| 【発明の名称】 |
ロータリ耕耘装置の耕耘軸シール構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】大窪 晋 【住所又は居所】埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会社本田技術研究所内
【氏名】飯野 啓司 【住所又は居所】埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会社本田技術研究所内
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】耕耘軸シール構造のシールカバー手段12bは、耕耘筒72に取り付けた回転カバー部材101と、支持ケース12aに取り付けた固定カバー部材102とからなる。回転カバー部材101は、支持ケース12aに向かって拡径する雌円錐部を有す。固定カバー部材102は、雌円錐部105を囲う雄円錐部を有す。雌円錐部の外面に螺旋溝を形成した。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 支持ケースに軸受を介して耕耘軸を回転可能に支持させ、軸受に向かう異物を阻止するシール部材を前記軸受の外側にて、耕耘軸と支持ケースとの間に介在させ、シール部材に向かう異物を減少させるシールカバー手段を前記シール部材の外側にて、耕耘軸と支持ケースとの間に介在させたロータリ耕耘装置の耕耘軸シール構造であって、 前記シールカバー手段は、耕耘軸に取り付けた回転カバー部材と、支持ケースに取り付けた固定カバー部材とからなり、 前記回転カバー部材は、支持ケースに向かって拡径する雌円錐部を有し、前記固定カバー部材は、前記雌円錐部を囲う雄円錐部を有することを特徴とするロータリ耕耘装置の耕耘軸シール構造。 【請求項2】 前記耕耘軸を耕耘作業のために回したときに、前記雌円錐部に対応する雄側が拡径側から縮径側へ進む螺旋溝を雌円錐部の外面に形成したことを特徴とする請求項1記載のロータリ耕耘装置の耕耘軸シール構造。 【請求項3】 螺旋溝は、山頂部を鋭角に形成したことを特徴とする請求項2記載のロータリ耕耘装置の耕耘軸シール構造。 【請求項4】 前記雌円錐部と前記雄円錐部との間の間隔は、前記シール部材から遠ざかる方向に向かって狭くすることを特徴とする請求項2記載のロータリ耕耘装置の耕耘軸シール構造。 【請求項5】 前記雌円錐部は、外面と端面とでなすエッジ部を鋭角に形成したことを特徴とする請求項2、請求項3又は請求項4記載のロータリ耕耘装置の耕耘軸シール構造。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】 本発明は耕耘機に設けたロータリ耕耘装置の耕耘軸シール構造に関する。 【0002】 【従来の技術】 従来の耕耘機の耕耘軸シール構造は、耕耘軸に嵌合したオイルシールへ異物が侵入するのを阻止するカバーをオイルシールの前に配置した構造である(例えば、特許文献1参照。)。 【0003】 【特許文献1】 実開昭57−102902号公報 (第3−4頁、第2図) 【0004】 特許文献1を、図面を参照の上、詳しく説明する。 図8は従来のロータリ耕耘装置の耕耘爪軸軸支部構造の説明図である(特許文献1の第2図を写したもの。)。 従来の耕耘爪軸軸支部構造は、支持部材2(符号は同公報に記載されたものを流用した。以下同様。)にボールベアリング9およびシール部材5を介して耕耘爪軸4を取り付け、支持部材2の筒状部2aの筒状部端面12より内に耕耘爪軸4に取り付けたカバー1を配置することで、カバー1にワラ屑等が巻き付かないようにした。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】 上記図8の構造は、カバー1の端面11にワラ屑等が巻き付き難くなるが、ワラや草がカバー1の外周筒状部1aに達すると、外周筒状部1a上の移動は容易で、侵入しやすく、ワラや草を除去する頻度が高くなり、手間がかかる。 