明の効果】 (1)請求項1記載の本発明では、サイドカバー体の中心部に筒状の軸受体を設け、同軸受体を上記耕耘軸の端部に同軸的に取り付けると共に、サイドカバー体に係止孔を形成する一方、耕耘爪の回動軌跡よりも大径に形成した移動輪の中心部に移動輪支軸を設け、同移動輪支軸を上記軸受体に外側方から抜き差し自在に挿入可能とすると共に、移動輪に係止体を取り付けて、同係止体をサイドカバー体の係止孔に外側方から挿入・係止して、サイドカバー体に移動輪を着脱自在に取り付け可能としている。 【0074】 このようにして、移動輪の中心部に設けた移動輪支軸を、サイドカバー体の中心部に設けた軸受体に外側方から挿入すると共に、移動輪に取り付けた係止体をサイドカバー体に形成した係止孔に外側方から挿入・係止するだけで、同移動輪をサイドカバー体に取り付けることができるため、かかる移動輪の取付作業を目の弱った老人等でも楽に行うことができる。 【0075】 しかも、連結ピン等を使用しないために、かかる連結ピン等の管理を行う必要性がない。 【0076】 さらには、移動輪は、耕耘爪の回動軌跡よりも大径に形成して、サイドカバー体の中心部に取り付けているため、耕耘軸に耕耘爪と同軸的に取り付けることができて、ハンドルを少し持ち上げるだけで、耕耘爪を地面に干渉させることなく移動輪を転動させながら楽に移動させることができる。 【0077】 (2)請求項2記載の本発明では、係止体を、係止孔に係止した姿勢と、同係止孔から係止解除した姿勢とに姿勢変更させる姿勢変更操作体を設けている。 【0078】 このようにして、姿勢変更操作体を操作することにより、係止体を、係止孔に係止した姿勢と、同係止孔から係止解除した姿勢とに楽に姿勢変更させることができるため、移動輪をサイドカバー体に取り付ける作業をより一層楽に行うことができる。 【0079】 (3)請求項3記載の本発明では、サイドカバー体の中心部に筒状の軸受体を設け、同軸受体を上記耕耘軸の端部に同軸的に取り付ける一方、耕耘爪の回動軌跡よりも大径に形成した移動輪の中心部に筒状の移動輪支軸を設け、同移動輪支軸の先端部を上記軸受体内に外側方から抜き差し自在に挿入可能とすると共に、両軸にそれぞれ半径方向にて内外側に符合する内外側係合・連結孔を形成して、両内外側係合・連結孔中に係合・連結体を挿入・係合させて、サイドカバー体に移動輪を着脱自在に取り付け可能としている。 【0080】 このようにして、移動輪の中心部に設けた移動輪支軸の先端部を、サイドカバー体の中心部に設けた軸受体内に外側方から挿入すると共に、両軸にそれぞれ形成した内外側係合・連結孔を半径方向にて内外側に符合させ、両内外側係合・連結孔中に係合・連結体を挿入・係合させるだけで、移動輪をサイドカバー体に取り付けることができるため、かかる移動輪の取付作業を目の弱った老人等でも楽に行うことができる。 【0081】 しかも、連結ピン等を使用しないために、かかる連結ピン等の管理を行う必要性がない。 【0082】 さらには、移動輪は、耕耘爪の回動軌跡よりも大径に形成して、サイドカバー体の中心部に取り付けているため、耕耘軸に耕耘爪と同軸的に取り付けることができて、ハンドルを少し持ち上げるだけで、耕耘爪を地面に干渉させることなく移動輪を転動させながら楽に移動させることができる。 【0083】 (4)請求項4記載の本発明では、係合・連結体を、内外側係合・連結孔中に挿入・係合させた姿勢と、同内外側係合・連結孔から係合解除させた姿勢とに姿勢変更させる姿勢変更操作体を設けている。 【0084】 このようにして、姿勢変更操作体を操作することにより、係合・連結体を、内外側係合・連結孔中に挿入・係合させた姿勢と、同内外側係合・連結孔から係合解除させた姿勢とに楽に姿勢変更させることができるため、移動輪をサイドカバー体に取り付ける作業をより一層楽に行うことができる。 【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る管理機の側面図。 【図2】同管理機の正面図。 【図3】サイドカバー体の側面図。 【図4】第1実施例としての着脱手段の断面正面説明図。 【図5】同着脱手段の側面説明図。 【図6】第2実施例としての着脱手段の離脱状態での断面正面説明図。 【図7】同着脱手段の装着状態での断面正面説明図。 【図8】第3実施例としての着脱手段の離脱状態での断面正面説明図。 【図9】同着脱手段の装着状態での断面正面説明図。 【図10】同着脱手段の側面図。 【図11】第4実施例としての着脱手段の離脱状態での断面正面説明図。 【図12】同着脱手段の装着状態での断面正面図。 【符号の説明】 A 管理機 1 機体フレーム 2 伝動ケース 3 ミッションケース 4 ハンドル 5 耕耘軸
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006851 【氏名又は名称】ヤンマー農機株式会社 【住所又は居所】大阪府大阪市北区茶屋町1番32号
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| 【出願日】 |
平成15年2月20日(2003.2.20) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100080160 【弁理士】 【氏名又は名称】松尾 憲一郎
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| 【公開番号】 |
特開2004−248600(P2004−248600A) |
| 【公開日】 |
平成16年9月9日(2004.9.9) |
| 【出願番号】 |
特願2003−43342(P2003−43342) |
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