| 【発明の名称】 |
歩行型農作業機用畝立て機 |
| 【発明者】 |
【氏名】山崎 信男 【住所又は居所】埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会社本田技術研究所内
|
| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】畝立て機22に、左右の畝成形板81,87に重ねて取付けた上部板72と、この上部板72を押え付けるために上部板72に取付けた押え部材73とを備え、この押え部材73で上部板72を平面状又は曲面状に弾性変形させるようにした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 機体側に支持部材を介して左右対称にそれぞれ畝成形板を取付けた歩行型農作業機用畝立て機において、 この畝立て機は、左右の前記畝成形板に重ねて取付けた上部板と、この上部板を押え付けるために上部板に取付けた押え部材とを備え、この押え部材で前記上部板を平面状又は曲面状に弾性変形させるようにしたことを特徴とする歩行型農作業機の畝立て機。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】 本発明は、歩行型農作業機の後部に連結する畝立て機に関する。 【0002】 【従来の技術】 歩行型農作業機用畝立て機としては、ドーム状の畝成形部を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。 【0003】 【特許文献1】 実公昭51−8817号公報(第1−2頁、第2図) 【0004】 特許文献1の第2図を以下の図13で説明する。なお、符号は振り直した。 図13は従来の歩行型農作業機用畝立て機の斜視図であり、畝立て機としての培土装置200は、前部土受部201及びこの前部受部201の後部に設けた半ドーム状の成形部202からなる培土器203と、前部土受部204及びこの前部土受部204の後部に設けた半ドーム状の成形部205からなる培土器206とを左右に合わせてドーム状に形成し、成形部202の上部に設けた外筒207に成形部205の上部に設けた外筒208を挿入し、この外筒208を耕耘機側に固定する。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】 上記の培土装置200は、左右対称な培土器203,206によって端よりも中央が次第に高くなる丸畝を形成するものである。また、畝立て機として、上面が平坦な平畝を形成するものが知られている。 例えば、作物に応じて丸畝と平畝との両方を形成する場合は、上記した丸畝成形専用の培土装置200と、平畝成形専用の畝立て機とを準備しなければならない。これでは、費用も嵩み、大きな保管場所を必要とする。また、丸畝成形専用の培土装置200と平畝成形専用の畝立て機を耕耘機に付け替える場合、これらの重量が大きければ、着脱に手間取る。 【0006】 そこで、本発明の目的は、平畝と丸畝とを1台で形成でき、しかも、それらの切替が容易な歩行型農作業機用畝立て機を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するために請求項1は、機体側に支持部材を介して左右対称にそれぞれ畝成形板を取付けた歩行型農作業機用畝立て機において、この畝立て機に、左右の畝成形板に重ねて取付けた上部板と、この上部板を押え付けるために上部板に取付けた押え部材とを備え、この押え部材で上部板を平面状又は曲面状に弾性変形させるようにしたことを特徴とする。 【0008】 上部板を押え部材で平面状に弾性変形させることで平畝を形成し、上部板を押え部材で曲面状に弾性変形させることで丸畝を形成することができて、一台の畝立て機で2種の畝を形成することができる。また、平畝成形と丸畝成形との切替も押え部材によって容易に行うことができる。従って、従来のような平畝成形専用の畝立て機と丸畝成形専用の畝立て機との両方を準備する必要がなく、また、平畝成形専用畝立て機と丸畝成形専用畝立て機の農作業機への付け替えの手間を省くことができ、畝立て機の使い勝手を向上させることができる。 【0009】 【発明の実施の形態】 本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。 図1は本発明に係る畝立て機を連結する歩行型農作業機の斜視図であり、歩行型農作業機10(以下では単に「農作業機10」と記す。)