【0006】 そこで、本発明の目的は、支持ケースと耕耘軸との間に設けたシール部材に向けて草や土が侵入するのを抑制し、シール部材の耐久性の向上を図るロータリ耕耘装置の耕耘軸シール構造を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するために請求項1は、支持ケースに軸受を介して耕耘軸を回転可能に支持させ、軸受に向かう異物を阻止するシール部材を軸受の外側にて、耕耘軸と支持ケースとの間に介在させ、シール部材に向かう異物を減少させるシールカバー手段をシール部材の外側にて、耕耘軸と支持ケースとの間に介在させたロータリ耕耘装置の耕耘軸シール構造であって、シールカバー手段は、耕耘軸に取り付けた回転カバー部材と、支持ケースに取り付けた固定カバー部材とからなり、回転カバー部材は、支持ケースに向かって拡径する雌円錐部を有し、固定カバー部材は、雌円錐部を囲う雄円錐部を有することを特徴とする。 【0008】 支持ケースに向かって拡径する雌円錐部は、支持ケースに向かって次第に縮径する草の進行の障壁となり、草および草とともに巻き付いた土などの異物は侵入し難くなる。従って、シール部材に向けて草や土が侵入するのを抑制し、シール部材の耐久性の向上を図れる。 【0009】 請求項2では、耕耘軸を耕耘作業のために回したときに、雌円錐部に対応する雄側が拡径側から縮径側へ進む螺旋溝を雌円錐部の外面に形成したことを特徴とする。 【0010】 耕耘作業を行うと雌円錐部は回転し、同時に螺旋溝も回る。その結果、回転する螺旋溝によって雌円錐部の外面に達した草や土の排出を促すことができる。従って、よりシール部材の耐久性の向上を図れる。 【0011】 請求項3では、螺旋溝は、山頂部を鋭角に形成したことを特徴とする。 鋭角な山頂部によって、雌円錐部に巻き付いて締まる草を切断することができ、鋭角な山頂部は、雌円錐部に達した草や土の排出の円滑化を図ることができ、草の巻き付きを抑制する。 【0012】 請求項4では、雌円錐部と雄円錐部との間の間隔は、シール部材から遠ざかる方向に向かって狭くすることを特徴とする。 雌円錐部の外面に形成した螺旋溝の回転によってシール部材から遠ざかる方向に向かって戻された草は狭い所で圧縮作用を受けさらに切断される。その結果、草の巻き付きをより抑制し、草の侵入を抑制する。 【0013】 請求項5では、雌円錐部は、外面と端面とでなすエッジ部を鋭角に形成したことを特徴とする。 エッジ部を鋭角な形状にすることで、切れ刃とする。鋭角なエッジ部であればより確実に草を切断することができる。すなわち、山頂部で切断できなかった草を最終の端面の所で切断することができ、草の巻き付きをさらに抑制し、草の侵入を抑制する。 【0014】 【発明の実施の形態】 本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。 図1は本発明に係る耕耘軸シール構造を採用した歩行型ロータリ耕耘機の斜視図である。図右上の「左」「右」「上」「下」は作業者から見た方向、「前」は前進側、「後」はその逆側をいう。 【0015】 歩行型ロータリ耕耘機10(以下では単に「耕耘機10」と記す。)は、駆動源としてのエンジン11から動力伝達装置12を介して左右の走行車輪13,14(図3参照)およびこれらの走行車輪13,14の前方に配置した左右のロータリ耕耘装置15,16へ動力を伝達し、動力伝達装置12の後部に畝立て装置17(図2参照)などの作業装置を連結する構造を有した農業機械であり、ロータリ耕耘装置15,16で圃場を耕しながら、例えば畝立て装置17で畝を立てる。 【0016】 図2は本発明に係る耕耘機の側面図であり、耕耘機10はまた、機体の上部に配置したエンジン11と、このエンジン11の下部に図に示していないクラッチ(クラッチケース11a)を介して取り付けた動力伝達装置12と、この動力伝達装置12の前部に回転可能に取り付けたロータリ耕耘装置15,16と、動力伝達装置12の後部に左・右車軸13a,14a(図3参照)を介して回転可能に取り付けた走行車輪13,14と、動力伝達装置12の後部から後方斜め上方に延ばしたハンドル18と、動力伝達装置12の後端に取り付けた連結機構21とからなる。Gは走行面を示す。 【0017】 ここで、31は動力伝達装置12の前端部に上下に位置調整可能に取り付けた走行補助輪、32は動力伝達装置12およびロータリ耕耘装置15,16の上方を覆うフェンダ、33はエンジン11の上方を覆うエンジンカバー、34はエアクリーナ、35は燃料タンク給油口用キャップ、36は変速レバー、37はデフロック用レバー、38はクラッチレバー、41は連結機構21に連結した作業装置を跳ね上げるための跳ね上げレバー、42は連結機構21に連結した作業装置の沈み込み位置を調整する沈み込み位置調整レバーである。 【0018】 図3は本発明に係る耕耘機の平面図であり、耕耘機10は、ハンドル18の右側前部に、エンジン11を始動させるリコイルスタータ用ノブ51と、エンジン11の出力を調整するスロットルレバー52と、前述のデフロック用レバー37を配置し、ハンドル18の左側後部にエンジン11を停止させるエンジンスイッチ53を取り付け、ハンドル18の後部にクラッチレバー38を取り付け、動力伝達装置12(図1参照)の後部中央から後方へ変速レバー36を延ばし、連結機構21の後部左部から後方へ跳ね上げレバー41を延ばしたことを示す。 【0019】 図4は図2の4−4線断面図であり、ロータリ耕耘装置15および動力伝達装置12を示す。 動力伝達装置12は、支持ケース12aと、支持ケース12a内の第1チェーン61を介して駆動する中間伝動手段62(第1・第2鎖歯車63,64、第1歯車65,65、第2チェーン66)を有する。 【0020】 ロータリ耕耘装置15は、動力伝達装置12により回転する第1耕耘軸71と、動力伝達装置12により回転し且つ支持ケース12aと第1耕耘軸71との間に回転自在に嵌合した耕耘軸(第2耕耘軸)としての耕耘筒72と、耕耘筒72と支持ケース12aとの間に設けた耕耘軸シール構造のシールカバー手段12bと、第1耕耘軸71と耕耘筒72間に設けた軸シール構造73と、耕耘筒72に取り付けた内側耕耘爪74と、第1耕耘軸71に取り付けた外側耕耘爪75と、からなる。 【0021】 耕耘筒72は、支持ケース12aに軸受72aを介して取り付けた耕耘軸としての中空軸である。具体的には、内筒76に外筒77をボルト78で固定したもので、内筒76に設けた第2歯車81を介して内側耕耘爪74を走行車輪13(図1参照)の回転方向a(図1参照)と同じ回転方向b(図1参照)に回転させる。72bは軸受72aの外側(矢印▲1▼の方向)にて、耕耘筒(耕耘軸)72と支持ケース12aとの間に介在させたシール部材を示す。 【0022】 なお、第1耕耘軸71は中央の対称中心線87を中心にほぼ対称の形状であり、ロータリ耕耘装置16にも含まれる。 ロータリ耕耘装置16は、ロータリ耕耘装置15とほぼ同様であり、ロータリ耕耘装置16の説明を省略する。 【0023】 耕耘軸シール構造のシールカバー手段12bは、耕耘筒72に取り付けた回転カバー部材101と、支持ケース12aに取り付けた固定カバー部材102とからなることを特徴とする。次に詳細に説明する。 【0024】 図5は図4の5部詳細図であり、シールカバー手段12bの回転カバー部材101および固定カバー部材102を示す。 回転カバー部材101は、耕耘筒72の端に溶接で取り付けた円板部104と、この円板部104から連ねて支持ケース12aに向かって(矢印▲2▼の方向)拡径する雌円錐部105と、からなる。 【0025】 雌円錐部105は、拡径部107と、縮径部108とを有するとともに、拡径部107の直径をDa、縮径部108の直径をDs、雌円錐部105の中心角をθに設定したものである。 【0026】 固定カバー部材102は、支持ケース12aに取り付けた取り付け部111と、この取り付け部111から連ねて形成した回転カバー部材101の雌円錐部105を囲う雄円錐部112と、からなる。 【0027】 雌円錐部105と雄円錐部112との間の間隔は、シール部材72bから遠ざかる方向(矢印▲1▼の方向)に向かって狭くする。具体的には、雌円錐部105の拡径部107と雄円錐部112との間の隙間の寸法をSa、雌円錐部105の縮径部108と雄円錐部112との間の隙間の寸法をSs(Ss<Sa)とした。 【0028】 図6は本発明に係る回転カバー部材の正面図であり、回転カバー部材101の雌円錐部105を示す。 雌円錐部105はまた、外面114に螺旋溝116を形成したものである。 螺旋溝116は、耕耘筒(耕耘軸)72を耕耘作業のために回したときに、雌円錐部105に対応する雄側であるところの草や土などの異物が拡径部107側から縮径部108側へ進む(矢印▲1▼の方向)螺旋である。例えば、図1に示す耕耘機10のロータリ耕耘装置15側の内側耕耘爪74を回転方向bに回すと、異物は矢印左の方向に進む。一方、ロータリ耕耘装置16側では、異物は矢印右の方向に進む。 