は、エンジン11から動力伝達装置12を介して左右の走行車輪13,14(手前側の符号13のみ示す。)及びこれらの走行車輪13,14の前方に配置した左右の耕耘装置15、16へ動力を伝達し、動力伝達装置12の後部に畝立て機等の作業装置を連結する構造を有する農業機械であり、耕耘装置15,16で圃場を耕しながら、例えば畝立て機で畝を立てる。 【0010】 図2は本発明に係る農作業機及び畝立て機の側面図であり、農作業機10は、機体の上部に配置したエンジン11と、このエンジン11の下部にクラッチ(不図示。17はクラッチを収納するクラッチケースである。)を介して取付けた動力伝達装置12と、この動力伝達装置12の前部に左右の耕耘軸15a,16a(手前側の符号15aのみ示す。)を介して回転可能に取付けた耕耘装置15,16と、動力伝達装置12の後部に左車軸13a及び右車軸14a(不図示)を介して回転可能に取付けた走行車輪13,14と、動力伝達装置12の後部から後方斜め上方に延ばしたハンドル18と、動力伝達装置12の後端に取付けた連結機構21とからなり、連結機構21に作業装置としての畝立て機22を連結したものである。 【0011】 ここで、31は動力伝達装置12の前端部に上下に位置調整可能に取付けた走行補助輪、32は動力伝達装置12及び耕耘装置14,15の上方を覆うフェンダ、33はエンジン11の上方を覆うエンジンカバー、34はエアクリーナ、35は燃料タンク給油口用キャップ、36は変速レバー、37はデフロック用レバー、38はクラッチレバー、41は連結機構21に連結した作業装置を跳ね上げるための跳ね上げレバー、42は連結機構21に連結した作業装置の沈み込み位置を調整する沈み込み位置調整レバーである。 【0012】 図3は本発明に係る農作業機及び畝立て機の平面図であり、農作業機10は、ハンドル18の右側前部に、エンジン11を始動させるリコイルスタータ用ノブ51と、エンジン11の出力を調整するスロットルレバー52と、前述のデフロック用レバー37とを配置し、ハンドル18の左側後部にエンジン11を停止させるエンジンスイッチ53を取付け、ハンドル18の後部にクラッチレバー38を取付け、動力伝達装置12(図1参照)の後部中央から後方へ変速レバー36を延ばし、連結機構21の後部右部から後方へ跳ね上げレバー41を延ばしたことを示す。 【0013】 図4は本発明に係る畝立て機の平面図であり、畝立て機22は、農作業機10(図3参照)側に支持部材としての支持バー61介して、畝を成形するための畝成形本体62を連結したものである。 【0014】 支持バー61は、左右方向に延びるバー本体64と、このバー本体64の中央から前方に延ばした前方延出部65と、この前方延出部65から上方に延ばした丸軸とした連結ロッド66とからなる。 【0015】 畝成形本体62は、左右に設けた畝成形部材68,71と、これらの畝成形部材68,71に重ねた弾性材製の上部板72と、この上部板72を押えるために上部板72に更に重ねた押え部材73と、畝成形部材68,71に上部板72及び押え部材73を取付けるための帯板74、ボルト75…(…は複数個を示す。以下同じ。)及び蝶ナット76…とからなる。 【0016】 畝成形部材68は、支持バー61の一端部から後方斜め左方に延ばすとともに後部を下方に延ばしたアーム部材78と、このアーム部材78の後部に取付けた畝成形板81と、この畝成形板81の側部に取付けた側板82とからなる。 【0017】 アーム部材78は、バー本体64の一端部に嵌めるとともに図示せぬボルトで固定した角パイプ部材83と、この角パイプ部材83に取付けたL字状アーム84とからなる。 畝成形板81は、土を内側に寄せて盛り上げる部材であり、左側ほど前方に突出するほぼ円弧状(平面視)とし、弾性材製のものである。 【0018】 畝成形部材71は、畝成形部材68と左右対称な部材であり、支持バー61の他端部から後方斜め右方に延ばすとともに後部を下方に延ばしたアーム部材86と、このアーム部材86の後部に取付けた畝成形板87と、この畝成形板87の側部に取付けた側板87とからなる。 【0019】 アーム部材86は、バー本体64の他端部に嵌めるとともに図示せぬボルトで固定した角パイプ部材91と、この角パイプ部材91に取付けたL字状アーム92とからなる。 【0020】 畝成形板87は、土を内側に寄せて盛り上げる部材であり、右側ほど前方に突出するほぼ円弧状(平面視)とし、弾性材製のものである。 