【0029】 螺旋溝116はまた、山頂部117を鋭角な角度θmに形成した溝である。角度θmは、例えば、60°に設定した。 螺旋溝116の山数や谷の径など螺旋溝の仕様は任意である。 【0030】 以上に述べたロータリ耕耘装置の耕耘軸シール構造の作用を次に説明する。 図1の耕耘機10で耕耘作業を行うと、ロータリ耕耘装置15,16の回転に伴いロータリ耕耘装置15,16に草とともに土などの異物が絡み付くため、図5に示す回転カバー部材101および固定カバー部材102を設けて、草や土が支持ケース12aと耕耘筒72との間に侵入するのを阻止する。具体的には、回転カバー部材101に絡み付いた草や土は、回転カバー部材101の雌円錐部105上を軸方向(矢印▲2▼の方向)に進み始めると同時に次第に締まる(径が小さくなる)ため、回転カバー部材101に雌円錐部105を形成すると、円錐によってシール部材72bに接近しつつ締まる草の移動抵抗は次第に大きくなり、草や土は侵入し難くなる。 【0031】 このように、耕耘軸シール構造のシールカバー手段12bでは、回転カバー部材101は、支持ケース12aに向かって拡径する雌円錐部105を有し、固定カバー部材102は、雌円錐部105を囲う雄円錐部112を有するので、支持ケース12aに向かって拡径する雌円錐部105は、支持ケース12aに向かって次第に縮径する草の進行の障壁となり、草および草とともに巻き付いた土は侵入し難くなる。従って、シール部材72bに向けて草や土が侵入するのを抑制することができ、シール部材72bの耐久性の向上を図ることができる。 【0032】 図6に示すシールカバー手段12bの回転カバー部材101の雌円錐部105に草や土が達すると、草や土は雌円錐部105の螺旋溝116の回転(回転方向b)により侵入方向とは逆方向に押される分力Fgを受け、外側に矢印▲5▼,▲5▼の如く送り出される。 【0033】 このように、耕耘軸シール構造のシールカバー手段12bでは、耕耘軸(耕耘筒72)を耕耘作業のために回したときに、雌円錐部105に対応する雄側(草や土)が拡径側から縮径側へ進む螺旋溝116を雌円錐部105の外面114に形成したので、回転する螺旋溝116によって雌円錐部105に達した草や土の排出を矢印▲5▼,▲5▼の如く促すことができる。従って、よりシール部材72bの耐久性の向上を図ることができる。 【0034】 螺旋溝116は、山頂部117を鋭角(例えば、60°)に形成したので、鋭角な山頂部117によって、雌円錐部105に巻き付いて締まる草を切断することができる。その結果、雌円錐部105に達した草や土の排出の円滑化を図ることができるとともに、草の巻き付きを抑制することができる。 【0035】 図5に示した通り、耕耘軸シール構造のシールカバー手段12bでは、雌円錐部105と雄円錐部112との間の間隔は、シール部材72bから遠ざかる方向に向かって狭くするので、螺旋溝116(図6参照)によってシール部材72bから遠ざかる方向(矢印▲1▼の方向)に向かって戻された草は狭い縮径部108の所で圧縮を受けさらに切断される。その結果、より草の巻き付きを抑制することができるとともに、草の侵入を抑制することができる。 【0036】 次に、本発明に係る耕耘軸シール構造の別実施の形態を示す。 図7は図6の別実施の形態図であり、上記図4〜図6に示す実施の形態と同様の構成については、同一符号を付し説明を省略する。 雌円錐部105Bは、外面114と端面121とでなすエッジ部122を鋭角な角度θeに形成した。角度θeは、例えば、60°である。 【0037】 エッジ部122を鋭角に形成することで、エッジ部122の全周を切れ刃とする。鋭角なエッジ部122を全周に形成すると、より確実に草を切断することができる。すなわち、山頂部117で切断できなかった草を最終の端面121の所で切断することができ、草の巻き付きをさらに抑制することができるとともに、草の侵入を抑制することができる。 【0038】 尚、本発明の実施の形態に示した螺旋溝と同様の螺旋溝を回転カバー部材101の円板部104の外面に形成することも可能である。具体的には、図5の回転カバー部材101の回転で異物を円板部104の中心側に導く螺旋溝を形成する。その結果、回転カバー部材101の円板部104の外面に付着した異物の進行を妨げることができる。 固定カバー部材は、支持ケースに取り付けた構成であるが、ほぼ同様の雄円錐部112を支持ケースに一体に形成することも可能である。 【0039】 【発明の効果】 本発明は上記構成により次の効果を発揮する。 請求項1では、シールカバー手段は、耕耘軸に取り付けた回転カバー部材と、支持ケースに取り付けた固定カバー部材とからなり、回転カバー部材は、支持ケースに向かって拡径する雌円錐部を有し、固定カバー部材は、雌円錐部を囲う雄円錐部を有するので、支持ケースに向かって拡径する雌円錐部は、支持ケースに向かって次第に縮径する草の進行の障壁となり、草および草とともに巻き付いた土は侵入し難くなる。従って、シール部材に向けて草や土が侵入するのを抑制することができ、シール部材の耐久性の向上を図ることができる。 【0040】 請求項2では、耕耘軸を耕耘作業のために回したときに、雌円錐部に対応する雄側が拡径側から縮径側へ進む螺旋溝を雌円錐部の外面に形成したので、回転する螺旋溝によって雌円錐部の外面に達した草や土の排出を促すことができる。従って、よりシール部材の耐久性の向上を図ることができる。 【0041】 請求項3では、螺旋溝は、山頂部を鋭角に形成したので、鋭角な山頂部によって、雌円錐部に巻き付いて締まる草を切断することができる。その結果、雌円錐部に達した草や土の排出の円滑化を図ることができるとともに、草の巻き付きを抑制することができる。 【0042】 請求項4では、雌円錐部と雄円錐部との間の間隔は、シール部材から遠ざかる方向に向かって狭くするので、螺旋溝によってシール部材から遠ざかる方向に向かって戻された草は狭い所で圧縮作用を受けさらに切断される。その結果、草の巻き付きをより抑制することができるとともに、草の侵入を抑制することができる。 【0043】 請求項5では、雌円錐部は、外面と端面とでなすエッジ部を鋭角に形成した形状なので、エッジ部は切れ刃となる。鋭角なエッジ部であればより確実に草を切断することができる。すなわち、山頂部で切断できなかった草を最終の端面の所で切断することができ、草の巻き付きをさらに抑制することができるとともに、草の侵入を抑制することができる。 【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る耕耘軸シール構造を採用した歩行型ロータリ耕耘機の斜視図 【図2】本発明に係る耕耘機の側面図 【図3】本発明に係る耕耘機の平面図 【図4】図2の4−4線断面図 【図5】図4の5部詳細図 【図6】本発明に係る回転カバー部材の正面図 【図7】図6の別実施の形態図 【図8】従来のロータリ耕耘装置の耕耘爪軸軸支部構造の説明図 【符号の説明】 10…歩行型ロータリ耕耘機、12a…支持ケース、12b…シールカバー手段、15…左のロータリ耕耘装置、16…右のロータリ耕耘装置、72…耕耘軸(耕耘筒)、72a…軸受、72b…シール部材、101…回転カバー部材、102…固定カバー部材、105…雌円錐部、112…雄円錐部、114…雌円錐部の外面、116…螺旋溝、117…山頂部、121…雌円錐部の端面、122…エッジ部、Da…拡径部の直径、Ds…縮径部の直径、θe…エッジ部の角度、θm…山頂部の角度。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005326 【氏名又は名称】本田技研工業株式会社 【住所又は居所】東京都港区南青山二丁目1番1号
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| 【出願日】 |
平成15年2月5日(2003.2.5) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100067356 【弁理士】 【氏名又は名称】下田 容一郎
【識別番号】100094020 【弁理士】 【氏名又は名称】田宮 寛祉
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| 【公開番号】 |
特開2004−236558(P2004−236558A) |
| 【公開日】 |
平成16年8月26日(2004.8.26) |
| 【出願番号】 |
特願2003−28143(P2003−28143) |
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