畝成形部材81,87は、平面視では両方で後方に凸に湾曲させた部材となる。 【0021】 帯板74は、ボルト75,75を貫通させるための長穴74a,74aを備え、これらの長穴74a,74aによって左右の畝成形部材68,71の間隔の調整を可能とする。 【0022】 図5は本発明に係る畝立て機の側面図である。 連結ロッド66は、ピン挿入穴94を開けた部材であり、この連結ロッド66を連結機構21(図3参照)に設けたU字状の連結受け部21a(図3参照)に下から挿入し、連結受け部21aに開けた貫通穴(不図示)とピン挿入穴94とに連結ピン95(図3参照)を通し、連結ピン95の先端に抜け止め用ピン96(図2参照)を挿入する。 上記した連結受け部21aの貫通穴又はピン挿入穴94(あるいは連結受け部21aの貫通穴及びピン挿入穴94)は、図3において、農作業機10に対して畝立て機22が連結ロッド66を中心にして左右に振れるように、連結ピン95に対して隙間を設けた部分である。 【0023】 図6は本発明に係る畝立て機の背面図であり、左右の畝成形板81,87に上部板72を重ね、この上部板72に帯板74を重ね、畝成形板81,87に取付けたボルト75,75を上部板72及び帯板74に貫通させるとともにこれらのボルト75,75にそれぞれ蝶ナット76をねじ込んで左右の畝成形板81,87に上部板72を取付け、上部板72に取付けたボルト75を押え部材73のプレート部102及び帯板74に貫通させるとともにボルト75に蝶ナット76をねじ込んで上部板72に押え部材73を取付けたことを示す。 【0024】 側板82,88は、畝成型中の畝立て機22の前方への進行を安定させる部材である。 押え部材73は、前述のプレート部102と、このプレート部102の一端に取付けたストレートバー107と、プレート部102の他端に取付けた湾曲バー108とからなる。なお、73aは押え部材73をプレート部102の長手方向に移動できるようにプレート部102に設けた長穴である。 【0025】 図7は本発明に係る畝立て機の底面図であり、支持バー61のバー本体64は、アーム部材78,86の角パイプ部材83,91をボルト111,111で取付けたものであり、角パイプ部材83,91は、ボルト111,111を緩めることでバー本体64に対してスライドさせることができ、左右の畝成形板81,87の間隔を調整することができて、成形する畝の幅を自由に変更することができる。 【0026】 畝成形板81,87は、それぞれ内側から切れ込み81a,87aを入れた弾性部材であり、切れ込み81a,87aを入れることで畝成形板81,87の内側部81b,81c,87b,87cは低剛性とし、畝成形板81,87の外側部81d,87dは内側部81b,81c,87b,87cよりも高剛性とする。 【0027】 上部板72も弾性部材であり、この上部板72と畝成形板81,87とを共に弾性部材とすることで、図6に戻って、押え部材73のストレートバー107で上部板72及び畝成形板81,87を押え付けることにより、上部板72及び畝成形板81,87を平面状に変形させ、湾曲バー108で上部板72及び畝成形板81,87を押え付けることにより、上部板72及び畝成形板81,87を上に凸に湾曲する曲面状に変形させる。 【0028】 上部板72及び畝成形板81,87が平面状に変形すれば、これらの下端が直線状になり、上部が平坦な平畝が出来る。 上部板72及び畝成形板81,87が上に凸に湾曲する曲面状に変形すれば、これらの下端が上に凸に湾曲した形状になり、両端より中央が高く盛り上がった丸畝が出来る。 図7において、113,114は、それぞれ畝成形部材68,71に設けた底板であり、土壌上又は土壌中を滑り易くするための部材である。 【0029】 図8(a),(b)は本発明に係る畝立て機の第1作用図であり、畝の成形要領を説明する。 (a)において、畝立て機22に設けた押え部材73を、ストレートバー107が上部板72の下端を押え付けるように取付けた状態で、農作業機(不図示)により畝立て機22を前方(白抜き矢印方向)へ牽引すると、下端が直線状に弾性変形した上部板72によって、平畝117を形成することができる。このとき、畝成形板81,87の斜辺81e,87eも直線状に弾性変形するため、畝117の側部117a,117bも平面状に形成できる。なお、118,118は土を掻き分けてできた溝である。 【0030】 (b)において、(a)の状態から押え部材73を上下逆転させて湾曲バー108で上部板72のほぼ中央を押え付けるように取付けた状態で、農作業機により畝立て機22を前方(白抜き矢印方向)へ牽引すると、下端が上に凸に湾曲する曲線状に弾性変形した上部板72及び斜辺81e,87eが曲線状に弾性変形した畝成形板81,87によって、丸畝121を形成することができる。 【0031】 以上の図2、図3及び図8で説明したように、本発明は、動力伝達装置12側に支持バー61を介して左右対称にそれぞれ畝成形板81,87を取付けた歩行型農作業機10用の畝立て機22において、この畝立て機22に、左右の畝成形板81,87に重ねて取付けた上部板72と、この上部板72を押え付けるために上部板72に取付けた押え部材73とを備え、この押え部材73で上部板72を平面状又は曲面状に弾性変形させるようにしたことを特徴とする。 【0032】 上部板72を押え部材73で平面状に弾性変形させることで平畝117を形成し、上部板72を押え部材73で曲面状に弾性変形させることで丸畝121を形成することができて、一台の畝立て機22で2種の畝を形成することができる。従って、従来のような平畝成形専用の畝立て機及び丸畝成形専用の畝立て機の両方を準備するというようなことが本発明では必要がなく、また、平畝成形専用畝立て機と丸畝成形専用畝立て機の農作業機10への付け替えの手間を省くことができ、更に、平畝成形と丸畝成形との切替を、押え部材73の上下を逆転させて取付けるだけで行えるから畝立て機22の使い勝手を向上させることができる。 【0033】 例えば、平畝成形用として下端を直線状にした上部板と、丸畝成形用として湾曲させた上部板との両方を準備し、これらの上部板を付け替えることも考えられるが、これでは、使用していない上部板を紛失したり、置き忘れることもあり得る。本発明では、押え部材73は、常に畝立て機22に取り付けてあるため、上記した心配はない。 【0034】 図9は本発明に係る畝立て機の第2作用図であり、畝立て機の進行方向の自動修正について、模式的に表した畝立て機の平面図で説明する。 まず、農作業機(不図示)で畝立て機を牽引中に、畝立て機が農作業機の進行方向(白抜き矢印方向である。)に対して角度θだけ傾いたとする。このときの畝立て機を、説明の都合上、畝立て機22Aとする。 このとき、畝立て機22Aの左右の畝成形板81,87には、土壌が抵抗となって後向きの外力Fがそれぞれ発生する。 【0035】 畝成形板81,87の外力Fの作用点をそれぞれ124,125とすると、各作用点124,125から畝立て機22Aの連結ロッド66の軸心までの、進行方向に対して直交する方向の距離はそれぞれD1,D2となり、D1>D2となる。このように、距離D1と距離D2とに差が生じたのは、連結ロッド66よりも後方に畝成形板81,87を設けたことで、畝立て機22Aが角度θだけ傾いたことにより、作用点124,125の中間点126が連結ロッド66に対して左側に距離DFだけ移動したからである。 【0036】 上記の連結ロッド66回りの畝成形板81に生じるモーメントM1はM1=F・D1となり、連結ロッド66回りの畝成形板87に生じるモーメントM2はM2=F・D2となって、M1>M2となる。これによって、畝立て機22Aは連結ロッド66を中心として反時計回りに回転する。 【0037】 この結果として進行方向が修正された畝立て機を畝立て機22Bとして示す。畝立て機22Bでは、畝成形板81,87の外力Fの各作用点124,125から連結ロッド66の軸心までの、進行方向に対して直交する方向の距離はそれぞれD3,D4となり、D3=D4となる。従って、連結ロッド66回りの畝成形板81に生じるモーメントM3はM3=F・D3となり、連結ロッド66回りの畝成形板87に生じるモーメントM4はM4=F・D4となって、M1=M2となる。これによって、畝立て機22Bは左右に揺動せず、農作業機と同じ方向(白抜き矢印方向である。)に向いて進行する。 【0038】 以上に述べた畝立て機22を内畝成形用から外畝成形用に組み直す要領を以下の図10及び図11で説明する。 図10(a),(b)は本発明に係る畝立て機の作用を示す第3作用図であり、畝立て機22の背面図で説明する。 (a)において、左右2個の蝶ナット76,76を緩め、帯板74、押え部材73及び上部板72を一体的に外す。この状態を(b)に示す。支持バー61の左右に畝成形部材68,71を取付けた状態である。 (b)において、次に、支持バー61のバー本体64に角パイプ部材83,91を止めているボルト111,111を緩める。 【0039】 図11(a)〜(c)は本発明に係る畝立て機の作用を示す第4作用図であり、畝立て機22の背面図で説明する。 (a)において、図11(b)に引き続いて、バー本体64から角パイプ部材83,91を引き抜いて、支持バー61から畝成形部材68,71を分離し、畝成形部材68,71の左右を入れ替え、(b)において、バー本体64に取付ける。即ち、畝成形部材68の角パイプ部材83をバー本体64に右側から嵌合させ、畝成形部材71の角パイプ部材91をバー本体64に左側から嵌合させ、(c)に示すように、畝成形部材68,71の各側板82,88をバー本体64の中央で合わせ、角パイプ部材83,91をバー本体64にボルト111,111で固定する。これで、畝立て機の組み直しが完了する。組み直した畝立て機を畝立て機22Cとする。 【0040】 次に、図10及び図11で組み直した畝立て機22Cによる畝成形について説明する。 図12は本発明に係る畝立て機の作用を示す第5作用図である。 まず、農作業機(不図示)で畝立て機22Cを白抜き矢印▲1▼の向きに牽引して、溝127と、丸畝の片側である半丸畝128(図中の想像線の左側である。)を形成する。 【0041】 次に、畝立て機22CをUターンさせ、半丸畝128の右側方を半丸畝128に沿って白抜き矢印▲2▼の向きに進行させ、溝131と、丸畝の片側である半丸畝132(図中の想像線の右側である。)と、半丸畝133とを形成し、半丸畝128及び半丸畝132からなる丸畝134を形成する。更に、畝立て機22Cを、半丸畝133の右側方を半丸畝133に沿って手前側に進行させれば、別の丸畝ができる。 【0042】 【発明の効果】 本発明は上記構成により次の効果を発揮する。 請求項1の歩行型農作業機用畝立て機は、左右の畝成形板に重ねて取付けた上部板と、この上部板を押え付けるために上部板に取付けた押え部材とを備え、この押え部材で上部板を平面状又は曲面状に弾性変形させるようにしたので、上部板を押え部材で平面状に弾性変形させることで平畝を形成し、上部板を押え部材で曲面状に弾性変形させることで丸畝を形成することができて、一台の畝立て機で2種の畝を形成することができる。また、平畝成形と丸畝成形との切替も押え部材によって容易に行うことができる。従って、従来のような平畝成形専用の畝立て機と丸畝成形専用の畝立て機との両方を準備する必要がなく、また、平畝成形専用畝立て機と丸畝成形専用畝立て機の農作業機への付け替えの手間を省くことができ、畝立て機の使い勝手を向上させることができる。 【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る畝立て機を連結する歩行型農作業機の斜視図 【図2】本発明に係る農作業機及び畝立て機の側面図 【図3】本発明に係る農作業機及び畝立て機の平面図 【図4】本発明に係る畝立て機の平面図 【図5】本発明に係る畝立て機の側面図 【図6】本発明に係る畝立て機の背面図 【図7】本発明に係る畝立て機の底面図 【図8】本発明に係る畝立て機の第1作用図 【図9】本発明に係る畝立て機の第2作用図 【図10】本発明に係る畝立て機の作用を示す第3作用図 【図11】本発明に係る畝立て機の作用を示す第4作用図 【図12】本発明に係る畝立て機の作用を示す第5作用図 【図13】従来の歩行型農作業機用畝立て機の斜視図 【符号の説明】 10…歩行型農作業機、12…機体(動力伝達装置)、22,22A,22B,22C…畝立て機、61…支持部材(支持バー)、72…上部板、73…押え部材、81,87…畝成形板。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000005326 【氏名又は名称】本田技研工業株式会社 【住所又は居所】東京都港区南青山二丁目1番1号
|
| 【出願日】 |
平成15年1月14日(2003.1.14) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100067356 【弁理士】 【氏名又は名称】下田 容一郎
【識別番号】100094020 【弁理士】 【氏名又は名称】田宮 寛祉
|
| 【公開番号】 |
特開2004−215569(P2004−215569A) |
| 【公開日】 |
平成16年8月5日(2004.8.5) |
| 【出願番号】 |
特願2003−6374(P2003−6374) |
|